「スノーボール ウォーレン・バフェット伝」(アリス・シュローダー 著、伏見威蕃 訳)という本の感想、4回目。バフェット氏に関する記事でよく目にするのは、バフェット氏の投資の特徴の一つとして長期投資を挙げてその事例としてコカ・コーラ株をとりあげるようなもの。これまでは、そのような記事を読んで、バフェット氏のコカ・コーラへの長期投資はうまくいくべくしてうまくいった(銘柄選択がすばらしく買った時点で成功は...
40代で早期退職したさえない素人投資家がひっそりと書き続けるあてにならない自己満ブログ
自己満ブログですが少しでも参考になることがあれば幸いです
早期退職して以来、散歩が日課になっているけど、これまで通ったことのなかった道を積極的に歩くようにしている。今までとは違う景色が見えてくることに新鮮さを感じられるため。今まで行ったことのなかったエリアを歩いてみるのはもちろんだけど、今まで歩いていた道の一本隣の道を歩いてみるだけでも見える景色は違うし、同じ道の反対側の歩道を歩いてみるだけでもだいぶ違う。また、いつも渡っている横断歩道ではなく歩道橋を渡...
会社四季報(2025年2集 春号)に一通りさらっと目を通してみた。その中で、最も気になった銘柄は保有中でもあるストライク(6196)。他の銘柄と比較して(同業他社と比較しても)、成長性や財務の健全性に対してとても割安に思える(売上高の年平均成長率は15~20%が目標(過去5年間の平均は29%)、自己資本比率88.8%、有利子負債ゼロ、総資産のうち約80%が現金及び貯金、会社予想PER10.5倍)。なぜ株価が上がらない(投資家が...
今週は、先日書いたようにマツオカコーポレーション(3611)を新規追加した。また、その資金にするためにハリマビステム(9780)を一部売却し、利確のためにFaber Company(220A)を一部売却した。そして、12月決算の銘柄の配当金の入金があった。なお、ミャンマーで大きな地震があったようだけど、追加したばかりのマツオカコーポレーションの工場がミャンマーにあるので業績に影響がでるかもしれないな。ネガティブな発表が出る...
先週、会社四季報(2025年2集 春号)を入手した。今回は、会社四季報からマクロ経済の動きを把握する、というのをテーマにしてみたい。すなわち、会社四季報に書かれている個々の企業(ミクロ)の動きを足し合わせることでマクロ経済の動きを読む、というようなこと。会社四季報オンラインで以前読んだ『
本日、1銘柄追加した。最近投資した高圧ガス工業(4097)や相鉄ホールディングス(9003)と同じく、今回も株式の売出し(大株主の保有株の売出し)の発表のあった銘柄を狙ってみた。売出しの発表のあった銘柄のうち、業績の割には割安そうに思えたマツオカコーポレーション(3611)に狙いを定めて株価が下がるのを待っていたけど、高圧ガス工業や相鉄ホールディングスのときほど株価は下がらなかった(結局、株価が一番下がったの...
プロフィール欄にも書いているように、お金や読書と並んで、自分はお酒が大好きだ。お金が無ければ物理的に生きてこれなかっただろうし、読書が無ければ精神的に生きてこれなかったかもしれないし、そして、お酒が無ければ心理的に生きてこれなかったに違いない。洋の東西を問わず、人類の歴史にはお酒が欠かせないように思うけど、逆に考えると、お酒をもたない文明は繁栄できなかったということなのかもしれない。なお、お酒の中...
今週は、日本株が全体的に良かったこともあり、個別株ポートフォリオも2.1%上昇してくれた。特に上昇が大きかったのは次の4つ。L is B(145A)→企業調査レポートや国土交通省NETISの評価ランクに関する資料などが公開されたためと思われるFaber Company(220A)→光通信による大量保有報告の影響が続いていると思われるクラシコム(7110)→月曜日に発表された2Q決算の内容が良かったためと思われるいであ(9768)→なぜこのタイミ...
