chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
ごっとさんのブログ
フォロー
住所
未設定
出身
未設定
ブログ村参加

2015/07/29

arrow_drop_down
  • 緑内障の手術には視力低下のリスクがある

    最近は眼からの情報が圧倒的に多いため、楽しい老後を過ごすためには眼の健康は非常に重要です。私は今のところ眼の病気はないようですが、定期的に検査を受けようと思っています。現在メガネをかけていますが、近視はひどくなくメガネの必要性はないのですが、老眼がひどくPC画面もよくみえませんので遠近両用のメガネをしています。やはり怖いのは緑内障で、会社の大先輩は緑内障が原因で失明してしまいました。緑内障という病気は、レーザー治療や手術をしても症状が改善することはないようです。知人も目薬による治療をしていますが、全て眼圧を下げる目的で使われます。目薬で3割程度眼圧を下げることができれば、70〜80%の患者は視野欠損の進行が抑えられます。しかし目薬によって目標眼圧まで下がっても、視野欠損の進行が止まらない患者が20〜30%...緑内障の手術には視力低下のリスクがある

  • 夫が年上の結婚が50年で80%も減少

    このブログでも少子化問題は時々取り上げていますが、今後の日本を考えるうえでも早急に解決すべき問題と思っています。現在の少子化対策は、子供の支援などが中心になっていますが、全く効果がないような気がしています。少子化は子供が生まれないことではなく、子供が生まれる環境が整わないつまり婚姻の減少にあるのではないかと思っています。そういった点では何の施策もなく、今後ますます少子化は進んでしまうのではないかと危惧しています。最近この婚姻数につておもしろいデータが出ていました。私が結婚したのはもう50年も前のことですが、当時は皆結婚世代で友人や知人でも結婚しなかったのは1人しかいません。結婚することが当然と考えていましたので、いつごろから結婚に躊躇するようになったのかよく分かりません。この1970年代から現在までの夫が...夫が年上の結婚が50年で80%も減少

  • 溶血性レンサ球菌による感染症はなぜ劇症化するのか

    最近劇症型溶血性レンサ球菌感染症、いわゆる「人食いバクテリア」の感染者が例年より増えていることがニューになっています。今年は半年で977人と昨年1年間の感染者数を上回っているようです。劇症型レンサ球菌感染症はいわゆる人食いバクテリア症ともいわれ、1990年代から米国などでメディアが報じてから広く周知されるようになりました。しかし19世紀から猩紅熱として報告されている感染症の多くが、劇症型レンサ球菌感染症と考えられています。この感染症は一般的な喉頭炎、中耳炎、傷の化膿、猩紅熱などを引き起こすA群溶血性レンサ球菌咽頭炎が劇症化し、身体の組織を壊死させ、多臓器不全や敗血症によるショックを引き起こすなどして重篤な症状になり、死亡するケースもある感染症です。初期症状としては、手足の疼痛、むくみ、発熱、血圧低下などで...溶血性レンサ球菌による感染症はなぜ劇症化するのか

  • 第5のガン治療法BNCTの普及が遅い理由

    私の高校時代からの友人が、先月突然亡くなりました。本人が周りには知らせるなという事で、詳しい事情は分かりませんが胃ガンだったようです。昨年末には忘年会で楽しく飲みましたが、その時は元気でしたので急な発症だったのかもしれません。ガン治療は外科手術、放射線治療、化学療法の3本柱が基本となっています。2014年には免疫チェックポイント阻害薬を使用し、自身の免疫を利用してガンと闘う第4の治療法が承認されました。さらに2020年にはBNCT(ホウ素中性子捕捉療法)、2021年にはアルミノックス療法(光免疫療法)が保険適用されて診療が開始されました。BNCTとアルミノックス療法は「第5の治療法」と呼ばれています。アルノミノックス治療の仕組みは、ガン細胞に特異的に結合する薬剤を患者に投与し、患部にレーザー光を当てること...第5のガン治療法BNCTの普及が遅い理由

