GooBlog終了に伴い、Blog引っ越しました。新サイトは↓となります。今後ともよろしくお願いします。Blog引っ越し完了(GooBlog>WordPress)Blog引っ越しのお知らせ
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AI2027Aresearch-backedAIscenarioforecast.今後のAIが起こす未来を予測した4月公開の論文AI2027(著者は元OpenAIのガバナンス研究者であるDanielKokotajlo、ブロガーのScottAlexander、AIDigest共同創設者のEliLifland、CenterforAIPolicy創設者のThomasLarsen、ハーバード大学コンピュータサイエンス専攻のRomeoDeanの5名)が公開されていますがかなり詳しい予測がなされており、やや行き過ぎかと感じられなくもない感じではありますが興味深い内容です。第4段階で2027年までの予測なのですが大きなスピードで社会が変革して行く様子が予測されています。大雑把には以下。◆2025年第1段階=AIエージェ...AI2027₋AIの行きつく未来₋
4月ももう終わろうとしていますが2024年度の家計を振り返ってみました。去年に引き続きBS,PL,CFの3表の形式としています。今年度の貯蓄/投資率は68%で去年より8%Up。どっちかというと投資の方にシフトしたため投資CFで大きくマイナスとなり、FCFとしては少なくなっています。25年度は関税の状況で投資が逆風になるかもしれませんが長い目で考えて投資シフトへの路線はあまり変えない予定で株、債券などには引き続き投資して行きます。また教育という観点でも自身への投資もまだまだ続けていきたいと思います。ただこれから子供の成人までは支出がピークを迎えそうな気配で優先度はそちらです。2024年度家計決算
NEXUS情報の人類史上人間のネットワークユヴァル・ノア・ハラリ河出書房新社NEXUS情報の人類史下AI革命ユヴァル・ノア・ハラリ河出書房新社NEXUS情報の人類史上人間のネットワークNEXUS情報の人類史下AI革命ユヴァル・ノア・ハラリ21Lessonsから6年越しの新作となるユヴァル・ノア・ハラリの新作です。今回は特に情報と人類の関わりの歴史を振り返りながらAIがどのように社会を変えていくか?そしてどのような道を取っていくべきかを考察した内容となっています。NEXUSという題名は情報自体が人間をつなげる役目を果たしているということから由来。人間の繁栄は協力し合ったことから成り立っていることを考えると情報というのは人をつなぐハブのようなものだと考えても良いのでしょう。ハラリ氏は情報が社会に与える役割とし...AI=エイリアンインテリジェンスの時代
今年もこりずに出てきました。ただ去年と比較するとタイム+順位は落ちてしまい去年の2時間37分で29位に対して2時間43分の35位との結果でやはり下りを中心に撃沈。コースはおおむねは去年と同じで距離は23㎞ですが手元の計測では24㎞程度。前半が多度山頂(402m)までの往復、後半は石津御嶽(692m)までの往復といった感じ。ただ今回は2回目の登りが黒石尾根へ上る形となりやや我慢比べの山登り区間が多くなった気もしますがそこらへんもタイムに効いたかもしれません…そもそもの下りビビり人間としては改めてトレイルで練習しないと早くならないとは痛感したわけですがせめて1か月に1回はトレイルランもやりたいところ。現状では時間確保難しいところで子供のこと考えるとあと2年くらい申し送りとなりそう。今回のコースは低山ながら練習...お伊勢に参らば、お多度も駆けよ25多度山トレイルラン
ファイナンス学者の思考法――どこまで理屈で仕事ができるか?宮川壽夫ダイヤモンド社*いよいよGooBlogも閉鎖とのことで引っ越し先を検討中です。1か月以内くらいで移動先探そうと思います。ファイナンス学者の思考法――どこまで理屈で仕事ができるか?宮川壽夫(著)ビジネス世界から大学へと転身したファイナンス学者の思考法のガイド。周囲の状況を見ることから考え始めることを「セール(帆)を張る」発想と呼び、根本的なところから自分自身で考え始めることを「オール(櫂)を握る」発想として自らオールを握る考え方が時には重要であることを主張した本です。基本的にはどっちも必要なのだと感じますがオールを握る方の方が相対的には意識してやや頑張らないとできない方なのでそっちを主として書かれています。学者ということもあってこのオールの方...セールを張るか?オールを握るか?
