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  • 日本テレビにも責任はあるが、信憑性の乏しいネット記事の垂れ流しにも責任はある。

    ドラマ『セクシー田中さん』の原作の漫画家・芦原妃名子さんが栃木県内で死亡しているのが見つかったことに関して、様々な意見が出ている。私は、漫画は見ていないが、ドラマがすばらしくこのブログでも書かせてもらった。https://blog.goo.ne.jp/masasamm/e/b4e28bbf716f339024b77f255a7a83e0そのブログで「肩がこらないドラマでありながら、深い内容であり、日常にくじけそうになりながらも前向きにさせてくれるいいドラマだった。」と書いている。みんなくじけそうになりそうな現実を生きているのである。そして今回の件で、このドラマがいいドラマになったのは、テレビ局よりも芦原さんのおかげだということがわかった。余計に芦原さんの死が悔やまれる。このドラマに関して放送当時、かなり辛...日本テレビにも責任はあるが、信憑性の乏しいネット記事の垂れ流しにも責任はある。

  • 映画『マエストロ: その音楽と愛と』を見ました。

    アメリカを代表する世界的音楽家レナード・バーンスタインとその妻を描く映画『マエストロ:その音楽と愛と』を見ました。夫婦の愛を描く感動作でした。レナード・バーンスタインはアメリカの有名な作曲家であり、指揮者です。特にミュージカル『ウェストサイドストーリー』の作曲で、音楽に特に詳しくない私のような人も知る存在となっています。この映画を見ると、そのバーンスタインが、ユダヤ系であり、同性愛者であり、超ヘビースモーカーであり、薬物にも依存していたことがわかります。同時に芸術家として妥協がなく、家族を大切にして、特に妻に対する愛は真実であったことが見えてきます。奔放で人間的に魅力のある人物として描かれています。とは言え、この映画の主役はバーンスタインよりも妻のフェリシアに感じられます。バーンスタインの魅力にほれ込み結...映画『マエストロ:その音楽と愛と』を見ました。

  • 田原総一朗氏の進行はさすがに耐えきれない

    夜中に目が覚めてしまい、困ってしまってテレビを見始めた。チャンネルを回しているうちに『朝まで生テレビ』に出会ってしまった。最近は全く見ていなかったが、ネットで司会の田原氏への批判的意見をたくさん見てきたので、どんなもんだろうと見てしまった。とにかくひどかった。出演者の発言を自分勝手に遮る。遮るどころか相手を威嚇するような態度を取る。そして大声で持論をぶちまける。議論は全く進まない。こんなにひどいことになってしまっていたのかと唖然としてしまった。同時に怒りが込み上げてきた。田原氏の態度はパワハラそのものである。まじめに前向きに議論しようとしている出演者に対して、失礼極まりない。政治改革を話題にしているのに、田原氏の態度は政治家的よりも自分勝手で威圧的である。こんな人が司会をしている番組が政治改革を議論しても...田原総一朗氏の進行はさすがに耐えきれない

  • ドラマ『春になったら』は素晴らしい

    関西テレビの月曜日の午後10時からのドラマ『春になったら』がいい。木梨憲武演じる父親と奈緒演じる娘の二人暮らしの家族の物語である。2人が突然の告白をする。娘は3か月後に売れないお笑い芸人と結婚すると言い、父親は余命3か月だと言うのだ。余命3か月の父親という設定は若干真実味に乏しい気がするが、それでも木梨憲武が昭和の頑固おやじを丁寧に演じ、無理なく見える。なによりいいのが、丁寧に描いているということである。最近のドラマはどうしてもわかりやすくて奇想天外な筋に陥り、丁寧さに欠ける。ところがこのドラマはとても丁寧に描いている。それによって登場人物の気持ちがセリフ以上に伝わってくる。今週の第2回の伊豆の海岸のシーンはすばらしかった。泣けてくる。脚本は福田靖。はずれがなくどのドラマも面白かったが今回が最高傑作になる...ドラマ『春になったら』は素晴らしい

  • 映画『ティル』を見ました。

    かつての黒人差別のなまなましい現実を描くとともに、差別に対して戦う姿を描いた映画『ティル』を見ました。差別に対峙する強い意思の必要性を伝える佳作です。1955年にアメリカ合衆国ミシシッピ州で起きた、「エメット・ティル殺害事件」を描いています。すでに黒人差別のなくなっていたシカゴで育った少年エメットは、自分のルーツを知るためにミシシッピ州の親戚の家に行きます。エメットは母親から白人に対する態度を教えられるのですが、言葉の上での理解でしかなく、真の理解は得られていませんでした。そのために、白人に誤解を与えてしまい、虐待を受け、ついには殺されてしまいます。母親のメイミーは息子の死を悼み、怒り、差別に対して戦います。しかし白人の差別意識の壁は高く、なかなかミシシッピ州の差別解消は前進しません。結果として白人の論理...映画『ティル』を見ました。

