「全米No.1投資指南役 ジム・クレイマーの株式投資大作戦」(ジム・クレイマー 著、井手正介・吉川絵美 訳)という本を久しぶりに読み返した。投機は金持ちになるための有益な手段であり真の分散投資には欠かせない、というような話がありとても印象的だった。投機について改めて考えてみると、機に投じる(利益を得られる機会を見出して投じる)ことを投機というのであれば、割安株投資にも投機的な側面はあるように思われる。す...
40代で早期退職したさえない素人投資家がひっそりと書き続けるあてにならない自己満ブログ
自己満ブログですが少しでも参考になることがあれば幸いです
ゴールデンウィーク休暇に突入して以来、会社四季報等を見てめぼしい銘柄を探してきた。今回は、ポートフォリオの多様性を高めたいという思いもあり、海外売上比率の高い銘柄を優先的に探した。その結果、これはと思える銘柄が1つ見つかったため、本日買い注文を出し、無事に買うことができた。その銘柄は、電気測定器メーカーの日置電機(6866)であり、日置電機製の計測器は仕事でも使うことがある(技術系の方はHIOKIと書...
「初心者でも勝率99%の株ポートフォリオ戦略」(山本潤 著)という本の感想、6回目。投資哲学についての話の中で、「株式投資とは少数派のゲーム」という表現が出てきて印象的だった。 投資家には、確固たる投資哲学が必要です。なぜなら、人は弱い生き物であり、強い意見に流され、多数派についてしまうからです。 株式投資における哲学とは、人に流されないための教えです。 多数派に流されず、絶えず少数派であろうとする...
「初心者でも勝率99%の株ポートフォリオ戦略」(山本潤 著)という本の感想、5回目。バリュー株投資(PBRやPERが低い株への投資)に関する次の話が気になった。 バリュー投資家に対する私のイメージは、「いつも下方修正で参っているな」です。当たり前の話ですが、長期の利益が見通せない銘柄ばかりでポートフォリオを組めばどうなるかは明白です。業績はぐちゃぐちゃ、不景気になると無配転落の懸念が出てきます。 多くの指...
「初心者でも勝率99%の株ポートフォリオ戦略」(山本潤 著)という本の感想、4回目。分散投資とポートフォリオ運用の違いについて書かれており気になった。 私の見る限り、ポートフォリオ運用ができている投資家はほとんどいません。 分散投資をしている方は多いのですが、ポートフォリオ運用にはなっていないのです。 ポートフォリオ運用とは、多様性が豊かな銘柄群により構成されたるバランスの良い分散投資です分散投資と...
「初心者でも勝率99%の株ポートフォリオ戦略」(山本潤 著)という本の感想、3回目。株式投資の「六悪」として6つの危険な投資法が挙げられており、そのうちの1つが「小型株への投資」となっており非常に気になった(「ギャンブル」という表現も使われていた)。自分が投資している銘柄は全て“小型株”の範疇と思われ、特に、個別株投資を始めた当初から保有している3銘柄(ユニフォームネクスト(3566)、アクシス(4012)、ク...
「初心者でも勝率99%の株ポートフォリオ戦略」(山本潤 著)という本の感想、2回目。「最大の失敗は、最も自信のある取引から生じる」という話が紹介されておりとても印象的だった。このような話は、(個別株投資を始めたばかりの今よりも)慣れてきた時が危ないように思われ、自信のある銘柄に集中投資したりしないように、あくまでも分散投資に徹していきたいと思う。ということで、自信のある銘柄の扱いには注意しつつ、引き...
「初心者でも勝率99%の株ポートフォリオ戦略」(山本潤 著)という本を読んだ。投資において最重要な要素は時間であり、ポートフォリオを組んで長期保有すれば株式投資は99%勝てるゲームだ、というようなことが書かれている。関連する次の話が印象的だった。株式市場とは、「性急な結果を求める投機家から、余裕をもった長期の投資家へ富を移転するシステム」なのです。まさに“短気は損気”という言葉がぴったり当てはまりそうで...
