~Cside~………今のはいったいなんだったんだろう暗い照明の中ハットを被った男性が静かに動き出すと、それに合わせるようにドラムの音だけが響いてここって生演奏じゃなかったよね、なんて考えてる間もなく流れるようなその動きに魅了されてしまったそのダンスは有名な外国アーティストのものだったけれど、その人とは違う何か………『いいぞユノ!!』『キャー!!もっと踊ってー!!』オープニングの静かさとは違う激しさ、音楽に合...
~Cside~「うっ、いたた///」「なんだよチャンミン、腰痛なの?」「いや、えっと、あの///」「あー!!そういう事か!!ユンホさん激しそうだもんな~」「ちょっ!!キュヒョン!!///」そう言って僕をマジマジと見つめるキュヒョン、腕なんて組んじゃってうんうんと頷いてるしそ、そんなにハッキリ言わなくても!!///明日が大学だってわかってる筈なのに、最近のユノはそんなことは御構い無しに僕に触れてきて一番酷いのは少し...
~Cside~「いやぁ、チャンミンさんって結構呑める口だったんですね~」「ん、そうでもないよ、ただビールが好きなだけなんだ」「クールな顔してなんだかイメージと違うな、きっと仲良くなれますよ、僕達!!」そう言ってグイグイと迫ってくるミノ、同じ部署に配属になって知り合った後輩だけど人懐っこい笑顔が爽やかなイケメン君、なんだよねビールやゲームの話も合いそうだし、人見知りの僕にもしっかり話しかけてくれるし一緒...
~Yside~『ユ、ユノのバカ!!立てなくなっちゃうじゃない!!///』昨日の夜キッチンで襲っちまって、最初はいたずらのつもりだったのに結局は最後までシちまってチャンミンを随分と怒らせてしまった……でも、シンクに手を突かせて後ろからとか、ある意味男のロマンじゃねぇか!!乱れたエプロンにはだけたセーターがエロすぎて、ああ、思い出すだけでも体の芯が熱くなる……最近本当に艶っぽくなっちゃって、益々心配なっちまうよこ...
~Cside~「じゃあ新人君達を歓迎して乾杯!!」「「「カンパーーーイ!!」」」ド派手な照明とガンガンに音楽の流れる中、所謂VIPルームで乾杯するスーツ姿の僕達なんでもヒチョルさんはここのオーナーと知り合いらしく、特別に使わせて貰えたんだとかま、そうでもなけりゃ一介のサラリーマンがこんな高級そうなクラブに通い詰めるワケないか……とりあえずはシャンパンで、なんていかにも高級そうなグラスで乾杯したもののやっぱり...
~Cside~「なあ、今日もダメなの?」「ダ、ダメです///」「じゃあ明日は?」「だ、だから週末まで……///」「ん、無理!!」「ユ、ユノッ!!///」キッチンで洗い物の途中、ちょっかいをかけてくるユノを思い切り睨み返す全く、最近いつもこんな風で困っちゃう///ユンホさん……ユノと1つになってから2人共が嬉しくて幸せでそりゃ最初は凄く痛かったけど………その、最近は僕の良いところばかり攻めてくるから開発されたっていうか///い...
~Cside~「え?クラブで、ですか?」「ああ、新人歓迎会も兼ねての飲み会なんだけどさ、シムも行くだろ?」「あ、えっと……僕は……」「よし決まり!!つか、強制参加みたいなもんだ!!」「えっ?ち、ちょっと!!ヒチョルさん!!///」「ドタキャンすんなよー!!」そう言って僕の背中をバシバシと叩くヒチョルさん、うちの部署の主任であり直属の上司なわけだけど…… 人の話を聞いてくれないのがたまにキズ、だよね僕の名前はシム...
~Yside~『ユノ、あの……いってらっしゃい///』そう言って玄関から見送ってくれるうちの可愛い奥さん、そう、やっと俺達は1つになる事が出来た!!………考えたら長かった何も知らない子供のうちから付き合って、それから少しずつ愛を深めあって結婚してからわかった事だが、チャンミンはとても感じやすい体のようでああ、可愛くてエロいとか!!最高の嫁じゃないか!!///「……チーフ、何やってんです?」「おわっ!!テ、テミン!!...
