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アレコレ楽書きessay https://yluna.hatenadiary.com/

イタリア・ペルージア田舎暮らし・80%オーガニック・ミニマリスト生活のイラストエッセイサブブログ。

オット1・コドモ2・ネコ1・インコ1の世話をしながらペルージア郊外の田舎で「カクカクツクル(描く書く作る)が生業。

八重樫るな
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イタリア
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2016/01/31

  • 鬼ごっこ

    ふと「高鬼(たかおに)」のことを 白湯を飲みながら思い出した。高いところにいれば 鬼に捕まらない。なんだか大人もやってるなあ、って。 そう思った。周りよりちょっと高いところに 登れば安全で 降りると鬼になっちゃうかも。だから高いところに登る。 移動しなければ安全。 降りなければ捕まらないけど 誰も動かないとつまらない。スリルを楽しみたい チャレンジャーがまず動く。鬼がそっちに気をとられているなら ワタシもボクも動けるかな? 先陣に続く誰かが動く。 怖がりさん達は動かない。わぁわぁ、きゃあきゃあ言いながら 追いかけたり追いかけられたり。ずっと鬼じゃつまらない。 かわりばんこに鬼になる。大勢登れる…

  • イタリア・ペルージア Simple Life in Italy 2023.4.22

    【Simple life in Italy. Photolog】週末の過ごし方・買い物・庭遊び - YouTubeフォトログをYou Tubeにアップしました。 よかったら遊びに来てね。

  • 24時間以内に感じた嬉しいとこは?

    あるカウンセラーが 男性性・女性性の使い方の 個人バランスを見極める質問 という話をしていた 。「24時間以内に感じた 嬉しかったことは何ですか?」この質問の答えが 人間関係・外側 ベースなら男性性 個人的感覚なら女性性 その割合で判断するそうだ。とても分かりやすい 個人鑑定方法だな、と感心した。給料が上がった 仕事がはかどった 家が綺麗に片付いた 子供の笑顔が可愛かったこれは全て男性性的な喜び。自宅や家族のことであっても 個の身体感覚ではないから 外側ベースの喜び。コーヒーが美味しかった 布団の香りが良かった 窓から入る空気が心地よかった 服の肌触りが好きこちらは女性性的な喜び。仕事や対人関…

  • ニセモノ

    やはりもう無理だ。 できない。 好きな表現方法以外の やり方を使えない。誰かに媚びるために 好かれるように 嫌われないようにそれをやり続けることはできない。世の中の基準の「ホンモノ」は 著名だったり 伝統的だったり 外部基準をクリアしていたり。そうじゃなくて。自分の内側から NO!!そうじゃないよ! それはニセモノだ! と感じる違和感を無視できない。大勢の人間に 認められればホンモノで それ以外はニセモノ。違う。そうじゃない。鈴木雅之さんの歌が 脳内再生される(笑)奇をてらうために 土や水に負担をかける物を やたらと使ったり 反響があるからと 快の軸をずらしたり。それができない。もっとずる賢く…

  • 女性を描く【隠しきれないもの】

    今朝通りすがりの人の作品から 女性に対する優しさと恐れを感じた。その作者である男性はたぶん 本物の肉体を持った女性と 野性的な本能むき出しで 交わったことがない。だから表現方法が柔らかく表層的。 肉体を描いているのに肉質感がない。歴代の女たらしの芸術家達は 女性の肉体が恍惚状態になった その変容ぶりを知っているし 变化を促した自覚があるので 作品にそういう全てが現れる。善し悪しではない。 好みと選択で表現方法は自由。だけど俳優が名演技をするために 様々な人生経験を積むように 表現の幅や奥行きを拡張するには やはり普段の暮らしのあれこれが スパイスになるのだと 今朝の作品を見て改めて感じた。人間…

  • 誘惑されまくる日々の嬉しい苦悩

    なにを描こう? どんな風に? どの紙に? 画材と技法は? モノクロ?セピア?カラフル?いちいち些細な 選択肢はたくさんあって 決めて動かないと なにも始まらない。描き始めても 躊躇したり途中でやめたり。 完成間近にすごく嫌になったり。気にくわないけど とりあえず続けてみたら 予想外にうまく仕上がったり。描くときはたいてい ひとりで部屋にこもるから 行動範囲は極狭。移動するとしても キッチンでコーヒーを淹れたり せいぜい気分転換に ゴミ捨てに出たりする程度。それなのに世界が ぐんと広がる感覚がする。 描いてる対象物と細胞レベルで 交わっているような気がする。極小の世界をくぐり抜けて 宇宙の果まで…

  • 実体のない世間様を最優先することをやめた結果〇〇が増えた【イタリアの復活祭と大掃除】

    2023年4月9日はパスクワ。 (イースター・復活祭) その前に神父さんが 各家を祝福をしてまわる。年末の大掃除ではなく ほとんどの家庭では 復活祭前に家をキレイにする。キリスト教徒ではないので 聖水を振りまく儀式を 屋内でやってもらわないし 大掃除もしないけれど 気持ちの整理整頓はする。いらない思考は分別ゴミみたいに いったん観察してから手放す。今年ごっそりと処分するのは あちこちにこびりついていた 世間体という垢。なにをするにも いちいちまとわりついていた 実体のない世間様の視線。そういう世代だったし そんな社会で育った。だけどいつまでも 言い訳に使っていたら それは単なる自己責任からの逃…

  • やっと馴染んできた感覚とスイスイ動き出す現実【ヘビの毒を使う医神・へびつかい座】

    離婚してひとり暮らしを始めて3年。 家や持ち物と刻むリズムが ごくあたりまえの日常になった。のんびりゆったりと 今の生活に馴染んできた。覚悟を決めたら 行動するスピードは速い。だけど身体やこころが 現実生活に慣れるには 少々時間がかかる。 あたりまえのことだ。ひとつのことを3年続けたら たいてい人はそのことに馴染む。 肉体はそういう作りになっている。天体の動きが全て順行の今 現実がすいすいと進む。占星術用語では 10天体順行期間と呼ばれる。 ホロスコープの基礎的な星が 地球から眺めると全て 前に進んでいるように見える。2023年は1月23日から4月20日。 まったくなかったり あっても数日とい…

  • 過去の自分の遺影

    同僚の肖像画を描いた。 その話題の流れで 職場の経営者が言った。 「ワタシが死んだら描いてね」もちろん雑談のひとつ。 「死んでからじゃ遅いよ」 などと周りの誰かが言い 軽い笑いが沸き起こる。その直後に描いたのは 自分自身の正面図。 たぶん初めて長時間 顔を眺め続けた。ふと思った。「これは昔の自分の遺影だ」誰かにどう思われるか それを気にしすぎる。思い通りにならない部分に こだわりが強く出ると その行為自体をやめてしまう。好きなことに取り組むと その界隈ですでに活躍してる人と 勝手に比較して落ち込む。あれこれ迷いすぎて 結局やらない。誰かになにかを言われたら そのセリフをずっと反芻する。ああすれ…

  • 恋をすると世界を見る色眼鏡が変わってしまう

    新しい家に引っ越ししてから あれこれやりたいことを どんどんやっている。習慣になったこともあるし 合わなくてやめたこともある。ピアノ・ボイストレーニング そして朗読の練習を それぞれ3か月くらい 続けた後に訪れたのは 古くて新しい恋。幼い頃から大好きだった絵。ひとりで黙々と机にむかって あれやこれやと描く。そこは静かで賑やかな世界。なにかを描くときに じっくりゆっくり写真を観察する。 写真やスクリーンの制限を超えて その人や景色に溶け込む。 無我になる。細かい部分をみる フォーカスを変える 色彩を観察 陰影を比べる心地よい一体感は 中毒症状にも似た感覚。空腹感や眠気を感じても あと少し、もう少…

  • 感じていることを捻じ曲げないで伝えたときに人が離れて行くのはあたりまえのこと

    大人と呼ばれる年齢になると なあなあと惰性で付き合っている 人間の数が増えていく。自分で何かを決めて動いたとき いったん周りにいる人間が 離れることがある。 すーっと消えていく。波長が合わなくなったら 距離を置くのはお互いのため。 戻ってこない人を追いかけたり 自分のせいだと責めることもない。相手の感情も行動も コントロールできないのだから そこに執着することはない。このあたりの捉え方に関して イタリア人はかなり上手い。 去っていく人にこだわらない。 もちろん個人差はあるけれど。誰かが集団を離れるときも しんみりしすぎない。 お祝い事への祝辞もさっくり。 堅苦しさはない。 台本なんて作らない。…

  • 毒舌でサイコパスだと職場で言われました

    針仕事の手作業チームの ひとりに言われた。Quando parli sei acida. (話をすると毒舌だね)相槌や仕事の作業確認ではない 個人の意見を言うとき たしかに私は甘くない。 acida (アチダ)は 酸っぱいという意味。それを自覚している。 だから普段は意識的に 私見をすぐに言葉にしない。ブログなどの発信は 基本的に短めの文章。 言い切り型の書き方が 自分っぽいので あまりだらだらと書かない。前置きや言い訳を ながながと書くのは 気持ち悪くなるので 普段はやらない。それも毒舌になりがちな要素のひとつ。 ですます調や丁寧な説明がないだけで 乱暴だと感じる人もいる。 特に日本人はその…

