~Cside~「だから会いたくないって!!」「キュヒョン~そんな事言うなよ~」「いつも強引で僕の話聞いてくれないし!!」「ダメな所は直すから考え直してくれよぉ」そんなわけで、うちで繰り広げられたキュヒョンとシウォンさんの揉め事は1時間にも及ぶものになったまさかシウォンさんが着いてきちゃうなんて思いもよらなかったけどちゃんと話をした方がいいって思っていたから、まあ、これで良かったのかも散々言い合い、という...
~Cside~『俺も君に出会えて幸せだよ』そう言って微笑む僕の旦那様は世界一優しくて、世界一素敵だと思う2人で手を繋いで歩く夜の道は人影もまばらで、月明かりだけが僕達を照らしていた微笑みあって、目が合えばキスをしていくら夜だからってこんな風にする事はいつもは無いのにもう、堂々としてていいんだってあなたの隣に並んでもいいんだって一生涯のパートナーとして……その夜はまた当然の如く深く求め合った隙間なんてないほ...
~Yside~「………おい、なんで着いてくんだ」「えっ?別にいいじゃん」「はあ!?良くないっての、早く帰れよ!!」「そんな冷たい事言うなよ~お前んちにキュヒョンがいることはわかってんだからさ」 そう言って俺の肩をがっしりと掴むシウォンに溜息をつく出先での打ち合わせで一緒だったし、取引先の人も含めての会食もあったから帰りが同じなのは仕方がない が、酒も入って余計に絡んでくるっていうか、しつこさに度が増してい...
~Sside~「いやぁ、感無量だなぁミノ」「スホさん飲み過ぎじゃないですか?」「何言ってんだよ、今日は祝いだ祝い!!」「そりゃあめでたいに決まってますけど、くうう」そう言ってビールを飲み干す後輩のミノ、そういや以前はチャンミン様に憧れを抱いていたんだったま、あの社長に敵うわけがないんだが(笑)今日は社長をご自宅までお送りしてから室長の計らいで早めに上がらせてもらった特別な日だから残業はないんだそうだ、...
~Cside~「ねえキュヒョン、電話鳴ってるよ?」「ああ、いいのいいの」「でも、メッセージもいっぱい来てるみたいだし」「いいんだってば、ほら、余計なこと言ってるとチャンミンやられちゃうよ?」「えっ?わわ、ああーーーー!!(泣)」「だから言ったじゃん」そう言ってゲラゲラと笑うキュヒョンをチラリと盗み見る呑気にビールなんて飲んじゃって、まったくいい気なもんだよ今日はユノが遅くなるからキュヒョンが遊びに来て...
~Yside~「チャンミン、いい?」「は、はいっ///」仕事を早めに切り上げての2人だけの儀式は、役所の人にまで見守られながらの微笑ましいもので書類は仕上げてきた筈なのに、提出前に何度も見直して不備がないか確かめる君果ては職員にまで質問までし始める始末で(笑)それでも本人が納得するまではと見守っていたけど、オロオロする姿が可愛くて仕方ないとか何年経っても新鮮な気持ちでいられるのは、やはり君ならではこそまっ...
~Yside~「は!?音信不通!?」「そうなんだよ~全然連絡こなくなっちゃったんだよぉ(泣)」そう言って大袈裟に俺の前で項垂れるシウォン、ったく、まだ仕事中だってーの!!あまりのシウォンの落ち込みように周りのみんなもクスクスと笑ってるしまあ、確かにキュヒョンのことは最近稀に見るハマりようだったから、落ちるのも無理はないかもしかし意外にもキュヒョンって小悪魔だったのか、いや、小悪魔といえばうちの奥さんの...
~Cside~『それで書類は出しに行ったの?』「あ、えっと、今日の夕方行く予定なんだ///」『そっか、これで俺も安心したよ』「リウ、あの……」『うん?』「ありがとね、僕……」『うわ、泣くのなし!!父さんによろしく言っといて?また電話するから!!』「ふふ、はい///」慌てて電話を切るリウに思わず笑ってしまった電話越しに泣きそうになってること、何でリウにはバレちゃうんだろうリウが小さい頃はよく背中をよしよしと撫でて...