新版日本人になった祖先たちDNAが解明する多元的構造NHKブックス篠田謙一NHK出版新版日本人になった祖先たちDNAが解明する多元的構造NHKブックス篠田謙一(著)先日の特別展で手に入れてきた本です。鳥の世界もDNA解析で分類の見直しなど実施されていますが人間の方もこの20年近くのDNAの解析でかなり常識そのものが塗り替えられてきました。この本は2007年に出版されたものですが昨今の研究結果を基に2019年に再編されたものです。日本人の起源の本ですが前半は新人がどのように拡散してきたかを述べてアリ日本人の起源に行く前の前提が添えられています。後半は日本人の起源について従来の2重構造説の常識がDNA解析で代わりつつあることが記されています。まず世界の現代人の分類でいうと4つ大きなグループ(L0,1,2とそれ...我々はどこから来たのか、どこへ行くのか
DefecationaftermagnesiumsupplementationenhancescognitiveperformanceintriathletesConstipationiscorrelatedwithdiminishedcognitivefunction,revealingapossiblerectum-brainconnection.Inthiscounter-balancedcrossovertrial,…OriginalArticleDefecationaftermagnesiumsupplementationenhancescognitiveperformanceintriathletes,SportsMedicineandHealthScience,Volume7,Issue2,...トライアスリートで証明『腸は第2の脳」
GenesPlayaRoleinWhyWeLoveMusic-NeuroscienceNewsAnewgeneticstudyrevealsthatourcapacitytoenjoymusicispartlyinherited,with54%ofmusicenjoymentvariabilitylinkedtoDNAdifferences.NeuroscienceNews"Twinmodellingrevealspartlydistinctgeneticpathwaystomusicenjoyment,,NatureCommunicationsvolume16,Articlenumber:2904(2025)"音楽を楽しむDNAが存在しているということが双子を使った研究で明らかになってきたとのこと。双子...音楽を楽しむDNA
子供たちとの東京観光の一環で行ってきました。日本人というと縄文の狩猟生活から渡来人が伝えた弥生文化で形作られたという2重構造説というのが人骨での形態からの解析から主となっていましたがDNAの解析では実際はさらに複雑であったことが示されてきており、最新の日本人の研究結果がまとめられたものとなっています。このDNA解析での人類の起源の探索は2022年のノーベル賞を主唱したスバンテ・ペーボ博士が構築した分野で古ゲノム学という分野になっています。展示では日本でも最古に近い2万7千年前とされる石垣島白保竿根田原洞穴遺跡で見つかった石器時代の日本人の復元顔面が目玉となっていますがこの石垣島の発掘にもペーボ博士が関わっているとのことです。さらに縄文人及び弥生人の顔の復元やCGを使った日本人のルーツと文化の歴史。そして人...古代DNA展DNAが明かす日本人のルーツ
鳥類学者だからって、鳥が好きだと思うなよ。(新潮文庫)川上和人新潮社鳥類学者だからって、鳥が好きだと思うなよ。川上和人(著)前回の鳥展で思わず買ってしまった挑戦的タイトルの本。表紙も相まってまさにジャケ買いの本でした。内容としてはなじみがあまりない鳥類学者のフィールドワークと研究の日々をエッセイにしたものですが川上さんのざっくばらんな口調も相まってものすごい面白い内容でした。個人的にはこういったフィールドワークで実施する研究というのは興味があったので西ノ島、南硫黄島など無人島まで含めた研究を続けるバイタリティに舌を巻いた内容でした。好きだと思うなよと書きながらも節々には鳥への愛が込められており、人間との共通性=二足歩行で基本昼行性で視覚と聴覚をメインとしたコミュニケーション、一夫一妻制などがありながらも3...飛ぶ鳥を落とす勢い