  • YouTubeに空模様をアップロードしました。2月6日の朝、通勤路で 満月が地平線に降りるとき 太陽が顔を出し始めた。午後の雲模様もみごと。 夕焼けも素敵な色彩。ほんとに空は偉大な芸術家。https://youtu.be/eN-zs66NqG8

  • みえない下地の生み出す深みとリアル感

    久しぶりに風景画を描いた。最近は針と糸を使った作業に 夢中になっていたので 机にはその材料が置いてある。だけどそれを脇にどけて スケッチブックを開いた。作業BGM代わりに おしゃべりYouTubeを聞いていたら その固定画面を描きたくなったのだ。水彩絵の具での風景画は 何年ぶりだろう? 思い出せないくらい 長い時間が経っている。小学生の頃、母が何度か 写生に連れ出してくれた。紙の上に描き出す景色を 両手で枠を作って切り取り イメージ構築する そのやり方を学んだ。風景を平面に描くとき 奥行きを感じさせるものを バランスよく配置すると リアル感が増す。下地を全体に塗り 大まかな色を大胆に素早く 大…

  • 五感で味わいながら手を動かす

    コラージュと刺繍を組み合わせ デジタル加工で仕上げる 作品やアイコンを作っている。ペン・筆・パステルを持ち 線を描き色をつけて 紙を切り取り組み合わせる。千枚通しでぷちぷちと 穴を開けてから針と糸で 装飾をしていく。画材や紙、針と糸が奏でる 作業音がたまらなく好きだ。音楽をかけながら 手を動かすこともあるけれど 静寂の中で材料と道具達の音を 堪能する時間は贅沢の極み。快適な空間で 邪魔されることなく 静かに作業に没頭する。空腹や喉の乾きを感じたら キッチンに移動して ライスミルクコーヒーか ハーブティーを飲み ナッツや果物をつまむ。 たまにはチョコレート。好きな作業でも 同じ姿勢で長時間座って…

  • ジャック・スパロウが「黙れ」というサインを送ってきた【Silence is powerful 沈黙はパワフル】

    先日友人の書初め記事を見た。 彼女が選んだ2023年の漢字は「受」。ただ受け身になる感じではなく 受けとるべきものは受けとる とても能動的な受容。 素敵な解釈だな、と思った。さて最近の自分のテーマは「黙」。黙れ、と直接言われたり メッセージを受け取ったり。いちばん笑ったのは ジャック・スパロウが人差し指を くちびるの前にたてたインスタの絵。いいねをくれた人のアカウントを たどって訪問してみたら イラストになったジャックが こっちを見て「し〜っ」とやっている。おしゃべりを減らす時期なのだ。 そして黙々と手や身体を動かす。「沈黙は金 雄弁は銀」素晴らしい言葉や説明は とてもありがたいけれども 沈黙…

  • 子供たちの作品が大好きだ。そこにはまっすぐなエネルギーしかないから。

    朝のストレッチをしているとき ふと長男が小学生の頃に 描いた絵が目に入った。有名な作品を真似て 描いたものだと思う。 彼の人間性がまっすぐ入った 太陽の表情がとてもいい。玄関には次男の作品。 力強い拳のような木が どーんとまんなかに描かれ 周りの色彩がとても豊か。それぞれのエネルギーが なんの曇りもなく入り込んでいる 素晴らしい作品。自分の息子達だけでなく 子供たちの描く作品が 本当に大好き。媚も打算もない。 ただ描きたいものを描く。 その線は生き生きと踊り 色彩は自由に舞う。いつもいつも原点に ぐいっと引き戻される。技術は練習で確実にあがるし 色使いの知識も勉強で覚えられる。だけどそんな小賢…

  • 肉体を持たない存在達が人間世界をどんな風にみているのか【断言への反発と人間世界の宝物】

    その光景を垣間見たことがある。 たぶん天使とか守護霊などと 呼ばれるような存在達の いる場所なんだろう。 個人的に名称にこだわりはない。氷の張った湖の上のように ところどころ半透明になった部分から 人間の様子がうっすらと見える。その薄氷のようなところに 顔を近づけてのぞきみしてみた。 床にある穴を覗くような仕草で。もう少しで人間世界のパラドックスに 気づくだろう人達の放つエネルギーが 膜を半透明にしているようだ。時折離れた場所で バシュッバシュッと物音をたてて 気球のようなものが ものすごい高速で上昇していく。おそらく「目覚め」た人間が 執着やこだわりを手放し 一気に次元上昇する光景。 それが…

  • いい子にしてたらお菓子がもらえるイタリアの休日エピファニア【ちゃんと想定内の病気人生】

    1月6日イタリアは Epifania(エピファニア)という休日。「よい子のところには 箒に乗った魔女が お菓子やおもちゃを届けてくれる」という言い伝えを守るために大人達は クリスマスと年末年始を終えた後 息をする間もなくもういちど こっそりプレゼントを用意する。続きはnoteで。 ↓ https://note.com/mikiluna/n/nb68c80a870ac Illustrazione Vincenti Izumi

  • 数字がすべてではないんだけどさ、数字にはっきり現れちゃう真実もあるよね

    ホメオパシー療法のこと調べていて こんなの見つけたんだけど。【厚生労働省eJIM】 "統合医療とは? 考え方や注意点を解説https://youtu.be/syKK75WywWE国の機関の情報提供へのアクセス数が この国と国民の実際の距離を リアルに物語っている。数字は作れるし上手く使えば操れる。 だけどある意味「真実」も そこには含まれていて。インターネットへのアクセスがない 年齢層の人口を差し引いても この登録者数と視聴数は酷くないか?シャワー浴びる前に ちょいと情報検索してたら あからさまな乖離現象を 目の当たりにして 思わずつぶやいてしまった。 YouTubeよりスクショ

  • 【おとなの部屋】したたかな踊り子ルイーズ

    人間が群がる場所には いつも駆け引きある。 美しく可愛く着飾った踊り子たちと 観客兼パトロンの男達のストーリーLOUISE(ルイーズ) https://youtu.be/7GjJef2QkQU新年のつぶやきの続きはnoteにて ↓ https://note.com/mikiluna/n/n0d22b0e0f47cあけましておめでとうございます。 素敵な2023年でありますように。 Foto You Tubeスクショ

  • そもそも幸運と不幸の基準って人それぞれなんだよね

    ホロスコープと行動心理学を軸にした エネルギーリーディングを イタリアと日本でやっている。どうにも違和感を感じることがある。いい?わるい?と聞かれる回数が多すぎる。 エネルギー状態の違いは 良し悪しの二択ではない。昔ながらの占いなどに 記されている幸・不幸の尺度は 当然ながら人間の視点。身体が丈夫で健康 家族仲が良い 友達に恵まれる 恋愛が上手くいく 受験や就職の希望が叶う やりたいことが仕事になる 仕事が順風満帆 金銭に恵まれる 幸せな結婚をする 私生活が充実する 健康な子供を授かる 穏やかな老後を送る「幸運」と呼ばれるのは ざっくりあげるとこんな感じ。とてもわかりやすく 誰の目からみても …

  • 「宇宙の天体の動きが人間の行動に影響するなんて非科学的過ぎる」

    noteに記事をアップしました。https://note.com/mikiluna/n/n74a51da53851Happy Merry Christmas 🎶 Foto Yaegashi Luna

  • 知ることで世界が変わり後戻りできない

    小学校初登校の日に 6年生が歓迎会をやってくれた。 「なんて読むでしょう?」 というクイズが出題された。私は手を上げて「タト」と答えた。 黒板には「外」と書いてあった。絵本が好きだったから 小学生になる前に ひらがな・カタカナは ひととおり読み書きができた。今の子供達にとっては あたりまえなのかもしれない。 だけど当時の田舎町では 小学校に通う前に 文字を読める子供は少なかった。だから正直言って 学校の授業のトロさが 少し不思議なくらいだった。どうやって文字を覚えたか 覚えていないくらい幼いときに 兄の教科書を読んでいた。漢字をどれくらい 覚えて入学したのかは 全く記憶にないけれども 「タト」…

  • 土曜出勤の密やかな楽しみ【カゴの中の鳥たちは扉から飛び立つ?カゴに戻る?】

    イタリア人もやるときはやる。 働くときは働く。洋服の納品期日から逆算して 通常のペースでは間に合わないとき 休日臨時出勤の依頼がある。命令ではない。 あくまでも「お願い」の形で 責任者が声をかけてくる。土曜日に臨時稼働するときは 経営者が必ず朝ごはんを 用意して「ありがとう」という。 受け取る私達もありがとうと言う。空回りの嘘っぽい 「ありがとう感謝しています」 ではなくて本当に心から 言葉がぽろりとこぼれる。嘘でも繰り返せば 確かに自己暗示にかかるけど。 自然に出てくる ありがとうが好きだ。土曜日の朝、5人だけで針仕事。 少人数で秘密を共有するような 柔らかい親密感が漂う。普段はミシンやアイ…

