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2015/11/20

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  • 安心安全の国ニッポン

    今、アメリカでは「金持ち村」と「貧乏村」が出現しています。拡大する貧富の差と人種問題がそういう目に見える形になって出てきています。富裕層が集まり金持ち村ができるのは通勤にも便利なニュータウンで、「ゲーテッドコミュニティ」と呼ばれています。文字通り周囲をグルリと塀で囲み、ゲート(門)をくぐらないと出入りできないようにしています。私もワシントン郊外の金持ち村を見に行ったことがありますが、ゲートにはものものしくガードマンが立っていて、出入りをチェックしていました。アメリカにはそうした金持ち村が二千か所もあるらしいのですが、そこまで露骨になれば金持ち村に住む人たちはますます孤立していく一方ですし、貧乏村のほうは治安が悪化の一途をたどり、社会全体が殺伐となっていくのも当然でしょう。ちなみに、マイクロソフトの創業者であるビ...安心安全の国ニッポン

  • 国際金融資本の陰謀にも負けない国「日本」

    昨今、国際金融資本による陰謀説なるものがまことしとやかに囁(ささや)かれています。そもそも連邦準備銀行は民間銀行であり、それを統括している連邦準備制度理事会は、いわゆる国際金融資本によってコントロールされている。そして国際金融資本は、連邦準備制度理事会を通じてアメリカの資金供給や金利を統制することで、世界のインフレやデフレ、不況や好況、あるいは株式相場の高低などを意のままに操作して利益を上げている・・・・・。つまり、アメリカは最終的に連邦準備制度理事会のバックにいる連中(国際金融資本)が得するように動いているという説です。マレーシアのマハティール元首相も、演説で、「1997年に起きたアジア通貨危機は、アメリカのヘッジファンドによって起こった」と指摘したことがあります。アメリカを中心に活動している国際金融資本が運...国際金融資本の陰謀にも負けない国「日本」

  • 「柔よく剛を制す」日本流のパワー

    世界に進出すると言えば、すぐに、「武力をもって相手を押さえつける」「資本力をもって相手を圧倒する」、あるいは、「相手より優れた技術をもって支配する」という構図を思い浮かべる人が多いようですが、それはアングロ・サクソンの発想です。アングロ・サクソンは大航海時代から、力をもって海外に進出し、相手に仕方なく思わせるように仕向けることで植民地を広げ、そこに住む人々を支配して富の収奪を繰り返してきました。その構図は、第二次世界大戦終結から70年以上が経った今も形を変えて続いています。たとえば多国籍企業の存在がその典型です。多国籍企業は、冷戦後の世界経済の中で、インターネットの発展と共に大きく成長してきましたが、その存在理由の最上位に位置づけられているのは利益の追求――まさに金を儲けることが正義だと言わんばかりの存在です。...「柔よく剛を制す」日本流のパワー

  • 伊勢志摩サミットとオバマ大統領の広島訪問

    サミットは2016年5月26日から27日にかけて行われましたが、会議には先進7か国の首脳に加え、トゥスク欧州理事会常任議長(EU大統領)とユンカー欧州委員会委員長が参加しました。そして安倍首相が主導する中、金融政策、機動的な財政戦略、構造改革の「三本の矢」で協調していくことが確認されました。また、南シナ海における中国の海洋進出問題や北朝鮮問題、世界で頻発するテロの問題、中東から流入が続いているヨーロッパの難民問題、さらには「パナマ文書」で明らかとなったスタックスヘイブンを利用した国際的な課税逃れの問題など、世界が直面している問題についても協力して対処していくこととなりました。また、翌27日には、拡大会合も行われ、そこにはASEAN(東南アジア諸国連合)の議長国であるラオスのトンルン首相をはじめ、チャドのデビ大統...伊勢志摩サミットとオバマ大統領の広島訪問