  • 岸田首相の決断は評価するが、問題の本質を見失ってはいけない。

    岸田首相が岸田派の解散を明言した。これを書いている現在では二階派も解散すると言明したようであり、旧安倍派も解散するだろうと予測される。麻生派と茂木派は反対の立場のようだが、この流れの中で抵抗することは難しい状況である。全面戦争になるのか、一時撤退するのか興味あるところである。岸田氏のこの決断を評価したい。と言っても派閥の解散は問題の本質ではないのは明らかだ。しかも岸田氏の決断は、これまで派閥の論理で自分のやりたいことができなかったことに対する反転攻勢という利己的なものである。だから内容的には評価すべきほどのものではない。しかし政治家はピンチをチャンスに変えるという度胸がなければならない。これまで何も決断できなかった岸田氏が勝負に出たこの度胸を示したという意味で評価したいのである。ただし問題は派閥ではないの...岸田首相の決断は評価するが、問題の本質を見失ってはいけない。

  • 映画『ニューヨーク・オールド・アパートメント』を見ました。

    大都会で格差の中で生きる弱者の不条理を描く映画『ニューヨーク・オールド・アパートメント』を見ました。厳しい現実を描きながらも、したたかに生きていくおおらかさも感じられる映画でした。ニューヨークで不法移民として暮らす母と二人の息子。貧乏な生活をしながらもなんとか生きています。母はウェイトレスの仕事をしながら2人の息子を1人で育て、息子たちも配達員として家計を支えている。息子たちは自分を“透明人間”だと言います。居ても居なくとも同じような存在だと考えてしまうのです。その2人が、英会話スクールでクリスティンという美女と出会い、恋に落ちます。一方、母親は胡散臭い男性の誘いに乗ってブリトーのデリバリーを開業します。その家族が事件に巻き込まれてしまいます。ニューヨークにはさまざまな人種の移民が集まってきます。英語もし...映画『ニューヨーク・オールド・アパートメント』を見ました。

  • 泥まみれの自民党政権

    自民党の裏金問題が迷走しているように見える。結局東京地検は派閥の幹部の立件を断念したという情報が流れている。田崎史郎氏は政治には金がかかると言い、自民党の「政治刷新本部」という訳のわからない議では派閥に責任を押し付け、本質をごまかしにかかり始めている。ここでも小泉進次郎というボンボン議員は父親の真似をしたしゃべり方で無能ぶりを発揮し、議論を煙に巻こうとしている。結局はリクルート事件の時のように、ごまかされていきそうな予感がする。さて、今回の事件における最大の「目くらまし論理」は、結局は選挙で自民党を勝たせた有権者が悪いというものだ。確かに自民党を勝たせたのは有権者である。だからその責任は有権者にあるという論理は一見正しいようにも思われる。しかし、この問題を有権者の性にあるのはおかしい。そもそも近年の選挙で...泥まみれの自民党政権

  • 松本人志氏の報道について

    松本人志氏については、過去このブログで数回批判してきた。『ワイドナショー』を見て、その言動に対して憤りを感じたことがあったからであり、その後、松本人志氏が出ている番組はできるだけ見ないようにしてきた。だから今回の報道で松本氏が活動を休止することは正直言ってありがたいだけである。さまざまな意見も出てきているので私がこれ以上言うこともないとは思っている。とは言え、松本氏の今回の件の対応にはやはり不信感がある。松本氏が事実無根であるというならば、きちんと記者会見で自分の主張をすべきなのだ。なぜ逃げるような態度をとっているのかが理解できないのである。事実無根であるならば、きちんと自分の主張が言えるはずである。堂々と戦いに出てくるべきだ。そういう対応ができないというのはあまりにもおかしいし、だれもがより一層疑いをか...松本人志氏の報道について