「世界遺産」というテレビ番組でメソアメリカ文明が取り上げられていた。その中で、大きな種を蒔き続けることで今のトウモロコシが生まれた、というような話があり印象的だった。つまり、トウモロコシは今のような姿で自然界に存在していたわけではなく、(数千年に渡って)大きな種を選別して蒔き続けることで人間(メソアメリカの人々)が作り出してきたということ。このような話は、個別株式投資についても言えるように思う。す...
「全米No.1投資指南役 ジム・クレイマーの株式投資大作戦」(ジム・クレイマー 著、井手正介・吉川絵美 訳)という本を読み返した感想、2回目。「ピッグ」は身を滅ぼす、という話が気になった。保有株がいくら値上がりしようとも売ろうとしない欲張りな豚は結局大火傷することになる、というような話。株式投資は、欲張りすぎてもうまくいかず欲が無さ過ぎてもうまくいかないように思われる。欲が無ければそもそも投資に参戦しな...
今週は、保有株の調子がよく、全体で2.3%上昇してくれた。特に調子がよかったのは次の3銘柄。1.Faber Company(220A)2.前澤工業(6489)3.相鉄ホールディングス(9003)Faber Companyの上昇については、光通信(9435)による大量保有報告が発表された影響が大きいと考えられ、また、前澤工業の上昇は下水道関連ゆえと考えられる。そして、相鉄ホールディングスについては、株式売出しの発表を受けた暴落への反動と思われ...
「全米No.1投資指南役 ジム・クレイマーの株式投資大作戦」(ジム・クレイマー 著、井手正介・吉川絵美 訳)という本を久しぶりに読み返した。投機は金持ちになるための有益な手段であり真の分散投資には欠かせない、というような話がありとても印象的だった。投機について改めて考えてみると、機に投じる(利益を得られる機会を見出して投じる)ことを投機というのであれば、割安株投資にも投機的な側面はあるように思われる。す...
早期退職してから毎日のようにウォーキング(散歩)をしている中で、季節の移り変わりを感じることがある。例えば、夜が明ける時間や日が沈む時間が少しずつ変わってきたり、季節の花が咲いてきたり。サラリーマン時代はそんなことを楽しむ余裕もなかったけど、最近はそのような自然の変化を感じることにささやかな幸せを感じている。季節の花といえば、最近は梅が咲いてきたし、水仙もよく見かける。これからますます日が長くなり...
今週は、業績予想の上方修正と増配の発表を受けて愛知時計電機(7723)が大きく上昇したことや、先日書いた高圧ガス工業(4097)の売買などにより、全体的に2%ほどプラスになった。また、昨日書いたように相鉄ホールディングス(9003)を新規追加し、その原資にするためにローツェ(6323)とクラシコム(7110)を一部売却した。昨日も書いたように相鉄ホールディングスは短期投資の予定であり(株式の売出しによって下落した株価...
前回書いた高圧ガス工業(4097)のつながりで、株式の売出しを発表して株価が下がっている銘柄を狙ってみた。直近で株式の売出しを発表している銘柄について調べてみると10銘柄程度あり、その中でも発表後の株価の下落幅が大きいように思え、また、事業的にも問題なさそうに思えた相鉄ホールディングス(9003)を選択した。相鉄ホールディングスは、私鉄大手の相模鉄道などからなる神奈川県を基盤とする相鉄グループの持ち株会社。...
割安株を探していた中で気になっていた高圧ガス工業(4097)が、株式の売出しを先週発表してから株価が下がっていた。大株主が保有している株を売出すだけ(発行済株式数が増えるわけではない)のようなので、需給の関係で一時的に安くなっているだけでそのうち元の株価に戻るのではと思って本日少し買ってみた(他の銘柄の同様の事例を調べると株価が一時的に下がってもそのうち回復しているケースが多かった)。本日の取引終了後...
学生時代に最も印象に残っている科目は高校時代の物理であり、モノを投げたら(初速度と投げる角度がわかったら)落ちてくる時間や位置を計算できるというのがとても新鮮に感じた。そのような運動が従う法則を数式に表したものが運動方程式であり、次のように理解している。m×a=ΣFm:質量(動かしにくさ)a:加速度ΣF:かかる力Fの足し合わせ(合計)無理やり感はあるものの、このようなことは株価の動きについてもいえるように思...
