GooBlog終了に伴い、Blog引っ越しました。新サイトは↓となります。今後ともよろしくお願いします。Blog引っ越し完了(GooBlog>WordPress)Blog引っ越しのお知らせ
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AI2027Aresearch-backedAIscenarioforecast.今後のAIが起こす未来を予測した4月公開の論文AI2027(著者は元OpenAIのガバナンス研究者であるDanielKokotajlo、ブロガーのScottAlexander、AIDigest共同創設者のEliLifland、CenterforAIPolicy創設者のThomasLarsen、ハーバード大学コンピュータサイエンス専攻のRomeoDeanの5名)が公開されていますがかなり詳しい予測がなされており、やや行き過ぎかと感じられなくもない感じではありますが興味深い内容です。第4段階で2027年までの予測なのですが大きなスピードで社会が変革して行く様子が予測されています。大雑把には以下。◆2025年第1段階=AIエージェ...AI2027₋AIの行きつく未来₋
4月ももう終わろうとしていますが2024年度の家計を振り返ってみました。去年に引き続きBS,PL,CFの3表の形式としています。今年度の貯蓄/投資率は68%で去年より8%Up。どっちかというと投資の方にシフトしたため投資CFで大きくマイナスとなり、FCFとしては少なくなっています。25年度は関税の状況で投資が逆風になるかもしれませんが長い目で考えて投資シフトへの路線はあまり変えない予定で株、債券などには引き続き投資して行きます。また教育という観点でも自身への投資もまだまだ続けていきたいと思います。ただこれから子供の成人までは支出がピークを迎えそうな気配で優先度はそちらです。2024年度家計決算
NEXUS情報の人類史上人間のネットワークユヴァル・ノア・ハラリ河出書房新社NEXUS情報の人類史下AI革命ユヴァル・ノア・ハラリ河出書房新社NEXUS情報の人類史上人間のネットワークNEXUS情報の人類史下AI革命ユヴァル・ノア・ハラリ21Lessonsから6年越しの新作となるユヴァル・ノア・ハラリの新作です。今回は特に情報と人類の関わりの歴史を振り返りながらAIがどのように社会を変えていくか?そしてどのような道を取っていくべきかを考察した内容となっています。NEXUSという題名は情報自体が人間をつなげる役目を果たしているということから由来。人間の繁栄は協力し合ったことから成り立っていることを考えると情報というのは人をつなぐハブのようなものだと考えても良いのでしょう。ハラリ氏は情報が社会に与える役割とし...AI=エイリアンインテリジェンスの時代
今年もこりずに出てきました。ただ去年と比較するとタイム+順位は落ちてしまい去年の2時間37分で29位に対して2時間43分の35位との結果でやはり下りを中心に撃沈。コースはおおむねは去年と同じで距離は23㎞ですが手元の計測では24㎞程度。前半が多度山頂(402m)までの往復、後半は石津御嶽(692m)までの往復といった感じ。ただ今回は2回目の登りが黒石尾根へ上る形となりやや我慢比べの山登り区間が多くなった気もしますがそこらへんもタイムに効いたかもしれません…そもそもの下りビビり人間としては改めてトレイルで練習しないと早くならないとは痛感したわけですがせめて1か月に1回はトレイルランもやりたいところ。現状では時間確保難しいところで子供のこと考えるとあと2年くらい申し送りとなりそう。今回のコースは低山ながら練習...お伊勢に参らば、お多度も駆けよ25多度山トレイルラン
ファイナンス学者の思考法――どこまで理屈で仕事ができるか?宮川壽夫ダイヤモンド社*いよいよGooBlogも閉鎖とのことで引っ越し先を検討中です。1か月以内くらいで移動先探そうと思います。ファイナンス学者の思考法――どこまで理屈で仕事ができるか?宮川壽夫(著)ビジネス世界から大学へと転身したファイナンス学者の思考法のガイド。周囲の状況を見ることから考え始めることを「セール(帆)を張る」発想と呼び、根本的なところから自分自身で考え始めることを「オール(櫂)を握る」発想として自らオールを握る考え方が時には重要であることを主張した本です。基本的にはどっちも必要なのだと感じますがオールを握る方の方が相対的には意識してやや頑張らないとできない方なのでそっちを主として書かれています。学者ということもあってこのオールの方...セールを張るか?オールを握るか?
新版日本人になった祖先たちDNAが解明する多元的構造NHKブックス篠田謙一NHK出版新版日本人になった祖先たちDNAが解明する多元的構造NHKブックス篠田謙一(著)先日の特別展で手に入れてきた本です。鳥の世界もDNA解析で分類の見直しなど実施されていますが人間の方もこの20年近くのDNAの解析でかなり常識そのものが塗り替えられてきました。この本は2007年に出版されたものですが昨今の研究結果を基に2019年に再編されたものです。日本人の起源の本ですが前半は新人がどのように拡散してきたかを述べてアリ日本人の起源に行く前の前提が添えられています。後半は日本人の起源について従来の2重構造説の常識がDNA解析で代わりつつあることが記されています。まず世界の現代人の分類でいうと4つ大きなグループ(L0,1,2とそれ...我々はどこから来たのか、どこへ行くのか
DefecationaftermagnesiumsupplementationenhancescognitiveperformanceintriathletesConstipationiscorrelatedwithdiminishedcognitivefunction,revealingapossiblerectum-brainconnection.Inthiscounter-balancedcrossovertrial,…OriginalArticleDefecationaftermagnesiumsupplementationenhancescognitiveperformanceintriathletes,SportsMedicineandHealthScience,Volume7,Issue2,...トライアスリートで証明『腸は第2の脳」
GenesPlayaRoleinWhyWeLoveMusic-NeuroscienceNewsAnewgeneticstudyrevealsthatourcapacitytoenjoymusicispartlyinherited,with54%ofmusicenjoymentvariabilitylinkedtoDNAdifferences.NeuroscienceNews"Twinmodellingrevealspartlydistinctgeneticpathwaystomusicenjoyment,,NatureCommunicationsvolume16,Articlenumber:2904(2025)"音楽を楽しむDNAが存在しているということが双子を使った研究で明らかになってきたとのこと。双子...音楽を楽しむDNA
子供たちとの東京観光の一環で行ってきました。日本人というと縄文の狩猟生活から渡来人が伝えた弥生文化で形作られたという2重構造説というのが人骨での形態からの解析から主となっていましたがDNAの解析では実際はさらに複雑であったことが示されてきており、最新の日本人の研究結果がまとめられたものとなっています。このDNA解析での人類の起源の探索は2022年のノーベル賞を主唱したスバンテ・ペーボ博士が構築した分野で古ゲノム学という分野になっています。展示では日本でも最古に近い2万7千年前とされる石垣島白保竿根田原洞穴遺跡で見つかった石器時代の日本人の復元顔面が目玉となっていますがこの石垣島の発掘にもペーボ博士が関わっているとのことです。さらに縄文人及び弥生人の顔の復元やCGを使った日本人のルーツと文化の歴史。そして人...古代DNA展DNAが明かす日本人のルーツ
鳥類学者だからって、鳥が好きだと思うなよ。(新潮文庫)川上和人新潮社鳥類学者だからって、鳥が好きだと思うなよ。川上和人(著)前回の鳥展で思わず買ってしまった挑戦的タイトルの本。表紙も相まってまさにジャケ買いの本でした。内容としてはなじみがあまりない鳥類学者のフィールドワークと研究の日々をエッセイにしたものですが川上さんのざっくばらんな口調も相まってものすごい面白い内容でした。個人的にはこういったフィールドワークで実施する研究というのは興味があったので西ノ島、南硫黄島など無人島まで含めた研究を続けるバイタリティに舌を巻いた内容でした。好きだと思うなよと書きながらも節々には鳥への愛が込められており、人間との共通性=二足歩行で基本昼行性で視覚と聴覚をメインとしたコミュニケーション、一夫一妻制などがありながらも3...飛ぶ鳥を落とす勢い
Low-speeduphillexerciseincreaseslactateandbrain-derivedneurotrophicfactorinbrainregionsformemoryandlearningWeinvestigatedtheacuteeffectsoflow-speeduphillexerciseonlactatelevelsandbrain-derivedneurotrophicfactor(BDNF)expressioninthecortex…Low-speeduphillexerciseincreaseslactateandbrain-derivedneurotrophicfactorinbrainregionsformemoryandlearning,Neuroscienc...坂で脳活性化のエビデンス
人はどう悩むのか(講談社現代新書)久坂部羊講談社人はどう悩むのか(講談社現代新書2755)新書–2024/9/19久坂部羊(著)高齢者治療の関わってきて患者の死ぬ前の悩みに直面して来た立場から描いた悩みへ準備本。ライフステージに分けてこのような悩みが出てくるという事例を自身の経験も踏まえながら記されています。特徴的なのは高齢者側の方から子供の方に時系列としては逆に進行していく点です。こう見ると人生というのは悩みだらけ。自分も振り返れば人生の各ステージでの悩みというのは今となってはそこまで深刻に考えなくても良かったのに…と思えるものが多いのですが常に悩みと向き合ってきたことを思い出しました。特に小学生のころはあまり自信が持てるものが無くひたすらダメな方に進んでいってしまいましたが中学から大きく生活環境が変わ...悩める葦へ
国立科学博物館で行われていた鳥展が名古屋市科学館にもやってきたとのことで子供と行ってきました。身近な生き物でありながら恐竜の子孫である鳥の魅力を最新のDNAを活用した系統分類も含めて展示がある充実した内容でした。まずは鳥の系譜ですがいまや定説となってきた肉食恐竜=〉鳥類の進化系譜。鳥への一歩を踏み出した小型肉食恐竜はかの有名なアーケオプテリクスを起点に進化が進んでいくのですが骨格や脳、気嚢の構造などすでに現生鳥の特徴が発現していたことが明かにされてます。空へ活路を見出した鳥の進化というのは正にイノベーションという感じなのですがそのあとで飛ばない種(走鳥類)も進化したというのは面白いところです。これを適応放散というそうです。そして持久系アスリートとして気になるのは渡り鳥。なんと記録がある中での最長のノンスト...鳥展@名古屋市科学館
TheGT4e-PerformancetakestotheHockenheimring FestivalofDreams子供の誕生日のプレゼントだったポルシェケイマンGT4の電動版のLEGOが完成しました。LEGOのアプリで実際に動かして遊べる仕様になっています。どっちかというと911の方がやっぱかっこいいといった感じですが実際に自分が作ったものが動くというのはいいものです。前回のAudietronはかなり手伝いましたが今回は95%は自分でやり遂げたので達成感もあったことでしょう。今回は内容としても進化していてパワーユニットは3.6Vの充電式。そしてユニットから光ファイバーが伸びていてライトが点灯できます。アプリで出る走行音も実写そっくり?半分ぐらい自分の趣味も入っていますが面白かったです。形は…やはりレ...ポルシェGT4e-Performance完成
冒険する組織のつくりかた──「軍事的世界観」を抜け出す5つの思考法安斎勇樹テオリア冒険する組織のつくりかた──「軍事的世界観」を抜け出す5つの思考法安斎勇樹(著)生活用品が軍需品や宇宙産業から生み出されたものが流用されてきたように組織論や企業戦略というものは軍隊的な世界観から持ってこられたものが多々あるように思います。確かに企業間の戦いとも例えられるわけで潰しあいと考えればそういった思想がベースになるのは自然なことなのかもしれません。ただ現代では会社の目的はもっと大局に立った貢献という意味合いの方がさらに重要になりつつあります。そして組織も軍隊というのではなく働いている人の自己実現の後押しと両立できる場であることが理想となります。そういった企業活動と個人の幸福の&をどう両立するのかの一つの理想の姿を指し示...「麦わらの一味」的組織が理想形?
