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  • 灼熱の日々の昼麺物語

    連日の灼熱地獄。水辺に近い気象台で39.4℃っていうのだから、照りっ返しの強いわが家あたりでは連日40℃超えといっても過言ではない。そんななか、昼食にモソモソ米の飯を食ってはいられない。いきおい、冷たい麺が中心になる。これは我流冷やし中華。在庫のあるもので作ったが、香味野菜をしっかりのせてみた。きゅうりは歯ざわりがいいように予め塩もみにしたものを使った。これは冷やし山かけそば。ネギ、オオバ、ミョウガの薬味たっぷりに摺りゴマと切り海苔。キュウリとミニトマトを付け合わせに。「冷やし中華」ではなく「冷やしラーメン」。スープは濃い目に作ったものに氷をぶち込んで冷たく。キャベツとモヤシは味をつけてから冷やして。ボロニアソーセージと生わかめはそのまま。賞味期限が近づいていた豆腐も入れてみた。最後は定番冷や麦。薬味はネ...灼熱の日々の昼麺物語

  • 生活者の記録 農協「おんさい朝市」にて

    岐阜は昨日、39.1℃という酷暑。今日も同じぐらいということで、朝からジリジリと照りつける日差しが暑い。めげずに、農協の「おんさい朝市」へ行ってきた。「おんさい」は別に「温菜」ではない。岐阜弁で「来る」の丁寧語である。「〇〇さんがおんさった」=「いらっしゃった」などといった具合だ。(普通の「来た」は「きんさった」だが、この「さった」に丁寧語の意味合いを含むから、これも多少は丁寧語のうちか)だからこの「おんさい」は「いらっしゃい」の意味になる。サブタイトルが「産地直売所」とある。だから、スーパーへ行けば年がら年中あるようなものでも、この時期、この地区で穫れないものは売ってはいない。例えば今は、ほうれん草、小松菜、水菜などの葉物は見かけない。魅力はその安価さである。スーパーの半値、場合によっては三分の一で済む...生活者の記録農協「おんさい朝市」にて

  • 久々 名古屋千種区今池へお出かけ

    連日暑い日が続く。最初の写真は自宅の窓の外だが、見るからに暑そうだ。しかし出かける。出かけた先までの間、暑くて途中の写真など撮っている余裕はない。会場の今池交差点ガスビルの上階から、街並みを撮る。眼下は、よく通った新今池ビルの新たな建て替え風景。かつてのこのビルには、いくつかの映画館があり、人文書籍のウニタ書房があり、さらには中古レコードやCD販売のピーカンファッジがあり、よく通ったものだ。私の半世紀の足跡の一部が壊される思い。千種郵便局を含む今池交差点。この郵便局からは、その頃やっていた店のDM便をよく出したものだ。広小路通を挟んだ眼下のビルは、今池を象徴するようなパチンコ屋の大伽藍。もっとも私は、手で球を一つ一つ供給する方式の頃しかパチンコ台に触れたことはない。その同じビルを、会合終了後、広小路通を挟...久々名古屋千種区今池へお出かけ

  • 告白、あるいはある勧酒の話

    ■私がはじめて酒類を口にしたのは、15歳の頃だった。相手は父、というより父に勧められてだった。「よしなさいよ」という母に、父は「15といえばむかしなら元服だ。そういえばこの俺も15歳の初陣より・・・・」と自分の身の上話が始まるといった具合。■その父は尋常小学校高等科(今の中2)卒業後、人間より熊のほうが多い福井県の山村の集落から、柳行李ひとつを背負って旧油坂峠を越え、岐阜の材木屋へ奉公に出た。その歳から見知らぬ土地で肩肘張って生きてきたのだと思う。■その父も、20年近い奉公の後、やっと自分の暖簾を掲げたのもつかの間、1944年、戦争に取られて満州へ。敗戦後はシベリア抑留。■帰還して以後、平の勤め人として材木屋へ。やっと自分の会社をもつに至った頃、私が元服へ。それがこの最初のシーン。■今年の秋、私は亡父の享...告白、あるいはある勧酒の話

  • 【夏の昼餉】とにかく食欲増進だ!

    やれ手術で入院だ、それ歯の治療でうまく噛めないなどの事情が重なって、わが成人史上最低の体重50キロ弱に。このままでは体重がなくなってしまって、生けるがままに即身成仏でミイラになってしまう。定番ざるそば乾麺からでも適切な処理でうまくなる一ヶ月近く、手術痕が完全に癒着するまで断酒をして、食の手抜きをしたのも影響があった。どういうことかというと、ただただ腹がくちくなって栄養が摂取できればというのは私にとっては人間の食事ではない。人間の食事とは、酒類に伴走し、そこである種のハーモニーを醸し出すものであって、それ以外のものは餌にほかならない。「酒なくてなんのおのれが桜かな」である。焼き飯昨夕餉の残り物を細かく刻んであるというわけで、今月第二週ぐらいから、餌ではない食事の方に切り替えてから、少しづつ体重が戻ってきた。...【夏の昼餉】とにかく食欲増進だ!