「オニールの成長株発掘法 【第4版】」(ウィリアム・J・オニール 著、長尾慎太郎 監修、スペンサー倫亜 訳)という本の感想、2回目。次の話が印象的だった。あなたの投資目的は最安値で買うことでも、底付近で買うことでもなく、成功する可能性が最大になる正しいタイミングで買い始めることにある。これはつまり、あなたが株に手を出す前に、株価が狙いの買いポイントまで上昇していくのを、じっと待つことを学ばなければなら...
「オニールの成長株発掘法 【第4版】」(ウィリアム・J・オニール 著、長尾慎太郎 監修、スペンサー倫亜 訳)という本を読んだ。個別株投資を始めてから1年ちょっと、これまではファンダメンタルズとバリュエーションを重視してきたつもだけど、この本ではファンダメンタルズとチャート(と出来高)を重視すべきと説いている。すなわち、ファンダメンタルズの重要さは共通しているものの、PERや配当利回りなどのバリュエーション...
株を保有しているL is B(145A)の社長がYouTubeチャンネル「1UP投資部屋」に出演していた。その中で、次のような話が印象的だった。30%の成長は手堅くいけると思っていたけど、いろいろ予想していなかったことも起こって2024年12月期は25%の成長となった。今期こそ30%成長を確実に達成しようと思っている。というような話。30%の成長を3年間ほど続けてくれたら、株価は2倍くらいになってくれるだろうか。とはいえ、L is Bも...
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「スノーボール ウォーレン・バフェット伝」(アリス・シュローダー 著、伏見威蕃 訳)という本の感想、4回目。バフェット氏に関する記事でよく目にするのは、バフェット氏の投資の特徴の一つとして長期投資を挙げてその事例としてコカ・コーラ株をとりあげるようなもの。これまでは、そのような記事を読んで、バフェット氏のコカ・コーラへの長期投資はうまくいくべくしてうまくいった(銘柄選択がすばらしく買った時点で成功は...
「スノーボール ウォーレン・バフェット伝」(アリス・シュローダー 著、伏見威蕃 訳)という本の感想、3回目。バフェット氏の盟友チャーリー・マンガー氏の「逆の方向から見る」という話が印象的だった。マンガーが概念を組み立てる好みの手法は、数学者カール・ヤコビを髣髴させた。「逆から、つねに逆から」状況や問題を裏返して見る。逆の方向から見る。他人の目にはどう映るか? 自分たちの計画すべてが狂ったらどうなるか...
今週は、前週末比マイナスで終わった銘柄の方が多かったけど、一部の銘柄が大きく上昇してくれたことと配当金が入ってきたことでポートフォリオ全体では1.4%のプラスになった。大きく上昇してくれたのは先月導入したULSグループ(3798)。上がったり下がったり値動きが激しいのが気になるけど、まだまだ上昇してくれることを期待しておきたい。また、金曜日の引け後に3Q決算の発表があったクラシコム(7110)の業績がよく、業績...
「スノーボール ウォーレン・バフェット伝」(アリス・シュローダー 著、伏見威蕃 訳)という本の感想、2回目。周りがITバブルに浮かれていたときも、バフェット氏は“内なるスコアカード”のおかげで気持ちが揺らぐことはなかった、というような話があり気になった。“内なるスコアカード”とは何か? 次のような説明があった。 人がどうふるまうかを大きく左右するのは、内なるスコアカードがあるか、それとも外のスコアカード...
「スノーボール ウォーレン・バフェット伝」(アリス・シュローダー 著、伏見威蕃 訳)という本を読んだ。ウォーレン・バフェット氏の半生について書かれた本。バフェット氏本人や関係者に5年以上かけてインタビューした内容を元にしているとのこと。特に気になったのはバフェット氏の人柄についてであり、一言でいうと“投資オタクの天才理系男子”というような印象を受けた。例えば以下のようなエピソードがあった。ウォーレンは...
「知性とは何か」(佐藤優 著)という本の感想、4回目。「理解できることとそうでないことを仕分けする」という話が気になった。実は、自分が理解できることとそうでないことを仕分けするのは、反知性主義に足もとを掬われないようにするために、重要な技法である。なぜなら、反知性主義者の特徴が、自らが理解できていない事柄であっても、自分が欲する形で真理をつかんでいると確信しているところにあるからだ。このような話は投...