今年はメジャーマラソン大会は軒並み抽選漏れで参加できずとのことで3年ぶりぐらいに地元ハーフに参加してきました。目標は1時間20分切りでしたが惨敗。1:22:49(3.55/km)*グロスタイム179位特に10㎞過ぎがなんだか体的に苦しく苦しく若干、登りということもあったのですがペースをかなり落としてしまっていました。ただ15㎞付近以降はやや気持ちが復活という感じで大きなダウンは無かったのですがそれでもなお22分を切ることが出来ないでいる状況でした。この距離だと3:45/㎞をキープしたいところですがやはり筋持久力が足りない=長時間練習が出来ていないことでどうも持たないのと4:00/㎞以下のペースの。今年はミドルTAにも出たいのでもう少し練習方法にカツを入れたいと思います。名古屋シティハーフマラソン2025
なぜ働いていると本が読めなくなるのか(集英社新書)三宅香帆集英社なぜ働いていると本が読めなくなるのか(集英社新書)三宅香帆(著)ドキッとするタイトルですが明治時代から現代にいたるまで大きく4つの区間に分けて労働者と読書の関係性、歴史を振り返りながらなかなか働くことと読書の両立が難しくなってきてしまった背景に迫った本でこの歴史的なところ含めて興味深い本でした。本離れというのは決して今に始まった話ではなく出版のピークが自分がちょうど生まれた1980年付近くらいであり、そのころから活字離れというのは言われ始めていたようです。特にこのスマホの普及も読書離れには影響はあるのでしょうが筆者の分析としてはバブル以降に好きを仕事にする、仕事は自己実現の手段、自助努力で実現するのが正しいという空気が出来上がり、そのための情...半身半霊のススメ
DessertstomachemergesinthebrainNewfindingsdemonstratethatdespitefullness,thebrain'srewardsystemdrivesthecravingforsweetsaftermeals.ThalamicopioidsfromPOMCsatietyneuronsswitchonsugarappetite,ScienceVol387,Issue6735,pp.750-758デザートは別腹の仕組みが解明されたとのこと。「満腹時においても甘いものを欲しがる神経回路」が存在するとのことでこれは本能に根差したものであるようです。本来であれば満福を感じ、食欲を抑える役目を果たす視床下部のPOMCニューロンの一部が甘いものに対しては脳内麻薬の一種...「デザートは別腹」は本能
逆説の古典着想を転換する思想哲学50選(朝日新書)大澤真幸朝日新聞出版逆説の古典着想を転換する思想哲学50選(朝日新書)新書–大澤真幸(著)朝日新聞に掲載された古典百名山の中でその他のパートを担当した筆者の書評をまとめたもので50冊分あります。古典といっても1800-1900年代のものがほとんど。9割くらいは読んでいなかった本なのでエッセンスだけですが参考になる内容でした。むしろ新しい壁にぶちあった時こそ古典に当たるべきというのはよく言われることですが全くその通りなのだと思います。「歴史は繰り返す」と言われるように新たな課題も過去の問題を本質的には繰り返している=反復しているものが多いというのと常に新しいものというのはポッと湧いて出るわけでなく反復の中で生まれてくるというのが自分も感じていることです。直近...逆説の古典
記憶は無意識のうちに変化する理研らの共同研究グループは、無意識のうちに形成された記憶が時間の経過とともに変化し、その変化に海馬と呼ばれる脳領域が関与していることを発見しました。YokoHiguchi,EthanOblak,HirokoNakamura,MakikoYamada,KazuhisaShibata,"Theroleofmemoryinaffirming-the-consequentfallacy",iScience,https://doi.org/10.1016/j.isci.2025.111889数々の失敗を繰り返してきた経験からそもそもの勘違いがあるといくら気を付けてと思っていてもその間違いにすら気付けないというのを感じてます。失敗があると二度と繰り返さないためにという目的でなぜなぜを繰り返...勘違いは無意識の記憶の可塑性が引き起こす?
ジョブ型人事の道しるべキャリア迷子にならないために知っておくべきこと(中公新書ラクレ)藤井薫中央公論新社ジョブ型人事の道しるべキャリア迷子にならないために知っておくべきこと(中公新書ラクレ)藤井薫中央公論新社日本でも多くの企業で導入が進んでいるジョブ型の人事制度ですが導入の大まかな狙いとキャリア自律を図るためにどうすればよいかという視点で書かれた本です。主な考え方としてはやはり年功序列的な給与形態からの脱却となるのですが主に以下のようなものが挙げられます。必要な人材を効率的に採用し、人件費を削減する従業員の成果に応じて処遇の差をつける従業員のスキル・能力を専門化させる従業員の自発的なキャリア形成を促進する組織の効率化と収益性を高めるグローバル企業としての人材獲得の競争力を高めるただ実際は社内でも職種...ジョブ型制度導入がもたらす変化
人生の経営戦略――自分の人生を自分で考えて生きるための戦略コンセプト20山口周ダイヤモンド社人生の経営戦略――自分の人生を自分で考えて生きるための戦略コンセプト20山口周(著)人生をどう生きるか?人生を経営するという観点で経営学のフレームワークから生き方を指南した本です。仕事で高みを目指すというのとプライベートを充実させることでアリストテレス的な中庸なスタンスでウエルビーイングな状態=心身ともに満たされた状態、つまり自分らしくいきいきと生きる幸せの実感のある状態を目指そうというものでまさに仕事か家庭か趣味かという極論ではなくすべてを取りに行って二律背反を壊すという自分が求めていた考え方に沿う本でした。特に秀悦だと思ったのが時間資本という誰もに対して平等に与えられている資源を人的資本、社会資本、金融資本にど...人生は経営学が指南役
加齢により「学習記憶を保持する能力が低下する」より先に、「新しい学習を行う速度が低下」する—都健康長寿医療センター研究所 GemMed データが拓く新時代医療加齢が進むと、「学習記憶を保持する能力」の低下に先立って、「新しい学習を行う速度」が低下する—。東京都健康長寿医療センター研究所(東京都板橋区)が1月29日日に、こ...GemMed データが拓く新時代医療Assessmentofretentionandattenuationofmotor-learningmemorybyrepeatedrotor-rodanalyses,ScientificReportsvolume14,Articlenumber:31003(2024)昔の苦労話を繰り返すようになると年だとか言われたりしますが…裏付けの一つとなり...記憶は年老いて失いにくく、新たに成り難い
蔦屋重三郎と江戸のアートがわかる本(KAWADE夢文庫K1206)歴史の謎を探る会河出書房新社蔦屋重三郎と江戸のアートがわかる本(KAWADE夢文庫K1206)文庫–2024/9/12大河ドラマにすっかりはまってしまっていますが補助としてこの本も読んでみました。あまり中身を見ずに選んでしまったのですが歴史ライターの合作で出されている内容でタイトルからもっと浮世絵と過に特化した内容化と思っていたのでやや拍子抜けでしたが蔦屋重三郎の生きた時代背景と人生、成し遂げたことを俯瞰してみるには良い本でした。このころはメディアと言えば出版物しかなかったので吉原のガイドブックに始まり、浮世絵として作家の発掘とプロデュース、役者や美人画といった分野の発展に貢献。出版でも江戸出版業界を全国区に広げることに繋がっていきます。ま...蔦重の切り開いたもの
Brain,Metabolic,andRPEResponsesduringaFree-PaceMarathon:APreliminaryStudy-PMCIntJEnvironResPublicHealth.2024Aug3;21(8):1024.”Brain,Metabolic,andRPEResponsesduringaFree-PaceMarathon:APreliminaryStudy”マラソンで多くの人が経験する30㎞の壁。自分も今までの経験で30㎞-40㎞が快調だった経験は記憶にある限り無かったので気にしていましたが最近のランナーズの記事でこの要因として挙げられているグリコーゲン枯渇の要因以外の問題が指摘されていてそのソース元の論文が上のリンクです。ざっくりと研究内容としてはマラソン中のランナ...30kmの壁の真実‐心理的持久力の重要性‐
新版科学がつきとめた「運のいい人」中野信子新版科学がつきとめた「運のいい人」中野信子(著)結局、運が良いというのは本人の意識の持ち方とそれに要る行動習慣に起因することが多いというのがこの本のポイント。ある意味、運を活かせるのも当人次第ということではあるのですがこれは気質や信条といったものにかかわるのでなかなか変えようと思っても変えるのは簡単では無いところです。ただ意識するだけでも変えられるところはあるはずでそういった意味でも参考にはなる本でした。大まかには運を感じるには・他人目線でなく自分目線の価値判断基準、幸せの基準を持つ・自分自身を大切にするだけでなく他者と良い関係を築くことに価値を置いている・常に他人に対して感謝の気持ちを持ち、敬意をもって接する・自己肯定感が強く、ポジティブ思考・リスクにあえて挑む...運がいい人は運を活かせる人
DeepSeek-R1’sboldbetonreinforcementlearning:HowitoutpacedOpenAIat3%ofthecostDeepSeek-R1’sMondayreleasehassentshockwavesthroughtheAIcommunity,disruptingassumptionsaboutwhat’srequiredtoachievecutting-edgeAIperformance.T...VentureBeatDeepSeekのコスト面での躍進は教師あり微調整(supervisedfine-tuning:SFT)を使わずにほぼ強化学習のみでなり遂げたことによるものだということで技術者はレポートに中でひらめきの比喩であるAhamoment(アハ体験?)という言...DeepSeekのアハ体験
DefecationaftermagnesiumsupplementationenhancescognitiveperformanceintriathletesConstipationiscorrelatedwithdiminishedcognitivefunction,revealingapossiblerectum-brainconnection.Inthiscounter-balancedcrossovertrial,…”OriginalArticleDefecationaftermagnesiumsupplementationenhancescognitiveperformanceintriathletes”,SportsMedicineandHealthScienceVolume7,Issue2...腸への負担と競技パフォーマンス
AIの時代と法(岩波新書新赤版1809)小塚荘一郎岩波書店AIの時代と法(岩波新書新赤版1809)新書–小塚荘一郎(著)AII利用が普及する時代に法が直面する問題をとらえ、対処を考察した本です。10年近く前までは資源というと化石燃料など実体のあるものが主でしたがこれからの時代はデータが資源として扱われる時代に。そしてデータが金鉱としてお金を生み出すもとになってくることが考えられ、データそしてこれを活用するためのAIが社会を動かしていくこととなり、その周りでのルール創りというのが一つのポイントとなります。本書では大きくは「モノからサービス」、「財物からデータ」、「法/契約からコードへ」という変化について解説されてます。モノからサービス・・・モノを所有しなくなってくるとすると所有を基本とした責任の考え方は難し...AI時代の法
BIGTHINGSどデカいことを成し遂げたヤツらはなにをしたのか?ベント・フリウビヤサンマーク出版BIGTHINGSどデカいことを成し遂げたヤツらはなにをしたのか?ベント・フリウビヤ(著),ダン・ガードナー(著),櫻井祐子(翻訳)世界中の1000億ドルを超えるメガプロジェクトの「成否データ」を1万6000件以上蓄積・研究してきた教授によるプロジェクト成功のためにポイントです。なんとこういった大きなプロジェクトで成功できる(定義としては予算と日程が計画内で収まり、便益やクオリティの観点で評価が高いもの)のはなんと0.5%しかなかったとのこと(予算と工期だけであれば8.5%までUp)。つまりは殆どの計画は失敗しながら無理やり実行されたものが多いとのことです。成功するためにはどうすればよいか?ポイントがいくつか...プロジェクト成功の秘訣‐ゆっくり考え、素早く動く‐
Frontiers Theeffectofproteinintakeonathleticperformance:asystematicreviewandmeta-analysisBackgroundTheimpactofaprotein-richdietandproteinsupplementsonathleticperformanceremainsatopicofdebate.Doesproteinintakeofferbenefitsfor...Frontiers”Theeffectofproteinintakeonathleticperformance:asystematicreviewandmeta-analysis”Front.Nutr.,06November2024Sec.SportandEx...プロテインは筋力でなく持久系能力に効く?
IOWNの正体NTT限界打破のイノベーション島田明日経BPIOWNの正体NTT限界打破のイノベーション島田明(著),川添雄彦(著)IOWN(InnovativeOpticalandWirelessNetwork)はNTTが2019年に提唱したネットワーク構想で可能な限り通信を光化していくことによって低遅延、低消費電力で電力効率を上げていくというのが基本的な考え方。光電融合という呼び名もあります。今までも光ファイバーでの通信は存在したものの結局、中継器やスイッチでは電気信号に変換されてしまうので恩恵が小さくなってしまうのでこういった通信領域をすべて光の状態で通そうというのと末端のデバイスまで光信号を導入していくことによってより一層の低遅延、低消費電力化を図るる構想です。通信規格に関しては日本から規格を作ると...桁を変える光の世界
去年からIRONMAN70.3に再挑戦したいと思っていました。最終的には2年計画で70.3の世界選を狙いたいです。ただ期待していた25年の東三河でのレースは中止となったとのことでどこか海外に行かないと出場できないのでややハードルが上がってきてます。可能性としてはアジア圏で8月のフィリピン(セブ)、11月の台湾、マレーシア(ランカウイ)などがありそうですが最も平日に響かないのは台湾かもしれません。過去、10年前にセントレアで開催された時に同じフォーマットで出ているのですが5:17:46という成績でした。今までのResult見ていると少なくとも5時間は切らないと年代別上位には行けなさそうな気配…とのことでここから20分の削減を狙いたいと思います。セントレアはまあまあアップダウンがあったのはありますがSWIM:...競技目標と練習目標への落とし込み
イノベーションの科学創造する人・破壊される人(中公新書)清水洋中央公論新社イノベーションの科学創造する人・破壊される人(中公新書)清水洋(著)研究開発だけでなく製造業に身を置いているとイノベーションを興すことへの圧力に常にさらされます。この本はイノベーションのメリット、デメリットを創造する側、破壊される既得権益側の双方の視点から取り上げて創造的なイノベーションを成功させるために必要なこと=リスクヘッジに対して踏み込んだ内容です。イノベーションの価値は経済的価値を生み出すことから生じており、定義ともつながっているのですが歴史を振り返ると産業革命のように置き換えられてしまった方は職が無くなるということでどうしても表裏一体となります。今後はAIを活用した省人化が進むことが予想され同じような事態が発生しそうです(...イノベーションは人を幸せにするのか?
