満開から既に10日が過ぎました。千鳥ヶ淵には、散り行く桜を惜しむ人々が大勢訪れていました。さわやかな快晴の日、ぽかぽか陽気に誘われて、老いも若きも、外国人の姿も目立ちます。青空とビル群と、ボートに桜・・・・のどかな春の日です。そんな桜の季節も、まもなく終わろうとしています。2025年の桜ー千鳥ヶ淵
温暖化が更に進み、平均気温は過去最高となりました。又、訪日外国人観光客数も過去最高を更新しました。残念なことに、災害や事故も多発しています。闇バイト等の悪質な事件が社会不安を増幅しています。不確かな未来、それでも人々は夢や希望を追い求めます。皆様、どうぞよいお年をお迎えください。2024年の歳末
12月上旬のよく晴れた日、大山を訪ねました。小田急線「伊勢原駅」で下車して、バス停に向かうとすでに長蛇の列。バス終点の大山ケーブル駅まで20分。そこから、こま参道を登ること15分。息をきらしてやっとケーブルカー乗車口に着きました。ケーブルカー終点は「阿夫利神社駅」(標高約700m)。大山阿夫利神社下社があります。大山山頂(標高1252m)には本社がありますが、更に2時間弱登らないといけないのであきらめます。山全体に素晴らしい紅葉の景観が広がっていました。短かった秋が過ぎ去ろうとしています。晩秋の大山
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満開から既に10日が過ぎました。千鳥ヶ淵には、散り行く桜を惜しむ人々が大勢訪れていました。さわやかな快晴の日、ぽかぽか陽気に誘われて、老いも若きも、外国人の姿も目立ちます。青空とビル群と、ボートに桜・・・・のどかな春の日です。そんな桜の季節も、まもなく終わろうとしています。2025年の桜ー千鳥ヶ淵
東京の桜の開花から4日目。暑い日が続き、一気に咲き進みました。喜多見ふれあい広場へ続く、野川緑道の桜並木を、今年も家族と眺めに行きました。川面に映る菜の花も鮮やかです。カエルの鳴き声も聞こえます。2025年の桜ー野川
3月中旬、松田山西平畑公園を訪ねました。小田急線「新松田駅」で下車。駅から20分程度歩くと、西平畑公園の散策路入口に着きました。散策路は階段になっており、河津桜と菜の花が鮮やかです。この日はあいにくの雨模様、訪ねる人はそれほど多くありません。外人さん達の姿が目立ちます。天気が良ければ、富士山がよく見えますが、残念ながら全く見えません。でも松田山はすっかり春景色です。松田山の春景色
1月25日、鶴川香山園(かごやまえん)がオープンしました。池泉回遊式庭園と書院造の建物を持つ、未来豊かな和の空間を楽しめる公園です。現存する建物は、1906年に建てられたもの。2015年までは、能ケ谷香山古墳群の出土品や骨董品を展示した私設美術館でした。その後町田市が、庭園を含む一体を買い取り、家屋は喫茶・割烹の店に。池泉回遊式庭園には、秋はモミジが見られ、カヤやケヤキの大木があり、時代の厚みを感じさせます。レストラン「桜梅桃李」では、町田の地場食材を生かした和食や甘味を提供します。小田急線鶴川駅北口から徒歩5分です。鶴川香山園オープン
温暖化が更に進み、平均気温は過去最高となりました。又、訪日外国人観光客数も過去最高を更新しました。残念なことに、災害や事故も多発しています。闇バイト等の悪質な事件が社会不安を増幅しています。不確かな未来、それでも人々は夢や希望を追い求めます。皆様、どうぞよいお年をお迎えください。2024年の歳末
12月上旬のよく晴れた日、大山を訪ねました。小田急線「伊勢原駅」で下車して、バス停に向かうとすでに長蛇の列。バス終点の大山ケーブル駅まで20分。そこから、こま参道を登ること15分。息をきらしてやっとケーブルカー乗車口に着きました。ケーブルカー終点は「阿夫利神社駅」(標高約700m)。大山阿夫利神社下社があります。大山山頂(標高1252m)には本社がありますが、更に2時間弱登らないといけないのであきらめます。山全体に素晴らしい紅葉の景観が広がっていました。短かった秋が過ぎ去ろうとしています。晩秋の大山