~Yside~恋人になった途端歯止めが効かなくなるとか、まったく、自分に呆れてしまうよいや、それほど君を欲していたんだと逆に納得もしたんだちょっと気がつくのに時間がかかったけどね二人で熱を放った後、君は逃げるようにバスルームへと行ってしまったから、ちょっぴり残念な気持ちになったま、確かに感じた二人の絆はこれから深めていけばいいか、なんて「…ユノヒョンって積極的だったんだ///」「ん、チャンミニ限定のな」「…...
*R18です♡~Cside~恋人の腕の中で目覚める朝は、穏やかさから一転して極上に甘いものとなる朝の生理現象だから仕方ないけど、大好きな人に触られるなんて……考えただけで眩暈がするのに!!///布一枚を隔てているのに全身痺れたように動けない、そして熱の篭る体……「……んっ…ユノヒョン……あのっ…///」「気持ちいい?」……そんなこと聞かないで欲しい、思わずじわりと涙が浮かんでしまうよ そんな僕の様子に心配そうに覗き込む黒...
~Yside~微睡みの中唇に触れる感覚に夢のような気がして、擦り寄る体を確かめるように抱き寄せた男同士の恋愛なんてどうしていいかわからなかったけれどこうして抱き締めたいと思ったり、キスしたいと思ったり女の子の時となにも変わらないんだな……しばらく君の香りを胸に抱き締めていたけど、これはどうにも落ち着かない……まいったな朝だから仕方ない、俺も男だしまあ……チャンミニもそうなんだが……「……ん」暑かったのかくるりと...
~Cside~「ん、じゃあスキルアップしよう、な?」「ス、スキルアップ?あっ、ああっ///」そのあとのことは、実はよく覚えていない………だってユノってば許してって言っても全然離してくれないし、膝の上で散々焦らされてそれから///もう気持ち良すぎて目の前がチカチカしちゃって、とにかく必死にユノにしがみ付いていたことだけ覚えてる結局……ユノにされてばっかりだったんだよねスキルアップって言ったくせに///大学のカフェでノ...
~Cside~ 『泊まっていきませんか?』自分で言ったくせに居た堪れない………でも今だけはユノヒョンと離れたくなかった!!ああ、恥ずかしくて顔が上げられない、どうしよう、こんなワガママ呆れちゃったかな そーっもユノヒョンを盗み見る、ユノヒョンは手を口元に当てて赤くなっていた「チャンミニ….やばいよ?」「……ユノヒョン?///」ふわりと視界が遮られ僕はユノヒョンの腕の中トクトクと聞こえるのは心臓の音……?ヒョンもドキ...
*R18です♡~Yside~「チャンミン、改めて俺と結婚して欲しい」「………はい///」細い体を抱き上げて向かったのは2人のベッドルームここで毎日愛を確かめ合ってきたが、今夜は何度目かの特別な夜になりそうだ二度目のプロポーズはシャワーを終えてからだって返事の後は直ぐに抱きたくなるに決まってる花束の中に顔を埋める君は薔薇よりも綺麗で、いつだって見惚れてしまうよ「愛してるよチャンミン」「ユノさん、僕もです///」「ん、...
~Yside~『好きだ』俺の言葉に涙をポロポロと零しながら応えてくれる君ただ、愛おしくて腕の中で震える体、濡れる頬を撫でて優しく口付ける一度見開いた瞳はふわりと閉じられ、濡れた睫毛が妖艶に揺れていた ……これ以上はやばいなもう一度腕にしまい込み、ずっと背中を撫でて泣き止むのを待ったふと体を離すと不安げに見上げるバンビアイ「……ヒョン?あの…///」「ん?」「……やっぱり夢みたいで、あの……だから」「だから?」「さ、...
*ちょっとR18です♡~Yside~「………だ、だから…キュヒョンに……そうだんされて、あっ……はっ……ぁあん///」「ふうん、それで?」「そ、それから……あっ……じぶんで……も……色々……んんっ///」「うん?調べたんだ?」「………う、うん……///」今正に俺は尋問の真っ最中、膝の上で甘い声を上げる奥さんの体をさわさわと撫で上げる下半身はしっかりと密着したままだから、お互いのソレは痛いほどに膨らんで擦れる度にピクピクと跳ねる体が堪んない...
