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2015/11/20

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  • 中学生の素直な感性が古代人物を蘇らせた ~ 歴人(歴史人物学習館)便り②(後編)

    歴史教科書では単なる暗記用人名に過ぎない古代人物たちを、中学生たちは、悩み苦しみつつも自分たちに功績を残してくれた人々として思い描いた。(「スーパーマンのような空海も、他人の指導が不得意だった」)古代人物の一人として取り上げられた空海は、東書に次のように記述されています。__________9世紀の初め,遣唐使に従って唐にわたった最澄と空海は,仏教の新しい教えを日本に伝えました。天台宗を始めた最澄は、比叡山(滋賀県・京都府)に延暦寺を建て、真言宗を始めた空海は、高野山(和歌山県)に金剛峯寺を建てました。こうした新しい仏教は、山奥の寺で学問や厳しい修行を行うことを重んじ、貴族の間で広く信仰されるようになっていきました。 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄教科書では、こう「客観的」に説明される空海も、中学生徒たちと向き合うと...中学生の素直な感性が古代人物を蘇らせた~歴人(歴史人物学習館)便り②(後編)

  • 中学生の素直な感性が古代人物を蘇らせた ~ 歴人(歴史人物学習館)便り②(前編)

    歴史教科書では単なる暗記用人名に過ぎない古代人物たちを、中学生たちは、悩み苦しみつつも自分たちに功績を残してくれた人々として思い描いた。(聖武天皇に「人々を助けてくれてありがとう」と言いたい)横浜市の中学校が、歴史人物学習館のサイトを活用して、古代の人物の感想文を書くことを、一年生約220人の冬休みの宿題にしました。一人の女生徒は、次のような感銘深い感想文を書いてくれました。__________奈良県にある大仏。私がそれを写真で初めて見たとき、なぜか惹きつけられたのを覚えている。誰が、何のために?頭の中に「?」がたくさん浮かんだ。きっと歴史上の人物が自分の権力を示すために作ったに違いない。古墳のように…。でも、それが、人々を救うために、国を鎮めるために作ったと言うことがわかった時、私は驚いた。その時の聖武...中学生の素直な感性が古代人物を蘇らせた~歴人(歴史人物学習館)便り②(前編)

  • インド独立と日本(後編)

    インド独立の起爆剤となったインド国民軍と日本陸軍の戦い。(ネルーの裏と表)後に初代インド首相となるジャワハルラール・ネルーは、ガンディーの弟子ながら、まったくイギリス寄りの考え方をしていました。イギリスの焦土作戦を支持し、抗日ゲリラ戦の呼びかけまで行いました。さすがにこれは国民会議派内部からも抗議の声があがりました。__________ゲリラ戦などを語ることによって我々は中立の札を捨て、戦争に飛びこんでいくことになるのです。もし我々がガンディーの指導を採用すれば、日本は我々を攻撃さえしないかもしれないと私は思っています。日本の中国に対する戦争を除けば、我々は日本にたいして何の敵愾心も持っていないのですから。 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ネルーはさらに「もし日本がインド人裏切り者の軍隊(注:ボースとインド国民軍)を使...インド独立と日本(後編)

  • インド独立と日本(前編)

    インド独立の起爆剤となったインド国民軍と日本陸軍の戦い。(インド解放を目指して共に戦った日本陸軍とインド国民軍)8月15日は終戦記念日ですが、世界史から見て、もう一つ重要な出来事が起こった日です。終戦の2年後、1947年8月15日にインドは独立しました。それは大英帝国が最大の植民地インドを失い、その帝国主義が終わりを遂げた日でもありました。そして、インドの独立には、日本が重大な関与をしたのです。大東亜戦争の開戦初頭、日本陸軍は英領マレー半島を南下して、イギリスの東洋支配の拠点シンガポールを攻略しました。1200キロの距離を72日で快進撃し、兵力3倍の英軍を降伏させたのです。最大の成功要因は、藤原岩市少佐率いるF機関が、英軍の中心であるインド兵たちを寝返らせ、味方につけたことです。「インド独立のために共に戦...インド独立と日本(前編)

  • こんなに違う高校「歴史総合」教科書(前編)

