映画館観賞。主人公ニックを演じるティモシー・シャラメは美しい。ポスターも美しい。薬物依存の話なのに、ビューティフルで大丈夫だろうかと心配したがビューティフルだからこそ考えさせられた。(以下ネタバレあり)「覚醒剤やめますか?それとも人間やめますか?」私が子供の頃、強烈なテレビCMが流れていた。薬物は絶対手を出していけない恐ろしいものなのだと心に刻まれた。この映画の最後にアメリカの50歳以下の死因で最も多いのは「薬物の過剰摂取」と映し出される。人間をやめた人がこんなにも多くいるのかと驚愕した。映画「ビューティフルボーイ」は薬物依存の息子とそれを立ち直らせようとする物語で、音楽ライターの父親と息子ニックとの実話である。タイトル「ビューティフルボーイ」はジョンレノンが息子に向けて歌った同名曲から取られている。ビューティ...映画「ビューティフルボーイ」/すべて薬物はおそろしい。
(映画館観賞)稲垣吾郎、長谷川博己、渋川清彦3人の40歳前の男たちの話で、3人は仲のよい同級生です。同窓会的な学生時代の友だちっていいなという話ではない。吾郎ちゃん主演と観はじめたら、冒頭で田舎のおじさんに見えて一気にリアリティを感じた。台詞が多すぎると思うところもあったが、笑いどころ、じーんと感動どころもあり、最後には自らの人生を考えさせられ、見応えたっぷりの映画だった。(以下ネタバレあり)40歳といえば人生の半分だ。人生に挫折し故郷に戻る。故郷の親友たちもそれぞれ絵に描いたような幸せではないけれどどうにかやっていた。自分の人生に責任を持たなければならない年齢に達したのだと感じたとき、立ち止まり考えさせられる。自分のせいだと思わなければいいのかも知れない。誰かのせいにできれば楽になれるかといえばそうではない。...映画『半世界』/40歳になる人、なった人にお勧めしたい。
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