今年の初詣は琵琶湖の竹生島まで足を延ばしてきました。ここは宝厳寺、都久夫須麻神社(作生島神社)があり、日本で最も古く弁才天がまつられたところとのことだそうです。寺戸神社はもともと一体だったようですが神仏分離で分離されたようで神社の方には様々な神がまつられています。海に突き出た鳥居は八大竜王の拝所で瓦に願いを書いて鳥居の間に投げられると願いが叶うとのこと…でしたが残念ながら届かず。まだ精進が足りないようです。蛇年にちなんだものとしては弁才天の神使としての白蛇神である白巳大神を祀る祠があります(↓)。蛇年は復活と再生の年とのことで脱皮できるような1年としたいと思います。(その後、子供のメインの目的だった彦根城まで足を延ばしてきました)↓弁才天の神使としての白蛇神である白巳大神を祀る祠初詣は竹生島
2025年がスタート。朝は近所の東山一万歩コースの途中にあるスポットから初日の出を拝んできました。今年は去年にも増して自身の製品化業務としては重要な年となり、目の前に追われることが想定されますが俯瞰的な視点も持ちながら目標を達成するために全力を尽くしていきたいと思います。今年の出来次第で次の年の方向も決まっていく見込みでもあるので今年はそのゲートとして重要な年です。今年は40代の後半に足を突っ込んできます。まだまだ会社人生はあるとはいえ、健康な限りは働きたいと思っているので未来のことことも視野に入れながら準備を進めていきたいと考えています。具体的には…・トライアスロン参加と年代別入賞狙い(まずは健康を維持しながら上位も狙う位置に少しづつ登りたい。エクステラ2戦とミドル再挑戦が今年の目標で練習もやり方、環境...2025年元旦の計
2024年もあっという間、年末は篠島に行ってノンビリとして充電してきました。写真は東海の松島と言われる篠島からの夕景です。今年の目標の達成状況は以下。△トライアスロン/エクステラ参加と年代別入賞狙い今年も下記の大会に出られました。健康でないとスタートラインには着けないのでまずはケガや病気なかったこと含めてそこは感謝。結果はまあこんなものかとは思いつつトレーニング量増やした成果が出ていないのが反省点。細かい目標を立て始めたのが年末なので少し粘りたいと思います。20242/25大阪マラソン1186位2時間59分18秒(ネット)2時間59分36秒20244/21多度山トレイルラン28位2:37:2220245/19XTERRA根ノ上10位3:39:12S27:48、B2:02:00、R1:09:2420245/...2024年振り返り
眠れなくなるほど面白い図解遺伝の話:環境や努力は遺伝に勝てない!?遺伝のギモンを専門家がすべて解説!安藤寿康日本文芸社眠れなくなるほど面白い図解遺伝の話:環境や努力は遺伝に勝てない!?遺伝のギモンを専門家がすべて解説!単行本–2024/10/21安藤寿康(監修)以前読んだ「能力はどのように遺伝するか」を書いた安藤さんが監修した本。コンビニに並ぶペーパーブックスが出ていたので知識の再確認という意味も込めて読んでみました。この遺伝の研究は双子の研究といってもいいほど双子の事例の調査というのがメインで取りあげられています。遺伝が関与しないというものは殆どないわけですが遺伝か環境だと言い切れる性質もほぼなく遺伝的性質を発現させるのが環境という側面もあるということです。遺伝が影響する意外なところとしては精神的な心の...遺伝x環境を活かす道
「できない」を「できる」に変える大谷翔平の思考法児玉光雄アスコム「できない」を「できる」に変える大谷翔平の思考法新書–児玉光雄(著)大谷選手の発言、行動などから思考法のエッセンスを分析、抜き出してきた本です。直接インタビューしたものではありませんがアスリートのメンタルカウンセラーを務める筆者の分析は分かりやすい内容でした。概ね以下のようなところがポイントだったかと思います。いろいろ口で言うのは簡単ですが実行するのは難しい。まずは行動せよというメッセージは突き刺さるものでした。・結果でなくそこに至るまでのプロセスを重視する(結果は後からついてくる)・現状には決して満足しない、常に自分を高めるため具体的な数値目標をおきながら努力を継続している。・常に自分を客観的にとらえ目標に向かって変化を恐れず至るためのプロ...大谷選手に学ぶ知的謙虚さ
江戸の仕掛人蔦屋重三郎城島明彦ウェッジ江戸の仕掛人蔦屋重三郎単行本(ソフトカバー)城島明彦(著)大河ドラマに取り上げられることとなり、脚光を浴びている蔦屋重三郎ですがなかなか教科書には出てこない人物だったので(記憶にある限り教科書の中にはなかったと思いますが)事始めに読んでみました。どちらかというと生誕から追っていくのではなく下記の7つの素顔の多才ぶりに注目して開設された本です。人生そのものは波乱に満ちていて吉原出身で7歳で両親が離婚したり吉原遊廓のガイドブックを起点とした本屋業を興してからもコロッと手を変えて裏切ったりと様々なエピソードはありますが写楽も歌麿も馬琴も蔦重が絡んで売り出されたという点を考えるとまさにハブのような人で江戸の文化に対する貢献は言うまでもないところです。この発想力は師として仰いで...江戸の仕掛人蔦重の7つの顔
アテンション・エコノミーのジレンマ〈関心〉を奪い合う世界に未来はあるか山本龍彦KADOKAWAアテンション・エコノミーのジレンマ〈関心〉を奪い合う世界に未来はあるか山本龍彦(著)インターネットの世界は様々なマスメディアの一方的な視点から解放される自由への扉だと思っていたのもつかの間、スマホが普及し、誰もが識別される個人端末からネットにアクセスするようになるとそこで待っていたのは「関心」の奪い合いの世界。関心こそが価値になる世界は逆に言えば制御されやすい世界になってしまったともいえるのかもしれません。使うプラットフォームはX,TikTok,Facebook,YouTube,Googleなど一部のメディアに逆に集中し、広告、お勧めが個人の属性、嗜好に合わせて配信、お勧めされる世界は新・マスメディア=プラットフ...アテンション・エコノミーのジレンマ
ThePeopleinYourLifeAreSharingTheirGutMicrobesWithYouYousharealotmorethanjustmealsandhobbieswithyourfamilyandfriends:youalsogiveeachothergutmicrobes,meaningyourpersonalfloracanserveasa...ScienceAlertGutmicrobiomestrain-sharingwithinisolatedvillagesocialnetworksFrancescoBeghini,JacksonPullman,MarcusAlexander,ShivkumarVishnempetShridhar,DrewPrinster,AdarshSi...類は腸内環境を呼ぶ?
ホワイトカラー消滅私たちは働き方をどう変えるべきか(NHK出版新書)冨山和彦NHK出版ホワイトカラー消滅私たちは働き方をどう変えるべきか冨山和彦(著)廃藩置県、大政奉還、秩禄処分で職を失った武士の中には落伍するものもいれば機をとらえて成功するものもいたと言いますが今まさに社会の主流だったホワイトカラーが直面しようとしているのはそんな事態で筆者はその変化をローカツ経済圏の人不足を補う構造変換(アドバンスド・エッセンシャルワーカーへの転換)を行うことで解決することを提案しています。まず指摘されているのがグローバル経済圏にさらされるホワイトカラーの人余り。おもにDX,AIでの効率化でいわゆる部下仕事は縮小し、経営職やクリエイティブな仕事しか残らなくなるという流れです。一方でローカル経済圏では人口の減少に伴い深刻...ホワイトカラー消滅の時代にどう生きるか
ようやく市内に降りてきた紅葉を目的に久しぶりに犬山に行ってきました。いつ来ても犬山城の姿は美しいと感じます。特に隣にある庭園の有楽苑の紅葉が見ごろ。犬山城の姿に感化され犬山城のペーパークラフトを作ってみました↓構造を俯瞰して見られるのがいいところです。犬山紅葉巡り
勝つ、ではなく、負けない。結果を出せず、悩んでいるリーダーへ黒田剛幻冬舎勝つ、ではなく、負けない。結果を出せず、悩んでいるリーダーへ黒田剛(著)2023年の日本のスポーツ界をにぎわせたWBCでのサムライJapan、大谷旋風、バスケットボール日本代表の活躍と並んで偉業を記したのがFC町田ゼルビアの快挙です。J215位から一気にJ2優勝、そしてJ1昇格とあっという間の出来事で今日の時点でJ1でも2位につけており、初優勝を射程圏に収めて最終節に臨むところとなっています。トップが変わるとここまで変わるのかという衝撃は組織がいかにリーダー、司令塔にかかっているのかということを見せつけられる事実だと感じます。そんな躍進を率いた元青森山田の監督で現FC町田の監督の黒田さんの語る組織論の本。巻末には黒田さんを抜擢したサイ...結果を出す組織のヒント
去年に引き続き参加してきました。去年と変わらずひっそりと募集されており危うく見過ごすところでしたがカーフマンのフォーマットを維持したオフシーズンのカツ入れとしてはいい感じの大会です。去年の記憶はさすがにあまりないのですがタイムは40秒ほど落ちました。ほとんどは1stRUNによるもので去年は17分台だったのですが今年は18:39。ただ2ndRunは1stRUNよりも2秒早くBIKEも30秒程度は速くなりました。結果として総合順位は10>5位に。とのことでやはり出ている人により左右されたもののようです。課題として取り組んできたBIKEは北風がきついコンディションの中、タイムは上げられたので少しは伸びたかとは思います。ただTTポジションは現状のDHバーでは不満アリ。ハイハンズにできないので何等か考えようかと思い...カーフマン・シグニチャー長良川大会2024
去年に引き続き行ってきました。今年はブルーインパルスも来ないとのことで去年よりは空いていたように思います。11月とは思えない暖かさに加えて思ったより天気にも恵まれ半袖で動き回れる陽気。今年は70周年を記念する機体塗装のF15(日本での初号機とのこと)が出ていたのと今年度でお別れ予定のC-1輸送機が目玉でした。飛行機のやや滑るようにも見えながら旋回する姿はとても魅力的。今日は湿度も高めに感じましたがきれいに翼端渦が出ていました。2024岐阜基地祭
行動傾向分析で磨く個性を活かすリーダーのコミュニケーション(DOBOOKS)余語まりあ同文舘出版行動傾向分析で磨く個性を活かすリーダーのコミュニケーション余語まりあ(著)人の思考パターンというのはベースは殆ど10代までに形作られるように思います。また10代に成し遂げられなかったこと、切望していることを将来追い求める傾向があると感じています。(もちろん例外はありますが)こういった観点から人それぞれの行動傾向には相当差があるのでこうやって動くであろうという思い込みが相当危険なことが認識としてはあります。この本で取りあげられているのはあくまでリーダーはDiSCの性格分析を基にした個性を生かし成長させるマネジメントについて解説されてます。DiSCでは人の性格・特性や行動パターンを「主導型」「感化型」「慎重型」「安...行動傾向分析を生かすコミュニケーション
ヒトがウマと競走して勝つには、そのために必要なこととはヒトはなぜ、ウマと互角に渡り合えるほどの驚異的な持久力を備えているのだろうか。Ethnographyandethnohistorysupporttheefficiencyofhuntingthroughendurancerunninginhumans,NatureHumanBehaviourvolume8,pages1065–1075(2024)https://www.nature.com/articles/s41562-024-01876-x人間と馬のとの競争で近年は人間の方が勝っているとの話は以前も聞いていたのですが人間の体は持久力が勝るように進化してきたということです。競馬とか見ていると60㎞/h弱出ているので当然ながら短距離では無理ですが持久力...Borntorun
デジタル脳クライシス――AI時代をどう生きるか(朝日新書)酒井邦嘉朝日新聞出版デジタル脳クライシス――AI時代をどう生きるか(朝日新書)新書酒井邦嘉(著)デジタル機器の普及で手書きで書くということは極端に少なくなってきたのですがそういったデジタル機器が与える変化が脳に与える影響について注目した本。デジタル機器の危険性についてはあらゆる方面で警鐘が鳴らされているが改めてタブレット、スマートフォンに対する付き合い方に考えさせられる内容でした。脳が創造的であるためにはやはりデジタル機器はあまり望ましくなさそうです。脳を鍛えるという観点では適度な刺激を与え続けることが必要とのことで意識的に紙媒体に触れていくことが良さそうです。・検索文化により問題が棚上げされることが少なくなり創造力の低下につながっている。・さらに...脳はデジタルで堕落する
Higherintensityexerciseafterencodingismoreconducivetoepisodicmemoryretentionthanlowerintensityexercise:AfieldstudyinendurancerunnersAnacuteboutofexerciseinthemomentsafterlearningbenefitstheretentionofnewmemories.Thisfindingcanbeexplained,atleastpartly,throughaconsoli...Higherintensityexerciseafterencodingismoreconducivetoepisodicmemoryretentionthanlowerin...高負荷運動で暗記力アップ
就職氷河期世代データで読み解く所得・家族形成・格差(中公新書)近藤絢子中央公論新社就職氷河期世代-データで読み解く所得・家族形成・格差(中公新書2825)新書–近藤絢子(著)筆者と同じく1979年生まれで就職氷河期世代に属する身として思わず手に取ってしまった本です。この氷河期世代の定義としては1993年~2004年に高校や大学を卒業した世代で1970年から1986年生まれの人たち(38―54歳)になります。氷河期の言葉が出てきたのが92年で本格的に始まったのが93年なのですが主に要因はバブルの崩壊、でその後97年の北海道拓殖銀行と山一証券の破綻を境位にさらに悪化するPhaseになります。こういった背景から筆者は93―98卒を氷河期前期、98―04卒を氷河期後期と区切って分析しており特に後期側(自分の世代…...就職氷河期世代の憂鬱