  • 元気な日本の「価値の外交」

    そうして世界がどんどん元気を失っていく中、日本はまだまだ安定しています。安倍首相は第一次政権(2006年9月28日~2007年9月26日)のときから、「自由と繁栄の弧(こ)」という考え方を打ち出しました。日本から始まって、ベトナムを回って、シンガポールを通って、インド洋に出て、アラブ諸国に至るという、三日月みたいな弧があって、それらの国々はみんな経済がうまくいっていて繁栄している。その繁栄の奥には共通の「価値」があるということです。その価値とは、たとえば「自由は尊い」「民主主義は尊い」「言論の自由は尊い」「家族仲良く暮らそう」「相手を侵略しない」「軍事力には金をかけない」などです。残念ながら、安倍首相は体調不良でいったん退陣することを余儀なくされましたが、2012年12月26日に第二次安倍内閣を発足させると、「...元気な日本の「価値の外交」

  • 時間の問題だった中国の減速

    一方、一時期は世界の工場と化して、金が貯まったと威張っていた中国が、これまた景気が落ち込み、ついに習近平国家主席も李克強首相も「中国経済は新常態(ニューノーマノル)に入った」と口にせざるを得なくなりました。早い話が「もうこれまでのような経済成長は不可能だ」「中国は中進国だ」と認めたようなものです。まぁ、あの国の国民はまじめに働かないし、政府も具合の悪いことはすべて先送りする国です。空気は汚し放題、汚水も流しっ放し、農村から出てきた人をこき使ったあげく使い捨てにしていたのですから、こうなるのは時間の問題でした。上海あたりは高層マンションが立ち並び、いかにも近代化したように見えていましたが、それは日本の技術や金で厚化粧していたに過ぎませんでした。世界の工場と言われて浮かれていましたが、つくっているものは日本をはじめ...時間の問題だった中国の減速

  • ついにEUを離脱するイギリス

    2016年6月23日、イギリスでEU残留かEU離脱かを問う国民投票が行われました。イギリスはそもそも、フランスとドイツが主導するEU統合に懐疑的で統一通貨ユーロも導入せず独自の路線を歩いていましたし、歴代イギリス政府もたびたびEU離脱をチラつかせてきました。イギリスの輸出に占めるEUのシェアは五割弱に達しますから、イギリスもEUの恩恵を受けていたことは確かですが、その一方で多額のEU運営資金を負担させられたり、ギリシャなどの金融危機が起きるたびに経済援助を強いられてきました。それに加えて移民・難民問題が起きたため、イギリス国内では「もうこれ以上、他国の金融支援や移民のために自分たちの税金を使われるのはイヤだ」「EUから離脱するべきだ」という声が高まっていました。そして世界が固唾を呑んで見守る中で国民投票が行われ...ついにEUを離脱するイギリス

  • 元気な国が見当たらないヨーロッパ

    ヨーロッパに目を向けても元気な国はありません。だいたいヨーロッパは第二次世界大戦後、戦争でどの国も経済は崩壊していましたし、冷戦で東西に二分されてしまいました。さらに、それまでヨーロッパ経済を支えていた植民地が目を覚まし、次々と独立していきました。つまり、ヨーロッパはボロボロの状態から再出発しなければならなかったのです。当然、新しい産業を興して立ち直っていかなければならなかったのですが、あまりにも荒廃していたため、それもうまくいきませんでした。そこでヨーロッパはEU統合という道を選びます。ユーロという単一通貨をつくり、アメリカ、ソ連、および日本に対抗する経済圏を構築していこうというわけです。しかし、もともとヨーロッパ大陸では国境を接する国同士が絶えず戦争を繰り返してきた歴史があります。国の歴史も文化も違いますし...元気な国が見当たらないヨーロッパ

  • 内向きになるアメリカ

    今日は日下公人著書「『日本大出動』トランプなんか怖くない」から転載します。―――――第二次世界大戦後の世界で、経済的にも軍事的にも大きな役割を果たしてきたアメリカですが、今やそのアメリカが自ら世界のリーダーの座から降りようとしています。オバマ元大統領は2013年9月10日のテレビ演説で「アメリカは、世界の警察官ではない」と口にして、次のような言葉を続けました。「私は、武力行使の必要性に対して抵抗した。なぜなら、イラクとアフガニスタンの二つの戦争の末、これらの国の内戦を解決することはできなかったからだ」なぜオバマ大統領はそんな自信のないことを言い始めたのでしょうか。原因のひとつは、2008年に起きたリーマン・ショック以降続いているアメリカ経済の低迷にあると言っていいでしょう。もちろんアメリカの経済力は今でも世界一...内向きになるアメリカ