~Cside~「なんだチャンミン、おかしな歩き方だな~」「そ、そうですか?普通です、よ?///」「大方ユノに襲われたんだろ?わっかりやすいな~お前ら!!」「ド、ドンヘさん!!///」そう言ってクスクスと肩を揺らすドンヘさんを軽く睨み返す確かにユンホさんに襲われてこうなっちゃったけど、知らんぷりしてくれればいいのに本当に嫌になっちゃう///ユンホさんに愛された次の日は、僕の缶詰からは幸せの鈴カステラがポコポコと生...
~Cside~「い、いたた……」「バカ、起きなくていいって」「で、でも……朝ご飯が、いたた///」「そんなの俺が作ってやるよ、だから休んでろって」「………ユノ///」起き上がろうとした僕に甘いキスを落として、ゆっくりと寝かせてくれる優しい旦那様そう、昨日僕はユノと最後まで………その、シたんだよね///最初はどうなることかと思ったけど、僕のソコをゆっくりと解してくれたからちゃんと1つになる事が出来た……///だってね、ぼんやり...
*R18です♡~Yside~「………ん、ユンホさん///」「全部入ったぞ、痛いか?」「だ、大丈夫、です///」「動くぞ、しっかり掴まっとけよ」「……は、い……あっ///」必死に伸ばそうとする手を絡めとり、細い腰をグッと引き寄せるああ、本当に無事で良かった……俺を煽るような事を言うくせに、いざとなると頬を染めて恥ずかしそうに視線を逸らすとかまったく、堪んないな……知らない奴に触れられただけでも嫉妬で狂いそうになるのに増してや服...
*R18です♡~Yside~「………ふっ、あ……///」「そう、もっと力抜いて?」「……んっ……む…り………あっ///」「……ん?痛い?」「だ、だいじょぶ……です///」額に汗を浮かべながらふわりと微笑むバンビアイ、苦しげに肩を揺らすくせに体の中心からはとろりと蜜を垂らして………どうしよう、エロ過ぎる!!チャンミンのソコは狭すぎてまだ指を一本咥え込んだままピクピクと痙攣しているあの場所さえわかれば………!!「………ユノ?///」「ん、どうした...
~Cside~『…………シタイ、です///』……僕からこんな事言うとか初めてかもしれないだって普段はユンホさんに襲われることばかりな気がするもの///いつだって求められるままの僕じゃない、今日はしっかりとあなたを感じていたいなのに僕の言葉に暫く黙ってしまったユンホさん、どうしよう、呆れちゃったのかな……?恐る恐る顔を上げると凄い勢いで抱き上げられて、あっという間にベッドに沈められて蕩けるようなキスが降ってくる「………ん...
おはようございます、紫苑☆です( ˃ ⌑︎ ˂ )すみませんが朝のお話の更新時間の変更をします!!夜にはアップ出来ると思うので^^;お待ちいただいている皆さんには大変申し訳ありません(꒦ິ⌑꒦ີ)←え?待ってない?←いやん、待っといてね←ではでは仕事行きます((((((((((っ・ω・)っ ブーン...
~Yside~「大丈夫か?疲れただろ」「だ、大丈夫、です///」「どこも触られてないだろうな?」「あ、えっと……上に乗っかられて……あっ///」「消毒しないと、な?」やっと警察から解放されて、一応病院にまで連れて行って家に帰ったのはとっくに日付の変わる頃だった……シャワーを浴びてくったりとした鈴カステラ、ほんのり赤く染まった肌がやけに艶っぽいでも、本当に無事で良かった………!!腕の中でぎゅっとしがみつく丸い後頭部、怖...
~Cside~『そうだな、チャンミンが食べたい』そんなセリフ本当に狡い……!!///あんなにかっこいい姿を見せられて、その後キスしただけで崩れ落ちそうになっちゃってどうしよう、体の芯が熱くて堪らない///「飯は何か買って帰ろう」「は、はい///」「大丈夫?」「……へっ?///」「エロい顔してる」「!!!!///」そう言って僕の手を引くユノはいつにも増して早足で、ちょっぴり焦ってるみたいで笑ってしまったああ、求めているのは...
~Cside~「そ、そんな格好で置いておくんですか?」「ふふ、なかなかいい眺めだろ?」「まあな、でも、一発殴ってやりたかったけどな」「ユ、ユンホさんっ///」「そこはグッと堪えてくれたまえ、ベイビーのためにもね」そう言ってパチンとウインクをするイェソンさん、本当に助けて貰えて良かった……パクさんに二度目に乗っかられた時にはもうダメだって思ったけどまさかのタイミングでユンホさんとイェソンさんが来てくれたから//...