'Sleepingonit'isthebestwaytomakearationaldecisionNewresearchrevealsthatsleepinghelpsovercomefirstimpressionbiases,leadingtobetterdecision-making.Earth.comFirstimpressionsorgoodendings?Preferencesdependonwhenyouask.©RequestPermissionsSinclair,JournalofExperimentalPsychology:General,153(10),2588–2604.https://doi.org/10.1037/xge0001638大事な結論をする時は寝てから結論を出したほうが...決断も寝かせてから実施するのが正解
弱い円の正体仮面の黒字国・日本(日経プレミアシリーズ)唐鎌大輔日経BP弱い円の正体仮面の黒字国・日本(日経プレミアシリーズ)唐鎌大輔(著)ここ数年の挙動ですっかり円が弱くなってしまったと感じられる人は多いはずですがその要因にわかりやすく答えてくれる本です。結論から言ってしまえば円安はデジタル赤字による外貨流出に伴う構造的な物なのでむしろこの円安を逆手にとった戦略を考えるべきというのが著者の主張です。1ドル100円を切っていた時の記憶は自分の中に残っているのでここ最近の円高には何か違和感を感じていたものの日本だけが金利が異常に低いという状況も踏まえると致し方ないのかとはぼんやり考えていました。ただ実際はお子の円高は金利差だけで決定されるものでなく不可逆とも思われる構造的なものであり、今後、金利差が詰まったと...弱い円を生かす戦略
世界一流エンジニアの思考法(文春e-book)牛尾剛文藝春秋世界一流エンジニアの思考法(文春e-book)牛尾剛(著)マイクロソフトでシニアエンジニアとして働く筆者の指摘するエンジニアの思考法の本。ソフトウエアのエンジニアとのことでやや自分の置かれている環境との違いはありますがエンジニアとしては共通で参考になる部分が多々あります。また自身も大学・大学院の研究ではプログラミングコード作成を中心に仕事していたので共感できる部分は多々ありました。・手を先に動かすのでなく(試行錯誤を繰り返すのでなく)まず仮説を立てて検証する。・試行錯誤よりもまず聞いてみることで効率化・Belazy…効率的に仕事をする、長時間労働を良しとしない・会議での準備、持ち帰りを避けてその場で決める・検討でなく検証することに価値を置く・時間...ソフトxハードの二刀流エンジニア思考
子供とロボコン(第2回AZAPA杯)に参加してきました。ルールはペットボトルのフタを相手陣地にいっぱい入れたもの勝ちというものでフタが置いてある場所で色が異なり点数が変わるルールです。制限時間1分という中での勝負なのでいかに早く持っていくかということが課題でしたがフタを回収して打ち出したいというほうがだんだん面白くなってきてそんなロボット作成になりました。勝負では勝てず予選落ちでしたが打ち出すネタは同じアイディアの作品は無く大人受けは良かったようで特別にアイディア賞を取ることが出来ました。1分という制限時間なのでどっちかというとロボットがきびきびと動かないといけない+ロボットをいかにうまく操作できるか?というところで勝敗決まっていたように思います。そういった観点では操作性が悪い+ギア比を落としすぎてチンタ...みんなでロボットコンテスト第2回AZAPA杯
PrincetonEngineering-Tougherconcrete,inspiredbyboneResearchersusedroboticsandadditivemanufacturingtotoughencement-basedmaterialwithpreciselyplacedhollowtubesPrincetonEngineeringToughCorticalBone-InspiredTubularArchitectedCement-BasedMaterialwithDisorder,ShashankGupta,RezaMoini,AdvancedMaterials,published:10September2024バイオミミクリーとして人間の持っている構造が利用されるというのは珍しいか...骨に学ぶ強度Up
図解歎異抄(たんにしょう)たよるまかせるおもいきる齋藤孝ウェッジ図解歎異抄(たんにしょう)たよるまかせるおもいきる齋藤孝(著)斎藤さんの解説した歎異抄のエッセンスが抜き出された本です。歎異抄は浄土真宗をひらいた親鸞の本当の教えが伝わるように弟子(弟子は持たないと言っているので徒党だったが正しいのかもしれません)であった唯円が記したもの。父方の祖父の宗派は浄土真宗であったこともあり大学時代に解説本を読んで感銘を覚えたのですがこの本はさらにわかりやすく解説してあるのが印象的でした。自分で自分の道を切り開く、自己責任の風潮がある中で自力だけで生きるという考え方は捨てて自らの力ではかなわないものを知り、念仏を唱え自分の力が及ばないところは他力にすがり、力強く生き抜けよう、というのが大きなメッセージだと思います。自...他力本願の威力
愛知県でのトライアスロン関連の最後の大会とのことで参加してきました。西尾市にあるワイキキビーチ、あいにくの天気でしたがウエットスーツなしで快適な水温で泳げる大会とのことで練習もかねて参加。フォーマットもS750m+R5㎞というイージーなものです。結果としてはローカル大会ということもあって総合2位でした。1.服部雅司31:48S13:30R18:182.武木田秀人32:07S13:55R18:123.依田誠太32:16S14:10R18:06去年は31:58S13:08+R18:50だったのでやや遅くなっていますが…まあスイムはブイの置き方で少しは変わるのかなというのと去年と距離は一致しているであろうランは速くなったのでまあまあといったところでしょう。ここまで短いとトランジションの出遅れやスイムでの一瞬のミ...KiraKiraアクアスロンinワイキキビーチ2024
小澤征爾さんと、音楽について話をする(新潮文庫)小澤征爾新潮社小澤征爾さんと、音楽について話をする(新潮文庫)小澤征爾(著),村上春樹(著)小澤征爾さんと村上春樹さんという接点がなさそうに見えたお二人の1年間にわたる対談をまとめた内容。実は自らを素人と言いながらも村上春樹さんは相当の音楽マニアで音楽の素養の無い自分にとっては音楽に関してはほぼ対等に会話しているように感じられる内容でした。村上さんの序文に記されているようにお二人には共通性があるとのことで・無類の仕事好きで仕事をしているのが幸せ・ハングリー精神を持ち続けている・とにかく頑固で作品を追求するとのことでそれぞれの分野は違えど共通の匂い、波長を感じ取っているからこそこのような対談も可能になったのかと思いました。(つながりは小澤さんの娘と村上さんの妻...音楽と小説のアナロジー
エクステラ世界選手権への参加は今回で3回目。ただ前の2回はいずれも大学院生時代の2002年と2004年のマウイ島で行われたもの。社会人になってすっかり参加する機会を失っていたものの復活したエクステラに一昨年から参加し始めなんとか権利取得となりました。いつの間にかエクステラもマウイ島からイタリアに世界選手権の場所も移ってましたが今回の結果を見ると上位勢は殆どがヨーロッパ勢なのでそれも時の流れなのか?ヨーロッパでの盛り上がりがものすごいのか?当然ながらアメリカでも多くの大会が開催されているのですがヨーロッパ勢が本気を出すとBIKEのウエイトが大きいXTERRAではかなわないのか不思議なところです。会場のmolvenoまではミラノ経由から300km程度で今回はレンタカーでアクセス。事前に情報は得てましたがかなり...XTERRA世界選手権@Molveno,Italy
45歳になりました。40歳代になった時はついにと思っていたわけですがやはりこの5年はあっという間でした。40歳に考えていた目標は以下でしたが半分くらいは達成できたかもしれません。40にして惑わずともいわれますが自分の中では迷いばかり。まだまだ人生は長いのでやりたいことをひとつづつ片付けていこうと思います。●40歳の時に中期的(~45歳)な目標設定で考えていたものの実績・PJLとしての製品立ち上げの達成〉実行中・英語力のUp(発信力)と英語メインとした仕事へのさらなる挑戦TOEICL&W875>930890に到達したがあともう一歩。TOEICS=130/W=170>S=170/W=180S=160/W=180まで到達・40代中盤からのトライアスロンへの復帰と目標の再設定〉エイジグループでの日本選手権出場、国...40代折り返し地点
黒牢城(角川文庫)米澤穂信KADOKAWA黒牢城米澤穂信(著)織田信長に反旗を翻した荒木村重と有岡城に幽閉された黒田官兵衛が推理線を繰り広げるという史実を基にしたミステリー小説で166回直木賞を受賞した作品。正直なところ荒木村重の史実に関しては全く知識が無かったのですがそれでも引きずり込まれる魅力的な内容でした。参謀でなく当主自らが巻き込まれる事件ということでリーダーの孤独さと辛さ、そして求心力が無くなっていく中で疑心暗鬼になってしまう心の葛藤がうまく描かれているように思います。作品の中身としては戦争そのものではなく包囲下の有岡城で起こる事件の犯人捜しというところがポイント。戦国時代を舞台にしながらその舞台をうまく使ってのミステリーの世界が描かれています。そして知識の無かった荒木村重とその時代背景、数奇な...黒牢城‐戦国ミステリー新世界‐
生成AI真の勝者島津翔日経BP生成AI真の勝者島津翔(著)サンフランシスコがゴールドラッシュに沸いた1848年を彷彿させる現代のゴールドラッシュが生成AI。OPENAI、NVIDIAなど震源地となった企業はまたもやシリコンバレーから出てきたというのはすごいところですが過去のゴールドラッシュのようにいったい誰が勝者になるのかというのはまだまだこれから長い物語が続きそうです。シリコンバレーに在住する筆者が日経ビジネスや日系クロステックに掲載した記事がベースになっていますがあまりにも変化が速いためこの本を書く際にも相当見直しが入った様子。24年6月に発行されたものですがもう半年したら状況も相当変わってくるのかもしれません。AIモデル、AI半導体、プラットフォーム、国家間競争、人類vsAIという5つのテーマに沿っ...現代のゴールドラッシュ:生成AIの真の勝者
子供からのリクエストもあり久しぶりに豊橋自然史博物館へ行ってきました。開催されているのは「キセキの結晶☆鉱物」展でとにかく結晶を中心に医師の世界を堪能できる展示です。目玉は2.5tという巨大アメシストドームや日本を代表するハート型の水晶(日本式双晶:接合角度は84.33度、日本で多く見つかったから日本型とのことですが名付け親はドイツ人)が目玉ですがそれ以外にも蛍石などをはじめとする発光する石>まさに飛行石。その他、東三河で発見された新鉱物など展示アリ。またこの東三河地域は渥美半島の方に火山活動の後の構造線が走っていて日本有数の鉱物産地。国指定の天然記念物「地質・鉱物」の4/5件がこの東三河地域に存在するとのこと。そしてしらなかったのが宮沢賢治の石マニアっぷりです。「春と修羅」等の詩集で、鉱物を心象世界の彩...一石を投じる-結晶の世界-
イノベーションの経済学「繁栄のパラドクス」に学ぶ巨大市場の創り方クレイトン・M・クリステンセンハーパーコリンズ・ジャパンイノベーションの経済学「繁栄のパラドクス」に学ぶ巨大市場の創り方クレイトン・M・クリステンセン(著),依田光江(翻訳)イノベーションと言えば…クリステンセン教授ということで教授最後の先品となった繁栄のパラドクスを増補改訂して出したものです。繁栄を得るために必要なのがイノベーション。イノベーションの中でも社会を変えていくには市場創造型のイノベーションが必要であることがメキシコと韓国、日本などの対比から指摘されています。イノベーションというとなんだか崇高なものというイメージですが特に市場創造型イノベーションを読み解くキーワードとして注目しているのが「不便」と「無消費」です。T型フォードの例は...「繁栄のパラドクス」に学ぶ巨大市場の創り方
勝者の科学一流になる人とチームの法則マシュー・サイドディスカヴァー・トゥエンティワン勝者の科学一流になる人とチームの法則マシュー・サイド(著),永盛鷹司(翻訳)自身も10年間英国で卓球選手として第1線で活躍してきた経験のあるマシューさんの書いたスポーツでの勝者(偉大な伝説として人の記憶に残るような選手)の共通性を探る本です。壮大なテーマというのもあり、なかなか結論が出さるものではないですが重要なファクターとして才能と圧倒的な練習量、周りのサポート、ライバルとの共進化、チームとしてモチベーションや文化と雰囲気などが挙げられています。またメンタル関連に関しても勝利に必要な要素であることを1章を割いて書かれています。メンタルの中ではリスクをあえて取りに行くこと、自己肯定感の重要さなどが記されています。総じて話が...勝者の法則
コモドオオトカゲ(別名コモドドラゴン)が東山動物園にやって来た!とのことで人が少なさそうな雨の日+子供向けのレクチャーがある日を選んで行ってみました。名前はタロウで全長2.7mの50㎏くらいとのこと。コモドオオトカゲはインドネシアのコモド島、リンチャ島、ギリダサミ島、ギリモタン島、フローレス島南部とコモド国立公園内の限られた地域にしかいないそうでこの個体は以前上野で飼育されていたメスが繁殖のためシンガポール動物園に出向いて誕生したものを持ってきたとのこと。見た感じかわいいともいえる外見ですが毒を持っていて歯から注入した毒で狩をするのが特徴です。毒(ヘモトキシン)の効果としては血の凝固を防ぐとのことでかまれると出血が止まらなくなりそれで弱ったところを一飲みという食べ方とのこと。そんな怖い動物ながら以外にも愛...コモドオオトカゲ名古屋上陸