  • 身体が思い通りに変化している

    白髪がちらほらと 顔を出すようになって これからどうしようか いろいろ考えていた。主流にのって普通に染めるとこに どうしても違和感があるから。確かに白髪は老いの象徴。 それに抗う人間がたくさんいるので 髪を染める技術も方法も 数百年の間に格段に進歩した。でも私は水を汚したくない。 髪を染める薬剤は排水口から やがて海へ流れ出す。生きているだけで 生活排水を流すのに 自分を若く見せるために 髪を染めるという行為が 私には心地よくないのだ。それぞれの年齢期の 魅せ方があるのに どうして若さばかりに しがみつかなくちゃいけないの?数本のときは抜いていた。 髪の量が多いので 抜いちゃいけない…という …

  • 泥沼にはまりました

    ホントにハマった。 私ではなく愛車が。週末降った雨が 傾斜のある駐車場の土を 泥土にしてしまった。発車できなくて きゅるきゅるとタイヤが 空回りするばかり。摩擦力を上げるために 玄関の足拭きマットと 分厚いダンボール紙を タイヤに噛ませた。それでも発車できない。 お隣さんはまだ寝ている。早起きのご近所さんに 助けてもらおう、と 庭から出たら 犬の散歩をしている男性が おはよう、と声をかけてきた。嗚呼!天からの遣いだ! すぐに手伝ってください と、お願いした。10分くらいかかったけれども 彼の援助のおかげで ぬかるみから脱出できた。ありがとう神様! 絶妙なタイミングで彼を 目の前に遣わせてくれて…

  • 死とセックスが怖い

    あちこちで様々な発信を 拾い読みしていると 人が怖がるものの根底に このふたつの事象への 畏怖感があるな、と感じる。言い換えると「消滅」と「交わり」。肉体的または精神的に 消えてしまうことと 深く他の人間と関わることを 極端に怖がっている。身体のケアも人間関係も そこそこの時間がかかる。 だから面倒くさい。 なので称賛や見返りを餌にする。手を変え品を変え 古今東西で伝えられる 人生の奥義のような教訓は 究極、消滅と交わりの恐怖を 和らげる言葉たち。ひとことでいえば 「変化」が怖いのだろう。人生を一本の線にしてみる。 それが途切れること 他の線と交わること そんな「変化」を人間脳は怖れる。個人的…

  • 詐欺に巻き込まれた長男と離婚後の団結と奇跡

    先週長男がフィッシング詐欺に ひっかかかってしまった。 https://note.com/mikiluna/n/n86c7d6ec8a9bその後のあれこれについて 長男と直接話をするために 元ダンナと暮らしている 彼の家に立ち寄った。ドアを開けたら 元お義母さんと親戚の人がいた。 元ダンナは退院したばかりで 思うように身体が動かない。 彼のお見舞いに来ていたのだ。さくさくと毒舌で話す 親戚の女性の話術も後押しして いろんな話題で大笑いした。なんと詐欺の直後に長男の車も 修理しなくちゃいけないらしい。 男3人運転手なしの状態。 彼らの家には2台自家用車があるけど 父親は彼の車を使わせない。踏んだ…

  • フィッシング詐欺とアドラー心理学

    長男が騙されてしまった。 郵便貯金をごっそり 移動させることに詐欺師たちは 成功してしまったのだ。責任者を装って 「口座情報が漏れてしまったので 安全な指定口座に預金を 移動させてください」 とメッセージと電話で連絡。前日にその話を 夕飯のときに聞いて ホントに郵便局の人?と確認した。電話番号も郵便局の位置も 間違いない、というので それ以上息子のスマホを 確認しなかった。メッセージを見れば一目瞭然。 だったのだけれど。 事が済んでしまっては後の祭り。振り込み後にさっさと お金を移動させるために 翌日に「口座変更手続き完了事務」の 偽の予約設定をして 指定郵便局に行っても 誰もそのことを知らな…

  • わかれ道が見えたときに決めたこと

    この先この家でこの人と ずっと暮らすことはないと 別れの気配が視えたとき 決めたことがある。避けられないだろう別れを 「悲劇に仕立て上げない」 と静かに決心した。どうやってやるかなんて 全く見当がつかなかった。 お手本になるような人は まわりにいなかった。間にいる子供達や 家族・親戚とのつながりが 濃厚であればあるほど 別れがちらつくときの ハードルが高く感じられる。どうやったらたどり着くか 全くわからなかったけれど とにかく先に決めた。 悲劇にだけはするまい、と。当時できることと言えば その理想的な状態を リアルに想像することだけ。何もかもが落ち着いて みんながそれぞれ 笑って暮らしている姿…

  • 数百万円を救う手順と頭のないうさぎと蘇る前世の感覚

    今月も針仕事で数十着の ドレスを救出した。 納品最終チェックで 小さな穴や引きつりが見つかると その状態に合わせてケアをする。今回初めて挑んだ救出は 頭のないうさぎの刺繍。 幸いにも余り布があった。 機械刺繍のうさぎの頭を切り取り 自然に見えるように縫い付けた。職場で扱う服の店頭価格は たいてい一着数十万くらい。 販売価格が高額である分 細かい手作業がとても多い。安く大量生産されている服と 比べてみると違いがよくわかる。 ラベルやボタン付けはほぼ手作業。 裏地や角の後始末を見れば どれくらいのケアが 一着の服に施されているか とてもよくわかる。たぶんオーダーメイドくらいの 丁寧さで最終チェック…

  • 15年に1回だけの「ありがとう」に「ありがとう」

    通勤路として選んでいるのは ほんの少し遠まわりの道。 くねくねとした細い道路は 車通りが少なくて絶景。慌ただしい気配を 漂わせる自動車がほぼ皆無。 散歩かランニングをしている 人間と数台の通常運転の車しか 通らない田舎道。この季節はドングリがたくさん カーブのところに落ちていて パチンコ玉の上を走るみたいで ゆっくり走らないと危ない。 先日ハンドルを取られて ヒヤリとした瞬間があった。昨日の帰宅時 ドングリを掃いている男性がいた。 車を止めて窓を開けて お礼を直接伝えた。「Grazie mille!!」 「ありがとうございます」すると男性は こちらこそありがとう、と言った。15年間ときどき掃除…

  • ホントはね、ほんとはね、どちらも真実

    いろんな分野で 様々な場面で 繰り広げられる 「どちらが正しいか」論争。昨日フェイスブックの 差し込み広告に こんなのがあった。どこからどうやって 物事を見るかによって 見え方が変わる。それをわかりやすく 図解にしたもの。もう何十年も マトモにテレビを見ない 暮らしをしているので うる覚えだけれど こういう視点の違いが あることに気づかない人々が 熱く論争している姿を見て 不思議な感覚を持った。論点そのものよりも 「常識人」「大人」という ラベルを額に貼り付けているのに 物事を多角的に見ることが できないことがなぞだった。小学生の頃に 毎日単色デッサンの練習を やっていた時期がある。 物の形を…

  • マジメなあなたとワタシのおちゃらけリラックス

    日本語で書かれている ブログ記事を読んでいると やっぱり日本人は 根っこが真面目だな と、つくづく感じる。私生活や趣味の世界にも タスクを課して 「頑張る」人が多い。自分のリズムで堂々と 生きる人が少ない国だから 上手く息抜きできなくて 周りのリズムにのまれて 突然死んじゃったり するんだろうな。すっごくバカみたいな 小学生のいたずらっ子みたいな くっだらないことを 言ったりやったりしても 人間性が崩壊したりしないから やっちゃえばいいのに、と 思わずにはいられない。私もご多分に漏れず 根っこはすごく真面目。 それを重々承知してる。だから素っ裸で踊る 変顔を鏡に映して笑う 意味のない言葉で歌う…

  • 突然現れたライバル

    どんな集団にも エース級の人材は必ずいる。 リーダーになったり実力者だったり 形は様々だけれども その集団を引っ張る。自他ともにリーダーだと自負があり 実力もある人の目の前に 突然ライバルや新人が出現。 これもよくある構図。さて新参者に対して どんな態度を示すのか。 そこにその人の器や深層心理が ありありと映し出される。イタリアの田舎町でも そんな現象を垣間見た。手先が器用でアイデア豊富な私が 地元のかぼちゃデコレーションの コンテストに参加したら トップ賞を獲得した。お決まりのハロウィンランタンじゃ おもしろくないから 花柄のデコレーションを施した。地元には金持ちで美人で 手先が器用な人とし…

  • 3年間やったこと・やらなかったことの証

    元ダンナの入院が 長引きそうなので 近頃ちょくちょく 息子達の所へ行く。イタリアに来てから 約20年暮らした家を出て もうすぐ3年が経つ。飾り棚や収納家具 キッチンのあちこちに 埃・水垢・汚れが 溜まっている。なにかを3年間続ければ たいてい誰の目にも見える 効果や変化がわかりやすく 視覚化される。元ダンナと息子達が暮らす 家のあちこちには 「3年間やらなかった」 証が目に見える。家の外に出て稼がないことを 「なにもしなかった」 「全部俺が賄っていた」 と彼は別れる前に言った。ちょこちょこと工夫をして 稼いでいた現金も 日本から持ってきた貯金も 彼にとってはなかったことに 脳内変換されていた。…

