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  • 花々

    アホかというくらい花が咲いている。我が庭でも咲いている。ツツジ、ハナミズキ、コデマリ。ダイコン、ムラサキハナナ、春菊。葱、野蒜、韮。さほど花に興味が無いので、名前を知らないものも有る。それでいくと、これ、何?ちょっと鬱陶しいくらい殖えてきている。球根のものは強くてかなわん。なんちゃらポピーも殖えて殖えてしょうがない。出始めの頃にバカスカ抜くのだが、どんどん殖える。根元の葉が詰まって、とてもみずみずしい。そこが、ナメクジの巣窟になる。うひー私の消化力が負ける。毎年、春の植物の成長の勢いに、私の消化力が負ける。臼歯で噛み足りないのか、酵素が足りないのか、なんか知らんが、この季節には消化が追い付かず、胃がもたれる。何日か野菜を食べるのをやめて、治す。今年はまだ、春菊を食べていない。去年、「うまいうまいうまい」と...花々

  • 安心

    私はヒネクレてしまって、親を信頼できなくなってしまった。もっとたくさんのことを学び取り、その懐でもっと伸び伸びとできたかもしれなかったけれど、うまく交わることができなかった。十代の頃からか、あまり信頼しなくなった。私は女性の身体で生まれて、まあまあ女性として育てられ、しかし子どもの頃から身体の性別違和感が有った。恋愛対象は主に女性であった。時代の流れと自分の考えを合わせ、今では身体の性別を変えることはしたくない、女性として扱われるのは不快だけれど、男性として見られるのはまったく納得がいかない、といった感覚のところにいる。こういうことを、親に打ち明けることができないままやってきた。私は今53歳で、父は12年前に亡くなり、母は今90歳で特別養護老人ホームにいる。親が六十代くらいの頃から、トシヨリにこんな私を受...安心

  • 何匹エビか

    問題を出してしまった以上、責任をもって答えを発表せにゃ。問題はこちら。何匹のエビが写っているのでしょうか?https://blog.goo.ne.jp/su-san43/e/60fa4db84afbb69162dad1024477a71a※水槽の底の砂利と、半透明のエビとが実によくなじむ。数えにくい!けれど数える。うー。さて正解は↓↓↓↓↓↓48匹。うひー。水色で囲った、エビの形のものは、脱け殻と思われる。何匹エビか

  • エビら

    一年ほど前に、近所の川に行って、エビを掬ってきた。庭に置いた鉢と、室内の水槽に分けて入れた。それが、室内の水槽で、殖えた。室内の水槽に入れたのは、オス1匹とメス2匹だった。それが産卵し、無事に成長した。二つの水槽に稚エビを分けた。一方の水槽の、一部分を撮った写真である。さーて。何匹いるでしょう?エビら

  • 本の箱を捨てる

    [あらすじ]亡父と老母の蔵書を処分する作業が続いているよ。辞書は、引きたい時にサッと使えるのが良い。だから、箱なんかに入れていてはいけない。というのは良いと思う。今回、何千冊と在る蔵書を整理していて困ったのは、全集ものの欠巻が有ることだ。これは、古書として売るにも価値が下がる。中身が無いわけではない。箱の中に無いだけで、この家のどこかには在るのだ。だが、あっちも本、こっちも本なので、途方も無くて、探すとかいう感じがしない。70歳を過ぎたくらいからか、母が、本を元の位置に戻さなくなってしまった。地下室が書庫になっている。そこで必要な巻を取り出し、一階でじっくり使った後、何冊かをまとめて紙の手提げ袋に入れて地下室へ持って行き、そのまま置く。置きっぱなす。たぶん、次に困るのは自分だろう。困るのは自分しかいない。...本の箱を捨てる

  • 芸談

    芸人が自分の仕事に関する考えを語る番組が好きだ。「あちこちオードリー」と「やすとものいたって真剣です」は毎週、楽しみに観ている。テレビに出演する芸人という、テレビに関わらない人から見たら特殊な生き方に見えるところでも、やはり’信念’のようなものについて話すとき、人は共通の魅力を放つ。だから、芸談というのは芸人に限らず、広く世間の人にも共感の得られるものになるのだろう。※「やすとものいたって真剣です」は、ゲストを招いての芸談と、企画ものの回と、半々くらいだった。それが、この一年はすっかり企画ものが占めるようになった。なんなんだ。なぜ変わったのだろう。なんの根拠も無い憶測をするなら、・ディレクターが代わった。・テレビで芸談をさらけ出すことを芸人が嫌った。とかなんとか。憶測しても意味は無い。ただ、「いたって真剣...芸談

  • 菖蒲、石菖、庭石菖

    ショウブの花が咲いている。ハナショウブではない。ショウブの花である。ショウブの花によく似た花を、セキショウが付けている。ショウブはショウブ目ショウブ科ショウブ属、セキショウはショウブ目ショウブ科ショウブ属。私はこいつらのことをサトイモ科として知っていた。近年はDNAによる系統分けが進んでいて、従来の認識の多くが改められている。たまんねえな。せっかく知ったと思ったことが、覆る。※雑草のように、ニワセキショウがあちこちで咲いている。白い花びらに濃い紅が差している。花はちんまりと小さい。好みである。雑草のようにたくましく生えているが、好きなので護ってやっている。※10年あまり前だったかに種を買って育てたカキツバタが毎年よく咲く。今年もつぼみを付けている。ニワセキショウはキジカクシ目アヤメ科ニワゼキショウ属。ハナ...菖蒲、石菖、庭石菖

  • 池の水を少し抜く

    池の水をぜんぶ抜こうと考えている。数年前、アオコが発生してしまったくらい、我が家の庭の池は富栄養化している。季節ごとに落ち葉が沈み、春には産卵後のヒキガエルが沈む。雨水を貯めて水位を上げ、排水口のパイプをちょいと外すと、貯まった水の水圧によって一気に水が出る仕組みになっている。しかし、2011年の地震の後から、水が最高位まで貯まらなくなってしまった。そうなると、水位が足りない。底に溜まった泥が排出できなくなってしまった。しかたないので、井戸を汲み上げるようなふうに、手作業で泥を出してきた。たいへんだ。ダメじゃ。※いっぺん水を抜いて、しっかり掃除して、日に当てて殺菌しようと思う。そして、池の半分を仕切って、土を入れて浅くし、そこに流れを作ろう。そうすれば、流れにしか産卵しない種類のトンボが誘致できるかもしれ...池の水を少し抜く

  • 木星の一年

    サンスクリットの辞典を引いていて、(inastron.)N.ofJupiter'syearof361daysという行が目に入った。えっ、木星の一年て361日なのか?そんな地球みたいなことあるのか?と思って調べてみた。※木星の一年つまり公転周期つまり太陽の周りを一回まわるのは、11.86地球年だという。へー。木星の一日つまり自転周期つまり自分が一回転するのは、9.9地球時間だという。ほほう。われら地球人はなんでもかんでも地球の基準で測るのね。どうかしらね。11.86地球年ということは、4,332.59地球日だそうで、それは計算したら103,982.4地球時間である。これを9.9で割れば、木星の一年が木星の何日か分かる。割る。10,503.3木星日。ひええ。木星の一年は、1万飛んで503日とちょっとなのだ。一...木星の一年

  • 詐欺サイト

    庭の池をビオトープにしたい。ついては、池の水を循環させねば話にならん。電動のポンプを使って、24時間態勢で水を流すのが良かろう。そんなら、ソーラー発電パネルから蓄電池というシステムを使いたい。部品を買って自作しよう。と、考えていた。数年前までは。それが、12年前に東日本大震災による津波被害と原発事故が有って以来、一般ユーザー向けの簡易なソーラーパネルとバッテリーが販売されるようになった。時代があたいのニーズに追い付いてきたわね。フンッ※ご近所幼なじみ友人Mが買った、という話を聞いた。いや、聞いたのはもう3年くらい前だったようだ。私はその頃、同居の老母が要介護5でパーキンソン病ヤールⅣ、飼い犬も年老いて慢性腎不全のため自宅で点滴を毎日する、というダブル介護生活だった。母が老人ホームに入り、その2ヶ月後に老犬...詐欺サイト

  • ノベルティの謎ボールペンを捨てない

    ボールペンを毎日使う。先日も書いたが、ムカシのボールペンが好きだ。軽い六角軸のボールペンを、今は見ない気がする。何よりも鉛筆が書きやすい。あの、軽さと細さが持ちやすい。今は仕方なく、私にとっては太過ぎる軸のボールペンを使っている。気に入らないながらに使うので、百円均一ショップで買って使い捨てにしている。本当は、気に入った物を長く使いたいのだが。※どうせ買うなら、理想的な物を買いたい。六角軸で、軽くて、ちょっと短めのもの。そんなボールペンに出会ったら買おう。※記念品として、店名や社名と電話番号なんかが入ったボールペンを貰うことが有る。ヒャッキンの物より丈夫にできているので、使い続けたい。しかし、メーカー名も分からない。ネット検索してみたら、「ノベルティボールペンの替え芯はこれ!」というタイトルのブログ記事を...ノベルティの謎ボールペンを捨てない

  • 桜の葉を塩漬けにする

    去年はボヤボヤしていたら毛虫の季節になってしまい、それが終息してなおボヤボヤしていたらあっという間に7月になってしまって、それから作ったものだから、葉が既に厚く硬かった。今年はそんなにボヤボヤしないぞ、と構えていたが、数日ボヤボヤした。ほんの数日のボヤボヤのうちに、葉はどんどん育った。※桜の葉が「出始めたな」と思って「大きくなってきたな」と思ったら次の日には葉を採ろう。「充分大きくなってから採ろう」なんて思うと、良い時を過ぎてしまう。※門先の大島桜の木は、蟻やらテッポウムシやらが付いて、ボロボロに傷んでいる。20年くらい前だったかに、大々的に伐った。その後、傷んでしまったのだ。実を鳥が食って糞をして、庭のそこここに幼木が生えてきているようだ。これをどうにか育てて、花を咲かせたい。そして、古い木は伐りたい。...桜の葉を塩漬けにする

  • ひとんちの木を伐った

    [あらすじ]近所の犬友さんの家のキンモクセイが繁って困っているというので、伐りに行った。行ってみると、なるほど繁っている。キンモクセイというのは繁るものなのだ。節で八方に枝分かれして、そのうち3~5本くらいの枝が生き残って太っていく。葉が密生する。容赦なく切れば良い。そんなことで死にゃあしねえ。※隣の家の敷地は、こちらの敷地より60㎝くらい高い。その隣家の一階の軒先くらいの高さに、以前切った痕跡が有る。それで高いの繁るの言っているのだから、その2メートルくらい下まで切り詰めることにする。葉は残らないくらいだけれど、大丈夫だろう。家の人は「もう根元から伐っちゃってもいいくらい」と言っているので、枯れたところで文句も出ないだろう。ビフォーボーボー。アフタースカスカ。「これでしばらく出て来ないかしら」なんて言う...ひとんちの木を伐った

