10/28(土) 日を追うごとに秋色が濃くなっていく。長良川から夏の喧騒は消え去り、川は澄んだ空の下を滔々と流れている。あれだけ賑やかだった長い瀬にも人影はな…
第7話 「福手作のミニチュアあまご竿」「郡上魚籠」、「虫入れ」、「郡上タモ」が揃うと、どうしても「郡上竿」が欲しくなる。しかし、器用貧乏を自称する私でも「竹竿…
第6話 「福作と河童の虫入れ」郡上では、餌箱のことを「虫入れ」と呼ぶ。材料としては竹製と桐製などがあり、プラスチック製全盛の現在でも郡上の釣具店では普通に…
第5話 「嶋魚籠写し」次は、郡上魚籠の中でも一番有名な「嶋魚籠」の再現。特徴は、なんといっても肩から真っ直ぐに立ち上がったその広い口。全国的には、この形が郡…
第4話 「郷戸魚籠写し」まずは、益田君の師匠で最後の郡上魚籠職人だった故「郷戸進氏」の魚籠を再現した。「郷戸魚籠」の特徴的なのは、この形。胴から台形になるよう…
第3話 「ミニチュアの郡上魚籠作りへの挑戦」何年もずっと温めてきたミニチュア魚籠作りの構想も、なかなか踏ん切りがつかないままだったが、昨年あることが切っ掛けで…
第2話 「細山長司のミニチュア郡上魚籠」以前、友人宅で(故)細山長司氏が作った郡上魚籠のミニチュアを見たことがあった。細山氏は郡上釣りに憧れ、本流釣りを極め…
第1話 「魚籠収集収集癖と幼少の記憶」私の竹竿と魚籠の収集癖も末期的になってきて、、いよいよ家族も私を哀れんだ目で見るようになった。自分でも悩んでいるが、どう…
地方魚籠の話4 「飛騨魚籠」全国的に有名な郡上魚籠の影でほとんど知られていないが、岐阜県には「飛騨魚籠」というもうひとつの魚籠があった。それは、益田川(飛…
地方魚籠の話3「奥多摩魚籠」これは関東の奥多摩地区で使われていたという「奥多摩魚籠」である。私はその地に足を運んだことはないが、以前に釣り雑誌でそんな魚籠があ…
地方魚籠の話2「甲州魚籠」岐阜と同じように海のない山梨県に伝わるのが「甲州魚籠」である。またの名を「甲斐魚籠」とも呼ばれていた。郡上魚籠と同じような腰板がある…
地方魚籠の話1「はじめに」暇な鮎釣りのオフシーズン。コタツに入りながら、また、誰も見向きもしないような古い魚籠の話でもしましょうか(笑) 魚籠(びく)は、字の…
生きていました(笑)9月末から急性の胃炎で釣りどころではなく、ブログも休んでました。少し痩せてしまいましたが、無事元気になりました。このまま終わってしまうと心…
釣っても釣っても増えない日9/11(土)は久々の長良川中央釣行。まだ水位は高いが、もう我慢できない。2週間以上ずっと高水が続いていたから、荒瀬の流心は誰も触っ…
引き水時の難しさ8/27土曜日は、長良川中央の水位も少しずつ下がってギリギリなんとかできるかどうか。実際に行ってみると、やってできない水位じゃない。昼頃には更…
郡上白鳥から八幡へ今週末もまた増水。8/20土曜日は仕方なく郡上白鳥へ。今年ほど、長良川の上流に逃げて釣ってばかりいる年は記憶にない。水量の多い本流での立ちこ…
またまた増水3日しかない盆休みの初日13日は台風8号で自宅軟禁。長良川の長良川の水位も高い。2日目14日も雨予報だが、どこかできるところはないかと探しながら国…
急増水から危機一髪今日はいい水位になったので、長良川中央の御神手洗(オミタラシ)に釣行した。しかし、車内で聞いた早朝のラジオでは、大垣・揖斐で大雨警報が出てい…
引き水なのに難しい・・・8/05土曜日は、夕方から荘川の知人の別荘でBBQパーティー。行く途中の国道156号から見える長良川中央エリアは、増水と濁りで数日間は…