    歴史教科書には「思想誘導」型、「社会科学」型、「歴史物語」型の3つがある。(歴史教科書3つのタイプ)「従軍慰安婦」という用語について「誤解を招く恐れがある」などとする答弁書を政府が閣議決定したことを受け、いくつかの教科書が、「従軍慰安婦」を「慰安婦」に訂正しました。しかし、「敵はさるもの」で、こんな「奥の手」を出す教科書もありました。__________清水書院の高校の歴史科教科書では、元慰安婦に償い金を支給した「アジア女性基金」について、平成13年に公表された「いわゆる従軍慰安婦」との記述がある外務省の文章を「資料」として引用。注釈で「現在、日本政府は、『慰安婦』という語を用いることが適切であるとしている」などと併載することで検定を通過した。 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ここまで来ると「従軍慰安婦」という言葉をな...こんなに違う高校「歴史総合」教科書(前編)

  • 聖徳太子の和の祈り(後編)

    聖徳太子の肉声に耳を傾ければ、家庭、職場、国を元気づけるための体験的な智恵が聞こえてくる。((1)なぜ「仁」ではなく、「和」なのか?)「仁」は日本語では「思いやり」という言葉がぴったりでしょう。一人の人間として他者への思いやりを持つことは、道徳の第一歩です。一方、「和」は共同体の構成員が互いに思いやりを持っている状態と考えられます。「仁」が個人レベルの徳に対して、「和」は共同体レベルの徳なのです。したがって「和」は「仁」を含み、さらに高い次元の理想を表しています。「和をもって貴しとし」で始まる第一条を、太子はこう結ばれています。__________上和らぎ、下睦びて事を論(あげつら)ふに諧(かな)ひぬるときは、則ち事理(こと)自(おの)ずから通ふ。何事か成らざらむ(上下の者が睦まじく論じ合えば、おのずから...聖徳太子の和の祈り(後編)

  • 聖徳太子の和の祈り(前編)

    聖徳太子の肉声に耳を傾ければ、家庭、職場、国を元気づけるための体験的な智恵が聞こえてくる。(太子は何を目指したのか、その肉声を聞く)2021年は西暦621年に亡くなられた聖徳太子の1400回忌の年で、様々な記念行事が各地で開かれました。1400年も前の人物が現在と何か関係あるのか、と思われるのが常識でしょうが、それが「大あり」だという私個人の経験を述べたいと思います。太子を回顧する企画の一つとして開かれた奈良国立博物館の特別展「聖徳太子と法隆寺」で、心動かされた展示がありました。聖徳太子の直筆と伝わる「御物法華義疏(ほっけぎそ)」です。法華経の注釈書を、太子ご自身で書かれたと伝わる巻物です。縦横1センチほどの漢字がびっしり並んで、所々字を書き直したり、書き加えたりされています。いかにも太子があれこれ考えな...聖徳太子の和の祈り(前編)

  • 挫折に負けない「見方・考え方」をつくるためのヒント⑩

    (反対運動に屈せず、信念を貫いた岸首相)最も大きな山場だった六十年安保は、岸信介首相のころの出来事です。そのときには首相官邸もデモ隊に取り囲まれてしまいました。首相官邸を警備している警察は、「首相、早く逃げてください。もう護り切れません。警察の力では無理です。これはもう革命ですから、命の保障はできません」と言ったそうです。そういう内部の事情が書かれたものを読んだことがあります。そのようななかにあっても、岸首相は、「日米安保条約を結んでいるほうが日本のためになる」という考えを貫き、安保条約の改定を乗り切ったわけです。そして、すぐに岸首相は退陣を表明しましたが、その後、暴漢に腿(もも)を刺され、重傷を負っています。まさに、“革命前夜”とも言うべき時代であったと言えるでしょう。しかし、その結果を現在の目から見る...挫折に負けない「見方・考え方」をつくるためのヒント⑩

