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尋常性乾癬、掌蹠膿疱症、アトピー治療専門の寶元堂薬 https://blog.goo.ne.jp/hougendo

尋常性乾癬、掌蹠膿疱症、アトピー治療専門の寶元堂薬局です。上記症状でお悩みの方は独りで悩まず、お気軽

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2016/03/08

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  • 続命湯ご紹介です。

    処方コンセプト】手足のしびれや、言葉のもつれのある人。続命湯は、脳卒中の後遺症でよく現われる言葉のもつれ、手足のしびれなどに用いる処方である。経験的には発作後、服用が早ければ早いほど症状の回復を早めてくれる。社会復帰のためのリハビリには欠かせないものである。◆ストレスの多い昨今、肥満や飽食も手伝って高血圧、動脈硬化などの血管障害を引き起こす生活習慣病が増えた。その年齢層も年々若年化する傾向にある。中でも脳卒中は救命治療の発達により、亡くなる人は以前より少なくなったものの、患者数は依然減っていない。とくに脳卒中の後遺症は、運動障害や知覚マヒなどによりQOL(生活の質)を低下させ、認知症や寝たきりにつながるケースもある。◆続命湯は漢方の古典(金匱要略)では「古今録験の続命湯は、中風(チュウフウ:半身不随)、痱...続命湯ご紹介です。

  • 初夏の花粉症(イネ科):鼻づまりタイプには辛夷清肺湯フォームの終わり

    初夏の花粉症(イネ科):鼻づまりタイプには辛夷清肺湯フォームの終わりスギ・ヒノキが終息しても、5月の野原ではイネ科花粉が本番を迎えます。北海道では6月いっぱい、東北以南でも6〜7月にかけて飛散が続き、くしゃみよりも鼻づまりと眼症状が強いのが特徴です。粘膜にまとわり付く細かな花粉が浮腫を招き、夜になると鼻が詰まって眠れない――そんな「詰まりタイプ」の救急箱に入れておきたい方剤が辛夷清肺湯(しんいせいはいとう)です。処方の主役・辛夷はモクレン科の花蕾で、温辛の香りが鼻腔を拡げて通りを良くし、鬱滞した膿性鼻汁を抜く通竅薬とされます。これに石膏や黄芩・山梔子・知母が合わさり、花粉刺激で過熱した粘膜をクールダウンしながら炎症を鎮める清熱薬層を形成することで、腫れと発赤を同時に引かせる設計です。さらに麦門冬・百合・枇...初夏の花粉症(イネ科):鼻づまりタイプには辛夷清肺湯フォームの終わり

  • 初夏の利尿を成功させるワンポイント

    初夏の利尿を成功させるワンポイント冷やし過ぎは禁物──とくにハトムギ茶や冬瓜スープは常温~温かい状態で。脾胃が冷えると水分代謝そのものが低下する。タンパク質を一緒に摂る──枝豆や鶏ささみを組み合わせると、アルブミン合成が促され血中浸透圧が上がり、水分が血管内に戻りやすくなる​。五苓散・防己黄耆湯との相性──むくみが強い日は朝に五苓散、昼食にハトムギ入り雑炊を合わせるなど“食と漢方”の二段構えが効果的まとめ気温と湿度が急上昇する初夏は、水をめぐらせる食材を日々の食卓に散りばめるだけで体感が大きく変わる。ハトムギで“排”、枝豆で“補”、冬瓜で“冷・流”を加えれば、ジメジメ期のむくみも軽やかに。漢方薬局としては、これら食材を扱ったレシピカードをDMに同封し、五苓散や防己黄耆湯の無料相談へ導線を敷くことで、実践へ...初夏の利尿を成功させるワンポイント

  • 利尿を促す食材で早めに“排水”

