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2015/12/16

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  • ひょんなことからオオヒシマトウダイを確保

    今日は時化で仕事は休み。なので昨晩は大学へ行った後、夜間採集にも行き、いつも起きる時間位に寝たので今朝はゆっくりと起きる。家でゆっくりしていると市場職員から電話があり、深海魚が来ていると教えてもらう。昨日の深海エビ船の帰港が遅く出荷に間に合わなかったらしい。深海エビ漁へは私も今までに何度も乗船し深海魚を標本確保して来ているので新たな魚に遭遇するのは難しいかなと思うも、以前も処分される深海魚の中から標本未確保のヒメキチジを見つけている(ブログ20234.28)ので市場に向かう。市場に着くと深海魚が小さなタンクに入れてあり欲しいだけ持っていいとの事である。選別台に深海魚を広げ、標本になりそうな魚を探す。すると驚くことにオオヒシマトウダイを発見。オオヒシマトウダイは写真でしか見た事がない魚であり興奮する。体表に...ひょんなことからオオヒシマトウダイを確保

  • 知らなかった地元の採集でクエ幼魚初採集

    今日は大学にアキイロイケカツオを持ち込んだ。時間が無かったのだが、そこで学生から採集に関する有力な情報を得た。なんと私の地元の話である。川の河口でハタ類の幼魚が沢山いたらしい。更にこちらではまだ未確認のタビラクチが何気に陸上で休んでいて採集して来ていたのである。今まで素潜り採集でよく来ている場所であるが、素潜りでは河口に近づくと川からの水の入りがあり冷たかったり真水と海水の狭間で見え難かったりで近付くものの入り込んでまでは採集していなかった。それが潜らなくても干潮時に陸から採集出来るなんて今まで思ってもみなかった。まさか地元を紹介してもらうとは恥ずかしい限りである。でも、そんな話を聞いてしまったら確かめずにはいられない状況である。今日は大学の門が閉まる前に帰らないといけないし、明日は時化で仕事は休みだし、...知らなかった地元の採集でクエ幼魚初採集

  • アキイロイケカツオを標本登録

    今日は大学へアキイロイケカツオを持ち込む予定である。2日前の定置網漁でアキイロイケカツオが3個体も獲れたので休み挟んで今朝の漁でも獲れるだろうと思っていたのだが、イケカツオはいたもののアキイロイケカツオの姿はなく、やはりまだ稀少種という事で考えが甘かったかも。仕事が終わり標本を持って鹿児島へ向かったのだが所用に時間が掛かってしまい、大学に到着したのが18時前となってしまう。大学内には入れたもののまだ魚ボラの先生達は海外出張中。19時には大学の門が閉まってしまい出られなくなるので1時間程しか滞在出来ない状況である。残っている学生達に持ち込んだアキイロイケカツオを標本登録してもらう。結局時間はあっという間に過ぎ、展鰭してもらったところで滞在時間は終了。明日は時化で仕事は休みになったので時間はあるものの、標本写...アキイロイケカツオを標本登録

  • 夜間採集でオキフエダイ幼魚再び

    今日は定置網でアキイロイケカツオが獲れ、まだ興奮気味であるが今日は土曜日で夜間採集の日でもある。アキイロイケカツオでもうお腹いっぱいであるが今夜は大潮前で干潮が夜中という事で夜間採集も期待出来そうな感じである。という事で夜間採集決行。いつもの港へ行くといい感じに潮が引いており、港内に降りて散策する。だが、魚の気配がない。そこで以前にシラヌイハタの幼魚を採集した所(ブログ201812.22)へ行き、石の裏などを探る。するとフエダイ科の幼魚が出て来る。動きが鈍いので難なく採集。見ると体側に黒斑が確認出来ない。これはまたオキフエダイの幼魚である。オキフエダイは長年探していた魚であるが、2ヶ月前にここの港の岸壁で見つけ初めて採集し(ブログ20239.16)、更に今週の初めに定置網でも獲れ、初入網となった(ブログ2...夜間採集でオキフエダイ幼魚再び

