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2015/11/28

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  • 司馬遼太郎『大徳寺散歩、中津・宇佐のみち』

    司馬遼太郎『街道をゆく34 大徳寺散歩、中津・宇佐のみち』(朝日新聞社、1982年)・後半の中津・宇佐はメモっていなかったので、大徳寺だけ。 (ちょうどこの年、旅行で宇佐に立ち寄っていたので、急いで後半だけ先に読んでいた)・戦後すぐの話だが、司馬が京都で新聞記

  • 鈴木大拙『浄土系思想論』

    鈴木大拙『浄土系思想論』(岩波文庫、2019年)・阿弥陀というものを、今の人間は求められるのだろうか? 無理だと思う。 つまり、浄土思想は現代において存在しうるのか、という話になるのだが。・反省によって娑婆と極楽が生まれる、と大拙が述べるのは、これってつまり

  • 岡本太郎『沖縄文化論』

    岡本太郎『沖縄文化論 ――忘れられた日本』(中公文庫、1996年)・映画「岡本太郎の沖縄」の原作にあたる著作だけど(先に映画を見ていた)、これを読むとわかるが、映画はあくまでも太郎の記述を追体験しているだけなのだな、と。 だからあの映画を見ても、太郎がその瞬

  • 小林哲夫『高校紛争』

    小林哲夫『高校紛争 1969-1970 「闘争」の歴史と証言』(中公新書、2012年)・高校紛争も全国的に広がっていたはずだが、大学紛争と比べれば全然語られることがない。 Wikipediaにも個別の記事がないし。 紛争が発生していた学校の個別の記事にはわずかに記載があったり

  • 宮本輝『約束の冬』

    宮本輝『約束の冬(上・下)』(文春文庫、2006年)・2000年代に入ってからの作品がほんとにすごいわけですが。 これもめちゃくちゃ感動した。 産経新聞での連載を途中まで読んでいた記憶があるが、当時は作者の作品を何冊も読みすぎていて、少々食傷気味になっていたこと

  • 小林篤『足利事件』

    小林篤『足利事件 冤罪を証明した一冊のこの本』(講談社文庫、2009年)・冤罪事件を調べれば真っ先に出てくるような有名な事件。 日本の冤罪の定番パターン、人質司法という人権侵害をやらかした上で、嘘の自供を引き出す毎度の流れでしょ、と思っていたのだが、どうもそ

  • 宮本輝『避暑地の猫』

    宮本輝『避暑地の猫』(講談社文庫、1988年)・小学生で読んだときは、もっとおもしろく読んだものだが……。 物語としてはおもしろいけれど。・宮本輝にしてはめずらしく? 人間の悪意に正面から取り組んだ作品。 しかし1980年代の作品に多いのだが、キャラクターが生き

  • 司馬遼太郎『ひとびとの跫音』

    司馬遼太郎『ひとびとの跫音(上・下)』(中公文庫、1995年)・分類としては小説とされているが、これを他と同じ小説ということは難しい。 あえて分類するならば、これは一人称を意識的に欠落させた、司馬の私小説だといえようか。 『街道をゆく』に似た文体であるが、そ

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