  • 加齢で気になるもの忘れ、加齢と認知症の違いとは

    私も最近は物忘れが多くなり、昨夜の夕飯が思い出せなくなったりしています。それでもしばらく考えると思い出すことができていますので、まだ認知症にはなっていないようです。しかし加齢によるもの忘れと認知症とはどこが違うのでしょうか。認知症の多くを占めるアルツハイマー病は、もの忘れから始まる進行性の疾患です。しかし歳をとれば程度の差はあるものの、誰もがもの忘れに直面します。例えば昨日、お祭りで縁日に行ってかき氷を食べたとします。かき氷を食べたことは覚えているが、イチゴ味だったかメロン味だったか思い出せなくなります。またたべた屋台はどの辺りにあったか程度なら、加齢に伴うもの忘れで、思いを巡らしたり何かヒントがあったりすれば思い出します。一方認知症の場合は、縁日に出かけたこともかき氷を食べたこともすべて忘れてしまうのが...加齢で気になるもの忘れ、加齢と認知症の違いとは

  • 体内時計の狂いが老化の原因に

    私はほとんど夜食を食べるという習慣はありません。風呂から出てくると水割りを飲みますが、基本的におつまみを食べることもありません。よく深夜のラーメンは体へのダメージが大きいと言いますが、この辺りは体内時計が関係しているようです。ヒトは夜になると眠り、朝が来ると目を覚まします。ネズミなどの夜行性動物は逆に、夜になると動き出し朝には眠りにつきます。いずれにしても生物は、地球の自転周期24時間に同調して、ほぼ24時間で体内環境を循環させる機能を持っています。この24時間周期のリズムは「概日リズム(サーカディアンリズム)」と呼ばれ、生物の体内には1日の周期でリズムを刻む体内時計が備わっています。こういった体内時計が、進化上有利だったと考えられています。たとえば光合成と窒素固定を行うシアノバクテリアの場合、この2つの...体内時計の狂いが老化の原因に

  • 老後に寝たきりとピンピンを分けるポイント

    日本の令和元年のデータによると、女性の健康寿命は75.4歳、男性の健康寿命は72.7歳となっています。女性の平均寿命を87歳とすると、介護が必要となる期間は12年間となります。同様に男性は平均寿命が81歳ですので、8年間は介護を必要とすることになります。ただし私はこの健康寿命という数値を全く信用していません。科学的な検討から出て来たものではなく、単なるアンケート結果から出したものでは何の意味もないと思っています。実際私の友人はほとんどが75歳以上ですが、全員元気でピンピンしています。ここでは寝たきりとなってしまうようなポイントを紹介します。寝たきりの原因の一つ目は筋力の低下です。若いころは階段を一気に上れたのに、歳をとってからはすぐ息が上がってしまうようになったと嘆いている人がいます。この原因が筋力低下で...老後に寝たきりとピンピンを分けるポイント

  • 老化や動脈硬化などの原因となる慢性炎症

    炎症には赤く腫れて熱を持ち痛むといったイメージがありますが、これはケガをした患部や風邪をひいたときに喉に生じる急性炎症の症状です。これは体に侵入してきた異物に対する一過性の防衛反応です。厄介なのは体内でくすぶり続ける「慢性炎症」で、老化を促進させるとともに、老化の大きな特徴のひとつでもあります。慢性炎症は沈黙の殺し屋といわれるように、自覚症状がほとんどないまま、様々な臓器に機能不全を進行させます。加齢とともに免疫にかかわるタンパク質、炎症性サイトカインが血液中に増えてきます。また高齢者の細胞は、若い人の細胞に比べて炎症性サイトカインを多く作る傾向があるようです。老化に伴う慢性炎症の原因として、免疫の老化、組織の損傷に伴う自然免疫系の活性化が挙げられます。分裂を停止した老化細胞から放出されるSASP(細胞老...老化や動脈硬化などの原因となる慢性炎症

  • タバコの成分ニコチンに発ガン性はないのか

    ニコチンに発ガン性があるのかという議論は昔からありましたが、ニコチンは毒性が強いため投与するとガンになる前に死んでしまうというのが結論のようです。研究者はなんとかニコチンでガンを発生させようとしているはずですが、そういった研究結果は聞いていませんので発ガン性はないといって良いのかもしれません。ここではニコチンと代謝物などの関連化合物についての話を紹介します。ニコチンは植物性アルカロイドの一種で、ナス科の植物に含まれており、タバコもナス科の植物です。アルカロイドとは、進化の過程で植物が昆虫や草食動物など他の生物から食べられないように備えた防御物質です。例えばナス科の青いトマトにはトマチンが、ジャガイモの青い芽にはソラニンが含まれ、どちらも強い細胞毒性を持つアルカロイドです。品種改良されてきたナス、トマト、ピ...タバコの成分ニコチンに発ガン性はないのか

