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市居嗣治の「今日のお気に入り」 https://blog.goo.ne.jp/tsuguji19

古今の書物から、心に適う言葉、文章を読み拾い、手帳代わりに、このページに書き写す。出る本は多いが、再

市居嗣治の「今日のお気に入り」
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2015/08/06

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  • それはそれはわかりやすい世界 Long Good-bye 2024・09・28

    今日の「お気に入り」は、田原総一郎さんと佐藤優さんの共著「人生は天国か、それとも地獄か」(白秋社刊)から、「高齢者」一歩手前の佐藤優さんから「高齢者へのネット活用のおすすめ」。佐藤さんにしては、随分ぬるい、のんきなコメントをなさってるように聞こえるのは私だけ?令和の時代になって、ネットを活用する余裕のない、その日暮らしのお年寄りや、ジェンダーや老若にかかわらず、その予備軍が、めっきり増えてしまったような気もします。引用はじめ。「いまの高齢者を見ていると、インターネットを使いこなしているタイプと、パソコンに触るのも嫌というタイプ、大きく二つに分かれているように思います。ネットツールを使いこなせると、コミュニケーションの幅も広がるし、娯楽や学びの面でも選択肢がぐっと増えます。」「若い世代では、テレビはほとんど...それはそれはわかりやすい世界LongGood-bye2024・09・28

  • 人間が生きる意味 Long Good-bye 2024・09・25

    今日の「お気に入り」は、田原総一郎さんと佐藤優さんの共著「人生は天国か、それとも地獄か」(白秋社刊)の中で、田原総一朗さんが書かれた文章のいくつか。備忘のため、抜き書き。引用はじめ。「世の中に、完璧な人間などいません。だからこそ、自分にとって『好きなこと』を大事にしてみるべきでしょう。すると、それが仕事になったり、大切な趣味になったりすることがあるのではないでしょうか。苦手なことを気にしたり、人と自分を比べてばかりいても、道は拓けません。まずは『好きなこと』を精一杯、大事にしてみることが大切なのだと思います。」(⌒∇⌒)「かくいう私は、実は妻を二人亡くしています。二人の命を奪ったのは、乳がんでした。」「二度も妻を亡くしたという体験は、私にとって過酷な試練でした。しかし、人間はみな一人で生まれ、一人で旅立っ...人間が生きる意味LongGood-bye2024・09・25

  • 述懐 Long Good-bye 2024・09・21

    今日の「お気に入り」は、田原総一郎さんと佐藤優さんの共著「人生は天国か、それとも地獄か」(白秋社刊)から、「知の巨人」佐藤優さんの述懐。備忘のため、抜き書き。引用はじめ。「世の中を見渡せば、理不尽な事故や事件に巻き込まれ、肉親が不幸に見舞われている人が少なくありません。なぜ私の子が、親が、妻が、夫が・・・その悲嘆はいかばかりでしょう。しかし、思いもかけない不幸は、残念ながら誰の身にも起こり得ることです。」「私の場合、命の危険には晒されませんでしたが、身に覚えのない事件に巻き込まれてしまいました。逮捕されたとき、父はすでに他界していましたが、母はどんな思いだったのでしょうか?」「母と私はプロテスタントのキリスト教徒です。キリスト教では、人間は死ぬと肉体も魂も完全に滅びてしまいます。しかし、イエス・キリストの...述懐LongGood-bye2024・09・21

  • 魔法のチケット Long Good-bye 2024・09・15

    今日の「お気に入り」は、沢木耕太郎さん(1947-)の随筆「飛び立つ季節―旅のつばくろ―」(新潮社電子オリジナル版)の中から抜き書き。備忘のため。この文章が入っている小文のタイトルは、「風景をつなげる」。引用はじめ。「人生において後悔というものをあまりしない私が、旅において後悔していることがひとつある。それは、都市や国のあいだの移動に夜行の乗り物を使ってしまったことだ。たとえば、二十代における海外旅行の際、イランの国境に近い都市であるメシェッドから首都のテヘランまでの移動に夜行バスを使ってしまった。そのときの旅は、ユーラシア大陸の外縁を地続きで旅するというものだったが、夜行で通過したその区間だけは風景の記憶が欠落している。あるとき、それはずいぶんもったいないことだったなと思うようになった。その風景とは、一...魔法のチケットLongGood-bye2024・09・15

  • 万学の祖 Long Good-bye 2024・09・12

    今日の「お気に入り」は、早朝のラジオ番組で耳にした言葉:「一日でひとは幸福にも幸運にもなりはしない」(⌒∇⌒)古人の言葉。よく引用されるもう少し長いこんな文章の一部。「Foroneswallowdoesnotmakeasummer,nordoesoneday;andsotoooneday,orashorttime,doesnotmakeamanblessedandhappy.一羽のツバメが来ても夏にはならないし一日で夏になることもない。このように一日もしくは短い時間で人は幸福にも幸運にもなりはしない。」この古人にはこんなお言葉もあるようです。「Wearewhatwerepeatedlydo.Excellence,then,isnotanact,butahabit.人は物事を繰り返す存在である。優秀さとはひ...万学の祖LongGood-bye2024・09・12