  • 「いつもの」と言えるありがたさ

    ここ数年でこれを 実感した人は多いだろう。いつもの店のいつものメニュー。 いつもの場所のいつもの景色。あたりまえだった日常が ガラリと変わるときに ヒトはやっと「いつもの」ありがたさがわかる。ホントは毎瞬が 絶妙な奇跡の上に 成り立っていることに 普段はあまり気づかない。最近の習慣は 職場近くの店で エスプレッソコーヒーを 飲みながらの読書。少し早めに家を出て 30分くらい本を読む。音楽が流れているし 人の出入りもかなりある店。 その一角で本の世界に没頭する。騒がしい世間の雑音の 渦中でも集中できる フォーカス能力も鍛えられる。とても可愛らしい女の子が いつもの?と視線を向けて微笑む。 Sì …

  • わからないという残虐性

    4〜5年前に家猫のスカイが 行方不明になった。 アパートの3階暮らしで 普段は外には出ない。どうやらテラスから落ちて 地上階の工事現場のどこかに 身を潜めていた様子。見つけたのは長男で その時私は外出していた。スカイの白い毛が すごく汚れているから シャワーで洗おうとしてるけど 暴れるから上手く洗えない。という電話を受けて すぐに帰宅した。バスルームから 2人の息子達の声とスカイの 暴れる気配が聞き取れる。 逃げるなよ、などと 言いながらはしゃいでる。後は私がやるから任せて、と 息子達をバスルームから追い出した。工事現場の素材が ねっとりと身体中に付着。 お湯でもとれない何か。 全身が薄汚れて…

  • できる限りのことをやった時の軽い疲労感はご褒美

    久しぶりに昨夜 眠気とともに作業をした。 英語でのプレゼン準備の 資料チェックとアドバイス。時差があるので イタリアは夜中。 日本は早朝。間に合うかどうか わからないけれども ぎりぎりまで できる限りのことをやった。ベッドに入った後 めずらしくお隣さんが 真夜中まで談笑していたが その声が子守唄になって 深い眠りについた。ビジネス英語を専門に 使ったことはない。 英検の部類も受けたことはない。 客観的な英語力が どれくらいなのか知らない。 たぶん中級者の入口くらいかな?実際に資料説明をするのは 英語を母国語とする人達の 思考構成にあまり慣れていない人。だからなるべく 簡潔な表現を使って 説明し…

  • 生き方が変わると手相が本当に変わる・時代も変わる【占い全般への違和感と時代変遷】

    年齢を重ねると手のひらのシワも 増えるから当然といえば当然。 だけどそれだけでは 説明がつかない線が 本当に増えたり消えたりする。手相鑑定を専門にしていないし ざっくりとしか知らない。 それでもあきらかに この線、昔はなかったよなあ という変化を観察できる。好奇心がむくむくと 沸き立ったらすぐに調べる。姓名判断や数秘術などと同様に 解釈や考え方はいろいろ。 いくつかの説明を拾い上げて 感覚的にしっくりくるものを 参考にしている。善し悪しの概念は 時代とともに変わるし 結婚や成功の定義も 状況や社会環境によって まったく違う様相になる。占い全般に関して持っている 小さな違和感はそこ。「成功」は名…

  • 本当にヤバい時は平常運転とはやり方が真逆になる

    このことに気づいたのは 元ダンナが糖尿病になったとき。普段はなるべく飲まない方がいい コーラやスプライト 摂取しない方が望ましい 白砂糖などが低血糖症状を 改善させて命を救う。病院での手当てもそうだ。やや重病気味の患者の 手術などはじっくり検討するから 日々の軽い手当てよりも 後回しになりがち。けれども出血が激しい 緊急時にはとにかく 応急処置を施す。 真っ先に対応する。先日の針仕事でも 似たようなことが起こった。少し手間のかかる修理は 簡単にできる方を優先させて 厄介なものを後回しにする。 時間を取られすぎると 他の作業チームへ服を渡せないから。ところが納品が迫っていて とある修理が可能かど…

  • 【おとなの部屋】イタリアのパートナーシップと避妊方法・おひとりさまの性事情

    日本は言わずとしれたセックスレス大国。 結婚して子供ができた後は 性行為をしなくても普通…みたいな状態が 「常識」のような顔をしている。 なんだかおかしくない?続きはnoteで。https://note.com/mikiluna/n/n849810d4bf1b Foto Yaegashi Luna

  • 【おとなの部屋】性と体の物語と実話

    え?これを私がやるの?できればこの役を引き受けたくない。 イメージが降りて来たとき正直そう思った。 宇宙の流れとやらはスパルタだ。 容赦なく次々と新しい扉の前に連れてこられる。noteの新しいマガジンを作りました。おとなの部屋 https://note.com/mikiluna/n/n02e32d9f0689ゆがんだ性意識への一石を投じる場所です。 タブー視されて隠されて 本来あるべきパワーが押し込められている 箱の鍵をばらまきます。続きはnote で。 Foto Yaegashi Luna

  • どうして写真を撮るのが好きなのかわかった朝

    早朝の起きがけのまどろみに つながりやすいのは過去世。この身体を使っていない 人生の断片を感知しやすい。いつぞやの私は 写真を撮影していた。 とても古い時代のカメラが 手元にあった。だからか。今スマホだけで こんなにも手軽に 素敵な景色を切り取って 何度も眺めることが できるだけで嬉しい。誰かに見せたい訳ではなく ただただうっとり眺めて ため息をつきながら お腹いっぱいになる。あんなに時間がかかる作業で 貴重なものだったのに。こんなにもたくさん 素敵な景色も表情も 留めて置けるなんて 奇跡のような喜びだ。古い時代にカメラマンを やっていた私は切に願っていた。嗚呼! この景色をもっと手軽に 撮影…

  • 他愛もないおしゃべりが幸運を運んで来た話

    毎週火曜日の朝に 職場の自動販売機の メンテナンスと商品補充に 担当者がやってくる。非常用出入り口のドアを ノックしてやってくる その人の名前は知らないけれど 扉の近くに座っている 私がいつもドアを開ける。コーヒー類の販売機の点検後 軽食・水・ジュースの販売機に 補充作業をしていた彼と ささいな世間話をした。朝晩冷えてきたね。 けど日中はいい天気だよね。 そんな他愛もないこと。エスプレッソコーヒーの カップを手に作業机に戻ろうと きびすを返す直前 補充していたおやつを ひとつ差し出した。あげるよ。余ったから。 新発売だよ。美味いよ、これ。ほんの数分前に 他の同僚も同じ場所で コーヒーを飲んでい…

  • 皆既月蝕と天王星蝕の天体ショーよりもめずらしい舞台の主人公

    ほぼ日本全土で観察できた 2022年11月8日の天体ショー。とてもレアな現象を肉眼でも 簡易望遠鏡でも確認できたおかげで かなりたくさんの人が関心をよせて 夜空に願いを放った様子。職場から帰宅したとき 庭の駐車場で車を止めて ライブ配信を楽しませてもらった。イタリアと日本の時差は8時間。 こちらのお昼に仕事を終えたので ちょうど天王星が 月の影から顔を出す直前だった。ぴょこっと飛び出した 小さな天王星の光に向かって たくさんの人が いろいろな願いを 言葉にしているチャットが とてもおもしろかった。合格祈願 恋愛成就 目標達成 復讐祈願めずらしい宇宙現象に 願掛けをしたくなる その気持ちはわかる…

  • 背筋に寒気が走るホロスコープリーディング

    職場に70歳の新入りがいる。 彼女の息子と娘の ホロスコープリーディングをした。同僚をざっくり観るとき または簡単なカードリーディングは コーヒー1杯で引き受けている。関西の整体師さんと組んで 始動し始めたPPMP Personal Power Mapping and Pointing の話題に興味を示した新入りさん。さっくり解析を前払いで依頼。 ものすごいパワフルな ホロスコープチャートに 度肝を抜かれた2人だった。 数秘で観てもすごかった。有料で解析を引き受けるときは その人に合った分析や情報を アウトプットできるように なるべくニュートラルな状態で 降りてくるものの仲介役に徹する。芸術家…

  • たくましさを放つ息子達

    昨夜は息子達と晩ごはん。 普段は父親と近くに住んでいる。先日我が家から持っていった ボトルワインの補充分を持って 次男がまず階段をあがってきた。彼が時々アルバイトしている ワイン蔵の新ワインを2本。 次男が葡萄の収穫からボトル詰め ラベル貼りまで手伝った赤ワイン。その後から長男。 すぐにふたりはキッチンで 夕飯のメニューを目で確認。 味噌汁を飲むと言ったのは長男。次男はワインを飲むかどうか 迷いに迷っていた。 前日にも1本ひとりで空けたらしい。雑談をしながら玄米炒飯を食べる。 結局次男はワインボトルを開けた。「パパ、入院してるんだよ」お昼にパスタ食べたよ みたいな口調で次男が言った。詳しく話を…

