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  • 映画『ブルータリスト』を再見しました。

    長い映画ですが、どうしても気になったのでもう一度見ました。一番気になっていたのは、ラスト近くに主人公の妻エリジェーベトが、資産家のハリソンの家に行き、ハリソンを夫の強姦魔だと非難した場面であった。いつ強姦したのかが、明確になっていないのである。再見してその事情がわかってきた。(これ以降、いわゆるネタバレになりますので、まだ見ていない人は読まないことをお勧めします。読んでも意味がわからないだろうとも思います。)主人公のラースロートは逃走中、列車から飛び降り鼻を折った。その痛みから逃れるために薬物を使用した。その薬物に時々世話になるようになった。この薬物を使ったセックスをするようになったことが、エリジェーベトとのセックスの場面で明らかになる。そして映画を最初から思い出してみると、ラースロートが薬物を摂取した症...映画『ブルータリスト』を再見しました。

  • 今年も大谷ばっかりでうんざりする

    朝、TBSの「THETIME」を見ている。昔から朝はTBSを見ていたのでその流れである。内容について他のテレビ局と比べることができないので、他局ではどういう対応になっているのかわからないが、とても気になる事がある。スポーツのニュースが必ず大谷から始まると言うことだ。開幕してからならまだわかる。しかしまだ自主トレの段階から大谷がスポーツのトップニュースなのだ。いくらなんでもおかしいし、腹が立つ。様々なスポーツの話題は最近もあったはずだ。先週はJリーグが開幕したし、スキージャンプのワールドカップで小林選手が二戦連続で優勝した。競歩では山西選手が世界新記録で優勝した。昨日は大阪マラソンでは近藤選手が初マラソンの日本最高記録を更新した。本番の活躍がこれだけあるのにも関わらず、大谷がずっとどうでもいい話題でトップに...今年も大谷ばっかりでうんざりする

  • 映画『ブルータリスト』に悩まさされています

    アカデミー賞10部門にノミネートされている映画『ブルータリスト』を見ました。この映画に悩まされています。長い映画で、前半100分、後半100分、間に15分のインターミッションがあります。前半を見て、すごいおもしろいと思っていたのですが、その感覚のまま見ていると、後半になるとなんかドロドロしてきます。そして最後には、賞ねらいのあざとい作品のように感じてしまいました。これはちょっとひどいなと思って帰って来たのですが、家に帰って寝ていると、突然、目がさえてきて、あれ、もしかしたら見方を間違えてしまったのではないかと感じ始めました。重大な意味を見落としていたのではないかと感じ始めたのです。もちろん、これはアカデミー賞の最有力候補になっているということが私にそう感じさせたのかもしれません。しかし、その見落としを気付...映画『ブルータリスト』に悩まさされています

  • スズメが絶滅危惧種の候補に!

    スズメが急激に減っているというニュースを聞いた。最近、群れて電柱に停まっているいる鳥がいて、それを勝手にスズメだと思っていたのだが、確かに最近スズメとは違う。あれはムクドリだ。ものすごい数で、近くにいたら騒音だろう。スズメのいじらしさがない。スズメの減っている原因として主に以下の要因が考えらるという。まず、都市化の進行による生息地の喪失が大きな要因である。ビルや道路の建設が進むにつれて、スズメが巣を作るための自然な環境が減少している。これにより、スズメの数が急激に減少しているというのだ。しかし私の住んでいるのは田舎だ。それは理由にはなるまい。次に、農業の変化も影響しているという。農薬の使用が増加し、食物連鎖の中でスズメの餌となる昆虫が減少しているため、スズメが食物を得るのが難しくなっているのだそうだ。とは...スズメが絶滅危惧種の候補に!

  • 映画『リアルペイン』を見ました。

    映画『リアル・ペイン』を見ました。名作です。ふたりのユダヤ人のいとこが主人公です。ふたりの祖母はポーランドのアウシュビッツのすぐ近くに住んでいました。虐殺からなんとか逃れアメリカにきます。しかしその祖母もなくなります。デビットとベンジーはその孫です。祖母の遺言により再会し、彼女の故郷ポーランド行きのツアー旅行に参加します。ベンジーは破天荒で、自分の思ったことをすぐに口にだします。トラブルメーカーではあるのですが、彼のその生き方はかえって魅力的で、人々から愛されます。デビッドは自分を抑えてしまう性格です。仕事も家庭も表向きは順調ですが、真の友人はできないタイプです。実はこのふたり、どちらも神経質であり、ふたりとも統合失調症の傾向があるように見えます。だからふたりとも生きづらさを常に感じながら生きているように...映画『リアルペイン』を見ました。

  • マスコミは論理のすり替えをするな

    前回フジテレビの不祥事について触れたので、もう一点言っておきたい。フジテレビの大不祥事に附随して、日枝久氏へのバッシングが起きている。これはおかしな話だ。長年、権力の座についてきた人物が、いつの間にか裸の王様となり、その権力を自分のためだけに使い、組織が腐敗していくというのはよくある事であり、その意味で日枝氏に大きな責任があるであろうことは推測できる。これだけの不祥事を起こしたフジテレビの経営陣は総辞職するのは当然ではある。しかし、日枝氏が今回の中居正広の案件に直接には関係しているわけではあるまい。それなのにすべての責任が日枝氏にあるという風潮を作り上げたマスコミは、おおいに反省すべきだ。論理をすり替え、犯人捜しをしているだけであり、それによって自分を売り込んでいるだけにすぎない。中居正広と同じ穴のムジナ...マスコミは論理のすり替えをするな