  • 麻雀人気が高くなった定例麻雀

    定例麻雀は第2土曜日に開催することが決まっているのですが、STさんが肺炎で入院していたということで、1週間ずらして開催しました。どうも高齢になるとちょっとしたことで重症化してしまうようです。いつもの雀荘は予約してあったのですが、キャンセルして次週を予約しようとしましたがもう満卓になっていました。雀荘にはもしキャンセルが出たらそこに入れてくれるよう頼んでおきましたが、特に連絡はありませんでした。結局この雀荘集合としましたが、やはり満卓で前回やった3階禁煙で4階が喫煙という雀荘に行きました。ここはかなり安いのですが、サービスが全くありません。生ビールを頼んでも缶ビールのままですし、飲物は各自が自動販売機で買うことになっています。まあ雀卓は最新型ですので、問題なく始めました。最初の局はいつも注意しているのですが...麻雀人気が高くなった定例麻雀

  • 頭頸部ガンの「アルミノックス治療(光免疫療法)」の効果

    ガンの治療法としては、手術、放射線、化学療法が3大療法として実施されています。どうも日本では手術偏重のきらいがありますが、それについては別の項目で取りあげます。この療法に加えて、米国の国立衛生研究所の日本人研究者によって開発されたアルミノックス治療(光免疫療法)が注目されています。現状治療対象は限定されていますが、その効果について述べている報告を紹介します。前述のようにガンの治療法には大きく外科的な手術、抗ガン剤、放射線、免疫療法などがありますが、いずれもガンだけでなく健康な細胞や臓器にも悪影響をおよぼすなどの副作用が出ることが多くなっています。アルミノックス治療が、最初に発表されたのは2011年です。すると翌年には大統領が一般教書演説で言及するなど、新たなガン治療法として注目を集め、健康な細胞をほとんど...頭頸部ガンの「アルミノックス治療(光免疫療法)」の効果

  • 遺伝子組み換えが困難な細菌を改変

    現在は遺伝仕組み換えによって、細菌に有用物質を作らせたりする研究が進んでいます。しかし私が勤務していた会社では、50年以上前から育種によって細菌を改変し物質生産に使っていました。この遺伝子組み換えも難しい細菌がいるようですが、長浜バイオ大学と名古屋大学の研究グループが、この難しい細菌を組み替えやすく改変することに成功したと発表しました。組み換えを困難にするハードルが、細菌が外来のDNAから身を守る防御機構にあることを裏付け成果を導きました。組織や細胞、遺伝子などの生物の部品を組み合わせて生命の機能を設計し、目的の機能を持つ細胞や生物を作り出す「合成生物学」の研究が近年活発となっています。合成生物学を物質生産に利用するのがバイオモノづくりで、化石資源を使わない持続可能な物質生産として、各国で重要な分野と位置...遺伝子組み換えが困難な細菌を改変

  • 人類が行った新種誕生という自然破壊

    先日も蚊の話を取りあげましたが、ここでは人間の行動による新種の誕生という進化の話しです。蚊はかなり嫌われていますが、普段は花の蜜や草の汁などを食べているおとなしい昆虫です。しかし産卵期になり交尾したメスは動物から吸血し、卵を作るための栄養分としてタンパク質などが必要となります。余談ですが蚊の細長い口の中には、6本の針が仕込まれています。外側の2本の針の先端にはギザギザした刃がついており、これで皮膚を切り裂きながら針を差し込んでいきます。次に使うのは管になっている針で、血液が固まらないようにする唾液を注入します。この唾液によってアレルギー反応が起きると、ヒトは痒みを感じます。最後に使うのが中心にある太い針で、先端に開いている穴から血液を吸入します。残りの2本は、皮膚が開いた状態で固定するために使われているよ...人類が行った新種誕生という自然破壊

