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OLDBOY浮雲の旅日記 http://89338823yo.blog.fc2.com/

国内外の旅、山歩き街歩き、ちょっと一杯、スポーツ観戦などなど、思いついたことを徒然に綴っています。

OLDBOY浮雲
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住所
八王子市
出身
佐久市
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2015/12/15

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  • 明治大正の山歩き・田部重治に誘われて⑥着茣蓙・・・Vol.3217

    田部の山紀行の中にたびたび着茣蓙が出てきた。「着茣蓙を着て」とか「着茣蓙を買って来ることを忘れた」とかだ。明確にはイメージできなかったが“何か合羽のようなもんか”で済ましていた。が、どうも居心地が悪くて、昨日調べてみた。といってもネットで覗いただけだが、驚いた。それを発見した。「婦人画報」に行きついて、約100年前の、文学博士・三宅雪嶺の家族の富士登山姿にたどり着いたのだった。「婦人画報」を退社した桜...

  • 悪名「へとワル」・・・Vol.3216

    同じ時期に同じようなことを思ったり気付いたりする人がいると嬉しくなってくる。今朝は久方に、早くに愛犬散歩に出かけた。とは言ってもすでに陽がドンドンと高みをめざしており、舗装面も熱くなり出しているので、比較的木々があり日影を作っている川沿いを下った。川原の遊歩道脇には雑草が凄い勢いで茂っていてツツジなどにからまり覆っている。近年「marukeiおじさん」のおかげで覚えた雑草の名も、まだ忘れずに言えた。“ヘク...

  • 明治の山歩き・田部重治に誘われて⑤再び三頭山へ・マッチの灯りと陸軍地図・・・Vol.3215

    山男は執念深い、山男とは言えない自分だが私も執念深い。「登ってみたい、行って見たい」と思いたったら、あきらめきれないところがある。田部もそうだったようで、また我が町・八王子にやって来ていた。前回1909年(明治42)に「高尾山から雲取山までの縦走をやろうとして、三頭山を到頭登らずに仕舞った」田部は「何とかして之を平げて仕舞はなければ気が済まなかった」と言い、今度は秋川沿いに遡って三頭山(みとうさん)に行...

  • 明治の山歩き・田部重治に誘われて④小河内ダムと奥多摩湖・・・Vol.3214

    小河内村にダム建設の話が降って来て、1926(大正15)年、建設地調査が開始された。先祖代々が築いて来た長い歴史と生活が家や土地には積もり積もっている。当然のことながら、それらを水底に沈めるわけにはいかない。村を上げて絶対反対!だ。「帝都幾百万の市民の命を守るために」との説得等々で、泣く泣く村としては「やむを得ず、了承」したのが1932(昭和7)年のことだった。東京府と神奈川県のあいだの水利紛争なども起...

  • 明治の山歩き・田部重治に誘われて③・・・Vol.3213

    田部の高尾(浅川)から青梅までの雲取山山歩きは都合3泊4日の歩き旅だった。1泊目は、高尾を午前6時過ぎから歩き始め和田峠を昼過ぎに出立、連行山を越えて生藤山を回り込んで、ここらあたりで午後4時ころ、水のあり場所をさがしつつ適当な野営地を探して谷に降りたりしながら進んでいく。大分まごついたが、野営地を決めて水場まで降りてそこで小鍋で飯を焚いた。あいにく斜面で鍋が傾いて火の通りが悪く“半焚き”だったようだ。...

  • 明治の山歩き・田部重治に誘われて②・・・Vol.3212

    田部は小仏峠から城山を回って高尾山を歩いた。表玄関ではなくていわば裏道からぐるっと回り込むような形で高尾山にやってきたのだ。その道すがら、田部は武蔵と甲州との国境の峰々が北西にずっと続いているのを見て「秩父の方へ嶺伝いに行って多摩川を渡り、更に、雲取山に登ったらどうだろうかと云う~希望に満ちた考えが湧起するに至った」と言い、年が明けた明治42年(1909年)5月、決行すべく東京を出発した。「一番の汽...

  • 明治の山歩き・田部重治に誘われて①・・・Vol.3211

    友人IMに触発されて田部重治著の古本を“日本の古本屋“から購入した。どの本にしようかと迷ったが『日本アルプスと秩父巡礼』を取り寄せることにした。名古屋の「こもれび書房」から送られてきた。どんな書店だろうか?どんな店主だろうか?などと想像することも楽しい。初版は大正8年、定価は1円30銭だったらしいが、私は“日本山岳会創立70周年を記念した覆刻版・日本の山岳名著、昭和50年発行”(企画・編集:日本山岳会、会長今...