  • 挫折に負けない「見方・考え方」をつくるためのヒント⑨

    『視点を変える⑨』(挫折をして“良かった”場合もある)――「安保闘争」の敗北が日本の繁栄を生んだいままで、さまざまな例を挙げて、物事の見方は一つだけではないことを述べましたが、同じように、過去に挫折したことを、時間がたってから見ると、「結果的には良かった」という場合もあります。その一つの例として、「安保闘争」の話をしたいと思います。「七十年安保」が終わった当時の大学には、学生たちの挫折感が漂っており、教師と学生の間には不信感が残っていました。「団塊の世代」の人のなかには、学生時代に「安保闘争」に参加して挫折した体験を持っている人も大勢いるでしょう。その学生運動に参加した一人ひとりの人間にとっては、安保闘争に敗れたことは挫折の体験であったかもしれません。安保闘争とは、「日米安全保障条約」(安保条約)に対する...挫折に負けない「見方・考え方」をつくるためのヒント⑨

  • 挫折に負けない「見方・考え方」をつくるためのヒント⑧

    『視点を変える⑧』(「自分にとっての幸福」という視点)――誰もがうらやむ道が良いとは限らない世の中には、多くの人から、うらやましがられるような仕事をしているエリートがいます。しかし、そのような人たちには悩みがないかといえば、そんなことはありません。挫折と無縁の道を歩んでいるように見えたとしても、心のなかを見てみれば、彼らにも彼らなりの挫折感があって苦しんでいるのです。🔸医者になるまでの挫折ここで、エリートの例として、「医者」を目指す人の人生をたどってみたいと思います。小学生や中学生という子供時代に、「お医者さんになりたい」という気持ちを持った人がいるとします。医者になるには医学部に入らなければいけません。しかし、どの大学も医学部の定員は百人ぐらいしかないので、入るのは難しいのです。そのため、大学の医学部に...挫折に負けない「見方・考え方」をつくるためのヒント⑧

  • 挫折に負けない「見方・考え方」をつくるためのヒント⑦

    『視点を変える⑦』(「突き放した目」で自分を見る)――「自分の願い」が他の人たちの価値観に影響されていないか次に、「自分の人生を、突き放した目で見つめ直してみる」ということを挙げておきたいと思います。少年・青年期から大人になるまでの歴史を振り返って反省してみたならば、誰もが、おそらく、自己実現できなかったことのあまりの多さに驚くだろうと思います。それぞれの時点で、「こうなりたい」と思いながら、多くのことがそうはならなかったことを感じるでしょう。しかし、一定の年齢を超えると、自己実現できなかったことに対して、「まあ、それで良かったのかな。それで自分は自分なりの道を発見できたのだろう」と感じるようになるのです。若いころには、何かを願っても叶(かな)わない場合がほとんどです。その願いのなかには、自分の気持ちから...挫折に負けない「見方・考え方」をつくるためのヒント⑦

  • 挫折に負けない「見方・考え方」をつくるためのヒント⑥

    『視点を変える⑥』(「足りないもの」があるからこそ人間は努力する)――人間の“緩み”をカバーする、人生の巧妙な仕組み人間には、「何かが足りないと勤勉になるが、それがなくなると、とたんに緩んで怠(なま)け始める」という面があると言えます。こうした面があるので、世の中の仕組みとして完全な平等社会をつくることは、人々が努力しなくなり、社会が駄目になっていくことにつながるのです。例えば、プロの野球やサッカーの世界でも、何億円もの年俸を稼ぐ一流の選手と、そうでない選手には、報酬に大きな差があります。これが、もし、すべての選手の報酬が、能力や成果にかかわらず同じであったなら、選手は真剣に努力するでしょうか。そう考えると、報酬に差があることが、選手の真剣さにつながり、試合を面白くしている面があると言えるのです。大きな目...挫折に負けない「見方・考え方」をつくるためのヒント⑥

  • 挫折に負けない「見方・考え方」をつくるためのヒント⑤

    『視点を変える⑤』(「お金」は良くも悪くも働くもの)――お金に振り回される人、借金して勤勉になる人次に、お金の問題について考えてみたいと思います。お金そのものは、良いほうにも悪いほうにも働くものですが、ほとんど旧(ふる)い宗教では、お金を悪いほうに捉え、「金銭が身を滅ぼす」ということを説いています。実際、「お金に余裕ができると、まじめに働かなくなる人が多い」という面はあるでしょう。平均的な人間は、「借金返済をしなければならない」など、必要に迫られでもしないかぎり、なかなか必死になっては働かないものです。十人のうち八人ぐらいの人は、そうではないでしょうか。「家を建てるときに三十年ローンを組んだので、定年まで会社を辞められない」「子供の教育費がかかるので、働かなければいけない」「事業に失敗したから、必死で働か...挫折に負けない「見方・考え方」をつくるためのヒント⑤

