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  • 『物語 シンガポールの歴史』感想。経済至上主義×エリート主義の"超合理的国家"

    物語 シンガポールの歴史 (中公新書) 作者: 岩崎育夫 出版社/メーカー: 中央公論新社 発売日: 2013/03/22 メディア: 新書 この商品を含むブログ (7件) を見る シンガポールは独立以来、驚異的な発展を遂げてきた。その一人当たり名目GDPは55182.48ドルと、日本の38467.76ドルを大きく上回っている(世界の一人当たりの名目GDP(USドル)ランキング - 世界経済のネタ帳)。 また、一人当たり実質GDPも右肩上がりである。 (シンガポールの実質GDP成長率の推移。http://ecodb.net/country/SG/imf_gdp2.html) シンガポールの大き…

  • 『タテ社会の人間関係』「自称コミュ障」はなぜ現れる?

    タテ社会の人間関係 (講談社現代新書) 作者: 中根千枝 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 1967/02/16 メディア: 新書 購入: 5人 クリック: 56回 この商品を含むブログ (61件) を見る 「私コミュ障だから、人と話すの苦手なんだよねー」 明るく愛嬌のある人が笑いながら自虐の言葉を口にする。滑稽な気もするが、男女問わずこうした自称「コミュ障」は近頃よく見うけられる。 「コミュ障」とは「コミュニケーション障害」の略で、人との交流が苦手な人のことを指す言葉である。元々ネットスラングであるこの言葉は、日本に多数存在していた「コミュ障」を顕在化させた。言われてみればあの人は「コミ…

  • こんなに苦しいなら愛などいらぬ?『孤独と不安のレッスン』

    孤独と不安のレッスン (だいわ文庫) 作者: 鴻上尚史 出版社/メーカー: 大和書房 発売日: 2011/02/09 メディア: 文庫 購入: 8人 クリック: 21回 この商品を含むブログ (11件) を見る 長年連れ添った恋人と別れた時。信じていた友人に裏切られた時。人間関係で苦しんだ時、人が取りがちな戦略がある。それは『他者』を作らず相手を全て『他人』とすることである。 人間関係には『他者』と『他人』があると鴻上尚史は言う。『他者』とは、「受け入れたいのに受け入れられない関係」であり、同時に「受け入れたくないのに、受け入れなければいけない関係」のことである。一方で、『他人』とはそうした感…

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