~Yside~「なんだよ、二次会行かねえの?」「ああ、今日はチャンミンも疲れてるし帰るよ」「そうかあ、残念だなぁ、キュヒョン君は行くよな?」「えっ?いや、あの…」「キュヒョン行ってこいよ、ご馳走してくれるってさ!!」「決まり決まり!!さあ行くぞ~」バーベキューの片付けが終わるとホッと息をつく、こういうのって人数が多いと早く終わるから本当に助かるシウォンを中心に二次会に行くって話になってたけど、俺達は先に...
~Yside~『…………はっ?ぐえっ!!』そんな不思議な声を上げて吹っ飛んでいったその男!!紛れもなく防犯カメラに映っていたやつ!!呆然とするチャンミンをそっと毛布で包んで抱きしめる、ああ、頬に出来た擦り傷が痛々しいよ「ユ、ユンホさ……グスッ///」「ごめんな、遅くなっちまって」「………うっ……グスッ……怖かっ……グスッ///」 そう言って腕の中で泣きじゃくる鈴カステラをぎゅっと抱き締めるああ、こんなに服まで破られちまって…...
~Cside~『か、かっこよすぎて狡い、です!!///』なんだかもう堪らなかった………好きが溢れちゃって、気持ちの行き場がなくなっちゃってこういうのって惚れ直したって言うのかもしれない「……すげー殺し文句」「………え?///」思わず抱きついてしまったけど、よく考えたらここは外な訳で、人気が無いとはいえ誰が来るかわかんないのにぼ、僕ってば!!/// 慌てて離れようとする僕を引き寄せる逞しい腕、ああ、このまま身を任せてしま...
~Cside~「やだっ!!離してっ!!」「くふふ、チャンミンさん泣き顔も可愛いですねぇ」「いやあっ!!触らないでっ……グスッ」馬乗りになるパクさんからどうにか逃れようとバタバタと足を動かした苺で僕を釣るなんて本当に酷い!!苺を好きな人に変な人は居ないって思っていたのに、まさか変態さんだなんて……!!もがく僕の服を掴んでバリバリと破るパクさん、ああ、バイトのシャツをこんなにしちゃうなんてドンヘさんごめんなさ...
~Yside~「ユンホさんダンス出来るなんて凄い!!」「ふふ、ちょっとは見直したかキュヒョン」「いやいや、ずーっと見直してますよ~ね、チャンミン!!」「……へっ?あ……うん///」ダンスが終わって席に戻ると、早速シウォンがチャンミンに触ろうとしていて本当に焦ったったく、油断も隙もない奴だ!!シウォンから遠ざけるように隣に割り込むと、当のチャンミンは顔を真っ赤にして視線を逸らしてしまった「どうしたのさっきからボ...
~Yside~「一応警察にも届けておいたよ」「ありがとう、ドンヘ」「いや、俺のせいみたいなもんだしな、本当に申し訳ない!!」そう言って俺に平謝りするドンへ、何もお前のせいじゃないのにとはいえ手がかりは防犯カメラに残された大学生風の男の姿のみスマホの位置情報も切られているみたいだし八方塞がり、だなああ、こんな時にあの人がいれば………「マスター、アメリカーノ1つ」「え?はい!!あ、あれ?」店内のカウンターにゆ...
~Cside~………息が、止まるかと思った何となくだけどユノがダンスをしていたのは知っていたドンヘさんからチラッと聞いたこともあったし、昔の写真で見たこともあったし僕に言わないのは何か理由があるからだと思うから、自分から聞くことはしなかったけどこんなに………!!///「チャンミン、チャンミン!!」「……あ?へっ?///」「チャンミン見惚れすぎだって(笑)」「あ、えっと///」「てか、ユンホさんあんなに踊れるんだね!!凄...
~Cside~「………ん、あ……れ?」重い瞼を擦って目を開けると見たことのない天井、ここって……?確かパクさんの家にお邪魔して、ストロベリーティーをいただいて……それから?起き上がろうとするのに何故だか体が言うことを聞いてくれない必死に周りを見渡すと僕はベッドに寝かされていて………シャリン聞きなれない音にどうにか起き上がり、違和感のある足を見てみるすると僕の足首には映画で見たような足枷がつけられていた!!「なっ、...