今週は、月曜日から水曜日までは全体的に勢いよく上がり、木曜日に一旦下げて、金曜日にまた少し上がった、といようなアップダウンの激しい展開だったけど、結果的に先週の下げをほぼ取り戻すことができ(先々週の週末と同じくらいまで戻すことができ)、気持ちよくGWを迎えることができた。さらに、デジタル・インフォメーション・テクノロジー(3916)が初めてプラスになったこともあり、気持ちよさもひとしおだ。今回はグラフも...
「勝つ投資 負けない投資」(片山晃、小松原周 著)という本を再読した感想、3回目。真の上級者は相場に合わせて最適なアプローチに切り替えることができる、という片山氏の話が気になった。そこでぜひ覚えていただきたいのは、これさえあれば誰でもどんな相場でも勝ち続けられるという普遍的な手法というものは存在しないということです。 (中略) ひと通りのやり方を覚えれば初心者を脱して中級者にはなれますが、真の上級者...
「勝つ投資 負けない投資」(片山晃、小松原周 著)という本を再読した感想、2回目。投資で最も大事なのは「変化」を察知して「想像力」を働かせることであり、想像力を働かせるためには日頃から幅広い分野の情報を総合的に収集しておくことが必須(新聞が最適)、というような片山氏の話が書かれていた(と理解した)。なお、「変化」について最もわかりやすいのは決算短信に出てくる業績数値とのことであり、また、「想像力」...
「勝つ投資 負けない投資」(片山晃、小松原周 著)という本を再読した。自分に合うやり方(投資手法)を見つけるまで5年はかかった、という片山氏の話が気になった。ではどのようにして自分に合ったやり方を見つければ良いのかということですが、特に難しいことはありません。いろいろなやり方に実際に触れてみて、それを実践している先駆者のブログや書籍から考え方を学び、しっくり来るまで試してみるのです。僕もこれが多分自...
現在保有している8銘柄の中で、しっくりきていない銘柄が1つある。それは、クラシコム(7110)。クラシコムは「フィットする暮らし」を掲げているけど、まったくフィットしていない暮らし(サラリーマン地獄)に苦しんでいる自分にとっては心に響いてくる言葉であり、そういう意味ではしっくりきている。また、決算説明資料やネット情報などから伺えるクラシコムの経営戦略も理に適っているように思われ、そういう意味でもしっく...
今週はメディア総研(4242)を売却して、デジタル・インフォメーション・テクノロジー(3916)とクラシコム(7110)を買い増しした。そして、今週は株が全体的に下げた影響もあり、保有している株も前澤工業以外は全体的に下げる展開だった。前澤工業が好調だったのは先週金曜日に公表された第3四半期決算短信の影響と考えられる。これまでの傾向通り相対的に利益率の高い事業の売上高が伸びており、個人的にも好印象。デジタル・...
前回書いたように、月曜日にメディア総研(9242)を売却した。売ったお金をどうするか?中東の雲行きが怪しくなっているので現金でもっておくか、それとも新たに投資するか?迷ったものの、これくらい安くなったら買ってもいいかなという値で、とりあえずデジタル・インフォーメンション・テクノロジー(3916)とクラシコム(7110)に100株ずつ買い注文を出してみた。すると、その日(火曜日)のうちに両方ともすんなり約定してし...
メディア総研(9242)の取締役(営業部長、40代)の辞任に関するお知らせがHPに掲載されていた、と前回書いた。下記3つの選択肢を挙げて、優柔不断な自分はとりあえず投資を継続して様子を見ることになりそうだ、と続けて書いた。選択肢1:余計なリスクをとらないようにするためにさっさと売却する選択肢2:とりあえず投資を継続して様子を見る選択肢3:ニュースを見た他の投資家たちが売却して安くなったところを買い増しする...
投資先企業のHPをチェックしていたら気になるニュースが目に付いた。メディア総研(9242)の取締役(営業部長)の辞任に関するお知らせであり、辞任の理由は一身上の都合によるものと書かれている。規模の大きな企業や年配の方の話であれば気にはならなかったと思うけど、メディア総研は従業員約40名の小さな企業であり、また、その取締役は40代前半のようで経営陣の中で最も若いと思われる。主要な人物が1人抜けても事業に支障は...
