先日 こころのゆとりが「伝染」するということを書いたら 何人かの方からメールをいただいた自分も実感として受け止められるという内容だ さまざまな生活の中での体験が語られ 読んでいて刺激をいただいたそんな中で 改めて「伝わる」というこ
神奈川の田舎寺の僧侶が、日頃の出来事をつれづれなるままに綴った日記ブログです。
主催者は、親鸞の教えに生きる平凡な僧侶。日常の出来事や、ニュース、ご門徒とのコミュニケーションで見えてきたことなどを、筆に(キーボードに)まかせて綴った随筆ブログです。 楽しく、時にはうーんと唸りながら読んでいただけたらと思います。
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先日 こころのゆとりが「伝染」するということを書いたら 何人かの方からメールをいただいた自分も実感として受け止められるという内容だ さまざまな生活の中での体験が語られ 読んでいて刺激をいただいたそんな中で 改めて「伝わる」というこ
北海道でソメイヨシノが咲いた そんなニュースがネットに出ていた 関東より1か月ほど遅い「春の訪れ」だ春って 何となく気持ちが開放的になる 冬の間は出不精だった私も 今の時期ちょっと近くの公園に行ってみようかなという気分に
ぼくは基本的に 法事のお参りは自転車を使うことにしているぼくのいるお寺は 神奈川の農村部 昔ながらのご門徒は ほぼ寺から半径3キロぐらいの円の中に収まるだから ほぼ自転車でも十分行ける距離なのだ 自転車は快適 (#^.^
かなり以前のことだが 秋田県内のある小学校で児童が育てた鶏を解体して食材にするという授業が 保護者の反対で中止になるというできごとがあった このような試みはしばしば 教育者やいのちの問題の意識の強い養鶏関係者によって一般になされる
ぼくは 名前を覚えるのが苦手であるお寺ってよく「客商売」だなんていわれる 批判的ないみでね「商売」かどうかはさておき ご門徒や参拝の方たちという来訪者を相手にする場面が多いことは確かだ今朝も法事の予約に来られたご門徒さんに対応したが 顔は覚
「福子伝説(ふくごでんせつ)」というのをご存知だろうか?「福子」というのは 障がいをかかえた子ども日本には昔から こういう子を大事に育てると福が招かれてくるという言い伝え・伝説がある だから 家族や周囲は そういう子どもをたいせつ
庭のボタンの花が そろそろ咲き始めた私のいる寺の境内には 約300本のボタンが植えられている毎年 ゴールデンウイーク前になると丸い大きな花が咲き 近隣の方から 遠くは小田原や横須賀の人まで わざわざ寺のボタンを見にきてくださる昨日も夕方 リ
うぐいすの声がうつくしい 🐤朝掃除をしているとさわやかな声でほーほけきょと鳴く 寒い時季を終え ゆったりとした春の盛りを思わせる響きであるうぐいすはスズメ目 スズメの親戚になる山梨県や福岡県の県の鳥であるほか 日本の多くの市
最近 小学校と中学校時代のアルバムを整理しているぼくの小学校時代って もう半世紀も前写真も古ぼけて色が変色し 天然の「セピア化」をしてしまっている子ども時代だった1970年代 始めの方の写真は、まだモノクロだ自分が写った写真の背景
昨日は久々にご法事が一件入った 入佛法要だ ご自宅のお内佛(お佛壇)のご本尊三幅の掛け軸 今回引っ越しをされて改めてお内佛を求められ ご本山から取り寄せた御本尊の入佛を ということだ 浄土
ぼくらは日常の生活の出来事について あまり深く考えるゆとりをもたない 世間並み 人並みにふるまう 世間並み 人並みって無難 そう考えている でも 普通と思っていることを一皮むいてみると じつは普通でな
四月も中旬 気候も穏やか けれどこの時季って 気候が春モードから初夏モードになったり かと思うと寒さに逆戻りしたりと とても不安定 そんな中 心身のバランスを崩し 心や体を病む人が多くなる時季だともいわれる&n
古い手紙を整理する そうしたら 今から20年前に恩師からもらった手紙が出てきた 今から7年前に亡くなった恩師 その恩師に 就職の相談をした答えの手紙 読み返してみると 30代そこそこだった
時間の流れって平坦じゃない 5日前の衝撃的なできごとって 昨日の平凡なできごとよりあざやかな記憶に残ったりする 人間の記憶って 合理的じゃない いやな記憶 悲しい記憶って 早く忘れようとする 楽しかっ
ご法話で 地方のお寺さんに行く そんな時 休憩がてら 近所のモール街に車を停め 時間調整したりすることがある 地方のモール街に立ち寄ると いろんな素敵な拾いものがある その土地独特の匂い そんなものを感じること
ヒノキの花粉がピークである毎年3月の下旬あたりから 私にとってつらい時季になる花粉症だ寒さもゆるむお彼岸すぎあたりから 毎日の生活でマスクが手放せなくなる私は子どものころからアレルギーになりやすい体質だった鶏肉のアレルギー 給食なんかで鶏肉
本堂の入り口正面に 椿の花で飾った花御堂を据えるお釋迦さま誕生のお祝いの日 さっそく 子ども連れのお母さんがやってきて甘茶を誕生佛に注ぐ子どもに用意した袋入りのお菓子を渡す うれしそうな顔をして受け取ってくれた・・・(#^.^#)
