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神奈川の田舎寺の僧侶が、日頃の出来事をつれづれなるままに綴った日記ブログです。

主催者は、親鸞の教えに生きる平凡な僧侶。日常の出来事や、ニュース、ご門徒とのコミュニケーションで見えてきたことなどを、筆に(キーボードに)まかせて綴った随筆ブログです。  楽しく、時にはうーんと唸りながら読んでいただけたらと思います。

ゐなかの念仏者
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住所
神奈川県
出身
三重県
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2016/03/13

  • まるで子どものけんかのような張り合いを繰り返す世界

    ・・・よろずやは雑貨や生活用品を扱う店 都市郊外のその地は開発がまだ進んでおらず のどかな田舎の雰囲気が残っていただからお客は地元の農家の人たち 主人とはまったくの顔なじみだ  この街に鉄道の駅を造るという計画

  • ぼくの手につぶされた 一匹の蚊

    寝ている自分に蚊が飛んでくる夜中 起きて蚊取り線香を焚く 昼間の疲れの中に寝入るぼくに その安眠をさまたげる蚊ほど煩わしいものはなく 起きて明かりをつけ 部屋の中を見回す修羅の形相のぼくがいる&nbs

  • どんどん数が増えている子ども食堂に思う

    地域のこどもに安価で食事を提供する子ども食堂 現時点で 全国に7万か所以上開設されているという  子どもの貧困率が6人に1人といわれるこの国 10年ほど前に子ども貧困対策法が施行され その後 社会的に

  • たくさんの道 でもぼくが歩めるのはその中のひとつ

    7月に入り 夏休みが近い  海に山に 楽しい旅行を計画! どこへいこうか 海なんかいいかもしれない そうだ ネットで検索してみよう! さっそくスマホで「神奈川の海 旅館」を検索する

  • 虫のいいはなし なのに人間はそれに引っかかる

    人間って 安易な道に落ちやすい ここちよく 耳あたりがいい世界 得する 儲かる 自分が守られる そんな世界に  狡猾に 老獪に世を渡ろうとする者は そういう人間の弱さに たくみに取

  • 鶏は古代 神聖な動物(聖禽)だった

    以前 伊勢神宮に行ったら 境内で鶏が飼われていた 神官の方にうかがうと 鶏は神の使いとされ「神鶏」と呼ばれているという 日本の神話に出てくる神様って大体 使いとしての動物(神使)をもつ(よく知られているのは稲荷神の狐だが

  • 近いものを限りなく遠くさせているぼくらのエゴ

    答えは目の前にある すなおになればいい それだけのこと なのに どうして人間って意地を張るのだろうか 人の親切を歓べず すなおにそれを受け止められない  答えは 道は 目の前にある 

  • 「完成され過ぎていること」の息苦しさ

    ・・・彼はその日 普通に目が覚めた 「おはようございます お食事になさいますか? それともお散歩で?」 そう 仕事に追われる彼は家事をまかなうために一人の年老いた給仕人をやとったのだった 普段は6時に起きて 自

  • 失ってはじめてわかる 普通にあるものの有り難さ

    先日 歯医者に行って歯を抜いてもらった 虫歯の歯 ちゃんと磨いてるつもりなのだけれど 歯と歯の間に歯垢がたまりそれが虫歯を引き起こす 虫歯って なんてやっかいなんだって思う  歯を抜いて感じ

  • ささいなことで腹を立てる自分って・・・

    ふとしたささいなことで機嫌が悪くなる週半ばの朝 忙しいと人は心をうしない 何事にもつっけんどんになる 人の好意もやさしいことばも受け入れられず耳に入らず ちょっとした過失をも荒立てて指摘し 責め立ててしまう自分

  • 万事が「自作自演」の世の中

    「自作自演」ということ  治療のために病気を煽る医療者必要のないのに説明もなく悪くない歯を抜かれた 逮捕のために犯罪を「造る」検察検挙率をあげるためにうその「証拠」も平気ででっちあげる スクープネタの

  • 耳かきのし過ぎは 耳によくない・・・?