Scientistsfindhumansagedramaticallyintwobursts–at44,then60USfindingssuggestingageingisnotaslowandsteadyprocesscouldexplainspikesinhealthissuesatcertainagestheGuardianNonlineardynamicsofmulti-omicsprofilesduringhumanagingXiaotaoShen,ChuchuWang,XinZhou,WenyuZhou,DanielHornburg,SiWu&MichaelP.SnyderNatureAging(2024)Published:14August2024人間の老化というのは線形でなく44歳、60歳...44歳は曲がり角
今年も参加してきました。去年から1か月ほど早い時期での開催でした。Resultはまだ出ていませんが総合で11位だった様子。去年の17位からは伸ばしましたがエイジクラスは45―49カテゴリに移ったので猛者も多く年代別入賞は逃しています。今年も去年に引き続きレース中は高原ながらやや暑さを感じるくらい、路面も台風の影響はさほど感じさせられウことは無く良好だったかと思います。ただレース後は14時付近から大雨でバケツをひっくり返したような状況で相当コースの状況変わったようです…山の天気の猛烈さを見せつけられました。初期のエクステラから参加していたメンバーとも1年越しに再会、健闘を称えあいました。来年どうなるか未定ですが機会あれば参加したいと思います。*レース中写真は辻啓さんのご提供のものです。XTERRA丸沼2024
WanttoWinaBikeRace?HackYourRival’sWirelessShiftersResearchersdiscoveredatechniquethatwouldallowanyonewithafewhundreddollarstohackintowirelessgear-shiftingsystemsusedbytopcyclingteamsatev...WIREDMakeShift:SecurityAnalysisofWirelessGearShiftersinBicycles自分が学生時代にはMavicしか存在しなかった無線の変速機ですが今やスポーツ自転車の世界では常識。シマノのDi2の所有してみて変速調整の観点からは一度使うと戻れないと感じます(とはいえ所有の中で1台のみですが)...自転車変速機乗っ取りの恐怖
地面師たち(集英社文庫)新庄耕集英社地面師たち(集英社文庫)新庄耕(著)ブラック企業での不動産営業やマルチ商法など社会の闇を題材にすることの多い新庄さんの作品。記憶に新しい地面師の事件を題材にした作品です。他人に成りすまして土地を売って利益を手に入れるという詐欺ですがなぜ引っかかってしまうのか?という謎もこの本を読めばありうる話なのかなと思わされる内容でした。ターゲットとする不動産の特殊性からの絞り込みや成りすますための用意周到な準備、段取り、演技などそう簡単にはまねできるものではなく悪いことではあるのですが関わっている人も相当、頭が切れないとできない芸当というのがわかります。むしろこの能力を他のことに生かしてほしいとは思いつつ小説の内容は手に汗握る展開でとても面白かったです。地面師たち
今年の夏は海は日間賀島、山は郡上八幡、そしてめいほう高原といった形で近場で愛知、岐阜を縦断して楽しんで来ました。海でも山でも釣りに。そしてどちらにもブランコが。大人としては途中で寄ったミツカンのMuseumと郡上八幡城に心惹かれるものがありました。暑い日が続きますがその分、良い夏の思い出が出来ました。そろそろ涼しい日々が懐かしくなってくるころですが、しばらく夏の余韻に浸ろうと思います。海へ山へ
毒(PHP文庫)船山信次PHP研究所毒船山信次(著)先日の名古屋市科学館の毒展で見つけてきた本です。自然界そして人工に作られた毒の世界について歴史的な背景や出来事なども絡めて解説された本です。毒というとなんだか人工的なイメージがあるのですが帯にも書かれているように世の中では自然界の毒の方が圧勝しているというのが現状です。人工のもので毒性が高いのはVXガス、ダイオキシン、青酸カリが代表的な物ですが人間はうまく毒というのを利用していて薬というのは毒を弱めた成り立ちのものが多いということに気づかされます。美容に使われるボトックスはボツリヌス菌由来、ガマの油なども毒性を弱めて利用しています。依存性のある麻薬や薬物も薬を作る過程で生み出されてきたもののあり覚せい剤などは葛根湯にも含まれる麻黄の製造過程で見つかってき...薬毒同源
タミヤの有線ロボットハンドキットを使った改造ロボットの競技大会に出ることとなり、なごのキャンパスで行われた競技説明と交流会に行ってきました。ペットボトルのフタの陣地への入れあいですがいかに効率よく回収して入れ込むかというのが課題となりそうです。次回は1か月後。改造したロボットを持っていく予定でさらに1か月後が本番となります。ロボコンへ挑戦
匂いが命を決める──ヒト・昆虫・動植物を誘う嗅覚ビル・S・ハンソン亜紀書房匂いが命を決める──ヒト・昆虫・動植物を誘う嗅覚ビル・S・ハンソン(著),大沢章子(翻訳)五感(視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚)の中で相対的に言うと嗅覚というのは人間の立場からすれば重要度が低いと思われがちですがそれは人間の世界だからこその話で生物によっては最も重要となる場合があることを気付かせてくれる本です。人間の嗅覚というのは視覚や聴覚があるからこそ重要度が下がりある意味、鈍くなってしまったわけですが犬など同じ哺乳類でもはるかに鋭い嗅覚を持つ生き物もいますし何より祖先のネズミなんかは匂いを嗅ぐために4つの器官を持っているというのだから驚きです。人間は匂いに関してはある意味、進んでいない生き物だと言えるのでしょう。匂いへの敏感さとい...嗅覚戦略
エブリシング・バブル終わりと始まり――地政学とマネーの未来2024-2025エミン・ユルマズプレジデント社エブリシング・バブル終わりと始まり――地政学とマネーの未来2024-2025エミン・ユルマズ(著)トルコ出身のエコノミストエミンさんの「エブリシング・バブルの崩壊」の続編。この方はトルコ出身といっても来日して1年で東大に受かってしまうなどすごい経歴の持ち主。基本的に多くの人が考えている日本悲観論でなく日本がこれから有利になる要素が増えてきているという観点で世界経済の状況からの日本の立ち位置を分析した本です。まずきっかけになるのがエブリシング・バブルの崩壊。このエブリシング・バブルは米国のハイテク株を中心としたもので現状、最も大きいものがAI関連の投資でこれもいずれはじけるであろうというのが筆者の予測。...日本に吹く追い風を生かせるか?
名古屋市科学館にやってきた「毒」展へ行ってきました。大きく5章からなり、まずは人間にとって毒でないものが毒になりうるということ、身の回りには毒があふれていることが紹介されています。毒も動物、生物由来だけでなくマイクロプラスチックのように人間が生み出してしまったものがあります。また犬とかだと玉ねぎやブドウなど体質的に受け付けないものありますがこれは裏を介せば人間にとっての毒というのは他の生物にとって必ずしも毒ではないということになります。また植物などでは毒性が成熟などによって変わるものもあり日本でも最も食中毒が多いのはじゃがいもの芽起因とのことですが植物の実は食べてほしい時にもっとも誘惑するように作られているというのも巧妙なところです。生物は攻撃するもしくは防御するために毒という手段を身に着けたわけですがこ...以毒制毒
経営中毒社長はつらい、だから楽しい徳谷智史PHP研究所経営中毒社長はつらい、だから楽しい徳谷智史(著)Podcastでも人気を博している徳谷さんの社長のつらさとやりがいについて語った本。新しく事業を起こした場合や会社が大きくなってきたときに遭遇するあるある事例(メンバーの衝突、横領などの裏切り、資金枯渇、孤独)を紹介した本。こんなつらいことなんでやるの?という感じにも見えますがこれは何かを達成した時の充実感に中毒性があるから。トップの孤独と、会社員視点では得難いやりがい、表現しがたい充実感を明かし、社長はつらい、だから楽しいという中毒とも言える、経営の醍醐味を疑似的に体験できる本です。このつらいけど充実感があるから楽しいという感覚、まさに持久系のスポーツの選手であればアナロジーを感じるのではないでしょうか...困難と達成感‐経営とトライアスロン‐
Sleepduration,chronotype,healthandlifestylefactorsaffectcognition:aUKBiobankcross-sectionalstudyObjectiveToexplorethenuancedrelationshipbetweensleeppatterns,chronotype,qualityandtheinfluenceofhealthandlifestylefactorsoncognitiveperforma...BMJPublicHealthSleepduration,chronotype,healthandlifestylefactorsaffectcognition:aUKBiobankcross-sectionalstudy、BMJPub...夜型人間の逆襲
近場で化石発掘が出来るところということで瑞浪に行ってきました。瑞浪化石博物館にて定期的に化石教室が開催されており博物館で説明を受けたあと、野外学習地にて化石発掘を行うことが出来ます。瑞浪の化石は新生代の1500万年前₋1800万年前の付近なので恐竜時代というわけではないのですがでここまで化石が出るのはこの時期はここら辺が沿岸部で堆積した砂、泥が固まった地層がみられるためです。今となってはここは内陸ですが1500万年前付近は相当、今とは海岸線が異なっていたが故にうまく化石が残る場所になったとのこと。10時くらいから約2時間、気温こそは高くなかったものの湿度が高く暑かったですが何とか貝や葉の化石を探し当てました。サメの歯の化石を狙っていましたが見つからず…またもうちょっと涼しい季節にでも行ってみたいかと思いま瑞浪化石発掘体験
運ドン・キホーテ創業者「最強の遺言」(文春新書)安田隆夫文藝春秋運ドン・キホーテ創業者「最強の遺言」安田隆夫(著)日本の小売業の中でも最も成功したともいえるドン・キホーテの創業者が生涯で学んだ勝利の法則を明かす本。タイトルの運というのがキーワード。運というと天命に任せるみたいなイメージもありますがそのイメージとは異なり運というのは人生における変数であり、小さくとも大きくとも生かし切ることが成功の秘訣だということを明かしています。そのためは常に守りに入らず挑戦し続けること、失敗を恐れないこと、楽観的であることが重要ということですがそれを身を挺して実践している人なのかと感じました。そしてさらにドン・キホーテを飛躍させたきっかけになったというのがこの運を個人だけでなく集団運として会社経営に昇華させていることです...運は変数
https://youtu.be/1KnsgfFm35w?si=KSTYRKE6nqo7r77uNVIDIAのファンCEOがカリフォルニア工科大学の卒業式でスピーチをしています。わかりやすい英語で勉強になりますがその中で最後の方に人生観に影響を与えた、銀閣寺の庭師の話がでてきます。25年間死んだ苔を取り除き苔庭の状態を保つことを生業にしていること知ったファン氏に庭師は「私には時間がたくさんあります」と言ったそうです。これを聞いたファン氏はライフワークに真剣に取り組んでいれば、銀閣寺の庭師のように時間は十分にあると考えるようになったとのことで自分がやるべき道を見つけて全うすることが重要だと考えているというメッセージにつなげていました。何度も苦難を味わった末にニッチだったGPUの活路を見出したファン氏ならでは...NVIDIA創業者に影響を与えた庭師の人生観
Mixed-MethodHeatAcclimationInducesHeatAdaptationsinInternationalTriathletesWithoutTrainingModificationPurposeHeatacclimation(HA)kineticsoftennecessitatesthattheinterventionisconductedintheweeksimmediatelyprecedingathleticcompetitions,potentiall...figshareMixed-MethodHeatAcclimationInducesHeatAdaptationsinInternationalTriathletesWithoutTrainingModification...暑熱順化は難しくない
人を導く最強の教え『易経』「人生の問題」が解決する64の法則小椋浩一日本実業出版社人を導く最強の教え『易経』「人生の問題」が解決する64の法則小椋浩一(著)易経とは四書五経と呼ばれる儒教の経典の一つ。良く日本でも見かける易のベースとなる古代中国の占いの本で、その原型がまとまったのは、紀元前八世紀ごろだそうです。様々な経営者が生かしているという易経を自身も50付近から学び始めて記したのがこの本。悩みながら学んでいったとのことで初心者にも概要がつかみやすい内容になっています。易経は陽を印、陰を印で示し、それを組み合わせた八卦×八卦=六十四卦によって自然と人生の変化の道理を説いた書。各卦を説明する暗示的な卦辞に対して、さらに「十翼」と称せられる解説がつけられ、儒家的な宇宙観、倫理観を表わすようになったとのことで...生かすのも八卦、生かさぬのも八卦易経の世界
資本主義の宿命経済学は格差とどう向き合ってきたか(講談社現代新書)橘木俊詔講談社資本主義の宿命経済学は格差とどう向き合ってきたか(講談社現代新書)橘木俊詔(著)資本主義の宿命というべき格差に注目して経済学と政治の立場でどのように向き合ってきたかをわかりやすく説明した本です。筆者の結論としてはもう少し高所得者への累進課税を増やし将来的には中負担となるような福祉国家を目指すべきというのが主張です。その背景にあるのが日本は比較的貧困層の厚い格差の大きめの国だということで、そこら辺の統計が-第1章に紹介されています。一億総中流などと言われていたイメージもありますが現実はアメリカほどでないにしろ格差指数であるジニ変数はG7内ではアメリカ、イタリアに次ぐ値で相対的貧困率はトップ。しかも金融資産を持たないという世帯が単...格差は資本主義の宿命?