~Yside~実はチャンミンにはずっと言ってなかった事があった昔諦めてしまった夢、いや、今でも焦がれているには違いないが……芝生の上ですうと息を吸うと、見上げた先にはキョトンとしたうちの奥さんの姿バーベキューの余興の一つになんて、軽い気持ちで言ったものの性格上手を抜くなんて有り得ないから司会のヤツに軽く目配せをして派手な音楽が流れ始めるそして俺は音楽に合わせてステップを踏み始めた!!「ユノーーーカッケー...
~Yside~「で、どこ行ったかわかんねぇのか!?」「ああ、近くの100均に行くって言ったっきり、近くだから油断しちまって、すまん!!」「いや、ここから見えてるとこだしな、とりあえずそこで聞いてみるか」「ああ、さっきも聞きにいったんだがな、確かに店にはいたみたいなんだが……」そう言ってがっくりと項垂れるドンヘの肩をポンポンと叩く……何もドンヘだけのせいじゃないまさかこんな近くで居なくなるとか、きっと本人だって...
~Cside~「やあキュヒョン、よく来たね」「こんにちはユンホさん、今日は呼んでいただいてありがとうございます」「なんだなんだ~?やけに殊勝だなぁ、またなんか企んでないか?」「ちょ……ユ、ユンホさん///」「こら」「あ!!……ユ、ユノ///」そんな僕とユノの会話に目を丸くするキュヒョン、向かい側に座ったシウォンさんもクスクスと笑っているし………本当に恥ずかしい///テミンさんも戻ってきたから皆んなで改めて乾杯をして、...
~Cside~「えっと、パクさんまだですか?」「うん、もうすぐそこですよ」「そ、そうですか……」鈴カステラ特設コーナーの設置の途中で、足りないものが出てきて近くの100均までやってきた僕そこでこの前ラップスで知り合った大学生さんのパクさんに呼び止められて『実は家に苺が大量にあるんですよ、貰ってくれませんか?』なんて言われて、言われるがままに着いて来ちゃったけど………これってあんまり良くないんじゃない、かなすぐ...
~Yside~『おっ、チャンミンは優しいねぇ、旦那とはえらい違いだ!!』そう言ってニヤニヤとするシウォンを思い切り睨み返すったく、人の嫁をそんなにジロジロ見るんじゃねぇよ!!思ったより強い力で肩を抱いたもんだから、驚いたチャンミンが不安そうに俺を見上げるああ、そんな顔をさせたいわけじゃないのに……「ユ、ユノ……あの///」「ん、怒ってないから、腹減ったろ?冷めちまったけど食べよう、な?」「は、はいっ!!///」...
~Yside~「おつかれ!!先に帰るわ」「あれ?ユノさん早いですね」「おう、今日は用事があんだ」「おおー?デートですか?いいなぁ、お疲れ様です!!」ニヤニヤとする後輩達を軽くかわして早足で会社を後にするまったく、定時ちょうどで上がれると思っていたのに!!ギリになってややこしい仕事持ってきやがって!!ブツクサ言っても仕方がないから、一通り終わらせて電車に飛び乗ったものの そういやスマホも見てなかった、な...
~Cside~『バカ、ユノだろ?』そう言って僕を軽く睨むユンホさんは超絶にかっこいい///つい、ユンホさん、って呼んじゃうんだよねだって出会った時からずっとそう呼んできたし、ずっと憧れて告白されて嬉しくて……「おいおい、俺は置いてけぼりか?」「……へっ?///」「ったく、お前は距離が近いんだよ!!うちの嫁に触るんじゃねぇよ!!」「なんだよ、嫉妬深い旦那は嫌われるぞ~?」 「るせっ!!」見つめ合う僕達の間に入り込む...
~Cside~「やっぱりちょっと足りねぇな」「ですよね、買ってきますか?」「うーん、その方が良さそうだな」「あ、じゃあ僕行ってきます!!」「おお、気をつけて行けよ」「やだドンヘさん、すぐそこですよ?」今日はいよいよ店内に鈴カステラ特設コーナーを設置する当日前日までに買い足しておいた飾りを棚に並べたり、商品を用意したりシンプルな棚を春らしくピンクのマスキングテープでデコっていたのに、ちょっとだけ足りなく...