  • 挫折に負けない「見方・考え方」をつくるためのヒント④

    『視点を変える④』(人は「外見」だけでは見えないものがある)――他の人には言えない、美人の意外な苦労女性であれば、「美人に生まれたら幸福だろう」と誰もが思うでしょう。しかし、実際に、「美人として人生を送る」ということになると、かなり大変だろうと思います。最近は、ストーカーの問題が数多く起きていますが、「女性が追いかけられる」ということ自体は、昔からよくあったことです。周囲から美人だと言われるような人は、通勤・通学途中に道で待ち伏せされたり、何度も手紙を送られたり、電話をかけられたりと、そういう迷惑な目に遭うことも多いでしょう。「一人の素晴らしい男性に好かれる」ということであれば良いのでしょうが、あまりにも大勢の人から好かれるのは、かなり大変です。人間は他の人からの“念波”を受けると、霊能者でなくても、ベタ...挫折に負けない「見方・考え方」をつくるためのヒント④

  • 挫折に負けない「見方・考え方」をつくるためのヒント③

    『視点を変える③』(仕事上の失敗に耐える力も「人生の実力」である)ーー人生の早いうちに失敗すると、挫折への“免疫”がつく極端な例かもしれませんが、ホームレスと言われるような人たちは、カラスと競争しながら、捨てられたものを食べたり、野外で寝たりして、意外にたくましく生きています。その一方で、大企業の社長や部長などでは、自分の会社が潰れそうになると、自殺する人が出たりします。ホームレスと言われる人たちと比べれば、天国と地獄ほども立場が違うはずなのに、良い立場にある人のほうが、かえって死を選んでしまうのです。また、東京大学法学部を優秀な成績で卒業し、財務省(旧大蔵省)に入っても、出世競争に敗れて人生に悲観し、自殺してしまう人もいます。「どちらが人生の勝者で、どちらが敗者か」ということを考えたとき、途中までは「優...挫折に負けない「見方・考え方」をつくるためのヒント③

  • 挫折に負けない「見方・考え方」をつくるためのヒント②

    『視点を変える②』(「学歴」が人生のすべてではない)――偏差値の高い学校ほど自殺率が高い次に、若い世代の人たちの苦しみを考えると、例えば、受験などのハードルがあります。今、「受験戦争」のなかにいる人にとって、それは、つらいことだろうと思います。しかし、教育を十分に受けられない国の人々と比べれば、日本のように勉強の機会が数多く用意されている国の人々は、とても幸福な立場にあると言えるのかもしれません。どうか、そういう視点を持ってほしいと思います。また、現在の学校は偏差値で多くの階層に分けられているため、受験者にとっては、入試の合否という、成功と失敗はあるでしょう。しかし、偏差値の高い学校に入れたら成功で、低い学校に入ったら失敗だとは限りません。例えば、「出身校の偏差値が高くなると、自殺率も高くなる傾向がある」...挫折に負けない「見方・考え方」をつくるためのヒント②

  • 挫折に負けない「見方・考え方」をつくるためのヒント①

    (いつもとは違う角度から見てみよう)豊かな社会になればなるほど、人々の要求レベルは上がり、満足する水準もぐっと上がってきます。そして、人々は他人との比較の世界のなかで勝ち負けで苦しんだりします。しかし、物事の見方は一つだけではありません。ときどき視点を変えて見ることによって、失敗や挫折などの「苦しみ」も、違ったものに見えてくることがあるのです。以下に幾つかの例を具体的に述べていきましょう。『視点を変える①』(「環境」が変わると同じ景色も違って見える)――インドと比べると東京は未来都市に見えるまずは「環境」の視点です。この記事を読んでいるあなたも、今、自分の置かれた環境に不満を抱き、苦しんでいるかもしれません。しかし、例えば、外国人が見たら、あなたの生きている場所は、まったく違う景色に映るかもしれないのです...挫折に負けない「見方・考え方」をつくるためのヒント①

