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  • 草取ら

    [あらすじ]お向かいさんは道の草取りをしないよ。自宅の前は、幅2メートルの砂利道だ。舗装をしていないので、雑草が生える。両脇の雑草で、さらに道幅が狭まる。強い雨が降れば一面の水溜まりになる。バス停に向かうためにこの道を使う人もいる。散歩の際に好んで通る人もいる。が、多くはない。南北に通るこの道の両側に、3軒ずつの家がある。しかし、西側の3軒は全て道に対して低い塀の上にフェンスという形で閉じている。家の出入り口がこの道に面しているのは、我が家と、南隣の元酒屋さんだけだ。けれど、お隣さんは他に南側の道にも面している。この砂利道だけに面しているのは、我が家だけである。つまり、どうしてもこの道を使わなきゃならないのは、私だけなんである。※2年前に老母が特別養護老人ホームに入居する前は、介護生活のため、家の内側のこ...草取ら

  • 信じるか

    「科学的に証明されている」ということに価値がおかれる世の中だと思う。なんらかの事柄が有って、それにどう説明を付けるか、という時に「科学的」だと良い。ということになっている。「証明」されるためには、既に確かなことだと判明している事柄を使って説明する必要が有る。そうやって、私たちは新しい事実を理解して受け止めていく。なんかへんだぞ。未解明な事について、既知の知識を使って説明する。それだけでは無理じゃないか。分かっていることだけを集めても、分からないことが説明できるはずが無い。いやいや、だからこそ、今までに得た技術の粋を集めて観測機を太陽系の遠い遠い惑星まで飛ばしてあれこれデータを集めたりする。そうやって、科学の目で見られる範囲を、少しずつ広げている。※現時点で分かっている事や、現在有る技術だけで何でも解明でき...信じるか

  • エビエビ続々報

    [あらすじえび]近所の川でガサガサして採ってきたエビが抱卵した。無事に孵化しているのかどうかどうもよく分からん。と思っていたが、体長数㎜に育った仔エビが見えるようになってきた。そして、第二次ベビーブームの仔エビが見えた。3㎜くらいのが、何匹もいる。数週間後には、水槽の中がエビだらけになっているのが予想できる。ちょっとおそろしい。この夏の産卵はこれで終わりか?そんな気はしない。どうなることやら。ちいこいエビはまだうまく写真に撮れていない。どうも最近、愛機TG-4のオートフォーカスの調子が良くない気がする。久々に、OM-Dを使うか。エビエビ続々報

  • 怪しさ

    夏だから、怖い話でもするか。※当時、同居していた女性と、車で2時間足らずの場所へ出かけた。車を停めて、山に入る道を歩きながら、以前にも一人で来たことが有る場所だと気付いた。人の手が入ってはいるものの、その後ずいぶん放置されている様子だ。多摩の丘陵地によくあることだ。フェンスの向こうもこちらも草木が繁り、溝の流れは澱んで鉄分が錆びて赤く濁っている。荒れた気配がする。ただの自然よりも、人の手が一度入っている分、荒廃するように思う。作ろうとした物が果たせなかった思いがそこに残るような気配が在る。※道を登って行くと、途中、斜面が急な場所があった。ずいぶんきれいに道はジグザグに整えられてある。崩れたのを整備したようだ。山で道を歩くといつも思う。ここを道にしようとコースを決めて、砂利なり、枕木なり、石なりを担いで運び...怪しさ

  • エビ続報

    [あらすじ]近所の川でガサガサして採ってきたなんちゃらエビが抱卵した。水槽に入れた3匹のうち、都合良く、2匹がメスで1匹がオスだったようだ。2匹のメスが抱卵し、片方は脱皮しちゃったが、もう一方はうまく孵化した。そう思う間にも、脱皮しちゃったメスが再度抱卵した。それが孵化する頃にまたもう一方が抱卵した。という具合に、ただいま当家ではエビの産卵ブームであります。※メダカも同時に産卵ブームなのだが、うまく孵化していない。たいへん気の立ったメスがいて、産んではすぐに食ってしまっているようだ。他のメスもそうなっているのか、他のメスの卵も食ってしまっているのか、よく分からない。卵を付けている姿はしばしば見るのだけれど、その卵が無事に水草に付いたままになっていることが少ない。※メダカの仔もそうだが、エビの仔も孵化したて...エビ続報

