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  • 夏が揺れ

    夏が揺れ秋が揺れつつ忍びよる儚き時に命委ねて・逃げ惑うように・・台風を逃れ・・コロナを逃れ・地震を逃れて・・時は流れる・・何もなかったように・・紫の朝顔が咲き誇る・・真っ赤な朝顔は早々に咲き終え・紫の朝顔が顔を並べる・・・紫の花は強い・・そうか・国の色も紫・・・終わりなき国は栄えますように・・紫の朝顔が何時までも咲いて居るのにはっと閃いた・夏が揺れ

  • 気怠き庭に

    涼風に揺らぐ槿に虫の声ハーモニーする気怠き庭に一歩歩めばどっと流れる汗を拭く庭に集く虫の音・・・・あああ~~秋・・・そんな想いが心に隅を過る・・秋を呼ぶ虫の音に・・・風は真夏を運んでくる・・・まだまだ暑いよ・・・時々・・・槿が秋風を運ぶ・・真夏と初秋の間に・・・揺らぐ気怠き体を持て余し・・・あああ~秋が恋しい・・・気怠き庭に

  • 汗しずく

    汗しずく伝う頬間に虫の声暑さ憩わす朝のひととき暑い・・暑いと言う耳底に「人災だよ。」「進歩の後遺症だよ。」と聴こえてくる。科学的な志向のある方は予想していた・・コロナは警告する・・個人に帰れ・・・生きるとは個人なのだ・・集団は便宜上の仕組み・・集まり方を工夫せよ・・・そんな声が庭隅の草むらから聴こえる。汗しずく

  • 徘徊すれど

    狭き部屋抜け出しネットの広き地に刺激を求め徘徊すれど夏探す視線に映る墓参道ちらほら行き交うマスク姿が進歩を求めた世界に楽園を求めた野辺に・・コロナが居座り・・・楽しむ道もままならず・・・手招ぎする海へも行けず・・山の木霊に応える術もなく・・部屋の中で楽しむ術を探せと・・・恐ろしい時代が来ましたけど・・想像を創造に変えて・・・1日も早くコロナを追い出したいものですね。徘徊すれど

  • 活かす視線が

    時と場活かす視線が光る時視線が光る朝顔の花に朝の眼ざめが午前3時・・明るくなるのを待って朝顔の花と語り合う・・・朝食を漁る蝶や蜂・・雨蛙・・・小さな・・・小さな雨蛙・・朝顔の蜜が甘い・・・雨蛙が一足早く朝顔に懐に入る・・・後を追うように・・蜂が入った・・・蛙が逃げるだろうと思ったら・・微動だにしないところか蛙の背中をわたって蜂が入った。。仲が良いのか・・・無神経なのか・・・私は感動した・・・・蛙さえ仲が良いに・・・・人間は何だろう・・・あれは駄目・・・これは駄目・・・禁句・・・こうなら良いね・・・ああなら良いね。肯定する言葉に温もり夢が湧く・・・・呟きながら朝顔を後にした・・・活かす視線が

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