実際色々な相続問題を見てきた。自分自身も歳をとるにつれ、相続問題について考察は変化してきた。すごく若い時は貰えたらラッキーくらいしか思わなかった。ある程度歳を重ねると自分自身の今後を見据えながら欲望がガッツリ顔を出す。そして、人生の終わりが見えてくると、残りの人生暮らしていける分もあれば充分と思えてくる。しかし、多分どの家庭でも親が亡くなると相続問題が必ず出てくる。なぜすんなり行かず問題化してしまうのか。その原因を考察。第一前提として法律で相続の分配は決められている。この法律通りで行えば良いのだ。しかし、そうは簡単に行かない。法律通りが不公平になる場合例えば両親のうちのどちらかが亡くなった場合。配偶者半分子供達が半分なのだが、配偶者の今後の生活を考えると全てを配偶者に、あるいは大部分が配偶者に行くべきだろ...相続問題①