2024年のノーベル物理学賞を受賞したトロント大学のジェフリー・ヒントン氏はAIと人類の未来を語っています。2023年にそれまで約10年勤めた米グーグルを突如退職し、AIの脅威について語り始めました。「デジタル知能は生物学的知能に取って代わるか」という問いに対し、同氏はほぼ確実にイエスだと結論づけています。同氏は2つの大きなリスクがあるとみています。1つ目は、悪人がコンピューターに悪い目標を与え、大量の偽情報拡散や生物テロ、サイバー戦争、殺人ロボットといった悪い目的のために使うこと。2つ目は、AIモデルが危険な形で「進化」し、他者をコントロールする志向性を持つようになること。AIなどが今後20年で人類を絶滅させる確率が10%あるといいます。さらにヒントン氏は、安全性の問題に専念するAI研究者の割合を現在の...「AIの父」の警鐘
「宗教としての資本主義」は、ヴアルター・ベンヤミン(1892-1940)が1921年に書いた短いテキストです。ベンヤミンは資本主義には宗教的な構造として三つの特徴があるといいます。一つ目の特徴は「資本主義はひとつの純粋な礼拝宗教、おそらくはこれまでに存在した最も極端な礼拝宗教なのである。資本主義においては、一切のものが直接的に礼拝と関わることによってのみ意味をもつのであって、資本主義はいかなる特別な教義も、いかなる神学も関知しないのだ。」二つ目は、資本主義は毎日が礼拝であると。そして三つ目の特徴としてこの礼拝は人々に罪を負わせる。(罪を救済するのが宗教なのに、罪を負わせる儀礼宗教が、純粋な宗教としての資本主義の特徴だ。)マーク・シェルというハーバード大学の研究者は、「芸術と貨幣」という著書のなかで、貨幣と...宗教としての資本主義
4月10日快晴の日、今年も「喜多見ふれあい公園」で散り行く桜を楽しみました。前日の雨で残念ながら多くの桜が散ってしまいました。それでも野川沿いに真青な空にピンクの桜が鮮やかです。川沿いに菜の花も見えます。一年で一番美しい季節です。2024年の桜ー野川
東京の桜が平年よりかなり遅れて満開を迎えて、4月5日千鳥ヶ淵を訪ねました。花冷えで雨も降りだしそうな日ですが、「九段下駅」で下車すると、カメラ片手に大勢の人の列が見えました。田安門から入り、日本武道館を眺めてから千鳥ヶ淵緑道をゆっくり歩きます。歩く人々の半数は外国人でしょうか。国際色豊かです。ボート場を通り、「戦没者墓苑」に入りました。英国大使館を横目に千鳥ヶ淵公園を出てから、帰りは「半蔵門駅」まで歩きました。静かな満開桜の撮影となりました。2024年の桜ー千鳥ヶ淵
ぽかぽか陽気の日曜日、蔵前神社を訪ねました。都営大江戸線「蔵前駅」から徒歩2分です。1694年、徳川綱吉公が石清水八幡宮と称して創建しました。この錦絵は1824年の春、八幡宮で行われた「力持」の技芸の奉納を描いたもので、作者は歌川国安です。奉納力持が開催された御蔵前八幡宮は、勧進大相撲の発祥の地であり、1833年に本所回向院が定場所となるまでは、回向院、深川八幡とともに大相撲三大拠点の一つでした。この日、小さな境内は早咲きのピンクの桜と、黄色いミモザの競演を見守る人々で大賑わいでした。オーストラリア原産のミモザの花は、春を感じさせる魅力的な花です。3月8日は「国際女性デー」で、イタリアでは「女性の日」といわれ、ミモザの花を贈る習慣があるそうです。日本でも定着しつつあるかもしれませんね。既に満開を過ぎていま...蔵前神社の桜とミモザ
2月最後の日曜日、梅の名所羽根木公園を訪ねました。45回目のせたがや梅まつりが3月3日まで開催されています。この日はあいにくの雨の為、人影もまばらです。ただ餅つき会場には大勢の人が行列をつくり、つきたてのお餅をおいしくいただきました。満開も過ぎて、雨にぬれた梅が少し寒そうです。やはり梅には晴れた青空が似合うようです。傘をさしながらの撮影には苦労しました。梅の季節もそろそろ終わろうとし、又季節が少し進みそうです。せたがや梅まつり