死んだ親指の爪今週、長良川本流の水位はまた増水したが、私の釣行を待っているかのように少しずつ下がり始めていた。そして土曜日、やっと本流の芯に竿が届くかどうかの…
いざ、処女地へ半月以上も高水が続いていた長良川中央管内。もちろん漁協のHPにも本流の釣果情報は無い。でも、昨年も7月の終わりに良い思いをしているから、今年もそ…
接待鮎釣り飲食接待とか接待ゴルフとかはよく聞くが、「接待鮎釣り」というものを知っているだろうか?私は、シーズン中に1、2回これをしなくてはならない。東京からの…
長良川本流もようやく先週末は仕事で釣行できず、2週間ぶりの長良川。美並の集荷所の福手さんから「特大」を揃えてほしいとお願いされていた。今年は本流鮎の育ちが遅く…
郡上大和でリベンジ土曜日は、先週のリベンジをするために美並の本流で竿を出そうと早朝から出陣するが、長良川本流は見事に濁っていた。あちゃー!それでも強引に竿を出…
激渋の郡上で撃沈 6/18・19は、懲りずに友人と郡上へ。早朝から釣り人は多い。水は渇水で、私が好きな瀬は干上がってチャラ瀬になってしまっている(涙)仕方がな…
2022年の長良川鮎釣りスタート長い間ブログを休んでおりまして申し訳ございません。コロナ禍の中、思うところあって情報に振り回されない日々を過ごしておりました(…
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10/28(土) 日を追うごとに秋色が濃くなっていく。長良川から夏の喧騒は消え去り、川は澄んだ空の下を滔々と流れている。あれだけ賑やかだった長い瀬にも人影はな…
10/22(日) 天気はいい。しかし、鮎釣りの道具はもう片付けた。何でもいいから釣りしたい・・・そうだ。久しぶりにハゼ釣りにでも行こうか。潮を調べてみると小潮…
葛の葉の隙間からのぞいたミゾソバの花とツユムシ 気づけば夏が終わっていた。うだるような日差しの中で、嬉々として流れに浸かり鮎を追いかけていた日々。寝ても覚め…
私の友釣りは、追い気のある鮎を掛ける釣りだ。追わない鮎を引っ掛けるのは友釣りではないと思っている。だから、必然的に追う鮎が居なくなると納竿するしかないのだ。 …
9/23(土)赤い彼岸花には「あきらめ」という花言葉があるらしい。たしかに、ちょうど鮎が追わなくなる時期に咲く花である。しかし、この日は引水どきの絶好のチャン…
季節はうつろう。「夢のような夏」がいつまでも続かないことは分かっていたつもりだった。気付けば日暮れは早くなり、稲穂は首を垂れ始めている。否が応でも、長良川の鮎…
9/10(日)前日の土曜日は、鮎釣りに行きたかったが接待ゴルフ。ド下手なので、いっぱい打っていっぱい走った。それも、初めて1.5ラウンドも回ったのだ。もう、足…
今年の長良川中央は難しい・・・(毎年同じようなことを言っているような気がするなぁ)天然鮎の習性、川の癖、季節や水量で日々刻々と変化する状況が分からないとツ抜け…
8/26(土)今日は前回とはまた別の客人の接待。毎年、年に一回だけ岐阜に鮎釣りにいらっしゃる。今年でかれこれ10回目くらいだろうか。いつもは長良川に連れていく…
8/11(金)暑い、暑い、暑い・・・あつい、あつい、あつい・・・熱い、熱い、熱い・・・だったら、クーラーのきいた涼しい部屋で寝とれっ!だが、それでも川に行かな…
8/5(土)この週末も長良中央。今回の土日の釣果は30匹なのだ。どうしても30匹にしなくてはいけない。厳しい絶対命令なのだ。 早朝、到着すると空にはまだ明るい…
7/29(土)さて、今週末はどこに行こう・・・釣れないのに人だらけの郡上は嫌だ。どうせ釣れないなら、長良中央でも一緒だ。今年は中央本流で釣れたという話をまった…