今週は、全体で0.6%のマイナスになった。マイナスは残念だけど、半年以上含み損に沈んでいたクラシコム(7110)がようやくプラスに浮上してくれてよかった。これで、保有している全銘柄が含み益の状態になった。過去のデータを確認してみると、全銘柄が含み益の状態になるのは約13か月ぶりのようだ。ただし、クラシコムは来週金曜日に3Q決算の発表を控えているので、その結果によっては・・・。なお、今年はプライム市場よりもス...
「知性とは何か」(佐藤優 著)という本の感想、3回目。勤勉性の高い人は自己コントロールが高く依存症に陥りにくい(反知性主義にも流れにくい)、というような話があり印象的だった。ここでいう“勤勉性”とは、「少ない報酬で努力する能力」と定義されている。このような“勤勉性”は投資においても重要と思われる。すなわち、個別株投資にしてもインデックス投資にしても、はじめのうちは利益を得られなかったりマイナスになったり...
「知性とは何か」(佐藤優 著)という本の感想、2回目。「中途半端に学ぶ」という話があり印象的だった。歴史を中途半端に学ぶと、自分が所属する民族に都合がいい物語を信じ、代弁することに生き甲斐を見出すようになり、反知性主義の罠に落ちてしまう。そうなるとナショナリズムを原因とした戦争を引き起こす可能性が高まる。「中途半端に学ぶ」ことの弊害は、歴史に限らず投資も含めてあらゆることにありそうだ。まあでも、歴...
「知性とは何か」(佐藤優 著)という本を読んだ。「反知性主義」について書かれた本。自分の読解力が乏しいだけかもしれないけど、要点がわかりにくく感じた。「反知性主義」とは何か? 次のような説明があった。反知性主義を大雑把に定義するならば、「実証性や客観性を軽視もしくは無視して、自分が欲するように世界を理解する態度」である。この話を読んで真っ先に思ったのは、まさに投資において問題になりそうな態度だとい...
今週は、ポートフォリオ全体で4%上昇して初めて650万円を超えた。振り返ってみると8週連続で上昇しており調子がいい。今年に入ってから18%ほど上昇していることになり、運用開始以来(2024/01/04~)で30%ほど上昇していることになる。また、前回書いたように銘柄を一部入れ替えた。売却 : システムリサーチ(3771)買い増し : ULSグループ(3798)売却 : クレスコ(4674)買い増し : アクシス(4012)なお、ここ1カ月くら...
今週も、銘柄を一部入れ替えた。■5/26(月) 売却 : システムリサーチ(3771) 買い増し : ULSグループ(3798)■5/30(金) 売却 : クレスコ(4674) 買い増し : アクシス(4012)システムリサーチ(3771)は、売上の3割程度をトヨタグループに依存しているため、トランプ関税のあおりを受けないか前々から気になっていた。現時点では特に影響なさそうに見えるけど、また、トランプ関税のあおりを受けるのかどうかよくわ...
早期退職して時間に余裕ができたこともあり、漫画でも読んでみようと思って「ワンピース」(尾田栄一郎 著)を17巻まで読んでみた。敵と戦ったり仲間を増やしたりしながらお宝を求めて冒険の旅を繰り広げていくような内容であり、また、笑いあり涙ありで感情を刺激してくるような感じであり、子供時代に読んだドラゴンボールを思い出した。改めて考えてみると、ワンピースやドランゴールのような漫画は子供たちの感情を刺激する装...
「たった一人の熱狂」(見城徹 著)という本の感想、3回目。“遊び”について書かれており、ゴルフや麻雀が取り上げられていた。見城氏はゴルフや麻雀が好きなようだ。ゴルフも麻雀も人生や仕事に通じるところがあるとのことで、次のような類似点が挙げられていた(と理解した)。ゴルフ・リスクとリターンを天秤にかける必要がある・環境の変化に翻弄されながら不確定要素をマネジメントする必要がある麻雀・偶然と必然があり、運...