  • 老犬と夏

    一昨日、8月24日は、先代の飼い犬ジーロの命日であった。一昨年の一昨日は、それまでと比べて少し涼しい日で、クーラーを使わずに済んでいた。午後2時半頃、16歳の犬ジーロが、痙攣し始めた。痙攣は1時間近く続いた。収まったと言うより、疲れ切ってしまったのではないか、と思ったらほどなく息を引き取った。その瞬間は、動物病院の処置室に連れて行かれていて、私は傍にいてやれなかった。これはずっと悔やみ続けることになりそうだ。※その前に飼っていた犬を亡くしてから、私は喪に服し過ぎてジーロを飼うまで9年もブランクが有った。9年も有ったら1匹飼えた。人間の一生だって、犬ほどではないけれど、短い。今生を生きている間に、何頭の犬を飼うことができるか。そう考えると、メソメソボヤボヤしている暇は無い。1週間後くらいからはインターネット...老犬と夏

  • ブヨブヨ

    [あらすじ]腕をブヨに刺され、その腕を更にツメダニに刺され、またツメダニに刺され、繰り返しぶり返すしつこく強い痒みがそれぞれに繰り返しぶり返し、わけわからんく痒い。ダニ殺虫剤をスプレーし、ダニ捕獲シートを置いた。刺された所も、2週間経ったら痒みはぶり返さなくなった。と思った頃に、また新たに刺された。腕はまた少し、ツメダニと思われる。足にも何ヶ所も、腫れができた。中心に水膨れが有って、丸く腫れる。足はブヨか。ブヨがいるのは、朝の散歩で行く場所だけだと思っていた。朝の散歩には、長ズボンと長靴を履いて行っている。足を刺されるわけがない。ということは、これはブヨではない。ではなく、ということは、朝の散歩以外の場所、おそらく夕方の散歩でブヨに出会っているのだろう。と思いながらも、夕方も長ズボンと靴を履く気になれず、...ブヨブヨ

  • 切り絵との出会い

    家の中で、探していた本が、不意に見つかった。十代の頃に、切り絵を始めるきっかけとなった本だ。保育社のカラーブックスの『きりえ入門』である。文字どおり、この本から切り絵に入門した。日本きりえ協会編とある。昭和54年発行、定価500円とな。いつどこで買ったか、憶えていない。中学生だったか。高校生になっていたか。保育社のカラーブックスというのは、葉書とほぼ同じサイズで、中身は半分くらいがカラーページになっている。園芸や手芸や鉄道やペットやゲームや工芸や旅行などつまりは趣味全般をテーマとしたシリーズだ。私はこのシリーズが好きだった。自分自身がそれを趣味としないまでも、いろんな世界が有るもんだなあ、と眺めるだけでも楽しかった。古本屋でこれの並ぶ棚を見付けると、しばらく貼り付いたもんだ。多分この本も、しょんべん臭い古...切り絵との出会い

  • おひとりさま

    スーパーで買い物をする。しかしこの頃、スーパーでは野菜をほとんど買わなくなった。野菜は、近所の農家の直売所で買うようにしている。あとは、近所の幼なじみ友人Mの母M子様が、自宅で作っている野菜を分けてくれるのを喜んで貰う。そこに、今年からは自宅の庭でも少し、野菜を作り始めた。だから、旬のものしか食べない。スーパーに行くと、ほとんどの野菜が季節を問わずに店頭に並んでいる。私の母は昭和ヒトケタ生まれだが、「トマトの旬ていつだったっけ」などと言っていた。戦中戦後の子どもの頃は、畑でサツマイモやカボチャを作って食べていたそうだ。その後、高度経済成長の時期に三十代を過ごし、そのままアホたれ消費者になり下がってしまったのだ。今、スーパーの野菜売り場で季節を感じようと思っても、せいぜい、春に独特のふきのとうやたらの芽が出...おひとりさま