「割安成長株で勝つ エナフン流バイ&ホールド」(奥山月仁 著)という本の感想、6回目。長期投資はバイ(買う)ですべてが決まる、という話が印象的だった。極論を言うと、長期投資はバイですべてが決まる。良い株を買いさえすれば、あとは何もしなくても、その企業があなたを大金持ちにしてくれるのである。バイをうまくやることができれば書かれているように大金持ちになれるだろうけど、逆に、バイで間違えてしまうと満足す...
「割安成長株で勝つ エナフン流バイ&ホールド」(奥山月仁 著)という本の感想、5回目。成長株はいつ買うのが正解か?不人気な成長株を暴落局面で買うべし、というような話が書かれていた。不人気な株とは、例えば知名度が低かったり(プライム市場ではなく)スタンダード市場に上場していたりするような株のことであり、また、暴落局面とは、例えばリーマンショックやコロナショックなどで株価が大きく下がったときのことであ...
「割安成長株で勝つ エナフン流バイ&ホールド」(奥山月仁 著)という本の感想、4回目。タイトルにもある通り、この本では「割安成長株」が勧められているけど、なぜ「割安株」ではなく「割安成長株」なのか?すなわち、「割安」なだけでなく「成長」も必要なのはなぜか?大きく2つの理由が考えられる。理由1:株価の上昇余地がより大きくなるから理由2:株価が上昇するきっかけになるから理由1については、単に「割安」な...
「割安成長株で勝つ エナフン流バイ&ホールド」(奥山月仁 著)という本の感想、3回目。株は短期的にはネズミ講と似ている、という話が印象的だった。株は短期的にはネズミ講と似ている。何でもよい。何か株が上がりそうなネタを見つけた人間がその株を買い、次にそれを知った人が同じ株を買い、その次に知った人がその株を買う、といった具合に、情報の波及とともに買いが膨らみ、株価が上昇するという短期構造を持っている。...
「割安成長株で勝つ エナフン流バイ&ホールド」(奥山月仁 著)という本の感想、2回目。タイトルの通り、この本では割安成長株のバイ&ホールドを勧めている。なぜバイ&ホールドなのか?次の話が印象的だった。情報の泥沼にどっぷりつかり、心理戦の勝ち方を1つ1つ学び、それに精通していくことで、まるでAIのように心理的な癖やバイアスを克服する。これも株で勝つ1つの方法だろう。この方法で成功を収めている短期トレ...
「割安成長株で勝つ エナフン流バイ&ホールド」(奥山月仁 著)という本を読んだ。SNSやネット掲示板との付き合い方に関する話が気になった。まさに今から買おうとする株のとっておきの有効情報をわざわざ他人に先に教えるバカはいない。もし、そんなことをすると、買う前に株価が高くなってしまって、自分に不利に働くからだ。 (中略) 仮にそれが本当に有効な情報ならば、その情報が出回ってほしくない別のプレイヤーが大量...
今週の個別株は、いであ(9768)が下げたものの、全体的に微増だった。前々から気になっていたけど、新コスモス電機(6824)は日々の出来高が少ないようで、昨日はなんと200株のみだった。保有している他の銘柄についても改めて確認してみると、メディア総研(9242)も出来高が少ないようで、昨日は400株、一昨日は100株のみ。出来高が少ないということは、それだけ注目されていないということだろうから、割安で放置されている可...
「ナナメの夕暮れ」(若林正恭 著)という本の感想、3回目。次の箇所が非常に印象的だった。“好きなことがある”ということは、それだけで朝起きる理由になる。もっと言うと、“好きなことがある”ということは、それだけで生きる理由にもなるように思われる。また、“好きなこと”はアーリーリタイア後の生活を充実させるための鍵にもなりそうだ。“好きなこと”と言えば、最近は専ら個別株投資にハマっており、一生モノの趣味になりそう...
「ナナメの夕暮れ」(若林正恭 著)という本の感想、2回目。天才に関する話が気になった。天才は自らの劣等感や焦燥感を埋めるために必死だ。作品が評価を受ける度に、それによってさらに高くなったハードルを越えるために苦心する。その繰り返しに一生を費やし、ついにそれが叶わなくなった時にこの道を志した時から何も変わっていない欠落の深さを目の当たりにして絶望する。「今までなんだったのだ」と。「評価を受ける度に、そ...
