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2015/08/17

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  • 妄想の読者

    ライターっていろんなタイプいますが、私は「書く」ことはあまり好きではないものの、「読まれたい」気持ちはとても強いです。 なので、記事を公開した日はずーっとSNSでどの程度広がっているかとか、どのプラットフォームで読まれているかなど、ツールも使いつつ追跡してます。ヤフコメなんかも、ほとんど見てます。 ライティングだけでなく編集もするし、運用をやることもあるので、なので私はマーケッター属性なのかなと自…

  • 新聞記者12年、ウェブに移って5年、の棚卸し④記者が「一通り」覚えるには何年必要か

    時々、大学生からOB訪問を受けることがあります。私に連絡してくる人はおおむね ・留学経験あり ・マスコミ志望 ・将来的には独立したい という共通点があります。独立まで視野に入れた上で、そのキャリア形成のヒントが欲しい感じでしょうか。キャリアもくそも、ひたすら内定に飢えていた氷河期世代の私は、今の若い人の計画性に毎回大変驚いて、感心しています。 で、ある時期に、学生さんたちからよく出て来たのが「3…

  • 新聞記者12年、ウェブに移って5年、の棚卸し③それでも多いアラフォー転職

    前回のブログで、大手マスコミからウェブに40代で転職するのは難しいよ、と書きました。 40代で転職が難しいのは自明の理ですが、この業界、ほんと多いのです。ようやく「俺のことか」と思う人が周囲に少なくなったので言えますが、私はこういう人を「青い鳥おじさん」と呼んでいました。 もちろんみんながみんな、というわけじゃなくて、大手マスコミからウェブに40代で転職しようとする人にありがちな「傾向」の話です。 …

  • 新聞記者12年、ウェブに移って5年、の棚卸し② 転職年齢について

    入社12年半、35歳で新聞社辞める時、非常に親しい、そして長年にわたって大変頼りにしている先輩から「さなぢはバランス感覚抜群だったけど、この年まで新聞社勤めてしまって、ちょっと動くのが遅かったね」と言われました。 私が退職した2010年は紙媒体やばいなーという雰囲気はあったものの、今ほどウェブメディアは存在していなかった(つまり、新聞社からの転職は同業他社か士業が主流だった)時代。自分自身は30歳前後か…

  • 新聞記者12年、ウェブに移って5年、の棚卸し①

    私は2009年~2016年の中国在住時代に、ほぼ毎日ブログを書いてました。まあ、書くことはたくさんあったんです。 中国で体験したこと、想像と現実のギャップ、そして会社員やめて子供もいるのにこれからどうするのか問題。 それまで新聞記者をやってて、並行してmixiも毎日書いてたりで、何かを書くこと自体苦じゃなかったので備忘録として書いてたのですが、1年に数度、「さなぢさんのブログ見て留学決めました」というメッセ…

  • ブラジャー休業

    衣替えの際に、ヨレヨレのブラトップを見つけて「買い替えなきゃ」とユニクロに向かった。 その時ふと、ブラジャーをもう何年も、おそらく6~7年買っていないことに気づいた。 貧乳の私にとって、ブラジャーは初めて付けたときから「胸を支える下着」ではなく、「社会的マナー」としてつけてるもの(今でいうマスク?)だったので、25年くらいそもそも必要性を感じていなかった。 2014とか2015年ごろ、FBでどなたかが、「妻…

  • 福原愛ちゃんにみる30代女性の「キャリアと男」のパッケージ問題

    福原愛ちゃんの不倫報道が出たときに、しみじみ思ったのは、 「30代の女性って、キャリアと男がセットになっている」ということで、こんだけ女性が働き続ける社会になっても、それだけは10年前と何ら変わっていない。 一般的に、20代から直線的に仕事に励み、30代に入るとまあまあ顔も広くなり、世の中も知っている男性に対し、女性は30前後で、キャリアのブレーキと再加速、リセットといったイベントが起きやすい。 ほんと…