    5月は汗ばむ陽気の一方で、梅雨前の湿気が体内にこもり始める時季。余分な水をため込むと「むくみ」「重だるさ」「食欲不振」へ発展しやすく、利尿を促す食材で早めに“排水”しておくことが初夏を快適に過ごすコツ。ハトムギ―“穀物版五苓散”の実力生薬名は薏苡仁(よくいにん)。漢方では「水湿をさばいて腫れを退ける」代表選手とされ、むくみ・関節痛・皮膚トラブルに広く応用される​。現代研究でも、薏苡仁エキスが腎臓の糸球体血流を高め利尿を促すことや、排尿量・Na⁺排泄量を増加させたと報告されている。β‑グルカン様の多糖類が浸透圧利尿を助け、カリウムがナトリウムを追い出すため、薬膳が苦手な若者には「ハトムギ×押し麦の雑穀ご飯」を勧めると取り入れやすい。枝豆―カリウム+イソフラボンで二段構え枝豆は未熟な大豆。100gあたり640...利尿を促す食材で早めに“排水”

  • 春の嵐が去り街路樹の緑が深まるころ

    春の嵐が去り街路樹の緑が深まるころ、「月経が遅れがちで胸が張る」「更年期に入り動悸とほてりで眠れない」という相談が相次ぎます。肝気が滞り血が巡らず、脾胃まで弱った典型的な“漢方専門寶元堂薬局楽天市場店が漢方専門寶元堂薬局楽天市場店開局致しました。漢方薬1日分〜販売しております。お気軽にお買い求めいただけるようになっています。まだまだ商品登録中ですが、宜しかったら是非、覗いてみてください。https://rakuten.co.jp/hougendou/発行元;寶元堂薬品薬局住所:〒神戸市中央区籠池通4-1-6☎:078-262-7708📠:078-262-7709<formclass="w-full"aria-haspopup="dialog"aria-expanded="false"aria-contro...春の嵐が去り街路樹の緑が深まるころ

  • 肥満と関節痛に防己黄耆湯(ぼういおうぎとう)

    防己黄耆湯(ぼういおうぎとう)は、体に滞った「余分な水」を動かしながら気を補い、関節痛を伴う水太り‐肥満に寄り添う処方です。江戸期以降「汗っかきで色白、むくみやすい人の肥満」に使われてきたこの薬方は、現代でも下半身の重だるさや膝の痛み、ダイエットが進まない“水毒体質”の切り札として注目されています。起源は『金匱要略』。「防己・黄耆・白朮・生姜・甘草・大棗」が基本構成で、防己が水分をさばき、黄耆が気を補い、白朮が脾胃を整え、全身の巡りを滑らかにしますこの“水はけ”と“気の補強”を同時に行うバランスが、単なる利尿剤とは違う穏やかな体質改善力を生みます。肥満と関節痛にどう効くのか脂肪細胞が肥大しやすいモデルラットに防己黄耆湯を与えると、体重増加が有意に抑制され、脂肪細胞のサイズも縮小したという報告がありますさら...肥満と関節痛に防己黄耆湯(ぼういおうぎとう)

  • 女性特有の不調に寄り添う長倉人参当帰芍薬散

    女性の心と体は、日々の生活や環境の変化に敏感に反応します。​特に、月経周期やホルモンバランスの変動は、冷えや貧血、腰痛、頭痛、めまいなど、さまざまな不調を引き起こす要因となります。​これらの症状は、日常生活に支障をきたすだけでなく、心の安定にも影響を与えることがあります。​「女性特有の不調に寄り添う長倉人参当帰芍薬散(ながくらにんじんとうきしゃくやくさん)」は、こうした女性特有の不調に寄り添う漢方薬として、古くから親しまれてきました。​この処方は、体を内側から温め、血の巡りを良くし、心身のバランスを整えることを目的としています。​主な構成生薬である人参は、体力や気力を補い、消化機能を高める働きがあります。​当帰は、血行を促進し、冷えや月経不順を改善する効果が期待されます。​芍薬は、筋肉の緊張を和らげ、痛み...女性特有の不調に寄り添う長倉人参当帰芍薬散