  • どんな挫折も「人生の実り」に変える“全天候型人生”の基本ルール(後編)

    (「人生が飛躍するチャンス」を逃さないために)「勝ち続けると慢心して失敗する」ということは、企業レベルでもあります。松下幸之助は、「あまり成功が続くのは良くない。だから、三回ぐらい成功したら、一つぐらいは失敗したほうが良いのだ」ということを述べています。この言葉は、もちろん、“失敗のすすめ”ではありません。成功が続くと、やはり慢心し、脇が甘くなります。うぬぼれて緩くなり、自らが見えなくなって、ドーンと大きな失敗、破壊的な失敗をすることがあります。しかし、三つぐらい、「うまくいった」と思ったあとで、一つぐらい、「しまった。失敗したかな」と思うことがあると、それで引き締まります。それによって、ちょうど、塩を加えた料理の味がキュッと締まるように、「反省し、謙虚にならなければいけない」という気持ちになることがある...どんな挫折も「人生の実り」に変える“全天候型人生”の基本ルール(後編)

  • どんな挫折も「人生の実り」に変える“全天候型人生”の基本ルール(中編)

    (挫折のなかに人生を豊かにする智慧がある――敗戦から多くの教訓を学び、繁栄を築いた日本)挫折は大きく見れば、国家のレベルにおいてもあります。例えば、「戦争で負ける」ということはその一つでしょう。日本は、日清戦争で清国(中国)と戦って勝ち、日露戦争でロシアと戦って勝ちました。そして、それほど大きく参加したわけではありませんが、第一次世界大戦でも、勝った側についています。当時の日本は、三回続けて勝ったために、「ひとたび戦いあらば、神風が吹いて、神国日本は必ず勝つ」と思い込み、慢心した面があります。そして、第二次世界大戦では、かなり悲惨な負け方をしたのです。「戦争で負ける」ということは、つらく悲しいことであり、この敗戦が日本にとって大きな国家的挫折だったことは間違いありません。しかし、その一方で、「負けることに...どんな挫折も「人生の実り」に変える“全天候型人生”の基本ルール(中編)

  • どんな挫折も「人生の実り」に変える“全天候型人生”の基本ルール(前編)

    (「この世に生まれてきた意味」を知ると、挫折の“積極的意味”も見えてくる)この章では、「挫折に耐える力を」という題で、主として、人生の失敗や苦しみ、非運などに遭遇したときの心構えを説いていきます。世の中には、こういう教えを求めている人は数多いのではないでしょうか。何事であれ、人生において成功したり勝利したりすれば、もちろん、うれしいものですが、実際には、一生を通じて、成功し続けること、勝ち続けることは、なかなか、できることではありません。実は、人生の問題に立ち向かう腕が上がってくると、それ相応に、難しい課題が出てくるものです。成功を続ける人は、より高い目標を持とうとしますし、勝負に勝つ人は、より強い相手を求めていきます。誰しも、進み続けるなかで、壁に当たることがあるのです。挫折について考えるときに、まず知...どんな挫折も「人生の実り」に変える“全天候型人生”の基本ルール(前編)

  • 全ては母なる地球に暮らす家族です

    (第七章家族と家庭の鏡⑫)家族仲が良いことは素晴らしいことです。しかしもっと素晴らしいことは、家族を超えてのたくさんの人たちとの交流です。魂の目的は、家族や気に入った人との交流だけで達成できるものではありません。異なる人たちの中から共通のものを見出し、創造的な何かを作り上げていくことが、魂本来の目的なのです。大切なのは、あなたが身近な人たちを超えて、多くの人たちと交流していくことに関心がもてるかどうかです。もし、もっと多くの人が自分たちと異なる人たちのことを気にかけ、否定ではなく肯定して受け入れることができたなら、世界は今よりずっと平和になることでしょう。個人同士のお付き合いから、地域社会、国家同士にいたるまで、争いや衝突の根本的な原因は、自分や自分の身近な人に重点を置いて、それ以外の人たちのことを大切に...全ては母なる地球に暮らす家族です