  • 発信、発散、あるいは記録

    Note、Clubhouseと新しいSNSができても私が昔からあるものを使い続けているのは、自分自身の記録という意味合いが強いからだと思う。 仕事のための情報発信を意識してやっているのはTwitterくらいで、Facebookはある程度ばらまいてもいい世間話、このブログは共有できる「まとまった独り言」。 だが、昨年後半は見事に、ブログとFacebookは休眠状態となった。この10年で初めてだ。 色々あって感情的にはジェットコースター…

  • 夫婦在宅勤務によって「老後」を疑似体験している件(3)

    (2)から続く 「ハワイのヒルトンホテルの宿泊券3泊」に釣られた私たちはその場で翌日の説明会を予約した。 私たちにとってハワイはさほど魅力的な場所ではない。ダイビング好きの夫は海の美しさで旅先を選ぶ傾向があるし、私にとって旅は「野生を取り戻す」「サバイバル度を測る」ものなので、日本語が通じない場所ばかり選んできた。 …

  • 夫婦完全在宅勤務によって「老後」を疑似体験している件(2)

    ((1))から続く 夫に誘われて行ったダイビングイベント。3年前に参加したときは、巨大な会場で「大学のサークル勧誘か!」と思うくらいダイビングショップ、海外のリゾート、物販店から声を掛けられて普通に歩くのも大変だったが今年は違った。 コロナ銀座の東京での開催とあって、そもそも出展企業が減っている。会場は3分の1くらいに縮…

  • 夫婦完全在宅勤務によって「老後」を疑似体験している件(1)

    表題の通り、私は元々リモートワーク、そして夫の会社は2月下旬から在宅勤務。 夫の在宅が、まさかこんなに長く続くとは思わなかった。 家で仕事をすることに慣れていない夫は、最初の1カ月は図書館に行って仕事をしていたが、緊急事態宣言でそこも閉鎖。いよいよ自宅勤務になった 我が家は築60年の戸建て(賃貸)。スペースは広いが、壁は薄く(朝は近所の掃除ボランティアの方の話し声で目を覚ます)、冬は寒く、夏は暑い…

  • 部屋と稲盛と私

    ステイホーム以来、「ごはんの準備」の負担がかなり増しています。 うちは夫も息子も「適当に食べといて」というと、適当に食べるのですが、その適当がどこまでも適当で、野球部の息子は「朝:クリームパン、昼:ソーメン」、夫も「朝:食べない、昼:カップ麺」とかになるので、作らないにしろ、気になって自分で手配してしまう。 朝は各自でパンやヨーグルト、昼は夫と2人でごはん(作ったり買ったり)、そして1時間後くら…

  • 今後のライター業界にとって割と大事なポイントかも…

    私の本職はざっくり言うと「言葉を活用した問題解決」です。 だから文章を書くし、翻訳もするのですが、話して説明することもできます。 もちろん、「話す」ことに関しては私より上手な人がたくさんいるので、私は優位性が保てる「書く」で収入を得ているわけです。 しかし最近は、「インタビューを受ける」「コメントする」という仕事もぽつぽつ生じています。 で、先日、あるテーマについて1時間半インタビューを受けま…

  • 社内不倫チャット誤爆のメカニズム(下)

    (中)から続きます。 前回、LINEトークはアーカイブとして保管できるという話までしました。それを本人が流出させてしまうきっかけは、 ・酒に酔ったりして、勢いやミス ・恨みを晴らす などが考えられます。 ただ、セクハラ・パワハラはともかく、不倫関係となるとこれは自爆テロです。なぜそこまでして?と思うかもしれませんが、 …

  • 社内不倫チャットの誤爆のメカニズム(中)

    前回からの続きです。 この数年、なぜパワハラやセクハラが相次ぎ表面化しているかというと、世間の意識の変化ももちろんですが、最大の要因は「証拠が残しやすくなった」ことに尽きます。 スマホがあれば録音も可能だし、メール、メッセンジャー、LINE。何でもかんでも、残せるようになりました。必…

  • 合わない上司

    8月に納品した原稿を数えたら46本あった。短いので500文字、長いので4000字。そりゃ大変なはずだ。 40すぎて東京で仕事をするようになった私が、かなり驚いたことの一つが、東京はフリーランスが生息する環境が大きいということ。 地方にいたら想像もつかない。 東京に行けばフリーでもなんとかやっていける、ということを知らなかったら、私は新聞社辞めて7歳の子ども抱えて中国に行ってなかったと思うんですよね。 中…