  • 自分らしく生きる

    学校での教育は、画一した人格を求めがちだ。一人の教師にとって、四十人の生徒を教えるには、その方が便利だからだ。また、会社での社員教育も、一律の訓練をしたがるものだ。その方が、上司は苦労なく部下を使いこなせるからだ。たしかに、人に迷惑をかけることはよくないことだ。反省もし、慎(つつし)みもしよう。しかしながら、決して譲(ゆず)ってはいけない一線もある。例えば、この世の数十億人の人々のなかで、あなたが唯一無二の存在である、ということだ。二人としていない個性なのだ。自分らしさを自分が愛さないで、いったい誰が愛するというのか。あなたらしさを失ってはならないのだ。---owari---自分らしく生きる

  • 感謝を求めるな

    世の中には恩知らずの種は尽きない。声に出して感謝するのは、幼稚園児か小学生までで、中学生以降は毒づいたり、さらに不平を言ったり、知らんぷりしたりするものだ。大人になれば、社交辞令や商売以外でお礼を言われることはまずないのだ。ただ言えることは、感謝されることを期待して、人に親切にしないことだ。お礼を織り込んで与える行為をしないことだ。あなたは裏切られ金銭まで貧しくなるからだ。子育ても見返りを求めないことだ。子どもは五歳までで親孝行を終える、という言葉がある。与えること自体に喜びを感じ、大人になっても親孝行で感謝する子を得たら、十人に一人の幸福と心得よ。---owari---感謝を求めるな

  • 心の平和

    長い人生の間には、あなたの敵として現われてくる人もいるだろう。あなたを害し続ける人も出るだろう。だが、よく知ってほしい。愛と憎しみはコインの裏表なのだ。そもそも、あなたに関心のない人が、あなたを敵視したり、批判したりすることはないので、あなたは知らず知らず、相手の自尊心を傷つけたのかもしれない。あるいは、相手の厚意を無視したのかもしれない。また、相手の嫌っている人の味方をしたのかもわからない。とにかく、自分を害した人をいつまでも恨み続け、憎み続けることは、あなたの仏性を汚す。報復はあなた自身の魂を、地獄の泥沼に引きずり込むだろう。許しなさい。忘れなさい。そして、心の平和を得なさい。---owari---心の平和

  • 追いつめるな

    親が自分の子に理想を託するのは、当然だと思っている人は多かろう。だが、ここにも落とし穴がある。子供が純粋にひたすら親の理想を実現しようとする。しかし、競争社会の現実は厳しく、能力の限界が来て、子はどこかで撃ち落とされる。そして、打ちひしがれる。本当は親というものは実に忘れっぽいものだ。自分の小さな成功の陰にある数々の失敗や挫折、劣等感を忘れてしまっているから、子供に正直には打ち分けていないものだ。また、母親は夫の愛情を勝ち取る目的で子どもを追いつめるものだ。純粋でないものはいつしか知られていく。夫婦して過剰な期待をかけ過ぎた場合、子供は犠牲にならないために親から離れていく。親の負の遺産を背負いたくはないのだ。追いつめないことも愛である。親として自己反省なのだ。---owari---追いつめるな

  • 兄弟間の嫉妬

    子どもを育てるのは大変だ。子どもは親の思うとおりにならない。親が忙しいときに限って、病気をしたり、勉強してほしいときには、遊びたがる。親子で遊ぼうとすると友達との約束があるという。夫婦仲が危ないときには喧嘩を始め、職業に不安があるときには、学校でトラブルを起こす。ああ、少子化もむべなるかな、という気もする。だが考えて見れば、自分も子供時代、そのようであったのだ。兄弟姉妹の競争は、実社会の始まりでもある。子どもはとにかく嫉妬する。上の子が下の子に嫉妬し、下の子が上の子に嫉妬する。子どもはとにかく欲しがるのだ。親から奪い取れる量を自分への愛情と考え、兄弟間の公平分配に異を唱える。ある子は親の気を引くことに勝利し、別の子は泣いたり、反抗したりして、親を困らせて、その愛を独占しようとする。互いに協力し合い、一家で団結す...兄弟間の嫉妬