  • 供養で大切なことは、祝福です

    (第七章家族と家庭の鏡⑪)愛する人の死ほど、心がかき乱されるものはありません。しばらくの間は悲しみで一杯でしょうが、ひとしきり泣いたら『素晴らしい一生だったね』と、その人の人生を称(たた)えてください。先祖供養で大切なことは、祝福です。そしてその人のことを、忘れずに憶えておくことです。お墓や仏壇、法事は亡くなった人のためというより、生きている側が亡くなった家族とのつながりを忘れないために、今も大切に受け継がれているものなのです。あなたの知っている人や子供に、亡くなった家族の思い出を話しましょう。どんなに素晴らしい人だったのか、または、その人物らしいユニークなエピソードを語ってください。たとえ、不運な人生を送り、そして苦しみの最期だったとしても、その人のことをただ不憫(ふびん)に思うのではなく、その人が一生...供養で大切なことは、祝福です

  • 動物たちのよきパートナーになりましょう

    (第七章家族と家庭の鏡⑩)ペットは大切な家族の一員であり、よき理解者です。スピリチュアル的に解釈すると、犬や猫、馬、イルカなどの動物には、人間の守護者としての役割があります。彼らは私たちに愛の大切さを伝える役目を持ってこの世に生まれています。愛が時間とともに風化するのではなく、永遠に変わらないことを教えてくれるのです。実際、彼らは人間が大好きです。私たちは彼らによって、愛とは全てを結びつける偉大な力であり、優しさと安らぎであることを感じさせてもらえます。あなたが可愛がっているペットなら、あなたへの愛は真実です。たとえ天国に旅立った後でも、ずっとあなたのことが大好きです。そしていつか訪れるあなたの旅立ちの日を、幸せに暮らしながら待っています。その時あなたは、愛するペットに出迎えられることでしょう。ペットと過...動物たちのよきパートナーになりましょう

  • 家を浄化しましょう

    (第七章家族と家庭の鏡⑨)私たちは、家によっていろいろな影響を受けています。住まいを良くするためにできることなら何でもしましょう。風水に詳しい人はそれを活用しても良いでしょう。家を綺麗に、住み心地良くしていくことは、あなたや家族の幸福を創造していくことです。インテリア、特に照明器具、絨毯(じゅうたん)、カーテン(ブラインド)、寝具を心地良いものにして、温かいエネルギーを部屋に注ぎ込みましょう。基本は清潔であることです。こまめに清掃して、ゴミはすぐに捨てましょう。ゴミやほこりをエネルギーとして解釈すると、穢(けが)れ、不要を意味しています。家の中にゴミを何日も放置することは、自分の人生にゴミのような不潔で要らないものを留まらせても良いといっているようなものなのです。10日も放置すれば、あなたや家族の運勢に翳...家を浄化しましょう

  • あなたの本心を伝えていますか?

    (第七章家族と家庭の鏡⑧)自分を最も大切にしてくれている家族やパートナーが、自分を最も不自由にさせていることがよくあります。もしあなたが、自分のやりたいことに家族の同意がないと強い不安感を抱いたり、簡単に諦めてしまったりするのなら、あなたは自分の価値観と家族の価値観を混同しているのかもしれません。厳しいようですが、このままだとあなたは自分の人生を歩めなくなってしまうかもしれません。もちろん、家族はあなたの幸せを邪魔したいわけでも、一方的にあなたを服従させたいわけでもないでしょう。あなたを愛している、その結果だということに、あなたも気づいていますよね。やりたいことをハッキリと家族に伝えてみましょう。現代は物事が多様化していますから、“家族なら言わなくてもわかる”――とはいかないのです。家族会議を開きましょう...あなたの本心を伝えていますか?