~Yside~肉が一通り焼けたからチャンミンに持って行ってやろうとコンロを離れたところだったふと視界に飛び込んできたのはスラリとした長身のシルエット躙り寄るそいつにじわじわと追い詰められるうちの奥さん!!………あれってまさか!!「おい!!何やってる!?」 「おわっ!!」「ユンホさん!!///」思わず掴んだ肩をグイと押しのけた、そして不意を突かれたのか芝生の上にゴロリと転がるチェ・シウォン!!「シウォン、お前!...
~Yside~「うわ、こんなに沢山の鈴カステラ!!頂いていいんですか?」「ああ、食べてやってくれ、家にいっぱいあるからさ」「ありがとうございます!!」昨日たっぷりと愛してやったから、チャンミンの缶詰からは鈴カステラが溢れかえっていてとても食べ切れそうにないから会社の差し入れにと家から持ってきたんだ中には苺味の鈴カステラも混じってて、気持ち次第で変わるとか、一体どういう配分なんだか(笑)朝はくったりとし...
~Cside~「これくらいでいいかな?」「いいんじゃない?うまいもんだ」「あ、ありがとうございます///」ようやく持ち寄りの料理の盛り付けを終えた僕、突然現れたシウォンさんに戸惑っちゃったけどいっぱい手伝ってくれたし、本当は良い人なのかもやたらと距離が近いのも気になるけど、ユンホさんの会社の人なワケだしあんまり邪険にするのもどうかと思うし……お肉を焼くユンホさんをチラチラと覗き見るけど、なんだか火がボウボウ...
~Cside~「大丈夫か?無理させたな」「……ん、大丈夫、です///」くったりとした僕を抱き締めてくれるユンホさんの優しい腕、昨日の夜とは別人のように思えるほど穏やかな表情で……せっかくラッピングのお店に行ったから色々見て欲しかったのに、説明の途中で襲われちゃって……本当に強引、なんだよね///結局はいっぱい揺らされて、そのまま眠ってしまったから散らかしたまんまでせっかく見せようと思ったのに、いつもこうなっちゃう/...
~Yside~「ユノさんこっちの肉どうします?」「ああ、焼いちまうか、これ、先に来てる奴らに持って行ってやってくれよ」「了解です、いやあ、助かります~テミンさんばどっか行っちゃって」「お前も苦労するな、カイ」「はは、慣れてますよ」そう言って照れ笑いする新人のカイ、こういうイベントの時は走り回らなきゃいけないから大変、だよな網の上でじゅうじゅうと音を立てる肉を皿に盛りながら黙々と次の肉を焼いていくったく...
~Yside~「で、どうだったんだ、ラッピングの店は?」「あ、はい!!これ見てください、凄く可愛いでしょう?」「おお、苺がいっぱいだな」「はいっ!!ユンホさんの好きな苺です///」そう言って満面の笑みでガサゴソとラッピングの素材を広げる鈴カステラ全く、可愛いしかない、よな出先で無事に家に帰ったとメッセージを受け取った時は本当にホッとした『お前は過保護過ぎるんだよ!!』なんて、ドンヘの言う通り心配し過ぎだっ...
~Cside~「やあ、君がチャンミンだね」「……へっ?///あの?」「ユノから噂は聞いてるよ~写真よりずっと美人だなぁ」そう言って僕をマジマジと見つめるイケメンさんユンホさん……いや、ユノはお肉を焼く準備をしに行っちゃったから、僕は一人でせっせとお料理を盛り付けていたわけだけど ………誰?///さっきまでいたテミンさんもどこかへ行ってしまったし、どうしよう………キョトンとする僕に照れ臭そうに笑うその人はポリポリと頭を掻...
~Yside~「あ、チーフ!!こっちですよ~」「おーテミン、言われた通りビール買ってきたぞ」「ありがとうございます!!あ、チャンミンさんもこんにちは」「こ、こんにちは///」俺の後ろを半歩離れて歩くチャンミン、テミンに気がつくと慌ててぺこりと頭を下げる今日のコーディネートは白のシンプルなカットソーに黒のロングカーディガンを合わせて最近つけてなかったピアスもしてるから、グッと大人っぽく見えるっていうかやけに...