  • 3分間の作品を3年間かけて作る【PUPARIA 玉川真吾 作】

    ふと出会ってしまう。 好き・嫌いを超えて 存在感を残すものがある。PUPARIA 玉川真吾 作あ、これは私の人生の縮図だ。そう感じた。 作者はもちろん私を知らない。 どんな日々を送ってきたかなんて 微塵も知らない。続きはnoteで↓https://note.com/mikiluna/n/n20ac90dfd5f8 You Tubeよりスクショ&PIC.COLLAGE 加工

  • 大好きすぎて絶好の機会を逃した話

    やってしまった、と 自分の言動を悔いたことが 過ぎ去った日々には何度もある。 すべて糧になっている。だけどその瞬間の 「あ、やっちまった」感覚は 印象に残っている。会話や人間関係が苦手 という人達は そんな経験を繰り返して 抜け出せないんだろう。「大好きだった男の子と やっと話ができるチャンスに トイレで化粧直しをしていたら いつの間にか居なくなっていた」「お気に入りの女の子が 三角関係に悩んでいそうな そんな言葉を放ったときに 個人的な相談話ができそうで 嬉しすぎて過大反応しすぎた」「はじめてのデートに やっとこぎつけたのに 彼の嫌いそうな指摘をしていた 店員の言葉をそのまま伝えて 彼のムカ…

  • にっこりの度合い【笑顔の段階変化】

    笑顔の違いを段階表現した 描写が出てくるのは 村上春樹氏の小説。 「ダンス・ダンス・ダンス」 だったかな? 記憶が確かならば。笑顔の種類を見分けるのは 得意分野のひとつ。 私自身も笑顔を使い分けている。先月の初旬に同僚のひとりと はじめて休日に出かけた。 職場には2人しかいない パート勤務仲間なので 帰宅時間がちょくちょく重なり 雑談を交わす仲ではあった。職場の仕事の流れでも 手作業チームが作業を終えた服に アイロンをかける担当の彼女と なにかと言葉を交わす。彼女の旦那さんと3人で出かけた。 彼はよく躾けられた警備犬のように 女2人のそばにいるけど 会話の邪魔にならないくらいの 程よい距離感で…

  • 怪人二十一面相【noteマガジン機能】

    はてなブログではメインとサブ 合計3つのブログを発信できる。 できることなら発信傾向を なるべくブラしたくない。でも人生の転換期に どうしても方向性が変わる。 それをどうするか?!これはそのまま 人生の選択にも通じる。 迷うタイミングは 時折やってくる。「まっさらにしてゼロからはじめる」 「なんとか続ける」どうしようか迷った。しばらく放置して ふと動きだすまで触らない。 たいていいつもそうやって なにかを決めている。いろいろ考えても 答えが出ないことは考えるのを いったんやめてみる。 離れた方がよくわかることも 往々にしてあるから。全消去しようか迷ったブログは 結局今のところ過去記事を そのま…

  • 表彰状をもらったことのない人生を想像したことがなかった

    23歳くらいの話。 スキューバダイビングの 初級ライセンスを取ったとき 指導員のひとりが言った。「こんな風に賞状をもらうことが はじめての人もいるかもしれません」え!?そういう人生を 全く想像したことがなかった。 そんな人もいるのか、と 軽いショックを受けた。自慢話ではないけれど トロフィー・盾・メダル・賞状は 飽きるほどもらった。スポーツ・絵・文章・創作 それぞれの分野で何回も 表彰されたことがある。 どれもこれも小さな団体の 特別に騒がれないイベントで。だから渇望感も違和感も どちらも持っていない。 もっと大きな舞台で表彰されたい とも思わなかった。むしろうまくできなことに どんどん興味が…

  • スマホ写真活用術⑥【実例画像付・簡略説明】主に絵の資料としての人物写真

    イラストや絵を描く資料として 撮影・加工した人物写真の 特徴と使い方のアイデアを noteでシェアしました。https://note.com/mikiluna/n/n9747c678ea9a Foto Yaegashi Luna

  • 夜が本来の闇だった頃、人は闇の尊さを全身で知っていた

    先進国と呼ばれる国の 「普通の暮らし」から 夜の闇が消されて 明るくなった分だけ 人の心に闇が忍び込んだ。太陽が地球の反対側を 照らしているとき 人も植物も眠る。夜行性動物以外は 身体を休めて肉体の活動を 緩めて最小限の生命維持の 身体機能に身を委ねる。そして肉体を持ったままでは たどり着けない世界で 浄化や情報収集をする。明るすぎる街を徘徊する 人間の形をしたゾンビ集団。 健全な眠りの世界に すんなりと入れない人々。「闇が怖い」と明かりをつける。不自然な光のもとで 歪んだ思考がのたうち回る。ハロウィンの夜に彷徨うのは 仮装した若者だけではなく 昇華されない個々の切望。切望が絶望になる前に 仮…

  • シンクロの連発は青信号【ハロウィンの夜に自分をトリックに落とし込む?トリートする?】

    ちょい長の記事なのでnoteにアップしました。https://note.com/mikiluna/n/nfd243152d40dHappy Halloween a tutti 🎃 Illustrazione di PIC.COLLAGE

  • ハロウィンのかぼちゃランタン🎃

    もうすぐハロウィン。 かぼちゃのランタン作りあれこれの 記事をnoteにアップしたよ。https://note.com/mikiluna/n/nd00313f8570eYou Tubeショートはこちらhttps://youtube.com/shorts/o37Vw4ocw-8?feature=shareHappy Halloween 🎃 Foto Yaegashi Luna

  • クールビューティーな彼女がこちらへ走ってくる

    先日職場が停電になった。 暗くなってすぐに フロアの反対側で働く クールビューティーな同僚が 小走りでこちらにやってきた。まっすぐに私の所へ来て みてみて!と手を出した。 中指に光る指輪を指して 「これね、犬の足跡なの! かわいいでしょ?!」 と満面の笑顔で息を弾ませる。今月の初旬に彼女と一緒に 初めて出かけてから 距離感が近くなった。 職場で挨拶を交わすときの 彼女の表情に親しみ度合いが増した。停電でアイロン作業ができないスキに チャンス!とひらめいて まっすぐに指輪を見せに来た そのキラキラした瞳が 可愛くて鼻血が出そうだった(笑)スタイルがよくておしゃれな彼女は まさにクールビューティー…

  • たったひとりのために

    大勢からの喝采や承認を 糧にしたいと感じられない。 どうしてもこれだけは 成し遂げたいという 個の欲求が薄い。なにかに夢中になれる きっかけはたいてい たったひとりのだれかのため。なにがなんでも その人の期待に応えたいとか 笑顔をみたいとか そんな重い感覚ではない。これ好きなんだよね、とか あれ食べたいな、なんていう 軽い言葉に反応する。じゃあやってみようかな っていう気軽な感じ。これが運命!宿命!天命! みたいな重さはない。先日ふとパートナーが言った。 「この曲弾いてみたいな」彼も幼い頃ピアノを習っていた。 代表的な習い事と言えば そろばん・習字・ピアノ・公文 という世代に育った私も 小さい…

  • なぜ瞳を閉じるのか

    たとえアイコンひとつにも その人の心理ははっきり現れる。 まっすぐ正面を見つめる写真や イラストを私は使わない。フェイスブックもインスタも 他の場所でもアイコンに 正面写真や瞳を見開いたものは いっさい使っていない。 猫の写真以外は。それには訳がある。 意識的にそうしている。心の目が開いているから 凝視する必要がない限り 瞳をやや閉じがちにしている。 肉眼の視力もむちゃくちゃ良好。「みえすぎる」というのは 心地よいことばかりではない。今日から交際を始めるという 本来ならば心躍る瞬間に いずれやってくる 別れの気配がみえたら 手放しで喜べない。騙すわけではなくても この人の側にいたら きっといず…

  • 不味くても食べられるだけマシなのか?それとも食べないほうがマトモなのか?