  • 余白の効用

    一冊の書物で著者が伝えたいのは、活字で黒く印刷された部分である。しかし、ページの全部を活字で埋めてしまっては、今度は読者が読みづらい。言いたいことを伝えるには、句読点も行間もページの余白も必要なのだ。活字だらけの詩では、深い味わいもないであろう。同じことが、仕事にも言える。働きづめの人の仕事は、周りの人から理解されにくいのだ。ときより、スピードを緩めて、他の人々の理解、協力、支持を受けているか、立ち止まって考えて見るとよい。やりすぎて、反発、抵抗、不満が渦巻いていても、意外と気がつかないものだ。働き過ぎて倒れてしまう前に、自分に積極的休養を与えることが、大切な心構えだ。---owari---余白の効用

  • 人生のモデル

    人生の出発点は、やはり真似(まね)から入ったほうがよい。お手本があったほうが、迷いのときや逆境に際しては、強くなる。まずは、子供時代は両親がお手本だろう。両親は何が好きで、何が嫌いか、ある事件にどう対応し、ある問題をいかに解決したか。親の言行の砂金の部分を学び取れば、人生を通じての宝の山となるだろう。また、失敗の部分については、自分にもその傾向があると思って、大切な教訓にするとよい。だが、大人になるころからは、理想の人生モデルを少なくとも一人は見つけたほうがよい。その人の言葉や考え方、生活習慣、仕事の仕方などを、しっかりと真似ていくのだ。あなたとは生まれも、育ちも、能力も性格も違うので、真似ているつもりでも、オリジナリティは出てくる。あなたの人生のモデルが、何十年かかかって築き上げたスタイルを、真似ることが成功...人生のモデル

  • 蝶の心

    ひらりひらりと舞う蝶(ちょう)は、日の光を浴びて、とても楽しそうだ。黄色や赤、紫の花が、ベランダには咲き乱れているのに、あなたはいつもお気に入りの白い花の横に、しばしヘリコプターのように空中停止する。蜜(みつ)の味をかみしめたのもつかの間、また上空を旋回(せんかい)し、風に流されて、黄色や赤の花をひやかしたあと、やはり白い花のところへと戻ってくる。南の島の言い伝えでは、死んだ人の魂が、蝶に乗り移って、家に戻ってくるという。ささやかな花壇(かだん)が、供養になったのか。好物の蜜と自由に空を舞える羽とが、最高の幸福をもたらしたんだね。解放の喜びとは、そんなもので、小さな天国がそこかしこにあるのかもしれない。---owari---蝶の心

  • 小事と大局観

    人は明白な外敵に対しては、命懸けで闘うものである。歯を食いしばり、渾身の力を振り絞って、耐え抜こうとするものである。しかし、案外と身の回りのささやかな出来事や夫婦間の小さな意見の食い違い、親子間の言葉のきれっぱしにムッとして、それが大喧嘩、大騒動に発展する。不思議ではあるが、これも人生の真実の一面である。疲れているときの一言や、愚痴(ぐち)や疑いの言葉に、離婚になる夫婦も多い。あるテレビタレントに奥さんが熱中して、何々様とか唱(とな)えるので、離婚になったケースもあるという。笑って見逃すだけの度量が欲しいものだ。ゾウはトラには負けないが、ネズミやアリの大軍には弱いらしい。小事を小事であると割り切り、常に大局を考える人間でありたいものだ。---owari---小事と大局観

  • 悩みの習慣を断て

    悩みというものは一つの習慣であることに、多くの人々はまだ気づいていない。それは、一日中、チューインガムを噛み続けているようなもので、ある種の生活習慣なのだ。頭のなかが空っぽになると、あなたはすぐに悩みの習慣を開始するはずだ。そして、口を開けば二言目には子供のことやお金のこと、健康のことを繰り返して語り始める。あなたの愚痴を聞いている相手の身になどになったことはないはずだ。まずは忙しくすることだ。悩んだりする暇がないようにしてしまうのだ。身近にある手ごろな仕事をピックアップし、一つずつ順番に片づけ始めるのだ。さらには勉強の幅を広げ、新しい企画を考え出すのだ。アウトドアで体を動かすのもいいだろう。くたくたになって、熟睡するのが、悩みの一番の解決法なのだ。建設的で、積極的な考えを実践に移しなさい。---owari--...悩みの習慣を断て