  • 鉛筆、ボールペン、シャーペン

    以前、上等のボールペンをプレゼントで頂いたことが有る。確か、大学入学祝いとかなんとかそんなような事だったと思う。ので、35年前か。万年筆は亡兄の遺品をちょろまかして使っていた。上等のボールペンは使い慣れていなかった。感想。重てえよ。※中高生の頃は、筆記用具と言えばシャーペンを使った。私は鉛筆を削るのも慣れていたので、鉛筆も使った。鉛筆の書き味が一番だと思っていた。(今も)シャープペンシルとは、「便利な鉛筆」である、と考えていた。だから、シャーペンにも鉛筆の細さと軽さを求めていた。(今も)お気に入りで使っていたのは、六角形の、鉛筆と同じ太さの、軽いシャーペンである。今もあの商品が有るなら、使いたい。今も。どこのメーカーだったっけなあ。トンボだった気がするが。※探してみると、六角形のシャーペンという商品は、け...鉛筆、ボールペン、シャーペン

  • ひとんちの木を伐る

    草どもの春の勢いに、我が胃袋の消化力が追い付かない。まったく追い付かない。今年もまた、やわらかい葉っぱが旨い旨いと毎日食っていたら、胃が壊れてしまった。毎朝、胃がもたれる。今朝の吐く息の臭さなんかひどいもんだった。胃袋の悲鳴である。※喰いきれない春の恵みは、輸出する。芹をとにかく採って採って、朝の犬の散歩のときに持って行った。ドッグランで毎朝のように会う人たちに差し上げる。なんだか喜んでいただけた。芹は、横倒しに伸びる茎が有って、そいつの途中の節のところで根っこを出す。そうやって、どんどん広がる。すごいんであるよ。我が家ではほぼ雑草認定なのだが、買えば高い野草だ。※それ以上に我が庭で幅をきかせているのが、蕗だ。減らそうと思って地下茎を掘り出したりしたのだが、そんでも殖える。私が掘るのに上回って伸びているの...ひとんちの木を伐る

  • 非草食性

    昨年を思い出す。春菊がどんどん採れるので、毎日のように食べていたら、胃が参ってしまった。どんよりと胃がもたれて、舌は荒れてヒリヒリとしていた。葉ものを食べるのをやめて、回復するまで1週間だか2週間だか掛かった。今、菜花が旨いわ、芹は伸びるわ、葱はシュンシュン伸びるわで追われている。蕗もどんどん育っている。そして、既に私の消化力は限界が見えている。胃がもたれる。舌がゴワゴワしている。異様な眠気が襲う。身体が休みたがっている。葉物はよーく火を通して食べることにしよう。おやすみなさい。非草食性

  • ヒロヘリアオイラガの繭

    近所のドッグランは、平坦な広場であり、ポツンポツンと5メートル程の高さの木が植えられている。5本あるうち2本はシイノキの類だと思うが、詳しくは分からない。そのうち1本に、毎年「毛虫」が付く。夏になると、その木の周囲に柵を立てて「立入禁止」なんて札が掲げられる。昨年の夏、よく見たらそれがヒロヘリアオイラガだと分かった。「毛虫」というよりは、棘虫だ。このトゲに触れると、電撃の痛みで、人によっては火傷のようなミミズ腫れができる。※我が家では、チャンチンの木と柿に付く。高くなり過ぎたチャンチンはこの冬に伐った。上のほうの枝は枯れていたが、ヒロヘリアオイラガによる食害も影響したと思われる。柿は低いので、イラガの付いた枝を切り落として退治したり、昨年は遂に殺虫剤のスプレーを使ったりもした。殺虫剤を買ったのは、玄関前の...ヒロヘリアオイラガの繭

  • カイガラムシを捕る

    去年の6月頃に、ライムの苗木を買って庭に植えた。カシャーサ51にライムを絞ってどかんと放り込み、ミントの葉をドサドサ入れ、氷砂糖も入れてガサガサ搔き回す。ミントがアホのように殖えているから、庭で穫れたものでカイピリーニャを作って飲んだらさぞ旨かろうと思ったのだ。そんなに都合良くいくだろうか。※地植えにしたままほったらかしていたら、冬、枯れそうになってしまった。葉がカサカサになっていて、触れると落ちる。ヤバい。大晦日に鉢上げした。「遅かりしか」と記録に書いてある。遅まきではあったけれど、枯死は免れた。3月半ばにまた地植えした。今年でどれくらい育つだろう?冬を乗り越えられる力を蓄えられるだろうか?それともまた室内で越冬させたほうが良いだろうか?もし、室内の越冬が毎年必要なら、いっそ鉢植えで育てるとか、あまり大...カイガラムシを捕る

  • チャンチンの若葉を食う

    山笑うという季語が好きだ。木は種類によって若葉の色が違う。いろいろな樹に覆われた山は、様々な色で包まれる。これが5月を過ぎると、どれもまあ「緑」になる。もちろん緑にも色々有るわけだけれど、新芽ほどには異ならない。新芽が開いてきた今が一番、山が色んな色に染まる。どれも柔らかい色なので、山全体がもやっと和やかになる。※我が家の庭に、チャンチンの木が聳えていた。あまりに高く伸び、そして、上のほうが枯れかけてきたので、危ないから、この冬に伐った。木は9メートルほどの高さが有った。https://blog.goo.ne.jp/su-san43/e/7683d65733675e20913c22d212db034e木を伐ると、切株から細く「ひこばえ」が伸びてくる。伐っただけで即死したりしない。ひこばえはワッとたくさん生...チャンチンの若葉を食う

  • 犬分身

    [あらすじ]犬の毛の抜け替わりの季節である。深いところの柔らかい毛がゴッソリ抜ける。洗剤とお湯で洗って、ニードルでザクザク突いて、フェルトの犬形を作る。近所の友人Mから、専用のフェルトニードルを借りてきて、電動工具のように右手をひたすら動かす。「いでっ!」たまに指先を突いてしまう。フェルトをやる人はこれが当たり前らしい。※「ザクザク」という感触が心地よい。針が作品を貫いても、机が傷付かないように、私は段ボールを敷いて作業していた。貸してくれたブラシの上に置くと、毛の塊が軽く固定される。なるほどこれは便利だ。これまた専用のブラシを売っているようだ。ブラシの上で突いて、作品の向きを変えようとすると、作品が少しブラシに絡んでいる。軽く「メリ」と剥がすような感触が有る。貸してくれた針に、発泡スチロールが付属してい...犬分身

  • さぼります

    今日はブログをサボります!サボってもウケるべく、ちょっとかわいい写真を添えます!寝ます!さぼります

  • フェルトちくちく

    抜け毛の季節である。犬の衣替えだ。表面を覆う粗い長めの毛ではなく、その下に生えている細くて柔らかい毛が抜ける。下の毛が抜けるので、上の毛にまつわってすんなりとは抜けない。ゆっくりと浮いてくる。モコモコの塊が、わき腹や太腿やお尻の辺りに溜まる。これを摘まんで、「ほくっ」と取る時の感触がたまらなく、いい。日本犬の特徴である。※ウーゴはボディが柴犬である。耳は焦げ茶、おでこも焦げ茶、鼻は黒地に白い毛だ。たてがみ部分が少し長めである。柴犬の血も入っていそうだが、あとは何が混じってんのやら。柴犬も日本犬らしく、モコモコが溜まって抜ける。ボディが柴なので、私はこの抜け毛が楽しみだった。しかし、ウーゴはあんまりごっそりとは抜けなかった。期待外れだった。けれど、今季はけっこうよく抜ける。※2年半前に保護団体から引き取って...フェルトちくちく

  • 抜け毛期

    昨日はブログを書くのを忘れて寝てしまった。毎日のルーティンの中にうまく入っていない。以前は朝起きてすぐに書いていた。今は、朝起きたらすぐに犬の散歩に行く。その後、いつブログを書くか、その日によってまちまちなものだから、うっかりするとすっぽかしてしまう。時間を決めて習慣にしたほうが、「毎日やる」ことは楽だ。※前に飼っていた犬は、家の中に設置したトイレシートで用を足すことができた。2年半前に保護団体から引き取った今の飼い犬ウーゴくんは、散歩に出ないと排泄しない。だから、朝起きたら最初に犬の散歩に出る。家の近くでは用を足さない。今でこそ、自宅から50メートル足らずの所でオシッコすることも有るが、以前は必ず200メートル以上離れた所でしていた。今でも、ウンチは家から1㎞ほど離れたドッグランに行ってからする。※春。...抜け毛期

  • ホワイトペッパーの夜

    ニラ玉でビールを飲んでいる。友人から貰った旨めの卵、ニラは今朝ウチの庭で採ったものだ。春のニラは、おひたしでも食べられるくらい、やわらかく香りが良い。贅沢だーーー。※二十代の半ば頃だったか、居酒屋でニラ玉を注文したら、ニラの卵とじが出てきて驚いた。一緒にいた友人は、ニラ玉とはこういうものだ、と言う。私のお育ちあそばしたご家庭のニラ玉は、炒めものだ。ニラをよく炒めて、卵をガンガン割り込む前に、味付けをする。塩コショウだ。私のお育ちあそばしたご家庭のコショウは昭和のムカシ、「テーブルコショー」というエスビー食品のものを使っていた。後になって思えば、黒胡椒と白胡椒の細挽きの混ぜ合わせである。私は今、テーブルコショーを使っていない。黒胡椒は粒で買って、ミル付の瓶に入れている。白胡椒は粉状のものを買っている。ニラ玉...ホワイトペッパーの夜

  • 七輪陶芸2回目

    ビギナーズラックという言葉が有る。初めてなので、失敗した経験も無いから恐れず、肩に力が入ること無くできてうまくいったりする。反対に、初めてだと慎重になるので良い結果が得られる、ということも起こる。運動や賭け事などだと、前者のような仕組みが物を言いそうな気がする。※七輪で焼き物を焼こう。初回は、色々と物作りをする友人Mを誘って、二人で焼いた。Mは吹きガラスもやるので、必要以上に火を恐れないところが良い。七輪も持っている。助かるぅ。参考にした本から、Mが焼成の温度グラフをノートに書き出して、何分くらいで何をどうするか、メモを添え書きしてくれた。ありがとう~、その準備を自分でやっておけって感じよね。おかげで、割れたのは1つだけだった。https://blog.goo.ne.jp/su-san43/e/db95a...七輪陶芸2回目

  • カレーが好き

    カレーが好きだ。特に食通じみた趣味は無いので、あすこの店が旨いとかどこが名店とか、そういうことは知らない。地元の福祉作業所がやっている「かれーやさん」のカレーは旨い。もう少ーーーしだけ辛くて、もう少し温度が高ければ最高だが、それでも旨い。(それに、安い。)以前、調布の駅前に有った丸高食堂のカレーも旨かった。レトルトカレーの「銀座カレー」に共通する味だ。奇しくも、調布銀座に在った。近所の蕎麦屋、末広のカレーも旨い。蕎麦屋でカレーを食うのは、臨席の人にご迷惑様と思うのだが、末広に行くのは蕎麦ではなくカレーが目的だ。なんだか分からない肉がほぐれるほど煮込まれて、独特の味である。子どもの頃から変わらない味、つまり40年以上変わらない味なのがまたスゴい。とまあ、こういった具合に、自分の行動範囲から出ていない。※何年...カレーが好き