Low-speeduphillexerciseincreaseslactateandbrain-derivedneurotrophicfactorinbrainregionsformemoryandlearningWeinvestigatedtheacuteeffectsoflow-speeduphillexerciseonlactatelevelsandbrain-derivedneurotrophicfactor(BDNF)expressioninthecortex…Low-speeduphillexerciseincreaseslactateandbrain-derivedneurotrophicfactorinbrainregionsformemoryandlearning,Neuroscienc...坂で脳活性化のエビデンス
人はどう悩むのか(講談社現代新書)久坂部羊講談社人はどう悩むのか(講談社現代新書2755)新書–2024/9/19久坂部羊(著)高齢者治療の関わってきて患者の死ぬ前の悩みに直面して来た立場から描いた悩みへ準備本。ライフステージに分けてこのような悩みが出てくるという事例を自身の経験も踏まえながら記されています。特徴的なのは高齢者側の方から子供の方に時系列としては逆に進行していく点です。こう見ると人生というのは悩みだらけ。自分も振り返れば人生の各ステージでの悩みというのは今となってはそこまで深刻に考えなくても良かったのに…と思えるものが多いのですが常に悩みと向き合ってきたことを思い出しました。特に小学生のころはあまり自信が持てるものが無くひたすらダメな方に進んでいってしまいましたが中学から大きく生活環境が変わ...悩める葦へ
国立科学博物館で行われていた鳥展が名古屋市科学館にもやってきたとのことで子供と行ってきました。身近な生き物でありながら恐竜の子孫である鳥の魅力を最新のDNAを活用した系統分類も含めて展示がある充実した内容でした。まずは鳥の系譜ですがいまや定説となってきた肉食恐竜=〉鳥類の進化系譜。鳥への一歩を踏み出した小型肉食恐竜はかの有名なアーケオプテリクスを起点に進化が進んでいくのですが骨格や脳、気嚢の構造などすでに現生鳥の特徴が発現していたことが明かにされてます。空へ活路を見出した鳥の進化というのは正にイノベーションという感じなのですがそのあとで飛ばない種(走鳥類)も進化したというのは面白いところです。これを適応放散というそうです。そして持久系アスリートとして気になるのは渡り鳥。なんと記録がある中での最長のノンスト...鳥展@名古屋市科学館
TheGT4e-PerformancetakestotheHockenheimring FestivalofDreams子供の誕生日のプレゼントだったポルシェケイマンGT4の電動版のLEGOが完成しました。LEGOのアプリで実際に動かして遊べる仕様になっています。どっちかというと911の方がやっぱかっこいいといった感じですが実際に自分が作ったものが動くというのはいいものです。前回のAudietronはかなり手伝いましたが今回は95%は自分でやり遂げたので達成感もあったことでしょう。今回は内容としても進化していてパワーユニットは3.6Vの充電式。そしてユニットから光ファイバーが伸びていてライトが点灯できます。アプリで出る走行音も実写そっくり?半分ぐらい自分の趣味も入っていますが面白かったです。形は…やはりレ...ポルシェGT4e-Performance完成
冒険する組織のつくりかた──「軍事的世界観」を抜け出す5つの思考法安斎勇樹テオリア冒険する組織のつくりかた──「軍事的世界観」を抜け出す5つの思考法安斎勇樹(著)生活用品が軍需品や宇宙産業から生み出されたものが流用されてきたように組織論や企業戦略というものは軍隊的な世界観から持ってこられたものが多々あるように思います。確かに企業間の戦いとも例えられるわけで潰しあいと考えればそういった思想がベースになるのは自然なことなのかもしれません。ただ現代では会社の目的はもっと大局に立った貢献という意味合いの方がさらに重要になりつつあります。そして組織も軍隊というのではなく働いている人の自己実現の後押しと両立できる場であることが理想となります。そういった企業活動と個人の幸福の&をどう両立するのかの一つの理想の姿を指し示...「麦わらの一味」的組織が理想形?