(鶴巻の大欅)1月最後の日曜日、小田急線「鶴巻温泉駅」に初めて下車しました。鶴巻温泉は駅周辺に温泉施設が点在する、静かな温泉郷です。週末になると温泉客や登山客がこの街を訪れます。弘法の里湯は駅から徒歩2分。市営の日帰り入浴施設です。丹沢山系から湧出した2つの源泉を楽しめます。駅から大通りを10分程歩くと「手打そば信玄」があります。古民家風の落ち着いた店内でいただく手打そばは、秦野産はじめ各地のそばを仕入れて毎朝自家製粉しています。「信玄」の近くには、神奈川県指定天然記念物の「鶴巻の大欅」がありました。県下で最も太いケヤキで、樹高30メートル、樹齢は推定約600年だそうです。駅近くには「ほっとつるまき延命くん」があります。地域のシンボル延命地蔵尊からとられた店名のアンテナショップでは、毎朝地元農家から届いた...鶴巻温泉にて
1月最初の日曜日、鶴岡八幡宮を訪ねました。「神苑ぼたん庭園」で正月ぼたんを拝観しました。1月1日から2月中旬まで鑑賞できます。牡丹の花は幸福や富貴をあらわすといわれます。又美しさだけでなく、咲き誇る花とともにつぼみや盛りを過ぎた花は、繰り返される生命の循環をあらわす、めでたいものとして尊ばれたそうです。大湖石は中国江蘇省の大湖という湖の底から掘り出される石灰岩に属する天然の名石です。我国では古来より「牡丹には大湖石」を描き、画題を「玉堂富貴」と称して珍重してきました。鶴岡八幡宮の正月ぼたん
国連環境計画によると、「パリ協定」の温暖化ガス排出削減目標を今から完全に守った場合でも、21世紀末には世界の平均気温は産業革命前と比べてセ氏2.5~2.9度ほど高くなるとのことです。現実的な予測では、これからは、10億人規模の人々が移住を迫られるそうです。(ガイア・ヴィンス「気候崩壊後の人類大移動」)豪シンクタンク経済平和研究所は「50年までに12億人が避難生活を余儀なくされる」と予測しています。人口が多いアジアや米国・南欧などが砂漠化し、生存可能な土地を求め、人々はシベリアやカナダなど高緯度地域に逃れる・・・・ヒトはその進化史のほとんどにおいて、定住せず移動を繰り返す生活をしてきました。1万年前に定住を始め、都市文明を築き、現在のような暮らしを当然としてきました。それを変えて移住を当たり前の生活にする為...気候変動と人類大移動
12月最初の日曜日、オープンしたばかりの麻布台ヒルズを訪ねました。森JPタワーは高さ325メートル。あべのハルカスを抜いて日本一となりました。33階の無料展望台からは333メートルの東京タワーが間近に見られます。日比谷線神谷町駅に直結していて、駅前広場からはギャラリースペースやカフェ・レストランにつながっています。中央広場入口には果樹園まであります。オープンスペース「麻布台ヒルズアリーナ」では、多様なイベントが開催されます。パブリックアートが街の各所に設置されています。オフィスロビーには、オラファー・エリアソン作のらせん状の彫刻が吊り下げられています。都心中心部に、アークヒルズ、六本木ヒルズ、虎ノ門ヒルズ、麻布台ヒルズと4つのヒルズが完成しました。ガーデンプラザの裏手、八幡通りを歩くと、八幡神社が鎮座して...麻布台ヒルズオープン
紅葉が見頃を迎えた、秋の大山を訪ねました。伊勢原駅から大山ケーブル行きのバスに乗り、終点からこま参道を15分程歩いて大山ケーブル駅に着きました。ケーブルカーで阿夫利神社駅まで。大山阿夫利神社は関東綜鎮護の霊山として、雨乞いや五穀豊穣の祈願の対象でした。江戸時代以降は年間20万人を超える人々が「大山詣り」を行ったと記録されています。また、大山と富士山の両山をお参りする「両詣り」も盛んに行われました。秋の大山
近年注目を集める「不老不死」のテクノロジーは、人間と社会をどう変えるのか。イギリスの哲学者、ステイーブン・ケイブは科学技術は宗教的なルーツを持っているといいます。「神話や宗教が語ってきた不死への物語を、科学の言葉を用いて語り直す人々だ。・・・・宗教が永遠の命や死後の復活を約束したのに似ている。」現代の科学万能論は根強いものがあるものの「地球に大きな負荷をかけ、資源を枯渇させるような社会の発展の仕方は、今後長くは続かない。物質的な利得を求めて自然を支配しようとしてはならない。」アメリカの哲学者、シェリー・ケーガンは「不死の科学」は残酷な嘘と説きます。「記憶まで移植するのは極端としても、誰かの身体をもとに別の肉体を作る行為は、人間存在に対してこの上なく残酷な嘘をつくことだ。」「仮想世界でいくら素晴らしい体験を...「不老不死」のテクノロジー