~Cside~ユノヒョンに手を引かれ、なぜかタクシーは僕の家へと向かっていた繋がれた手の温もりから伝わるあなたの気持ちにじわりと胸が熱くなる……もしかして、もしかしたら?やっぱり黙ったままで部屋へと入り、そのままポスンとソファへと座らされるそしてユノヒョンは僕の前で跪き、ぎゅっと手を握ってこう言った「……俺の思ってること聞いて」「………ヒョン?」切なそうなアーモンドアイ、こんなに至近距離で見られたら目を逸らす...
~Cside~「チャンミン、改めて俺と結婚して欲しい」「………はい///」ユノさんの言葉に胸がいっぱいで何も言えなくなってしまう僕も大好きですって、心から愛してますって伝えたいのに抱えた花束に顔を埋めて甘い香りを吸い込むと、視線の先にはそれより甘いあなたの顔があって驚いて後ずさる僕の腰を抱えて不適に笑うとかもう……心臓が飛び出してしまいそうだよ///「さて奥さん、俺にもプレゼントをくれないか?」「えっ?///」ユノ...
~Yside~チャンミニを追って店を飛び出したものの何処に行ったのかさっぱりわからない とりあえずと駅へと向かって走り出す暫くして目線の先に現れたのは歩道で揺らめく細い影、背中を丸めてフラフラと歩く姿チャンミニだ、見つけた!!慌てて駆け寄ったのに角を曲がったところで誰かに路地に引きずり込まれるのが見えた……やばい!!反射的に走り出して路地へと滑り込めば腕を掴まれるチャンミニ咄嗟にそいつから引き離すと自分...
~Cside~「何か俺に言いたいことがあるんじゃないか?」不意に抱き寄せられたかと思ったら、グッと顔を覗き込まれて心臓が飛び出してしまいそうになるいくらキュヒョンの事とはいえ、その……ソッチの話をしていたから恥ずかしくて仕方ないのに そしてまさか僕らの夜の営みのことを考えていたとか言えるわけないし面と向かって話す事じゃないと思うんだ、うん///でも……ユノはどう思ってるんだろう僕でちゃんと満足してくれてるのか...
~Cside~『恋人なら付き添ってやればよかったんじゃないの』思いもよらないユノヒョンの言葉とても、ショックだった、悲しくて悲しくて思わず店を飛び出してしまったびっくりするくらい冷たい表情なんで?どうしてそんなに?シウォニヒョンとは何でもないって言ってるのに恋人だなんて……僕が好きなのはユノヒョンなのに!!後から後から涙が溢れてきて俯いたままトボトボと歩道を歩く………と、突然腕を引かれて路地へと引き込まれた...
~Yside~「リウからの連絡はあった?」「あ、はい、まだ機内からですが」「そうか、かなり弾丸だったからね、君は少しは休めたの?」「えっと、はい///」夕食を摂りながらの何気ない会話、普段と変わらないのに何故かこそばゆいのはお互いに意識をしているから?何年経っても変わらない反応に俺の方がドキドキとしてしまう君にはなるべく知られないようにしなきゃ格好がつかないなこうして新鮮な気持ちになれるのは君がそばにいて...
~Tside~僕の秘策はこうだった……『キムさん』でのモデル達の飲み会情報を掴んだ僕すかさず知り合いの女の子達を誘って同じ日に予約を入れたんだ店の予約状況は前からリサーチ済みだったし、その辺のところはミノが協力してくれたからそう!!題して『ヤキモチ妬かせちゃおう大作戦』Miniがチョン課長を好きなことは歴然としているし、僕と課長を見つめる瞳には少し敵意があるあれはきっとヤキモチだと思う飲み会で偶然に鉢合わせ...
~Yside~「え?ソッチの悩み?」「う、うん///」あのままチャンミンを美味しく頂いても良かったけど、飯だって作ってくれてるしキュヒョンの話だって聞かなきゃいけないし飯を食ってシャワーを浴びて、やっとのことで話を聞いてみればまさかの!!「あーマジか、そうなんだ」「ご、ごめんなさい、僕……なかなか言えなくて///」そう言ってしゅんと項垂れてしまううちの奥さん、そうだよな、そりゃあ言いにくいよなそれでなくても恥...