~Cside~昨日は本当にびっくりしちゃった///二人でバーベキューの時の服を選んでいて、ユンホさんが色々アドバイスをくれるから楽しくなっちゃってつい、その……煽るっていうか、そんな風なことを口にしてしまったから………『ユノは……た、溜まってます、か?』どうやらあの言葉がユンホさん、いや…….ユノのスイッチを入れてしまったみたいで『溜まってたら何かしてくれるの?』なんて耳元で囁かれてもう、そのあとは……無理って言って...
~Cside~「えっと、ここだよね、入り口は……」「いらっしゃいませ」「あ、こ、こんにちは!!」 「ごゆっくりご覧になってくださいね」「あ、ありがとうございます///」急に声をかけられて心臓が飛び出るかと思った、まさか積み上げられたダンボールの影に人がいたなんて!!バイト帰りに寄ったラッピングのお店、その名もラップス!!日曜日はお休みって書いてあったから今日来れて本当に良かった店内に入ると様々なラッピング素...
~Yside~「これはどうですか?」「うーん、胸が開きすぎじゃないか?」 「あ、じゃあこっちのシャツにしようかな」「そうだな、ダメージジーンズはダメだぞ?素肌が見えるからな」「もう、ユンホさんたら///」そう言ってクスクスと笑ううちの奥さん、服を選んでいるだけなのにこんなに可愛いとか!!会社のバーベキューに参加することになったのはいいけど、何を着ていけばわからないとかで服を選ぶのに付き合わされて、さっきか...
~Yside~『ユンホさん、今日のバイト終わりました、この後ラッピングのお店に行ってから帰ります』出先での移動中に届いたそんなメッセージ、そっか、今日も無事にバイトは終わったか気をつけて行けよ、なんて余裕の返事を返したものの、やっぱりちょっと心配、なんだよななんせ攫われグセのある鈴カステラだから……そうは言っても毎日生活しているわけだし、外に出さないわけにもいかないしま、最近は至って平穏な日々を送ってい...
~Cside~「へえ、会社の人達とバーベキュー?」「あ、うん、それで、キュヒョンも一緒にどうかなって」「え?そんなのに僕が行っていいの?」「うん、僕の知り合いって殆どいないからキュヒョンが来てくれたら助かるんだけど」講義終わりにキュヒョンと待ち合わせて食堂へ、今日はバイトもないからゆっくりできるこの前ユンホさんに誘って貰ったバーベキュー、行くって言ったものの、ユンホさん以外に知り合いとかいないからだん...
~Cside~「それで今日その店に寄って帰るのか?」「そうなんですよドンヘさん、ちょうど帰り道にあるんです」「ふうん?ユノにはちゃんと言ってんのか?今日は迎えに来れないんだろ?」「あ、はい、お仕事が忙しいみたいで」バイトを終えて帰り支度を済ませると、ドンヘさんが特別サービスでコーヒーを淹れてくれたここのスペシャルブレンド、とっても美味しいんだカウンターに座っているといつもの常連の奥様達が鈴カステラを買...
~Yside~「じゃあテミンには参加って言っとくよ」「あ、はい///」「行ってきます」「ユンホさんいってらっしゃい///」「こら、ユノ、だろ?」「あ!!………ユ、ユノ?///」「ん、合格、行ってきます」名前で呼べ、なんて今更……だよなベランダから笑顔で手を振るウチの奥さんは今日も超絶に可愛い自分では不機嫌な自覚なんてなかったけど、随分と気を使わせてしまったようでちょっとした罪悪感にかられている自分がこんなにも独占欲...
~Yside~「は?ラッピングの店?」「そうなんです!!今日帰りに見つけたんで明日寄ってみようって思って///」「ふーん、ドンヘの頼んでる業者とかはなかったのか?」「あ、あるにはあったんですけど、その……量が多すぎて」「ああ、なるほどな~」いそいそとキッチンでご飯の準備をする鈴カステラ、バイト先に迎えに行って一緒に帰るのはいいけれど飯の支度が遅くなるから大変、だよな『僕は大丈夫です、ユンホさんはゆっくりお風...
~Cside~「え?バーベキュー、ですか?」「ああ、会社の奴らが計画してるらしくてさ、お前も一緒にって誘われたんだけど」「ぽ、僕も一緒に?///」「家族とか恋人とか呼んでいいんだってさ」会社から帰るなりちょっぴり不機嫌顔のユンホさん、何があったのかと思ったらバーベキュー、とか……そういやそういうのって子供の頃行ったっきりで大きくなってからは行ったことないかも焼肉とかは時々連れて行ってもらったけど、野外で焼肉...