  • 花粉症が治った

    数年前、花粉症の症状がつらいので、薬をのんだ。すると、副作用でひどく眠くだるく重くなった。数日間は寝込み、体じゅうが痛んだ。アレルギーがおさまったって、これではなんにもならない。くしゃみや目と周囲の痒みやのどの痛みやぼーっと熱っぽい感じといった症状よりも強い症状に見舞われることになってしまった。元も子もないではないか。その後、内服薬は怖くて手が出せなくなった。顔にぶっかける、微粒子を弾くというスプレーが有効だったので、外出時には忘れずに使った。しかし、基本的に外出はしたくならなかった。庭仕事も春の間はほとんどしない。※亡父もアレルギー体質だった。新生児の時に、何かの薬に反応してしまい、全身に薬疹が出たという。体毛が薄いのはそのせいだ、と語っていた。庭仕事をしながら、よく大きなくしゃみをしていた。鼻から長~...花粉症が治った

  • ザ・ぎっくり腰

    [あらすじ]数年ぶりに腰が痛かったよ。15年ほど前から10年近く、腰が痛かった。痛みの強い時期には、仰向けに寝ていられないような痛みだった。休む姿勢で休めない、眠れない、というのはしんどいものだ。それが、『サーノ博士のヒーリング・バックペイン:腰痛・肩こりの原因と治療』という本を読んだら治った。痛みが消えたのである。潜在意識まで抑え込まれた幼少の頃からの怒りといった深い心の問題から目を逸らすために、脳が身体に痛みをでっち上げている。この仕組みを知ることで、脳のこの手口に騙されないで済む、つまり、痛みが消える。しっかり読んで、「騙されないぞ」と心に繰り返し思ったら、十年苦しんだ腰痛が数日で消えていった。ちょっとぶり返した時も有ったが、そういう時は「これは作り出された痛みであって、実態は無い。騙されないぞ」と...ザ・ぎっくり腰

  • 寝る

    何が大事って、そこそこ元気なことほど大事なことは無いよ。そして、その元気のもとの中でも一番大事なのは、睡眠だと思う。だから、夜10時になってハッ!ブログ書いてねえや!って気付いても無理しないでスッ飛ばして寝ちゃうもんね。毎日更新している素晴らしいブログでも飛ばしちゃうもんね。おやすみなさい。また明日、元気で。あんたも早く寝なさい。寝る

  • 心身を分けて考えない

    自分の心ばっかりは他人の心とは入れ替えられないし、身体も他人の身体と交換はできない。私が私である、というのは、この心と体が作り出した認識ではないだろうか。そんでもって、伝統的な鍼灸の医学論では、心と体を分けて考えない。心の状態や体の状態は同じ理論の上で取り扱う。※[あらすじ]老人ホームで暮らす母を3ヶ月に1回、大学病院に連れて行く。車椅子から車への移乗を手伝った際、腰に痛みが走った。その日は歩くのも不安な感覚が有り、腰掛けていられないような強い痛みは数日続いた。そして十日後、スッと痛みは去った。潜在意識つまり意識にのぼらない部分に深く潜り込んでいる、心の問題が有ると、その問題から目を逸らさせるために、脳が身体に痛みを起こさせる。脳の作り出した痛みはリアルである。また、物理的な問題が有る箇所に痛みを出すなど...心身を分けて考えない

  • バラ科樹木の花ども

    この3月は今までのところ、例年より雨が少なかったのではないだろうか。そして今週は、取り戻すように雨の予報が続いている。今もずいぶん激しく降る音が聞こえてくる。ヒキガエルがまた数匹見えた。賑わうほどのことは無い。よほど出遅れた連中だろうか。※先週から、ユスラウメが盛大に咲いている。小さいながらに、バラ科の実のなる樹木らしい様子を見せる。大好きだ。ボケもバラ科だ。家の西北側に植わっている。2年ほど前に、この南側に夾竹桃が繁っていたのを伐った。そのおかげか、今年はモリモリに咲いている。ほんと、かなりモリモリ。桜も一気に開花した。直径80㎝くらいは有る。ただ、幹にテッポウムシや蟻が付いて、ボロッボロに傷んでしまっている。今年は伐ろう、今年は伐ろう、と思いながら、惜しくて伐られずにいる。花を見ると、やっぱり伐りたく...バラ科樹木の花ども

  • 腰痛がおさまった

    どういうタイミングだか分からないのだが、腰の痛みが引いた。※先々週、特別養護老人ホームで暮らす母を3ヶ月に1回、大学病院に連れて行く日が有った。以前は、この日が気重で、受信日の1週間前くらいからなんとなく気分も身体も重たく冴えなくなった。受診が2ヶ月に1回から3ヶ月に1回に減り、負担が軽くなった。また、3ヶ月前の前回の受診時に母と会話していたら、いろいろな記憶がすっぽ抜けていることが分かった。ケアマネージャーさんの言うように、認知症状が進んできているようだ。そんなら、母が子どもだった頃の話をもっと聞いてみようかな、などと考えたりした。ムカシばなしをするのは楽しい。本人が楽しく話してくれるから、聞いていても楽しく、質問を重ねることもできる。なまじっか意欲が有ると、「夫の没後十年文集を作りたい。縁の有った人達...腰痛がおさまった

  • 閑散としたスーパーにまた行ってみる

    [あらすじ]自宅から近いけれど通り道ではない所に在るスーパーに行ってみたら、午後4時半にしてはガランと客が少なく、レジは1台しか稼働しておらず、店長一人しかいない様子だった。なにここあんまり気になったので、3日後にまた行った。今度は午後3時半頃だ。駐車場には10台くらいの車が停まっている。自転車置き場にも数台の自転車が有る。その割には店内に客は少ない。無断駐車してるヤツがいるんじゃないか?※お!品出ししている店員がいる。良かった良かった。お!レジ打ちしている人は「研修中」のバッジを着けている。新しい人を雇おうとしているではないか。しかも!その人の背後に立ってあれこれ教えているのは、店長ではない。人が働いているじゃないか!良かった良かった。少し、活気を感じることができた。今度は18時台に行ってみよう。それで...閑散としたスーパーにまた行ってみる

  • 初めてのスーパーに行く

    「初めてスーパーに行く」ではない。さすがにそんなことはない。「初めてのスーパーに行く」んである。今まで行ったことの無いスーパーで買い物をする。東京都下調布市は深大寺界隈に住んでいる。住宅街である。畑や植木畑はずいぶん減ってきた。そして家が増えた。つまり人が増えた。古い小さい個人商店は消えてゆき、スーパーマーケットが増えた。今は、自宅から1㎞圏内に3軒のスーパーマーケットが有る。多いんでねえか。さらに1.5kmくらいに広げるとまた数軒有る。2㎞にも広げたらもう数えきれない。多い。そんな東京都市郊外である。1㎞圏内の3軒で充分に事足りる。ただ、回数や買い物の内容がマンネリ化する。それで、たまに出先からの帰りには、行ったことの無いスーパーに積極的に寄るようにしている。どこのスーパーも似たり寄ったりであり、また同...初めてのスーパーに行く

  • 似ている

    『ブラッシュアップライフ』最終話、もうすぐ配信終了。https://tver.jp/episodes/epvceujcwm19日22:29終了。ギリギリに何を言ってるんでしょう。※主演の安藤サクラであるが、江口のりこと似ている、と言われているそうだ。うーむ。私は、お二人の顔はずいぶん違うと思う。顔全体のバランスが、まるで違う。※一方で私は、本田翼と吉岡里帆の見分けがつかない。それぞれの写真を見て、よーく憶える。そして、どちらかの写真をパッと見て、どちらだか判断する。これが、まるっきり当たらない。面白いように外れる。自分で自分がバッカなんっじゃねえの、と思うくらい、きちんと外れる。見直しても外す。直後に見ても外す。繰り返し外す。※私は芸能通でない。俳優さんやタレントさんをあまりよく知らない。とあるドラマを観...似ている

  • ハナヤマはずる「キャスト パドロック」★★★★★

    パドロックつまりPadlockは、見ての通り、南京錠という意味である。なんだけれど、見ているとなんだか、ドラえもんの首の鈴にも見えてくる。よく観察して、ちょっと考えて、予想して動かして、それが当たっていれば外れる、というタイプのように思った。ちょびっと意外な動きをする段階が有る。その時がやっぱり気持ちいい。手の中で、鋳造金属が滑らかに動く感覚が良いのだ。※外す過程や外した後の写真は、外し方のヒントになってしまう。見たくない人は見ぬが良いぞ。まあ、この「パドロック」に関しては、外から見える感じと食い違いなどは無い。つまり、外れてみたらやっぱりこんな形、という感じ。3↓2↓1↓ずりっとばらっとハナヤマはずる「キャストパドロック」★★★★★

  • ハナヤマはずる「キャスト ツイスト」★★★★

    外した後の写真は、それだけで外し方のヒントになってしまう。見たくない人は見たくないだろうから、最初に予告しておく。この先、「外す途中」と「外した後」の写真が出てきます。言ったからね。見たくないならスクロールしないでね。※パズルメーカー、ハナヤマの「はずる」シリーズを、机の上にあれこれ置いてある。ボーッと動画を見るとかラジオを聞くとかいう時に、手を動かす。ものによっては、手元を見る必要の無いものも有る。見て考えて動かすというより、触った感覚で動かしていって外すのだ。この、「ツイスト」も、見ないで動かすタイプだと思った。見た目も美しい。仕掛けも楽しい。動きも心地良い。手の中で動かしていって、あ、こっちはダメだ、そんならこっちか、と道に迷う。※私はけっこう方向感覚が良く、地図も読める。一度行ったら大体の場所は憶...ハナヤマはずる「キャストツイスト」★★★★

  • 蔵書の整理その後

    数日前に、また古書店さんに買取に来てもらった。1時間ほど作業して、段ボール箱に7箱の本を持ち帰って行った。「これでも、頑張って選びました」というようなことを言う。もう、商品になるような本はあまり残っていないのだ。なんだか申し訳ないような気持ちになる。※最初は、全体の数が多いので買取に来てもらうしか無かった。1万冊以上は有ったと思う。最初に来た古書店は、全体から見たら1割ちょっとを持って行った。ちっとも減らない。次に、宅配で40箱近く送ったのと、自分でも車に満載して持ち込んだ。これで国語・国文学の本がほぼ全て買い取ってもらえた。その次に、一般的な宅配買取に6箱送った。こんなのは、微量である。そして今回の7箱だ。まだまだ山ほど本が在る。とにかく、アメリカ文学の原著を中心とした洋書の山がほぼまったく手付かずで残...蔵書の整理その後