~Yside~……あんなこと言うつもりじゃなかった思いがけず見かけたチャンミニの姿、ただ嬉しくて声をかけようと思った『ミニ~チャンミン~♡』酔っ払ったその男は甘えた声を出してチャンミニの肩にしなだれかかり、ベタベタと体を触りまくっていた……すっげぇイライラした酔ってるとはいえどう考えても下心アリアリじゃないか?なんで拒否らないんだ、まさかそいつのこと好きなのか?チャンミニは店員にタクシーを呼ぶように伝えて、...
~Cside~「ミニィ~チャンミン~なんで振り向いてくんないんだよっ…ひくっ」酔っ払ってしなだれ掛かるシウォニヒョンなんとか押しのけながら立ち上がり、店員に声をかけようと個室のドアを開けた「チャンミン~ひっく」「シウォニヒョン飲み過ぎです!!」「……お前が冷たいからじゃん」「……ぼ、僕には好きな人が居るんです///」「……わかってる、わかってるよ~ひくっ」モデル仲間と飲みに行くといつもこんな感じで、シウォニヒョ...
~Yside~『いい店見つけたんですよ、会社からもすぐだし後から来てくださいね』残業中の俺に届いたテミンからのメッセージ、ご丁寧に店の紹介ページまで貼り付けてある……腹も減ったし行ってみるかそんな軽い気持ちで覗いた居酒屋『キムさん』名前からは想像もできない随分とオシャレな店内で、俺は店員に案内されて奥のボックス席へと向かった「課長!!待ってましたよ~♪」テミンとミノを中心に男女合わせて七人ほどが楽しそうに...
~Cside~夢中でピアノを弾いていたら、いつの間にかすっかり陽は落ちて外は夜の帳に包まれていたいけない、もうユノさんが帰ってくる頃かも僕は慌ててピアノから離れると、ソファに置いたままのスマホを手に取ったコンコンと、ドアをノックする音が響いた同時に現れたのは僕の一番大切な人い、いつの間に帰ってきたんだろう?玄関を開ける音すら聞こえていなかった!!「ただいまチャンミン」「ユノさん!!すいません僕、全然気...
~Cside~……実は最近気になってることがあるユノヒョンとは良い雰囲気っていうか、最近は家にも来るようになって一緒に食べる晩御飯とか、そういうのがとっても幸せで…僕の通う事務所の向かい側、休憩室の窓を見上げればにっこりと笑うユノヒョンの姿……す、少しは期待していいのかな、なんて///でも………いつもユノヒョンの隣には同じ人がいて、そういや最初に遭遇したラーメン屋さんでも一緒だったっけ確か『テミン』って人……なんだ...
~Tside~「なあテミン、恋愛に性別って関係ないと思うか?」突然のチョン課長の言葉に思わずコーヒーを吹きそうになる!!い、一体何を言い出すんだっての!!まあ残業終わりの休憩室、社内に残ってるのはほんの数人で、ここには僕ら二人しかいないけど「課長!!いきなりなんなんですか、びっくりするじゃないですか!!」「…あ?ああ、すまん」「好きになったら性別とか関係ないんじゃないですかね、大切なのは自分の気持ちです...
~Cside~「何かキュヒョンから聞いてないか?その、シウォンのこと」「えっ?///」「この前聞き損ねた話もあるし、もしかして……」「あ、えっと……わ///」「話さないと酷いよ?ん?」キッチンの中でしっかりとホールドされて動けなくなってしまった僕耳元で囁く声はどこまでも甘くて、とても誤魔化せそうにないよどうしたってユノにはバレてしまう///何かいい方法を考えてから話すつもりだったのにいや、夜の生活の方じゃなくて勿論...
~Yside~「ここに来るのは二回目だな」キッチンで料理の準備をしていたチャンミニは、ハッとしてすまなさそうに眉を下げた「……あ、あの時はほんとに、あの…」「ふふ、謝らなくていいよ」「はい…///」野菜を洗いながらのカウンター越しの会話、なんだかまるで恋人みたいじゃないかキッチンに立つチャンミニはブルーのエプロンをして恥ずかしそうに微笑む『お手伝いはいいですからユノヒョンは座っててください』だなんて……まあ、雑...
