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  • 自民と国民民主との部分連合について

    衆院選の結果、窮地に立たされた石破政権は、躍進めざましい国民民主党と「部分連合」を組む方針を固めたようだ。けさの朝日新聞に、次のような記事がのっていた。「石破政権は首相が策定を指示した総合経済対策について、野党の国民民主党の政策も一部盛り込んだうえで、来月中旬の閣議決定を目指す方針を固めた。閣議決定は14日を軸に調整。衆院選での与党過半数割れを受け、政権は『部分連合』も視野に、国民民主党に経済対策をめぐる政策協議を呼び掛ける方針だ。」(朝日新聞10月30日)国民民主党といえば、「手取りを増やし、インフレに勝つ」をスローガンにかかげ、先の衆院選で大幅に議席をのばした政党である。先の衆院選の争点は、「裏金にまみれて腐敗した政党かどうか」ではなく、「自分たちの生活を潤してくれる政党かどうか」だったことがわかる。...自民と国民民主との部分連合について

  • 気晴らしとブログ書きの奇妙な関係

    ネタ探しを思いとどまり、ブログ書きを”えいやっ”と放り投げると、そこに顔を出したのは、ヒマを持て余した自分だった。私は、おもしろくないなあ・・・、つまらないなあ・・・、という退屈の感覚に向き合わなければならなかった。その索漠とした味気ない退屈の感覚を噛みしめながら、おもしろくないなあ、とぼやく私の脳裏に、ぼんやりとだが、パスカルの「気晴らし」についての言説が浮かび、まもなく消えた。気になったので、ネットで調べてみた。パスカルは次のように述べている。「このことから、賭けごと、女性(異性)たちとの会話、戦争や手柄があれほど求められるようになる。そこに実際に幸せがあるからでもなければ、真の至福が賭けごとで得られるカネや、狩りで得られるウサギを持つことにあると人々が思い込んでいるからでもない。そんなものは、やると...気晴らしとブログ書きの奇妙な関係

  • 変更のお知らせ

    何かに追い立てられるように、毎日、ブログのネタ探しに心を奪われ、汲々と日々を過ごす。そんなあくせくした生き方はすっぱりと放り出し、年寄りなら年寄らしく、時間を残らず自分のために用いるような、老年にふさわしい悠々自適の生き方をせよ。ーーそうセネカは言っていた。その通りだ。残り少ないこの人生。何がおもしろくてそんな社畜営業マンのような窮屈な生き方をしなければならないのか。セネカの言葉にぐさりと胸を刺された私は、とりあえずブログ書きを止めることにしよう、と考えた。さあ、これで良い。あとはだれのためでもない、この俺さまだけの時間だ。ーーそう考えた私は、久しぶりにのんびりと、ゆったりした時間を過ごした。何をしたのか。何もしなかった。何を考えるでもなく、ボケーと新聞を読んだり、テレビを見たりして過ごしただけだった。私...変更のお知らせ

  • セネカの言葉に想う

    きのうは久々にデイサに「通勤」した。いつものようにリハビリまでのスキマ時間に(かねてからの懸案の書)『老年の読書』(前田速夫著)を読みはじめた。え?『ロング・グッドバイ』(R・チャンドラー)はどうしたのか、ですって?ああ、あれはですね、止めました。完全ギブ・アップです。コロナでデイサ通いを中断していた間、この浩瀚な小説を読まなかったら、これまでのストーリーはすっかり忘れ、先を読む意欲がすっかり萎えてしまったのです。ずっと以前、この小説を単行本で読み、感激したことが信じられません。ま、老年の私には、この本を読み切るだけの体力が失せてしまったということなのでしょう。それはそうと、そうなれば私が老年にふさわしい懸案の書『老年の読書』に向かうのは必然だった。きのう私はこの本を初めて手にし、さっそく素晴らしい言葉に...セネカの言葉に想う

  • 久々のデイサ

    きょうからデイサに復帰しようと思う。コロナに感染していることが判ったのが、10月8日だった。クスリを飲みはじめてからきょうでちょうど1週間。コロナ・ウイルスも我が体内から退散したことだろう。1週間ほどの療養生活を振り返ってみると、「ああ、コロナに罹っちまった!」という大病の実感はない。自覚症状は、ほんの軽微なものだった。熱が38・5℃まで上がったことがあり、このときはちょっと身体がだるかったが、解熱剤を飲んだらすぐに平熱に戻った。あとは、喉が少し痛み、痰が絡むようになったことぐらいだろうか。ドクターNに「ゾコーバ」という1錠1万円もする特効薬を出してもらってからは、自分がコロナに取り憑かれていることなど、忘れてしまうほどだった。唯一、困ったのは、訪看さんがシャワー浴の介助をしてくれなくなったことである。ノ...久々のデイサ

