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2015/05/11

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  • 映画『許されざる者(1992年)』/スカッとしないしぶい西部劇。

    お家観賞クリント・イーストウッド主演監督の西部劇である。列車強盗や殺人で悪名を轟かせていたガンマンのウィリアム・マニー(クリント・イーストウッド)は11年前妻と出会ってから改心し農民になっていた。妻は3年前に他界し、今は子供二人と貧しい生活している。そこへ若者が賞金首を一緒に撃ちに行こうと誘ってくる。(以下ネタバレあり)賞金稼ぎがバンバン銃を撃ちあう世界は恐ろしい。日本でも日本刀を持った侍が問答無用と切りつける時代があった。西部劇や時代劇のころではなく、現代に生きていてよかったと思う。暴力がはびこる世界では、従わす者従わされる者がいる。娼婦たちは従わされ、ひどい扱いを受けている。狙う賞金首は娼婦に烙印を押そうとし深い傷を負わせた牧童たちだ。とんでもない輩なのに社会は懲らしめようとしない。それにひどく怒った娼婦た...映画『許されざる者(1992年)』/スカッとしないしぶい西部劇。

  • 映画『狼たちの午後』/アル・パチーノの顔に見とれた。

    お家観賞日本人の顔でも同じに見えて混乱する私でもアル・パチーノは一度見れば記憶に残る。大きな目が語りかけてくるようで、きれいな顔に見とれた2時間だった。あの大きな顔は見応えある。映画館のスクリーンで見たかった。(以下ネタバレあり)映画は1972年に実際にあった銀行強盗を元にして作られている。主犯格のソニー(アル・パチーノ)と、相棒のサル(ジョン・カザール)が銀行に押し入る。手際の悪さと人の良さから逃げ遅れ、いつの間にか警察に包囲されている。人質を取って籠城という犯人にも人質にも誰のためにもあらない状況に陥る。なんでそんな杜撰な計画を立てたんだと責めたくなる展開だ。頼りない強盗なので随所に笑える要素がある。喜劇っぽいのだけど、アル・パチーノの昂揚と緊迫感、ジョン・カザールの感情を押し殺したような不安定さがいつ暴走...映画『狼たちの午後』/アル・パチーノの顔に見とれた。

  • 映画『ROMA』/ぜひ体調を整えて観てください。

    映画館観賞大変評価が高い映画なので映画館に足を運んだ。前半うとうとしてしまったのは観る前から眠気に誘われていたからで作品のせいではない。しかし眠気を飛ばすほどの刺激はないので、体調を整えて観てほしい。美しさを感じるには耳や目を研ぎ澄ませる必要がある。さて、ぼーっと観てしまった人間の感想を書く。(以下ネタバレあり)白黒で物語の流れもゆっくり、キャラ立ちさせておらず普通だ。犬が沢山出てきても犬好きの私でさえ「かわいい」と思うところがない。うんこの始末がたいへんだなと生活を感じ、淡々と時は過ぎていく。音楽は流れず、生活音が重なる。風や空気を感じる立体感のある素晴らしい音響だった。音だけでも映画館で経験してほしい。映画館で誰かが音を立てているかと思ったくらい自然だった。普段の生活で耳にする静かな音が届いてくる。私の目が...映画『ROMA』/ぜひ体調を整えて観てください。

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