~Cside~あれからちょくちょくユノヒョンは僕を誘ってくれるようになったLINEでのメッセージのやりとりとか、寝る前にかかってくる短い電話とか全てが僕の心をドキドキとさせて、再会した頃よりずっとユノヒョンのことが好きになって……どんどん欲張りになってしまう今は彼女も居ないみたいだから僕の相手もしてくれるけど、もし、彼女とか出来たらもう…… ………こ、告白した方がいいんだろうか?///いや、小さい頃からずっと憧れて...
~Tside~……どうも様子がおかしい課長の休日出勤なんて珍しくない仕事の鬼と呼ばれるチョン課長だし、残業だってすすんでやるほどの勤勉家っていうか、クソ真面目っていうか…真面目なクセにあの人懐っこい人柄は取引先からも評判が良くて社長のお気に入りってのも聞いてるし、無論女の子にもモテまくってるまあ、本人は無自覚っていうか、何も考えてなさそうだけどなのになのにあの物憂げな様子はなに!?全身から『恋してます』オ...
~Yside~「社長、今日の会食の予定ですが……」「ああ、今日は予定があると断りの電話を入れておいた」「そ、そうですか」「あと、すまないがここの花屋に連絡してくれないか?」「えっ?あ、はい!!」「頼むよスホ」「はいっ!!」バタバタと部屋を出ていくスホに思わず口元が緩むまったくなんであんなに嬉しそうなんだか空港での経緯を知っているからだとは思うがニヤケすぎじゃないのか、いや、それだけ喜んでくれているという...
~Yside~あの日、チャンミニの部屋に行ってから俺の中に不思議な感情が産まれたずっと忘れていた思い出懐かしい幼馴染との再会とても運命的なもののように思えるのはどうしてだろう飲みに行った次の日、なんだか落ち着かなくて会社へと顔を出し、雑用を片付けて休憩室で一服すれば自然と目線は向かいのビルへ……あの状態じゃ昼までは起きないだろう、なんてふとした時に思い浮かぶのはチャンミニの寝顔、そしてあの一言が俺の胸に...
~Yside~「でさ、シウォンが落ち込んじゃっててさ」「えっ?」「いつもあんなに自信満々なのに肩を落として落ち込みまくりでさぁ」「そ、そうなんだ」結局あれからシウォンのことが気になって、仕事終りに話を聞いてきたなんでも最近キュヒョンが冷たいらしい、あんなにラブラブだったのに随分急な話だよチャンミンの親友だし、俺もよく知ってるからそんなに薄情な奴じゃない筈ここはチャンミンに聞いてみようと帰ってすぐに話を...
~Cside~「チャンミニありがとう……」ユノヒョンに家まで送ってもらい、薄れゆく意識の中で聞こえた声そして、髪にキスされた気がした……あれは夢、だった?/////次の日起きたら僕は服のままベッドで寝ていて、ベッド脇にミネラルウォーターと手紙が置いてあった『今度は飲みすぎるなよ』ユノヒョンがここに来たってことは……この写真や恐竜のフィギュアを見られたってことだよね///……やっぱひいた…よね再会して一度目のご飯で酔っ払...
~Yside~ぐったりとしてしまったチャンミン、どうにか家を聞き出してマンションへとタクシーをつけてもらった思ったより近くに住んでるんだ、なんて思いながらマンションへと抱き抱えるように連れて入った……うちの家とは駅を挟んで反対方向だなオートロックを解除して中へと入ると、スッキリと片付いた部屋が目に入る身なりだけじゃなくて部屋まで綺麗なんだ「……ん、ユノヒョンごめんなさい、僕もう…大丈夫……」「何言ってんだ、フ...
~Yside~チャンミニと会えて本当に懐かしかった最初は緊張していた彼も段々と打ち解けて色々と話してくれた眉を下げて片目だけ細めるその仕草は昔のまんまで、胸の奥がポカポカとあったかくなる気がした緊張のせいか少しペースが早いと思っていたら案の定足元がおぼつかない大丈夫と言って別れたもののやはり気になって彼の帰った方向へと足を向けたあんなに綺麗になって目立つのに割と無自覚みたいだ……隙があるっていうか、小悪...
*リウの帰還のその後のお話です^^~Cside~「じゃあ行ってくるよ、君も少しは休みなさい」そう言って触れるだけのキスをすると、ユノさんはスホさんの運転する車で会社へと向かった車の中での濃厚なキスとか、いくらスホさんが運転してるからっていってもミラーには映っているのに ………は、恥ずかしいから本当にやめて欲しい///こういう時のユノさんはちょっぴり意地悪で、本当に困ってしまうああ、リウとミヌを送りに行っただ...