    どうでもいいことだけど ぼくは2週間に一回ほど耳の掃除をする 耳かきで中の垢を掻き出すのだ 一通り掻き終えて 最後に凡天と呼ばれるあのふさふさで耳の中をさっとなでる瞬間の心地よさは何とも言えない 心までリフレッ

  • 管理のために 麻酔なしの歯やくちばしの切断がされる日本の畜舎

    狭い環境に閉じ込められると 人間って殺伐とした気持ちになり攻撃的になる 監獄に閉じ込められた人は ちょっとした物音とか食事の時に立てる音でけんかが起きるという普段 おとなしい人でも そういう環境になると攻撃的な気持ちが引き出されて

  • 大工さんのかんな

    今日はどんよりした曇り空 ようやく梅雨のこの時季らしい陽気になってきた 昨日の関東の梅雨入り宣言 一方 沖縄などでは梅雨明けになっているのに 日本は広いなぁって思ってしまう 雨が降らなければ

  • 「親の意見となすの花」のことわざに ふと思った

    外は雨が降っている 雨はいやだが ようやくこの時季らしくなったしっとりとした雰囲気に今日は部屋でゆったりした一日をすごそうかと思う私であった このところカラカラでしなびそうになっていたアジサイが この雨で息を吹き返す同じ

  • 先入観ということ・・・

    朝が早くなった 4時前から明るくなる 明日は夏至だ 夏至の前後は一年でもっとも昼間の時間 つまり日照時間が長いといわれる  夏至って 暦の上からは夏の真ん中に位置する  夏って太陽

  • ぼくらにとって「終活」って何なんだろう・・・(´・ω・`)

    「終活」 そんなことばが使われるようになって久しい 高齢化が進む現在 残りの人生をどう生き どう終えていくかって深刻な問題 そこで よりよい人生の幕の引き方を考え 取り組み 準備していこうというのがその趣旨&n

  • 油断していたら一年はあっという間に過ぎていく

    なかなか梅雨に入らない そんな中今朝は雨模様 一気に筒入りとなるか 梅雨か・・・ ぼくにとっては晴れていると寺の作業が進められるし お参りの人たちとのコミュニケーションが楽しめる でも 農家

  • 宝ものの古いキーホルダー

    ぼくは比較的物持ちがいい方なのだろうか 家や車のカギを一つにまとめられる鍵かけの着いたキーホルダーを使っている だいぶ古い革製のキーホルダー時々クリームをつけて磨いたりしている結構傷んできてはいるが いまでもちゃんと使え

  • 動物たちの生命は彼ら自身のもの 人間のものなんかじゃない

    ぼくたちは地球に生き さまざまな動物たちと共生している 彼らは時にぼくらのこころをなごませ ぼくらの衣食をまかなうために犠牲になり また時にぼくらの健康維持のための実験台になってくれたりする・・・  動物と一口

  • 本堂の礎石を穿つ雨だれ・・・(´・ω・`)

    晴天が続く 例年なら梅雨の時季なのに 梅雨入りはまだ時々 思い出したように降る雨 この時季は 空気がきれいだ雨粒が大気の塵を洗い流してくれるのだろう 陽ざしが白い そういえば あと一週間ほどで夏至陽ざ

  • 60過ぎたら特急列車・・・

    6月も半ば 例年ならすでに梅雨のさ中なのだけれど 今年はどうしたんだろう いまだに関東は梅雨入りしていない今日は14日だが 一週間後の21日は夏至 年間で一番昼間の時間が長い日意識の上では ついこの間年が明け 年始に走り

  • 同じ毎日 でも一日一日が新鮮だ

    昨日の夜からどんよりした空模様 一部の地域では梅雨入りしたとか これからうっとうしい じめじめの季節に入る  ぼくは毎朝4時くらいに目が覚めるが(歳をとると目が覚めるのが早くなるよね・・・(^^;))

  • 漢字について 改めて思った

    ぼくらは日常 漢字を使う 漢字って 日本だけじゃない 発祥の地中国はもちろん 台湾 韓国 シンガポールなど(中国本土はは簡略化した漢字を現在は使っているよね) このほか 北朝鮮やベトナムなど かつて漢字が使われ