  • 遂に来た!アキイロイケカツオ

    先月から毎日のように定置網にイケカツオ、ミナミイケカツオの幼魚が入網している。そこでその中からある魚を探していた。そして遂に今日の定置網漁で発見。アキイロイケカツオである。アキイロイケカツオは2021年に隣の宮崎でその幼魚が見つかり、続いて石垣島でも成魚が見つかった日本未記録種である。そして今年の2月に日本初記録種として記載され、標準和名アキイロイケカツオと提唱されたまだ新顔の魚である。お隣の宮崎で得られた事をSNSで知り、こちらでも見つかるだろうと毎年探していた。今年は特に定置網にイケカツオの幼魚が多く入っていたので期待が高まっていたもののなかなか見つからず、同じくアジ科のミヤカミヒラアジやテルメアジなどが宮崎で見つかってからこちらで見つかるまでに何年も掛かっているのでアキイロイケカツオもやはりそんなに...遂に来た!アキイロイケカツオ

  • 有難い標本寄贈 シロブチハタ

    昨夜、県の水産の方から画像が送られて来た。甑島の漁師の方から見たことのないハタが獲れ、何だかわからず交雑種ではとの事。画像を見るとハタではあるが体側に散在している小斑が黒だったり黄色やオレンジ色だったりしていて私も何だかわからない。今、魚ボラで甑島の魚類図鑑を作成中なので学生が知っているかもと思い画像を送り聞いてみる。すると学生もわからず今度はハタ科を研究していた魚ボラOBの元へ。するとシロブチハタと返って来る。更にまだこの個体があるという事で学生に確認すると魚ボラの先生から確保依頼が来たという事で標本確保の交渉をする。するとその漁師さんが今日鹿児島に出て来るそうで水産学部の先生の所まで届けに来る事になる。今、甑島の魚類図鑑作成中だが標本を入手し辛い状況である。これはチャンスと思い、丁度時化で仕事が休みな...有難い標本寄贈シロブチハタ

  • どうした?アヤメエビス

    今月に入り定置網漁でポツリポツリとアヤメエビスが入網。他の定置網でも獲れているらしく市場にも揚がっているのを確認している。アヤメエビスはここでは昔からイットウダイ属の中では唯一定置網漁で獲れる魚であり、珍しい魚ではない。だが、獲れたとしてもひと網で1~2個体くらいである。そのような状況なのだが今朝の定置網漁でアヤメエビスが一度に7個体も入網。一度にこれだけの個体数が獲れるのは初めてである。更に他の定置でも水揚げがあり、一番多い定置網では17個体も揚がり、この日は最終的に定置網3ヶ統合わせて全部で27個体の水揚げがあった。今までにこれだけの個体数がまとまって揚ったことはなく、この個体数は異常としか思えず非常に驚き、原因がとても気になる。回遊魚であればこのような事は起こり得ることであるが、アヤメエビスは岩場な...どうした?アヤメエビス

  • 意外と珍しかったネッタイヒイラギ

    今日の定置網漁では更に市場で水揚げ中、小さなオキヒイラギの中に1個体だけ体高が高く丸みを帯びた個体を発見。ネッタイヒイラギである。小さな個体ではあるが久し振りの入網である。以前の写真を確認すると6年前である。更に今までにコバンヒイラギなどと一緒にそこそこ獲れているものだと思っていたが改めて撮り溜めた写真を見るとあまりなく、ホソウケグチヒイラギ並でちょっと驚く。今までに鹿大に収めた標本をデータベースで調べると2009年以降標本登録をしていない事もわかる。これも悪い癖の思い込みだろうか。久し振りという事で記録的な写真だけ撮り、標本用に確保するのは個体が小さかったので必要ないかと考えていたが貴重な標本となる為、魚ボラの標本用に確保する。ネッタイヒイラギ意外と珍しかったネッタイヒイラギ