  • 胃腸の不調に悩むあなたへ

    胃腸の不調に悩むあなたへ、長倉製薬の「半瀉六君子湯(はんしゃりっくんしとう)」をご紹介します。​この漢方薬は、胃腸の機能を整え、さまざまな消化器系の症状に対応するために開発されました。​半瀉六君子湯とは半瀉六君子湯は、伝統的な漢方薬「六君子湯(りっくんしとう)」に、胃腸の炎症を抑える効果があるとされる「半夏瀉心湯(はんげしゃしんとう)」の要素を加えた処方です。​これにより、胃腸の虚弱だけでなく、炎症や過敏性の症状にも対応できるようになっています。​主な効能・効果半瀉六君子湯は、以下のような症状に効果があるとされています:​急性・慢性胃腸炎胃酸過多症消化不良食欲不振胃痙攣胃痛胃拡張胃下垂胃腸虚弱悪心(吐き気)嘔吐腹鳴(お腹の音)下痢​これらの症状に対して、胃腸の機能を整え、消化吸収を助けることで、体全体のバ...胃腸の不調に悩むあなたへ

  • 花粉症の症状に効く漢方薬―長倉小青竜湯の効果と特徴

    花粉症の症状に効く漢方薬―長倉小青竜湯の効果と特徴花粉症は、多くの人が春先に悩まされるアレルギー性疾患です。主な症状には、くしゃみや鼻水、鼻づまり、目の痒みなどがあります。症状が悪化すると、睡眠の質が低下し、不眠症に悩まされることも少なくありません。花粉症による不眠症は、鼻づまりによる呼吸困難や不快感が原因で生じるもので、日常生活に深刻な影響を及ぼします。そのため、症状を緩和し生活の質を改善するためには、効果的な対策が必要です。このような花粉症に対して注目されているのが、長倉製薬が提供する漢方薬「長倉小青竜湯(ちょうそうしょうせいりゅうとう)」です。長倉小青竜湯は、古代中国の医学書『傷寒論』に由来する小青竜湯をベースに、日本人の体質に合わせて調整された漢方処方です。特に、鼻水やくしゃみなどの花粉症の症状に...花粉症の症状に効く漢方薬―長倉小青竜湯の効果と特徴

  • 女性特有の症状に効く漢方薬―逍遥散の効果

    女性特有の症状に効く漢方薬―逍遥散の効果女性特有の症状として知られる月経不順、更年期症状、神経性心悸亢進、不眠症は、日常生活に深刻な影響を及ぼすことがあります。これらの症状は主にホルモンバランスの乱れやストレス、生活習慣の変化が原因で引き起こされます。その改善策として古くから漢方薬が活用されており、特に「逍遥散(しょうようさん)」は、女性特有の多岐にわたる症状を改善する効果があります。逍遥散は中国の古典医学書『和剤局方』に記載された伝統的な漢方薬で、気の巡りを良くし、ストレスやホルモンバランスの乱れによる様々な症状を改善することを目的としています。逍遥散に含まれる主な生薬には、柴胡(さいこ)、当帰(とうき)、白芍薬(びゃくしゃくやく)、白朮(びゃくじゅつ)、茯苓(ぶくりょう)、甘草(かんぞう)、薄荷(はっ...女性特有の症状に効く漢方薬―逍遥散の効果

  • 女性特有の症状に効く漢方薬―芎帰膠艾湯の効果

    女性特有の症状に効く漢方薬―芎帰膠艾湯の効果女性の健康管理において、生理痛や不正出血、おりものの異常など、女性特有の症状は日常生活に大きく影響を与えることがあります。これらの問題はホルモンバランスの乱れやストレス、冷え性などが原因とされ、改善するためには生活習慣の見直しとともに、適切な治療法が求められます。そこで注目されるのが、漢方薬のひとつ「芎帰膠艾湯(きゅうききょうがいとう)」です。この漢方薬は、女性特有の症状を緩和し、女性の体調を整えるために古くから使われています。芎帰膠艾湯は、中国の古典的な漢方医学書『金匱要略』に記載されている歴史ある処方で、主に女性の出血性疾患に使われます。主な成分としては当帰(とうき)、芎藭(きゅうきゅう)、芍薬(しゃくやく)、艾葉(がいよう)、阿膠(あきょう)などが含まれて...女性特有の症状に効く漢方薬―芎帰膠艾湯の効果