  • 金正恩にとって石破首相は

    言葉には力がある。効果を意図して口に出される言葉もある。北朝鮮の金正恩が「核強国」発言をしたとき、彼は何を意図したのだろうか。こんなニュースを聞いた。「北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記は7日、金正恩国防総合大学で演説した。正恩氏は『敵を抑止し情勢管理の力を備える(北朝鮮の)自衛の論理は完璧で正当だ』と主張。『軍事超大国、核強国へと向かうわれわれの歩みは加速する』と述べた。朝鮮中央通信が8日伝えた。」(時事通信10月8日配信)我が国は「核強国」へと向かって歩んでいる。ーー金正恩のこの言葉は、いうまでもなく「最大の敵」とみなすアメリカに、また、「第1の敵国」とみなす韓国に向けられている。当然、アメリカ、韓国と同盟関係にある日本にも向けられているはずだ。この言葉を我が日本に向けられた言葉として聞くとき、実に興味深...金正恩にとって石破首相は

  • 日本政府と米政府 日本被団協のノーベル賞受賞に対して

    ことしのノーベル平和賞は、日本被団協(=日本原水爆被害者団体協議会)が受賞することになった。きのうはこのことについて、私なりの受け止め方を書いたが、一つ気になっていたことがある。それは、日本被団協がノーベル賞を受賞したことを、日本政府は、そしてアメリカ政府は、どう受け止めたのだろうか、ということである。ちょっと調べてみたら、次のような記事が見つかった。「石破茂首相は12日、ノーベル平和賞の受賞が決まった日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)に祝意を伝えた。田中熙巳代表委員に電話し、『被爆の実相への理解促進に向けた取り組みに敬意を表する』と語った。」(時事通信10月12日配信)石破首相はある意味、正直な人だと思う。「日本政府も貴団体をみならって、核廃絶に努力します」とは言わなかった。実際、日本政府は核廃絶...日本政府と米政府日本被団協のノーベル賞受賞に対して

  • すごいぞ、日本被団協!

    ことしのノーベル平和賞は、日本被団協(=日本原水爆被害者団体協議会)が受賞することになった。この団体、「日本被団協」とは、被爆者の立場から長年、核兵器廃絶を訴えてきた日本の平和団体である。核兵器のない世界を実現するための努力と、核兵器が二度と使用されてはならないことを証言によって示してきたことが、受賞理由となったという。これはすごいことだ。ノーベル賞を受賞したこと自体は、それほどすごいことだとは思わない。北欧のスウェーデンに本拠をおくこの賞の選考委員会が、極東の小国・日本の一平和団体の、その活動に注目し、「いいね!」と称賛の拍手を送ったことがすごいと思う。我々日本人ですら、この「日本被団協」なる平和団体の名前を知っている人はそれほど多くない。この団体の活動となれば、知っている人はさらに少なく、その活動が称...すごいぞ、日本被団協!

  • 人類は皆兄弟

    我々日本人のルーツって、どういうものなのだろう。そんなことを考えたのは、NHKの教養番組「フロンティアで会いましょう」を見たからである。この番組から得た知見によれば、日本人に限らず、この地球上に暮らす我々人類は全員、(20〜30万年前にアフリカで誕生した)ホモ・サピエンスの末裔だという。このホモ・サピエンスは(「グレート・ジャーニー」と呼ばれる)大移動を行い、世界中に散らばっていった。我々日本人は、その大移動の果てに日本列島に辿りついた集団の、その子孫だというのである。現代の我々は、日本列島に辿りついた集団が、他の集団と繰り返した混血・融合の歴史の、その紆余曲折の上に成り立っている。だからたとえば、我々日本人のDNAが、タイの森に住む少数民族「マニ族」のDNAと密接なつながりを持つことが明らかになったりも...人類は皆兄弟