今年はメジャーマラソン大会は軒並み抽選漏れで参加できずとのことで3年ぶりぐらいに地元ハーフに参加してきました。目標は1時間20分切りでしたが惨敗。1:22:49(3.55/km)*グロスタイム179位特に10㎞過ぎがなんだか体的に苦しく苦しく若干、登りということもあったのですがペースをかなり落としてしまっていました。ただ15㎞付近以降はやや気持ちが復活という感じで大きなダウンは無かったのですがそれでもなお22分を切ることが出来ないでいる状況でした。この距離だと3:45/㎞をキープしたいところですがやはり筋持久力が足りない=長時間練習が出来ていないことでどうも持たないのと4:00/㎞以下のペースの。今年はミドルTAにも出たいのでもう少し練習方法にカツを入れたいと思います。名古屋シティハーフマラソン2025
なぜ働いていると本が読めなくなるのか(集英社新書)三宅香帆集英社なぜ働いていると本が読めなくなるのか(集英社新書)三宅香帆(著)ドキッとするタイトルですが明治時代から現代にいたるまで大きく4つの区間に分けて労働者と読書の関係性、歴史を振り返りながらなかなか働くことと読書の両立が難しくなってきてしまった背景に迫った本でこの歴史的なところ含めて興味深い本でした。本離れというのは決して今に始まった話ではなく出版のピークが自分がちょうど生まれた1980年付近くらいであり、そのころから活字離れというのは言われ始めていたようです。特にこのスマホの普及も読書離れには影響はあるのでしょうが筆者の分析としてはバブル以降に好きを仕事にする、仕事は自己実現の手段、自助努力で実現するのが正しいという空気が出来上がり、そのための情...半身半霊のススメ
DessertstomachemergesinthebrainNewfindingsdemonstratethatdespitefullness,thebrain'srewardsystemdrivesthecravingforsweetsaftermeals.ThalamicopioidsfromPOMCsatietyneuronsswitchonsugarappetite,ScienceVol387,Issue6735,pp.750-758デザートは別腹の仕組みが解明されたとのこと。「満腹時においても甘いものを欲しがる神経回路」が存在するとのことでこれは本能に根差したものであるようです。本来であれば満福を感じ、食欲を抑える役目を果たす視床下部のPOMCニューロンの一部が甘いものに対しては脳内麻薬の一種...「デザートは別腹」は本能
逆説の古典着想を転換する思想哲学50選(朝日新書)大澤真幸朝日新聞出版逆説の古典着想を転換する思想哲学50選(朝日新書)新書–大澤真幸(著)朝日新聞に掲載された古典百名山の中でその他のパートを担当した筆者の書評をまとめたもので50冊分あります。古典といっても1800-1900年代のものがほとんど。9割くらいは読んでいなかった本なのでエッセンスだけですが参考になる内容でした。むしろ新しい壁にぶちあった時こそ古典に当たるべきというのはよく言われることですが全くその通りなのだと思います。「歴史は繰り返す」と言われるように新たな課題も過去の問題を本質的には繰り返している=反復しているものが多いというのと常に新しいものというのはポッと湧いて出るわけでなく反復の中で生まれてくるというのが自分も感じていることです。直近...逆説の古典
Theperceptionoftimeisslowedinresponsetoexercise,aneffectnotfurthercompoundedbycompetitors:behavioralimplicationsforexerciseandhealth-PubMedTheresultsofthisstudydemonstrateforthefirsttimethatexercisebothwithandwithouttheinfluenceofopponentsinfluencestimeperception.Thisfinding...PubMedTheperceptionoftimeisslowedinresponsetoexercise,aneffectnotfurthercompoun...運動中は時空が歪む?
自分のスキルをアップデートし続けるリスキリング後藤宗明日本能率協会マネジメントセンターリスキリングの定義:「新しいことを学び、新しいスキルを身につけ実践し、そして新しい業務や職業に就くこと」の概要について解説された本。リカレント教育のように好きな分野の教育に戻るのでもなく、同じ分野で向上させるアップスキリングでもなく異なる分野で鞍替えするために~18か月のスパンで目的意識を持って教育に取り組んで実践するというところがポイントになっています。特に注目されているのはAIの導入で仕事が一部では大きく変わろうとしていることで今後はより活用もしくは協業して業務効率を改善し、生産性を上げることが求められてきているからこそだと思われます。また産業によっては栄枯盛衰もあるので今の職種で最後まで逃げ切れるのか?ということも...リスキリングは永遠に続く旅
2年ぶりにXterra根の上高原に出てきました。結果としては10位3:39:12S27:48、B2:02:00、R1:09:24で今年から45―49カテゴリですが年代別は4位…この世代のレベル高い。今年はコンディションは素晴らしく朝は寒かったものの下界が30度を超える中、東農の軽井沢ともいわれる根の上高原は競技には絶好のコンディション。路面も週の初めに雨があった後はカラッとしてたのでほぼドライでした。今年から土曜日のフルとロング、デュアスロンの開催、日曜日がトレイルランでしたので土曜日日帰りで参加ですが岐阜ながら名古屋からは1時間半もあれば着く立地です。反省として今回は(も)MTBの急坂登りと下りが課題…体力負けしている感じではなかったのでここら辺の課題が何とかなればあと10分程度は縮められるのではとは思...Xterra根の上高原2024