「たった一人の熱狂」(見城徹 著)という本の感想、2回目。著者の経験をベースにして書かれたこのような本から学ぶ際、能力差と再現性に注意が必要と思う。能力差生まれもった性質が著者とは異なる自分がやってもうまくいくことなのか? それとも、著者だからうまくいくことなのか?再現性何度やっても(生き直しても)うまくいくことなのか? それとも、偶然が重なってたまたまうまくいっただけなのか?著者だからうまくいく...
「たった一人の熱狂」(見城徹 著)という本を読んだ。見城氏(幻冬舎代表取締役社長)の仕事観や人生観について書かれた内容。熱くストイックな体育会系の極みのような印象を受けたけど、見城氏は燃え尽きたいんだなと感じた。人生に悔いを残さないように、燃え尽きてから死にたそう。見城氏の熱量と比較すると、自分は冷めきっているように思われ、燃え尽きるどころか凍りついてしまいそう。まあでも、投資に限っていえば、「熱...
今週は、上昇した銘柄と下落した銘柄がおおよそ半々くらいだったけど、全体的には1%ちょっと上昇してくれた。また、昨日書いたように銘柄の入れ替えを行った。新規追加ULSグループ(3798)一部売却L is B(145A)すべて売却学情(2301)全体的に上昇してくれて好調な感じだけど、ここからが勝負だと思っている。というのも、前回600万円台に到達できたときは、700万円台に突入することなく500万円台に戻ってしまった。今回こそ700...
新規追加ULSグループ(3798)一部売却L is B(145A)すべて売却学情(2301)これまで会社四季報を読んできた中で、株価が下がったら買いたいと思う銘柄がいくつかあった。今回、決算シーズンだったこともありそれら銘柄の現状を一通り確認してみた。その中で、特に気になったのがULSグループ。情報システムに関するコンサルティングなどを行っている会社。先日発表された本決算を見ると、前期の業績は好調で、かつ、今期予想は前期...
『1勝4敗でもしっかり儲ける新高値ブレイク投資術』(DUKE。著)と『忙しい人でも1日10分から始められる 3年で3人の「シン億り人」を誕生させたガチ投資術』(DUKE。著)の感想、3回目。著者のDUKE。氏は「新高値ブレイク投資」を学んでもらうための投資塾(新高値ブレイク投資塾)を開塾しているとのことで、そのホームページを見てみた。本を読むだけでなく塾に加入してまで「新高値ブレイク投資」を学んだとしても(ホームペ...
株の売買を頻繁に行うわけではないけど、売買の行為が好きではない。というのも、売ったら株価が上がっていき買ったら下がっていくケースが多いように思えるため。今回も、ストライク(6196)を一部売却したあとに株価が上がっていき、Faber Company(220A)を買い増したあとに(一瞬上がったものその後は)下がっていった。まあでも、冷静に考えると、“売ったら株価が上がっていき買ったら下がっていくケースが多いように思う”の...
「賢明なる個人投資家への道」(かぶ1000 著)という本の感想、2回目。外国人投資家の視点を意識するべし、というような話が印象的だった。日本の株式市場の取引のおよそ70%を占めているのは、外国人投資家です。彼らは、日本円ベースではなく、米ドルベースで日経平均株価や個別株の値動きを見て投資しています。 (中略) 日本の投資家も、ときには金価格ベース、米ドルベースなどで相対的に株価を評価する視点を持つこと...
「賢明なる個人投資家への道」(かぶ1000 著)という本を読んだ。パーティーが始まってから参加するくらいがちょうどいい、というような話が非常に印象的だった。 投資で大切なのは、大底で買って、最大限の値上がり益を得ようとする必要はないということです。 パーティーが始まり、まあまあ盛り上がった段階で、「どうやらいい銘柄があるみたいだぞ」と噂を聞きつけて参加するくらいがちょうどいいのです。 100人規模のパーテ...
今週は、木曜日に全体的に下落する局面もあったものの、先週末比1.5%の増加で終わった。先週含み益に転じたデジタル・インフォメーション・テクノロジー(3916)が引き続き好調であり、また、ヨネックス(7906)のリターンが50%に迫ってきた。一方、クラシコム(7110)は引き続き低調に推移している・・・。そんな低調なクラシコムは、昨日、2024年7月期第3四半期の決算発表があり、併せて業績予想の上方修正(従来予想比で当期...