  • オキフエダイ初入網

    今日は定置網漁の操業を終え市場へ向け帰港中に活魚の中を覗くと誰が入れたのかオキフエダイが泳いでいるのを発見。オキフエダイはこの近辺では見つかっていて当然な魚なのであるが、今までに定置網や市場、夜間採集に素潜り採集などでも一度も見た事がなく探していた。それが今年の9月に夜間採集で初めて幼魚を採集し(ブログ20239.16)、初確認初採集したばかりである。今回は定置網で獲れたので定置網としても初入網となる。サイズ的にはまだ幼魚ではあるが夜間採集での個体よりもかなり大きく、見て直ぐにオキフエダイとわかる体色をしている。生きているが直ぐに氷水に浸け、魚ボラの標本用に確保する。定置網ではゴマフエダイは獲れるものの、同じく獲れて当たり前の珍しい魚ではないのだが、長年探していた魚であるので非常に嬉しい。今後もサイズアッ...オキフエダイ初入網

  • 珍しいらしいタイワンダイ

    今日の海上は時化予報で定置網漁には出漁せずに陸で網の修理の予定であったが、港へ来てみると風は弱い。という事で出漁し定置網漁を操業。すると久し振りにタイワンダイが入網。前回の写真を見ると8年も前でその時もブログで紹介している(ブログ20157.7)。タイワンダイは他の定置網でも獲れており、市場に揚がっているのを何度か見ているので珍しいという感じはなかったのだが、今までの写真を見ると個体数は非常に少なくここでは珍しい部類に入りそうである。うちの定置網では初入網が15年前(ブログ200811.1)で今回の個体は4個体目みたいである。でも何でなのかわからないのだが珍しい感覚があまりない。一般的に知られたタイの仲間であるが故にそう思うのだろうか。これからはもう少し珍しいという目で見て行かなければ罰が当たりそうである...珍しいらしいタイワンダイ

  • マルコバンですよね

    今日は定置網漁を終え市場で水揚げしているとお隣の定置網で大きなマルコバンが獲れたと教えてもらう。大きなマルコバンと言えばまたヨコヅナマルコバンだろうか。見に行くと前に日本初記録種として報告した個体(ブログ201811.24)とはちょっと感じが違う。というか背鰭・臀鰭・尾鰭などの縁は黒く、普通に成長したマルコバンのように見える。このサイズのマルコバンはここではまだ揚った事がなく見た事がないので断定は出来ないのだが、マルコバンは大きいと高く売れるらしくこの個体を中央市場に出荷したそうなので今回は魚ボラの標本用として確保するのは諦める。だが、マルコバンに似たコバンアジ属の国内未記録種はまだ数種はおり、その可能性も否定は出来ない。あっさりと諦めたものの水揚げ後の仕事中はその個体の事ばかり考えていて、自分としては確...マルコバンですよね

  • 標本サイズのシロアマダイ

    今日は定置網漁を終え、市場で水揚げ。定置網にも市場にもこれといった面白い魚もなく終了。その後、定置網本船の給油へ行き再び市場に戻る。すると先程はなかったシロアマダイが揚がっている。3個体あり、1個体は立派なサイズであるがあとの2個体は今まで見た事がない位小さなサイズである。シロアマダイは高級魚中の高級魚であり軽く万超えである。なので今までに標本はまだ確保していない。今回の個体はサイズが小さくキロ単価が高かったとしてもキロ数が少ないのでそこまでの値段にはならないと思うのでまさしく標本サイズである。こんなチャンスはない。ところがもう入札が始まる時間であり仲買も見ているので今からでは確保する事が出来ない。という事で残念ではあるが今回標本用に確保するのは諦める。でも、次回があるのだろうか。シロアマダイ標本サイズのシロアマダイ

  • 甘く見ていたヒメツバメウオ

    今日の素潜り採集。仕事が終わってから家に帰る前に港へ濁りなど海の様子を見に来た。すると水面近くに他の魚に混ざってヒメツバメウオを発見する。ヒメツバメウオは昔1度だけ仕事の倉庫前で見つけたことがある。当時はまだ鹿児島県本土では未確認だったので採集していれば報告出来たのだが、直ぐに逃げられてしまい悔し思いをしていた。そのヒメツバメウオが目の前で泳いでいる。泳ぎを見ていると逃げる時に長い背鰭・臀鰭が抵抗になって靡き、速く泳げない感じに見える。これならナンヨウツバメウオの幼魚を採る感覚で簡単に採集出来そうに思う。家に帰り準備して再び素潜り採集へと港に来る。すると先程いた場所では確認出来なかったものの裏のテトラの場所で発見。早速タモ網で採集に取り掛かる。ところが近付くと予想外で結構な速さで逃げるではないか。何度も追...甘く見ていたヒメツバメウオ