TSMC世界を動かすヒミツ林宏文CCCメディアハウス23年の半導体メーカーの売上高ランキングは市場調査会社だとIntel、NVDIA、Samsungとされていてtsmcの名前は出てこないのですが直接、自社製品として出していないだけでNVDIAやAMD,Appleなどのトップ10に入る企業の内、5社は製造委託されていますし、売上高も並べるとやはり世界一なのは間違いないところ。日本と同じように半導体の産業が無くライセンス生産や技術を学ぶところから始まったtsmcについて30年取材してきた台湾人の立場から明らかにした本。日本と同じような境遇から世界一となった状況から日本の半導体産業との衰退との対比が印象的に書かれています。tsmcは受託製造を行うファウンダリーなのでとにかくお客さん第一でお客さんが売上延ばしても...台湾の護国神山・tsmc
TheBeautifulDissociationoftheJapaneseLanguageAnextradimensionthatyoucanplaywith.AetherMug日本語が相対的に学ぶのが難しい言語であることは何となくもわかることですが外国人の目から見てどうなのかという一側面が記された記事です。話されていることと書かれていることの乖離があるというのが注目されているポイントで(1):ひとつの漢字に読み方がたくさんある=フリガナがある(2):ひとつの名前に何通りもの書き方がある(3):型にとらわれない「ふりがな」の存在大人などのように熟字訓という特殊なものが多数(4):「トレンチコート」を着た言葉⁼「志す」や「認める」「司る(つかさどる)」など(5)同じ言葉を書き分けるあえて感じで明確化させてい...日本語の美しい「解離」
顔に取り憑かれた脳(講談社現代新書)中野珠実講談社顔に取り憑かれた脳(講談社現代新書)新書–2023/12/14中野珠実(著)自分が子供のころは人面魚だとか人面岩だとかそういったものが流行った気もしますが人間の顔判別能力というのはすごいなと思ってしまうところがあります。これがほかの動物に対してであればここまで見分けられる自信もないのでいかに人間が視覚情報の中で顔を特別視しているのだとは感じていましたがこの本は顔に執着してしまう人間の性を今までの研究結果をベースに明らかにしたものです。そもそも人間は集団として生きてきたと言う時点で顔をコミュニケーションの一部でうまく活用してきたと言うのがあります。白目が大きくどこを見ているのか明確になっている特徴や眉を感情で動かすことが出来るのは顔でのコミュニケーションをと...顔に取りつかれる脳
今年のGWは子供の希望もあり、父親のルーツを探る旅第1弾として高知へ。中学高校時代を過ごした高知は変わっているところ、変わっていないところと様々でしたが何より高知の自然環境,食、人の温かさを感じられる旅となりました。自分は中高と寮だったのでここまで観光地巡りというのはほとんどなかったのですがそれにしても良い環境だったなとしみじみと思います。こちらに実家があるわけでないのでなかなか高知まで足を延ばす機会が取れないところですがまた何か大会などをきっかけにしていってみたいところです。旅程は1日目:龍河洞、牧野富太郎植物園夜は同級生が経営する得月楼さんへ2日目:高知城、四万十カヌー3日目:柏島、竜串、足摺周辺観光といったところで西半分で精一杯。また東の方にも足を延ばしてみたいと思います。ルーツをたどる高知旅
気づくともう5月になってしまいましたが2023年度の家計の決算をまとめてみました。今年もB/S,P/Lに加えてC/Fもやってみました。キャッシュが重要なのは特に家計では言うまでもないのでひとまずは整理できてよかったというところです。支出関連:単身赴任をしているのである程度は覚悟ですが生活費はそれなりにかかってしまうのは致し方ないところ。健康は第一に無駄な物には使わないとしか言いようがありません。教育関連は投資と考えて取り組みたいと考えています。投資割合:積み立てをベースに個別にと意識的に振り分けているのですが比率自体は大きく変化はありませんでした。今年度は自分の明るい分野や実生活への複利作用のある所を中心にもう少し力を入れていきたいと思います。今年も去年と大きく変わる予定は無いですが住宅改修、車検などが大...2023年度決算
久しぶりに三河湖の付近まで足を延ばしてマス釣りをしてきました。自分と子供で釣れたのは1時間で3匹でしたが焼き魚とフライにしていただいてきました。その後、四谷の千枚田と長篠城、長篠・設楽原古戦場などを見学して帰宅。名古屋からも1時間ほどですがここまで来ると別世界を感じます。三河湖マス釣り
PhysiologicalandMetabolicResponsestoLow-VolumeSprint...:Medicine&ScienceinSports&Exercise69.6±6.0cm,64.5±8.4kg,V̇O2peak:47.2±7.7ml·kg-1·min-1)performedfour10-ssprintswith80-srecovery(SIE10)andtwo20-ssprintswith160-srecovery...LWWPhysiologicalandMetabolicResponsestoLow-VolumeSprintIntervalExercises:InfluenceofSprintDurationandRepetitions,Medicine&Sciencein...高強度運動は小粒でもピリリとVO2Maxに効く?
