~Cside~昨日は浴衣を着てみるのは免れたものの、結局そのまま襲われちゃってちょっとだけ、とか言いながらユンホさんはどんどん僕を追い詰めていくから我慢出来なくなっちゃって、その……最後までシてしまったたっぷり愛された体は重怠くて余韻たっぷりだったけど早番もきっちりこなしてから着付けを教えてもらいに行ってきたんだ女の子の浴衣と違うから凄く簡単に見えるけど、緩まない帯の締め方とかコツとか教えてもらってなん...
~Yside~「今準備してる新店、夜カフェにしようと思うんだ」「……夜カフェ?」「ああ、飲み屋もいいけどこういうのもやってみたくてさ、俺の力作、チャンドラに見て欲しくて」強引に連れて来たのはチャンドラに見て欲しかったからいつもは内装もドンへと綿密に打ち合わせして進めていくけど、今回は俺が一からデザインしたから今、一番見て欲しかったから……カフェの中を見渡して瞳をキラキラさせてる君をいつまでも見つめていたい...
*ほんのりR18です♡~Yside~『浴衣はその……当日のお楽しみにとっておきませんか?///』大きな瞳を潤ませての上目遣い、そんな風に言われたら聞かないわけにはいかないなだいたい俺の考えなんてすっかりバレてるってこと明日も早いのがわかっているのに、いつだってがっついちまうのは俺の方で……甘えているのは俺の方かもしれないなのに髪を撫でると擦り寄るお前が愛おしいよ仕方がない、ここはぐっと我慢して当日のお楽しみにする...
~Cside~「なっ!なっ!何すんだーーー!!!!///」「んふ、キス」「!!!!と、友達からって言ったじゃないか!!///」「ふふ、つい、ね?あ、運転手さんここで止めて下さい」 信じられない!!信じられない!!!!車の中で、しかもタクシーの中でキスするとか!!///わあわあと騒ぐ僕を尻目にサラリと支払いを済ませ、車を降りる時もエスコートとか!!僕は女の子じゃないってーーの!!あまりの事に頭に血が上ってクラクラ...
~Cside~「皺になったらまたアイロン当ててくれんだろ?」「……ユ、ユンホさん///」「いいから着てみろよ、な?」そう言って僕の肩に浴衣を掛けてくれたけど、ちょっぴり強引なユンホさんに戸惑ってしまう……なんだろ、優しいのに推しが強いっていうか、有無を言わせずって言うか……視線が熱いっていうか///だってこのままじゃ間違いなく食べられちゃいそうだものダメダメ、やっぱりそれだけは!!浴衣にアイロンとかどうしていいか...
~Yside~「ど、どこ行くんですか!!」「いいからいいから」「なっ!!僕にだって用事があるんだ!!///」「ふうん?なんの用事?誰と?」「………うっ、そ、それはその……///」畳み掛ける俺に言葉を詰まらせる可愛いチャンドラ!!ふふ、約束なんてないくせに、相変わらずわかりやすいっていうか、なんていうか(笑)窓側に座って牽制しているけど、艶々の頬はほんのり赤く染まっているし、チラチラとこちらを伺う瞳は潤んでいるし絶...
~Yside~「ユンホさんおかえりなさい!!見てください!!浴衣貰ってきました!!///」玄関のドアを開けるなりドアから飛び出してくる鈴カステラ仕事終わりにバイト先に寄ろうとしたら、今日はバイトを早く上がれたらしくどうやら商店街のおばちゃんの所で浴衣を受け取ってきたらしい『ユンホさんどうしよう!!浴衣とっても素敵です!!』興奮気味に届いたメッセージに思わず笑ってしまったけどこれは違う意味で興奮してしまう気...
~Cside~「うーん、気持ちいい!!」思い切り手を伸ばして夕焼けの空に大きく背伸びをしてみる定時に上がれたとかいつぶりだろうか、ほんとこんな事珍しい今日は美味しいワインでも買って、ボロネーゼでも作ってみようかなこの前見たレシピ、試してるみるのもいいかも……そんな事を考えながら駅までの道を歩いていると、街灯に凭れる見覚えのあるシルエット!!あ、あれはまさか!!///「よっ!!チャーーンドラ!!」「な、なんで...