  • 初採集だけど サラサゴンべ

    今回の素潜り採集では更にカスミフグやサラサゴンべも採集。カスミフグは以前にうちの定置網で獲れたこと(ブログ201712.13)があり、また交雑種(ブログ20171.7)まで獲れている。だが、素潜り採集では初採集である。石の影でジッと休んでいたうえフグなのであっさりと採集出来た。また小さなサンゴの上にサラサゴンべを発見。周りに大きなサンゴもあるのに何故か小さなサンゴの上にいた。ここではゴンべ科の魚は定置網や釣りでオキゴンべを確認しているだけで他種はまだ未確認であった。なのでサラサゴンべは初確認である。幸い小さなサンゴにいたのでこちらも簡単に採集することが出来た。初確認、初採集なので嬉しいはずなのだが、普通に生息していそうな魚なので感情はそこまでもない。だからサラサゴンべよりも既に定置網で確保済みであるカスミ...初採集だけどサラサゴンべ

  • 逃げないオトメハゼ

    今回の素潜り採集では以前に一度だけ採集したことがあるオトメハゼ(ブログ202111.1)も見つける。更に砂地にペアで並んでおり出来れば両個体共採集したい。ところが網に追い込むと網の隙間から2個体共逃げられてしまう。だが、直ぐ目の前で止まりジッとしている。という事で網はそのままの位置で反対側からまた追い込む。すると1個体採集したもののもう1個体はまた網の隙間から出てしまう。だが、やはりそこから動かない。結局また反対側から追い込み今度は採集。2個体共採集することが出来た。普通の魚なら網をすり抜けると驚いて遠くへ逃げてしまうのだが、このオトメハゼは逃げることはなかった為、簡単に採集することが出来た。そのようなハゼなのだろうか。オトメハゼのペア逃げないオトメハゼ

  • アカテンモチノウオ初確認・初採集

    今日はツムギハゼを採集後、更に先へ進んで行くと目の前を凄い速さで黒い魚が横切り、目の前の石の下に隠れる。何だろうと石の下を覗こうとすると直ぐに少し離れた隣の石の下に移ってしまう。動きが速すぎて魚種どころか何の種類なのかすら確認出来ないくらい。だが、その石の下から動かない。これは採集のチャンスである。石を囲む様に網を張る。そして石の下から追い出し採集する事が出来た。見ると初めて見る魚で種名まではわからない。だが、ミツバモチノウオに雰囲気が似ているのでその類だろうと思う。家に帰り調べるとアカテンモチノウオであることが判明。初確認初採集である。今回採集した場所は砂地の上に転石が離れて点在しており石と石が離れていたのでその間に網を入れ採集出来た感じである。他の場所であれば石の下から並ぶ石の下へと直ぐに移って行き、...アカテンモチノウオ初確認・初採集

  • もう生息域内? ツムギハゼ

    もう11月である。9月10月は何かとあり、素潜りに行く事が出来なかった。無理してでも行かないと今期の素潜りが終わってしまいそうである。来週から寒気が入り寒くなる予報なので今日は仕事が終わってから素潜り採集に行く。仕事の貝採りはメインの貝が禁漁に入っているので今回は魚の採集に集中出来る。海に入るとちょっと透明度が悪いものの、まだ寒さは感じないのでひと安心。水中を覗くといつもの様に巣穴の入り口にハゼが見える。いつものカスリハゼだろうと思う。サイズが大きいので採集してみようと近付くとずんぐりしていてカスリハゼではない。直ぐに巣穴に入ってしまい魚種を確認出来なかった。巣穴を覗き込もうと近付くと中から数個体ハゼが出て来る。見るとツムギハゼである。ツムギハゼはフグ毒を有する食べると危ないハゼであり琉球列島以南に生息し...もう生息域内?ツムギハゼ

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