  • 優勝決定戦前後・・・Vol.3210

    私の「本日の一番」は優勝がらみの取組では、先ず11勝3敗の北勝富士vs10勝4敗と優勝戦線から脱落してしまったが今場所を大いに沸かせた立役者錦木、結果は目元涼し気な北勝富士が勝って優勝決定戦に名乗りを上げた、12勝3敗だ。続いて、恐ろしい若武者・伯桜鵬vs大関昇進がかかる豊昇龍、新入幕の19歳が動じずに関脇を睨みつける、新入幕の17枚目に相撲界の威信にかけても負けられない一人で背負う三役・豊昇龍、心技体が試される...

  • 女子W杯2023・・・Vol.3209

    先日開幕で豪州と共催の開催国ニュージーランドが白星発進し、昨日22日には”なでしこジャパン“が5:0でザンビアを撃破し白星スタートを切った。前半こそ1:0だったが、後半に入り怒涛のゴールラッシュで波に乗った。後半の口火のゴールはFW田中美南(28)、55分だ。彼女のこのゴールはこの試合の幻のハットトリックと言ってもいいような3点目だった。残念ながら1点目と2点目はオフサイド判定で取り消されたが、彼女は腐らず決め...

  • 伯桜鵬・・・Vol.3208

    熱暑の中のアガパンサス。伯桜鵬。鳥取は倉敷の生まれ、19歳、181cm、153kg。高校横綱、実業団横綱を経て今年1月場所でデビューし、今場所、わずか4場所目で新入幕を果たした。鳥取城北高校相撲部出身、現役力士では照ノ富士、北青鵬、水戸龍がいる。先般引退した石浦(171㎝)・現在の間垣親方もそうだ。地元の大先輩に第53代横綱・琴桜がおり、讃えて小中学生選手権「桜ずもう」がある。また鳥取は昔は“伯耆の国“と呼ばれた...

  • 大相撲13日目が終わった・・・Vol.3207

    きょうの見どころの数番は・・・遠藤vs北勝富士、正代vs朝乃山、宇良vs翔猿、錦木vs伯桜鵬、若元春vs大栄翔、豊昇龍vs霧島といったところと言ったが、さて・・・「どうなった?」正代vs朝乃山は朝乃山、宇良vs翔猿は翔猿が勝った。朝乃山はあと2番勝てば、翔猿はこれで、勝ち越しの王手。優勝に望みが繋がる取り組みでは、遠藤vs北勝富士で北勝富士が勝って一人2敗でトップに立った。錦木vs伯桜鵬では、なんと錦木が負けて伯桜鵬と...

  • 新怪物クンたち・・・Vol.3206

    7月、名古屋場所、新入幕の3力士の活躍が目覚ましい。ともに25歳の豪の山(13枚目)と湘南乃海(14枚目)、それに19歳の落合改め伯桜鵬(17枚目)だ。豪の山は昨日12日目に高安を破って7勝5敗とした今日を含めてあと3番あるので勝ち越しの可能性が大だ。湘南乃海は昨日ただひとり1敗で優勝に一番近かった錦木にぶつけられたが、錦木を小手投げで撃破し8勝4敗、勝ち越した。まだ髷も結えないザンバラ髪の怖いもの知らずの幕内どん尻...

  • カムバック・・・Vol.3205

    カムバックといえばやはり「シェーン、カンバック!」だろう。草原の彼方ワイオミングの山向こうに去りゆくシェーンことアラン・ラッドにジョーイ少年が呼びかける、映画『シェーン』のラストシーンだ。シェーンは立ち去り戻っては来ないが、最近の大相撲では時々カムバックが見られるようになった。大関からどん底に転落し、不死鳥の如く復活し、横綱までのぼりつめてしまった照ノ富士は特別としても、阿炎や朝乃山の例もある。そ...

  • 給金直し・・・Vol.3204

    昨日9日目を終えて先頭を走る3人がそろって勝ち、8勝1敗で勝ち越した。これで錦木は来場所は初の3役が確実となった。北勝富士は「給金を直したのは5場所ぶり」だが、今9枚目だから、負け越していた先場所まであまり大崩れはしなかったことになる。後いくつ白星を積み重ねるかにもよるが来場所は相当上に来ることはまちがいないだろう。豊昇龍はもちろん大関がかかっているから気は抜けない。この3人を2敗で追うのが大栄翔と若元春...

  • 行司の“待った!“・・・Vol.3203

    立ち合いで呼吸が合わず行司の待ったがかかる場合もあるが、取組中の“待った“もある。昨日8日目、結びの一番、新大関霧島対翠富士(3枚目)で観られた。行司が“回し待った“と声をかけ両力士の動きを止めた。久々だった。行司が緩くなった締め込みを締め直す。相当力が必要とされるのだろう、時間がかかる、見かねたと言うか、頃合いを見かねて呼び出しが小走りに土俵に上がり2人がかりで締め直した。土俵下から見守る審判長が元の...