  • 群れの中の私

    「団塊シニア」さんのブログ「団塊シニアのひとりごと」は、毎日のように覗かせてもらっている。きのうアップされた記事《ひとりでいることが不幸なのではない》は、私にはことのほか興味深かった。「団塊シニア」さんは、こう書いておられる。「私たちは小さい頃から群れることはいいこと、ひとりでいることは駄目と教えられてきた、だから家の中にばかりいると、外に行ってみんなと一緒に遊びなさい、仲間外れにされないようにしなさい、協調性が大切だよと言われてきたし、私自身自分の子供に対してもそんな教育をしてきた。」ここで言われる「教育」の言説を、私は、自分が子供の頃、親から受けた「教育」の言説と同種のものだと思ったのである。私は幼少の頃から、みんなと一緒に遊ぶことが苦手だった。ひとり遊びが好きな子供だった。だから私は、親からそんな「...群れの中の私

  • 袴田さんの無罪確定

    きょうのトピックは、なんといっても「袴田さん無罪確定へ」だろう。朝日新聞の記事には、「1966年に静岡県のみそ製造会社の専務一家4人を殺害したとして強盗殺人罪などで死刑が確定した袴田巌(いわお)さん(88)に対し、再審(やり直し裁判)で無罪を言い渡した9月26日の静岡地裁の判決について、最高検は8日、控訴しないと発表した。」とある。これで袴田さんは、晴れて無罪放免となったわけだ。いや〜、よかった、よかった。かつて私は袴田さんのケースをとりあげ、次のように書いたことがある。「死刑を宣告された死刑囚は、刑の執行までの一定期間を、狭く薄暗い独房で悶々と過ごす。死刑囚は『いつ縛り首にされるのか』と死の恐怖に怯え、他人との交流を絶たれた孤独な環境の中で、徐々に精神を蝕まれ、人間性を失っていく。刑の執行よりも前に、彼...袴田さんの無罪確定

  • 裏金議員の頓珍漢

    いや〜、参った。きのうドクターNが我が家にやってきた。訪看さんか、ケアマネさんが通報したのだろう。さっそくコロナの検査。驚いたことに、今度はまちがいなく陽性だった!私もこの病魔を移されていたのである。まあ、コロナに感染した妻と、ずっと同じ家の中で暮らしているのだから、それは当然として、きのう薬局で買ってきてもらった検査キットで陰性と出たのは、なぜなのだろう。けさはさっそくデイサに電話をかけ、コロナのため欠席すると伝えた。それはそれとして、けさ「朝日新聞紙面ビューアー」を見ていたら、気になる記事を見かけた。「こんな執行部は信用できない。こんなことは政治家がやることではない。仲間にむちを打って、支持率をあげようとしたって上がらない」裏金議員は公認しない、と決めた石破総裁の采配をめぐって、「裏金事件の中心だった...裏金議員の頓珍漢

  • 裏金議員をめぐって またしても方針変更⁉

    きのうの夕食時、NHKの「ニュース7」を見ていたら、次のニュースが流れた。トップニュースだった。「石破首相不記載で『党員資格停止』の議員など非公認の方針石破総理大臣は、次の衆議院選挙に向けて、自民党の政治とカネをめぐる問題で収支報告書に不記載があり、『党員資格停止』の処分を受けた議員などを公認しない方針を示しました。また不記載があった議員は処分の有無にかかわらず、小選挙区と比例代表との重複立候補を認めない考えを示しました。」(NHKNEWSWEB10月6日配信)おお、これは一体どういうことなのだ!このへたれ男は、またしても方針変更を行ったのか!私は数日前、朝日新聞が第1面にでかでかと次の見出しを打っていたことを思い出したのである。「裏金議員を原則公認へ首相、比例重複も容認衆院選」(朝日新聞10月4日)NH...裏金議員をめぐってまたしても方針変更⁉

  • コロナなのか⁉

    昨夜、身体が重だるく感じた。熱を計ったら、38・5℃と出た。「いかん、移っちまったかな」。我が家では、妻が5日前からコロナに罹っている。そのコロナを移されたに違いない。翌日、つまりきょうのことだが、妻が買ってきてくれたコロナの検査キットで調べたら、なんと、陰性と出た。陰性⁉信じられない気持ちだが、まずは一件落着、めでたし、めでたしである。熱の方は、妻が病院で処方してもらった解熱剤を飲んだら、嘘のように平熱に戻った。昨夜から感じはじめた身体の重だるさは、一体何だったのだろう。コロナなのか⁉