  • 加熱式タバコはガン細胞を増殖させる

    私は喫煙者ですが、タバコの害といった記事は積極的に取り上げるようにしています。現在は禁煙が大きな流れになっていますので、研究者はタバコの害について積極的に取り組んでいます。実際はタバコ会社以外でも、加熱式タバコの評価などはしているはずですが、結果を取りあげることがないためどんどん減少しているのが実情でしょう。禁煙活動は積極的になっていますが、タバコ税との絡みもあり本当にタバコが減るかというと、かなり疑っています。実はタバコの研究はかなり難しいものとなっています。タバコは燃焼させて煙を吸うものですが、この吸引速度などによって燃焼温度が変わり煙の成分は大きく変わってしまうものです。昔はタバコを直接抽出して成分の性質を調べるなどと言った研究すらあったようです。つまり本当に喫煙によって体内に入る物質を調べているの...加熱式タバコはガン細胞を増殖させる

  • 睡眠中に香りを嗅ぐだけで記憶力が大幅アップ

    このブログでも書いていますが、私は昔から人の顔と名前を覚えるのが苦手でした。顔は出てくるのですが、名前が出てこずに困ったことがよくありました。最近はこれに加えて地名や買うと思っている商品名が出てこなくなっています。こういった物も固有名詞という点では同じですので、固有名詞に関する記憶力が低下しているのかもしれません。最近の研究では、高齢者が毎晩様々な香りに触れることで、記憶力が向上することを発見しました。カルフォルニア大学の神経科学者たちによるこの研究では、60歳から85歳までの43人の成人を対象としました。それぞれの参加者には、寝室に置くための香りのディフューザーが配られました。研究者が用意した様々な液体を入れると、毎晩2時間参加者が眠っている間、寝室全体に香りが広がります。参加者は無作為に2つのグループ...睡眠中に香りを嗅ぐだけで記憶力が大幅アップ

  • 新型コロナワクチンの効果と副反応

    新型コロナワクチンは有料化の話しが出ていますが、私は無料で5回も接種しました。本質的には2回すればそれ以後はあまり意味がないと思っていましたが、なんとなく5回も接種してしまいました。それでも1月の終わりに感染し、間質性肺炎となり10日間も入院しましたので、本当にワクチンの効果があったのかを疑っています。最近日本各地で新型コロナワクチンの副反応についての提訴が相次いでいるようです。ここではワクチンの有害事象の被害はどれくらいなのか、ワクチンのメリットとデメリットについての記事を紹介します。ヒトの身体には、病原体などを排除する免疫反応が備わっています。獲得免疫反応はその機能のひとつですが、ワクチンはこの機能を利用して感染症を予防しようというものです。免疫反応を引き起こすため、病原体を弱毒化させたり、病原体が免...新型コロナワクチンの効果と副反応

  • 精子の数が現代男性は祖父世代の半分以下に

    私は27歳で結婚し、しばらく子供は作らずにということで、30歳の時長男が次の年次男が生まれましたので、子作りには全く問題はありませんでした。男性不妊の原因として、精子形成に必須となる機能を持つ遺伝子を備えているY染色体の減少が原因と考えられていました。しかし最新の研究データからは世界規模で精子数が減少していることが明らかになっています。Y染色体上の遺伝子には、性決定遺伝子の他に精子形成に必須な機能を持つ遺伝子が存在しています。Y染色体上の遺伝子は、男性になることすなわち精巣を作ることを決め、作られた精巣の中で精子をつくるという男性にとってはなくてはならない働きを持つのです。Y染色体上に欠失が起きると、精子形成がうまく進まず無精子症や乏精子症という男性不妊症となることが知られています。しかし2000年代に入...精子の数が現代男性は祖父世代の半分以下に

  • 小惑星リュウグウのはやぶさ2が持ち帰った資料を解析

    宇宙にあまり興味がない私ですが、表面の試料の分析結果は気にしています。まあ有機物で新規化合物があっても、微量すぎて構造決定はできそうにないのですが、なにか面白いものが見つかることを祈っています。海洋開発研究機構などの研究チームが、探査機はやぶさ2が持ち帰った砂状の試料を分析した結果、小惑星リュウグウはかつて水に満ちた天体だったことが分ったと発表しました。太陽系のもっとも外側で誕生した当初は、氷や液体の形で水が豊富に存在し、岩石などが混ざった泥のような状態だったようです。チームによると、リュウグウの試料は一般的な隕石に比べ、水に触れると分解して消失するマロン酸という物質の含有量が極めて少ないものでした。また水と鉱物が接触した際に生じる塩が、多くの試料の表面に白い結晶となって残っていました。試料内部に水が抜け...小惑星リュウグウのはやぶさ2が持ち帰った資料を解析