  • この豪華きわまりない折込広告の実体は・・・・

    7月14日(金)の「朝日」の朝刊に、新聞紙大の立派な光沢質の4ページ立ての折込広告が入っていた。普段は折込広告などろくに見もしないのだが、その紙質とボリューム感に惹かれて、「おや、なんの広告かな」とタイトルに目を通した。そこには、「大手総合通販大和心新規人材を大募集」とある。通販といえば、いまや既存の大手と新規参入との競合が激しい分野といえる。そこへさらに新たに・・・・ということだが、引っかかったのは「大和心」というアナクロなネーミングにわざわざルビを振って強調していることである。これは只者のなせる技ではあるまいという私の直感は当たった。裏面には、この会社の社長兼会長の挨拶があり、そこには彼は82歳であり、その妻は「49歳と若く、九州で随一の名門鶴丸高校から早稲田大学第一文学部心理学科を卒業した才媛」との...この豪華きわまりない折込広告の実体は・・・・

  • クラスター爆弾を使用するウクライナを支持できますか?

    あウクライナはアメリカが供給するクラスター爆弾を対ロ戦に使用するという。この爆弾は、いわゆる親子爆弾といわれ、親爆弾のなかには数百個の小型爆弾が収納され、それらが空中での親爆弾の炸裂に伴い、広い範囲に拡散して炸裂するという「効率性」の高い爆弾である。ということは、限定された軍事目標にとどまらず、無辜の住民にまで被害を及ぼしかねない。しかもこの子爆弾たち、着地点によっては、その時点で炸裂せず不発弾として残り、事後的に思わぬ被害を生み出す。この爆弾は、ヴェトナム戦争で米軍によって使用され、その悲惨さに非難が起こり、その不使用のための国際条約が提起され、現在百カ国以上がそれを支持している。日本の自衛隊は、一時期、それを保有していたが、今は廃棄処分にしてるという。それをいま、ウクライナが使用しようとしてる。私はこ...クラスター爆弾を使用するウクライナを支持できますか?

  • 雑記いろいろ 安倍留魂? 図書館 マイナカード 全快

    ■7月某日留魂?7月1日、奈良に安倍の「留魂碑」が建立され、迷妄神秘主義者の高市早苗が、「安倍先生の霊魂はこの世に留まっている」とのたわごとをことありげに述べているが小うるさい。実は、安倍胸像は某所に密かに建立されているのを私は知っている。この事実は、そして目撃者は、10人前後であろう。しかし私は、この詳細を述べようとはしない。これはその作者やプロデュ−サーとの約束だから。■7月某日岐阜県図書館にて先月の手術以降、なんかこちらから積極的に行うことが億劫になって、TVのドキュメンタリー風のものを観たり、音楽を聴いたりと受け身でできることしかしていない。読書もあまりしていない。読書というのは、そこに書かれていることを咀嚼しつつ解釈を加えてゆかねばならないという意味で、意外と能動的なものなのだ。こんなことではい...雑記いろいろ安倍留魂?図書館マイナカード全快

  • はじめての遠隔青春デイトの地 六十数年ぶりの再訪

    知多半島を日帰りで旅したこと、その西側、中部国際空港についてはすでに述べた。午後はその東側、河和口にした。なぜ午前に西にし、午後に東にしたかは、写真を撮る際の順光と逆光を考えたからである。そして、なぜ河和口にしたかは、病み上がりの身、ここが駅から海までの距離が一番近かったからだ。しかし、それだけではない。ここは自分史的に思い出の地であるからだ。そう、何度目かの初恋の折、ふたりとも学生であった私たちは、それまでのキャンパスやその所在地、名古屋を離れ、はじめての遠隔(というほどでもないか)デイトを敢行したのがこの地であったのだ。六十数年前、ここは海水浴場として結構人気の地であった。まだ、高度成長期の前で、日本の河川は従前からの白砂青松の面影を残していた。それが、60年代初頭から始まった高度成長期には、日本の河...はじめての遠隔青春デイトの地六十数年ぶりの再訪

  • ああ、飛行機は着陸し、待機し、そして離陸する

    岐阜から久々に名鉄電車に乗った。着いたのは中部国際空港。ここは知多半島の西側。その後、同じ知多半島の東側、河和口にも行ったが、それは次回。1940年代中頃、幼かった私にとって、飛行機はアンビバレンツ(両価的)なものであった。飛行帽にゴーグル、白いマフラーの特攻隊員は私のヒーローであった。むろん、彼らの置かれた極限状況など知る由もなく、ただそのかっこよさに憧れていたのだ。しかし、44年、サイパン島が米軍の手に落ち、本土空襲が日常化するにつれ、飛行機は、とりわけ腹の底に響く重奏低音を伴うB29の爆音は恐怖の対象になった。大垣の郊外に疎開していたにも関わらず、近くの紡績工場が軍需工場に変わっていたのを米軍は見逃すことなく、焼夷弾を雨・霰と降らし、なかには爆弾も混じっていた。そのうちのひとつが私たちが避難していた...ああ、飛行機は着陸し、待機し、そして離陸する

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