  • ほそぼそ

    成長すべし。増大すべし。景気良くどんどん行け。という世の中から引っ込んで、なるべくあんまりたくさん費やさないように、と暮らしている。とは言え、wi-fiもスマホも使うし、毎晩酒も飲む。冷蔵庫も洗濯機も湯沸かし器も使っている。つまり、わりと豊かな暮らしをしながら、でも先頭立って経済を回すところからは離れている、という感じ。なるべく納税したくない。でも年金の恩恵は受けたい。いや、それは今まで積み立ててきた、自分で稼いだ金を生きている間に返してもらうだけのことだ。などと考える、小市民です。※猛暑が続いていたのが、ひといきついている。昼間もクーラーが要らない。夕方、涼しくなって、犬の散歩に出る。すると、思いがけないくらい、あちこちの家の室外機がぶんぶん働いている。見れば、雨戸も閉め切っている。こんな夕方は窓を開け...ほそぼそ

  • 点対称の対

    [あらすじ]おらほ調布は下布田遺跡から出土した、耳飾りを模造しているよ。二重の渦を基調とした、複雑なデザインに脳が混乱する。縄文時代の作者も混乱したのか、正確に点対称になっていない部分も有る気がする。さりとて、ここ間違ってるよ!と言い切る自信も無い。二重の螺旋と言えば、染色体だ。遺伝情報をコピーするという機能を持つために、二重の構造を持っている。二重なのがぴらぴらぴらーと剥がれて、そこに対となる部品がくっついて、コピーができあがる。新型コロナワクチンの作り方で有名になったメッセンジャーRNAだ。他に二重螺旋と言って思い付くのは、栄螺堂だ。入口を入って、階段を昇る。てっぺんに着いて、おーとかあーとか言って、階段を降って、出るのは出口であって、入った入口とは違う場所だ。私は会津の栄螺堂に行ったことが有るが、他...点対称の対

  • 梧竹語録

    墨を磨る時には、無心で磨るのがよろしいと思う。思いつつ、何かを読む。イケナイ現代人だと思う。「ながら」で「時短」とか考えるのは時間に貧しい心だと思う。思うけど、読む。※ずーっと敬遠していた毛筆での書を、6年前に始めた。誰に習うわけでもなく、ただ手本を見て書く。すぐに、臨書ということをおぼえた。中国の、二千年前の石碑の拓本だとか、スゴい書家の書いたものを写したとされる版本などをひたすらに真似て書く。楷書から始めて、行書ちょっとやって、そうするうちに、草書は崩して書いたものじゃないと知って、更に隷書を知り、ことのついでだとばかりに篆書へと遡った。甲骨文字は毛筆で書く意味が分からないので、やっていない。そのうち、庭に埋めた愛犬の骨を掘り出して、太占でもやったら刻んでみるかもしれない。石碑の隷書がウソくさく見えて...梧竹語録

  • 名札付き道

    犬の散歩で住宅街の中を歩いている途中、路面に、母の名札が落ちていて、焦った。母は2年あまり前に特別養護老人ホームに入居した。家にはいない。家の近所に名札が落ちているはずは無い。どういうことだ。※よく見ると、違った。いや確かに、婆さんの名札ではあった。それは、ビニールテープを5~6cmに切って、マジックペンで名前を書いたものだった。同居介護だった頃、母の荷物にも同じようにして名札を付けていたものだ。デイサービスに行く時も、ショートステイに行く時も、全ての持ち物に名札を付けた。ステイ前日には荷造りをしたが、それは主に薬を一回分ずつ小分けする作業と名札付けの作業だった。薬の分包にも一つずつ名前を書いたので、つまりは全て名札付けの作業だ。一日中、何度も何度も名札に老母の名前を書いた。名札は路面に貼り付いてしまって...名札付き道