    これを人間関係にあてはめたら 「食べない」方がいい。 近くに居たらどんどん 体調が悪くなるような関係ならば さっさと離れるのが賢明。後味悪い人と群れるより ひとりの時間を豊かに過ごすと 心身も頭もほぐれる。ただし多少の違和感を 感じることで学びにもなる。 不味い人間関係は 美味しい関係を再認識させてくれる。仕事にあてはめたら 「割り切り思考」で 無我の境地でやると楽。必要に駆られてやる 美味しくない仕事でも 「とりあえず」ならば なんとでもなる。出口が見えないとき ヒトはパニックになったり 病んだりする。いつ終わるかわからないタスク。 延々と続く単調作業。一生このままなのか?と 自分に問いかけ…

  • 水をまく体験

    息子達がまだ小学生の頃 近所の店の駐車場に 苗木が植えられた。ひょろひょろとした まだ根の張りが少ない木々は その年の暑さにあっという間に やられてしまいそうだった。私達は夜に水をまいた。 近くの消化栓をひねり 大きなバケツを水で満たし 近所の数家族がほぼ毎晩 わっせわっせと水を運んだ。誰が言い出しだのだろう。 私だったかもしれない。 記憶はおぼろげ。結局その苗木達は 大地に根を伸ばすことなく すべて枯れてしまった。もし育っていたら きっと駐車場に木陰を作り 真夏には重宝されていただろう。ふと思う。そういう実らなかった理想を 描きながら身体を動かした体験は 子供達にどのような財産を もたらした…

  • 男は目の前にあるものが見えない

    冷蔵庫を開けた男達が 〇〇どこ?と聞く。 目の前にあるから 「まっすぐ前をみて」と答える。元旦那や息子達と暮していた頃の謎が 昨日仕事場で解けた。針仕事の職場には 経営者家族のメンバー以外 男性はいない女の園。 けれども仕事中に発揮されるのは 女であっても主に男性性。男は目的に向かって行動する。 女は受け取り守り育てる。肉体の性別だけではない。行動・能動は男性性。 保持・受動は女性性。単純化すれば生殖器官に すばりそのまま現れている。だから男は目の前にある物よりも 遠くを目指したり見ることが 必要だし得意なのだ。 目的や目標がないと日々のハリを 感じにくい狩猟生活が基盤。女は受け取り守り育てる…

  • イタリアで日本語を渇望した頃の話【会話よりも文字が恋しかった日々】

    その頃簡単に触れられる日本語は 持ってきた自分の本や雑誌。新しいものは簡単に手に入らない 貴重品だったから 友達から回ってくると 雑誌広告から編集後記まで 活字という活字を読み尽くした。母が送ってくれた荷物の パッキングに使われている くしゃくしゃの新聞も読んだ。古本をダンボール箱につめて 船便で送ってもらったこともある。 どんなジャンルでもいいから とにかくあるだけ送って、と 何度か友達にお願いした。自分では絶対に手を出さない 分野の本を読めたのは ありがたい機会だったな。日本語に限らず活字を読むと いつも便通が活性化される。御用達の図書館のトイレとは すぐに親密な関係になる。 本屋でその効…

  • ヨコヤリさん登場、ブレーキどうもありがとう

    そう来たかと、納得してしまう。 ホロスコープを学びはじめて約3年。 予測不能の出来事の気配の しっぽを予め視るやり方が だいぶ上手くなった。やたらと細かい 「完璧主義君」がかけるブレーキは それはそれで私らしさでもあり コツコツ学ぶガソリンになる。もともと気配を感じる アンテナ感度は高い。誰もが目の前で見ることができる 資料としてのホロスコープの 図表があることで ひとりよがりの危険を ある程度回避できる。こういうこと言ってるのが 私の完璧主義くん(笑)「思わぬ所から横槍が来る」そんなエネルギーが漂っていた折に インスタアカウントが 突然のっとられた。知らせが来てすぐに パスワード変更をしたけ…

  • 早朝の読書についてくるおまけとコーヒー牛乳の記憶

    職場の近くにあるバールで エスプレッソコーヒーを飲みながら その朝手にした本を読む。毎日ではないけれど 頻繁に通っているから 「カフェ・マッキアート?」と 注文する前に聞いてくれる。「うぱぱるわいな」と 独自流派の日本語で挨拶してくる おじさんと笑顔を交わす。ほぼ毎日スピードくじを 買いに来るメガネおじさんも 挨拶交流メンバーのひとり。この店の女の子達は みんな魅力的で笑顔が素敵。 たったひとりを除いて。唇をアヒル整形した女性がいる。 彼女に注文を聞かれたときは いっとき頭が空虚になった。ボトックス注射したであろう 唇の不自然な膨らみが 不自由さのエネルギーを 放っていたから。美の基準はそれぞ…

  • なぜそのタイミングだったのか

    過ぎてからわかることがある。 むしろ、過ぎてみないと 実際になにが起こって どこにつながっていたのかなんて わかるはずがない。確かに気配らしきものは 予感として感じる。 けれどもそれは単なる気。 ふわふわしてつかめない。どうせならなんとなく いい感じの気配を選んで 今まで生きてきた。なぜ?と問われても 「なんとなく」としか 答えられないことがある。「ほら、これだよ。 このために あのときそれを選んだ」と明言できるのは後から。 歩く前に足跡はできない。誰かの歩いた道を たどることが心地よい 人生だったら楽だったのかな? と、感じるときもたまにある。ないものねだりなんだけど。人生の転機は 振り返ら…

  • がっしゃーん!どぼん!ぱちんっ!【絵本と人生と音楽】

    息子達が幼い頃のお気に入り絵本は「さる るるる」五味太郎 「もこもこもこ」谷川俊太郎・元永定正 「Il grande ploff」 Chiara Carrer言葉の響きがリズミカルで ドラマ性があるストーリー。なにかが落ちたり弾けたり割れたり。 そういう効果音が入っている絵本が 息子達は大好きだった。なんど読んでもがっしゃーん! ぱちんっ! Ploff(どぼん) ! と言う音のページになると 彼らは瞳をキラキラ輝かせて 一緒にその音と動きを楽しんでいた。いつもどおりの安定。 平和で平穏なリズム。 それを味わうことを楽しむ喜びが わかるのは大人になった証拠。なんだかんだ世の中は がっしゃーん!ど…

  • ラッキースターの使い方【成長を促す鍵の在り処】

    占星術で木星は幸運の星と呼ばれる。 「いいこと」の定義は人それぞれだし 「幸運」の捉え方もバラバラ。 「拡大」の象徴という解釈が いちばんしっくりくる。つまり生まれた時に どこに木星があったかによって 「なにが成長の後押しをしてくれるか」 がわかりやすくホロスコープにかいてある。とても簡単にまとめた動画を見かけたので 要点だけ抜粋シェアします。 動画リンクはこちら。 https://youtu.be/cPRLiUbZmFs興味のある人はぜひ生まれた時の木星の位置を 下記のリンクから調べて見てください。https://sup.andyou.jp/hoshi/hoshiyomi_horoscope…

  • 思い出にしがみついて立ち止まらないように

    この辺りの街角には 通称カリタスと呼ばれる 中古物品収集システムがある。リサイクルボックスを使って 服・靴・かばん・毛布・寝具 などを収集して必要な所へ配布する。ゴミ捨て場ではないから もちろん使えるものだけ。 不要になった物が 別の場所で命をふきかえす。 とても便利なシステムだ。昨日数枚、夏物を処分した。楽しい旅の思い出 友達とのイベント 忘れられないひとときこういう思い入れが 鮮やかに蘇る服達。少し躊躇していた。 カリタスボックスへ 入れる準備をしてから 1週間くらい放置。大丈夫。 思い出にしがみつかなくても。 大切な人々との楽しい時間の あたたかい記憶はそのまま 私の中に残るから。新しい…

  • 学校を卒業したら辞書って使いませんよね?

    という問いかけに出会ったとき マジでびっくりした。 え?使わないの?!それと同様な驚きを さっき体感して思い出した。「中庸って言葉聞いたことありますか? あまり聞かないですよね。」という一文を目にしたから。個人的にはしょっちゅう 使っているし目にする。辞書に関しては 最近の断捨離でごっそり 処分したので使用頻度は かなり落ちたけれど 全く使わないなんてあり得ない。電子辞書も買わないで Google検索だけで大丈夫かな? という実験をしている。 今のところ不便さを感じない。ぺらぺらと紙をめくる 指の感触が好きで楽しかった。 だから少し懐古を感じる。中庸という言葉は 私の人生のテーマでもあるので …

  • 息子達との宴

    Foto Yaegashi LunaStasera ho cenato con i miei figli. A casa mia non c'è la televisione. Quando mangiamo insieme facciamo una bella chiacchierata.Dopo cena ho suonato il pianoforte elettronico. Godere ed assaporare ogni momento è la cosa più importante della vita 🎶今晩は息子たちとの宴。 普段同じ家で暮らしていないから 日々の成長のた…

  • ほとんど見えないようなイトが救う世界【その媒介者の心得】

    note に投稿しました。 長めの文章はnoteにアップしてます。https://note.com/mikiluna/n/nc6a9b2e5718f Collage e Foto Yaegashi Luna

  • 感動的なシーンの舞台裏がみえる

    AGT(アメリカズ・ゴット・タレント) などのタレント発掘番組で よく見られる感動シーン。YouTube動画で私も楽しんでいる。 すぐにぼろぼろともらい泣きをする。 涙もろい質なのだ。リアルショーだから 参加メンバー達の反応が 人間くさくてよい。例えば癌治療中の家族や 貧困・いじめ・犯罪行為からの脱却。 生まれつきまたは事故による身体障害 といったわかりやすい背景が 感動的なストーリーを盛り上げる。だけどね。その「癌」がつくられていたり 治療という名目の商売が あたりまえに横行していることは きれいさっぱり包み隠されている。いじめや犯罪が絶えない原因である ストレス満載で歪んだ社会のシステム。…

  • 東へ、いや違う。西だ。走れ!