  • 子供に信頼を教えることが、親の役目です

    (第七章家族と家庭の鏡⑦)子供が産まれたからといってすぐに、親としての自覚に目覚めるものではありません。経験によって少しずつ親らしくなっていくものですよね。子供を育てることは大変なことです。子育てにおいて大切なことは、それこそ山ほどあるでしょう。しかし、親として最初にすべきことは、子供に、自分自身と、自分の環境を信頼しても良いと教えることなのです。そのためには、親が見本になることです。子供は幼いほど、親の要求に応えようとし、親を信頼しようとします。また、親が言ったことよりも親の思いや気分、行動を見て、それを真似していこうとします。そして子供にとって、もっと大きな心の傷となるのは、自分に対する拒絶です。親が子供の感情、欲求を確認できないと、子供は親に拒絶されたように感じてしまい、年齢を重ねるに従って、今度は...子供に信頼を教えることが、親の役目です

  • 子供を愛せない親はいないのです

    (第七章家族と家庭の鏡⑥)どんなに好きになれなくても、あなたと親は深い絆によって結ばれています。たとえいがみ合っているときでさえ、お互いの深い部分では愛し合っているのです。互いのエゴの奥に隠れているその愛を意識すると、良い関係が築かれることになります。そして、親子の絆は深くゆるぎないものとなります。そもそも、子供に愛情を感じない親はいないのです。ただ愛し方が不器用であったり、自分の持つイメージを子供に押し付けてしまったり、自分のことで忙しすぎたりして、彼らのエゴの部分がクローズアップされてきたのでしょう。どんな親でも、親はその時点での精一杯の愛情をあなたに示してきたのです。あなたの両親が、あなたのあり方を無視するような愛し方をしているのなら、あなたの感じていることを話してみましょう。裁きや文句を加えないで...子供を愛せない親はいないのです

  • 親を一人の人間として見てみましょう

    (第七章家族と家庭の鏡⑤)親に立派な保護者を求めることは子供の常です。しかし、あなたがすでに大人であるならば、その考えを手放さなくては、成長できなくなってしまいます。まずは、“そもそも人は完璧ではない”という視点を持ってください。そしてあなたが親を自分の親としてではなく、個人として見ていくならば、彼らが何故、あなたを上手に愛せなかったのかが分かるようになります。あなたと同じように彼らもまた、彼らの親によって傷つけられたのです。あなたと同じように、彼らもずいぶんと苦しんだのです。それは世代を超えた連鎖であり、喜ばしいことにせよそうでないにせよ、人は子供時代に与えられたものを、大人になってからの人間関係や家族関係でも繰り返してしまうのです。「人は自分に与えられたものを、自分もまた、人に与える」というのは、宇宙...親を一人の人間として見てみましょう

  • 子供時代のトラウマを癒しましょう

    (第七章家族と家庭の鏡④)あなたが子供時代に受けた心の傷は、あなた自身によって癒していけます。そのひとつの方法として、親を反面教師として受け取るのです。もし親が完璧だったなら、あなたはあまり成長できなかったことでしょう。親があなたから見て不完全であるからこそ、親を超えていこうという意欲がもてたのです。そして不完全な親を通して、あなたは自分らしさに目覚め、賢くなってきたのです。人それぞれ選んできた運命のコースが違いますから、もちろんいろいろなケースがあるでしょう。しかし、多くの場合、問題のある親の元で育った人ほど、今回の人生では多くの成長と達成の機会に恵まれているようです。さて、どんなに好きになれない両親であっても、必ずひとつかふたつは、愛を感じるところや、あなたが感謝しているところがあるはずです。その部分...子供時代のトラウマを癒しましょう

  • 新年を迎えて(2024年)

    みなさん、新年明けましておめでとうございます。新しい一年がよい年でありますように心よりお祈り申し上げます。2024年は辰年で、十干十二支では甲辰(きのえたつ)になります。以下は「占い研究家水晶玉子さん」の解説です。甲の年というのは10年サイクルの最初の年に当たります。つまり、2024年は次の運気へ向かうための準備であり、スタートの年で、ここから始まるものがとても多いということです。辰は、十二支の中で唯一、架空の動物です。架空の動物の年ということは、みんなができるかできないか分からないけど、こんなふうになったらいいんじゃないかという夢を見られるような、理想を描けるような年とも言えるのです。2024年のキーワードは上昇です。昇り竜みたいな感じになりますか。もちろん、いろんなことがあるし、まだまだ大変なこともい...新年を迎えて(2024年)

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