  • 守りの具体化(再投稿)

    自分を守るとはどういうことか。コツコツとあたりまえのことを、あたりまえにやり続けることもその一つだ。体力が必要な仕事なら、毎日の運動の積み重ねが努力の目標となる。事務仕事なら、繰り返しの中にミスを減らし、正確な時間を守ることも大事だ。創造的な仕事なら、発想の種を集め続けることだ。とにかく、仕事のミスを減らせば、職業寿命は長くなる。価値あることの実現に喜びを見出せたら、昇進や昇給は向こうからやってくる。ただ言えることは、能力や成果がすべてではないということだ。あなたは礼儀正しいか。ていねいな言葉を使っているか。怒りをよくコントロールできるか。暴力を自制できるか。敵をつくりすぎてはいないか。味方に不正な利益を与えていないか。異性に対し、品性と節度があるか。先輩のアドバイスに対し謙虚か。負けない戦いが、家族を守ってい...守りの具体化(再投稿)

  • 守りは大丈夫か

    人は勝つことを急ぎすぎる。「先んずれば人を制す」は、確かに一つの真理ではある。しかし、人生は長い。若い頃に、要領よく、運よく、成功をおさめた者が、最後まで勝ち続けることは難しい。人間関係も、環境も、押し寄せては、引いていく波のように、自分に対する、プラスとマイナスのことが、次々とやってくるからである。かつての名門校が、そうでなくなることもある。あこがれだった会社が、倒産することもある。愛する妻が自分の元を去っていくことも、愛する息子や娘が、小悪魔のように、自分に反抗してくる時もある。それでもあなたは戦い続けられるか。病気や老いに攻撃され続けても、それでもリングに立ち続けられるか。自分を守れ。アタック(攻撃)のみ知って、ディフェンス(防御)を怠ることなかれ。次の追い風まで、自分を守ることも大切だ。---owari...守りは大丈夫か

  • 親子の逆転

    同じ家族として過ごした親子なのに、どうして気立ても才能も、違っていくのだろうか。魂の違いと言ってしまえば、それまでなのだが、どうしてもこの世では、親子の秩序が優先するような気がして、納得がいかないものだ。古い言葉では「鳶(とび)が鷹(たか)を生む」ということもある。平凡な親から非凡な子が生まれるたとえが、逆もまた真なりで、非凡な親から平凡な子が生まれることもある。あるいは、運命のいたずらかとも思うが、光が強ければ闇(やみ)もまた強し、という気がする。ただ単に、上下(じょうげ)の問題だけではなく、異質としか言いようがない場合もある。とにかく世の中は、一筋縄(ひとすじなわ)ではゆかぬ。いっそのこと、家族を動物園にたとえて、上下(うえした)ではなく、違いを楽しんだ方が、よいかもしれない。違いがあるから生まれてくる意味...親子の逆転

  • 宇宙への架橋・・・「未知」なるものに、心を開こう

    本来の仏の心を、どのように理解し、どのように伝えるか、という方法は、結局のところ、人間を幸福にするための科学でもあるのだ、という観点を忘れてはならないと思うのです。この宇宙には、この地上には、そして、人間の心のなかには、未知なる領域が、いくらでもあります。漫然(まんぜん)と生きるのではなく、こういう未知なる領域を、つねづね自分の研究対象として、心のなかに持っていることが、人間が素晴らしい生き方をしていくために、大事なことであると思います。---owari---宇宙への架橋・・・「未知」なるものに、心を開こう