ネコ型ビジネスロボット、トラのもんが出迎えてくれます。虎ノ門ヒルズから「MiraiTokyo」がはじまると呼びかけてます。虎ノ門ヒルズステーションタワーが10月6日開業しました。森タワー、ビジネスタワー、レジデンシャルタワーに加えて、4つのタワーから成る複合施設、虎ノ門ヒルズが完成しました。ステーションタワーは地上49階、高さ266m、商業施設には約70店舗、一部は地下鉄の駅前広場と一体化しています。T-MARKETは地下2階の駅前広場にあり、グリーンにつつまれた900坪の中庭に食を中心にデザイン、アート、音楽が融合したユニークなコミュニティです。2FのT-デッキにはN・S・ハルシャのパブリックアートがありました。日比谷線虎ノ門ヒルズ駅に直結し、地下歩行者通路からは銀座線虎ノ門駅にもつながります。虎ノ門ヒルズ完成へ
藤沢市・茅ヶ崎市・寒川町を流れる小出川沿いに、長さ3キロにわたり彼岸花が群生して、散策路となっています。「湘南台駅」から「慶応大学」行きのバスに乗り、終点で下車。そこから10分程歩くと小出川にでました。刈り取り前の稲穂の黄金色の中に真っ赤な彼岸花が咲き誇っています。白い彼岸花も咲いています。木々の緑と青空を吹き抜ける初秋の風がとても心地よく感じられます。小出川彼岸花
4月10日快晴の日、今年も「喜多見ふれあい公園」で散り行く桜を楽しみました。前日の雨で残念ながら多くの桜が散ってしまいました。それでも野川沿いに真青な空にピンクの桜が鮮やかです。川沿いに菜の花も見えます。一年で一番美しい季節です。2024年の桜ー野川
東京の桜が平年よりかなり遅れて満開を迎えて、4月5日千鳥ヶ淵を訪ねました。花冷えで雨も降りだしそうな日ですが、「九段下駅」で下車すると、カメラ片手に大勢の人の列が見えました。田安門から入り、日本武道館を眺めてから千鳥ヶ淵緑道をゆっくり歩きます。歩く人々の半数は外国人でしょうか。国際色豊かです。ボート場を通り、「戦没者墓苑」に入りました。英国大使館を横目に千鳥ヶ淵公園を出てから、帰りは「半蔵門駅」まで歩きました。静かな満開桜の撮影となりました。2024年の桜ー千鳥ヶ淵
ぽかぽか陽気の日曜日、蔵前神社を訪ねました。都営大江戸線「蔵前駅」から徒歩2分です。1694年、徳川綱吉公が石清水八幡宮と称して創建しました。この錦絵は1824年の春、八幡宮で行われた「力持」の技芸の奉納を描いたもので、作者は歌川国安です。奉納力持が開催された御蔵前八幡宮は、勧進大相撲の発祥の地であり、1833年に本所回向院が定場所となるまでは、回向院、深川八幡とともに大相撲三大拠点の一つでした。この日、小さな境内は早咲きのピンクの桜と、黄色いミモザの競演を見守る人々で大賑わいでした。オーストラリア原産のミモザの花は、春を感じさせる魅力的な花です。3月8日は「国際女性デー」で、イタリアでは「女性の日」といわれ、ミモザの花を贈る習慣があるそうです。日本でも定着しつつあるかもしれませんね。既に満開を過ぎていま...蔵前神社の桜とミモザ
2月最後の日曜日、梅の名所羽根木公園を訪ねました。45回目のせたがや梅まつりが3月3日まで開催されています。この日はあいにくの雨の為、人影もまばらです。ただ餅つき会場には大勢の人が行列をつくり、つきたてのお餅をおいしくいただきました。満開も過ぎて、雨にぬれた梅が少し寒そうです。やはり梅には晴れた青空が似合うようです。傘をさしながらの撮影には苦労しました。梅の季節もそろそろ終わろうとし、又季節が少し進みそうです。せたがや梅まつり