~Cside~ 『いらっしゃいませ』こじんまりしてるけど、感じのいいイタリアンレストラン、店員さんに案内されて窓際の個室に通される……そう、今日はユノヒョンに誘われたんだ/////僕のことを思い出してくれたあの日、ずっとスマホを握りしめていた僕事務所でも珍しい、と色々突っ込まれたけど……夜になってユノヒョンは約束通り連絡をくれた懐かしいと連呼するユノヒョンは、週末にメシでも食いに行こうと僕を誘ってくれたんだ僕は...
~Cside~「えっ?断った?」「……うん」「珍しいなぁ、飲み会大好きなくせに、体の調子でも悪いの?」「いや、そうじゃないんだけどさ…」ぐったりと疲れた顔で大学のカフェに現れたキュヒョン今日は講義も朝からだって言ってたから疲れてるのか、それともやっぱりシウォンさんのことが原因だろうか注文したコーヒーを出しながらチラリと顔を覗き込む、目は虚だし、これは結構やばそうかも……「やっぱり別れようかな……」「ええっ!?...
~Yside~……まさかMiniがチャンミニだったなんて!!本当に思いもよらないことだったでも、あの宝石みたいな瞳から溢れる透明な滴を見た瞬間、記憶がフラッシュバックしたんだ転勤族だった父、一番長くいたあの街で隣に住んでいた泣き虫の幼馴染確か中学の頃に引越してしまったっけユノヒョン コロコロとした体で泣き虫で最初は女の子かと思った 髪だって長めだったし、何より印象的な大きな瞳俺の後をついて回る小さな手が愛お...
*リウの帰還のその後のお話です^^~Yside~………まさかリウがそんな事を言い出すとは思わなかったアメリカに留学して以来何か月ぶりかに会った彼は、一層精悍になって母国へと帰ってきたしかもチャンミンにそっくりな恋人まで連れて(笑)いや、大人への一歩を踏み出したと言うわけか、先々は俺の跡を継ぐ覚悟も出来ているようで驚いた少し会わないうちに子供とはこんなにも………「……ユノさん?」「ああ、何でもないよ」「あの、さ...
~Cside~『チャンミニ?』堪えきれず泣き出してしまった僕を抱きしめながら、ユノヒョンは静かに呟いた「チャンミニなのか?」あなたの顔を見てそうだよって伝えたいのに、溢れてくる涙で滲んで何も見えないコクコクと頷くことしか出来なくて、ユノヒョンは僕をもう一度ぎゅっと抱き締めてからゆっくりと体を離した「随分変わったと思ったけど、泣き顔だけは変わんないな」「……ユ、ユノヒョンッ……」「ふふ、泣き虫ミニーのまんま...
~Yside~昨日のチャンミンは超絶に可愛かった!!いや、毎日可愛いには違いないが、益々可愛くなってるのは気のせいじゃないと思う元々のビジュアルの良さも相まって、華が綻ぶように美しさが増してるっていうか結婚してからは特に!!結局キュヒョンの事は聞けずじまいだったけど、まあそんなに大した事じゃなかったんだろうチャンミンと仲のいい奴には親友であろうと警戒してしまうのは俺の悪い癖出来る事ならチャンミンの笑顔...
*リウの帰還のその後のお話です^^~Cside~「父さん、もうさ、入籍しちゃえば?」「……え?」「……リ、リウ!!何言って!!/////」「どうせチャンミンが俺が大学を出るまでは……なんて言ってんだろ?同性婚を認める法律が施行されたのは二年前だぜ?さっさとしちまえばいいんだよ」そう言ってにっこりと笑ったりリウはミヌの手を引いて出国ゲートへと向かった あまりのことに泣き出してしまった僕をユノさんは黙って抱きしめてい...
~Yside~……ずっとMiniの事が気にかかっていた仕事してる時や友達と会ってる時は忘れているのに、ふとした瞬間に思い出してしまうモヤモヤと悩むのは性に合わないし、今度会えたらハッキリ聞こうと思っていた休憩室でタバコを吸うと目線は自然と向かいの事務所へ俺って結構重症じゃないか?ぼんやり眺めているとタイミング良くMiniが歩道を歩いてくるのが見えるいつものようにこちらを見上げる彼、あ!!今……目、あったよな?よし...