  • 新聞の功罪

    夜明けに新聞が届くのが待ち遠しいという人がいる。逆に、朝から新聞を読むと頭が疲れてしまい、本を読む時間が奪われ、仕事にマイナスが出るという人もいる。私も何紙か新聞を読んでいるが、昔は海外旅行をすると日本のニュースから解放され、ストレスが抜けて万歳を叫んだものだ。夏の間、山にこもっても、新聞が一紙ぐらいしか手に入らず、夕刊がないと、とても頭がよくなった気がして、難しい本を読むのがはかどったものだ。ところが、あるころから海外のホテルでも日本の新聞が読めるようになる。夏の山でも何紙も入手できるようなると、静養効果は半減するはめになった。だが、新聞は宗教的孤立の危険や、閉鎖性の狂気から身を護るためには有効だろう。宗教特有の独善的傾向と世間常識との融和感覚を大切にしなくてはなるまい。---owari---新聞の功罪

  • 国際人としての目覚め

    人間の大きさとは、その人の世界観の大きさでもある。小さな世界の中だけで生きていると、どうしても分からないこともある。つまり、認識の限界が、その人の愛の限界ともなるのだ。人間にとって一番淋しいことは、他人(ひと)から関心を持たれなくなることだ。愛し、愛された者にとって、一番悲しいことは、完全に忘れ去られることだ。しかし、心に刻んでおいてほしい。この地球上には、あなたに関心を持たれることなく生きている人々が、数限りなくいるということを。だから、国際人として目覚めるということが、あなたの知らない人々を愛する始まりとなるのだ。語学はそのための大きな武器となる。英語は特に地球時代の共通語といってよい。一つの単語を覚えることが、一人の人を救うことにつながると思おう。文法を学ぶことが、救いの命綱を垂らすことだと考えよう。国際...国際人としての目覚め

  • 語学の不思議

    語学って、つくづく不思議だなと思う。見知らぬ国の人々が、話し合え、友人になれるのだから。文法が魔法のような働きをし、異なる言語を訳せるようになるなんて。それぞれ先祖が交流したはずもない人々が、思想を共有しあえるなんて、あなたも不思議だと思わないか。人間って、やはり、どこか深いところで、共通している。未来は努力する者の手の中にある。「語学に天才なし」と信じ、日々刻苦勉励すべし。---owari---語学の不思議

  • 大宇宙の神秘

    見上ぐれば、夜空には、神秘の光が、点滅している。まるで宝石箱を、神の手で開け、そのままバラまいたかのようである。この無数に近い星雲と、それぞれの太陽系の中に、数多くメシアたちが存在して、宇宙人類たちを導いている。一体どんな神々がいて、どんな生命体を創造し、かつ、何を教えているのだろうか。ある星での正義は、地球での正義と同じだろうか。どの星にも男性と女性がいるのだろうか。ましてや、遠い遠い昔に、はるかなる惑星から、スター・ピープルたちがやってきて、この地球に移り住んだなんて信じられようか。すべてが神話のように感じられる中で、私の中の「悟性」が、「YES」「YES」と言い続けている。大宇宙の神秘は、確かにあると――。---owari---大宇宙の神秘

  • 知恵の泉

    偶然(ぐうぜん)の成功にあまり喜んではいけない。油断(ゆだん)すれば、あなたは転落の坂を転がり始める。自分が求め努力し、心に描き続けたもののみを、受け取るようにしなさい。常に正当な代価を支払うための準備をしなさい。生まれつきの頭のよさなどに、驕(おご)り高ぶってはならない。学生時代に成績のよかったことに、何十年も酔いしれたり、自分だけはとんとん拍子に出世しても、当然だと考えてはならない。知恵の大部分が、実用性のある知識によって、成り立っている。それゆえ、知恵の泉は、常に知識という水が、供給され続けないと、枯れ始めるのだ。知識をよく使い、よく供給することによってのみ、知恵の泉は人生を潤(うるお)し続けるのだ。---owari---知恵の泉

  • 心意気

    人間は心意気だ。能力があっても意欲のない人間には見込みがない。意欲と言っても、そのうちお金が手に入ったらやろうとかみんなが応援してくれたらやろうとか、いい季節になったらやろうとか言っている人は駄目だ。条件や環境が好都合だったら自分もやる気が出るのにと考えているような人が、他人泣かせの言い訳人生を生きる人だ。あくまでも自家発電だ。みんながやる気のないときに、一人やる気を出し、みんながもう駄目だと言い始めても、まだまだこれからだと周りに発破をかけられる人こそ、真のリーダであり、成功すべき運命を手に握っている人だ。心意気さえ本物なら、能力の不足は努力で補える。経験が不足していても、周りの人々がカバーし、押し上げてくれるのだ。---owari---心意気

