青春期にあった恋愛のお話し 恋愛小説のブログです。
森の近くに住むお花の子猫 楽しいこと幸せなことを日々 見つけて素早く今を生き抜く ブログ
この物語は近所のねこを見ながら 考えていました。白いねこと黒いねこ が楽しそうにいつも帰宅するといましたので(笑) 実在する人物こそいませんが、恋愛して会話の断片や 出逢えた人のかけらを集めてみました。これでいろんな 想いを浄化できたと思っています。 有難う、 そしてさよな...
僕のことを少し話そうと思う。両親は生粋の 日本人で父は神奈川県の鎌倉生まれで母は東京生まれだ、。 二人は横浜にある国立大学で出会い結婚した。父は商社 の渉外部署部門でほぼ海外で生活する仕事人生を送った。 僕には兄がいて、山の手の大手弁護士事務所で勤務して いる。頼もしい兄だ...
博己が生まれて君にはとても感謝しきれなかった。 そんなに強くもない体で必死についてきてくれたんだ。 君の作るものはなんでも美味しかったし、仕事も 人生も充実していた。君と博己のことを考えて 渉外から本社に願いを出したのも後悔はしてはいなかった が。。。僕にはやはり世界を飛び...
僕とtiねこは、よくある合コンのような サークルのような曖昧な処で出逢った。 出逢ったというわけでなく、僕が君を見つけたのだ。。 片隅に座っている君は、そこだけがほわっと明るくて ほっと出来たんだ。一目で君を意識して、連絡先を 強引に友達から聞き出したんだ。 いきなり連絡し...
こんなにきれいな空は何年ぶりだろう。。 紫色の筋が雲の水平線にくっきりと見えている。 今頃、あの二人きっと。僕といるより君はきっと あいつと居たいんだろうな。 でも、それでもいいさ。 技術部門では、今後海外へそして世界に通用する そういう日本の技術が重要だ。昔から海外渉外に...
「syu再婚したらしいぞ。。」 航先輩が頬を紅潮させてそう話し出した。 翌年の春過ぎのことだった。 「モデルみたいな美女らしい。」 「じゃあ、博己はどうなるんでしょう。」 「それは僕たちの問題だから、あいつには関係ない。」 と静かに見つめている。 「君には君にしかない良さが...
それからは航さん。。航先輩の方が馴染んでいるので 航先輩でいいかもしれない。。 どんどん航先輩が好きになっていった。最初は 一緒に生活すること、特に博己と生まれてくる子供 がいる中では大変だった、。それでも先輩は、深く そして静かに判断した結果に満足していたし、何より ti...
無事に出産するころには、日野市の実家も 落ち着きを取り戻していた。親戚も関東一円 にはいたのだが、事情が事情なので再婚したと だけ、母は説明することにしたらしかった。 「幸野さん、苦労していていい人じゃない。」 「博己も分け隔てなく自分の子供にするなんて 出来ることじゃない...
その日、日野市のtiねこの実家は 大荒れ模様だった。母は困惑し、父は激怒した。 「じゃあ、知っていたんだね。」と父は母に 強い口調で攻めた。 「きちんとしてから嫁がせないとこんなことに なるのね。。」母も後悔の色を隠せない。 「syu君はアメリカだろう、博己はどうするんだ、...
ある昼下がりのことだ。その日は学会で 夕方から地方へ行くことになっていた。 久しぶりに自由な時間が数時間 取れたのだ。 近くのカフェでも食事に行くか。と行き つけのカフェの戸を開けた。 少し間を開けて席のある空間は 一人の女性と僕のために予約されているかの ようだった。ti...
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