「ナナメの夕暮れ」(若林正恭 著)という本を読んだ。お笑いコンビ・オードリーの若林氏のエッセイ。ゴルフに関する話が投資にも通じるところがありそうで印象的だった。ゴルフの不思議。力を抜いた方が飛ぶこと。 (中略) 構えた時に、まず遠くに飛ばそうという欲を消す。方向を確認した後は、ボールをクラブが当たるまで最後まで見つめる。目標を見ないで今日だけ。今だけ。遠い夢はもう見ない。 (中略) 力を抜いて、欲...
前回書いたように新メンバー(3916 デジタル・インフォーメイション・テクノロジー)を迎えたものの、今週の個別株はほぼ全滅だった・・・。保有銘柄だけでなく、今週は日本株が全体的に下落しており、来週以降も下落傾向が続くようであれば買うチャンスになるかもしれない。全体的な下落が続いた場合、保有銘柄を買い増すか? それとも、「安くなったら買いたい銘柄リスト」の中から選んで買うか? 下落のチャンスを逃さないよ...
「安くなったら買いたい銘柄リスト」を作りたいと1月半ほど前に書いた。実際に作って株価の動きを観察していると、特に気になっていた銘柄がだんだん安くなってPERが15倍を切ってきたので、反転しない今のうちにと思って木曜日に買ってみた。すると、木曜日の終盤と金曜日にさらに安くなってしまった。買うのが早すぎたか・・・。■買った銘柄 デジタル・インフォメーション・テクノロジー(3916)■気になったポイント ・業績(売...
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「全米No.1投資指南役 ジム・クレイマーの株式投資大作戦」(ジム・クレイマー 著、井手正介・吉川絵美 訳)という本を久しぶりに読み返した。投機は金持ちになるための有益な手段であり真の分散投資には欠かせない、というような話がありとても印象的だった。投機について改めて考えてみると、機に投じる(利益を得られる機会を見出して投じる)ことを投機というのであれば、割安株投資にも投機的な側面はあるように思われる。す...
早期退職してから毎日のようにウォーキング(散歩)をしている中で、季節の移り変わりを感じることがある。例えば、夜が明ける時間や日が沈む時間が少しずつ変わってきたり、季節の花が咲いてきたり。サラリーマン時代はそんなことを楽しむ余裕もなかったけど、最近はそのような自然の変化を感じることにささやかな幸せを感じている。季節の花といえば、最近は梅が咲いてきたし、水仙もよく見かける。これからますます日が長くなり...
今週は、業績予想の上方修正と増配の発表を受けて愛知時計電機(7723)が大きく上昇したことや、先日書いた高圧ガス工業(4097)の売買などにより、全体的に2%ほどプラスになった。また、昨日書いたように相鉄ホールディングス(9003)を新規追加し、その原資にするためにローツェ(6323)とクラシコム(7110)を一部売却した。昨日も書いたように相鉄ホールディングスは短期投資の予定であり(株式の売出しによって下落した株価...
前回書いた高圧ガス工業(4097)のつながりで、株式の売出しを発表して株価が下がっている銘柄を狙ってみた。直近で株式の売出しを発表している銘柄について調べてみると10銘柄程度あり、その中でも発表後の株価の下落幅が大きいように思え、また、事業的にも問題なさそうに思えた相鉄ホールディングス(9003)を選択した。相鉄ホールディングスは、私鉄大手の相模鉄道などからなる神奈川県を基盤とする相鉄グループの持ち株会社。...
割安株を探していた中で気になっていた高圧ガス工業(4097)が、株式の売出しを先週発表してから株価が下がっていた。大株主が保有している株を売出すだけ(発行済株式数が増えるわけではない)のようなので、需給の関係で一時的に安くなっているだけでそのうち元の株価に戻るのではと思って本日少し買ってみた(他の銘柄の同様の事例を調べると株価が一時的に下がってもそのうち回復しているケースが多かった)。本日の取引終了後...