  • 丑三つ時

    草木も眠る丑三つ時。午前0時前後2時間が子(ね)の刻。十二支で子の次が丑。2時間を四つに分けるので、午前2時から2時半が丑三つ時、ということになる。ただ、現在のように一日を均等に24時間に割った定時法ではなく、日の出日の入りに連動して昼夜の時間の割合が変動する不定時法での表現である。だから、夏の丑三つ時は午前2時頃の30分足らず、というくらいのものだろう。※夜更けに目が覚める。連夜、目が覚める。時計を見ると、午前1時半過ぎ頃である。毎晩、同じ頃に目が覚める。草木も眠る丑三つ時。に、私は起きる。同じ時刻に目が覚めることが続く。何かの祟りか。あるいは、どこかで今、呪いの儀式が行われているのか。※草木も眠る。しんと静かである。風が吹けば、草木の葉がそよいで音を立てるけれど、風が止んで、葉音もしない。完全な凪の状...丑三つ時

  • 点対称

    [あらすじ]縄文時代の耳飾りを模造してみている。地元調布は下布田遺跡から出土した耳飾りが、やけにイカすんである。写真をもとにスケッチする。真上から撮った写真だけでは立体感が分からないので、斜めからの写真もインターネットで探して見付けて、それもスケッチする。それでもまだ、なんだかよく分からない。分からないながらに、作り始めてみる。※作っていくうちに、二重の渦になっているらしいことが分かってくる。こっちからの線とあっちからの線が、一つの穴に巻き取られるような形に渦を作っている。逆にたどって行くと、こっちからの線とあっちからの線が、すうっと合流して鋭角を作って終息している。※どうも、難しい。デザインが複雑であることも原因ではあるが、それ以上に、全体的に点対称であることがまず一番の難しさだと思う。空間として、把握...点対称

  • 稚エビ発見

    [あらすじ]近所の川でガサガサして採ってきたなんちゃらエビが抱卵しているので、こどもべや水槽に移した。抱いていた卵が全部無くなったのが8月7日だった。無事に孵化したのやら、なんなのやら、さっぱり分からない。本日15日やっと、1匹の稚エビを発見!既に体長4㎜くらいに成長している。うむ。そんくらいに大きくなってよく動いてくれないと、見えないわ。一度に抱卵している数は何個なんだろう。30個か、もっとか。そのうち無事に孵化したのは1匹か。これもこの先無事に育つか分からない。写真はちょっと難しいので、無し。こどもべや水槽を見て、親エビを見付けるのでさえ難しいのだから、稚エビはたまたま目の前を泳いでくれなきゃまず見付けられない。育て~~~そして、次の卵の孵化も待ち遠しい。10日後くらいかな?その頃には、先に孵化したこ...稚エビ発見

  • 親は無くとも子は育つ

    私の結論は、タイトルのとおり、「親は無くとも子は育つ」だ。なぜこのことについて書きたいかと言うと、どうも「親の責任」とか「親の育て方」とかいうことや「親に認めてもらう」とか「親孝行」とか「親子仲良く」とかいうことがよく聞こえてくるからだ。そんなもん全部要らん。と言いたい。※親の育て方だけで人は決まらない。ごく幼い頃には、最も近くにいる人、つまり多くの場合は母親の影響を強く受ける。まあ、受けるだろうけれど、それが全てではない。産まれてきた子その人の好みや志というものが有る。妊娠中にお母さんの食べ物の好みが変わって、後に生まれた子が育っていった時に、その食べ物が好きだったりするのは、子どもの好みにお母さんが影響を受ける良い例だと思う。密な関係なので、影響を与える。それは、親から子へだけではなく、子から親へも有...親は無くとも子は育つ