  • 「ご活躍」は文字通り「ご活躍」なのか

    久しぶりに連絡をもらう友人たちのメッセージ、冒頭に「ご活躍ですね」と書かれていることが多くて、 これは「お世話になります」に相当する挨拶文の友人バージョンだとも思うのですが、 たしかに常に何かに追われている感はあるものの、それが「ご活躍」なのかと言われると非常に悩ましい。 私は場所を変えながらも2000年ごろからほぼ毎日、日記とかブログを書き続けてきてたんです。 精神疾患になって入院したときも、…

  • 夫、MBA通うってよ(中)

    国内MBA通った学生の体験談って、だいたい「死ぬほどきつかった。でも楽しかった」が多いのですが、夫の場合は、楽しいという成分をほとんど感じない。偏差値50の子どもが、70のクラスに入れられて崖っぷちになってる印象がある。 講義のある平日もない平日も、帰りにマック寄って23時ごろまで勉強して帰宅(一度抜き打ちで査察にいったが、悲壮な顔をして勉強してた)。土曜日は朝9時から夜9時まで、1時間の休憩以外ぶっ続けで…

  • 夫がMBAに通っています(上)

    表題通りなのですが、夫が4月から国内MBAに通学を始めました。 私も別の国内MBAの修了生であり、しかも今、さらに別の国内MBAの教員もやっています。さらに言えば、とある教育機関で、入試の個別指導もやっています。 MBAって基本は一つの学校しか通えないうえに、学部と違い、そもそもの学生・修了生人口が少ないので、客観的に比較することがとても難しいのですが、自分とそこに近いところで、3つのMBAの学生や負荷を知る…

  • 闇営業が教えてくれたこと

    日曜日、リビングを掃除していた夫が小声で、「ねえねえ」と私を呼んだ。 「S君(息子)、たぶんテレビゲームしてるよ」 夫は何かがちょっとでもずれてたら気づく恐ろしい視覚の持ち主で、これまでも私は、押し入れのハンガーを一本借りただけでも、気づかれたことがあった。 今回はテレビの裏の配線が、普段と違うことに気づいたのだった。 息子は翌日からの期末試験に向け、勉強しているはずだった。 たしかに前日…

  • 男はつらいよ

    15歳の息子に昨夜、「何歳くらいで結婚しようと思っているの?」(未婚で産んだ私がこの質問をする資格があるのかはさておき)と聞いたら、「27歳くらいかなあ」と返ってきた。 「何で27歳?」と重ねて質問したら、 「うーん、色々安定すると思って」という。 安定? 「大学卒業して、4年くらい働いたら安定するんじゃないかなあ」と息子。 私が「やっぱり安定しないと結婚できないんだ」とつぶやくと、息子は「何…

  • 時代が違うということーカネカの事例から

    世間を騒がしているカネカの育休明け転勤問題。 「情報発信」をテーマに大学院で講義をしている私は「ほら来た!」「もらい!」的な案件でございます。いつまでも日大アメフトの広報問題ネタにしてるわけにもいかないから。 カネカは「法的には問題ない」とコメント出しましたが、多くの人が「法的に問題かどうかは問題じゃない」と思ったことでしょう。 要するにカネカは、「時代を分かっていない」「時代に対応できていな…

  • 愚痴愚痴愚痴愚痴と

    「お忙しいところ申し訳ありませんが…」と言われて、「忙しいです」とは答えたくないのですが、最近は「ちょっと興味があるなあ」くらいのことには時間を割けない状態が続いています。 仕事は言うに及ばず、息子が高校に入って新生活のばたばた。 そして夫が大学院に行き始め、仕事との両立に四苦八苦。 となると、家族のタスクがほぼ私に振ってくるわけです。 息子の弁当作りとか、食事の支度。元々外食の習慣がない夫…