  • 見通し・・・Vol.3202

    大相撲、昨日7日目が終わって錦木に土が付き全勝が消えたので、今日8日目には勝ち越しを決める力士はいないことになる。1敗力士は4人になり、歳の順から言えば38歳・玉鷲(7枚目)、32歳・錦木(筆頭)、老けて見えるが昨日で31歳の誕生日を迎えた北勝富士(9枚目)、伸び盛り24歳・豊昇龍(関脇)だ。4力士とも魅力満載で好きな力士だ。時間が来て、最後の塩を取りに行く北勝富士の気合が入った姿がいい、両太ももをパンパンと...

  • 火を噴く山・「眼を瞑じよ」・・・Vol.3201

    火を噴けば 浅間の山は樹を生まず 茫として立つ青(あお)天地(あめつち)に (牧水)調査で歩いていたらボランティアの先輩Mに出会った。ボランティア歴は私の方が長く先輩だが、人生はMさんの方が長い。Mはほかのボランティア活動などは継続してやっているものもあるが、私の関わっている活動は辞めた。趣味などに徐々に軸足を移していきたいということだった。Mが九州出身ということは知っていた。「博多へ行って来る」など...

  • そろそろ終わりか・・・Vol.3200

    朝起きて、2階のベランダから見下ろすと、一番先にツユクサの青色が目に飛び込んでくる。あちこちに咲いていて長持ちしている。庭に降りると、雨に打たれて倒れたりしており、咲き終わって黒くなっていたりしている。そういうものなどを切って処分しているが、いつもいくぶんかは残している。それらがかわるがわるに咲いてくれているようだ。道端などどこにもある草花だが、青の色が好きで切るに切れない。もう少し眺めさせていた...

  • LALAララ【南米回想から雑感3】・・・Vol.3199

    団塊の世代から歳が上の人たちは覚えがあることだが、意外と「ララ」のことは知らない人が多い。私も同様で、存在を知ったのは20代になってからだったが、知ってからすでに半世紀以上時が経った。テキサスのS氏がもう一度思い出させてくれた。前回E・G・バット博士に触れたが、彼は「ララの父」とも呼ばれる。昔、今とは雲泥の差の感がある小学校の学校給食などで、あるいは家庭で、脱脂粉乳を飲んだことがある方も多いと思う。あ...

  • バット博士【南米回想雑感2】・・・Vol.3198

    “日系移民の誇りと自尊心“からバット博士を思い出した。まだ若かったころ「なるほど!」と感心したことがあった。「まず、自国を愛していること。素晴らしい部分がいっぱいある。そこに誇りをもっていること、それが国際人・国際化のキーワードだ」と言い切り、そして「教育においては、“わが国はこんなにひどい国なんですよ”から始める者は信頼できない人間である」と博士は続けていた。(*ジョージ・アーネスト・バット、1892年...

  • 感動・感銘【南米回想雑感1】・・・Vol.3197

    確かに自分の中では若い瑞々しい感性は少し薄れてはきたが、年老いての南米の旅はそれを補ってくれる要因が彼の地にあって、私にとっては大いなる感動の旅だった。マチュピチュ、エンゼルフォール、イグアスの滝、モアイ・・・などなど絶景や文化遺跡を見るだけならばツアーや金をかけた旅でも同様に感動するとは思うが、ただ「それだけ」と言えば言い過ぎだが、そこへ至るまでに出会ったりする現地で暮らす普通の人たちとの絡みや...

  • Impression、 2つの旅、違いはあるか?・・・Vol.3196

    私は20代の時とそれから約40年後の60代の時に、やや長めの海外放浪の旅をした。歳こそ違ったが旅のスタイルは同じだった。昔は貧乏旅行とも言ったが、バックパッカーというアレだった。金も無かったがあのスタイルが好みだったのだ。最近は身体にガタが出始めてヨレヨレになって来たが、数年前までは深夜の長距離バス移動も問題なく楽しみだった。夜が明けたら別の町、あるいは別の国、不安感より期待感で胸がわくわくしたものだ...

  • ささやかな収穫・・・Vol.3195

    このところ身体負傷などで力仕事などが出来なかった。裏庭の畑はすっかり雑草天国となっていたが、放置状態だった。きょう思い切って雑草取りをすることにした。リウマチも出てきたので、右肘の痛みはなんとかサポーターで押さえつつ、蚊取り線香を腰にぶら下げスプレーを首にかけて準備万端、庭に降りた。熱中症を気にしつつ、頬かむりをし、帽子をかぶり、1時間仕事だと自分に言い聞かせたのだった。ある程度雑草を除去し、絹サ...

  • 折り返し・・・Vol.3194

    陽が沈む位置も高尾山頂からだいぶ北の方に移っていったと思っていたら、いつのまにか戻り始めていた。毎日じっくりと夕日観察というか、眺めて暮らす、というようにはならないようだ。まだまだ日々の生活のアレコレに軸足を置いているということのようだ。たいしたことではない、わき腹が痛い、ボランティア調査で一生懸命、てなことだ。合い間にかかりつけ医の1か月検診、別の総合病院のガン手術後の定期的な3か月検診、帯状疱疹...

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