  • 紅麹問題で注目された「ファンコーニ症候群」とは

    紅麹問題はまだ健康被害者が出ているようですが、まだまだ当分続くような気がしています。紅麹はサプリメントとして販売されていたという事は、おそらく何十万という量が出ているのではないでしょうか。その割には健康被害者が少ないような気がしますが、腎臓などはなかなか自覚症状がありませんので、発見が遅れているのかもしれません。この健康被害として腎臓の尿細管がダメージを受け、体に必要な電解質などを再吸収できなくなる「ファンコーニ症候群」が注目されました。腎臓は腰の上あたりに左右一つずつあるソラマメ形の臓器で、大人の握りこぶしほどの大きさがあります。血液中の老廃物を取り除いて、尿として身体の外に排出するのが主な役割です。内部には毛細血管が球状に集まり、血液をろ過する「糸球体」が約100万個あります。ここで尿のもとになる原尿...紅麹問題で注目された「ファンコーニ症候群」とは

  • 乳幼児の血管炎「川崎病」その気を付けたい症状

    かなり前ですが、私の従妹の孫が2歳くらいの時川崎病になってしまいました。当時はまだ治療法も確立しておらず、かなり苦労したようですが離れた県に行ってしまいその後はよく分かっていません。川崎病は、主に乳幼児の全身の血管に炎症が起こる病気です。日本人医師がこの病気を発見してから57年が過ぎました。主な症状は1.発熱、2.両目の白目の充血、3.唇が赤くなり舌にぶつぶつができる、4.発疹や結核予防ワクチン接種後が赤くなる、5.手足の先が腫れて赤くなる、6.首のリンパ節が腫れる、などとなっています。このうち五つ以上当てはまるか四つ当てはまり心臓の所見があるで診断されます。1歳前後の発症が最多で、4歳以下の患者が9割近くを占めます。何らかの感染症が引き金になっていると指摘されていますが、保育園などで広がることはないと考...乳幼児の血管炎「川崎病」その気を付けたい症状

  • カタツムリはなぜ殻を捨ててナメクジになったのか

    昔は自宅の植木等に小さなカタツムリがいましたが、最近はあまり見かけなくなってしまいました。かみさんは野良ネコ用に餌をやっていますが、この時ナメクジ対策が大変なようです。ナメクジは、カタツムリが殻を捨てて進化した生物といわれています。ナメクジも貝類で、海にいる巻貝、ウミウシ、陸生のカタツムリと同じ仲間でカタツムリとナメクジは約3万種類が確認されています。カタツムリが、自らの殻をなくし、体内に埋め込んだ生物がナメクジという事になります。完全に身体を隠せないほど小さな殻をもった半ナメクジのような生物もいるようです。カタツムリの殻の中には胃、肝臓、肺などの重要な臓器が入っていて、カタツムリの殻をとると死んでしまいます。カタツムリとナメクジは共通の祖先をもっていて、カタツムリが殻を捨てて殻が無くても大丈夫なナメクジ...カタツムリはなぜ殻を捨ててナメクジになったのか

  • 蚊の吸血止める分子を発見

    蚊に刺されやすい人とそうでない人がいるようで、私は昔から刺されにくい体質のようです。子供のころ2歳年上の従妹とよく遊んでいましたが、夏の季節になると自宅によくいたいわゆるやぶ蚊に従妹は出ているところ中刺されていましたが、私はほとんど刺されることがありませんでした。血液型で刺されやすさが変わるという説もあり、最も刺されやすいのがO型で、AB型、B型、刺されにくいのがA型となっています。私はO型ですので、この説には当てはまらないようです。これは今でも続いており、夜のテニスに行くときはかみさんは防虫スプレーで予防していますが、それでも刺されているようです。当然私は何もしていなくても、刺されたことはありません。蚊には人間や動物の皮膚で血を吸う時間が長引くと攻撃される危険があるため、満腹になる前に吸血を止める習性が...蚊の吸血止める分子を発見