働かないアリ過労死するアリ~ヒト社会が幸せになるヒント~(扶桑社新書)村上貴弘扶桑社働かないアリ過労死するアリ~ヒト社会が幸せになるヒント~(扶桑社新書)新書–2024/3/1村上貴弘(著)アリの世界で起こっていることで人間の世界でも起こっていないことは無いと言ってもいいくらい社会性のある昆虫であるアリの世界へいざなってくれる本です。筆者の専門はキノコアリと呼ばれる菌食のアリで代表的な種の一つであるハキリアリはなんと食料にするためにキノコを育てるという農業を営むアリです。集団での協力した社会、農業の営みは人間よりはるかに前からスタートしていたわけでまさに先輩です。女王アリが産んだ卵をみんなで子育てすることや集団で食料を集めたりというのは当然ながら知っていましたが逆に幼虫に食べ物をもらったり、アリもしゃべっ...アリに学ぶのもアリ
5年ぶり以上となるであろうトレイルランのみの大会に出てきました。もともとは名古屋シティを逃してほかの近隣大会を探していたのですがたまたま候補に挙がってきた大会です。多度山は良く練習で行っていたこともあり馴染みはあったのですが大会は初めて。はじめは10㎞のエンジョイコースに出る気満々だったのですが定員Overとなってしまいチャレンジの23㎞の方へ。ざっくりは前半が多度山頂(402m)までの往復、後半は石津御嶽(692m)までの往復といった感じ。今日は前日とは変わって暑く無くでしたが途中から雨が降り出しました。ただこの時期ということもあって走っているとちょうどよいくらいの感じ。AIDにも期待して給水はほとんど持たずに走ったので何とか助かりました。結果は2時間37分で29位。それにしても下りがしょぼすぎで数えて...多度山トレイルラン2024お伊勢に参らばお多度’も’懸けよ
生成AIで世界はこう変わる(SB新書)今井翔太SBクリエイティブ生成AIで世界はこう変わる(SB新書)今井翔太(著)ここ数年での生成AIの台頭は新たな歴史の潮流を感じられるものでした。生成AIに関して松尾研究室の今井さんが23年11月時点での情報でまとめられた本ですが現状を俯瞰し、未来を予測した内容となっていて非常にわかりやすい内容です。特にChatGPTも含め生成AIが台頭してくるまではどちらかというとAIは単純作業を置き換えるツールの一つというとらえ方がされていましたが2023年にまとめられた論文ではブルーカラーのような手足を動かす仕事こそAIが置き換えにくいとされていて学者の一部も含めた知的労働者の方が職を失う方向に分類されています。これはAI自体が非定型作業や創造性を発揮するような仕事に対しても対...生成AIは神か悪魔か?
「66%は遺伝で決まる」向いてる競技もばっちり分かる検査から始まる最適なトレーニング探しの最前線:東京新聞TOKYOWeb<スポーツ×テクノロジー>アスリートなら誰もが「自分にぴったりの強化策」を知りたいに違いない。同じトレーニングをしても得られる効果に...東京新聞TOKYOWeb遺伝子検査を今後はスポーツ選びや個々にあったトレーニング方法などにも活用されていくのかと思います。なかなか選んだスポーツを途中で替えるというのは簡単ではない(会社も同じ?)ので自己最適化を図っておくというのはよいのかもしれません。ただ本文にもあるように努力で決まる要素もあり、努力の中にも『質の高い努力』というのはあるというのは事実だと思います。こういった観点でアドバイスが受けられるのはよいかなとは思いました。下手の横好きという...競技選びもトレーニングもカスタマイズ?