  • 息子の胸に現れたミステリーサークル

    お風呂に向かった息子が、上半身裸で戻ってきて、「胸に何かできとる。昨日から咳が出るのと関係があるかもしれん」と青ざめている。 見ると、乳首の近くにピップエレキバンをはがしたような丸くて赤い痕跡。 息子は極めて深刻に、「悪い病気かもしれん」とうろたえている。

  • 時代をまたいで仕事をした報告

    皆さんも一度は目にしたでしょうが、4月はやたらと「平成の~~」という企画記事が勃発しました。 私自身、「平成のヒゲ史」みたいな取材をしたり、てんやわんやの中、とある媒体で、3月に大学院を卒業したばかりの新人くんに、「平成の仮想通貨史」を書いてもらうことにしました。私は編集者としてお手伝い。 原稿は<上><中><下>の3回完結を予定…ってことは、最終回はどうにか4月30日に終わらせないといけない。けど、…

  • 平成最後のブログ

    4月は初旬から更新が止まっており…これだけ更新しないのって10年間で初めてじゃないかと思います。 アラスカ旅行について書きかけてたのに、その後中国に行き、来週はフランスですよ。 書きたいことはたくさんありつつも、あまりにも仕事が停滞、渋滞しており、関係者から見たら「ブログ更新してる暇があったら、うちの仕事はよ終わらせろ」と思われそうなので、控えておりました。 しかし令和になる20分前に、どうにかG…

  • 子どもを老親を引き連れアラスカ旅行

    大学のサークルの先輩が、アラスカで働いていまして。 とはいえ、学生時代はそこまで付き合いが濃いいわけでもなく、私もそのサークルを2年生でフェードアウトしてしまったのだけど、Facebookが猛烈な勢いで普及し始めた2010年ごろ、そこで交友が復活したサークルの友人を通じ、「Mさん、アラスカの犬ぞり師と結婚して移住したよ」と聞いた。 相手が「犬ぞり師」というのは完全なデマだったけど、彼女は2000年代前半、1年ち…

  • うちの座敷童

    今週、3つの取引先に3本の記事を納品しないといけなくて、発狂寸前なのですが、1本何とか書き終わったので、一息ついていいでしょうか。 3年前の今日、中国で、私は夫となる男性と出会いました。 そろそろ日本に帰ろうかな、でも仕事あるかなあと不安を感じていた私は、既に帰国が目前だった夫と出会ったことで、帰国の踏ん切りがついたわけです。 周囲にはひたすら驚かれ、そして陰では「すぐ別れそう」と思われていた私…

  • あっという間に高校入試③東京においで

    私は……息子の小1から中2まで、運動会に行ったことがありません。小学校の卒業式も出ていません。 そのことについて、深く考えるようになったのは、息子と同世代の子供たちの反抗期がきっかけでした。 中学生になると、息子からもママ友からも、反抗期の子どもの振る舞いについて耳にするようになりました。 幸い、うちの息子は反抗期どころか、私が授業参観に行くと喜んでくれます。私が自由に動けないことを知っているので…

  • あっという間に高校受験②別居生活のジレンマ

    3年前、息子の中学受験を見届けて3月初旬に中国に戻った。中国生活が6年目に入っていた私は、この頃密かに大連を離れることを決めており、帰国はその中でも有力な選択肢だった。 中国には、現地生活が10年を超え、たぶんそこで老後を迎えるだろう日本人も一定数いるが、その人たちの多くは現地でパートナーを得て、家族をつくっている。日本社会とは疎遠になり、帰国して転職は簡単ではない(と当人たちはおもっている)。 一…

  • あっという間に高校入試①

    中学入試をする家庭の、主要な動機の一つが「高校入試に翻弄されることなく、6年間を過ごさせたい」というものでしょうが、うちは中学に続き、高校も受験することになりました。ついでに3年後には大学受験がやってきます。エスカレーターの附属校に通っているご家庭から見たら非効率の極みでしょうが、親視点でみれば毎回の受験で得るものもあるので(メンタルを犠牲にしつつ)、進学先の確定を機に振り返りをさせてください。 …