~Cside~「………ユ、ユンホさ……も……ダメ///」「ん、我慢すんな、イケよ」「………や……いっしょ……に……///」「!!クソッ……可愛すぎだろ」「………あっ……ああっ!!///」あの後僕はユンホさんにいっぱい揺らされて、そのまま意識を飛ばしてしまった結局浴衣の着付けの動画も最後まで見れずじまいだったし朝起きた時は腰が痛くて起きられないほどで、ユンホさんが朝ごはんを作ってくれたけどパンが焦げちゃって大変だった(笑)そして当然の...
~Yside~「は、もうこんな時間かよ!!「ああ、流石に新店の打ち合わせは時間がかかる」「なんか最近仕事ばっかしてる気がする」「ああ?そりゃお前がいつもサボってるからだ!!」皮肉たっぷりに俺を睨むドンへに大きく溜息をつくそりゃ店の中のことはドンへに任せっきりだから文句は言えないがサボってるってのは語弊がある!!あれからマジで忙しくなって全然自分の時間が取れなくなっちまってこんな時はチャンドラで癒された...
~Yside~「………ユ、ユンホさんっ///」「こら、じっとしろって」「だ、だってせっかく動画見てたのに……あっ///」「ん、また明日な」「………ちょ……あっ///」バタバタと暴れる体を抱えるようにしてベッドルームへと連れて行く真剣に動画を見る姿になんだか妬けちまうとか、まったく俺ってどんだけコイツに夢中なんだそっとベッドに沈めた体は既に熱を持っているくせに、嫌々と首を振るから蕩けるようなキスを沢山してやった「………んっ……...
~Cside~「へえ、社員証に写真ねぇ(笑)で、そいつとはどうなったの?」「べ、別にどうもしないけど///」「そうなんだ、随分仲良くなったみたいじゃん」「だ、誰が!!///」ニヤニヤとするキュヒョンをひと睨みしてジョッキのビールを飲み干す僕今日は仕事終わりにに親友のキュヒョンと久々の飲み会そういや酔っ払って潰れた夜からキュヒョンと飲むのって始めてからもしれない同じマンションだし、ちょくちょく連絡は取ってるし...
~Cside~「だからさ、ここをこうしてさ」「あ、えっと待ってください///」「ここ止めて見てみろよ、よくわかんだろ?」「こ、ここですか?」リビングのテーブルに置いたパソコンの画面を必死に覗き込む僕とユンホさんご飯の後パソコンで浴衣の着付け動画を見てるんだけど、どうもよくわからないなんせ浴衣なんて生まれてこのかた着たこともないし、ユンホさんだってすごく久しぶりだって言ってたしそれに着崩れするって言ってたし...
~Cside~『恋人がダメならせめて友達からでも、ね?』優しく手を握られて、アーモンドの瞳で見つめられてどうすることもできず……僕は、つい頷いてしまった!!///あの日、流されるがままに美味しいものを沢山ご馳走になってそれでも油断しちゃいけないって気を張り詰めていたのに結局何もされずに帰してもらえて………なんだろ、気が抜けたっていうかなんていうかべ、別に何か期待してたわけじゃないけど!!///やけに真剣に見つめる...
~Yside~「ユンホさん、僕浴衣って初めてです!!///」「ああ、俺も久しぶりだよ、着付けもしてくれるらしいから助かるよ」「き、着付け、ですか?///」「ああ、ちゃんと帯を結ばないと着崩れちまうだろ?」「着崩れ……そっか、そうなんだ///」なにやらブツブツと呟いて考えこんでしまう鈴カステラバイト終わりにこうして二人で帰るのも久しぶりな気がする最近はすっかりこっちの生活にも慣れてきて、攫われグセも身を潜めているし...
皆様こんにちは◡̈⃝⋆*このブログの管理人紫苑☆ですいつも私の拙いお話を読んでいただきありがとうございます!!そして温かいコメントも沢山!!本当に感謝しかありません~お話のヒントも頂いたり、やらかしたのをこっそり教えていただいたり←ほんとにほんとにありがとうございます(*´∀`*)ノ。+゚ *。実はもう昨日になってしまったのですが、こちらのブログ開設丸4年を迎えました!!一応めでたい‹‹\(´ω` )/››‹‹\(´ω` )/››そして何か...