この土日は、毎年恒例となった(なってしまった)接待釣りの日。過去の接待で長良川の鮎釣りの虜になってしまった客人が、梅雨明けを待ちわび、期待に胸を膨らませ、東京…
7/16日(日)日曜日は用事があって、午前9時半過ぎから郡上の白鳥で鮎釣り。奥美濃の山々は先日の大雨で多くの水を含んでいるのか、長良川もなかなか水位が落ちない…
7/8(土) 梅雨末期の豪雨予想の週末、土曜日だけは釣りができるだろうか?夜明け前、刻々と変わる雨雲レーダーと水位データーを気にしながら長良川へ向かう。長良川…
6/24(土)この日は、ゆっくり自宅を出てから美並の福手さんのところに寄って情報収集。聞くところによると、美並エリアもさっぱり釣れていないとのこと。仕方なく、…
6/17(土)どうしても今年の長良中央の本流が気になっていた。漁協のHPでもオトリ屋でも何の情報も無いが、解禁から釣れた年もあった(過去形)から、自分の竿で聞…
6月10日(土)待ちに待った今年の初めての鮎釣り。先日の増水でも垢が残っていると思われる白鳥地区へ。川を見ると確かに垢は残っているが石色が明るくない。どこを見…
2023長良川季節(とき)はめぐりまた夏が来てあの日と同じ流れの岸・・・あの人はもう・・・ 2023年6月1日 長良川中央解禁2023年6月3日 長良川郡上解…
第7話 「福手作のミニチュアあまご竿」「郡上魚籠」、「虫入れ」、「郡上タモ」が揃うと、どうしても「郡上竿」が欲しくなる。しかし、器用貧乏を自称する私でも「竹竿…
第7話 「福手作のミニチュアあまご竿」「郡上魚籠」、「虫入れ」、「郡上タモ」が揃うと、どうしても「郡上竿」が欲しくなる。しかし、器用貧乏を自称する私でも「竹竿…
第6話 「福作と河童の虫入れ」郡上では、餌箱のことを「虫入れ」と呼ぶ。材料としては竹製と桐製などがあり、プラスチック製全盛の現在でも郡上の釣具店では普通に…
第5話 「嶋魚籠写し」次は、郡上魚籠の中でも一番有名な「嶋魚籠」の再現。特徴は、なんといっても肩から真っ直ぐに立ち上がったその広い口。全国的には、この形が郡…
第4話 「郷戸魚籠写し」まずは、益田君の師匠で最後の郡上魚籠職人だった故「郷戸進氏」の魚籠を再現した。「郷戸魚籠」の特徴的なのは、この形。胴から台形になるよう…
第3話 「ミニチュアの郡上魚籠作りへの挑戦」何年もずっと温めてきたミニチュア魚籠作りの構想も、なかなか踏ん切りがつかないままだったが、昨年あることが切っ掛けで…
第2話 「細山長司のミニチュア郡上魚籠」以前、友人宅で(故)細山長司氏が作った郡上魚籠のミニチュアを見たことがあった。細山氏は郡上釣りに憧れ、本流釣りを極め…
第1話 「魚籠収集収集癖と幼少の記憶」私の竹竿と魚籠の収集癖も末期的になってきて、、いよいよ家族も私を哀れんだ目で見るようになった。自分でも悩んでいるが、どう…
地方魚籠の話4 「飛騨魚籠」全国的に有名な郡上魚籠の影でほとんど知られていないが、岐阜県には「飛騨魚籠」というもうひとつの魚籠があった。それは、益田川(飛…
地方魚籠の話3「奥多摩魚籠」これは関東の奥多摩地区で使われていたという「奥多摩魚籠」である。私はその地に足を運んだことはないが、以前に釣り雑誌でそんな魚籠があ…
地方魚籠の話2「甲州魚籠」岐阜と同じように海のない山梨県に伝わるのが「甲州魚籠」である。またの名を「甲斐魚籠」とも呼ばれていた。郡上魚籠と同じような腰板がある…
地方魚籠の話1「はじめに」暇な鮎釣りのオフシーズン。コタツに入りながら、また、誰も見向きもしないような古い魚籠の話でもしましょうか(笑) 魚籠(びく)は、字の…