  • がまたますくい

    良い天気だ。一昨日は雨、昨日は晴れたが冷え、今日はよく晴れて暖かい。タラの芽が出始めている。と、ひと作業して10分後に見ると、さっきより伸びているように見える。怖いくらいのスピードで芽吹いている。吹き出している。噴出している。ハッと、気付く。静かだ。つい一昨日くらいは大賑わいだった池が、静かなのだ。「コォ、コォ、コォ、コォ、」という声も無いし、水面に波は一切無い。ああ。終わったのだ。産卵が終わったのだ。と、いうことは、この池の底は、ガマの卵で満ち満ちているってわけだ。陽射しのおかげで藻が増えて、水は緑に染まって、水中は見えない。※絶対、今のこの池に落ちたくない。足元に注意しながら、熊手で底を撫でて、壁に寄せて上げてみる。ずっしりと手応えが有り、そして、ゼラチン質の太い紐の束が水面に現れた。「うひいいい」思...がまたますくい

  • 何菜なんだ

    大根菜、という名前で種を売っていた。つまり大根ではないけれど大根に似ているものであり、地下部分ではなくて葉を食うものだ、という意味だろう。と、解釈して、種を買った。冬の間に芽を出し、じわじわと成長した。育った葉だけを切って採って食べた。その株が先週くらいからアホのように繁り始めた。春だと気付いたんだろう。※この、’大根菜’の種を蒔いた後、大根の種も蒔いた。何ヶ所かから芽が出て、育って、どちらも育ってきた頃には、どこにどっちを蒔いたのか、忘れた。あー’大根菜’は葉を摘んで食べれば良い。’大根’は葉を摘んでしまっては根が育たないだろう。そして両者の葉は似ている。似ているからその菜じゃないその名が付いているわけで。テキトーに蒔いちゃう自分が原因で自分が困っている。確実に’大根菜’のほうを蒔いた、と記憶している所...何菜なんだ

  • お気に入りのドラマも遂に最終回

    先日ここに書いたように、私は今期テレビドラマ『ブラッシュアップライフ』を楽しみに観ていた。あーあ。終わっちゃった。1989年生まれの、仲良し女子四人組のうちの近藤麻美が主人公である。あさみは30代で交通事故に遭って死んでしまう。しかし、生まれ変わるのをやめて生まれ直し、人生2周目をやり直す。よくあるタイムリープものでしょー、と思って観ていると、脚本の面白さに惹き込まれる。第1話にして既に、畳みかけるような伏線回収が行われる。興奮する。重要人物である宇野真理の成人時代の俳優、水川あさみは第6話で登場する。全10話のうち、第6話でやっと登場するんである。前半なんと我慢していることか。民放の見逃し配信サイトTVerで、私は毎回3度ずつくらい観た。細部を頭に叩っ込んで、伏線回収を味わうためだ。そのたびに感涙する。...お気に入りのドラマも遂に最終回

  • モノアラガイ天国と地獄

    睡蓮鉢の中に植木鉢を入れて、トチカガミとコウホネを植えている。そこに、モノアラガイがイヤというほど殖えている。冬の間もけっこう動いてはいる。この頃は暖かくなってきたので、活発になってきた。アホほど殖えるのがイヤだ。天敵は何か調べたら、ゲンジボタルの幼虫だった。ううむ。ゲンジボタルの幼虫を手に入れれば良いのか。あまり好きでないもう一つの理由は、水面下を這うことである。水面というものは、たよりない物のように思えるのだが、これを、這うのだ。貝は水中にいるので、水面の上でなく、下を這う。だから、我ら人間が水の外から見ると、水面に貝の腹が見えるわけである。物とも言えないような水面という所を、腹を上にして這う。ああ、よく分からない。水面下を這っている時、貝の腹は空中に触れている、ということになるのだろう。胴体は表面張...モノアラガイ天国と地獄

  • 錆びを落とす

    友人Fの家には、鉄パイプに革を張った椅子が有る。もう50年くらい前に買ったものらしい。パイプ部分に錆びが吹いている。お家に、さび落としが有った。これだ。ついでに、ヤスリも有る。これだ。さび落としの液を垂らし、布で塗り広げる。1分前後おいて、ヤスリでこする。すると、面白いように錆びが落ちる。ゲラゲラさらにピカールで研磨して、ライターオイルで洗浄する。違いが分かりやすいように、パイプの途中まで磨いてみた。おうおう、ものすごいやりがい。気分いい。物が生き返る。・・・自分のバイクも磨いてやらなきゃねえ。錆びを落とす

  • 再発中なり

    以下は、昨日書いたものである。これを書いたけれど、まとまった気がしないので、代わりに「庭の池にたくさんヒキガエルが泳いでいるよ春だね」という話を書いた。ほんの短く。机に向かって、きっちり思考して文章をまとめる、という気力が出ないくらい久々に腰が痛いのだ。※今日は、特別養護老人ホームで暮らしている老母を大学病院に連れて行く日だった。いつもこの通院の日は気分的に負担であった。「うまくしゃべれない」ということを、母は滔々としゃべり続ける。しゃべってんじゃん!矛盾を真っ向から喰らって、私は混乱する。そして、すごーく疲れる。極めて要約すると、そんな感じ。さて。ケアマネージャーさん曰く、この頃の母はパーキンソン病の症状で身体の動きわが悪い時間が増えた。ので、ベッドで過ごす時間が増えた。ので、刺激が減った。ので、認知症...再発中なり

  • けいちつ

    庭にある池が騒々しい。昨日辺りから、ヒキガエルが出てきている。繁殖しよう、ってんで盛んに鳴き交わしている。池の水が波立っている。相手を探すオスたちがとにかくじっとしていない。今までどこにいたかと言えば、庭の土の中、浅いところにもぐって冬休みを謳歌っしてたの、のだ。それが一斉に出てきた。今のところ、池にいるのは10匹足らずだが、明日はどうなることやら。けいちつ

  • 漏水を修繕する

    [あらすじ]庭で草取りしていたら、地面の一部分がやけに濡れている。よく見ると、水が湧いている。漏水だ。掘ってみると、塩ビ管の継ぎ目が現れた。その片側から漏れた形跡が有る。管の中の水が出切るまで、犬の散歩に行くことにした。犬の散歩から戻ると、継ぎ目のところからの水はほぼ収まっていた。※さてこの配管だが、犬走りの脇に通っている。犬走りの下なら良いのだが、ちょっと脇である。ちょうど、家から出入りする時にこの地面を踏むのだ。だから、継ぎ目の部分に負荷が掛かって、剥がれてしまったのではないだろうか。気休めにしかならないけれど、継ぎ目の下に煉瓦を入れてみた。これが枕になってくれると良いのだが。そもそも、近いうちに立ち上げ水栓の位置を変えようと考えていた。どうせまたここいらを工事することになるだろう。継ぎ目が弱みになる...漏水を修繕する

  • 漏水箇所を掘り出す

    [あらすじ]庭で草取りしていたら、地面の一部分がやけに濡れている。よく見ると、水が湧いている。漏水だ。日の暮れる前に修繕してしまいたい。果たしてこれが、ここ何年も発見できずにいた漏水箇所かどうか。確証は無い。地面の下だから、ちょくちょく濡れる作業をする場所だったから、発見されにくかった、と言うことはできる。このすぐ近くに、地下室への階段が有る。ここは、ものすごい大雨が降ると、コンクリートの隙間から水が浸み込み、階段内部の壁に水が入ってくることが有る。そういうことが、以前よりも増えた。それはもしかして、階段周囲の土が漏水のせいでいつも湿っているから、ちょっとの雨水も貯えることができずに浸み込んできているのではないか。とも考えられる。ここを修繕した後に、パイロットメーターがきっちり止まれば、ここ数年の漏水問題...漏水箇所を掘り出す

  • 漏水箇所を特定する

    もう、何年前から漏れていたか、憶えていない。それくらい前から、漏水が有るのは分かっていた。水道の検針員さんがメーターを見て、漏水を発見すると水道使用量のお知らせと一緒に、A葉書というものを配布してくれる。漏水箇所の修繕が完了した時に使う葉書だ。何年も前にこれが配布された。私は15年ほど前までの14年間、水道検針員をやっていた。だから、A葉書が配られてすぐに、自宅の水道メーターを確認した。水道メーターを見ると、なるほど、銀色のパイロットメーターが動いている。ゆっっっくりと。それはとてもゆっくりであった。じっとしゃがんで見ていないと分からない程度であった。これは、蛇口がきちっと締まっていない、といったようなことかもしれない。「ポタッ・・・・・・・・・ポタッ・・・・・・・・・ポタッ・・・・・・・・・」くらいの量...漏水箇所を特定する

  • おしるこ

    スプーンが立つほど固いプリンを作ったのは2年近く前だ。固さも課題だったが、味もレシピと変えた。世の中の「甘く」「とろける」プリンに逆らうのだ。https://blog.goo.ne.jp/su-san43/e/7014018baa8a51fe60119a0784deba65この中で【グラニュー糖60g】→【きび砂糖45g】【塩5g】とあるのは、参考にしたレシピではグラニュー糖60gのところをきび砂糖45gと塩5gに置き換えた、という意味だ。砂糖は元のレシピの4分の3。砂糖と塩との全体のうち、塩は1割。ということになる。※結果、砂糖の味ばかりのものでなく、コクのある味に仕上がった。なんならもう少し味薄めでも良いと思ったくらい、コクが有った。※今日は、おしるこを煮た。友達から、のし餅を貰ったのだ。いろんな食べ...おしるこ

  • はずる コースターの快感

    「スカッ」としたい。脳みそが。理詰めだけでなく、試行錯誤のようなことも含め、手でいじくって、「やった!」というところにたどり着く。そういう快感を味わいたい。※パズルメーカーであるハナヤマの、「はずる」シリーズのパズルを久しぶりに新しく買った。複数のパーツが組み上がっているものをまず全部バラバラにはずし、また元通り組む、という問題だ。知恵の輪みたいなもんである。ただ、知恵の輪は針金のように細い金属で出来ていることが多い。「輪」という所以である。「はずる」シリーズは金属の鋳造で出来ている。だから、肉厚であったり、デザイン性が高かったりする。また、組み上がっている仕掛け部分が見えていないことが多い。※難易度が6段階で評価されている。私は3,4,5あたりがちょうど心地良い。難し過ぎると、解けない。分からない、いつ...はずるコースターの快感

  • 蔵書の整理の進捗

    11月下旬から、蔵書の整理をしている。1.老舗古書店に問い合わせたら、学術書部門を閉じるため、今は買取をしていない、と断られる。2.「学術書買取」というキーワードで見付けた新興古書店に問い合わせたら、2週間後に来てくれた。一日がかりで、商品になるものを選んで運び出してくれた。それで減ったのは2割弱。ひー3.「洋書買取」というキーワードで新たに検索して見付けた古書店に問い合わせたら、読み物以外のほとんどを買い取ってくれた。しかしまだ、小説、マンガ、アメリカ文学の洋書、歴史関係の本が少し残っている。4.洋書の老舗古書店に問い合わせたが、返答が無い。案内をよく読むと、「買取できないと判断したら返信しないよ悪しからず」と書いてあった。ガッカリ5.ネット通販を主にしている大手中古業者に買取依頼した。この手の店は、...蔵書の整理の進捗