  • 生姜の薬膳秘話―漢方最古の健康食材

    生姜の薬膳秘話―漢方最古の健康食材生姜は、漢方医学や薬膳料理において最も古くから使用されている食材の一つです。古代中国ではすでに紀元前の時代から生姜の薬効が認識され、医学書や食養生の文献にも頻繁に登場してきました。生姜がどのように薬として用いられてきたのか、その歴史を紐解き、現代にも活かせる養生法をご紹介します。生姜が薬膳として重要視されてきた理由の一つは、その強力な温熱作用にあります。漢方では生姜を「温性」と分類し、体を温め、特に消化器系を活性化する効果があるとされています。古代中国の医書『神農本草経』には、生姜は胃腸を温めて消化を促進し、冷えや吐き気を改善する効能があると記されています。また、生姜には「気」を巡らせる働きもあり、身体の冷えや痛み、風邪の初期症状などに有効と考えられてきました。漢方医学で...生姜の薬膳秘話―漢方最古の健康食材

  • なぜ春には酸っぱいものを食べるのか?

    なぜ春には酸っぱいものを食べるのか?薬膳の季節養生覚を推奨する考え方があります。これは古代中国の「医食同源」の哲学に基づき、季節の変化が身体に及ぼす影響を理解し、それを食事によって調整することを目的としています。特に春は酸っぱいものを食べるのが良いとされていますが、その背景には興味深い健康効果が隠されています。薬膳には季節ごとに特定の味漢方医学では、春は「肝」の季節とされます。肝臓は漢方的には身体のエネルギー(気)の流れを調整し、血液を貯蔵して循環を促す重要な臓器と考えられています。春になると、気温の上昇や自然界の活発なエネルギーにより、肝の気も活発に動き始めます。しかしこの肝の気が過剰になりすぎると、イライラや怒りっぽさ、頭痛や目の疲れ、さらには不眠などの症状が現れやすくなります。そこで酸っぱい食材の出...なぜ春には酸っぱいものを食べるのか?

  • 薬膳料理はなぜ色彩豊かなのか?「五色」が意味する健康哲学

    薬膳料理はなぜ色彩豊かなのか?「五色」が意味する健康哲学薬膳料理の特徴の一つに、鮮やかな色彩があります。赤・白・黒・黄・緑の五色を基本とし、これらがバランスよく使われるのが理想的とされています。この「五色」には、古代中国から伝わる深い健康哲学が秘められています。漢方医学や薬膳の基本となる考え方の一つに、「五行説」があります。これは自然界や人体の全てを「木・火・土・金・水」の五つの要素に分類し、それぞれが互いに影響を与え合って調和すると考える理論です。五色はこの五行説に対応し、それぞれの色が特定の臓器や機能を整える役割を担っています。赤色の食材は「火」に属し、主に「心臓」と血液循環の健康を促進します。例えばトマトやニンジン、赤ピーマンなどには、心臓や血管を保護する抗酸化物質が豊富に含まれています。白色の食材...薬膳料理はなぜ色彩豊かなのか?「五色」が意味する健康哲学

  • 不老長寿の薬膳粥―2000年の歴史を紐解く

    不老長寿の薬膳粥―2000年の歴史を紐解く薬膳粥の歴史は非常に古く、約2000年以上前の古代中国にまで遡ります。薬膳粥は単なる食事ではなく、漢方医学の基本理念「医食同源」に基づいた重要な健康法として考案されました。当初は病気の予防や治療、さらに長寿を目指すために用いられ、特に宮廷や貴族階級の間で広まりました。薬膳粥が最初に文献に登場するのは、紀元前後に編纂された中国最古の医学書の一つ『黄帝内経』です。この書物には、「粥食(かゆ食)」を推奨する記述があり、体調を整え、病気を予防し、長寿を促すことができると説明されています。また、唐代には薬膳粥が盛んに用いられ、宮廷では特に薬効が高いとされる生薬や食材を加えた粥が皇帝や貴族に提供されていました。特に有名なのが「八宝粥(はっぽうがゆ)」で、ナツメやクコの実、ハス...不老長寿の薬膳粥―2000年の歴史を紐解く

  • 薬膳料理は皇帝専用の健康法だった?