食肉用の動物たちの繁殖 安価で大量の食肉や卵が 食品ディスカウントなどに出回っている肉の消費量は 年々増え続け それに乗じて 業者も種の「改良」を行い 繁殖力が高く 「低コスト」で早く肉用に出荷できる遺伝的「改良」を 動物 特に鶏
65歳以上の人の全人口に占める割合が26%を超えている 今のこの国 つまり 4人に1人が「高齢者」 日本は名実ともに 世界最高の高齢社会 年少人口は 一方で 相変わらず伸び悩んでいる 高齢
以前 インターネットをみていたらおもしろい記事をみつけた怒ることと叱ることの違いだぼくらは言うことを聞かない子どもや 仕事の部下なんかに怒ってしまうことがある 感情的になって 口汚ない言葉なんかでねでも 「怒る」と「叱る」って違う
掃除をする。 長い間置き移動していなかった家具。 それをどけると ものすごい綿ぼこりが出る。 こんなに溜るものなんだと驚く。 置きっぱなしって 空気が淀む。 だから時々 部屋の中
悪臭がする。 ハエが大量に涌いた。 さらには 地下水や下水に黄色い水が染み出てきた・・・。 そんな苦情が上がっているという。 殺処分された鶏たち。 それを埋めた土地の
映画のターミネーターを思い出した。 チャットGPT。対話式AI。 今 それがだれでも使えるよう 世界で普及し始めているという。 AIとの対話。 まるで人間の頭脳のような思考力や
他人同士のとっくみあいのけんかを笑う男。 でも 自分の家族内で息子同士が争って 傷害事件を起こしたりしている。 もしそんな男がいたら そんな男のいうことに説得力ってあるだろうか? たとえ「家族はみん
ぼくは田園風景が大好き。 ご法事などで よく藤沢の海岸近くに広がる田園風景の中を通ることがある。 田んぼを吹き抜ける風の匂い。 ちょっとしめったあの土の香りが たまらなくいいなぁって思う。
ゆがみ ひずみの顕在化。 自民党長期政権の停滞したよどみの。 そんなものが出てきているなって感じられる。 先日の和歌山での遊説中の岸田首相への爆発物の投げ込み事件。 まだ 犯行
思いはもっている。 だけどそれが実現できぬ現実が厳としてある。 そんな状況。 若い世代の結婚願望。 結婚して子どもを授かり家庭を設けたい でも それがかなわない。 そんな意識が浮き彫りにな
人って はたらく。 職業を持ち 生業をかかえ 一生 自分の仕事をもち 労働していく。 そもそも はたらくって何なのだろう。 人は何のためにはたらくの? 基本的なこと でも。&n
食べることって 人間の残酷さの感覚をマヒさせる。 食ということばは そんな錯覚をもたらす魔術みたいなものがある。 このブログでも 何回もあげてきた譬えだが。 もしあなたの眼の前に 生まれ
やられたらやり返す。 そんな因果の応酬が 憎しみを増幅させる。 そういう応酬のわだちって どこかで切っていかなければいけない。 中東パレスチナにおいても ウクライナにおいても。
海難事故。 そしてヘリが海に墜落する そんな事故が起きている。 6日に起きた宮古島海域での陸自ヘリの行方不明は まだ実態が明らかになっていないが 何らかのかなり短時間で起きたトラブルが原因で墜落したと思われる
気候の変わり目って どうしても人間の心を不安定にさせる。 特に今のような 温かくなったと思ったら冷えが戻り 体調が不安定になりがちな時は 精神の安定も 損なわれがちになるようだ。 いのちの電話。 そ
人間のコミュニケーション感覚って今 大きく変化しつつある。 そんなことを思う。 SNSの発達。 リアルタイムで 自分の気持ちとか思っていることをすぐに不特定多数の者に伝えられるということ。
山に行く時 ぼくらは方位磁石をもっていく。 道に迷わぬために。 地図と照らし合わせ 自分が今 どこにいて どこに向かって歩いているかを知る その上で方位を知るって だいじなことだ。 地球
春眠暁を覚えずというが ボーッとしやすくなる今のこの気候。 時間が経つのがとても速く 一日があっという間に終わってしまう感じだ。 一日って24時間。 でも。 その経つ時間の速さ
生物の多様性。 そんなことが最近 よくいわれるようになった。 生きものって 多様だからこそ生きられる 生かし合える。 生きもの・いのちって 単独だけでは存在しえない。 たとえば
よくわからない国。 アメリカって。 合理的に ものごとを冷静公正に見・判断する姿勢を何よりもだいじにする そういう国のイメージを ぼくはこの国にもっていた。 でも。 トランプという座標軸が置かれる時
市内の電気店で買い物をしていたら カウンターで50代ぐらいと思われる中年のおじさんが 若い女性店員に対して 声を荒げて何やらクレイムをつけていた。 その店で買ったものがちゃんと起動しない。 どうしてくれるんだと 大声で
日に日に朝が早くなっている。 日に日に野辺の緑が濃くなっていく。 少し前までのきつい寒さがが抜けた柔らかな風。 そういうことからだろうか。 4月初めの今の時季って 何というか開
沈みそうな船。 その沈没の兆候って 早い時点で表れていた。 でも 船員たちはそんなことに頓着せずのんきに構えていた。 それどころか ある船員たちは自分の地位をめぐって口論したりしていた。