  • カータンと会った

    毎月一日に法螺を吹いている。嘘っぱちをブログに書いている。読者のネットリテラシーを試すつもりなんかではない。ただ自分の虚言欲を満たしたいがためであるよ。※2年半前から特別養護老人ホームに入居した老母は、2月28日がお誕生日である。新型コロナウイルスの感染防止対策のため、面会は基本的に無かった。ただ、母の場合、2~3ヶ月に一度、大学病院に通院する必要が有る。私がホームに迎えに行って、病院を車椅子で連れ回して、またホームに送っている。それが面会の機会となっている。来週、大学病院受診の予定が有る。お誕生日当日は、私はお菓子と書類を届けにホームに行った。※玄関を入ってすぐの事務室前で職員さんを待っていると、壁に貼った色紙が目に入った。とてもこなれたタッチで、カータンの絵が描いてある。「カータンママとあそぼうピンポ...カータンと会った

  • おかあたん

    昨日は老母の誕生日であった。満90歳である。自宅から3㎞ほどのところに在る特別養護老人ホームに面会に行った。「ここにはね、カータンがいらっしゃるのよ。」ふーん。・・・ん?「カータンって何?誰?おかあさんってこと?誰の?」母は自分の母親のことは「おかあさま」と言う。カータンとは気安く幼いにも程が有る。おかしい。このごろ認知症状が進んだとは聞いていたが、こういうことか。母親がここにいる、と思うことも、妙に幼い呼び方になることも、症状だろうか。「カータンよ。知ってるでしょ。ママと遊ぶのよ。」「ママって。おかあさんとおかあたんが遊ぶの?」んんん???「今日もね、お食事の時に大きな声で話してくださったの。こうやってね、手振りも付けて。いただきます、の挨拶をその人の合図でするの。」「ふーん?みんなのおかあさんみたいな...おかあたん

  • 斧を修繕する

    斧がグラつく。思いっきり振り下ろして、ドスンと丸太に打ち込む。一振りごとに、斧の頭部がグラついてしまう。柄の尻を下にして、硬い地面にストンと落とす。すると、斧がまたガッチリ嵌まる。しかし打てばまたグラつく。柄の先端の木が傷んで、くさびが利いていない。そろそろ、柄の先を切って、削り直して、くさびも新しくしなければ。と思って、1年以上経つ。※いい加減、作業しにくいので、修繕することにする。斧の先端を外す。緩んでしまっているので、簡単に外れる。外してしまえば、もう薪割りはできない。できないと困るので、さすがの私も修繕をするだろう。と、この状態でまた2週間くらいほったらかし。※今年の分の薪が終わりそうだ。古い材の朽ちかけたのを、チェーンソーで切る。あっという間に作業は終わる。これで何日分になるか。割ってない丸太が...斧を修繕する

  • 不覚!泣いた。『ブラッシュアップライフ』

    昨日ここでテレビドラマ『ブラッシュアップライフ』について書いた。書いた以上、とっとと観なきゃね、と観た。第7話である。第6話の最後に、とっときの俳優・水川あさみが表に出てくる。おそらく、ここからストーリーも大詰めに入るのだ。そうだった。第7話は水川あさみ演じる宇野真理ちゃんの独白が主な内容になる。実は…、実は~、実は―、の連続である。主人公の近藤も視聴者も知らなかった事が次々と明かされる。※ああ。人生とは、こういうものだ。不覚にも、私は宇野真理ちゃんの独白を聴きながら、涙を禁じ得なかった。やっだ、泣いちゃったのよアタシ。(テレビドラマで涙が出ちゃったのは『コタキ兄弟』以来数年ぶりだと思う。)ワタクシは53歳で、この頃どうも今までの生き方と、今後の生き方をどうするか、考えがちだ。しかも、この朝、夢を見た。2...不覚!泣いた。『ブラッシュアップライフ』

  • 畳みかける伏線回収~ブラッシュアップライフ

    しばらくテレビドラマを観ていなかったが、この『ブラッシュアップライフ』は楽しみにしていた。のに、見そびれていた。気付いたら、もう第6話だった。ゲゲッ。見逃し配信サイトTVerに急ぐと、1,2,3話と最新の6話が配信されていた。はい。4,5話は見そびれた。6週も見逃がしていて「楽しみにしていた」とは聞いて呆れる。※観た。第1話を観て、たまげた。市役所勤めの主人公の日常が、淡々と描かれていく。突然の交通事故死。事故というものはこうもいきなりか。画面は真っ白になる。真っ白な中に「案内所」が有る。いきなり死んでしまって、どうすれば良いか分からない主人公は案内所へと進む。納得がいかない。30そこそこで死んでしまった。どうにかならないんですか!それは、市役所の窓口で応対の難しかった市民さながらだった。しかも、生まれ変...畳みかける伏線回収~ブラッシュアップライフ

  • 慰める犬

    毎朝、近所のドッグランに行っている。我が犬ウーゴくんは、わりと臆病な犬である。こういう犬は、毎日の習慣を変えたがらない。散歩も、決まったコースを決まった方向に周る。※2年あまり前に保護団体から引き取って最初の数日は、排便しなかった。ウンチしたいわけではないので、道端を嗅いで嗅いで嗅いでいるのだが、排便体勢に入らない。行ったり来たり行ったり来たり。ちょっと気に入った場所なのだろう。行ったり来たりすることはするのだけど、何度も何度も往復した末、排便体勢に入らずに去る。三日目にようやく脱糞とあいなった次第である。※ドッグランには、誰も来ない時間帯に何日も通った。誰も来ないうちに帰った。そして、何日目か忘れてしまったが、後から犬を2頭連れた人がやって来た。この2頭が穏やかで、良かった。何度目かに会った時に、やっと...慰める犬

  • ストーブファンを買った

    薪ストーブがお好きな方々が定期購読するマニア雑誌ではない。薪ストーブの上に置いて、風を送るという機械である。昨今、キャンプだの焚火だのが流行っているようで、何かの動画を見ている時に、ストーブファンなる物を知った。今までも、ストーブの前に小さい扇風機を置こうかな、と考えたことは有る。薪ストーブをガンガン焚けば、輻射熱で部屋中が暖まる。しかし、ストーブが在る位置から、私の定位置はちょっと離れていて、しかも反対側に勝手口が有る。この勝手口からの隙間風が厳しい。なんぞ隙間対策をすれば良いのだが。戸板自体が傷んでいる。今年はこの扉を修繕しよう。合板を一部分でも貼り換えて、明るい色に塗り替えよう。そのためには扉を一旦外してしまうか。ほんじゃ作業は夏だな。遠い。扇風機をストーブの前に置くか。いや、扇風機だと風が強過ぎる...ストーブファンを買った

  • 銅を錆びさせる

    ワケあって、銅を錆びさせたい。酸がいいのか。塩がいいのか。試せばいいのか。インターネット検索してみると、「塩化アンモニウム水溶液で錆びるよ」という情報を得た。ま、そうか。しかし、そのブログ記事のコメントを見ていたら、「銅板の表面をサンドペーパーで荒らして、醤油を3~4倍に薄めたものを塗る」と言っている人がいるじゃないの。日銀の屋根もそうやったとかやってないとか。日銀の屋根をその方法で作るにはどんくらいのお醤油が必要だったのだろう。お寿司何皿分だろう。(一昨日、回転寿司に行った。)※などと調べていたら、日本金属屋根協会の「銅屋根クロニクル」というページを見付けた。http://www.kinzoku-yane.or.jp/chronicle/index.html楽しい・・・!何か建てて屋根を銅で葺きたくなっ...銅を錆びさせる

  • どこからが差別か

    私はXジェンダーである。と言うことにしている。今ある言葉の中で、自分を指して言うのに一番しっくりくるかなー、と思うから、使っている。ただ、他人から見たらそれはトランスジェンダーだったり、レズビアンだったり、FTMだったり、FTXだったり、ただ女性だったり、性別不詳だったり、中性的だったり、いろいろな言葉で表されるのだとも思う。言葉は時代によって生まれたり消えたりする。より細かく分けて名付けられていったりする。細かく分けることは、「しっくりくる表現」を見付けるためには役に立つと思う。しかし、「分ける」とはやはり差別に繋がりかねないところも有る。差異を探して分けているのだから、自他の違いをより意識することになる。カテゴリーを細かく分ける作業と同時に、違いが有ることは問題ではなく当たり前のこととして受け容れると...どこからが差別か

  • 北風と犬

    深大寺のドッグランは、一年前に半年がかりの改修をした。以前はひょろりと一本の立ち上げ水栓が有るだけだった。今は、小学校の校庭のすみっこに有るような、立派なコンクリートの壁から3本の蛇口が出る形になっている。3口も必要かね?と、まず思った。1つは、専用のキーが無いと水が出せない栓が付いている。あとの2つは、ポンと押すと一定の時間だけ水が出て自動で止まるものだ。つまり、ちゃんと蛇口を締めない人がいるといけない、やたらと使う人がいるといけない、ということだろう。みんなが使える水栓は一定時間で止まるもの。もう1つは、散水などの作業が有る時に使う、職員のためのもの。しかし、ドッグランで散水作業をしているようなことは、一度も見たことが無い。はてはて?※以前の細っこい立ち上げでは、冬場は凍ってしまって水が出なくなった。...北風と犬

  • ふきみそはじめました

    暖かい日が混じるようになり、何やかやと伸びたり萌えたりでやかましい。追われるように庭仕事をする。と言うのはかっこつけである。蔵書の整理の作業をしなければいけないのだが、しばし現実逃避しているのである。次に集荷を依頼しているのは来週の月曜日だ。そろそろ作業しないと、間に合わない。※インターネットで探して、宅配買取を行っている所に依頼した。段ボール箱を送って貰った。なんと、折り畳まれた状態で送られてきた。当たり前だって?いや、違うんですよ、ご想像のような状態ではなくて。箱としての折り目ではないところで折って、小さく畳まれているのだ。段ボールは一度折るとそこは折り癖が付いて弱くなる。それに、なぜ折り畳まれることができるかと言うと、段ボール自体が薄いのだ。薄い段ボールを、妙な所で折っているのだ。弱い。ついでに、サ...ふきみそはじめました

  • 煙突掃除

    保護団体から犬のウーゴくんを引き取って、3回目の冬である。薪ストーブにもそろそろ慣れただろうと思ったが、とんでもない。12月に煙突とストーブを室内に組み立てたら、もう警戒態勢である。火を入れて、薪が「パチパチ」なんて爆ぜたら、ビビッて部屋から出たがる。せっかく部屋を暖めようとしているのに、犬ウーゴが出入りできるように扉を開けるので、寒い。やれやれ。ストーブからのストレスのせいか、朝の餌をすぐには食べなくなってしまった。埋めて隠そうとするのだ。犬は鼻先を使って物を埋めようとする。後で掘り出して食べるつもりだろうか。地面なら良い。鼻先でも土は動く。しかし、室内のマットやシーツの上で、鼻先を使って埋めようとすると、ただ鼻先がこすれるばかりだ。すりむけて、血が出る。シーツの上に、血の跡の線が付く。あわれである。あ...煙突掃除