~Yside~「またまたご機嫌だな」「ふふん、まあね」「へえ、今日は否定しないんだな、なんだ~新しい鴨でも見つけたのか?」「ばっ!!鴨じゃねえっての!!」「うお、ガチなやつか!!」カウンターでグラスを拭きながら大袈裟に驚いてみせるドンへったく、完全に面白がってやがる(笑)昨日会ったチャンドラにお友達から、なんて言っておいてさて、どうやって早々に墜とそうか、とか考えてる俺って割と最低な奴だと思うこのまま...
~Cside~「チャンミン、お迎えが来たぞ」「あ!!ユンホさん///」「チャンミンお疲れ、遅くなってごめんな」「ううん、全然大丈夫です!!ユンホさんこそお疲れ様です///」カウンターからピョンと飛び降りてユンホさんに駆け寄る僕今日はバイト終わりに迎えに来てくれることになっていたから、仕事が終わってもまだお店で待っていたんだよね駅に着く時間は連絡を貰っていたし、ちょっぴり遅いなって思ってたところだったカウンタ...
~Cside~「ん、美味しい!!」「ふふ、だろー?ここの店長アレンジがうまいんだよ」そう言って目の前で微笑むチャラい奴今日も腹の立つくらいイケメン、なんだよね///忘れてた社員証をもらったらすぐに帰る予定だったのに結局絆されて一緒にご飯を食べているとか!!ああ、僕ってつくづく食べ物に弱いんだ……『時間がないからうちの店の近くに来てくれる?』なんて言っておいてこんな所で油を売っているとか、こんなオーナーで大丈...
~Yside~「は?浴衣、ですか?」「そうなのよ、チャンミン君とユンホさんにどうかと思ってね~ちょっと裾を直せばイケると思うのよ」「は、はあ///」バイト帰りのチャンミンを迎えに行く途中、商店街で突然呼び止められてこんな所で誰かと思えばドンへの店の常連のおばちゃんじゃないかグイグイと腕を引かれて連れていかれたのは服のリフォームをしている店でいきなりメジャーを出して寸法を測り始めたから面食らってしまった!!...
~Yside~「はい、忘れ物」「あ、ありがとうござい、ます///」「んふふ、早く鞄にしまっときなよ、また忘れたら困るだろ?」「………うっ///」俺の言葉に真っ赤になって俯いてしまうチャンドラまったく、可愛すぎて頭から齧り付きたいくらいだよ待ち合わせの場所はうちの店の近くにあるカラオケボックス知り合いのオーナーがやってるから無理を言って1つ部屋を空けてもらったここならいつ呼び出しが来ても大丈夫だし、ゆっくりチャン...
~Cside~「仕方ねえな、連れてってやるか!!」「ほ、本当ですか!?やったーーー!!!!///」そう言って呆れたように僕を見つめるユンホさんはにっこりと笑うまさかこんなにすぐに許してくれるなんて思わなかった!!あんまり嬉しくてつい飛びついちゃって、そのままいっぱいキスされて襲われそうになっちゃったけどせっかくのパスタが冷めちゃうし、そこはなんとか我慢してもらって、どうにか夕食だけは終えることができた僕の...
~Cside~「何お前、また社員証忘れたの?」「あ、えっと、その///」「もう再発行して貰えば?あーでも、始末書書かなきゃいけないか」「………ですよね」先輩の言葉にがっくりと肩を落とす僕、そうなんだよもういっそ再発行してもらう方がいいのかも……あんなに嫌ってる割には次の約束に頷いてしまうとか、一体どうしちゃったんだろ優しい低音で囁く甘い言葉、蕩けるようなキスにドキドキとしてしまうのは……ああ!!ダメダメ!!まっ...
~Yside~「おっ、今日はなんかご馳走だな~」「うふふ、ユンホさんの好きなカルボナーラです、厚切りベーコン入りですよ~あ!!食後にはデザートもあります!!」「へえ、デザートまで?今日なんか記念日だっけ?」「ち、違いますよ~鈴カステラの出血大サービスです!!///」そう言ってパタパタとキッチンへ駆けて行く鈴カステラ後ろからぴょこんと飛び出した耳が赤いのは気のせいじゃない、よなそれにしても出血大サービスだな...