  • よい問いは よい未来を開く

    夏至が近くなったためか 明るくなるのが早くなる 4時過ぎると 部屋の中で本が読めるぐらい 外は曇っている でも 明るくなる少し前から 鳥たちの声が聞こえ始める 彼らは早起き そして何よりも 時計を持つ

  • ふと 海に思いをいだいた・・・

    今日は朝からどんよりして時々雨のぱらつく神奈川だ墓地の草も6月に入ってから一層伸び具合がよくなって ぱらつく雨の中 午前中は除草作業をする作業を終わってラジオをかけたら 沖縄の海のことをやっていた何の気なしに聞いていたら ふと海が見たい気分

  • どこまでも人間目線で 人間に都合のいい「動物愛護」

    近くのスーパーに食材の買い出しに行く 店を入ってすぐの所に「ビーフ味」とか「クリーミーな味わい」などと書かれた袋が置いてあり その隣に缶詰が並んでいる 見るとそれなりの値段 最初 人間向けの食材かなと思ったでも

  • コンビニのトイレを借りる時 いつも思うこと

    コンビニでお手洗いを借りる そんな時 いつも目にするのが 「きれいに使ってくださり ありがとうございます」 という掲示 おもしろいやり方だなっていつも思う 感心しながらね  きれい

  • 体験をいかに伝えるか そんなことが考えられるべき時期に来ている

    おいしさ 楽しさ 感銘・・・ ぼくらは生きる中で様々な刺激を受けている ウキウキする瞬間 落ち込んでどうにもならない瞬間怒りに自分を見失う瞬間・・・ みんなみんなそれ自体が私 一こま一こまが冒険であり

  • つまらぬ意地が 目の前のことを遠く遠くにさせていく

    朝 ささいなことで老坊守とけんかをする 自分でもつまらないなと思うことで意地を張る きっかけはほんの小さな意識の食い違い でも 双方が意地を張り合い心を閉ざし合う中で 両者の距離ってどんどん大きくなっていく&n

  • 究極のやわらかさは 究極の強さ・・・

    お寺はこれからが雑草との闘いの時季になる「雑草のくせ者ベスト3」は ドクダミ スギナ そしてヤブカラシだドクダミやスギナって地面に広く根を張るだから、表面の茎だけ抜いても、すぐまた生えてくる地面を掘って根を断ち切らないといけないんだけれど

  • 孤独に取り残され死んでいくこと

    人間って生きる意欲が落ちてくると 身の周りのことに心が向かなくなってくる 身の周りの整理とか 世の中のことへの関心とかが薄れ自己肯定感が落ちてくる そんなことがいわれる  ちょっと古いデータになるが

  • 「逆」ということ

    一方通行の道 それを逆走する事故ってある最近 とくに高齢ドライバーによって起こされることが しばしば報道される 一方通行の道路でも とくに高速道路などでは危ない 100キロ近くでびゅんびゅん走っている そんな道に反対方向

  • 文化って 時に残酷さの感覚をマヒさせる

    以前秩父に行った時 みやげ物屋に立ち寄ったら イナゴの佃煮がパックに入って売られていた 地の人は昔から イナゴをこうして食べるらしい イナゴは田の稲を荒らす「害虫」 でも それを食べるのにはぼくはいささか抵抗感

  • 6月の大地には 歓喜があふれている・・・(*´ω`*)

    今日から6月 年が明けてはや5か月がすぎ あと1か月で今年も半分が経過したことになる 時間の速さをしきりに感じるこのごろだ 今日はどんより曇っていて 時折雨のぱらつく天気でも しっとり湿った空気の中に濃さを増し

  • 野山の自然は こんなに美しいのに・・・(´・ω・`)

    ちょっぴり肌寒さを感じる 心地よい朝明日から6月 その6月が終わればもう一年の折り返し地点だ 6月は自然が美しい季節 衣替えがあり 梅雨入りがあり アジサイにかたつむりが這うそんな 野山の緑が ひときわ映える季節&nbs

  • 自分の限界をわきまえるって すべての基本だ

    高齢者の事故 しかも悲惨な事故が このところ多いように思う ブレーキとアクセルを踏み間違えたり 高速を逆走したり それが大惨事につながり 多くの若い命が奪われてゆく悲しい事故  認知機能の衰え&nbs