    ほんの一瞬しか その美しい光景は 見ることができない。今朝の朝焼けはきっと美しい。そんな気配がしたので 東の窓際で白湯を飲みながら シャッターチャンスを 座って待っていた。今日は外だ。 外で撮影しないと いちばん美しい瞬間を フレームには収められない。上着を羽織って 靴を履いて庭に出る。写真の構図は悪くない。 でも違う。 東の稜線の際が綺麗な 色彩を放っている。小走りで東の大通りまで 移動すれば間に合うかな?数十メートル進んだとき 全身に声が響く。違う!逆だ!西へ行け!走れ!逆方向へ走り 自宅裏の小高い場所へ 登ってさらに数メートル西へ。今日のいちばん美しい色を 理想の角度で撮影できた。数分後…

  • 判断に迷ったら瞼を閉じてみると視覚に騙されない

    現代人はパッと見の外見に あっさりと騙される。もともともっている 人間のデータ蓄積パターンは 無意識領域の影響も大きい。情報の洪水が常日頃の 都会生活を生き延びるためには ある種のアンテナを鈍らせないと とても生きていけない。例えば他人の思考。 色彩バランス。 空気中の毒素。こういったものを 逐一感知していたら おかしくなってしまう。 感度を鈍らせるというのは 自己防御の一種。個人的に見えない領域の 感知アンテナが高めなので 大きな街に行くときは 瞼を閉じるように いろいろな感覚器官の 感度を下げることにしている。ヒトハ ミタメ ガ キュウワリというような本が闊歩する 世界を歩くためには それ…

  • 息づかい・肌触り・ゆらぎを排除したその先になにが残るだろうか?

    シンプルなアイコン。 誰でもわかりやすいマーク。 母国語や知識の蓄積に あまり左右されない ユニバーサルデザイン。これらがあちこちで 見られるようになった。 世界は距離を縮める。地球ではない場所に 生息している生命体と 交流を計るための コード信号のようなものを 研究している人々もいる。シンプルな線や ぺったりと均一に着色した デジタルイラストも 様々な機材とアプリの恩恵で 気軽に作れるようになった。そんな時代だからこそ 人々は逆行するような 人の手のぬくもりを求める。デジタル画面上で 筆やペンのゆらぎを 再現する技術が どんどん発達しているのは やはり人間が求めるものが 体温や体感だからだと…

  • 静と動の狭間で

    写真はひとこま 静の世界で表現する。 たくさんのコマが 並べられて動くのが動画。近頃の動画編集ツールの その格段の進歩に 感心せずにはいられない。ガタガタの画面上で 左右に動くインベーダーゲーム。 ボールを打ち返すだけの シンプルなテニスゲーム。それをリアルに見てきたし 少しだけデジタルデータ 編集アプリを仕事上 使った経験があるから ことさら進歩度合いに 驚嘆するばかり。さて猫も杓子も動画編集が できるようになった昨今 天邪鬼の精神が むくむくと頭をもたげる。じゃあアタシは動画をやらない。きっかけは溜まりに溜まる 日々の写真の処理だった。空・雲・料理・植物 そして日常生活のあれこれ。 一瞬の…

  • 届いたのは赤ワインだけではなくて

    先週末、夕食に招待された。 ワイン蔵でアルバイトをしている次男に メニューに合わせたワインを 選んで持ってきてもらう約束をした。ところが当日 アルバイトには行かず 次男は帰宅後家で眠っていた。 早朝通学・サッカー練習・宿題の 疲れが溜まっていたのだ。 彼は父親と暮らしている。メッセージを送っても 返信がなかったので きっとそんなことだろうと 見当がだいたいついていた。職場を離れる同僚との夕食前に 私はワイン蔵へ立ち寄り 次男が買う予定だったボトルを 購入してから出発した。昨日の夕方ひょっこり 次男が私の家にやってきた。 わざわざボトルワインを 持ってきてくれた。 約束を忘れてごめん、と。針仕事…

  • 【とにかく結婚したい症候群】Sinと心・神・信・新・真

    今読んでいる小説に 男女の交わりをsin(罪)と 表現している一文が登場した。愛する人と肌を重ねて エネルギーを融合する 素敵な行為を罪と名付けて 罪悪感を植えつけたのは イエス・キリストではない。後の人間達が 「我らが権力をもっと強大に!」 というくだらない願望のために 核心をずらしてごたごたと 余計な教義をくっつけた。そのカケラは現代もなお 「成功」を促す神話として 継承されている。 何喰わぬ顔をして。 正義の仮面を被って。儲けた者が勝ち組。 経営者や投資家になれば安泰。 労働者階級は負け組。 時間を自由に使えない人間は家畜同様。話をsinに戻す。敬虔なキリスト教信者たちは 尊い交わりを罪…

  • たった1枚を選び出すために

    東洋文化を散りばめた フェスティバルへ行ってきた。本腰を入れて ひとつの技術や伝統を そのまま継承している人々。過去と現在をうまくつなげて 新しい活用法を提案している 斬新的なグループ。とりあえずそれらしい 表面だけを整えた 嘘くさいブース。流行り物や売れそうな物を とりあえず並べただけの 薄っぺらい場所。人がたくさん集まる場所には 必ずある種の層が垣間見える。会場でたくさんの人間と ごく短い交流をした。その中で一番印象的に 記憶に残ったのは 美しいダンサーたちの 横顔を撮影していたカメラマン。舞台袖で出番を待つ 妖艶で美しい3人の女性に レンズを向けて 何枚も何枚もシャッターを切る。そのカメ…

  • やってみたい人生の選択

    生まれてくる時に 経験してみたいことを 私達は選んで降りてくる。それはわかりやすい 職業や立場・肩書を 示しているわけではない。 家族の情を感じたい 集団の中で支え合いたい 孤独の感覚を知りたい たくさん移動したい 命を育て守りたいわりとぼんやりとした 感覚的なものが多い。 ざっくりとした 方向性だけなのだ。音楽・スポーツ・絵画など わかりやすい形を取ることも あることはある。 ただしあまり多くはない。それなのに 「将来の夢」という質問に 職業や役割分担の名前で 答えることが多いので つい名詞で限定しがち。それが決まらないと 人生の迷子になっているかのような 烙印を押されたり押しがち。本当は「…

  • ひとりひとりの取扱説明書

    天秤座月間が始まり 対極にある牡羊座のエネルギーが 強く流れ込んでいる気配を感じる。職場では天秤座と牡羊座の 影響の強い姉妹が お互いのパワーを ぶつけ合っている姿を見かけた。バランスをとって動きたい天秤座 とにかくスピード勝負の牡羊座俗によく見かける星占いは 太陽の位置だけで判断する簡略式。 当てはまらないという人も多い。 あたり前の話だ。「日本人・イタリア人・中国人 ロシア人・フランス人・ドイツ人… この国の人はこうです。」と記述してあったら そこに当てはまる人もいれば 全く違う人もいる。 とはいえざっくりとした 傾向は否めない。今どの天体がどの位置にあるか 生まれた瞬間にどの天体が どの…

  • 誰かがやらないとヒトの世界がまわらない雑務を優雅にこなす人物

    昨夜久しぶりに 次男のサッカー練習場へ 迎えに行った。ITALIAN BURGERという 激うまハンバーガー屋で 夕飯を食べる約束があったから。サインしに事務所へ来て と、次男が言う。サッカーチームの雑務をこなす 男性に会ったのは数年ぶり。 相変わらずの日焼けした笑顏。記憶が確かならば 彼は会計士のような 仕事をしていたはず。 郵便局の職員だったかな?とにかく大量の書類整理と 数値の扱いに慣れている。小さなトタン小屋の 事務所の中は整然としていた。 不備の内容をメモした 付箋がついた書類が並んでいる。こういう種類の仕事を サクサクこなす優雅さに 私の琴線はくっと揺れる。特に混沌としがちな国 イ…

  • どうしてもやってみたくなる魅惑の3点攻撃

    攻める訳ではないけれど。 私をピアノの前に呼び寄せる 魅惑的な魔法はコード。クラッシック音楽は それはそれで美しいけれど どうしても奏でたいと 感じることがなくて。中学生までだらだらと続けた ピアノをいったんやめた。 ほとんど練習しなかったので 若いピアノの先生は いつもため息をついていた。月日は流れ 時折白黒の鍵盤に 触れることはあっても 毎日ピアノの前に座ることはない 長い年月が刻々と過ぎ去った。ピアノの音は好きだった。 CDをよく聞いていた。 ジャズピアノの演奏を聞いた時 あれ?とアンテナが動いた。クラッシック音楽や 楽譜通りの伴奏じゃなくて 即興でも奏でることができる コード進行の魅力…