  • ハゼの枝を切り落とす

    先日、庭に9メートル聳え立っていたチャンチンの木を伐った。その後、知人の調べで、若芽は香り高く、チャンチンジャンという調味料のようなものになること、材は若芽の赤を内包し、良い材になることを知った。そこで早速、伐った幹を縦に切って、板に作ってみることにした。ゆっくり乾かしているところだ。※赤い材ができたなら、今度は黄色だ。以前、庭のハゼの木を伐った。芯の部分が鮮やかな黄色である。我が庭のハゼは、地上1メートルくらいのところで二股に分かれている。以前伐ったのは片方の幹であり、もう一本が残っている。高く伸びて大きく枝を張っている。これが、庭を暗くしてしまっているので、切ろうと考えていたのだ。ハゼの実は白く脂肪分に覆われており、冬は鳥たちの良い餌になる。こないだもムクドリの群れがやって来ていた。ムクドリは日頃、地...ハゼの枝を切り落とす

  • ウイリーカー

    [あらすじ]両親の蔵書を遂に古書店に売却している。第一弾は自宅に来てもらっての買取。第二弾は段ボール箱に詰めて宅配便で送るのと合わせ、大型本やケース入りの全集ものなどを、車に積んで持ち込んだ。https://blog.goo.ne.jp/su-san43/e/934c1484421c7935d5af73d7bd7b6cbc運転席以外の全てのスペースに本を積んだ。24束と段ボール2箱。ひと束は15㎏前後だろう。運転者を入れて7人くらい乗っているような計算か。えーと。定員ならオーバーですな。積載量って決まっているのだろうか。※古書店は、倉庫と事務所が併設されていた。倉庫にはちょうど、「再生紙運搬車」と書いたトラックが入っている所だった。売り物にならない本が積み込まれているのだろうか、と思うと、ちょっと胸が痛ん...ウイリーカー

  • 車に本を詰め込む

    [あらまし]2万は有った蔵書の処分を進めている。イマドキは、宅配買取というスタイルが一般的になっている。段ボール箱に物を詰めて、集荷に来てもらい、運送業者が古物商の所へ運ぶ。第一段階は、専門の学術書に詳しい古書店に家に来てもらった。第二段階として、今、宅配買取を進行中だ。※書架の写真を撮って、それを見て買取の可不可を決めてもらった。写真は全部で80枚を超えた。買取可能となったのはその半分くらいだった。段ボール箱を送ってもらい、それにどんどん本を詰めた。詰めた詰めた詰めた。全部で37箱。※いや、全部ではない。箱詰めしなかった本もけっこう有る。段ボール箱に詰めなかったのは、大型本やケース入りの全集だ。これは、紐で縛る。箱に詰めたら効率が悪いし、縛っても本が傷付きにくい。紐で縛った適量の束のほうが、箱に詰め込む...車に本を詰め込む

  • 木の机と椅子

    8歳ほど年下の人と話していた。小学生の時、木製の机と椅子だった、と話したら、驚かれた。どんだけ昭和なんだ、と。木製の椅子に、防災頭巾を座布団代わりに置いていた。母はそれを「防空頭巾」と呼んだ。戦争世代だ。私は昭和44年生まれである。私立の小学校だった。角材で作られた、机と椅子だった。机の表面には、たまに、彫刻刀で彫った跡なんか有った。※特別教室は新しい建物で、机や椅子も新しかった。中学に上がったら、どの教室もそういう新しい机と椅子なので、新鮮な気持ちがした。※掃除をする時は、机の上に椅子を伏せて乗せる。重たくてたいへんだった。でもなんだか良かった。ずんぐりとした安定感が有った。たまーに、古材を使ったカフェなんぞで見かけることが有ったが、この頃はとんと見ない。今さらながら、有ったら欲しいという気持ちになる。...木の机と椅子

  • 静かに

    風が強い。冷たい北風が、昨日から吹いている。明日はもっと強く冷たく吹くという予報だ。※2年少し前に保護団体から引き取った、我が犬ウーゴくん。保護犬にありがちな、臆病な犬だ。物が怖い。何かそこに物が置いてあるだけで、怖くて近付けない。だから、部屋の中に物を置くと、その分だけ彼の行動範囲は狭まる。部屋の中というのは、物を置くものだ。椅子を置くことも有る。冬になればストーブも出す。荷物をひょいと置くことも有る。それが、全部怖い。それだけではない。スマホ画面の明るさで壁に光と影がちらつくのも怖い。お線香の煙がただようのも怖い。いやいや。それは実害が無いじゃないか。大きい音でびっくりするというならまだ分かるけれど、影や煙が動いた時に、君が痛かったことなんて有るか?と言いたくなる。しかし、そう言っても始まらない。光も...静かに

  • こどもしゃかい

    幼稚園児の時、同級生に首を絞められた話を書いた。その子とは同じ小学校に上がった。首を絞められるようなことはそれきり無かったけれど、何か、力による支配、のようなものは続いた。その子ともう一人の更に強い子がいて、私は逆らえなかったような記憶が有るやら無いやら。あれっ、でも、その支配の記憶は、小学2年までのもののような気がする。3年生以降、クラスが同じになることが無かったのだろうか。それとも、更なる人間関係や問題が重なったせいで、くすんでいるのかもしれない。なんだかそっちのような気もする。※何かと「班」に分かれて活動することが有った。合宿だとか、特別の行事の日だとか。そういう、楽しければ楽しいようなハレの日が、私は気が重かった。班分けのせいが大きかった気もする。班で分かれると、どうも「班長」をやらされることがよ...こどもしゃかい

  • 幼稚な殺意

    幼稚園の時のこと。同じクラスの子に、首を絞められた。先週、この話を書いた。もう少し詳しく思い出してみる。※私は、その幼稚園に編入した。引っ越してきたのが十月の下旬だったから、その頃だろう。5歳になった年だったか。前に通っていた幼稚園は3年保育の年中さんで、引っ越してきたら2年保育の年少さんになるのがちょっと不思議ながら、5歳児なりに理解したような記憶が有るやら無いやら。以前の住まいは文京区大塚で、駅としては巣鴨に近い幼稚園に通っていた。その幼稚園は独特の教育方針で、年中ゴム草履を履いて遊んでいたような記憶が有るやら無いやら。おかげで私はその後ずっとゴム草履を愛用するようになる。近年に至っては、自転車のタイヤを底に貼ってある草履を好んで履いている。私が愛用していたようなゴム草履は昨今では手に入りにくくなって...幼稚な殺意

  • 海老のなる水草

    45㎝水槽を、食卓の隅に置いている。水槽にはドジョウとメダカとエビとカワニナがいる。水草を少し植えてあり、マツモが浮いている。食卓に就いて、水槽のほうを見ると、向こうの部屋と庭が透けて見える。写真に撮ると、まるで天井に草が繁って、宙にメダカが泳いでいるかのようになる。※ウジャウジャと集まっているので、ちょっとギョッとした。水面から垂れ下がるマツモに、エビが集まっていたのだ。ドジョウもメダカもそうだが、なんだか集まる。同じ所にみんなでジッとしていることが多い。和やかにも見えるし、不気味にも見える。そこが過ごしやすいなら、どうぞそうしていらっしゃい。ウジャウジャついでに向こうにいる犬も透けて見えている。目に楽しい。海老のなる水草

  • かげこわいです

    防災グッズという感じの物だろう、ライトを貰った。折り畳まれたビニールの本体を開くと、一辺10㎝くらいの立方体になる。一つの面に、ソーラーパネルが付いている。昼間、明るい所に置いておけば、発電・蓄電できる。こりゃ便利だ。車中泊の時のために、車の中にライトを置いてあるが、いざって時に電池切れで困ったことが有る。※どうせなら普段から使おう。室内で、それを「カサカサ」と広げて、点灯した。すると、飼い犬ウーゴくんが怖がる。臆病で、その物音もイヤだし、壁に映る光が動くのも怖がる。困ったものだ。「バンッ!」とか「ガタガタガタ」とかいう激しい音ならともかく。「チカチカチカ!」とか「ヒュッ!」とかいう刺激的な光ならともかく。身の危険は何も無い。痛くもなければ、臭くもない。こんなにこちらに介入してこないもので怖がっていたら、...かげこわいです

  • スティックシュガーアント

    家の門先に、あれこれの植物を株分けしたものを、百円均一で置いている。今は、開花したクリスマスローズがよく出ていく。そりゃ、百円でひと鉢なんだから。文字通り掘り出し物だろう。百円はオープンセールだったことにして、ぼつぼつ値上げしようかしら。200円くらいに…。200%の価格高騰だが、まだ安い。※庭で殖えて殖えて困るものを、昨年までは捨てていた。庭に置いておいて乾いたら燃やす、というのならまだ受け入れられるのだが、あんまり焚火をしてはいけない世の中のようだ。抜いた植物を、ゴミ袋に入れて、ゴミの収集に出す。これはとても気分が良くない。庭の緑を喜んで、でも殖え過ぎたからってゴミとして棄てるなんて、私の感覚としては気持ち悪い。※ゴミとして棄てるくらいなら、喜んでくれる人が持って行ってくれるほうがずっといい。ゴミ袋に...スティックシュガーアント

  • 木琴完成

    [あらすじ]友人Mが、親戚の家で長年放置されていた木琴をくれた。ヤマハの子ども用のもののようだ。6鍵おきにしか柱の立っていない、簡素な造りのものだ。枠から作り直し、柱も全鍵盤の間に立てて、しっかりと紐を張った。ヤマハのロゴは、赤い文字に金の縁取りだ。文字の色に合わせて紐を買った。…のつもりが、ネット上での商品写真の色と、実物の色はずいぶん違った。残念。L字型の洋折れを柱に使っているので、それが縁取りの金色と共通する。それと、紐の赤とで良い取り合わせになる予定だったのにー。※洋折れのL字の角の内側に、紐をくぐらす。そして、凧糸で紐をL字に固定する。これだけだと、凧糸が洋折れの真鍮の表面を滑って落ちてしまうので、L字の角のところに接着剤を盛った。この、凧糸をちまちま結んでいく作業が、退屈だった。細かい作業が最...木琴完成

  • チャンチン材

    [あらすじ]庭の隅で9メートルの高さに育っていたチャンチンを伐った。さらに、板状に切る。雨の予報が有る。切り落とした枝や幹が、庭にほったらかしてある。はね返りで土にまみれてしまわぬうちに、片付けねばならない。チェーンソーで、片っぱしからぶった切る。そして、塀沿いの薪棚に積む。薪を運ぶ時は、ぶん投げる。抱えて持ち上げて歩いて運んで、などとやっていると、時間も労力もかかる。投げるのが速い。※チャンチンの新芽は透明感のあるやわらかな赤で、美しい。木質も、その色を孕んで色づいている。知人Tが調べたところによると、その新芽は炒め物などにして食べられるそうだ。独特の香りが強いらしい。チャンチンの幹をチェーンソーで切っていると、けっこう香りが鼻につく。なんというか、セメダインのにおいのような感じだ。新芽もこの系統の香り...チャンチン材