学生時代に最も印象に残っている科目は高校時代の物理であり、モノを投げたら(初速度と投げる角度がわかったら)落ちてくる時間や位置を計算できるというのがとても新鮮に感じた。そのような運動が従う法則を数式に表したものが運動方程式であり、次のように理解している。m×a=ΣFm:質量(動かしにくさ)a:加速度ΣF:かかる力Fの足し合わせ(合計)無理やり感はあるものの、このようなことは株価の動きについてもいえるように思...
「オニールの成長株発掘法 【第4版】」(ウィリアム・J・オニール 著、長尾慎太郎 監修、スペンサー倫亜 訳)という本の感想、2回目。次の話が印象的だった。あなたの投資目的は最安値で買うことでも、底付近で買うことでもなく、成功する可能性が最大になる正しいタイミングで買い始めることにある。これはつまり、あなたが株に手を出す前に、株価が狙いの買いポイントまで上昇していくのを、じっと待つことを学ばなければなら...
「オニールの成長株発掘法 【第4版】」(ウィリアム・J・オニール 著、長尾慎太郎 監修、スペンサー倫亜 訳)という本を読んだ。個別株投資を始めてから1年ちょっと、これまではファンダメンタルズとバリュエーションを重視してきたつもだけど、この本ではファンダメンタルズとチャート(と出来高)を重視すべきと説いている。すなわち、ファンダメンタルズの重要さは共通しているものの、PERや配当利回りなどのバリュエーション...
株を保有しているL is B(145A)の社長がYouTubeチャンネル「1UP投資部屋」に出演していた。その中で、次のような話が印象的だった。30%の成長は手堅くいけると思っていたけど、いろいろ予想していなかったことも起こって2024年12月期は25%の成長となった。今期こそ30%成長を確実に達成しようと思っている。というような話。30%の成長を3年間ほど続けてくれたら、株価は2倍くらいになってくれるだろうか。とはいえ、L is Bも...
今週投資したばかりの愛知時計電機(7723)が本日16時頃?に上方修正&増配を発表していることに気がついた。株価が下落途中のように思われて買うタイミングについて迷っていたけど、買うのが1週間遅かったら値上りしてたところだった。買うタイミングは難しいなと改めて思った・・・。...
今週は、ローツェ(6323)が大きく下落したこともあり、また、日本株が全体的に下げたこともあり、個別株ポートフォリオは2.5%のマイナスになった。また、前回書いたようにフコク(5185)と愛知時計電機(7723)を新たに追加した。ローツェの下落は先週(特に材料もなく?)大きく上昇した反動と思われる。こんなことなら先週100株だけでも売っとけばよかったなと思うけど、そううまくはいかないもので、今後の課題にしておきたい...
先日、割安株を買うタイミング(いつ買うべきか?)について書いた。結局、さっさと買うことにして今週水曜日に以下の2銘柄を買った。5185 フコク7723 愛知時計電機両銘柄とも株価は下落途中のようにも思えたものの、下げ止まったかどうかの判断は難しそうであり、また、上がるときは一気に上がって買うタイミングを逃してしまう恐れもありそうであり、どうせわからないことをあれこれ思い悩むのも切りがなく非生産的に思えたため...
『じつは作者自身も「答えがわからない」…サイゼリヤの【難しすぎる間違い探し】ができるまで』という記事がヤフーニュースで目についた。サイゼリヤの間違い探しは何度かやってみたことがあるけど、確かに難しくて全てを見つけられたことはない。間違い探しといえば、改めて考えてみると個別株投資は間違い探し的な側面もあるように思われる。すなわち、値付けが間違えている銘柄を探すゲームというような側面もありそうだ。なお...
気になっている割安株がある。5185 フコク6718 アイホン7723 愛知時計電機いずれもPBR0.6~0.7倍程度で配当利回り4~5%程度、かつ、業績が比較的安定してそうで財務も健全そうなプライム市場の銘柄。成長性は乏しそうではあるものの、純資産が増えていくだろうこととPBRを上げようとする力が働くだろうことで、株価(=PBR×一株当たり純資産)は上昇していくのではというような考え。ただ、以下のようなことを考慮に入れたとき、...