迷うことにも意味がある|2024年|NICT-情報通信研究機構国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT(エヌアイシーティー)、理事長:徳田英幸)未来ICT研究所脳情報通信融合研究センター(CiNet)の羽倉信宏主任研究員、小笠希将研...NICT-情報通信研究機構DecisionuncertaintyasacontextformotormemoryKishoOgasa,AtsushiYokoi,GoukiOkazawa,MorimichiNishigaki,MasayaHirashima&NobuhiroHaguraNatureHumanBehaviour(2024),Published:11June2024「迷った末の運動」と「迷わずに行う運動」は、脳の中で区別され、別々のものとして記憶されているとの...アスリートへの迷いのススメ
「Y」の悲劇男たちが直面するY染色体消滅の真実黒岩麻里朝日新聞出版「Y」の悲劇男たちが直面するY染色体消滅の真実単行本–2024/5/20黒岩麻里(著)「Y」の悲劇男たちが直面するY染色体消滅の真実単行本–2024/5/20黒岩麻里(著)人間においては男性を特徴づけるY染色体。その消滅が運命づけられているとしたら…男は居なくなってしまうのか?という疑問を中心に人間だけでない性差についてわかりやすく解説された本です。Y染色体が小さくなってしまったのはそもそもの染色体を引き継ぐ対合と乗り換えが有する有害遺伝子の排除機構が背景にあります。男性を特徴づけるY遺伝子に蓄積された有害配列の欠乏に加え子の欠乏を染色体の乗り換えの際に発生する逆位(ひっくり返った形で引き継がれること:最終亭には意味をなさなくなるので排除さ...X-Menの時代がやってくる?
卵子は寿命を伸ばし、精子は寿命を縮める?大阪大学微生物病研究所の石谷太教授、阿部耕太助教らの研究チームは、大阪大学大学院医学系研究科や九州大学生体防御医学研究所、群馬大学生体調節研究所との共同研究によ...ResOUSex-dependentregulationofvertebratesomaticgrowthandagingbygermcells,SCIENCEADVANCES,12Jun2024,Vol10,Issue24DOI:10.1126/sciadv.adi1621身長のように寿命も男女差があるというのはある程度統計的には正しいのですがそれを証明するのは簡単でなく過去には中国の宦官の寿命が長かったことを調査するような研究もあったのですが今までは報告がなかったとのこと今回、寿命が数か月というキリ...寿命の男女差のEvidence
刑事捜査の最前線(講談社+α新書)甲斐竜一朗講談社刑事捜査の最前線(講談社+α新書)甲斐竜一朗(著)30年を超える刑事事件関連の記者生活を基に刑事捜査の進化を歴史を揺るがしたサリン事件、和歌山カレー事件、神戸連続児童殺傷事件、広域特殊詐欺事件などの実例も交えながら記された本です。内側の人がなかなか内情を表立って書けない事情もあるかとは思うのであくまで詳細な取材で知りうる範囲でまとまっている内容となっています。昨今の進化としては監視カメラによる初動捜査が相当有効になってきたこと、DNA鑑定の精度が上がり、565京人に1人とほぼ個人を特定できるレベルまで来たことなどが取り上げられている一方で根強い重要度があるのは聞き込み、指紋そして取り調べ術だというのが本を読むとわかります。特に定型化しにくく技術として伝えに...捜査力は抑止力
高学歴難民(講談社現代新書)阿部恭子講談社高学歴難民(講談社現代新書)阿部恭子(著)学歴という1視点から転落した様々な人生が紹介されている本です。自分が就職するころも含め博士や法科大学院など学歴を進み過ぎた人がこぼれた受け皿の問題というのは指摘されていましたがそのころからアカリクとか様々な支援サービスも出てきていたので状況は好転してきたとは思っていました。ここらへんには統計もありますがこの本はそういったデータの紹介は無くちょっと辛くなるような事例が紹介されています。確かに追いつめられると学歴というのはマイナスになる要素も大いに含んでいるのかもしれませんが学歴だけのせいにするには無理があるのかなというのが本を読んだ感触です。この話は目的と手段をはき違えてしまうということもあるのかもしれません。特に中学、高校...学歴は諸刃の剣
セントレアの目の前のりんくう緑地付近で子供と釣り教室に参加してきました。約2時間半で釣れたのはカサゴ3匹といった感じで大物ではありませんでしたが子供としてはそれなりに満足したようです。エサはゴカイ、小エビ、ホタテとありましたが最もゴカイの反応が良。やや風が強かったもののその分、涼しく心地よく気持ちの良い日でした。また機会を見つけていこうかと思います。常滑釣り教室
TakamitsuIwata,TakufumiYanagisawa,HaruhikoKishima≪Neurosurgery≫Fromripplestodaydreams:thebrainactivitybehindmindwandering GraduateSchoolofMedicine/FacultyofMedicine,OsakaUniversity岩田貴光、柳澤琢史、貴島晴彦≪脳神経外科学≫ぼんやりと考え事をする時に記憶を形成する海馬の活動が増えることを発見~記憶障害、認知症の診断・治療への応用に期待~ 大阪大学医学系研究科・医学部海馬で見られる脳活動は専門的に「リップル波(sharpwaveripple:SWR)」と呼ばれており、主に睡眠中に多く発生して、記憶の固定や想起に関わることが知られて...ぼんやりが記憶を作る
生命と非生命のあいだ地球で「奇跡」は起きたのか(ブルーバックスB2258)小林憲正講談社生命と非生命のあいだ地球で「奇跡」は起きたのか(ブルーバックスB2258)小林憲正福岡さんの生物と無生物の…もありますがこちらは宇宙生命学の観点で生命の起源に迫った内容でまさに我々はどこから来たのか、どこへ行くのかを探った本です。地球に生命が存在しているのは奇跡なのか必然なのか?生物の材料である有機物=タンパク質とリン脂質自体は宇宙からもやってくる可能性が示されてきました。一方で生物の特徴である自己複製と進化には核酸が必要となり、核酸形成のためにはRNA+タンパク質が必要。さらにさかのぼってRNAが存在すればたんぱく質を形成できるとのことでRRNAの起源を探るのが化学進化で起源を探っていく道です。ただタンパク質とRNA...生命と非生命の間に何がある?
Theperceptionoftimeisslowedinresponsetoexercise,aneffectnotfurthercompoundedbycompetitors:behavioralimplicationsforexerciseandhealth-PubMedTheresultsofthisstudydemonstrateforthefirsttimethatexercisebothwithandwithouttheinfluenceofopponentsinfluencestimeperception.Thisfinding...PubMedTheperceptionoftimeisslowedinresponsetoexercise,aneffectnotfurthercompoun...運動中は時空が歪む?
自分のスキルをアップデートし続けるリスキリング後藤宗明日本能率協会マネジメントセンターリスキリングの定義:「新しいことを学び、新しいスキルを身につけ実践し、そして新しい業務や職業に就くこと」の概要について解説された本。リカレント教育のように好きな分野の教育に戻るのでもなく、同じ分野で向上させるアップスキリングでもなく異なる分野で鞍替えするために~18か月のスパンで目的意識を持って教育に取り組んで実践するというところがポイントになっています。特に注目されているのはAIの導入で仕事が一部では大きく変わろうとしていることで今後はより活用もしくは協業して業務効率を改善し、生産性を上げることが求められてきているからこそだと思われます。また産業によっては栄枯盛衰もあるので今の職種で最後まで逃げ切れるのか?ということも...リスキリングは永遠に続く旅
2年ぶりにXterra根の上高原に出てきました。結果としては10位3:39:12S27:48、B2:02:00、R1:09:24で今年から45―49カテゴリですが年代別は4位…この世代のレベル高い。今年はコンディションは素晴らしく朝は寒かったものの下界が30度を超える中、東農の軽井沢ともいわれる根の上高原は競技には絶好のコンディション。路面も週の初めに雨があった後はカラッとしてたのでほぼドライでした。今年から土曜日のフルとロング、デュアスロンの開催、日曜日がトレイルランでしたので土曜日日帰りで参加ですが岐阜ながら名古屋からは1時間半もあれば着く立地です。反省として今回は(も)MTBの急坂登りと下りが課題…体力負けしている感じではなかったのでここら辺の課題が何とかなればあと10分程度は縮められるのではとは思...Xterra根の上高原2024
TSMC世界を動かすヒミツ林宏文CCCメディアハウス23年の半導体メーカーの売上高ランキングは市場調査会社だとIntel、NVDIA、Samsungとされていてtsmcの名前は出てこないのですが直接、自社製品として出していないだけでNVDIAやAMD,Appleなどのトップ10に入る企業の内、5社は製造委託されていますし、売上高も並べるとやはり世界一なのは間違いないところ。日本と同じように半導体の産業が無くライセンス生産や技術を学ぶところから始まったtsmcについて30年取材してきた台湾人の立場から明らかにした本。日本と同じような境遇から世界一となった状況から日本の半導体産業との衰退との対比が印象的に書かれています。tsmcは受託製造を行うファウンダリーなのでとにかくお客さん第一でお客さんが売上延ばしても...台湾の護国神山・tsmc
TheBeautifulDissociationoftheJapaneseLanguageAnextradimensionthatyoucanplaywith.AetherMug日本語が相対的に学ぶのが難しい言語であることは何となくもわかることですが外国人の目から見てどうなのかという一側面が記された記事です。話されていることと書かれていることの乖離があるというのが注目されているポイントで(1):ひとつの漢字に読み方がたくさんある=フリガナがある(2):ひとつの名前に何通りもの書き方がある(3):型にとらわれない「ふりがな」の存在大人などのように熟字訓という特殊なものが多数(4):「トレンチコート」を着た言葉⁼「志す」や「認める」「司る(つかさどる)」など(5)同じ言葉を書き分けるあえて感じで明確化させてい...日本語の美しい「解離」
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GooBlog終了に伴い、Blog引っ越しました。新サイトは↓となります。今後ともよろしくお願いします。Blog引っ越し完了(GooBlog>WordPress)Blog引っ越しのお知らせ
AI2027Aresearch-backedAIscenarioforecast.今後のAIが起こす未来を予測した4月公開の論文AI2027(著者は元OpenAIのガバナンス研究者であるDanielKokotajlo、ブロガーのScottAlexander、AIDigest共同創設者のEliLifland、CenterforAIPolicy創設者のThomasLarsen、ハーバード大学コンピュータサイエンス専攻のRomeoDeanの5名)が公開されていますがかなり詳しい予測がなされており、やや行き過ぎかと感じられなくもない感じではありますが興味深い内容です。第4段階で2027年までの予測なのですが大きなスピードで社会が変革して行く様子が予測されています。大雑把には以下。◆2025年第1段階=AIエージェ...AI2027₋AIの行きつく未来₋
4月ももう終わろうとしていますが2024年度の家計を振り返ってみました。去年に引き続きBS,PL,CFの3表の形式としています。今年度の貯蓄/投資率は68%で去年より8%Up。どっちかというと投資の方にシフトしたため投資CFで大きくマイナスとなり、FCFとしては少なくなっています。25年度は関税の状況で投資が逆風になるかもしれませんが長い目で考えて投資シフトへの路線はあまり変えない予定で株、債券などには引き続き投資して行きます。また教育という観点でも自身への投資もまだまだ続けていきたいと思います。ただこれから子供の成人までは支出がピークを迎えそうな気配で優先度はそちらです。2024年度家計決算
NEXUS情報の人類史上人間のネットワークユヴァル・ノア・ハラリ河出書房新社NEXUS情報の人類史下AI革命ユヴァル・ノア・ハラリ河出書房新社NEXUS情報の人類史上人間のネットワークNEXUS情報の人類史下AI革命ユヴァル・ノア・ハラリ21Lessonsから6年越しの新作となるユヴァル・ノア・ハラリの新作です。今回は特に情報と人類の関わりの歴史を振り返りながらAIがどのように社会を変えていくか?そしてどのような道を取っていくべきかを考察した内容となっています。NEXUSという題名は情報自体が人間をつなげる役目を果たしているということから由来。人間の繁栄は協力し合ったことから成り立っていることを考えると情報というのは人をつなぐハブのようなものだと考えても良いのでしょう。ハラリ氏は情報が社会に与える役割とし...AI=エイリアンインテリジェンスの時代
今年もこりずに出てきました。ただ去年と比較するとタイム+順位は落ちてしまい去年の2時間37分で29位に対して2時間43分の35位との結果でやはり下りを中心に撃沈。コースはおおむねは去年と同じで距離は23㎞ですが手元の計測では24㎞程度。前半が多度山頂(402m)までの往復、後半は石津御嶽(692m)までの往復といった感じ。ただ今回は2回目の登りが黒石尾根へ上る形となりやや我慢比べの山登り区間が多くなった気もしますがそこらへんもタイムに効いたかもしれません…そもそもの下りビビり人間としては改めてトレイルで練習しないと早くならないとは痛感したわけですがせめて1か月に1回はトレイルランもやりたいところ。現状では時間確保難しいところで子供のこと考えるとあと2年くらい申し送りとなりそう。今回のコースは低山ながら練習...お伊勢に参らば、お多度も駆けよ25多度山トレイルラン
ファイナンス学者の思考法――どこまで理屈で仕事ができるか?宮川壽夫ダイヤモンド社*いよいよGooBlogも閉鎖とのことで引っ越し先を検討中です。1か月以内くらいで移動先探そうと思います。ファイナンス学者の思考法――どこまで理屈で仕事ができるか?宮川壽夫(著)ビジネス世界から大学へと転身したファイナンス学者の思考法のガイド。周囲の状況を見ることから考え始めることを「セール(帆)を張る」発想と呼び、根本的なところから自分自身で考え始めることを「オール(櫂)を握る」発想として自らオールを握る考え方が時には重要であることを主張した本です。基本的にはどっちも必要なのだと感じますがオールを握る方の方が相対的には意識してやや頑張らないとできない方なのでそっちを主として書かれています。学者ということもあってこのオールの方...セールを張るか?オールを握るか?