  • 木を割る

    「割る」と言うと、薪を割ったことしか無い。だから、斧を使って、「パカーン!」と勢いで割ることが「割る」だと思っていた。しかし、木を縦に切ることも「割る」と言う。厚い材を買って、材木屋さんに持って行って、縦に半分につまり薄くしてもらったことが有る。専用の鋸で切って貰ったのだが、その時、材木屋さんが「割る」と言っているのを聞いて、知った。「パカーン!」じゃなくて鋸で引いても「割る」なのか。それは、縦に分けるから「割る」なのだろう、と理解した。横に切るなら繊維を分断することになるが、縦に切るなら繊維を切断せずに、分けるだけになる。だから、「割る」なのだろう。※薪を割る時、丸太を台の上に立てて、斧を振り下ろして、割る。これが、西洋の場合、丸太を寝かせて、横腹に斧をぶち込むらしい。それじゃあ、うまくやらないと丸太が...木を割る

  • 木琴の手抜き修復

    [あらすじ]友人Mから、古い木琴を貰った。子どものおもちゃと言うには立派、楽器と言うには今一つ。鍵盤を支えている紐の橋桁が、6鍵ごとにしか立っていない。https://blog.goo.ne.jp/su-san43/e/f3ba827ebfc87215d204b653ed489657柱を増やそうとしたが、既存の横棒は硬い材の丸棒で、ヨーオレをネジ込んでいったらネジ切れてしまった。枠から作り直すことにした。ヨーオレと書いたが、洋折れという語のようだ。先がL字型のフックになっているネジだ。もちろん、ドリルで下穴をあけてからネジ込んだのだが、うまくいかなかった。※全ての鍵盤の間に金具を配置するとなると、既存の枠より長く作る必要が有る。えーと、適当に長くする。適当。鍵盤は低い方が長い。だから、枠は台形に作る。えー...木琴の手抜き修復

  • 本の集荷

    40*30*30cmの箱だ、と古書店の連絡にあった。ほんとかいな。と思ったら、ほんとじゃなかった。正確には、内寸26.7*37.4*28cmだった。つまり、B4サイズで深さ28cmの段ボール箱というわけだ。書架から取り出した本を判型で分類して、この段ボール箱に片っぱしから詰め込んでいく。B5版の学会誌や教科書は当然すっきりと収まる。その他の判型の本を組み合わせて詰め込む。パズル好きの心がくすぐられる。全書が入るかな、新書がぴったりだ、隙間に文庫本を詰め込もう。といった感じだ。A5判と菊判が最もややこしい。A5判は148*210mm菊判は150*220mmである。四六判と小B6判というのも有る。四六判は127*188mm小B6判は112*174mm。これが、それぞれに箱に入っていたりいなかったりする。それを...本の集荷

  • 知識よりも尊いもの

    世界の事、宇宙の事、その外の事。私の力ひとつでは知り尽くすことができない。もっと知りたいし、旅もしたいし、色々な経験もしたいし、私の知らない事を知っている人、私と違う経験をしている人、つまり全ての人と話をしてみたいとも思う。けれど、その全体ときたら無限なので、自分にはどうしようも無いという気持ちになる。しかし、そこで諦めたら小ぃこい蛙(かわず)の完成だ。そんなふうに自分を限定することも無い。※じゃあ、どうしよう。調べたら知ることができる事を、一つ一つ頭に入れることはやめようかな?それより、調べたり知ったりする手段をあれこれ身に付けたら、後々広がりやすいのではないか。なんでも分かる所にアクセスする手段を持っておくのも良い。小さいところでは、辞書を引き慣れておくこととか、図書館を利用する習慣を持つとか、インタ...知識よりも尊いもの

  • 殺意

    実体験をもとにして法螺を書いた時に、いつも思う。事実は小説より奇なり。些細な作り話の部分よりも、本当の話のほうがずっと面白かったりする。毎回、懺悔のために翌日に本当のことを書いている。今回は正直に言って、本当のことを書くことを目的に法螺を書いた。実際に有ったできごとの、意外な部分を書かなかったわけだ。無かったことをでっち上げるのも嘘。事実を捻じ曲げるのも嘘。一部分を隠すことも、かなり大きな嘘である。※毎月一日は法螺を吹いている。四月だけじゃ物足りないじゃないの。実話から作り話になだれ込むパターンをしばしば書く。今回、首を絞められたことが有る、というところが本当。その時、相手の口が言葉を発したかどうか、憶えていない。無言だったろうか。力を籠めているから、無言だったのかもしれない。※音声として記憶してはいない...殺意

  • 命を狙われたことが有りますか?

    死ぬということ自体を怖いとは思っていない。しかし、殺されるとしたら、怖い。死が眼前に迫っているから、というより、自分に危害を加えようという思いが怖い。激烈な手段が怖い。痛いのは怖い。※殺されそうになった経験が有りますか?殺されそうになるという状況を想像したことすら無い人も多いのではないだろうか。※渾身の力を籠めて、首を絞めてくる。両手を私の首にかけ、思い切り力をかけてくるのだ。私より少し背が高い相手が、のしかかるように迫ってくる。怖い。これで終わりなのか。私はここで死んでしまうのか。睨みつけてくる。視線を逸らすことができない。と、相手の口が動いた。相手が声を出さなかったのか、それとも私の耳が聞こえなかったのか、聞こえていても聞こえないような精神状態だったのか、今となっては分からない。ただその時は、口の動き...命を狙われたことが有りますか?

  • 本が好き、古本が好き、芳香剤は嫌い!

    十代の頃から、古本屋を巡るのが好きだった。自宅から2㎞あまり離れた街道筋に、古本屋が有った。カウンターの中には冴えないおっさんがいつも座っていた。カウンターから離れた棚の、カウンターから死角になる側には、戦争やら軍艦やら戦車やらに関する本が並んでいた。私はあまり興味が無かったけれど、時々そこの棚も見に行った。その辺りはなぜか、しょんべんくさかった。奥にトイレが有ったのだろうか。※ああいう、何か湿っぽい古本屋というのはすっかり減ってきてしまった。大型店が増えたと思ったら、今度はインターネットショップが主流になり、大型店舗も淘汰されていった。古本屋の棚をずーーっと眺めて、目当ての本を探すのは楽しい。眺めている中で、目的以外の本や作家を見付けたり、知らなかった世界を知ったりして興味が広がることも有る。紙の辞書を...本が好き、古本が好き、芳香剤は嫌い!

  • 葱を貰った。千葉は九十九里のほうの葱だ。採りたてが旨いから、すぐに渡したい。と言う。じゃあ、ってんですぐに貰いに行った。ほんですぐ夜には食べた。そんなに旨いと言うのなら、葱の味が一番わかる食べ方をしなきゃ。ゆっくり焼いた。甘みが濃い!とろりと舌にとろける。なるほど旨い。葱

  • 消える犬魔球

    消える魔球を知ってるかい?マンガアニメ『巨人の星』で、星飛雄馬が編み出した魔球だ。飛雄馬の投げたボールが、バッターの手前まで来ると、消えるのだ。しかし、その謎を解いた好敵手・花形満が打ち取る。んじゃなかったっけっかなー?私は1969年生まれ。『巨人の星』の放送は1968年から1971年のことだというから、私が見たのは再放送だ。野球なんか興味の無かった私も見るくらい、人気が高かったということか。※ボールが好きな犬は多い。ボールを投げてやると走って行って、咥えて飼い主のもとに帰って来る。また投げてやると走って取って帰って投げての繰り返し。我が犬ウーゴくんもボールは好きだ。投げれば追い駆けて、はしゃいで両前足を上げて飛び付くように取る。そして、すぐに置いて別のことを始める。おお。残念。保護団体から2年半前に引き...消える犬魔球

  • 頭部

    もう、何ヶ月もかけて、粘土で頭部を作っている。詳しくはあらためて書く。今、写真のような状況。当初は鼻の周囲を作るだけのつもりだったが、どんどん広げて、ついに首がはえてきてしまった。うかうかしていると肩も作ってしまいそうだ。「手芸用デビクレイ」という粘土を使っている。現時点で3㎏近い。実物の頭よりはずいぶん軽い。中は空っぽだからか。これから脳みそを入れるか。頭部

  • 電気薪

    電気代ガス代が上がっている。と、言う。寒い季節なので、多く使う時季であることに加えて、値上がりしている。と、言う。光熱費を抑えるために、暖房以外の方法で寒さを凌ぐ人も多い。と、言う。※私の場合。冬は薪ストーブ。エアコンは冬に使うことは無い。薪ストーブの上に、やかん2つと鍋を置いている。湯気で加湿されるのも良い。いつでも湯が沸いている。鍋の湯を運んで、湯舟に貯める。これで、追い炊きの時間が少し短くなるだろう。煮物の鍋はストーブの上に置く。焼いて食うものはストーブの上であぶる。節約ということでなく、ごく当たり前のこととして、やっている。※薪は、近隣の農家の伐木を貰っている。では、薪代はタダなのかというと、そういうことでもないと思う。切る時に電動のチェーンソーを使っている。チェーンソー無しの薪ストーブ生活はちょ...電気薪

  • 木琴を補修する

    友人Mが、親戚の家の片付けをしている。古い物が詰まっている。小屋裏収納も有る。古い物が詰まっている。スピーカーとか、タイルを何百枚とか、子ども用のバイオリンとか、貰う。あと、もっきん。[ヤマハもっきん]と銘打ってある。塗装が厚い。あまり良い音はしない。もしかすると、この塗装を全部剥がして磨いたら鳴りが良くなるかもしれない。しかし、チューニングがどうなるか、予想がつかない。紐がヘタっていて、それも鳴らない原因の一つになっている。修繕したらマシになるかもしれない。裏の横棒は、なんと、丸棒である。丸棒に又釘が点々と打ってあり、そこに紐が固定されている。なんと6鍵もひとまとめだ。もっと紐を張ればマシになるかもしれない。釘を増やそうと考えて、丸棒にヨーオレ(L字型のネジ。次回もっと説明します)をねじ込んでみた。しか...木琴を補修する

  • 犬一割引

    風はおさまったが、冬将軍の本隊はまだこれから入城するらしい。今朝の調布の最低気温は-2.5℃ということだが、明日の予報は-5℃だという。ほんとかいな。ストーブを怖がる我が犬ウーゴくんをなだめつつ、薪をどんどんくべる。せっせと焚いても外気がよほど冷えているからか、なかなか室温も上がらない。日中は晴れて、室内の日なたは温かくなった。しかし、家の北側は冷たい。外はきれいに晴れながら冷え込んでいる。猫たちはいつもどおり日なたに寝転がっている。※保護団体からウーゴを引き取って、2年と4ヶ月になる。12㎏くらいの中型の成犬を探していた。インターネット上のウーゴのプロフィールを見ると、13㎏と記載されていた。いいだろう。お迎えに行ってみたら、15㎏近くあるという。保護団体の人は「増えましたー」なんて暢気なことを言ってい...犬一割引