もし今サラリーマン生活に行き詰って、半強制的にアーリーリタイアをせざるを得なくなったとしたら(残念ながら再就職できる自信が無い・・・)、資金的にアーリーリタイアは成り立つだろうか?アーリーリタイアした場合の資金計画について考えてみた。まず、現在の金融資産は(節約生活をすることが大前提で)生活費の約30年分程度ありそうだ。すなわち、70代半ばになるまでの生活費はあるということになる。さらに、65歳から公的...
「テンプルトン卿の流儀――伝説的バーゲンハンターの市場攻略戦略」(ローレン・C・テンプルトン、スコット・フィリップス 著、鈴木敏昭 訳)という本の感想、7回目。「保有銘柄よりもずっと良い銘柄をみつけたら乗り換えろ」という売り時に関する話が気になった。この比較手法は恐らく投資で一番難しい問題、つまり売り時の判断にとって非常に有用なツールとなる。ジョン叔父さんは長年この問題に取り組んできたが、最終的に到達...
「テンプルトン卿の流儀――伝説的バーゲンハンターの市場攻略戦略」(ローレン・C・テンプルトン、スコット・フィリップス 著、鈴木敏昭 訳)という本の感想、6回目。企業価値と株価のズレに関する話が気になった。資産バブルがもつ主な特徴なひとつは、資産に関係する市場価格が買い手が強気に支配されているときは高く上がりすぎ、その後、売り手が弱気になって市場が急落すると、資産価値に比べて下がり過ぎることだ。このよう...
「テンプルトン卿の流儀――伝説的バーゲンハンターの市場攻略戦略」(ローレン・C・テンプルトン、スコット・フィリップス 著、鈴木敏昭 訳)という本の感想、5回目。「忍耐」の重要性について書かれており気になった。不人気株の投資家として戦いを進めるためには心理的な武器が必要となる。不人気株投資の問題は成功に忍耐が欠かせないということだ。文字通り数年も待たされることがある。ジョン叔父さんの場合、一九六〇年代の...
「テンプルトン卿の流儀――伝説的バーゲンハンターの市場攻略戦略」(ローレン・C・テンプルトン、スコット・フィリップス 著、鈴木敏昭 訳)という本の感想、4回目。「人一倍の努力の原理」という話が印象的だった。人よりもほんの少し余分に努力する気になれば正しい答えが得られる場合が少なくない。ジョン叔父さんは投資だろうがほかの仕事だろうが、そうした徹底した労働倫理こそが成功を支える基本哲学だと常に考えていた。...
今週は、大きな増減はなく、全体的には若干のマイナスで終わった。そんな中、少し動きがあったのは、残っていた現金でcotta (3359)を100株買い増ししたこと。もう少し値下がりしたら買い増ししようとかなと思っていたけど、値下がりするよりも値上がりしていきそうな気配を感じた(ぐずぐずしていると値上がりしてしまって買い増しするチャンスを逸してしまうように感じた)ので我慢できずにこのタイミングで買い増しをした...
サラリーマン生活がますます辛くなってきているのと反比例してアルコールやアーリーリタイアへの欲求がますます高まってきているこの週末、アルコールと戯れながらアーリーリタイア関連情報をネット空間で探っているけど、最も重要なことがよくわからない。それは、お金に関することであり、アーリーリタイア資金は結局いくら必要なのかということ。よくわからないのはなぜだろうか?理由1.今後の株式相場がどうなるかわからない...
先進国株が好調に推移しており、また、個別株投資を始めたこともあり、金融資産に占めるリスク資産の割合が高くなってきた。気付いたら65%(約3分の2)にもなっている。そこで、リバランス(先進国株を一部売却)しようと考えている。先進国株は2013年8月から2023年12月までの10年間積み立てたけど(それ以降新規の積み立てはせずホールド中)、その間、積立金額を調整することはあってもリバランスをしたことはなかったので、初...