~Yside~『何度もすいません、社員証返してください』そんな電話を貰ったのは俺がメッセージを送った直後だったふふん、そんな悔しそうに言わなくてもいいんじゃない?また会えることを喜んで欲しいくらいなのにいやいや、用心深いバンビには手法を変えなきゃいけないかもグイグイ押すだけが男じゃない、引くところは引いて獲物を手に入れないとでも、流石に仕事に支障が出るのもどうかと思うし、社員証は早く返してあげないとね2...
~Cside~「は、花火大会、ですか?///」「ああ、二駅ほど離れたところなんだけどさ、ポスター貼ってくれって言われてさ」「た、楽しそう!!」「だろー?店でも出さないかって言われたけど色々手間だし、普通に皆で遊びに行くのもいいかって思ってさ」「あ、でも、ユンホさんに聞いてみないと///」「はは、だな、ユノのやつに聞いてみないとな」そう言ってクスクスと肩を揺らすドンへさん、朝一に開店の準備をしているところで声...
~Cside~結局あの後チャラい奴に襲われて……慌てて逃げ帰ってしまった僕!!あれから自己嫌悪に陥りながら、我を忘れるように家中を掃除したもののさ、最後まではシなかった、よね?///『チャンドラ、なんか忘れてないか?』そして、そんなメッセージが届いたのは夜もとっぷりと更けた頃でまたやらかしてしまった………!!(泣)当初の目的は社員証を返してもらう事だったのに、なんでまた忘れてきたりしたんだ!!いや、そもそもあ...
~Yside~『も、もう二度と会いませんから!!』そう言って帰っていった可愛いチャンドラ腕の中であんなに甘い声を上げていたくせに、全くどこまでも素直じゃない抵抗してるようでしてないのはやっぱり気を許してくれているから?そこまで嫌われてるように思えないのは俺の勘違いじゃない、よなだって抱き締めれば身を固くするクセに俺の服ををぎゅっと握っているとか浅く開いた唇にキスをすればうっとりと目を閉じるとか!!あの...
~Cside~「………ちょ!!ユノヒョン!!///」「まだ時間あるだろ?」「なっ!!起こしてくれたんじゃなかったの?///」「しっ、もう黙って?」そう言って不機嫌そうに僕を見下ろすユノヒョンこんな寝起きでシャワーも浴びてないのにさっさと服を剥ぎ取られて全く頭がついていかない…………でも、なんか怒ってる、よね?いや、怒っているというよりは拗ねているかもだってアーモンドの瞳はちょっぴり潤んでいるし、唇だってとんがってる...
~Cside~本当に自分が信じられない……!!まさか他人の手の中で達してしまうなんて!!しかも女の子みたいに胸を弄ばれながら甘い声を上げちゃうとか!!///ベッドの中で呆然とすると僕に優しくキスをするこのチャラい男!!そうだよ、なんで男にやられちゃってんだよまさかまた………僕の貞操が!!(泣)「………うっ」「バカ、泣くなよ」「………だ、だってあんたが!!うっ……」「悪かったよ、でもお前が可愛すぎんのが悪い」「なっ!!...
~Yside~「チャンミナ、起きろって」「………う…ん?」「もう10時過ぎてんぞ、お前昼から撮影だろ?」「………ん……あ…れ?ヒョン……髪伸びた?」そう言って俺の髪を触ろうと手を伸ばすチャンミナなんだ、まだ寝ぼけてんのかよ 最近は別々の活動が多いから滅多にない二人で過ごせる時間だったっていうのにワインで酔っ払ってしまうとか!!しかも『夢の中で会わなきゃいけない人がいるんです』なんて、ふにゃふにゃと言いながら先に眠って...