  • 『119エマージェンシーコール』がおもしろい

    今期のドラマもいろいろ面白いものが多くあり、楽しんでいる。『119エマージェンシーコール』はその中の一つだ。ただし、フジテレビの不祥事の影響を受けていいドラマなのに正しく評価されていないのではないかと思われる。さすがにかわいそうだと感じている。119番の電話を受ける指令管制員を描くドラマで、NHKでドキュメンタリーで放送されているので、二番煎じの印象もあり、いつもながらのフジテレビのチームの協力でみんなが成長するドラマなので、どっかで見た内容だと批判が起こるのはわからなくもない。しかしこのドラマは丁寧に作られている。だから緊迫感が伝わってくるのだ。緊急事態の様子が映像化するよりも、緊急の電話をかけてくる人物と、管制員のセリフだけであるために、逆にリアルに感じるのかもしれない。管制員の心の揺れ、心の動きが丁...『119エマージェンシーコール』がおもしろい

  • 源氏物語を読む㉖「常夏」

    「源氏物語を読む」シリーズの26回目、「常夏」です。自分の備忘録として書き残しておきます。この帖の主役は近江の君です。盛夏の六条院で、釣殿で涼んでいた源氏は夕霧を訪ねてきた内大臣家の子息たちに、内大臣が最近新しく迎えた近江の君のことを尋ねます。内大臣は娘の玉鬘を探していたのですが、娘は見つからず、近江の君が見つかりました。玉鬘は今、源氏に世話になっており、内大臣はその子を源氏の隠し子かなんかだと考えているように伺われます。作者は玉鬘と近江の君を比べることで、源氏と内大臣の格差を表現しているように感じられます。玉鬘は、いつになったら実父に会えるのか思い悩ますが、そんな思いとはまったく関係なく、悩んでいる玉鬘を見て、源氏はますます玉鬘に魅かれて行きます。ホントにとんでもない奴です。玉鬘十帖はこんな感じて源氏も...源氏物語を読む㉖「常夏」

  • ラーメン消費額日本一

    総務省の家計調査がきょう発表され、去年1年間の1世帯当たりのラーメン消費額で山形市が3年連続の日本一に輝いたということです。なんでも一番になることなので、よかったとは思います。しかしどうも気になる事があります。確かに山形県民はラーメンを食べるほうだと思います。冬の寒さはラーメンを欲しますし、山形ならではの冷やしラーメンがあり、夏もそれなりに食べます。ラーメン消費額日本一も頷けるところではあります。しかし、ラーメン消費額は山形市が2万2389円で全国1位。2位の新潟市に6000円余りの大差をつけたそうです。しかも過去最高だったおととしの1万7593円をおよそ5000円上回ったということです。この状況は異状です。ここまで来るとデータの信憑性に疑問が生じます。本当に家計調査が正確に調査されているのでしょうか。山...ラーメン消費額日本一

  • 源氏物語を読む㉕「蛍」

    「源氏物語を読む」シリーズの25回目、「蛍」です。自分の備忘録として書き残しておきます。五月雨の頃、光源氏の弟である兵部卿宮から玉鬘に文が届きます。兵部卿宮ってだれだったっけと思ってしまいますが、桐壺帝の子にそういう人がいたわけですね。全然記憶にありませんでした。源氏はそれに返事を書かせます。喜び勇んで六条院にやってきた兵部卿宮の前は六条院にやってきます。源氏は几帳の内に蛍を放ちます。その光で玉鬘の姿を浮かび上がらせるのです。この演出がすごい。ほのかな光に浮き上がる玉鬘に兵部卿宮は心を奪われます。兵部卿宮は想いを和歌で訴えます。玉鬘はいまいち乗り気になれません。5月5日の節句、源氏は夏の町で騎射と宴を催し、その晩は花散里のところに泊まります。もはやふたりには男女の関係はありません。とは言え、それで満足なの...源氏物語を読む㉕「蛍」

  • 財務省文書の不開示取り消し判決と安倍晋三の影響力

    森友学園に関する財務省の決裁文書の改ざんに関与させられ自殺した近畿財務局の職員、赤木俊夫さんの妻の雅子さんが、一連の捜査の過程で財務省が検察に任意で提出した文書を開示するよう求めましたが、財務省は文書の存否も明らかにせず、不開示とする決定をしました。雅子さんは決定の取り消しを求めて訴えを起こしますが、1審の大阪地方裁判所は訴えを退けました。しかし、先日、大阪高等裁判所は文書の存否も明らかにせず、不開示とした決定は違法だとして、取り消す判決を言い渡しましたこの判決は当然と言えば当然だと思うのですが、逆に1審の判決が不自然に感じられます。日本は司法の独立といいながら、司法が国よりになる傾向があったように感じられます。それは特に安倍政権時代が強かったような気がします。ところが安倍晋三氏が亡くなったことによって変...財務省文書の不開示取り消し判決と安倍晋三の影響力

  • 源氏物語を読む㉔「胡蝶」

    「源氏物語を読む」シリーズの24回目、「胡蝶」です。自分の備忘録として書き残しておきます。晩春。源氏は六条院の春の町で船楽を催しました。秋の町からも秋好中宮方の女房たちを招きます。夜も引き続いて管弦や舞が行われます。源氏の弟の兵部卿宮は玉鬘にご執心で、源氏にぜひにも姫君をと熱心に頼みます。夏になり、玉鬘の下へ兵部卿宮、髭黒右大将、柏木らから次々と求婚の文が寄せられます。ここからが流石に源氏。本人がそれに興奮したのか、玉鬘への思慕を押さえがたくなってしまいます。ある夕暮れにとうとう想いを打ち明け、添い寝してしまうのです。これはさすがにひどい。玉鬘は困惑してしまいます。実際に肉体関係まで及んだのかはここを読んでいる限りはわかりません。後の展開から正解は得ることができるようなのですが、それにしてもこの男、やりす...源氏物語を読む㉔「胡蝶」

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