「テンプルトン卿の流儀――伝説的バーゲンハンターの市場攻略戦略」(ローレン・C・テンプルトン、スコット・フィリップス 著、鈴木敏昭 訳)という本の感想、3回目。冷静さを保つことの重要性について書かれており気になった。だれもが知っているように、人は投資以外の生活分野でも感情に支配された性急な意思決定を行う。大事なのは、そうした性急な行動が株式市場に持ち込まれることがあり、それが原因でバーゲンハンターにと...
「テンプルトン卿の流儀――伝説的バーゲンハンター市場攻略戦略」(ローレン・C・テンプルトン、スコット・フィリップス 著、鈴木敏昭 訳)という本の感想、2回目。ジョン・テンプルトン氏が一番よく用いた指針はPER(株価収益率)だったとのことで、次のように書かれていた。成功の確率を高めるためには企業の全般的な長期的収益見通しや長期的収益力を基準としたPERが非常に低い銘柄を探すのがよい。この戦略を実行できる...
「テンプルトン卿の流儀――伝説的バーゲンハンター市場攻略戦略」(ローレン・C・テンプルトン、スコット・フィリップス 著、鈴木敏昭 訳)という本を読んだ。ジョン・テンプルトン氏の投資哲学/投資手法を解説する内容。「群衆よりも良い成績を上げたいのなら群衆と異なることをしなければならない」という言葉が紹介されており印象的だった。関連して次のように書かれていた。どんなときも他人と異なる投資(異なる国、異なる方...
今週は、水曜日に全銘柄がマイナスになるなど下げる局面もあったものの、木曜日からヨネックス(7906)が大きく上昇したこともあり、全体としては0.7%のプラスに終わった。500万円の原資に対して13.3%増加している計算になり、週末としては過去最高になった。各指数の年始からの騰落率(下記)と比較して見ると、東証プライム指数には及ばないものの、東証スタンダード指数や東証グロース指数は上回っている。東証プライム指数:...
最近は個別株投資の話ばかり書いているけど、単に面白くてハマっているからというだけでなく、なんとかアーリーリタイア後の収入源にできないかと必死になっているからというのもある(インデックス投資だけに頼らずに個別株投資との両輪にしたいという思いがある)。というのも、あと5年くらいでアーリーリタイアできないかと思っていたけど、果たしてあと5年も継続できるのだろうかと心配になってきている。個別株投資を早く軌道...
「高配当・連続増配株投資の教科書」(藤本壱 著)という本を読んだ。高配当・連続増配株投資とは、成長している企業の株に長期投資して高配当(増配)と株価アップの両方の恩恵を受ける投資、といようなことが書かれていた。また、そのための投資対象銘柄の条件が挙げられていた。条件①:毎年増配しているか、または減配していない(長期的に増配傾向)条件②:売上や利益が順調に伸びている条件③:現状の配当利回りがなるべく高い...
個別株投資を始めた当初、会社四季報の数字だけで銘柄を選んでいた。それではダメだと思い、ビジネスモデルなど数字以外の面も考慮する必要があると考えているけど、現時点ではなかなかできていない。最近追加した3銘柄(日置電機(6866)、ヨネックス(7906)、cotta(3359))を選んだときはどうだったかと改めて考えてみると、一番重視したのはやはり数字だけど、その次に重視したのは実は社長の雰囲気ではないかと思えて...
投資をはじめた当初、保有銘柄のほとんど(86%、7銘柄中6銘柄)がグロース市場の銘柄だった。それが一転、現在は、新たに追加したcotta(3359)を含めてもグロース市場銘柄の割合は30%(10銘柄中3銘柄)まで低下している。ポートフォリオの多様性を意識していることもあり、グロース市場銘柄(30%)、スタンダード市場銘柄(40%)、プライム市場銘柄(30%)、にバランスよく分散している(つもり)。なお、現在の損益を...
新コスモス電機(6824)を売却して新規にcotta(3359)を組み入れた。もともと入れ換えるつもりはなく、決算発表を受けてcottaが値下がりしたら、残っている現金(約10万円)で買ってみよう程度に思っていた。cottaはゴールデンウィークに銘柄探しをしたときから気になっており、値下がりしたら買いたい銘柄リストに入れていた。思惑通り決算発表を受けてcottaが値下がりしたものの、決算の内容的にはそこまで悪いように...