  • 人生いろいろ Long Good-bye 2024・09・10

    今日の「お気に入り」は、村上春樹さん(1949-)の随筆「村上朝日堂はいほー!」(新潮文庫)の中から抜き書き。備忘のため。これらの文章が入っている小文のタイトルは、「ONBEINGFAMOUS(有名であることについて)」。引用はじめ。「有名人であるのがどういうことかというのは、これは有名人になってみなくてはわからない。そして有名人にもいろんな種類があり、いろんな側面がある。でもひとくちで言うなら、有名人になるというのは、自己を取り囲む好意と悪意の総量を両方向に飛躍的に増大させることなのだ。誰にも(おそらく)まわりに何人かは自分のことを好いてくれる友達のような人々がいるだろう。そしてそれと同時にあまり好いてはいない人々も何人かはいるだろう。でも誰が自分を好いていて、誰が自分を好いていないか、大体のところは把...人生いろいろLongGood-bye2024・09・10

  • 耳順 心順 Long Good-bye 2024・09・08

    今日の「お気に入り」は、村上春樹さん(1949-)の随筆「村上朝日堂はいほー!」(新潮文庫)の中から抜き書き。備忘のため。引用はじめ。「英会話というのがあまり得意ではない。というよりははっきり言って相当に不得意である。」「僕はけっこう翻訳の仕事をしているし(ああ、実に十冊も翻訳書を出しているのだ)、ここのところずっと年の大半は外国暮らしをしているから、会話のほうもさぞや堪能なんだろうと世間で思われがちなのだけれど、そんなことはなくて、恥ずかしながらまったく苦手である。何か用事があって外国人と会って英語で話さなくてはならないような時には、朝からなんとなく胃が重くて仕方ない。」「でもよく考えてみれば、これは僕としては決して不自然な話ではない。だって僕は日本語の会話からして圧倒的に不得意なのだ。よほど親しい人が...耳順心順LongGood-bye2024・09・08

  • 格言的例文 Long Good-bye 2024・09・06

    今日の「お気に入り」は、村上春樹さん(1949-)の随筆「村上朝日堂はいほー!」(新潮文庫)の中から抜き書き。備忘のため。引用はじめ。「僕は辞書というものがわりに好きで、暇で読むものがないときにはごろんと横になって英和辞典を読んだりすることがよくある。辞書というのはあれでなかなか面白くて人情味のあるものである。」「たとえば例文ひとつとってみても、なかなか含蓄のあるものがあってうならされることが多い。」「僕の人生観(といってもけっこう貧相なもんですけど)のかなりの部分は英和辞典の例文で成立しているんじゃないかという気がするくらいのものである。」「『リーダーズ英和辞典』のlittleの項に出ている"Littlethingspleaselittleminds"という例文なんか『そうだな、たしかにそうだ』と十回く...格言的例文LongGood-bye2024・09・06

  • ねじを巻く Long Good-bye 2024・09・04

    今日の「お気に入り」は、村上春樹さん(1949-)の随筆「村上朝日堂はいほー!」(新潮文庫)の中から抜き書き。備忘のため。引用はじめ。「ねじを巻くというのは、面倒だけれどそれなりに手ごたえのある行為である。くりっくりっくりっとねじをまわしていくと、最初は開きっぱなしになっていたものがだんだん固まり、きちっとした形をとりはじめ、そしてやがてキュッと最終的に収束する。それはささやかな取引きの儀式であった。私はねじを巻く・君は動け、というわけだ。そして我々がねじを巻きさえすれば、時計は少なくとも丸一日はきちんと動いた。」引用おわり。この文章が入っている小文のタイトルは「ささやかな時計の死」。ほんの50年も前の日本の家庭には、ねじ巻き式の掛け時計や柱時計や置時計が必ずあったりしたものである。いつの頃からか、電池式...ねじを巻くLongGood-bye2024・09・04

  • 洋風定食・うさぎ亭 Long Good-bye 2024・09・02

    今日の「お気に入り」は、村上春樹さん(1949-)の随筆「村上朝日堂はいほー!」(新潮文庫)の中から作家による「食レポ」。備忘のためと今晩作る料理の参考にするために抜き書き。引用はじめ。「『うさぎ亭』には二種類の料理しかない。ひとつは日替り定食であり、もうひとつはコロッケ定食である。」「どちらにもしじみの味噌汁とどんぶり一杯のキャベツのせんぎりサラダがついてくるのだが、これが滅法うまい。」「それからぬかを洗いおとしたばかりの漬物もたっぷりとついている。いりたての胡麻をまぶしたホウレン草のおひたしとか、スパゲッティーときのこのあえものなんかが小鉢に盛られて出てくる。生きているみたいにぴちぴちとしたスパゲッティーと歯ごたえのある新鮮なきのこの酢味噌あえで、そのへんによくある定食屋の間にあわせとはちょっとものが...洋風定食・うさぎ亭LongGood-bye2024・09・02

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