AfterAIbeatthem,professionalgoplayersgotbetterandmorecreativeFormanydecades,itseemedprofessionalGoplayershadreachedahardlimitonhowwellitispossibletoplay.ThenAIbeatthem.AIと人間は仕事の取り合いといった観点では対立軸としてとらえられたりしますが碁の世界ではAI登場で頭打ちだったレベルの向上がみられているとのことで…AIをうまく使っていけば人間自体の能力も上げられるということでいわゆる「共進化」の状態を起こすことが可能なのだと思います。そのためにもAIを使いこなせることが重要と感じます。まさに目指すはデジタル・ケンタウルス。AIは人間の進化をアシストする?
「強み」を生み出す育て方――【賢さ】【やる気】【コミュ力】が絶対身につく!船津徹ダイヤモンド社「強み」を生み出す育て方――【賢さ】【やる気】【コミュ力】が絶対身につく!船津徹(著)子育てはなかなか正解というものが無いというのが多くの人が感じていることと思います。うまく言ったやり方がすべての人に当てはまるわけではないのと当然ながら持って生まれた気質や興味、才能も異なるのできれいに当てはまる例というのはあまりないことが予想されます。なので個々にうまくフィットするようにアドリブでうまく対応できるのがベストなのでしょう。そういった課題に対してここまで体系的に整理された子育て関係の本は無かったかもしれません。この本では個人の強みを延ばすことがKeyと考えており、その強みが「気質」、「素質」、「才能」の交点にあるとし...出る杭延ばす育て方
今日で名古屋も桜は満開。今年最高の気温にもなりかなり日中は暑さを感じました。去年に引き続き山崎川の桜を楽しんで来ました。地名に檀溪通りが残っているようにここら辺は江戸時代では渓谷だったとのことで川岸との落差があるのが魅力的なお花見スポットです。山崎川の桜
疲労とはなにかすべてはウイルスが知っていた(ブルーバックス)近藤一博講談社疲労とはなにかすべてはウイルスが知っていた近藤一博(著)「お疲れさま」の国日本。“Karoshi”のままで通じてしまうほどお疲れのこの国は実は疲労研究の先端にいるとのことでその第一人者が記した疲労研究の本です。まず語られているのが疲労そのものと疲労感の違い。疲労というのは客観的にでも観測できる事実であるのに対し後者はあくまで感覚。ただ個人の主観で答えるやり方では正確に測定するのが簡単でなかったというのがあります。筆者は疲労というのは唾液中のHHV-6(ヘルペスウイルス)の測定によってウイルスが活性化しているか否かで定量的にあらわさられることを明らかにしています。(ただ病的疲労の場合はHHV-6が抑えられている)疲労は1次的な生理的疲...ウイルスが明かす疲労の秘密
IntracranialandCerebralVolumesinFraminghamHeartStudyParticipantsThiscross-sectionalstudyexaminesdatafromparticipantsoftheFraminghamHeartStudywhohadmagneticresonanceimagingtodeterminedifferencesincraniala...TrendsinIntracranialandCerebralVolumesofFraminghamHeartStudyParticipantsBorn1930to1970人間の外見というのは少なくとも自分が知る限りは身長の増加以外はものすごい変化は無いように見えますが人間の脳というのはそれ以上に確実...人間の進化は脳に現れる?
禁断の進化史人類は本当に「賢い」のかNHK出版新書更科功NHK出版禁断の進化史人類は本当に「賢い」のかNHK出版新書更科功(著)人間は自分たちが進化の先端にいて特別な存在として頂点に立っていると思いたくなるものですがネアンデルタール人の方が脳の体積が大きかったりと単純な進化的な優劣だけでは説明がつかないことも多く、その点に着目して人類が近類から生き延びてきた理由を探っていく本です。脳の飛躍が起こった起点は果実食でのエネルギーの供給、深い眠りを樹上生活ベースで手に入れていたこと、石器を使い肉食を始めたことや火を道具として使い始めたことが挙げられています。この本で特に注目しているのは意識のレベル。意識レベルが逆に高すぎると生存競争と繁殖に対しては不利とのことで知性の追加で出てきた意識が重要なファクターになり、...進化の真価‐禁断の進化史‐