今週は、L is B(145A)が決算を受けて大きく下げたものの、ローツェ(6323)が大きく上昇したおかげで全体的にプラスになった。また、昨日書いたようにWiLL Smart(175A)を売却し、北恵(9872)を新たに追加した。ローツェ(6323)は買って以降含み損状態が続いていたけど、今回の上昇でようやく含み損が解消されつつある。このまま上昇を続けて含み益に突入してほしいところだけど、なぜこのタイミングで大きく上昇したのかよく...
本日、北恵(9872)に新規投資した。割安株という観点で会社四季報を改めて見返した中で目に付いた銘柄の一つであり、いわゆるネットネット株へのシケモク投資のように思われる。これまでに投資してきた銘柄の中では藤井産業(9906)がそれ(ネットネット株へのシケモク投資)に近いように思われるけど、北恵はさらにその上をいっているように思われる。ということで、割安株(ネットネット株)へのシケモク投資?も試しつつ、引き...
先日も書いたように、下記3銘柄を先週新たに追加した。いずれも昨年上場した新しい銘柄。145A L is B 175A Will Smart220A Faber Company これら3銘柄とも、買った翌日あるいは翌々日に決算発表があったけど、その結果は先日書いたように2敗1分だった。敗れた2銘柄のうち、Will Smartを今週月曜日に早速売却した。ストップ安になるのではと恐れていたけど、思っていたよりも傷は浅くて助かった。売却に至った主な理由は次...
株式投資の勉強をする際、本を読んで学ぶことが多かったけど、早期退職して以降はユーチューブを見て学ぶことも増えてきた。ユーチューブで学ぶメリットとして、より実践的な話を聞ける点が挙げられる。ユーチューブでいろいろな投資話を聞く中で、今さらながら気付いたことがある。これまで自分は「良い会社に投資する」というようなイメージで投資をしてきたけど、一方で、「良いカタリストに投資する」とでもいえそうなイメージ...
「東大卒ポーカー王者が教える 勝つための確率思考」(木原直哉 著)という本を読んでいる。冒頭に書かれていた次の話が印象的だった。 期待値に忠実にプレーしていると、2つの結論を心に刻むことになります。 まず、期待値が上がるのなら、少しでもいい結果を得られるのなら、限界まで、ひたすら真剣に努力をすること。 そして、その裏返しとして、考えたところでどうしようもないこと、悩んだところで期待値が上がらず、良...
早期退職して自由な身になったこともあり、今回の決算シーズンは決算発表後の保有株の株価の動きをリアルタイムでチェックしていた。その中で、思った以上に株価が上がった銘柄(例えばコーア商事ホールディングス(9273))や思ったよりも株価が上がらなかった銘柄(例えばいであ(9768))があり、自分の感覚と株価の動きにズレがあるように思った。ズレがあるということは、他の投資家たちの総意(いわゆるコンセンサス)と自分...
「ピーター・リンチの株で勝つ[新版] アマの知恵でプロを出し抜け」(ピーター・リンチ、ジョン・ロスチャイルド 著、三原淳雄、土屋安衛 訳)という本の感想、5回目。投資対象の選別にあたって最も重要な項目の一つとして「無成長産業であること」が挙げられており気になった。多くの人が目立つ成長産業に投資したがるが、私は違う。 (中略) 無成長産業でとくに退屈で嫌われるものは、競争の心配がない。他に興味を持つ人...
「ピーター・リンチの株で勝つ[新版] アマの知恵でプロを出し抜け」(ピーター・リンチ、ジョン・ロスチャイルド 著、三原淳雄、土屋安衛 訳)という本の感想、4回目。「株で成功する資質」について書かれており気になった。資質として出てくるのは、忍耐強さ、自主性、常識、苦痛についての耐久力、こだわりのない自由な思考力、利害に対して超然としていられる強さ、根気、謙虚さ、柔軟性、独自の調査をする意欲、失敗を認め...
「ピーター・リンチの株で勝つ[新版] アマの知恵でプロを出し抜け」(ピーター・リンチ、ジョン・ロスチャイルド 著、三原淳雄、土屋安衛 訳)という本の感想、3回目。「株式投資は科学というより芸術」という話が気になった。今振り返ってみて、株にかかわる仕事への準備としては、統計学などをとるより、歴史や心理学を勉強していてよかったと思っている。株式投資は科学というより芸術であり、何でもはっきりと数量化したが...