*ちょっとR18です♡~Yside~「………は、はな……せっ!!///」「そろそろ真打ちだね」「………へっ?……ああっ!!///」後ろから抱え込んで膝の上に乗せればもうこっちのものバタバタと暴れる体をがっしりとホールドし、じんわりと熱を持ったソコをやんわりと包み込むああ、ピクピクと跳ねる体が堪んない口では嫌がってる割には段々と硬くなるソレを、布の上から象るように下から撫で上げる「………あっ……やめ……!!///」「ん、我慢しなくて...
~Cside~「あっ!!チャンミナそこ!!ダメだって!!」「ユノヒョンずるいっ!!ああーーー」ユノヒョンとハンバーガーを食べた後は、そのまま宿舎に戻って2人でゲームをした運良く誰かに見られることもなかったけど、帽子を目深に被って足早に部屋に戻るとゲームの電源をいれて2人でコントローラーを握った そうだ、この頃はよく2人で夜中までゲームしてたっけそしてそのまま眠っちゃって、よくマネージャーに怒られたもんだで...
~Cside~「もう諦めて?ね?」「………やっ……ああっ!!///」 そう言って僕の胸の突起をコリコリと摘むチャラい奴!!男の胸なんて触って何が嬉しいんだって思うのに、そして善がってる僕っていったいどうしちゃったのって思うのに!!自分の口から漏れる甘い声が止められないとか!!///……確かに油断してた個室で2人きりだったとはいえ、飲み始めた頃は普通だったわけだしいや、それ以上に話とか面白くて、しかもビジュアルだって爆...
~Yside~「でさ、そこで連れが転んじゃってさ~」「そ、そうなんだ」「笑っちゃうだろ?」「う、うん///」ハンバーガーを食べながらたわいもない話をする僕達宿舎近くのファーストフード店、平日の昼前とあって人はまばらだし、少し売れてきた僕達にとっては格好の隠れ家、だよね懐かしいな、ここ、なんて思ってヒョンの話に耳を傾ける精悍なのにどこか幼い顔、無造作にかじったハンバーガーをポロポロと零すユノヒョンが可愛くて...
~Yside~「俺、チャンドラのこと好きになっちまったみたい」「へっ!?///」「だからエッチしよっか?」「はっ、はあああああっ!?///」………下心がなかったといえば嘘になるお互いにもっと知りたかったのは事実だし、ゆっくり着実に攻めるつもりだったのに……が、この状況ってどうなの?ほら、世間では上げ膳食わぬわ……なんて言うじゃない?俺の言葉に口をパクパクさせて真っ赤になるチャンドラだからそれが可愛いんだって!!「バ...
~Cside~………最近同じ夢をよく見るいや、同じ夢っていうよりは、夢の中で別の人生を生きているようなリアルなもので起きてもまだその世界にいるような………「チャンミナまた寝てる!!」「………え?」「お前最近寝すぎじゃない?どっか調子でも悪いの?」「あ……えっと、大丈夫、です///」心配そうに僕の顔を覗き込むユノヒョン、明るい髪の色に日に焼けた肌………そっか、また僕は夢の中にいるんだちょうどMIROTICの頃のヒョン、だよね?...
~Cside~「ほら、チャンドラ、靴脱げって」「………んー?」「ったく酔っ払っいめ、抱っこして欲しいのかよ」朦朧とする意識の中で聞こえる声、なんだろ、荒っぽいのに優しくて心がポカポカしてきちゃって………あれ、僕……?ここって………?ふと瞼を開くとそこは見知らぬ天井、いや、なんか見たことある、かも?「お、なんだ、今日は起きたのか?」「………へっ?あっ!!///」「てっきり朝まで寝てると思ったのにさ、水でも飲む?」「………あ/...
~Cside~「で?何なのその余裕?」「へっ?よ、余裕?///」「うん、だって………朝から社長ってばコ課長と打ち合わせで出かけるのにさ」「ああ、べ、別に僕は……///」朝からテミンさんにあまりにじっと見つめられてドギマギとしてしまうだって、まさか僕が社長と付き合ってるなんて言えるわけないし ば、バレてるにしても………テミンさんは知らんぷりを決め込む僕に大きく溜息をつくああ、これ以上詰め寄られたら逃げられない気がするよ...