~Cside~結局あの日はバスルームから出た後改めてベッドで襲われて、キュヒョンの話はしないままで眠ってしまったある意味助かった、かな(笑)いつも鈍感なクセにああいうときだけ妙に目が効くっていうか、勘がいいっていうか僕が顔に出過ぎなのかも知れないけど///それにしてもキュヒョンったら突然何を言い出すのかと思ったらアレの事とか!!た、確かにシウォンさんって激しそうなイメージはあるよね、うんでも、僕はユノしか...
~Cside~ユノヒョンに分かって貰えなくて少しは落ち込んだけど、僕は昔の『泣き虫ミニー』じゃない!!こんなことで挫けてたまるか!!ジムで思いっきり汗を流してシャワーを浴びる海外撮影の後は流石に休みを貰ったけど、やっぱり事務所に行かないとユノヒョンには会えないし、ちょっぴり顔を出そうとマンションを出たゆっくりと歩道を歩いて向かいのビルを見上げると、窓に映るスラリとしたシルエットが目に入る……いた///これっ...
~Yside~いくら人気のない校舎だからって、まだ日も暮れないうちにこんな事をしているとか正に晴天の霹靂、エロすぎるシチュエーション!!お互いの熱を握って高めあうと、赤く染まる肌がじわりと汗ばんでちょっと恥ずかしいくらいに興奮しちまって、あっという間に熱を放ってしまった暫くは抱き合って余韻に浸っていたけど、流石にこのままじゃ誰かに見られてしまうかもしれないし慌てて手を拭いて乱れた服を直して、全く何やっ...
~Yside~「ユノのバカバカ、もう知らないっ///」バスルームから出るとプンプンとしながら部屋に篭ってしまったうちの奥さん焦らしプレイがお気に召さなかったのか、いや、おそらくは指を挿れただけでイッてしまった恥ずかしさが爆発したのか(笑) どっちにしても可愛いさしかない、よな最近は前にも増してエロくなった気もするし、反応だってめちゃくちゃにいいだからつい調子に乗って苛めたくなるのは、男の性とも言えるだろう...
~Yside~『……ユノヒョン』そう言って俺のことを見つめる瞳が忘れられない、なんかすげぇ悪いことした気がする休憩室でタバコを吸いながら窓の外を見下ろすと、人の出入りはあるもののMiniと呼ばれた彼は出てこなかったあの大きな宝石みたいな瞳、どこかで…… 「課長~!!!」緊張感のない声でテミンが手を振りながらやってくる、と、ハイテーブルに雑誌を置いてニコニコとしながら俺の顔を見た 「ほらほらっ、こないだの彼ですよ...
*R18です♡~Cside~まさかこんなことになってしまうなんて……!!///いや、僕から言い出したことだから後には引けないし、ましてや二人ともこんなに反応しちゃってるし///布越しに触れたユノのソレは痛いほどに熱を孕んで膨らんでいて僕でそんな風になってくれたのが嬉しくて///「………く、チャンミン……ヤバイって」「……んっ、ユ……ノ……///」「待て待て、そんな風に触ったら……!!」「あっ、ダメ///」ユノの膝の上で凭れかかったまま...
*ちょっとR18です♡~Cside~「一緒にシャワーしようか?」「……お、襲わない?///」「ん、洗うだけだよ」甘い声で囁かれて、洗い物もソコソコにバスルームへと連れて行かれてしまった僕あっという間に服を剥がれて、蕩けるようなキスをされちゃって、抱えられるようにシャワーの中へと洗うだけだなんて嘘ばっかりユノの指は確実に僕の良いところを攻めてきてちっとも肝心な所には触れてくれないチラリと見上げた顔は意地悪そうに微...
~Cside~……やっぱり覚えてなかった少し遅れて入った事務所であっという間に身包み剥がれて衣装へと着替える 自分じゃ絶対買えない値段の高級スーツに身を包み、スタイリストさんにパタパタと何かを塗られてあっという間に撮影は始まった今日は事務所内にあるスタジオでの撮影、横に並ぶシウォニヒョンが心配そうに僕の顔を覗き込む「また元気ないな?いい加減話してみろよ」「つ、疲れてるだけですよ」「まあ、確かにな、空港...