  • 暑さも小休止の潤いの雨・・・

    譬如日光覆雲霧 雲霧之下明無闇 獲信見敬大慶歓 即横超截五悪趣 (「正信偈」)   たとえ日を雲や霧が覆うことがあっても/ 雲霧の下は決して暗くならぬ そのように/ 信心をいただきほとけの光を敬い大きに歓べば/ そのま

  • 大海の水とコップの水

    いろんな苦しいことがあった時 ぼくらは沈みこむ さまざまな楽しいことに遇った時 ぼくらは舞い上がる 深い感銘の中でぼくらは涙することもあり いろんな道理に合わぬ事に対し はらわたが煮えくり返るほど腹を立てる&n

  • 「劇の配役」 この世ってつまりそういうものだ・・・

    すべてのいのちってどこかでつながっている そうお釋迦さまはいわれる  ぼくのいのちも これを今読んでくださっているあなたの生命も いつかどこかで出遇っている その縁があるから あなたはこうしてぼくの駄

  • 卵の殻にカルシウムを奪われ 骨折に苦しむ鶏たち・・・

    最近のお年寄りは骨が弱く ちょっと転んだだけで骨折される方が多いと聞く 骨粗しょう症とくに50歳以上の女性の三人に一人がこれにかかっているという 閉経によるエストロゲンの低下で 骨の新陳代謝のバランスが崩れ骨密度が低下す

  • 晴れもあり 曇りも雨もある それがいい・・・(*^。^*)

    朝からどんより曇っている土曜の朝 こんな日はどことなく気持が沈む でも 心が外に向かないだけ自分自身に心が向けやすい そんな日ともいえる  天気には晴れがあり 雨があり 曇りがあり はたまた雪の季節も

  • 長い闇も 破れるのは一瞬だ

    何気ない出来事 なのにとても新鮮な感銘を受けることってある 長い間一つの環境にいてそこを基盤に生活をしていると いつの間にか生活がパターン化し 見る光景というのがお決まりのものになり潤いがなくなっていく だから

  • 自然って不思議だーッ・・・(*‘ω‘ *)!!

    ラジオを聴いていた  植物のことをやっている 自然って不思議 そして 自然ってじつによくできているそんなことをふと感じ ふと感銘を受け ふと驚かされる 植物って 自分で栄養を作っている植物って 自分で種の保存(

  • 「エスニック」な社会になりつつある日本

    一昨日 本堂での法事の時 アメリカ人と思われる男性が施主と一緒にお参りされていた 娘さんの結婚相手だという 読経が終りご法話が終わって 彼は私の所に来て「あれはなんですか?」と本堂の佛具を指さして「きれいですね」とたとた

  • 田植えの光景って いいなぁ・・・(^◇^)

    ぼくがいるお寺は 神奈川の農村周囲は赤土の高台だ だから農地といえば畑 そう 大根や芋を栽培する乾いた耕作地  でも そこを一歩出ると 広大なる水田を目にすることができる  先日京都に行った

  • お寺で生活させてもらっているということ・・・(*´ω`)

    寺って結構ひまなようで忙しい 普通の会社みたいに何時から何時までという拘束はないし もちろん通勤地獄なんていうのもない お客からクレームがついたり 年中ストレスに追い回されるってこともない 基本的に  

  • ことばを発せられぬ者には尊厳・権利はないのだろうか・・・?

    人間って ことばをもち自分の存在を主張できる者には「権利」を認めるが それのできない者の「権利」を無視したがる傾向がある そんなことをぼくは思う いじめなどでも はっきりいじめを告発できる者はやられないが それができぬお

  • ねこの「メタボ」・・・(=^・^=)

    このところ初夏の暑さが続くが 朝はしんみりと肌寒ささえ感じる陽気だお寺にはねこがいるねこのことは何回か書いたけど どっぷり太った三毛だそのようなことで いつのころからかぼくは彼を「メタボ」という愛称(?)で呼び始めたそれが定着してしまったよ

  • 異なる者を「異常」「病気」として排除する社会って・・・

    5月も半ばを過ぎた 雨が降り 風がそよぐ そうすると その風に乗って若葉の新鮮な匂いが鼻を撫でる そんな季節の至福感をぜいたくに味わうぼく・ゐなかの念佛者だった・・・   各各安立 &nbs