「ピーター・リンチの株で勝つ[新版] アマの知恵でプロを出し抜け」(ピーター・リンチ、ジョン・ロスチャイルド 著、三原淳雄、土屋安衛 訳)という本の感想、2回目。「よい投資」とは何だろうか?株価が上がったら「よい投資」と言えるのだろうか?「よい投資」に関する次の話が印象的だった。もし、投資に関連して間違った考え方を一つだけ選ぶとするなら、私は、株価が上がったからよい投資をした、と信じられていることを...
「ピーター・リンチの株で勝つ[新版] アマの知恵でプロを出し抜け」(ピーター・リンチ、ジョン・ロスチャイルド 著、三原淳雄、土屋安衛 訳)という本を読んだ。この本は、資産運用を思い立った2013年にも1度読んだことがあり、当時の感想を読み返してみると、体系的ではなくイマイチな内容だったというようなことが書かれている(当時は結局インデックス投資をすることにした)。個別株投資を始めた今読み返してみると、(確...
売却した株のその後を勉強のために観察するようにしているけど、そのうちの1つであるサクシード(9256)が今週の月曜日・火曜日・水曜日と3日連続でストップ高になっていて驚いた。株価(終値)の推移3/1(金) 858円3/4(月) 1008円 ※ストップ高3/5(火) 1308円 ※ストップ高3/6(水) 1608円 ※ストップ高3/7(木) 1597円 ※高値1825円3/8(金) 1235円ストップ高になった発端は、先週金曜日(3/1)に発表された配当...
今週の200万円ポートフォリオは、全体的には約2%成長したものの、クラシコム(7110)が約5%後退して含み損に転落した。また、先週ストップ高があったメディア総研(9242)は、ずるずる落ちていくかもと思っていたものの踏みとどまっている。なお、メディア総研の第2四半期決算短信が昨日アップされたので確認したところ、可もなく不可もなく(予想通り)という印象を受けた。ストップ高を受けて期待が高まっていただろうから、...
先進国株への積み立てを続けて10年ちょっと、新規の積み立てを終了することにした(積み立て済み分は継続して運用予定)。理由1.株価が好調で金融資産に占める株式の割合が高くなってきたため(60%を超えてきた)理由2.アーリーリタイアに向けて安全資産(貯金)を増やしていきたいためなお、現時点で含み益が積立額の約1.5倍にまで膨らんでおり、はじめた当初はこんなにうまくいくとは思っていなかった。今まで生きてきた中で...
「株式、為替、商品、金利 金融マーケットの教科書 アナリストの相場観に学ぶ、“勝つ”投資戦略」(真壁昭夫 著)という本を読んだ。金融マーケット(株式、為替、商品、金利)について解説する内容。マクロな視点を持つことの大切さについて書かれた箇所が気になった。 大切なポイントは、世界の経済の全体像を見るマクロの視点=“鳥の目”を持つことです。鳥が空から市場の風景を見渡すイメージというと分かりやすいかもしれま...
今週月曜日、保有しているメディア総研(9242)がストップ高になったのを受けて、利確について考えさせられた。個別株投資をはじめてから約2カ月、まだ利確らしい利確をしたことがない。しいて挙げらればグッピーズ(5127)を売却したときだけど、TOBを受けての売却だったので公開買い付け価格近くでさっさと売っただけであり、売るタイミング(売る時期やそのときの株価)を見計らったわけではない。今週月曜日にメディア総研がス...
2月末時点の資産状況を確認したところ、株が絶好調であり、含み益が生活費1年分程度増加している。株は11月から4カ月連続で上昇しており、この4カ月で含み益が生活費4年分程度増加したことになる。グラフの傾きもすごいことに・・・。なお、株のほとんどは先進国株のインデックスファンドだけど、1月からはじめた個別株投資も好調であり、2月の成績は日経平均を上回った(個別株投資11.4%上昇、日経平均7.9%上昇、先進国株4.8%...