  • 東京都知事選挙の結果が出ました

    4年に1度の東京都知事選挙が終わり、現職の小池氏が当選しました。私はこういった選挙が好きで、HNKの都知事選関連ニュースをずっと見ていました。開票速報が始まったとたんに、小池氏の当選確実が発表され若干おもしろさは削がれましたが、まあ予想通りという事かもしれません。今回の都知事選で不思議なことが、56人もの立候補者が出たことです。立候補するためには供託金などそれなりに金がかかるはずですが、どんなメリットがあるのでしょうか。いわゆる泡沫候補なりに何らかの利点があり、これほどの立候補者になったのでしょうがこの理由は是非知りたいところです。また立憲民主党の参議院議員である蓮舫氏が立候補したことで、選挙の面白さが上がってきました。現在は自民党の政治と金の問題が決着しておらず、反自民票が流れることが予想されます。蓮舫...東京都知事選挙の結果が出ました

  • 筆記テストと偏差値は個性をつぶす

    いつ頃からか分かりませんが、何かを評価するときに偏差値という値が重要な意味を持つようになっています。私は実際の意味やどうやって数値化するのか分かりませんが、本来統計学の単語のはずが現在では独り歩きしています。ただ数値として出ていますので、分かりやすいことは確かで、その辺りから頻繁に使われるようになったのかもしれません。さて日本経済の停滞基調を解消するためには、生産性の向上、つまり全体の労働能率を高める働き方を導入する必要があると言えます。個人の生産性を向上させるための一番の根幹は、国民の教育にあります。世界の教育水準と比べて、日本の教育については悲観的な見方が多いようです。第一に日本の受験システムが筆記試験で合否を判定するため、いわゆる偏差値教育が生まれ若者が天から授かった特異な能力を十分に発揮できなくな...筆記テストと偏差値は個性をつぶす

  • 圧倒的な酸度を誇る酢、衝撃の化学的効果

    私が属していた農芸化学科は、微生物を使った発酵がかなり重要位置を占めていました。しかし私はこの微生物の取り扱いがどうも苦手で、やや分野の違う有機化学を専攻しました。日本は遥か昔から発酵文化を築いてきており、ここではそのうちのひとつ「酢」を取りあげます。人類は有史以前から酒を造ってきました。ブドウや穀物から酒を醸して楽しむとともに、よりおいしい酒を造るために膨大な時間と労力を費やしてきましたが、せっかく作った酒がいつの間にか酸っぱくなって飲めなくなることも珍しくなかったはずです。やがて酸っぱくなった酒には食物が腐るのを防ぐ効果があり、調味料としても使えることに気が付きました。食酢は英語でビネガーというが、語源は「酸っぱいワイン」であり、食酢が古くなったワインから生まれたことを示しています。これは酒に含まれる...圧倒的な酸度を誇る酢、衝撃の化学的効果

  • 傷を治す人工タンパク質の販売を目指す

    最近は抗体を始めとする、タンパク質製剤が多数開発されています。この製造方法は抗体などのタンパク質の遺伝子を微生物に組み込み、過剰発現させて生成するという方法で作られています。ここで問題なのは微生物の培養液中には、無数のタンパク質が含まれていますので、如何に目的とするタンパク質を精製するかという事です。最近はこのタンパク質の分離法も進展してはいますが、まだまだコストが掛かり抗体薬などは1回の治療に数百万円もかかる高価な薬となっています。これからもタンパク質医薬は増えそうな気がしていますが、いかに安く精製するかの課題は解決は難しいのかもしれません。京都大学などは糖尿病などが原因で治りにくい傷の治療に効果がある人工タンパク質のスポンジについて来年度中の販売を目指すと発表しました。薬事承認されれば、日本で初めての...傷を治す人工タンパク質の販売を目指す

  • 超加工食品が寿命を縮める可能性

    私は若いころから間食というものをほとんどしたことがありません。私の研究室では、中央のミーティングテーブル上に常に菓子類がおいてあり、夜にはなくなっていたようです。誰が補充しているのかなど気にしたことはありませんが、なかなか良い習慣だったのかもしれません。こうした間食をしないという事で、やせ型体系を維持していたのかもしれません。超加工食品の摂取量が多いと寿命が10%以上縮む可能性があるという研究結果が、米国の学会で発表されました。研究チームは食生活に関する未発表の実態調査に協力した約50万人について、ほぼ30年の追跡調査を行いました。研究チームによると、研究の結果早死にリスクは男性で15%、女性は14%上昇することが分りました。調査対象者が摂取した食品124品目のうち、超加工食品の摂取が多かった上位90%が...超加工食品が寿命を縮める可能性