  • 芭蕉が『奥の細道』の旅に出た日

    ゴールデンウィークも過ぎ 季節はひと落ち着き そろそろ 南の島では 梅雨入りが始まっている様子 夏は楽しみ けれど その前に 鬱陶しい梅雨がある 夏はストレートにはやってこないのだ・・・(´

  • 雨どいに自生するぺんぺん草・・・(´・ω・`)

    昨日は朝から屋根の掃除をした うちの寺は境内に樹木が多く だから屋根の雨どいに落葉がたまるこれから梅雨の時季に入るとそれが詰まって厄介なことになる だから今のうちに掃除しておくのだ  一年たつとずいぶ

  • 日本人って いつもしんどそうな顏をしている

    日本人って みんなしんどそうな顔をしている・・・ そう感じたのはぼくが大学時代 東京都内の地下鉄で通学を始めるようになってから もう四半世紀以上も前のことだ  朝の通勤の満員電車 シートに掛

  • ものを大切にいたわるこころ・・・

    関西の田舎の方では ものに「〜さん」をつける風習というか 習慣が かなり最近まであったおかゆのことを「おかゆさん」 いものことを「おいもさん」 豆を「お豆さん」 おはぎを「おはぎさん」という感じでね関東の人にはうっとうしいかもしれないけど

  • 「畜生」と「衆生」の間にあるものとは・・・

    生きとし生ける者は 「衆生」 いのちは「畜生」じゃない 畜生は三悪道 三悪道って実体のあるものじゃない 人間以外の動物の呼称じゃない あさましい 自分本位な生きざまであるなら 人間もまた畜生

  • 葬儀の簡素化の中で 坊さんの存在感ってますます薄れている

    今日は 珍しく法事が五件ある午前10時から始まって 終わるのが午後3時 法事で疲れを感じること そんなことがなくなって もうどれくらいになるだろう それくらい ここ数年 法事を勤めるお宅が 少なくなった・・・&

  • あさって5月12日は 母の日だ

    あさって12日は母の日だ母の日って世界中で祝われているけど その祝う日って国によってまちまちらしい韓国では 5月8日に「両親の日」として祝う サウジアラビアとかシリアのようなイスラムの国では 3月の21日 春分に祝うそうだ日本では

  • 腹が減ったから食事を摂る? ほんとうにそうだろうか

    人間って 腹が減ったから食事をするのではない 今朝 朝食を食べ損ねたぼくはそんなことを思った   テレビのCM  日常生活のスケジュール  街で見かける看板・・・  ぼく

  • 幼児に刃物を持たせるような

    通販がさかんである。ぼくはラジオをよく聴くが ラジオのどの局でも通販ってやっている ラジオというメディアが顧客獲得に有利なのか 最近はとくにラジオ通販の特集を組んでいる局なんかもあるぼくはテレビを見ないが テレビでも同じだろうラジ

  • それぞれがそれぞれのまま光るということ

    アスペルガー症候群ってある発達障がいのひとつで 社会性のとぼしさとか こだわりの強さといった特徴をもつ。たとえば 周囲が忙しくしているのに自分だけ帰ってしまったり ことばの含みがわからず文字通りに受け止めてしまったり 大切とも思われない行動

  • 初夏の夜に星空を眺めた子どものころの思い出

    5月に入り 夜の気温も温かくなってきた元来が寒がりのぼくにとってはありがたいことだこれからは気温がどんどん上がっていく「温かい」から「熱い」になり 来月下旬あたりからそろそろ寝苦しい夜が到来し始めるのかなって思ういずれにしても今が一番過ごし

  • 肉のため殺される動物たちの実情を知るのは ぼくらの責任だ

    子どもたちのお菓子を買いに行った  原材料を見ると チキンエキスとか 鶏肉そのものを使用しているものがずいぶんあった 日本では日常鶏肉が頻繁に食べられる 鶏肉が入っていないおかず・弁当を探す方がむつか

  • 明日は立夏 暦について思った・・・(´・ω・`)