  • びびり犬と習慣

    神代植物公園の管理である、近所のドッグランが今年、7ヶ月の改装期間を経て再開した。それまで、我が犬ウーゴくんは毎朝ドッグランに行って、一周嗅ぎ回ってチェックし終わるとウンチをする、という習慣だった。家に住むことの利点の第一は、一定のトイレを使えることだと思う。ウーゴにとっては、それがドッグランだった。旅先で便秘になる人がいる。前に飼っていた犬も、旅に連れて行くと2泊3日くらいなら排便しなかった。普段は一日に2回排便する犬が、である。ウーゴも、保護団体から引き取ってきて最初の3日は排便できなかった。4日目の朝にウンチした時は、私も嬉しく拾ったものだ。※ドッグランが閉鎖している間は、周辺の空き地に行った。15メートルの長さが有るリードを着けてやる。あるとき、「お?いけるんじゃん?」と気付いた感じで、だーッ!と...びびり犬と習慣

  • 茗荷ばかり

    茗荷ばかり食べている。十年くらい前だったかに、庭に茗荷を植えた。それが、めでたくも殖えて殖えて、殖えて、殖えて殖えて殖えて。今や、我が家の夏の特産品である。売るほど採れる。※友達に分けてもまだまだ有る。薬味などというなまぬるい食い方をしていては、無くならない。豚のしょうが焼きならぬ、豚のみょうが焼きが夏の定番メニューである。茗荷をとにかく刻んで、たくさん刻んで刻んで、これでもかというほど刻んで刻んで、豚肉と炒める。そんだけ。※隣家のおばちゃんが、夏になると「茗荷が採れたから」と言って、茗荷ご飯を分けてくれたものだ。ベーコンとインゲンとミョウガの入ったご飯だ。聞いたら、炊き込むのではなく、ご飯に混ぜるのだと言う。炊きたてご飯に、具とバターを混ぜるのだそうな。これが非常に旨かった。毎年、楽しみにしていた。数年...茗荷ばかり

  • 今度こそエビ抱卵

    [あらすじ]近所の川でガサガサしてきたエビを3匹、室内の水槽に入れた。あるとき見ると、3匹のうち2匹が抱卵していた。いい按排に1匹がオスだったのか。しかし、1週間ほどした頃、1匹のメスが脱皮してしまった。卵は殻ごと失われるのだそうだ。もう1匹の抱卵雌を別の水槽に移した。抱卵しているのを見付けてから10日以上経っている。卵は半減していた。※数日後、抱えていた卵はすっかり無くなっていたので、親エビはもとの水槽に戻した。果たして、うまく孵化できたのか、どうか。稚エビがいるのか、分からない。もしかして、いるのだけれど小ぃこくて小ぃこくて見えていないだけかもしれない。てごたえの無い水槽に、ひたすらポンプがエアーを送る。このこどもべや水槽には、メダカの卵も移して入れてある。何かとにかく孵化して欲しい。※朝、エビの脱け...今度こそエビ抱卵

  • ドッグランその後

    [あらすじ]今年の1月半ばから、神代植物公園の管理するドッグランが改装工事をしていた。8月2日にやっと再開。3つのエリアにはそれぞれ、入口と出口が有る。ゲートは二重扉になっており、外側の扉にはナンバーロックがかかっている。ドッグランの利用は登録制であり、登録者には暗証番号が知らされる。※登録制であるのは、マナーの良くない利用者や、気性の荒い犬種を排除しようという目的のようだ。しかし、その目的のために登録制は有効な気がしない。※登録の際には、犬鑑札と狂犬病予防接種済票を呈示する。書類に犬種を記入する欄は有るが、登録の際に犬を連れて行く必要は無い。規約には、闘犬とその雑種の犬は登録できない、と書いてあるけれど、手続きの際にはなーんの確認もされないわけだ。なんの効力が有るんだろう。※4桁の番号を合わせる南京錠は...ドッグランその後

  • わだばエイトマンになる

    エイトマンに変身して歌ったよ↓https://youtu.be/usK2NF0q1mM昨年の11月9日、頭をツルツルに剃った。その数日後に撮影したものである。エイトマンはあちこち案外ダサい感じなんである。名前も「エイトマン」って。はちおとこ?胸に「8」って。もうちょっとなんかできたんじゃないか?なんたって、頭部がツルンとしているのがなんとも言えない。もうちょっとなんかできたんじゃないか感が強い。この頭を表現するために、藍一色で染めた手拭いを買った。これを被ってキュッと縛れば感じが出るだろう。そう考えていたが、それよりも、頭全体をつるりと剃って丸めたので、ちょうどいい。直接塗ればいい。すっきりエイトマンになれる。※ソノシートの冊子を見て、お衣装をそろえる。普段着ている紺色の作業着を組み合わせて、腕まくりした...わだばエイトマンになる