    薬膳料理は皇帝専用の健康法だった?薬膳料理という言葉を聞くと、現代では一般的に健康的な料理として知られていますが、その起源は実は古代中国の宮廷に遡ります。当時、薬膳は皇帝や貴族たちのために考案され、彼らの健康維持や長寿のために特別に調理されていた特権的な料理でした。古代中国では、「医食同源」という哲学が発達していました。これは「食べること自体が医療である」という考え方で、薬物と食品の境界線は非常に曖昧でした。宮廷には医師が常駐し、季節や天候、皇帝の体調や年齢、さらに性格までも考慮した特別な献立を作成していました。皇帝の薬膳料理は、その人に合った最適な栄養を提供するため、厳選された高品質の食材が使われました。たとえば、滋養強壮には高麗人参や鹿茸(鹿の角)、燕の巣が使用され、美容や血液循環改善にはクコの実やナ...薬膳料理は皇帝専用の健康法だった?

  • 『皇帝の不老不死薬と水銀中毒』

    『皇帝の不老不死薬と水銀中毒』古代中国の皇帝たちは、「不老不死」という究極の願望を追い求めました。中でも最も知られているのは、秦の始皇帝でしょう。天下統一を成し遂げた始皇帝は、絶大な権力を手に入れたものの、それゆえに「いつかは死が訪れる」という人間共通の運命に恐怖を抱き、生命を永遠に保つ薬を必死に探しました。この探求が、実は彼の寿命を縮めることになるとは、当時の誰もが想像しなかったことでしょう。始皇帝が追い求めたのは、伝説の「仙薬」、すなわち飲めば不老不死になると信じられた神秘の薬でした。当時の方士(ほうし:仙人や錬丹術師)は、不老不死薬を調合すると称して皇帝から莫大な富を得ていました。始皇帝は彼らの言葉を信じ、徐福という著名な方士に仙薬探索の命を与えます。徐福は数千人の童男童女を伴い東方の海へ旅立ち、そ...『皇帝の不老不死薬と水銀中毒』

  • 麻婆豆腐は実は薬膳料理だった?

    麻婆豆腐は実は薬膳料理だった?薬膳料理という言葉を聞くと、体に良さそうだけど地味で味気ない料理をイメージする人もいるかもしれません。しかし、意外にも私たちが日常的に楽しんでいる料理が、実は立派な薬膳料理だったというケースは多いのです。その代表的な料理が、辛くて刺激的な味わいが人気の「麻婆豆腐」です。麻婆豆腐は中国・四川省発祥の料理で、豆腐、挽肉、唐辛子、山椒を主な材料としています。一見すると辛くて刺激的なただの中華料理のように感じますが、実は薬膳的な考え方がしっかりと込められているのです。薬膳の基本的な考え方は「医食同源」、つまり食事そのものが薬となり、体調を整え、病気を予防するというものです。そのため、季節や気候、体調に合わせて食材を選ぶことが重要視されています。特に四川料理が発展した地域は、高温多湿な...麻婆豆腐は実は薬膳料理だった?

  • 葛根湯の主成分・葛の根の話』

    『葛根湯の主成分・葛の根の話』漢方薬の中でも特に知られているもののひとつが「葛根湯(かっこんとう)」でしょう。風邪の初期症状や肩こり、頭痛、筋肉痛など、さまざまな症状に効果があるとされ、薬局や病院でもよく処方されています。この葛根湯の名前の由来にもなっている主成分が、「葛根(かっこん)」、つまりクズの根なのです。クズ(葛)は日本や中国の野山に自生するマメ科の多年草植物です。生命力が強く、一度生えると根を張り巡らせて広がり、非常に繁殖力が高いことでも知られています。古くから日本ではこのクズの根を用いて、葛粉(くずこ)というデンプン質の食品を作り、和菓子や料理のとろみ付けなどに利用してきました。一方、中国では紀元前からクズの根を薬用として利用し、漢方薬の主成分として使われてきました。『神農本草経』という古代中...葛根湯の主成分・葛の根の話』

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