    昨日は強い風が吹き 境内の木の葉が一気に落ちた 今日は 午前中2件のご法事があり それに先立って朝早々落ち葉の片づけ うっすら汗をかくそういえば 明日5日の子どもの日は立夏 暦の上の夏のはじまりだ・・・暦って

  • 今年で施行77年目になる日本国憲法

    平和と安全と水は ただみたいなもの 日本人は戦後80年ほど ずっとそんな「常識」に浸りきってきていた でも その平和も安全も自明のことでもなく 何の努力なく得られることでもなく つねにこころを向け 意識し ブラ

  • 墓地の草陰にひっそり立つお地蔵さん

    5月に入り 草がのび始めたスギナ ドクダミ それにヤブカラシなどのつる草系は生命力が強い 取っても取っても生えてくる共同墓地の草を取っていたら 草むらの中に古いお地蔵さんが立っていた 風雨に晒されて風化がひどく 読み取り

  • 食って何だろう・・・? 考えてみた

    私は食べることが好きだというか 食べることがきらいな人っていないだろう 健康な普通の人であれば・・・根を詰める仕事をして 気が付くとお昼空腹であった自分に気づくその時の食事って最高にうまい食欲って 仕事の充足感と比例するものなんだよね人は食

  • 死語になりつつある 「さようなら」

    「さようなら」ということばが死語になりつつある そんなことが 以前の新聞に出ていた産経新聞社が大阪市内で街頭インタビューをした所 20〜70代の男女30人中 21人(約7割)が「さようなら」を使わないとの回答だったという年代別では

  • 今日は昭和の日 「昭和」って何だろう・・・?

    場所の「ふるさと感」というのがある でも 時間にもまた 「ふるさと感」というのがあるのではないか そんなことを ふと思う瞬間がある  現実に疲れ ふっと段ボールの底から「発掘」した古いアルバム&nbs

  • 産卵の効を上げるための 10日間もの絶食 強制換羽

    ぼくは30代のころ 大学や専門学校の非常勤講師を掛け持ちでやっていた 忙しくて昼食がとる時間はほとんどなく 朝から夜遅くまでぎっしり授業をしなければならないこともあった 夏の暑い時季は体力の消耗が激しく ある7月初めのこ

  • 送られてきた同窓会通知

    今日から ゴールデンウィークに入る 今年は 今日を含めた29日までの三日間と 来月3日から6日までの四日間と ふたつのかたまりになる そのかたまりの間の三日を有給などで休暇をとれば 何と十連休になるのだ &nb

  • ネットやSNSって もろ刃の剣だ

    ぼくらの生活って インターネットやSNSなどの情報を通して とても便利になった ここ数年 にわかに さまざまな生活情報が ここにいながらにして瞬時にわかるそして 自分の思いや意見が それらを通して瞬時に 世界に発信できる

  • プライドが人を孤立させるっていうこと

    男って助けを求めるのが下手 近頃 そんなことをよく感じる月参りでお伺いするお宅 最近は高齢者の一人住まいのお宅が増えた独居世帯のほとんどが女性である 何年か前に夫に先立たれて・・・ というケースが多い。彼女たち

  • ことばを超えて「伝わる」ということ・・・

    先日 こころのゆとりが「伝染」するということを書いたら 何人かの方からメールをいただいた自分も実感として受け止められるという内容だ さまざまな生活の中での体験が語られ 読んでいて刺激をいただいたそんな中で 改めて「伝わる」というこ

  • 「くさとり」の「く(苦)」をぬけば 「さとり」になる・・・

    北海道でソメイヨシノが咲いた そんなニュースがネットに出ていた 関東より1か月ほど遅い「春の訪れ」だ春って 何となく気持ちが開放的になる 冬の間は出不精だった私も 今の時期ちょっと近くの公園に行ってみようかなという気分に

  • 便利と不便ってつながっているんじゃないか・・・(´・ω・`)

    ぼくは基本的に 法事のお参りは自転車を使うことにしているぼくのいるお寺は 神奈川の農村部 昔ながらのご門徒は ほぼ寺から半径3キロぐらいの円の中に収まるだから ほぼ自転車でも十分行ける距離なのだ 自転車は快適 (#^.^