  • 暖かい

    午後、穏やかに陽射しが出て、暖かくなった。のも一時のこと。15時半頃になったらずんずん冷え始めた。16時頃から猛然と風が吹き始めた。吹くと決めたら徹底的に吹く、という感じだ。凄い。我が犬ウーゴくんは、色々なものを怖がる。お線香の煙とか、壁に反射したスマホ画面の光とか、そんな他愛ないものも怖がる。風の日なんて恐ろしくてたまらない。ポリ袋が飛ばされてきたりしたらもうダッシュで逃げる。困ったもんだ。我が家の薪ストーブの爆ぜる音や、煙突からちょっと洩れた煙を怖がる。そのため、私はストーブを控えめにしてきた。しかしもうそんなこと言ってられない。寒い。焚く。怖がるなら、そばにいてやる。そうしよう。おかげで現在の室温は19℃。北風?吹けば。冬将軍?来れば。ストーブさえ焚いていれば怖くないもんね。私は。とは言え、凄い風だ...暖かい

  • 寒い

    寒い。現在、室温は約10℃。これでは寒い。寒いのに、ストーブに火を入れない。足元の火鉢だけでしのいでいる。というのも、我が犬ウーゴくんが、ストーブを怖がるからだ。空気の流れができる前に、煙突の継ぎ目のところから洩れる煙が怖い。薪の爆ぜる「パチッ」という音が怖い。室温が上がることによって家鳴りが「ピシッ」と何度も鳴るのが怖い。怖いと、部屋で落ち着くことができない。落ち着かないと、餌を食べることに集中できない。朝、餌を食べなくなってしまった。それはかわいそうなので、私はストーブをあまり焚かなくなった。朝少し焚いて、あとは耐える。というわけで、室温は10℃である。寒い。布団に入るしかない。おやすみなさい。寒い

  • 箱詰めパズル

    蔵書を古書店に買取してもらう。段ボール箱に詰めて宅配便で送る。同じ判型の本を積んで詰めていく。並んで入りそうでも、わづかな幅で入らなかったりもする。同じ判型に見えても微妙な差が有ったり、綴じ方の違いで幅に少しの差が出たり、背の高さだけ違ったり、箱が付いているので少しサイズが出たりと条件は様々だ。向きを変えてみたり、組合せを変えてみたりする。うまく組み合わせていくと、箱にみっちりと本が詰まる。箱の内側にぴったりと収まると気分がいい。運搬中に本がずれて傷んだりしないように、隙間には紙をくしゃくしゃにして詰める。そんなものの必要が少なければ少ないほど、自己の満足感が高いぞ。うまく詰まった段ボール箱は、重い。測りたい。が、体重計が壊れている。新調しよう。箱詰めパズル

  • 知ってるよ

    大学の教員もしていた両親には、蔵書や書類がものすごく沢山在る。当人たちの書いたものも多いが、読んでくださいと送られてきた本や原稿も多い。「蔵書と書類の処分がたいへん。」と、ある人に言ったら、「分かるぅぅ」と言われた。いや、分かってない。2万冊の蔵書や数々の原稿の束など、おたくには無いじゃないか。内心そう思った。※ある人が、一人で子育てする中の苦心を語った時、「うんうん、」とうなづいて聞いた。すると、「何が分かる!」とぶっ飛ばされた。三十台前半の頃だったか。その頃の私は子育ての経験も無かったし、ぶっ飛ばされてもっともである。後に私は、二人の子を持つ母の人と同居することになるが、その生活とて、数年で手離してしまう。親たることのなんたるか分かっちゃいないので、やっぱりぶっ飛ばされてもっともだった。※こういう「分...知ってるよ

  • 一枚足りな~いどころじゃな~い

    [あらまし]蔵書の整理をしている。地下室に何千冊かよくわからん数の本がある。「宅配買取」という形をとっている業者に依頼することにした。人がドヤドヤと家にやって来ることが無いというのは、いい。段ボール箱に本を詰めて送って、査定してもらう。ただ、我が家の場合、数が多い。査定してみたら買取できないものばかりでした、ということになったら、手間も何もかも惜しい。本棚の写真を撮って、先に査定してもらうことになった。※本棚の写真を撮る。棚の2~3段を一枚の写真に収める。撮った写真をメールに添付して送り、査定してもらう。というつもりだったが、伝達方法を変更した。写真はクラウド上のドライブにアップして、そこを古書店さんに閲覧してもらうことにした。※古書店さんが査定をし終わって、また新たなドライブに、「買取可」「買取不可」の...一枚足りな~いどころじゃな~い

  • 春の声

    毎朝の犬の散歩で、神代植物公園の周辺を歩く。ドッグランが在る。見通しの良い場所で、ぽつぽつと木立が有る。向こうの木から、鳥の声がずっとする。ツピ,ツピ,ツピ,ツピ,ツピ,ツピ,ツピ休み無く鳴き続けている。シジュウカラのさえずりだ。もう?まだまだ寒い日が続くけれど、もうさえずり?早くないか?大丈夫?春の声

  • ペーパーフル

    蔵書の整理をしている。亡父の人はアメリカ文学が専門であった。現代アメリカの小説が山ほど有った。外国文学の厄介なところは、原書と訳書の両方を持つから、数が単純に2倍になる。翻訳もしたが、自分自身で小説を書くこともした。訳書は一般的な大手の出版社からも出たが、自作は自費出版をした。著者在庫や、自費出版の買取分が何十冊ずつも手元に残る。老母の人は国語国文学が専門であった。辞書の編纂や方言調査に関わった。辞典の見出し語ひとつひとつのカードを作る。ひとつの辞書について何千枚のカードができる。いくつもの辞典の分、カードの束ができる。一番大きな仕事は、『奄美方言分類辞典』だった。カードは戸棚一つ分という量になった。※人の一生分の紙の量とは、こんなに多いのか、と思う。職業柄も有ろうけれど、多い。※加えて、両親とも、大学の...ペーパーフル

  • ばかきぞめ報告の2

    [あらすじ]馬鹿な書初め、ばかきぞめをしようぜ。ご近所幼なじみ友人Mと。祖父の遺品である、汪兆銘が河辺正三に贈ったというちびるほど歴史的意味の有る端渓の硯を使ってなるったけ馬鹿々々しい言葉を書こうぜ。https://blog.goo.ne.jp/su-san43/e/19e47f5b7e5d1697d50e2b32818d8c1aというわけで、愚かな孫とその愚友は端渓でゴリゴリと墨を磨った。日なたにほったらかしたせいで、翌日、紫檀だか黒檀だかの台座にヒビが入る始末。愚!※日常から思い浮かぶ語を書く。八朔火鉢鼻炎臆病燐寸悪口雑言餡瓦礫発疹末期嫉妬羨望薪割楷書ってほんとに難しい。やだやだ。黴カビって篆書で書くとこんなにステキな感じなのか。呪縛と、草書で書いてみた。するりと抜けそうなイメージで書いたのだが、友人...ばかきぞめ報告の2

  • ばかきぞめ報告の1

    昨年は、真面目に書初めをしようとした。すると、完成度を求めてしまい、練習ばかり繰り返して結局、「これでよし」と思えるものは書けなかった。私の悪いところが出ている。真面目な出来栄えを求めて、欠点に目が行き、練習を繰り返し練習がつらくなり、本番も固くなる。もっともっと肩の力を抜きたまえよ。※というわけで、ばかきぞめをした。楽しく書こうぜ。ご近所の幼なじみ友人Mを誘う。私の祖父のものである端渓の対の硯を一個ずつ使ってみようじゃないの。※端渓の磨り心地は非常に硬かった。キシキシいう。きもちわる。硬いうえに、なんだかいつまでも墨が濃くおろせている感じがしない。M「どうなったら墨がすれてるんだろう?」とろみだよ。粘りみたいな感覚が出てきたら、いい調子。ところがお端渓で磨れども磨れども、ちっとも粘りが出てこない。私は短...ばかきぞめ報告の1

  • まいどあり

    お隣さんの農家から、15段の三脚脚立を借りて、その脚立の倍の高さはあろうかというチャンチンの木を無事に伐った。あとは自分の三脚脚立でこと足りる。ほッ。アホのように常に緑に繁って、我が庭に暗く重たい陰を落としている金木犀と椿をまた切った。かかってこい。※その小枝と葉を払う作業をしていると、また立ち止まって「おはようございます」と声を掛けてくれる人がいる。「前に茗荷の苗を買ったんですが」ああ、ありがとうございます。「あれは、えーと、うーん」何か、言いよどんでいる。聞きたいことが有るのだろうけれど、どう言えばいいのか分からないようだ。「あれは、出るんですか」ああ、あはは、出ますよ出ますよ。まだ当分出ないですけどね、出ますよ。出なかったら言ってください。「あ、いえいえ」「ミントもどうかなって思ってるんですが。」ど...まいどあり

  • 15段三脚脚立を運ぶ

    [あらすじ]9メートルくらいあるらしいチャンチンの木を伐った。お隣の農家から、15段の三脚脚立を貸してもらって作業した。13段目に立って、木の中ほどから伐り倒した後は、数十cmずつ輪切りにしていく。なるべく水平にチェーンソーの刃を入れる。片側から3分の2くらい切ったら、今度は反対側から切っていく。両方から切っていったのが合わさってポロリと外れる寸前でチェーンソーを止める。止めないと、切れた部分がチェーンソーの上に乗っかって暴れて適当に落っこちてしまう。残りわづか、ってところで寸止めにする。止めたチェーンソーを、肩から掛けるなどして安全に置いて、幹の上の切った部分を掴む。掴んで、傾けてみる。グラグラ揺れたら寸止め成功である。回転させるような感じで、残っている部分を折り取る。両手で掴んで、幹の切り口の上をジワ...15段三脚脚立を運ぶ

  • チャンチンを伐った時の失敗

    [あらすじ]農家であるお隣さんから、15段の三脚脚立を貸してもらって、庭に高くそびえるチャンチンを伐ったよ。15段の三脚脚立の、上から3段目つまり13段目に足を置き、跨いで向こう側の足置きに片足を乗せて、てっぺんに腰掛ける。ちょいとスイングさせて、あらためて三脚と自分の一体感を高める。チェーンソーにはロープを付けて、枝に引っ掛けておく。いざという時に手を離しても、落下させずに済む。三脚脚立の上に安定して立って、チェーンソーを扱いやすい高さつまり自分の腹くらいの高さに構え、そこで切る。地上5メートルくらいということになる。切る位置の下にロープを巻く。これを目印に切る。倒したい方向からまず刃を入れる。それから、今切った所の斜め下から切って、三角に切り落とす。これが、いつもなかなかうまくいかず。今回も失敗してし...チャンチンを伐った時の失敗

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