  • 臓器のための簡単な接着剤を開発

    このブログでも触れていますが、私は接着剤に興味を持っています。これは高分子化学という分野を研究しており、できてくる樹脂に接着剤的な性質をもったものが出てきたためです。接着剤研究はしませんでしたが、勉強してみると非常に奥深く興味をそそられるものでした。さてここでは岡山大学が開発した、外科手術時に臓器同士を簡単に接合したり外したりできる接着剤の話です。これまで臓器を「貼り合わせる」際は主に縫う方法をとっていましたが、高度な技術がなくても迅速に接着できて、大量の水を注げば組織を傷つけることなくはがすことが可能です。実用化すれば手術時間の短縮につながると共に、次世代に向けた体内埋め込み型デバイスの固定や脱着に使うことも可能です。岡山大学の研究グループは、手術の際に臓器同士を貼り合わせたり、視野を確保するために臓器...臓器のための簡単な接着剤を開発

  • 冬眠中のハムスターの爪は伸びなくても綺麗

    このブログでもギターの話は時々書いていますが、学生時代から始めたクラシックギターを今でもたまに弾いています。このための爪の手入れをかなりやっていました。左手は弦を抑えるためギリギリまで短くし、右手は良い音を出すために少し長めになっています。これを長年続けていたため、現在でも右手と左手の爪の長さが少し異なっています。さて爪の話ですが、北海道大学などの研究グループが、冬眠中のシリアンハムスターは爪の伸びが止まる一方、爪自体に異常は生じず綺麗に保たれていることを発見しました。哺乳類の爪は根元にある幹細胞が分裂と分化を繰り返すことで伸びていきます。冬眠の極端な体温変化では細胞分裂が停止するにもかかわらず組織構造を維持する仕組みを調べることで、ヒトの爪の健康にもつながる知見が得られる可能性があるようです。哺乳類の爪...冬眠中のハムスターの爪は伸びなくても綺麗

  • 10年後ほとんどのガンが治癒可能になる

    人間と病気との戦いは、「感染症」が主なものだったようです。これは新型コロナで大騒ぎしたように、一部では現在も続いているのかもしれません。しかし現在は感染症から「ガン」「心疾患」「脳疾患」へと比重を移しつつあるようです。感染症の薬やワクチンを作る技術や体制は進化し、コロナ禍を経てさらに大きく進化を遂げました。感染症で死ぬことが減ったために、これらの病気が新たに人間の命を奪う病気として注目されるようになっています。ガンは年齢を重ねるほど発症率が上がる病気です。日本人の平均寿命は延びていますので、ガンを発症する人が増えるのは必然といえます。国立がん研究センターの推計では、一生涯のうちに何らかのガンになる割合は男性が49%、女性が37%となっています。日本人男性の2人に1人、女性の3人に1人がガンになるといわれて...10年後ほとんどのガンが治癒可能になる

  • ずいぶん遅くなり問題のあった定例麻雀

    予定していた麻雀の日に私が気管支炎になってしまい、すぐに良くなったのですが皆の都合が合わずずいぶん遅くなってしまいました。雀荘を1週間前に予約したのですが、既に満卓となっており予約できなかったのですが、この雀荘集合としました。20分前ぐらいに行くともうH君が来ており、残念ながら満卓という事でした。H君はこの近くに3カ所ほど雀荘を知っているというので、待っているとすぐSKさんもSTさんも見えました。せっかくなので次回の麻雀の日程を決め、それを予約してから雀荘探しをしました。H君以外は喫煙者ですのでタバコが吸えるかが問題ですが、1件目は禁煙という事で止めにしました。次の店はビルの3階と4階が雀荘という大きな店でしたが、4階は喫煙可という事でここでやることにしました。いつものように生ビールを注文すると、何と缶ビ...ずいぶん遅くなり問題のあった定例麻雀

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、ごっとさんのブログさんをフォローしませんか?

ハンドル名
ごっとさんのブログさん
ブログタイトル
ごっとさんのブログ
フォロー
ごっとさんのブログ

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用