  • いのちのリアリティー

    かなり以前のことだが 秋田県内のある小学校で児童が育てた鶏を解体して食材にするという授業が 保護者の反対で中止になるというできごとがあった このような試みはしばしば 教育者やいのちの問題の意識の強い養鶏関係者によって一般になされる

  • 名前をだいじにするということ

    ぼくは 名前を覚えるのが苦手であるお寺ってよく「客商売」だなんていわれる 批判的ないみでね「商売」かどうかはさておき ご門徒や参拝の方たちという来訪者を相手にする場面が多いことは確かだ今朝も法事の予約に来られたご門徒さんに対応したが 顔は覚

  • 「福子伝説」ということ

    「福子伝説(ふくごでんせつ)」というのをご存知だろうか?「福子」というのは 障がいをかかえた子ども日本には昔から こういう子を大事に育てると福が招かれてくるという言い伝え・伝説がある だから 家族や周囲は そういう子どもをたいせつ

  • 境内のボタンの花が咲き始めた・・・🌼

    庭のボタンの花が そろそろ咲き始めた私のいる寺の境内には 約300本のボタンが植えられている毎年 ゴールデンウイーク前になると丸い大きな花が咲き 近隣の方から 遠くは小田原や横須賀の人まで わざわざ寺のボタンを見にきてくださる昨日も夕方 リ

  • うぐいすのこえがする・・・(*’▽’)

    うぐいすの声がうつくしい 🐤朝掃除をしているとさわやかな声でほーほけきょと鳴く 寒い時季を終え ゆったりとした春の盛りを思わせる響きであるうぐいすはスズメ目 スズメの親戚になる山梨県や福岡県の県の鳥であるほか 日本の多くの市

  • 人間に生まれられるという偶然・・・

    最近 小学校と中学校時代のアルバムを整理しているぼくの小学校時代って もう半世紀も前写真も古ぼけて色が変色し 天然の「セピア化」をしてしまっている子ども時代だった1970年代 始めの方の写真は、まだモノクロだ自分が写った写真の背景

  • ご本尊の入佛法要

    昨日は久々にご法事が一件入った 入佛法要だ ご自宅のお内佛(お佛壇)のご本尊三幅の掛け軸 今回引っ越しをされて改めてお内佛を求められ ご本山から取り寄せた御本尊の入佛を ということだ  浄土

  • 市場に出回る「安い肉」の6割以上が 病気の動物のもの

    ぼくらは日常の生活の出来事について あまり深く考えるゆとりをもたない 世間並み 人並みにふるまう 世間並み 人並みって無難 そう考えている でも 普通と思っていることを一皮むいてみると じつは普通でな

  • 今 日本の食が荒廃している

    四月も中旬 気候も穏やか けれどこの時季って 気候が春モードから初夏モードになったり かと思うと寒さに逆戻りしたりと とても不安定 そんな中 心身のバランスを崩し 心や体を病む人が多くなる時季だともいわれる&n

  • 機が動くということ

    古い手紙を整理する そうしたら 今から20年前に恩師からもらった手紙が出てきた 今から7年前に亡くなった恩師 その恩師に 就職の相談をした答えの手紙  読み返してみると 30代そこそこだった

  • 「時節到来」・・・(´・ω・`)

    時間の流れって平坦じゃない 5日前の衝撃的なできごとって 昨日の平凡なできごとよりあざやかな記憶に残ったりする 人間の記憶って 合理的じゃない いやな記憶 悲しい記憶って 早く忘れようとする 楽しかっ

  • 地方のモールで見た催しもの

    ご法話で 地方のお寺さんに行く そんな時 休憩がてら 近所のモール街に車を停め 時間調整したりすることがある 地方のモール街に立ち寄ると いろんな素敵な拾いものがある その土地独特の匂い そんなものを感じること

  • 距離の取り方って だいじだ・・・(´・ω・`)

    ヒノキの花粉がピークである毎年3月の下旬あたりから 私にとってつらい時季になる花粉症だ寒さもゆるむお彼岸すぎあたりから 毎日の生活でマスクが手放せなくなる私は子どものころからアレルギーになりやすい体質だった鶏肉のアレルギー 給食なんかで鶏肉