  • 8月8日の8人間

    エイト!エイト!エイトエイトエイト!エイトマンになったよ。https://youtu.be/usK2NF0q1mM※エイトマンの歌はずっと好きだった。アニメの放送は1963年から1964年ということだ。私は1969年生まれだから、このモノクロ放送は見ていない。12歳上の兄が見ていたのだろう、家に、朝日ソノラマの12ページの漫画つきソノシートが有る。幻の、克美しげる歌唱版ですよ。お宝だね。ソノシートと言ってもなんのこっちゃらな方もいるだろう。ぺらんぺらんに薄くてやわらかいレコード盤だ。昭和39年発行。¥280だと。変身のページが好きでね。バタ臭い甘いマスクの東探偵が、あっという間にエイトマンに変身する。私もシャツを脱いで、エイトマンに変身するのだ!胸に大きく「8」って。八歩譲ってかっこいい感じがしないが。※...8月8日の8人間

  • 不訃報エビ

    一昨日、水槽に入れているエビ3匹のうち、抱卵している雌2匹が死んでしまった、と書いた。間違っていた。※卵を育てるために、雌は必死でたくさんの脚を動かし続け、卵に新鮮な水を送っている。勝手に川から掬い獲って来て、勝手に飼っている者としては、せめて、良い水質で飼ってやりたい。今まで、エアーポンプを入れていなかった。フィルターを通った水が落ちる時に空気が混ざる、それでいいだろう、と考えていた。しかし、あまりに卵がうまく孵化しないので、反省し、エアーポンプを買った。ネットショップで購入して、それなのに、商品が届く前にエビが次々と消え去った、という次第だ。※本日、やっと届いたポンプにホースを繋ぎ、設置した。今さらだけどさ。ごめんね。と思いながら。設置し終えて、あぶくで賑やかになった水槽を眺めていると、エビが見えた。...不訃報エビ

  • 聞こえる喜怒

    暑さが一旦おさまっている。クーラーの要らない日が少し続いており、楽だ。窓を開けていると、隣家の住人の声が聞こえてくる。楽しいことだ。子どもの頃、21時過ぎに「欽ちゃんのどこまでやるの!」を視ていると、まったく同じタイミングで隣家から笑い声が聞こえてきたものだ。ご主人は穏やかな人で、奥さんはとても通る声だ。「お父さん」と呼ぶ声がいつも聞こえる。返事の声は聞こえない。私のいくつか年上の娘さんは結婚して北関東に住んでいる。※ご主人が老いた。週に2回、デイサービスの車が送迎に来るようになった。毎日、杖をついて外を散歩する姿が見られなくなった。奥さんの声は相変わらず通る。時々来る娘さんの声が以前より大きくなった。そして二人の語調が時折、強くなる。「そんなに怒らなくっていいじゃない。」という奥さんの言葉が聞こえる。ご...聞こえる喜怒

  • 訃報エビ

    何週間か前に、近所の川でガサガサして、何匹かのエビを掬ってきた。庭に置いたトロ舟に数匹を放し、室内のメダカ水槽に3匹を入れた。シナヌマエビというのの雑種らしい。半透明のベージュの体なので、砂利を敷いた水槽の中では見失いやすい。たまに、脱皮する。そして、ひとまわり大きくなる。脱皮殻を初めて見た時には、死骸だと思ったものだ。※その3匹のエビのうち、2匹が先週、産卵した。腹に卵の粒々を抱え、周囲の脚をせわしなく動かしている。きっと、卵に新鮮な水を届け続けているのだろう。エビの動きというのはただでも見飽きないものだが、かいがいしく卵を抱く姿はなおのこと見て楽しいものだった。・・・過去形。※調べてみると、産卵から孵化までは2週間ほどだという。小さな稚エビは、メダカなどの格好の餌になるそうだ。せっかく産まれたら、育つ...訃報エビ