~Yside~「悪い、ヒチョルさんタクシー呼んでくんない?」「なんだユノ、もう帰るのか?」「ああ、連れが酔っちゃってるからね」「はぁん?酔わせたんじゃねぇの?」「ちげーよ!!」「そうかあ?顔が緩んでんぞ!!」そう言ってクスクスと肩を揺らすヒチョルさん、この店のオーナーであり俺の人生の先輩でもある今日はせっかくの初デートだし、二人っきりでゆっくりしたいからって個室を貸してもらったんだが意外と早くにチャン...
~Yside~「チャンミン大丈夫?」「……ん、も……無理……です///」「逆上せちゃったね、ほら、掴まって?」「………す、すいません///」チャンミンに煽られるままにバスルームで蕩けるようなキスをして、お互いに求め合ったまではよかったが……あまりの反応の良さに夢中になり過ぎてしまった二度目の熱を放った後へなへなとその場に座り込んでしまった君真っ赤な顔で見上げるから慌ててタオルで包んでバスルームを後にしたせっかくの雰囲気...
~Cside~「ん、ちゃんと覚えて?ユノ」「………ユノ?///」「そう、ユノ、忘れんなよ?」「………へ?あ///」長い指が伸びてきたと思ったら、ふわりと抱き寄せられて頬に何かが触れたなんだろ、あったかくて柔らかい………ふわふわとして雲の上にいるみたい、えっと僕、どうしてたっけ……チャラい奴に呼び出されて文句の一つも言ってやるつもりだったのに、なんだか楽しくなっちゃって………もしかして僕酔っちゃってる?「………気持ちいい」「何...
~Cside~『こ、このまま僕をあなたのものにしてください///』思い切って言ってみたものの、恥ずかしくて俯いてしまった僕恐る恐る見上げた先には優しく僕を見つめるアーモンドアイがあってああ、僕はこの瞳に囚われているんだ………無言で抱き寄せられたと思ったら、蕩けるようなキスが降ってくる息もできないほどの口付けに必死で体を捩るのに、とても許してもらえそうもない「………んっ……ユノさ……///」「覚悟はいい?シム・チャンミ...
~Yside~「だーかーら!!なんで僕のことチャンドラって呼ぶんれす?」そう言って気怠げに俺を睨むバンビアイ、シャツの隙間から覗く素肌がやけに色っぽい最初は警戒していたものの、ゲームやパソコンの話に興味を持ったらしく、やたらと饒舌に語り始めたと思ったら酒も進んじまってなんだかすっかり酔っ払っちまってる(笑)なんつーか、危なっかしいやつだ、こんな見ず知らずの男の前で油断するとか人見知りだが慣れると懐いて...
~Yside~『今は君だけだよ、シム・チャンミン』恋人の手を握ってそんな甘いセリフ、まさか自分が言うことになるなんて……だってね、君に嫌われたら生きていけないどう言えばいいのかどうしたら伝わるのか………まるで子供のように君の顔色を伺って、俯いたままの君をそっと抱き寄せる昔のことを言えば君だって同じこときっと誰かと恋をして、キスをして……ああ、そんな事考えるだけで頭がおかしくなってしまいそうだよ俺は、こんなにも...
~Cside~「よく来たね、さあ入って?」「……お、お邪魔します」あのチャラい奴に脅されて、何故かもう一度合う約束をさせられて、とうとうやってきてしまったこの週末指定された店へ入ったはいいが、ここって会員制の高級クラブじゃないの?もしかしてだけどホストだったとか……?それならなんで僕を誘ったりするんだ!!そういう奴は金持ちのマダムとかに声かけるんじゃないのか!!しかも個室とか!!一体どういうつもりなんだよ…...
~Cside~『チャンミン、聞いてほしいんだ』僕を強く抱きしめた後、ぎゅっと手を握って話始めたユノさんその後からの話は僕がこの会社に入る何年も前の話だったユノさんがまだ社長に就任する前の話……当時、前社長の秘書であったコ課長への憧れとか、その当時の自分の状況とか……ちゃんと、ユノさんの口から聞く事が出来てよかったそりゃ勿論聞き辛いことも多々あったけど、でも、ちゃんと話してくれたから僕に嘘はないって言ってく...