新版日本人になった祖先たちDNAが解明する多元的構造NHKブックス篠田謙一NHK出版新版日本人になった祖先たちDNAが解明する多元的構造NHKブックス篠田謙一(著)先日の特別展で手に入れてきた本です。鳥の世界もDNA解析で分類の見直しなど実施されていますが人間の方もこの20年近くのDNAの解析でかなり常識そのものが塗り替えられてきました。この本は2007年に出版されたものですが昨今の研究結果を基に2019年に再編されたものです。日本人の起源の本ですが前半は新人がどのように拡散してきたかを述べてアリ日本人の起源に行く前の前提が添えられています。後半は日本人の起源について従来の2重構造説の常識がDNA解析で代わりつつあることが記されています。まず世界の現代人の分類でいうと4つ大きなグループ(L0,1,2とそれ...我々はどこから来たのか、どこへ行くのか
DefecationaftermagnesiumsupplementationenhancescognitiveperformanceintriathletesConstipationiscorrelatedwithdiminishedcognitivefunction,revealingapossiblerectum-brainconnection.Inthiscounter-balancedcrossovertrial,…OriginalArticleDefecationaftermagnesiumsupplementationenhancescognitiveperformanceintriathletes,SportsMedicineandHealthScience,Volume7,Issue2,...トライアスリートで証明『腸は第2の脳」
GenesPlayaRoleinWhyWeLoveMusic-NeuroscienceNewsAnewgeneticstudyrevealsthatourcapacitytoenjoymusicispartlyinherited,with54%ofmusicenjoymentvariabilitylinkedtoDNAdifferences.NeuroscienceNews"Twinmodellingrevealspartlydistinctgeneticpathwaystomusicenjoyment,,NatureCommunicationsvolume16,Articlenumber:2904(2025)"音楽を楽しむDNAが存在しているということが双子を使った研究で明らかになってきたとのこと。双子...音楽を楽しむDNA
子供たちとの東京観光の一環で行ってきました。日本人というと縄文の狩猟生活から渡来人が伝えた弥生文化で形作られたという2重構造説というのが人骨での形態からの解析から主となっていましたがDNAの解析では実際はさらに複雑であったことが示されてきており、最新の日本人の研究結果がまとめられたものとなっています。このDNA解析での人類の起源の探索は2022年のノーベル賞を主唱したスバンテ・ペーボ博士が構築した分野で古ゲノム学という分野になっています。展示では日本でも最古に近い2万7千年前とされる石垣島白保竿根田原洞穴遺跡で見つかった石器時代の日本人の復元顔面が目玉となっていますがこの石垣島の発掘にもペーボ博士が関わっているとのことです。さらに縄文人及び弥生人の顔の復元やCGを使った日本人のルーツと文化の歴史。そして人...古代DNA展DNAが明かす日本人のルーツ
鳥類学者だからって、鳥が好きだと思うなよ。(新潮文庫)川上和人新潮社鳥類学者だからって、鳥が好きだと思うなよ。川上和人(著)前回の鳥展で思わず買ってしまった挑戦的タイトルの本。表紙も相まってまさにジャケ買いの本でした。内容としてはなじみがあまりない鳥類学者のフィールドワークと研究の日々をエッセイにしたものですが川上さんのざっくばらんな口調も相まってものすごい面白い内容でした。個人的にはこういったフィールドワークで実施する研究というのは興味があったので西ノ島、南硫黄島など無人島まで含めた研究を続けるバイタリティに舌を巻いた内容でした。好きだと思うなよと書きながらも節々には鳥への愛が込められており、人間との共通性=二足歩行で基本昼行性で視覚と聴覚をメインとしたコミュニケーション、一夫一妻制などがありながらも3...飛ぶ鳥を落とす勢い
Low-speeduphillexerciseincreaseslactateandbrain-derivedneurotrophicfactorinbrainregionsformemoryandlearningWeinvestigatedtheacuteeffectsoflow-speeduphillexerciseonlactatelevelsandbrain-derivedneurotrophicfactor(BDNF)expressioninthecortex…Low-speeduphillexerciseincreaseslactateandbrain-derivedneurotrophicfactorinbrainregionsformemoryandlearning,Neuroscienc...坂で脳活性化のエビデンス
人はどう悩むのか(講談社現代新書)久坂部羊講談社人はどう悩むのか(講談社現代新書2755)新書–2024/9/19久坂部羊(著)高齢者治療の関わってきて患者の死ぬ前の悩みに直面して来た立場から描いた悩みへ準備本。ライフステージに分けてこのような悩みが出てくるという事例を自身の経験も踏まえながら記されています。特徴的なのは高齢者側の方から子供の方に時系列としては逆に進行していく点です。こう見ると人生というのは悩みだらけ。自分も振り返れば人生の各ステージでの悩みというのは今となってはそこまで深刻に考えなくても良かったのに…と思えるものが多いのですが常に悩みと向き合ってきたことを思い出しました。特に小学生のころはあまり自信が持てるものが無くひたすらダメな方に進んでいってしまいましたが中学から大きく生活環境が変わ...悩める葦へ
国立科学博物館で行われていた鳥展が名古屋市科学館にもやってきたとのことで子供と行ってきました。身近な生き物でありながら恐竜の子孫である鳥の魅力を最新のDNAを活用した系統分類も含めて展示がある充実した内容でした。まずは鳥の系譜ですがいまや定説となってきた肉食恐竜=〉鳥類の進化系譜。鳥への一歩を踏み出した小型肉食恐竜はかの有名なアーケオプテリクスを起点に進化が進んでいくのですが骨格や脳、気嚢の構造などすでに現生鳥の特徴が発現していたことが明かにされてます。空へ活路を見出した鳥の進化というのは正にイノベーションという感じなのですがそのあとで飛ばない種(走鳥類)も進化したというのは面白いところです。これを適応放散というそうです。そして持久系アスリートとして気になるのは渡り鳥。なんと記録がある中での最長のノンスト...鳥展@名古屋市科学館
TheGT4e-PerformancetakestotheHockenheimring FestivalofDreams子供の誕生日のプレゼントだったポルシェケイマンGT4の電動版のLEGOが完成しました。LEGOのアプリで実際に動かして遊べる仕様になっています。どっちかというと911の方がやっぱかっこいいといった感じですが実際に自分が作ったものが動くというのはいいものです。前回のAudietronはかなり手伝いましたが今回は95%は自分でやり遂げたので達成感もあったことでしょう。今回は内容としても進化していてパワーユニットは3.6Vの充電式。そしてユニットから光ファイバーが伸びていてライトが点灯できます。アプリで出る走行音も実写そっくり?半分ぐらい自分の趣味も入っていますが面白かったです。形は…やはりレ...ポルシェGT4e-Performance完成
冒険する組織のつくりかた──「軍事的世界観」を抜け出す5つの思考法安斎勇樹テオリア冒険する組織のつくりかた──「軍事的世界観」を抜け出す5つの思考法安斎勇樹(著)生活用品が軍需品や宇宙産業から生み出されたものが流用されてきたように組織論や企業戦略というものは軍隊的な世界観から持ってこられたものが多々あるように思います。確かに企業間の戦いとも例えられるわけで潰しあいと考えればそういった思想がベースになるのは自然なことなのかもしれません。ただ現代では会社の目的はもっと大局に立った貢献という意味合いの方がさらに重要になりつつあります。そして組織も軍隊というのではなく働いている人の自己実現の後押しと両立できる場であることが理想となります。そういった企業活動と個人の幸福の&をどう両立するのかの一つの理想の姿を指し示...「麦わらの一味」的組織が理想形?
今年はメジャーマラソン大会は軒並み抽選漏れで参加できずとのことで3年ぶりぐらいに地元ハーフに参加してきました。目標は1時間20分切りでしたが惨敗。1:22:49(3.55/km)*グロスタイム179位特に10㎞過ぎがなんだか体的に苦しく苦しく若干、登りということもあったのですがペースをかなり落としてしまっていました。ただ15㎞付近以降はやや気持ちが復活という感じで大きなダウンは無かったのですがそれでもなお22分を切ることが出来ないでいる状況でした。この距離だと3:45/㎞をキープしたいところですがやはり筋持久力が足りない=長時間練習が出来ていないことでどうも持たないのと4:00/㎞以下のペースの。今年はミドルTAにも出たいのでもう少し練習方法にカツを入れたいと思います。名古屋シティハーフマラソン2025
なぜ働いていると本が読めなくなるのか(集英社新書)三宅香帆集英社なぜ働いていると本が読めなくなるのか(集英社新書)三宅香帆(著)ドキッとするタイトルですが明治時代から現代にいたるまで大きく4つの区間に分けて労働者と読書の関係性、歴史を振り返りながらなかなか働くことと読書の両立が難しくなってきてしまった背景に迫った本でこの歴史的なところ含めて興味深い本でした。本離れというのは決して今に始まった話ではなく出版のピークが自分がちょうど生まれた1980年付近くらいであり、そのころから活字離れというのは言われ始めていたようです。特にこのスマホの普及も読書離れには影響はあるのでしょうが筆者の分析としてはバブル以降に好きを仕事にする、仕事は自己実現の手段、自助努力で実現するのが正しいという空気が出来上がり、そのための情...半身半霊のススメ
DessertstomachemergesinthebrainNewfindingsdemonstratethatdespitefullness,thebrain'srewardsystemdrivesthecravingforsweetsaftermeals.ThalamicopioidsfromPOMCsatietyneuronsswitchonsugarappetite,ScienceVol387,Issue6735,pp.750-758デザートは別腹の仕組みが解明されたとのこと。「満腹時においても甘いものを欲しがる神経回路」が存在するとのことでこれは本能に根差したものであるようです。本来であれば満福を感じ、食欲を抑える役目を果たす視床下部のPOMCニューロンの一部が甘いものに対しては脳内麻薬の一種...「デザートは別腹」は本能
逆説の古典着想を転換する思想哲学50選(朝日新書)大澤真幸朝日新聞出版逆説の古典着想を転換する思想哲学50選(朝日新書)新書–大澤真幸(著)朝日新聞に掲載された古典百名山の中でその他のパートを担当した筆者の書評をまとめたもので50冊分あります。古典といっても1800-1900年代のものがほとんど。9割くらいは読んでいなかった本なのでエッセンスだけですが参考になる内容でした。むしろ新しい壁にぶちあった時こそ古典に当たるべきというのはよく言われることですが全くその通りなのだと思います。「歴史は繰り返す」と言われるように新たな課題も過去の問題を本質的には繰り返している=反復しているものが多いというのと常に新しいものというのはポッと湧いて出るわけでなく反復の中で生まれてくるというのが自分も感じていることです。直近...逆説の古典
Theperceptionoftimeisslowedinresponsetoexercise,aneffectnotfurthercompoundedbycompetitors:behavioralimplicationsforexerciseandhealth-PubMedTheresultsofthisstudydemonstrateforthefirsttimethatexercisebothwithandwithouttheinfluenceofopponentsinfluencestimeperception.Thisfinding...PubMedTheperceptionoftimeisslowedinresponsetoexercise,aneffectnotfurthercompoun...運動中は時空が歪む?