(鶴巻の大欅)1月最後の日曜日、小田急線「鶴巻温泉駅」に初めて下車しました。鶴巻温泉は駅周辺に温泉施設が点在する、静かな温泉郷です。週末になると温泉客や登山客がこの街を訪れます。弘法の里湯は駅から徒歩2分。市営の日帰り入浴施設です。丹沢山系から湧出した2つの源泉を楽しめます。駅から大通りを10分程歩くと「手打そば信玄」があります。古民家風の落ち着いた店内でいただく手打そばは、秦野産はじめ各地のそばを仕入れて毎朝自家製粉しています。「信玄」の近くには、神奈川県指定天然記念物の「鶴巻の大欅」がありました。県下で最も太いケヤキで、樹高30メートル、樹齢は推定約600年だそうです。駅近くには「ほっとつるまき延命くん」があります。地域のシンボル延命地蔵尊からとられた店名のアンテナショップでは、毎朝地元農家から届いた...鶴巻温泉にて
1月最初の日曜日、鶴岡八幡宮を訪ねました。「神苑ぼたん庭園」で正月ぼたんを拝観しました。1月1日から2月中旬まで鑑賞できます。牡丹の花は幸福や富貴をあらわすといわれます。又美しさだけでなく、咲き誇る花とともにつぼみや盛りを過ぎた花は、繰り返される生命の循環をあらわす、めでたいものとして尊ばれたそうです。大湖石は中国江蘇省の大湖という湖の底から掘り出される石灰岩に属する天然の名石です。我国では古来より「牡丹には大湖石」を描き、画題を「玉堂富貴」と称して珍重してきました。鶴岡八幡宮の正月ぼたん
国連環境計画によると、「パリ協定」の温暖化ガス排出削減目標を今から完全に守った場合でも、21世紀末には世界の平均気温は産業革命前と比べてセ氏2.5~2.9度ほど高くなるとのことです。現実的な予測では、これからは、10億人規模の人々が移住を迫られるそうです。(ガイア・ヴィンス「気候崩壊後の人類大移動」)豪シンクタンク経済平和研究所は「50年までに12億人が避難生活を余儀なくされる」と予測しています。人口が多いアジアや米国・南欧などが砂漠化し、生存可能な土地を求め、人々はシベリアやカナダなど高緯度地域に逃れる・・・・ヒトはその進化史のほとんどにおいて、定住せず移動を繰り返す生活をしてきました。1万年前に定住を始め、都市文明を築き、現在のような暮らしを当然としてきました。それを変えて移住を当たり前の生活にする為...気候変動と人類大移動
12月最初の日曜日、オープンしたばかりの麻布台ヒルズを訪ねました。森JPタワーは高さ325メートル。あべのハルカスを抜いて日本一となりました。33階の無料展望台からは333メートルの東京タワーが間近に見られます。日比谷線神谷町駅に直結していて、駅前広場からはギャラリースペースやカフェ・レストランにつながっています。中央広場入口には果樹園まであります。オープンスペース「麻布台ヒルズアリーナ」では、多様なイベントが開催されます。パブリックアートが街の各所に設置されています。オフィスロビーには、オラファー・エリアソン作のらせん状の彫刻が吊り下げられています。都心中心部に、アークヒルズ、六本木ヒルズ、虎ノ門ヒルズ、麻布台ヒルズと4つのヒルズが完成しました。ガーデンプラザの裏手、八幡通りを歩くと、八幡神社が鎮座して...麻布台ヒルズオープン
紅葉が見頃を迎えた、秋の大山を訪ねました。伊勢原駅から大山ケーブル行きのバスに乗り、終点からこま参道を15分程歩いて大山ケーブル駅に着きました。ケーブルカーで阿夫利神社駅まで。大山阿夫利神社は関東綜鎮護の霊山として、雨乞いや五穀豊穣の祈願の対象でした。江戸時代以降は年間20万人を超える人々が「大山詣り」を行ったと記録されています。また、大山と富士山の両山をお参りする「両詣り」も盛んに行われました。秋の大山
近年注目を集める「不老不死」のテクノロジーは、人間と社会をどう変えるのか。イギリスの哲学者、ステイーブン・ケイブは科学技術は宗教的なルーツを持っているといいます。「神話や宗教が語ってきた不死への物語を、科学の言葉を用いて語り直す人々だ。・・・・宗教が永遠の命や死後の復活を約束したのに似ている。」現代の科学万能論は根強いものがあるものの「地球に大きな負荷をかけ、資源を枯渇させるような社会の発展の仕方は、今後長くは続かない。物質的な利得を求めて自然を支配しようとしてはならない。」アメリカの哲学者、シェリー・ケーガンは「不死の科学」は残酷な嘘と説きます。「記憶まで移植するのは極端としても、誰かの身体をもとに別の肉体を作る行為は、人間存在に対してこの上なく残酷な嘘をつくことだ。」「仮想世界でいくら素晴らしい体験を...「不老不死」のテクノロジー