  • へたれ男・石破の変節

    自民党総裁の座を射止め、日本国首相の座にありついた石破茂氏。裏金問題で泥舟と化した自民党の、その再生をかけた総裁選のレースに勝ち残った以上、石破氏が「政治とカネ」の透明化を叫び、「政治改革」を叫ぶのはある意味自然な流れだが、それ以上に石破氏の個性を際立たせた彼独自の主張がある。それは、「アジア版NATO(北大西洋条約機構)」の創設と、「日米地位協定の見直し」である。この二つのテーマは、石破氏が総裁選を勝ち抜くために売り出した石破商店の「看板商品」と言えるだろう。ところがけったいなことに、石破首相はきのうの国会での所信表明演説では、この看板商品を二つとも売りに出さなかった。一体なぜなのか。最大の理由は、この商品が実用に耐えないことに、石破氏自身が気づいたことである。「アジア版NATO(北大西洋条約機構)」の...へたれ男・石破の変節

  • 泥舟石破丸の船出に想う

    けさの朝日新聞には、第1面にでかでかと次の見出しが打たれていた。「裏金議員を原則公認へ首相、比例重複も容認衆院選」結局は元の木阿弥である。これまでの経緯を振り返れば、裏金問題が発覚して、岸田自民の支持率が急降下した。それが発端だった。岸田首相は不人気を立て直すことができず、続投を断念。これを受けて、自民党の再生をかけた総裁選が行われた。その結果の石破新総裁誕生だったが、このへたれ男は早速、「裏金議員を原則公認へ」との方針を打ち出したのである。これでは何のための総裁選の大騒ぎだったのかが、わからない。報道によれば、石破新内閣の支持率は低迷しているらしい。きのうの朝日新聞には、こう書かれていた。「(石破内閣の)内閣支持率は46%で、不支持率は30%だった。(中略)発足直後の内閣支持率としては、岸田文雄内閣の4...泥舟石破丸の船出に想う

  • デイサは欠勤

    きょうはデイサへの通勤予定の日だが、欠勤することにした。妻がコロナに罹ったためである。私は今のところ至って元気だが、あるいは新型コロナ・ウイルスを体内に取り込んでいるかもしれず、それをデイサでばらまいて他の利用者のご老人たちにうつしてしまっては申し訳ない。だから大事をとって欠勤することにしたのである。いつもならデイサへのお迎えの送迎車が来るので、昼食時までにブログ書きを済ませなければならず、割と慌ただしいのだが、きょうは思わぬヒマができた。こういうときに限って、書くことはこれだけ。なんだか物足りない。しかしまあ、他に書くべきネタもないのだから、これで良しとしよう。デイサは欠勤

  • 男・石破の化けの皮

    がっかりした。失望した。石破茂という男にである。一連の組閣人事を見ていて、そう思った。こんな「口だけ新総裁」に、泥舟の自民党をまともな国民政党にリフレッシュできるのか。とても無理な話だと思わざるを得ない。本人は「やります、できます」と言うだろうが、私はもうこの男のそんな言葉を信じることができないのである。以前はそうではなかった。私はこの男の言葉を信じていた。それが今は信じられなくなったということである。私の見方は180度、大きく変わった。それは、この男が変わってしまったからである。国民民主党の玉木代表はこの男について「自民党を変えてくれるとの期待で選ばれたと思うが、自民党を変える前に自分自身が変わってしまっている」と述べたが、全くの慧眼、その通りだと思う。そもそも私がこの男に注目し、「次の首相にふさわしい...男・石破の化けの皮

  • 中国で起きた日本人男児刺殺事件は

    中国で9月18日、日本人男児が刺殺された。「中国南部広東省の深圳で18日、日本人学校に通う10歳の男子児童が登校中に刃物を持った男に襲われた事件で、男子児童が19日未明、死亡しました。現地で生活する日本人の間では安全への不安が高まっていて、日系企業の中には状況に応じて駐在する社員とその家族の一時帰国を認める措置をとる企業も出ています。(中略)(日本の)金杉大使は(中国外務省に対して)真相の究明と日本側への情報提供を引き続き求めていくとしています。また、金杉大使は深圳市政府に対し、事件の再発防止と日本人の安全確保に向けた警備の強化などを強く要請したということです。」(NHKNEWSWEB9月19日配信)この報を聞いて、日本人ならだれもが思ったはずだ。この事件は、中国政府の(長年にわたる)反日教育が引き起こし...中国で起きた日本人男児刺殺事件は

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