自分のスキルをアップデートし続けるリスキリング後藤宗明日本能率協会マネジメントセンターリスキリングの定義:「新しいことを学び、新しいスキルを身につけ実践し、そして新しい業務や職業に就くこと」の概要について解説された本。リカレント教育のように好きな分野の教育に戻るのでもなく、同じ分野で向上させるアップスキリングでもなく異なる分野で鞍替えするために~18か月のスパンで目的意識を持って教育に取り組んで実践するというところがポイントになっています。特に注目されているのはAIの導入で仕事が一部では大きく変わろうとしていることで今後はより活用もしくは協業して業務効率を改善し、生産性を上げることが求められてきているからこそだと思われます。また産業によっては栄枯盛衰もあるので今の職種で最後まで逃げ切れるのか?ということも...リスキリングは永遠に続く旅
2年ぶりにXterra根の上高原に出てきました。結果としては10位3:39:12S27:48、B2:02:00、R1:09:24で今年から45―49カテゴリですが年代別は4位…この世代のレベル高い。今年はコンディションは素晴らしく朝は寒かったものの下界が30度を超える中、東農の軽井沢ともいわれる根の上高原は競技には絶好のコンディション。路面も週の初めに雨があった後はカラッとしてたのでほぼドライでした。今年から土曜日のフルとロング、デュアスロンの開催、日曜日がトレイルランでしたので土曜日日帰りで参加ですが岐阜ながら名古屋からは1時間半もあれば着く立地です。反省として今回は(も)MTBの急坂登りと下りが課題…体力負けしている感じではなかったのでここら辺の課題が何とかなればあと10分程度は縮められるのではとは思...Xterra根の上高原2024
TSMC世界を動かすヒミツ林宏文CCCメディアハウス23年の半導体メーカーの売上高ランキングは市場調査会社だとIntel、NVDIA、Samsungとされていてtsmcの名前は出てこないのですが直接、自社製品として出していないだけでNVDIAやAMD,Appleなどのトップ10に入る企業の内、5社は製造委託されていますし、売上高も並べるとやはり世界一なのは間違いないところ。日本と同じように半導体の産業が無くライセンス生産や技術を学ぶところから始まったtsmcについて30年取材してきた台湾人の立場から明らかにした本。日本と同じような境遇から世界一となった状況から日本の半導体産業との衰退との対比が印象的に書かれています。tsmcは受託製造を行うファウンダリーなのでとにかくお客さん第一でお客さんが売上延ばしても...台湾の護国神山・tsmc
TheBeautifulDissociationoftheJapaneseLanguageAnextradimensionthatyoucanplaywith.AetherMug日本語が相対的に学ぶのが難しい言語であることは何となくもわかることですが外国人の目から見てどうなのかという一側面が記された記事です。話されていることと書かれていることの乖離があるというのが注目されているポイントで(1):ひとつの漢字に読み方がたくさんある=フリガナがある(2):ひとつの名前に何通りもの書き方がある(3):型にとらわれない「ふりがな」の存在大人などのように熟字訓という特殊なものが多数(4):「トレンチコート」を着た言葉⁼「志す」や「認める」「司る(つかさどる)」など(5)同じ言葉を書き分けるあえて感じで明確化させてい...日本語の美しい「解離」
顔に取り憑かれた脳(講談社現代新書)中野珠実講談社顔に取り憑かれた脳(講談社現代新書)新書–2023/12/14中野珠実(著)自分が子供のころは人面魚だとか人面岩だとかそういったものが流行った気もしますが人間の顔判別能力というのはすごいなと思ってしまうところがあります。これがほかの動物に対してであればここまで見分けられる自信もないのでいかに人間が視覚情報の中で顔を特別視しているのだとは感じていましたがこの本は顔に執着してしまう人間の性を今までの研究結果をベースに明らかにしたものです。そもそも人間は集団として生きてきたと言う時点で顔をコミュニケーションの一部でうまく活用してきたと言うのがあります。白目が大きくどこを見ているのか明確になっている特徴や眉を感情で動かすことが出来るのは顔でのコミュニケーションをと...顔に取りつかれる脳
今年のGWは子供の希望もあり、父親のルーツを探る旅第1弾として高知へ。中学高校時代を過ごした高知は変わっているところ、変わっていないところと様々でしたが何より高知の自然環境,食、人の温かさを感じられる旅となりました。自分は中高と寮だったのでここまで観光地巡りというのはほとんどなかったのですがそれにしても良い環境だったなとしみじみと思います。こちらに実家があるわけでないのでなかなか高知まで足を延ばす機会が取れないところですがまた何か大会などをきっかけにしていってみたいところです。旅程は1日目:龍河洞、牧野富太郎植物園夜は同級生が経営する得月楼さんへ2日目:高知城、四万十カヌー3日目:柏島、竜串、足摺周辺観光といったところで西半分で精一杯。また東の方にも足を延ばしてみたいと思います。ルーツをたどる高知旅
気づくともう5月になってしまいましたが2023年度の家計の決算をまとめてみました。今年もB/S,P/Lに加えてC/Fもやってみました。キャッシュが重要なのは特に家計では言うまでもないのでひとまずは整理できてよかったというところです。支出関連:単身赴任をしているのである程度は覚悟ですが生活費はそれなりにかかってしまうのは致し方ないところ。健康は第一に無駄な物には使わないとしか言いようがありません。教育関連は投資と考えて取り組みたいと考えています。投資割合:積み立てをベースに個別にと意識的に振り分けているのですが比率自体は大きく変化はありませんでした。今年度は自分の明るい分野や実生活への複利作用のある所を中心にもう少し力を入れていきたいと思います。今年も去年と大きく変わる予定は無いですが住宅改修、車検などが大...2023年度決算
久しぶりに三河湖の付近まで足を延ばしてマス釣りをしてきました。自分と子供で釣れたのは1時間で3匹でしたが焼き魚とフライにしていただいてきました。その後、四谷の千枚田と長篠城、長篠・設楽原古戦場などを見学して帰宅。名古屋からも1時間ほどですがここまで来ると別世界を感じます。三河湖マス釣り
PhysiologicalandMetabolicResponsestoLow-VolumeSprint...:Medicine&ScienceinSports&Exercise69.6±6.0cm,64.5±8.4kg,V̇O2peak:47.2±7.7ml·kg-1·min-1)performedfour10-ssprintswith80-srecovery(SIE10)andtwo20-ssprintswith160-srecovery...LWWPhysiologicalandMetabolicResponsestoLow-VolumeSprintIntervalExercises:InfluenceofSprintDurationandRepetitions,Medicine&Sciencein...高強度運動は小粒でもピリリとVO2Maxに効く?
働かないアリ過労死するアリ~ヒト社会が幸せになるヒント~(扶桑社新書)村上貴弘扶桑社働かないアリ過労死するアリ~ヒト社会が幸せになるヒント~(扶桑社新書)新書–2024/3/1村上貴弘(著)アリの世界で起こっていることで人間の世界でも起こっていないことは無いと言ってもいいくらい社会性のある昆虫であるアリの世界へいざなってくれる本です。筆者の専門はキノコアリと呼ばれる菌食のアリで代表的な種の一つであるハキリアリはなんと食料にするためにキノコを育てるという農業を営むアリです。集団での協力した社会、農業の営みは人間よりはるかに前からスタートしていたわけでまさに先輩です。女王アリが産んだ卵をみんなで子育てすることや集団で食料を集めたりというのは当然ながら知っていましたが逆に幼虫に食べ物をもらったり、アリもしゃべっ...アリに学ぶのもアリ
5年ぶり以上となるであろうトレイルランのみの大会に出てきました。もともとは名古屋シティを逃してほかの近隣大会を探していたのですがたまたま候補に挙がってきた大会です。多度山は良く練習で行っていたこともあり馴染みはあったのですが大会は初めて。はじめは10㎞のエンジョイコースに出る気満々だったのですが定員Overとなってしまいチャレンジの23㎞の方へ。ざっくりは前半が多度山頂(402m)までの往復、後半は石津御嶽(692m)までの往復といった感じ。今日は前日とは変わって暑く無くでしたが途中から雨が降り出しました。ただこの時期ということもあって走っているとちょうどよいくらいの感じ。AIDにも期待して給水はほとんど持たずに走ったので何とか助かりました。結果は2時間37分で29位。それにしても下りがしょぼすぎで数えて...多度山トレイルラン2024お伊勢に参らばお多度’も’懸けよ
生成AIで世界はこう変わる(SB新書)今井翔太SBクリエイティブ生成AIで世界はこう変わる(SB新書)今井翔太(著)ここ数年での生成AIの台頭は新たな歴史の潮流を感じられるものでした。生成AIに関して松尾研究室の今井さんが23年11月時点での情報でまとめられた本ですが現状を俯瞰し、未来を予測した内容となっていて非常にわかりやすい内容です。特にChatGPTも含め生成AIが台頭してくるまではどちらかというとAIは単純作業を置き換えるツールの一つというとらえ方がされていましたが2023年にまとめられた論文ではブルーカラーのような手足を動かす仕事こそAIが置き換えにくいとされていて学者の一部も含めた知的労働者の方が職を失う方向に分類されています。これはAI自体が非定型作業や創造性を発揮するような仕事に対しても対...生成AIは神か悪魔か?
「66%は遺伝で決まる」向いてる競技もばっちり分かる検査から始まる最適なトレーニング探しの最前線:東京新聞TOKYOWeb<スポーツ×テクノロジー>アスリートなら誰もが「自分にぴったりの強化策」を知りたいに違いない。同じトレーニングをしても得られる効果に...東京新聞TOKYOWeb遺伝子検査を今後はスポーツ選びや個々にあったトレーニング方法などにも活用されていくのかと思います。なかなか選んだスポーツを途中で替えるというのは簡単ではない(会社も同じ?)ので自己最適化を図っておくというのはよいのかもしれません。ただ本文にもあるように努力で決まる要素もあり、努力の中にも『質の高い努力』というのはあるというのは事実だと思います。こういった観点でアドバイスが受けられるのはよいかなとは思いました。下手の横好きという...競技選びもトレーニングもカスタマイズ?
AfterAIbeatthem,professionalgoplayersgotbetterandmorecreativeFormanydecades,itseemedprofessionalGoplayershadreachedahardlimitonhowwellitispossibletoplay.ThenAIbeatthem.AIと人間は仕事の取り合いといった観点では対立軸としてとらえられたりしますが碁の世界ではAI登場で頭打ちだったレベルの向上がみられているとのことで…AIをうまく使っていけば人間自体の能力も上げられるということでいわゆる「共進化」の状態を起こすことが可能なのだと思います。そのためにもAIを使いこなせることが重要と感じます。まさに目指すはデジタル・ケンタウルス。AIは人間の進化をアシストする?
「強み」を生み出す育て方――【賢さ】【やる気】【コミュ力】が絶対身につく!船津徹ダイヤモンド社「強み」を生み出す育て方――【賢さ】【やる気】【コミュ力】が絶対身につく!船津徹(著)子育てはなかなか正解というものが無いというのが多くの人が感じていることと思います。うまく言ったやり方がすべての人に当てはまるわけではないのと当然ながら持って生まれた気質や興味、才能も異なるのできれいに当てはまる例というのはあまりないことが予想されます。なので個々にうまくフィットするようにアドリブでうまく対応できるのがベストなのでしょう。そういった課題に対してここまで体系的に整理された子育て関係の本は無かったかもしれません。この本では個人の強みを延ばすことがKeyと考えており、その強みが「気質」、「素質」、「才能」の交点にあるとし...出る杭延ばす育て方
今日で名古屋も桜は満開。今年最高の気温にもなりかなり日中は暑さを感じました。去年に引き続き山崎川の桜を楽しんで来ました。地名に檀溪通りが残っているようにここら辺は江戸時代では渓谷だったとのことで川岸との落差があるのが魅力的なお花見スポットです。山崎川の桜
疲労とはなにかすべてはウイルスが知っていた(ブルーバックス)近藤一博講談社疲労とはなにかすべてはウイルスが知っていた近藤一博(著)「お疲れさま」の国日本。“Karoshi”のままで通じてしまうほどお疲れのこの国は実は疲労研究の先端にいるとのことでその第一人者が記した疲労研究の本です。まず語られているのが疲労そのものと疲労感の違い。疲労というのは客観的にでも観測できる事実であるのに対し後者はあくまで感覚。ただ個人の主観で答えるやり方では正確に測定するのが簡単でなかったというのがあります。筆者は疲労というのは唾液中のHHV-6(ヘルペスウイルス)の測定によってウイルスが活性化しているか否かで定量的にあらわさられることを明らかにしています。(ただ病的疲労の場合はHHV-6が抑えられている)疲労は1次的な生理的疲...ウイルスが明かす疲労の秘密
IntracranialandCerebralVolumesinFraminghamHeartStudyParticipantsThiscross-sectionalstudyexaminesdatafromparticipantsoftheFraminghamHeartStudywhohadmagneticresonanceimagingtodeterminedifferencesincraniala...TrendsinIntracranialandCerebralVolumesofFraminghamHeartStudyParticipantsBorn1930to1970人間の外見というのは少なくとも自分が知る限りは身長の増加以外はものすごい変化は無いように見えますが人間の脳というのはそれ以上に確実...人間の進化は脳に現れる?
禁断の進化史人類は本当に「賢い」のかNHK出版新書更科功NHK出版禁断の進化史人類は本当に「賢い」のかNHK出版新書更科功(著)人間は自分たちが進化の先端にいて特別な存在として頂点に立っていると思いたくなるものですがネアンデルタール人の方が脳の体積が大きかったりと単純な進化的な優劣だけでは説明がつかないことも多く、その点に着目して人類が近類から生き延びてきた理由を探っていく本です。脳の飛躍が起こった起点は果実食でのエネルギーの供給、深い眠りを樹上生活ベースで手に入れていたこと、石器を使い肉食を始めたことや火を道具として使い始めたことが挙げられています。この本で特に注目しているのは意識のレベル。意識レベルが逆に高すぎると生存競争と繁殖に対しては不利とのことで知性の追加で出てきた意識が重要なファクターになり、...進化の真価‐禁断の進化史‐