~Yside~「で?なんでそんなにご機嫌なんだ?」「いや別に、普通だよ」「そうかあ?いい事あったっぽいけど?」「なんだよそれ、見てわかんのかよ」「そりゃ長い付き合いだからな」そう言って訝しげに俺の顔を覗き込むドンへ、学生来からの親友で仕事のパートナーでもあるうちの親父が持ってた土地を利用して2人でカフェを始めたのが始まりでその後間もなくバーとしても営業するようになった元々飲屋街って土地柄もあり、まあまあ...
~Yside~「………なんで、僕の居場所がわかったんですか?」「ん?裏技を使った」「う、裏技?///」「………会社の携帯持ってたからね、GPS」「あ……!!///」俺の言葉に驚いたように眼を見張る君が可愛くて仕方ないそう、さっきイトゥクに電話して確認して貰ったんだ秘書室は全員に会社の携帯を支給していて、内線がわりに使っているからもしかしてチャンミンが持ち帰っているんじゃないかと思って……「………GPSつけてるなんて知らなかった...
~Cside~『会ってくんないとあの女の子達にこないだのこと喋っちゃうよ?』そう言ってニヤリと笑ったチャラい奴!!信じられない!!信じられない!!一体何が目的なんだよ!!///忘れ物を届けてくれて少しでもいい人だって思った僕が馬鹿だったお陰で受付の女の子達には笑われちゃうし、紹介して欲しいとか散々詰め寄られちゃって……はあ、こっちが聞きたいくらいなのに僕だってどこの誰だかわかってないつーの!!結局は連絡先を...
~Cside~「俺が好きなのは君だけだ」「………嘘!!」「嘘じゃない、君に嘘なんてつけるはずない、こんなに愛してるのに!!」「!!………うっ///」「ほら、おいで?」あんな所を見せつけておいてそんな事言うなんて、本当にあなたって狡いと思う腕を引かれて抱き締められると、胸が潰れそうなくらいに締め付けられるああ、僕はこの人が好きだもうどうしようもないくらいに………「……俺が悪かった、ちゃんと話す」「………」「ああ、もう泣か...
~Yside~「あっ、あなたは!!///」「おっ、チャンドラ~会いたかったよ~」「なっ!!///その名前で呼ぶなっ!!」「きゃーー!!チャンドラだってー!!」「ちょ!!///」慌ててこちらに駆けてきたと思ったら、顔を真っ赤にして怒り出すとかまったくどんだけ可愛いんだよ(笑)流石に社員証がうちにあるのはマズイと思って持ってきてやったけどこんなに反応されると楽しくて仕方ないそれにそんな風に睨まれるとゾクゾクしちまう...
~Yside~「チャンミン!!探したよ!!」「………え?ユノ……さん?///」誰もいない公園で一人佇むチャンミンの姿を見たときは息が止まるかと思った………無事で良かった!!そう思って慌てて駆け寄ったのに、君は両手で顔を覆って座り込んでしまう今すぐこの腕に飛び込んで欲しいのに!!「チャンミン?」「ユノ、さん……どうして、ここに?」「ん?探しに来たんだ、さあ帰ろう」「ダ、ダメです、だって!!///」そう言って見上げる瞳か...
~Cside~「あ……れ?」「どうしたチャンミン」「いや、社員証忘れてきたみたいで」「なんだ、お前らしくもない、珍しいな」 朝っぱらから先輩に小突かれて苦笑いする僕、まさか社員証を忘れてくるなんてでも、おかしいな………社員証なんてずっと通勤の鞄に入れてあるのに、忘れてくること自体があり得ない!!今までだってこんなこと一度もなかったのに帰ったら探さないと、まさかどこかに落としたんじゃ………もやもやとした気持ち...
~Cside~夜の公園で1人でメソメソしちゃうとか、本当に僕って情けない考えれば考えるほど悲しいことしか思い浮かばなくて………堪えても涙が勝手に溢れてしまうよこのままここにいたって埒があかないし、そろそろ家に帰ろうかと思っていたところだった車のヘッドライトがちらりと見えて、公園の道の横に止まったこんな時間にここに来るのはカップルとかに違いない溶けてしまったアイスクリーム、このまま持って帰っても仕方ないけど...