  • 先延ばしをやめる

    イライラの原因や不幸感の原因、悩みの原因が、実は未解決事項が多すぎるため、ということがよくある。まずは整理整頓から始めるとよい。机の上が散らかっているために、勉強や仕事に取り掛かれないのではないか。本棚はどうか。今読みたい本や関心のある本か。当面読む予定のない本でいっぱいではないか。宿題の山や残業の仕事を抱えていないか。体調不良を言い訳にしているが、四つも五つもの仕事を抱えて、にっちもさっちもいかなくなっているだけではないか。問題はほとんど先延ばしのクセにある。先延ばしすればするほど、課題は山積みとなり、悩みは増えるのだ。とにかく今すぐ片づける習慣をつけよう。瞬時に判断し、片づけることが、現在に余裕をつくり、未来を楽しいものに変えるのだ。悩みの在庫を増やすなかれ。---owari---先延ばしをやめる

  • 力をセーブする生き方

    自分を伸ばそう伸ばそうとして、あせってもがいていると、予想に反して抵抗の風は強くなってくることがある。そしてさらに勇気を出だして断行しようとすると、絶体絶命の窮地に立たされることがある。馬力だけでは突破できない壁があるのだ。そういう時、ある種の人々は自分が臆病になったかに感じる。口数が減り、どちらかというと無口になる。そしてときより、深沈と考え込んでいる姿が家族や友人に目撃される。自分自身では成長が止まったかに思われる。だが、真実はその反対であることが多い。人の承認を求める心を捨て、思慮深く、自分自身の心と向き合っているのだ。自分自身が臆病になってきたなと思うとき、ずいぶん慎重になってきたなと感じるとき、魂が成長していることがままあるのだ。無理をしないで、力をセーブする生き方が分かった人が、継続的な勝利を手にす...力をセーブする生き方

  • 2021年新年を迎えて(後編)

    (日本の尖閣諸島に対する防衛問題)世界戦争進行中、中国は「海警」で尖閣を取りに来る、その時に備えて日本はどうすべきか。中国の王毅(おうき)国務委員兼外相が先月に来日し、茂木敏充外相や菅義偉首相と会談した。尖閣問題について王氏は、「真相が分かっていない日本の漁船が釣魚島(尖閣の中国名)周辺の敏感な水域に入る事態が発生している」と主張。中国側としては「やむを得ず、必要な反応をしなければならない」と述べ、「引き続き自国の主権を守っていく」といった"居直強盗的"な発言をした。これに対し茂木外相がその場で反論しなかったため、各方面から批判が噴出した。中国の「現状変更」の基本スタイルは「だるまさんが転んだ」方式です。後ろを向いて目を瞑(つむ)っている間に、猛ダッシュをかけてきます。振り返って睨(にら)めば、ピタッと止まりま...2021年新年を迎えて(後編)

  • 2021年新年を迎えて(前編)

    迎春一日も早いコロナ禍の終息を願い、明るい一年となりますように、お祈り申し上げます。みなさま、今年もよろしくお願いいたします。―――――我々の祖先は四季折々に神々に祈り、感謝しつつ、一年(ひととせ)を送ってきました。暦と月の満ち欠けの関係で、年末・大晦日は常に闇夜である。その闇夜に、歳神様とも正月様とも呼ばれる神様が戻ってくる。その歳神様が戻られるための依代(よりしろ:神霊が招き寄せられて乗り移るもの)として門松を立て、神様を迎えた聖域として不浄なものの侵入を禁ずる印のしめ縄をかける。こうして一家を見守り、豊穣(ほうじょう)をもたらしてくれる歳神様を揃ってお迎えし、新しい春を迎える。だから正月はおめでたいのである。2020年はどういう年だったでしょうか。振り返ってみれば、とても厳しい1年だったのではないでしょう...2021年新年を迎えて(前編)

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