  • たかが血液型されど血液型

    世界の血液型分布図を検索してみると イタリアはO型がいちばん多い。A型大国である日本で 少し変わった人扱いされがちな B型が主流の国もたくさんある。たかが血液型されど血液型。集団行動という 視点で観察すると 「お国柄」と血液型の割合は あながち軽視できない。私はO型なので イタリア暮らしは肌に合う。 細かすぎないあれこれが ちょうどいいのだ。隣のフランスはA型が多勢。 だからフランス好きの日本人が たくさんいるんだな、と納得する。ちなみにイタリアでは O型をアルファベットではなく ゼロと呼んでいる。生物学的に見たら ゼロの方が理にかなっている。 A型B型の抗体が 「ない」という名称だから。おそ…

  • 読めない本

    引っ越しのために 友人が本をたくさんくれた。 未読の作品だらけ。イタリア暮らしで 時折届く日本語の本は ありがたい貴重品。 紙の本が好きな私の大好物。いそいそと分類をして 不要なものは処分。 リサイクルショップへ 直行させる本も数冊あった。届いた日から早速 適当に手に取り 就寝前に読み始めた。ところが。 どうしても読めない本が そこそこある。 価値観が合わない。「幸福な生活」百田尚樹 「青天の霹靂」劇団ひとり 「火花」又吉直樹この3冊は断念した。男女関係・人間関係の 日本人独特のリズムが 肌に合わない。 違和感しか感じない。キスのひとつやふたつで やたらと大袈裟に騒ぐ。 妙にはびこる上下関係。…

  • ふさわしい場に呼ばれる

    呼ばれる神社によって 人生のテーマがわかるという 記事を見かけた。それは神社だけでない。もし居心地のよくない場に 呼ばれることが多いなら そこで学ぶこと やってみたいことがあるから。ここで言う「やってみたいこと」は 現実的に苦手に感じる 分野だったりする。その人によって また同じ人でも時期によって 人生のテーマが変化する。 あたりまえのことだ。 人は成長するから。もちろん道程もそれぞれ。直線でまっすぐ進む。 ぐるぐるとまわり道をする。 ジグザグで険しい高低差がある。 分岐点や交差点が多い。さらにどうやって移動するかも 各自バラバラでやり方は際限がない。道なき道を切り開く。 誰かのかすかな足跡を…

  • イワンのばか【集団の煽りと意図に気づかない強み・与えられた役割をこなす決意】

    noteに記事をアップしました。https://note.com/mikiluna/n/n640e8d9b5918 Foto Yaegashi Luna

  • 逆行人生の性質を活かす【もとに戻す・整える】

    始め!というかけ声で テストを受けるとき 逆から解いていくのが 大好きだった。まわりのスピードと比べたり 競争したくなかった。 だから可能であれば 最終問題から取り掛かった。最初から順番に解いていくと 問題用紙をめくる速さで どれくらい進んでいるか わかりやすいのだ。そういうスピードの比較を したくないしされたくない。だから逆から解くことで まったく違うリズムで テストに集中できる。または全体をざっとみて なんなく解ける課題から 取り組むこともあった。用紙をめくるリズムが 明らかに違うから 時折私のリズムが 異なることに気づく人も 極たまにいる。あ、この人気づいた。と気配を察するのも あらゆる…

  • 体育館から逃げるドナルド

    住民に開放している 市民体育館に引っ越した。 そんな夢を見た。荷物運びを 手伝ってくれた人達が 適当に詰め込んだ収納場所の 手前の部分だけ 少し使いやすいように 整理をして物を入れ替えた。背後から声が聞こえる。 手伝ってくれた人達の 称賛のおしゃべり。「きれいに荷物を収めてるよね」 「ホントにすっきりしてる」公の空間に居住するなら これをずっとキープするんだな。 奥の方の荷物は明日片付けよう。そう思いながら収納スペースの 扉を閉めて立ち上がる。疲れているのかな? 足元がふらつく。 張りかけのネットに 足をとられて転びそうだった。わらわらと個人開放の バドミントンコートに 大人も子供も集まってく…

  • 本格的なエネルギーリーディング開始・アイデア降臨実況中継付き

    ありがたい協力者が 現れたおかげで 熟成させていた構想が 実際にスタートした。ホロスコープ解析を軸にした エネルギーリーディング。生年月日だけでなく 写真なども添付してもらって じっくりゆっくり分析。とりあえず目の前にある 細々したことを解決する 糸口として占星術を使っても 構わないのだけれど 生まれ持った性質や特質を 再認識したうえで行動すると 頑張らなくてもいろいろと 上手く行きやすい。どうせやるならば そういう健康診断的な解析を やってみたいと思っていた。友人・知人にデータを提供してもらい 3年くらい多角的に研究。 占星術は長い歴史情報を含む 人間行動学だといえる。学びは尽きない。先祖か…

  • 白黒シンクロ☯が際立つ日にマヤ暦を学んでみた

    noteに記事をアップしました。https://note.com/mikiluna/n/n494ffbee5dad Foto Yaegashi Luna

  • ぴかぴかとキラキラだけが人生じゃない

    幸せ・成功・達成・夢 それを語って 気分をあげるのも 悪くないけど。曇り空も はっきりしない天気も ぜんぶまるごと人生。あれはダメでこれはいい。そんな基準を 外側から押し付けられたり 自分けら取り入れたり。そこに気づいて ぎゅうぎゅうに 縛ってるなにかを 緩めて手放す。すると自然に なんでもない日常を ただただ味うことができる。雨風をしのげる家。 動ける身体。 空腹を満たす食べ物。 身体を包む衣服。おおげさに感動しなくても ほんのりありがたい。昨日はピアノを弾いて かき揚げを作って食べた。夢中になれることがあって 食べたいものを食べられる。そんな静かな日常が じんわりあたたかい。毎日のあれこれ…

  • 子供がのびのび育つために褒める必要はない

    ふと思った。ほんとうにのびのびと 子供がやりたいことを する環境の基本は 肯定されたり褒められる ことではなくて単純に「否定されない」だけでいいのかも。「なんでも褒めて育てよう」 という感じのオススメに 違和感を感じていた。やりたいことを自由にやれる。たったそれだけで きっと子供は 深い深い自己信頼感を 育むことができる。というのも 「ほめられる」ことを 喜びの基盤にすると 承認欲求もくっついてくる。確かに称賛は 成長の糧になりやすい。 けれども諸刃の刃。ほめられれば伸びて けなされれば落ち込む。そんな構図を構築しやすい。期待に応えているうちに ほんとうにやりたかったことが わからなくなるニン…

  • それぞれの

    それぞれの花に それぞれの美しさ。それぞれの形に それぞれの造形美。それぞれの色に それぞれの愛。Ogni fiore ha la bellezza propria.Ogni forma ha la bilancia serena.Ogni colore ha l'energia infinita. Foto Yaegashi Luna

  • これからの人生に持っていくもの・あきらめたもの

    最近気になった物がいくつかある。 リサイクルショップで 麻のモスグリーンの服を買った日豪華な白いグラスセット 和やかな水玉のコーヒーセット 天使のついたアンティークのスプーン 木製のオブジェこの4つがとても気になって 次回この店に来たら 全部買って帰ろうかな と考えながら店を出た。家に戻ってきて 穏やかで楽しい夏休みを 過ごしている時に 全く頭によぎらなかった この4つのモノ。私は本当に欲しいのだろうか?ひとつひとつ 手にとって使っている様子や 目の前にある眺めを想像してみる。この家に連れてきたら きっと噛み合わない。 ちぐはぐな状態になる。使わないで飾るだけの オブジェを除いてそう感じる。 …

  • ウスバカゲロウと額に残る勇者の傷跡

    駐車場にたくさん アリジゴクの住処がある。 あまりにもいっぱいあるので 先日細い枝でちょいちょいと 刺激して遊んだ。すり鉢状になった さらさらの土の底に がっちりと獲物を捉える でかい鋏を構えて待っている。アリの体液を吸い取って成長し ウスバカゲロウになる。区切りをウスバカ・ゲロウにすると 「薄馬鹿下郎」に聞こえる。 すんごい名前だ。トンボのように半透明の 長い羽を持っていて よたよたと頼りなさげに飛ぶ。寝室に侵入したウスバカゲロウを 救出したことがある。 近頃、侵入生物を逃してあげる 回数が格段に増えた。犬・猫や哺乳類または 身体の大きな動物を 救出するとニュースになって もてはやされるのに…

  • 好きなものは好き、宝探しが好き

    リサイクルショップや 古着屋さんで 宝探しをするのが好き。ガラクタの中で ひときわ光ってる物を 探しだして整えて 自分仕様にすることに わくわくする。新しい物だって 嫌いじゃないし 最初からすっきりと 使えるのは嬉しい。でも私の本性が よりうずくのは この手でよりよい状態に 戻してあげるとき。その過程が好き。ここをこうして こんなふうにすれば また活躍できるよね? 家に来る?物と会話をして 相性が良ければ 同伴帰宅。逆もやる。自分の暮らしに 合わなくなったものは リサイクルショップへ。 または寄付ボックスへ。快適に暮らすには 日々こまごまと 動くことがあたりまえ。最近迎えたキャンドルホルダー。…

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