~Cside~「なんだチャンミン、今日は随分としんどそうだな~」「……へっ?そ、そんなこと、ないです、よ?///」「そうかぁ?大方ユノにでもまた襲われたんだろ~風呂上がりとかにさ?」「なっ!!ド、ドンヘさん!!///」慌てる僕を見てカラカラと笑うドンヘさん、まさかその通りですとも言えないし、顔に熱は集まってくるし!!昨日は洗面所でユンホさんに襲われて、そのまま最後までしちゃったから今日は怠くて仕方ないっていう...
~Yside~「え?うちの部署でバーベキュー?」「そうなんですよ~あったかくなってきましたしね、皆んな家族とか恋人とか連れて来たらどうかって話してて、チーフも奥さんと一緒にどうです?」「うーん、どうかな……」「帰ったら聞いてみてくださいよ、ね?」「ああ、ありがとう」昼休みに愛妻弁当を食べる俺にニコニコと話しかけてくるテミン、聞けば部署内の数人でバーベキューの計画があるんだとか ……なんか、すげー楽しそうじゃ...
*R18です♡~Yside~「………あっ……あん……ユンホさ///」「こら、逃げんじゃねぇよ」「む、無理、です………あ……ん///」「お前本当に可愛いな、こっち向けって」「……ん///」風呂上がりに洗面所でローションをパタパタとする鈴カステラ、タオルなんて頭に巻いちゃって可愛い事この上なくて鏡の前で背中から体をなぞるとピクピクと跳ねるから止まらなくなるはだけたティーシャツから覗く首筋がやけに艶っぽい、最近また綺麗になった気がする...
~Cside~「ふう、焦っちゃった///」帰ってくるなりユンホさんに襲われそうになって、慌ててバスルームに逃げ込んだ僕最近隙あらば襲われてるのは気のせいじゃない、よね?///襲われる度に体の芯が熱くなっちゃって、自分を抑えるのが大変なのにユンホさんってばワザとエロいキスをしてくるんだ……僕だってそりゃあ触れてほしいけど、明日のこととか、家事の事とか考えるとやっぱり躊躇しちゃってだってユンホさんのとっても大きい...
~Cside~「どうだ?崩れてねぇか?」「あ、えっと……やっぱり鈴カステラが転がってます」「そっか、そんな顔しなくてもまた乗せたらいいんだよ、な?」「あ、はい///」せっかく作った鈴カステラのアレンジケーキ、持って買えることを考えてなくて、ドンへさんに頼んでどうにか箱に詰めて貰ったけどやっぱり少し崩れちゃったんだよね……シュンとする僕の頭をよしよしと撫でてくれるユンホさん、迎えに来てくれて本当に良かった鈍臭い...
~Yside~「おかえりチャンミン」「た、ただいま、です///」「思ったより早かったね」「あの……えっと、会いたくなっちゃったから///」「ん?」「ユ、ユンホさんに……え?わっ///」会社に残って仕事をしていたもののまったく捗らなくて、仕方なく家に帰ってチャンミンの用意してくれていたチゲを食べて待っていたけど帰ってくるなり爆弾落としてくるとか、いったい俺をどうしたいんだかぎゅうぎゅうに抱き締めておかえりのキスをして...
~Yside~ポロロン♪デスクの上で震えるスマホ、画面に目を移せば鈴カステラからのメッセージが表示されていて『ユンホさんお疲れ様です、鈴カステラのアレンジやってみました!!』メッセージと共に送られてきた画像にはデッカい苺の乗ったケーキのようなものが……周りには鈴カステラが一面に散りばめられていてつか、美味そうだけどいったいどっから食べるんだよ画像の端には指の影が入っちまってるし、まったく突っ込みどころ満載...
~Cside~「で?急になんなの?」「……へっ?///」「だーかーら!!なんの目的で呼び出したのかって」「あ……えっと///」ビール片手にニヤニヤとするキュヒョンから慌てて目を逸らすやっぱりキュヒョンって鋭い、よね///何から話そうかと考えあぐねていたから、そうやって聞いてくれるのはとても助かるんだけどあ、改めて聞かれると、その……///僕はグラスのビールをチビチビと飲みながらチラチラとキュヒョンを盗み見るだってこんな...
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