  • 極めてどうでもいいネタですが

    我が家で、数カ月前から、「ぱいぱいぱいぱい、ぱーいぱーいぱーい」と歌いながら、互いの胸をつかみあう遊びが流行っておりまして。 昨日、ふと息子に「この歌のオリジナルって何かあるんだっけ?」と聞いたら、「おままのオリジナルやろ」と言うので、今朝、旦那にそのことを話したら、「いやいや、これはちゃんと元歌があるの。あやまんJAPANがオリジナルだから。俺たちのぱいぱいは、パクリ」と、「おい!アレクサ…

  • 私は本当に忙しいか問題を検証する

    「忙しい」ほど主観的な形容詞って、滅多にないと思う。 友人を何かに誘ったとき、「〇日は、あれとこれがあって何やかんやで忙しくて無理」というAさんと、「たぶん時間が取れるから行く」というBさんがいた場合、必ずしもAさんの方が「客観的に」忙しいとは限らない、ということを、私たちは日々の生活で色々な人を見て、色々な人と働いて実感している。 私は自分のことをよほどのことがない限り「忙しい」と説明しないの…

  • 大事なことが一緒じゃない

    私は部屋を片付けられないし、フタもドアも閉められない女なんですが、親、旦那などなどから、「なんで当たり前のことができないんだ」と責められ続けて真面目に自己分析した結果、 「目的を達したら、次の目的に意識が移る」ことが原因じゃないかという結論になりました。 トイレのフタを開けることで、「尿を出す」という目的を達し、もうフタのことは忘れている。 ドレッシングやジャムのフタも然り。 ドアもそうですね…

  • フリーランスと承認欲求

    大手企業、著名企業で働くことのメリットの一つは、「企業名で社会人としてのクオリティーがある程度保障される」ことだと思います。 私の知り合いに、電通勤務の男性がいますが、電通というだけで、「東大でしょ」「芸能人と知り合いでしょ」「おっきな仕事してるんでしょ」「稼いでるでしょ」と言われるのが、むしろコンプレックスをえぐられるそうで、滅多なことでは勤め先を言わないです。つまり、人は企業名で色んなことを…

  • なぜ私は、ずっとここにいるのだろう

    そろそろ夫が帰途に着く頃だろうと思い、LINEにボイスメッセージを入れまくっていたら、突如、「何だ。今〇×空港だ!」と返ってきた。 そして、「ゴディバのチョコレート、たっかいなー」と(お土産の希望聞かれて、思いつかないからとりあえずゴディバをリクエストしていた)。 すごい時代になったもんだべ、と思わずメッセージを打ち込んだ。 最初に中国に留学した2009年、寮に入ってすぐにやったことはインターネット…

  • 夫のいない一週間

    結婚以来初めて、夫が海外出張のため、長期で家を空けている。 私は1~2カ月に1度、息子のいる九州に帰ったり海外に行ったりで家を空けるので、顔を合わせない期間は定期的にあるのだが、自分が自宅に残されるのは初めてのパターン。 大きな声じゃ言えないけど自宅に夫がいないこのパラダイス感。初めて一人暮らしをしたときの高揚にも似ている。 脱いだ服は椅子の上に山積みとなり、今、このPC回りに腕時計、目薬、化粧…

  • どうしてそれをプロフィールに書くんですか、恥ずかしいことですよね、と聞かれた

    面識のない中国人の女性から、突然「月内に仕事が見つからないと、帰国しないといけなくなる。何かいいお話があれば…」とメッセージが来た。 ほんと知らない人なんだけど、知らない人から「話を聞きたい」とかいうのは、時折ある話だし、やんごとなさそうなので、会ってきた。 勤め先が日本進出から1年も経たず、11月に事業所を閉鎖したため、自身も職を失ったという。そこそこキャリアのある女性なので、すぐ次の職が見つ…

  • 受験は情報戦?