今週はアップダウンが激しかった。月曜日にメディア総研のストップ高もあり、木曜日が終わった時点で先週末比プラス12万円ほどで絶好調だったものの、金曜日に総崩れに遭ってしまって結局プラス6万円ほどで終わった。メディア総研がストップ高になったけど、なぜこのタイミングでストップ高になったのかよくわからない。特に何かの発表があったわけでもないようであり、また、理系人材の不足という社会情勢にマッチしているからだ...
最近はもっぱら個別株投資に励んでいるけど、流行りの言葉を使うと「リスキリング」という位置付けでもある。すなわち、普段「アーリーリタイア」と呼んでいる「個人投資家への転職」に向けた職業訓練というわけだ。そして、あわよくば、このリスキリングで得た個別株投資のスキルが生涯にわたって使える飯の種にならないかとも考えている。なお、あと5年くらいでアーリーリタイアを実現できないかと考えているけど、その間の5年間...
あと5年くらいでアーリーリタイアできるかなと前々から思っていたけど、具体的な実施時期までは考えていなかったので、仮で一旦設定してみることにした。前回も書いたように、以下のような条件で計算すると2028年4月ごろにリタイア資金が貯まりそうなので、そこから少し余裕もみて、また、約5年後できりもいいため、2029月3月まで働いて2029年4月にアーリーリタイアを実現するというのを仮の実施時期としたい。とはいえ、極簡単化...
今リストラされたらどうやって生きて(生活費を確保して)いくか?再就職なんて無理がありそうなさえない自分にとっては切実な問題だけど、昨年5月時点では、生活費を今の60%ほどに抑えれば働かなくてもやっていけそうな計算になった。あれから9カ月たち、その間株価が好調で資産はかなり増えたけど、状況はどうなっているだろうか?改めて計算してみたところ、生活費を今の75%に抑えれば働かなくてもやっていけそうな結果になっ...
投資先のユニフォームネクスト(3566)の社長(横井康孝氏)のブログを読んだ感想、3回目。横井氏の経営の肝は「ランチェスター戦略」にあるようであり、「ランチェスター戦略」や「弱者の戦略」といキーワードがたびたび登場する。例えば、次のような感じ。ランチェスター戦略の弱者の戦略には大事な3つのキーワードがあります。1位になること、差別化すること、そして、集中することです。5段階評価で下から2番目が定位置になっ...
前回に続いて、投資先のユニフォームネクスト(3566)の社長(横井康孝氏)のブログを読んで気になった話。借金に関する次のような話があり、なるほどと思った。以前は、なるべく借金を増やさないようにするためにギリギリで借りていたとのことだけど、その結果、支払日のたびに各銀行の預金を集めるなど資金繰りに時間がかかっていたとのこと。しかし、そのような時間は何の生産性もない非効率な仕事だと気づいて(学んで)からは...
投資先のユニフォームネクスト(3566)の社長(横井康孝氏)のブログを読んでいたら、「何のために上場したのか」という話があり気になった。会社を上場させたいろいろな人と話をしてきた横井氏の経験上、上場する理由を突き詰めていくと結局のところは「お金が欲しい」からか「カッコ良い」からかの二択とのこと。横井氏もカッコ良くありたくて上場を目指したのが本音とのことで、金沢大学の学生に内定辞退された(聞いたことのな...
個別株投資を始めてから2カ月弱が経過したけど、安い時に買うことの大切さを実感している。例えば、3年で1.5倍の成長を実現しそうな銘柄に投資するとしたら、PERが10倍のときに買うことができればPERが15倍のときに買う場合と比較して時間を3年も短縮できる計算になる。といっても、ただ安い銘柄を買えばよいという訳ではなく、良い銘柄が安くなったタイミングで買うことが重要と思われる。それを実現するためには、(これまでに読...
個別株投資を始めてから2カ月弱、金額も含めてポートフォリオを公開している。公開といっても、誰も見てくれないこの自己満ブログにひっそりと書いているだけだけど・・・。今はまだ運用資産も大きくなく、また、まったくの初心者でもあるため、(良い意味でも悪い意味でも)他に与える影響はゼロだろうから問題はないと思っているけど、投資と同じく長期目線で考えてみると、もしかしたら想定以上にうまくいって多少の影響を与え...