~Yside~「ふうん、シム・チャンミンね」それに気が付いたのは奴が帰ってから丸一日過ぎた後だったベッドの下に落ちていた見覚えのないカードケース、中には社員証らしきものが入っている……これ、無いと困るんじゃねぇの?そう思ったものの当人の連絡先はおろか、名前だって今知ったとこだし会社に届けてやれってことか?そりゃもう一度会いたいとは思っていたけど、これって所謂運命ってやつ?タバコをふかして社員証の写真をじ...
~Yside~「チャンミン!!」目があった途端に走り出してしまった君、ああ、なんてタイミングが悪いんだろう君に対して嘘なんて一つもないのに……呆然と立ち尽す俺にクスリと笑うコ課長、まさかチャンミンがいるのをわかっていて……?「コ課長」「………追いかけないんですか?」「いや、君を帰すのが先だ」「………社長、私」「申し訳ないが話している暇はない、君の気持ちは嬉しいが……」「……わかりました、ではまた改めて」そう言って寂...
~Cside~「チャンミンどこ行ってたの!?ほんと心配したんだよ!!」「あ、えっと……キュヒョン、もう少しボリューム落として……」「何がボリュームだよ!!どれだけ心配したと思ってんの!!」腕を組んでじっと睨みつけるキュヒョンに溜息をつく、まったく、そんなに怒らなくても……朝家に帰ってシャワーを浴びて、やっとスッキリしたところに同じマンションに住む親友のキュヒョンが訪ねてきてこってりと叱られただって仕方ないよ...
~Cside~「チャンミン!!」遠くから僕を呼ぶ声が聞こえたけど、この状況で立ち止まることなんて出来るわけない!!僕はとにかくその場から離れたくて一目散に走り出した走って走って、辿り着いたのは川沿いにある公園、入り口付近のベンチに座って乱れた息を整える僕、もしかしてフラれちゃったのかな?今日家においでって言ったのはユノさんの方なのに………まさか僕に見せつけるために呼んだの?呆然としてそんなことを考えると、...
~Yside~「痛って……クソッ、なんてお転婆だよ」朝から人にヘッドロックかまして、おまけに肘鉄までして帰りやがって!!……まったく、面白え昨日会ったばかりのあいつ、なんでも彼女にフラれたとかフラれてないとかいつものバーで偶々隣になっただけだったのになんだろう、綺麗な横顔に流れるような首筋伏せた瞼を覆う長い睫毛が濡れていて……『僕、モテないんれすよね!!お兄さんカッコイイからモテますよね!!ううっ』なんで漫...
~Cside~急ぎ足でユノさんのマンションへと向かう僕、さっき送ったメッセージはまだ未読のままだったしやっぱりそんなすぐには帰れない、よね……先に家に帰ってお風呂とか沸かしておこう、シャワーを浴びたらきっとアイスを食べるって言うだろうし そういうとこほんと子供みたい、なんだよねそんな呑気な事を考えながらタクシーを降りると、目に飛び込んできたのはエントランス前で抱き合うカップルの姿………え……あれって……?そのま...
~Cside~信じられない!!信じられない!!!!何あれ!?何なのあいつ!!///ロン毛?チャラ男?キラキラのアーモンドの瞳!?あーーーもう!!腹が立つ!!裸の僕を抱きしめたり、あろうことかキスしたりとか!!いや、ほんと意味わかんないヘッドロックをかまして部屋を後にしたものの、昨日の記憶が一切ないとか……僕って本当にやっちゃった、のかな?(泣)二十数年生きてきて男にやられちゃうなんて……いや、やられたんだよね...
~Yside~「やはり、帰ってしまわれるの?」「……コ課長、飲み過ぎです」「そう、私は酔ってます、ずっと……ね」車のシートに凭れて物憂げに溜息をつくコ課長、まさか酔ったふりだったとは……宴もたけなわとなった頃、フラフラとする彼女を連れて店を出たのは少し前の事だった後部座席に乗り込むと、途端に悪戯っぽく笑う彼女いや、昔はこんな風に振り回されるのを楽しんでいた気がする俺の方が変わってしまったのか……家を尋ねると俺...
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