    私の息子は中学、高校の両方で受験を経験することになったが、中学受験のときは、私は中国に単身赴任しておりノータッチ。一時帰国の日が1校の受験日で、それから2週間で全日程が終わった。もっとも私はその2週間で大変消耗し、たくさんのことを思い、ブログを書きまくり、学校名を明示していたため、検索で大量のアクセスがあったw。 高校は福岡か東京のどちらに進学するかが10月末まで結論が出なかったので、私は東京受験…

  • 息子、再び受験②

    旦那は時々、「S(息子)君、ほんと現実的だよね」と息子を評する。 息子の現実的な性格は、親にとっては楽だ。目標が低いので、多少いらつくけど、期待を裏切られることがとても少ない。 通っている塾では、「難関私立クラス」に入っているのだが、「イメージがわかない」という理由で受験をせず(塾に行ってる方は分かると思いますが、こういうクラスに入っていると、本人望む望まぬにかかわらず複数の私立を受験させられ…

  • 息子、再び受験①

    息子は中学受験をしたが、進学した中学が「小中一貫」という謎のスタイルなので、高校受験もする。 私としては「バカなの?」と言いたくなるけど、福岡の中学に通う息子は、高校進学を機に、私たちが住んでいる東京に合流することにしたので、少なくとも中高一貫に進学するよりはましだったかもしれない。 私は大学だけ東京なので、東京の高校事情はよく分からない。息子は頑張り屋さんではあるが、みんなが知っている難関校…

  • 願い事

    初詣に限らず、神社を見かけると、夫が必ず参拝するので私もついていく。 神様にお祈りといっても、私はたいしてお願いすることもないので(私はとことん、やりたいことか成し遂げたいことがぼんやりしている)、ささっと顔をあげるのだけど、夫はいつも、異常に長い時間、手を合わせ目をつぶっている。 「いつもものすごくたくさんお願いしてない?」 「そうなんだよ。絶対このお賽銭じゃ足りないとは思うんだけど」 「ど…

  • 地方と東京・おまけ

    前回書き忘れたこと、というか、一番大事なことでした。 40歳も半ばにして私が今更気づいたことは、「仕事上の理由で遠方に転居するのは嫌だ」と思っている人がいかに多いかということでした。 地元では、「地元を離れたくない」と思っている人がマジョリティーというのは知っていたのですが、東京は東京で、私の周囲にも「マスコミ志望だったけど、転勤が嫌だから出版社を選んだ(新聞は全国転勤があります)」といった人が…

  • 地方と東京(下)

    (上)からの続きです。 10年ほど前は、週のうち4日くらいは飲み会に出て、そのうち2日は解散が0時を過ぎていたのに、今年なんて、片手で数えるほどしかない忘年会も、仕事と家の用事でキャンセルというありさまです。 かつて、色々なところに顔を出すのは、仕事の幅、ネットワークを広げるためのツールだと思い努力してきたけど、出家した…

  • 肩書の忖度

    最近、私は「肩書」を聞かれたら「ジャーナリスト」と答えるようになりました。そして、その肩書でメディアに露出すると、「すごいね」と言われもしますが、実はやっていることは以前と何ら変わりなく。 「社長」「会長」「CEO」などと同じようなもんで、多くの人は、その人を仕事の内容じゃなくて肩書で見るんですね。 だから私も、メールの署名などは「記者・翻訳者」などとしてるのですが、ラジオで話したり、講義を持っ…

  • 地方と東京(上)

    福岡で新聞記者をしていたころ、私は連日仕事相手と飲んでました。 「気の置けない仕事相手」と飲むことはあっても、「気の置けないプライベートの友達」と飲むことはなかったです。 つまり私にとって、酒席も仕事だったわけです。 福岡は、酒が仕事の潤滑油、という意識がとても強く、私もそのコミュニティーに絶対に入ってなければいけないと思っていました。 私は30代に入ったころから、「次のキャリア」を意識し始めて…

  • イオンで服を買ったらおばさん認定

    昨日、夫が「そのタートルネック、初めて見た。ユニクロ?」と聞いてきた。 「いや」 「じゃあ無印?」 「違う、イオン」 と答えると、夫が頭を抱えて、「お前、ついにイオンに手を出したか。イオンで服買ったらおばさんだろ」という。 私は反論する。 「無印もユニクロもイオンも全部回って、見た目同じなのに、イオンが一番安かったから」 「だいたいあなた、イオンって言わなければ、イオンで買ったと分からないわけ…

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