~Yside~「あの、呆れられちゃうかもだし、軽蔑されちゃうかもだし///」顔を真っ赤にして俯いたままポツリポツリと話す話の内容は、ちょっと俺でも予想外のことだった最近のよそよそしさは、俺の事を見るだけで体が熱くなって仕方がなかったからだとか!!でも、この前自分から誘ったくせに怖気付いて泣き出してしまったから、言うに言えなくなって悩んでいたらしいま、すぐに顔や態度に出てしまうのはチャンミンの良いところでも...
~Yside~「で、結局話って何だったの?」「えっ?///」「ほら、キュヒョンとカフェって言ってたじゃん、なんか話あったんじゃないの?」「あ、うん///」晩御飯の片付けを手伝いながらチラリと顔を覗き込むさっきからどうも様子がおかしい……キュヒョンとカフェに行くと連絡があって、それでも俺よりは早く帰って来た筈なのに何も思いつかないからカレーにしたとか、シンドンさんがまた機械を壊しただとか キュヒョンのことには一...
~Yside~出先から会社に戻る途中のことだった地下鉄の駅から歩いていると、コンビニの角を曲がった途端聞こえた叫び声「危ない!!避けてぇーー!!」なんと坂道を下ってきたのは白いスーツケース!!しばしフリーズしたものの持っていた鞄を放り投げ、見事に両手でキャッチした!!そして、坂を駆け下りてきたのはあの日ラーメン屋で俺を見て逃げていった君だった悲壮な顔をして頭を下げる姿をマジマジと見る、やっぱりこんな綺...
~Cside~「ちょ、ユノ!?///」「いいから中入れって、ちょっと話がしたいんだ」「あ……うん///」ドヨンを病院に連れて行って後報告に行ったら、何故か腕を引かれて、別棟にある体育教員室へと連れてこられてしまった………ここってあんまり使ってないって聞いてたから入るの初めてかもいずれは壊す予定の旧校舎、生徒達の教室は全て移動しているから人もまばらだしこんな所に連れてきて何を………?「チ、チョン先生?」「ここではユノ...
~Cside~ガラガラガラガラガラガラガラガラスーツケースを押してガタガタの歩道を歩く僕この辺りは坂が多いから大変なのに、空港から地下鉄で帰ってこいなんて!!この急な坂を上ったところにモデルの事務所があって、僕は一週間の海外撮影を終えて帰国したところなのに迎えにも来てもらえないし、もう1つ仕事が入ってるから事務所へ来いと言われた!!……まったく、なんて人使いが荒いんだあの日……ユノヒョンとラーメン屋で会っ...
~Cside~「で?何なの話って」「いや、他でもないんだけどさ」「なんだよ、勿体つけちゃって」人の事を強引にカフェに連れてきたくせに、もじもじとして要件を言わないから苛々としてしまう早く帰ってご飯の用意もあるのに………「キュヒョンってば!!」「あ、うん、それがさ、チャンミンはどうしてるのかと思って」「へっ?///」「ほらその、夜のさ、営みっていうか、その///」………よ、夜の営み!?///一体何を言い出すつもりなんだ...
~Yside~いったい何だったんだあれは……人の顔見て慌てて逃げ出すとか、いったいどういうことなんだ、初対面なはずなのに………もしかしてどこかで会ったことがある、とか?いやいや、モデルの知り合いなんて一人も居ないし、あんなスタイルのいい奴忘れるはずがない「課長、眉間に縦皺寄ってるし、顔怖いですって!!」「……あ?」テミンに言われてハッと気づく、ついぐるぐると考えて真顔になっていたらしい指で眉間の皺をなぞって大...
~Yside~「え?病院?」「あ、はい!!シム先生が付き添ってくれるって」「なんだ、結構捻っちまったんだな」「はい、戻ったら連絡来るそうです」「そうかわかった、お前は練習に戻れ」「はい!!」練習中に足を挫いたドヨンを保健室に運んだはいいが、どうやら結構やっちまったらしい気にはなるけどここはチャンミンに任せるしかない、よな落ち着かない気持ちで練習に戻ったものの、なんだか落ち着かなくて集中できないいくら生...
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