  • シビ王と鳩の話をふと思い出した・・・(´・ω・`)

    本堂の入り口正面に 椿の花で飾った花御堂を据えるお釋迦さま誕生のお祝いの日 さっそく 子ども連れのお母さんがやってきて甘茶を誕生佛に注ぐ子どもに用意した袋入りのお菓子を渡す うれしそうな顔をして受け取ってくれた・・・(#^.^#)

  • 頸動脈切断に失敗し「ごみ」として廃棄される 年間50万もの鶏たち

    食肉用の動物たちの繁殖 安価で大量の食肉や卵が 食品ディスカウントなどに出回っている肉の消費量は 年々増え続け それに乗じて 業者も種の「改良」を行い 繁殖力が高く 「低コスト」で早く肉用に出荷できる遺伝的「改良」を 動物 特に鶏

  • 高齢化が深刻な問題となる世の中

    65歳以上の人の全人口に占める割合が26%を超えている 今のこの国 つまり 4人に1人が「高齢者」 日本は名実ともに 世界最高の高齢社会 年少人口は 一方で 相変わらず伸び悩んでいる  高齢

  • 「怒る」ことと「叱る」ことのちがいって・・・(´・ω・`)

    以前 インターネットをみていたらおもしろい記事をみつけた怒ることと叱ることの違いだぼくらは言うことを聞かない子どもや 仕事の部下なんかに怒ってしまうことがある 感情的になって 口汚ない言葉なんかでねでも 「怒る」と「叱る」って違う

  • 毎朝御文を読みながら 見えてくること・・・

    毎朝 お勤めで読む蓮如さんの御文 それを見ていると その当時の時代背景がよく見えてくる本願寺の門徒集団を 社会というか 当時の世俗権力が どう見ていたか どういうクレイム・要求をその最高責任者である蓮如に押し付けていたか どんなト

  • まもなく お釋迦さまの誕生日だ・・・(*^。^*)

    今日は午後から 来週の花まつりの準備を始める お釋迦さま誕生佛のたらいを乗せる花御堂を 物置の奥から引っ張り出した 一年間のほこりをはたきではたいて 本堂の脇にもって来た  お釋迦さまの誕生会って 親

  • 花の美しさよ・・・(*´ω`*)

    桜が満開だ・・・(^◇^)境内の樹も 近くの公園の樹も まさに絶好調といった感じだ先日までの雨が上がり 一気に温かに その勢いで にわかに開花した 今年の桜 いいものだなって思う満開の桜を見ていると 日本人に生まれてよかったなんて

  • 今日4月1日は 親鸞さまの誕生日・・・(*^。^*)

    4月1日 新しい年度がはじまった各地で桜のたよりが聞かれるこの時季は 何か新しい命の息吹みたいなものを感じさせられる時季でもある4月って 佛教関係の行事が多い来週の月曜日 つまりちょうど一週間後はお釋迦さまが生まれた「灌仏会」(か

  • 人も動物も いのちって相依相関し合っているんだ・・・(^◇^)

    お釋迦さまは 縁起ということを説かれた 縁起って? 世界 この世は 円環し 循環し合っているということ つまり 相依相関ということだ  自然と人間って 相互関係 自然を侵し その調

  • 秩父の学生たちの思い出・・・(*^。^*)

    ぼくは以前 埼玉の学校で教員をやっていた 埼玉の西部地区で その学校には電車を使って秩父から通ってくる学生が多かった  秩父という場所にはそれまで取り立てて関心を持たなかったけど その学生たちと接する中で ほの

  • 今日は「マリモの日」だという

    駆け足で過ぎ去ったような そんな慌ただしい3月も あさってまで 年度末である3月 だから あれやこれやとやっているうちに 3月って いつの間にか過ぎてしまう ほんとうに 時間ってたいせつだ  

  • 訪ねてくれた教え子

    年度替わりの季節 世の中は今 忙しく移り変わる 新しい2024年度に向けて そんな中 昨日 私の教員時代の教え子が 久々に神奈川の寺を訪ねてきた 長い間 川越の施設に勤め 先ごろケアマネージャーの資格をめでたく

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