  • ドッグランのトポロジー

    深大寺のドッグランがやっと再開した。「8月2日以降に」再開する、という貼紙を読んで、こりゃいつになるか分からんな、と思っていたが、きっちり8月2日に再開した。国語が苦手な人が書いただけなのかもしれない。※登録受付は植物公園の職員通用口前で、10-12,13-15時ということだった。私は10時を回ってから家を出た。2人の職員さんが登録作業にあたっていた。列でもできているかと思ったが、私が着いた時、一人が手続きしているだけだった。ただ、私が立ち去る前に次の人が来たりと、忙しそうではあった。8番の札を貰った。10時きっかりに行っていたら、列が有ったのかもしれない。規約の印刷されたA4サイズの紙を受け取った。そこに、南京錠のナンバーロックの暗証番号が書いてある。※家に帰り着いてみると、その紙が無い。さっそく落とし...ドッグランのトポロジー

  • 縄文の耳飾り

    ついに手を出してしまった。縄文時代の耳飾りをそっくりそのままに作ってみよう。としている。土器である。粘土をこねて作る耳飾りなんて、単純なものだと思ったら大間違い。その中でも、日本を代表する美しい作品がある。しかもそれは、地元調布市内の下布田遺跡から発掘されたものなのだ。なにやら、誇らしい。まったく自分の手柄じゃないのに誇らしい。まったく自分の手柄じゃないものを誇らしく思うことは誇らしくない。じゃあ少しは自分の手を使おうじゃないか。ということで、作ってみる。ことにした。※実物の展示を見たのは、数年前に上野の国立博物館で開催された縄文のなんちゃら展でのことだ。直径が10㎝ほどもある、大きな耳飾りだ。複雑に渦巻く模様で、ひときわ目を惹く。耳たぶに穴を開け、それを次第に広げていって、でっかい輪っかを嵌め込むという...縄文の耳飾り

  • ブヨ、ダニ、ゾンビ

    毎月一日は法螺を吹いている。四月一日だけじゃ物足りないんである。※腕をブヨに刺された。犬の散歩で行く所の、ある一角にブヨがいる。そこへは行かないようにしているのだが、その周辺で刺されたのだろう。ブヨは蚊のような羽音を立てないし、刺された瞬間はチクリともしないし、直後の痒みは無い。けれど、その後1週間以上、強い痒みがぶり返してくる。刺された所は直径1㎜くらい皮膚がやぶれて、漿液が浸み出る。アレルギーの痒みが収まる頃にも、傷が治っていくに伴う痒みが出たりして、とにかくいやらしい。※ブヨに刺された1週間後くらいに、腕の何ヶ所かに痒みが出た。ポツッと小さな水膨れがいくつかまとまっている。ときには水膨れが連なって、みみず腫れのようになる。これまたぶり返す痒みが強い。ブヨは2ヶ所ほどだったが、これは一ヶ所がいくつかの...ブヨ、ダニ、ゾンビ

  • 咬まれ痕

    しびに咬まれてしまったようだ。しかも二度目だったようだ。※父は「しび」、母は「しんみ」とか「しみ」とも呼んでいた。友達に話したらキョトンとされたので、「しんみ」というのは東京では一般的ではないようだ。※私は生まれ育ちが東京都内だ。生まれた時には両親の両親とも亡くなっていたので、「夏休みにおばあちゃんちに行く」という経験が無い。親戚付き合いもほとんど無かったので、先祖の土地にも行ったことが無い。※それは何も、私の性質というわけではないようだ。母方の祖父は、港湾の設計に携わる仕事だったので、全国各地ただし沿岸地域を転々と移り住んだそうだ。また、父方の祖父は電信の技術者であり、軍隊の設備に関わっていたので、これまた全国の駐屯地をわたり歩く暮らしだったと聞く。それで、両親とも子ども時代は引っ越しが多かった。そうい...咬まれ痕

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