  • 映画『PERFECT DAYS』を見ました。

    映画『PERFECTDAYS』を見ました。寡黙な男を描く、抑揚を抑えた映画でしたが、だからこそ映像がすべてを描き出す名画でした。ヴィム・ヴェンダース監督が役所広司を主役に迎え、東京を舞台に清掃作業員の男が送る日々を描いた映画であり、カンヌ映画祭で、役所さんが男優賞を受賞したので話題になった映画です。役所さんの役どころは、インテリなのになぜか安いアパートに住み、トイレ清掃の仕事をしている不思議な男です。毎日毎日が規則正しく進んでいき、まさに「PERFECTDAYS」です。おそらく彼の過去には様々なことがあったのだろうと予想されます。しかし、それはまったく語られません。におわせるだけです。他の登場人物もそれぞれがさまざまなことを抱えて生きていそうです。しかし、具体的には何も語られません。しかし映像は様々な人間...映画『PERFECTDAYS』を見ました。

  • 羽田空港の事故について

    2日の羽田空港の事故はいろいろなことを考えさせられた。1つ目。あれだけの事故でありながら、日航機の死者がゼロであったことに感動した。日本航空の意識の高さが証明されたし、乗客の冷静さもすばらしい。事故が起きた時に落ち着いて対応できるすばらしさを感じた。2つ目。誰かの大きなミスというほどの大きな要素があったようには思えない。いくつもの要素が重なった結果の事故であるようだ。つまり絶対の安全はありえないということである。人間がいくら気を付けていても、どこかでミスが起きる可能性は残されている。この事故と合わせて、能登半島地震で原発が稼働していたらどうなったであろうということが言われている。確かに大変なことになった可能性がある。どんなに注意していても事故はおきる。その事故が重大事案とならないためにどうあるべきかを念頭...羽田空港の事故について

  • 映画『ポトフ』を見ました。

    元日に映画館で『ポトフ』を見ました。感動しました。フランスの一昔前の料理人の物語です。男性料理人ドダン(解説では美食家と紹介されています。料理人というより料理プロデューサーと言うべき人なのかもしれません)は、女性料理人ウージェニーとひらめきのあるおいしい料理を作り、評判はヨーロッパ各国に広まっています。ドダンとウージェニーは長年お互いにひかれあっていました。そしてとうとうお互いの愛を確かめ合います。ふたりの関係が静かに、しかしドラマチックに展開します。しかしウージェニーに突然の悲劇が訪れます。映画はセリフがあまりなく、料理を作るシーンが長々と描かれます。料理に対する真剣なまなざしや、味見した後の表情、そして料理人同士の交わされる目線ですべてを物語ります。映画は不思議な展開をし、ラストシーンはこれまでにない...映画『ポトフ』を見ました。

  • 紅白歌合戦の視聴率

    紅白歌合戦の視聴率が低く、存続の意味を疑うネット記事が出ていた。これは毎年のように出ている。私自身、紅白歌合戦はほとんど見ていないし、今年はまったく見なかった。だからどうなろうと知ったことではないのであるが、視聴率でなんだかんだ勝手な意見を言うメディアに対しては反論したい。視聴率は民間放送は気にしないわけにはいけない目安であるし、公共放送とは言えNHKも受信料で成り立っているのだからやはり気にしないわけにはいかないだろう。しかし誰もが気付いている通り、近年の視聴率はどんどん落ちている。ヒットドラマでも15パーセントを超えるものはほとんどない。いつも大騒ぎしている朝ドラでさえ、20パーセントを超えなくなっている。この数字の意味については詳しく分析する必要があるだろうが、少なくとも昔の基準で視聴率の数字の意味...紅白歌合戦の視聴率

  • 2023年に見た映画

    年が明けてしまいましたが、2023年に見た映画を振り返ります。去年は53本の映画を劇場で見ました。①あのこと②リオポルトシュタット(ntlive)③ペルシャンレッスン④ミセスハリスパリへ行く⑤ビージーズ⑥ドリームホース⑦イニシュリン島の精霊⑧かもめ(ntlive)⑨別れる決心⑩RRR⑪BlueGiant⑫エブリシングエブリウェアオールアットワンス⑬フェイブルマンズ⑭ヒトラーのための虐殺会議⑮いつかの君にもわかること⑯コンパートメントNo.6⑰オットーという男⑱ワース命の値段⑲対峙⑳air㉑小さき麦の花㉒デヴィッドボウイムーエイジデイドリーム㉓ザ・ホエール㉔銀河鉄道の父㉕TAR㉖帰れない山㉗渇水㉘怪物㉙波紋㉚ウーマントーキング㉛アフターサン㉜パリタクシー㉝リバー、流れないでよ㉞エリッククラプトンアクロス24...2023年に見た映画

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