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Nature Photo in 北海道 http://naturephoto999.blog.fc2.com/

札幌発〜北海道の自然・風景・行事の瞬間を写し撮りその魅力を発信します。

写・真ちゃん
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北海道
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北海道
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2015/02/15

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  • ●野生鳥獣との共存はあり得るのか・・・

    三たび読書本の紹介になります。季節が春から初夏へと移るにつれ、熊をはじめとした野生鳥獣が人里に現れるようになり、実際に熊による被害が全国的に増えています。熊やその他野生鳥獣との共存が叫ばれているが、自然環境と人間が互いにバランスを取り合いながら生きていくことは本当にできるのか・・・?人間が森林を開発すれば、野生動物の住処は当然破壊される。人間が手を加え変えてしまった山や森は、熊をはじめとした野生鳥...

  • ●八甲田山死の彷徨

    自然と人間の闘いを迫真の筆で描いた名作、新田次郎氏の「八甲田山死の彷徨」をご紹介します。有名な小説で映画化もされていますので、読まれた方、或いは映画をご覧になった方もいらっしゃるかも知れません。日露戦争前夜、厳寒の八甲田山中で過酷な人体実験が強いられた。神田大尉が率いる青森5聯隊は雪中で進退を協議しているとき、大隊長が突然“前進”の命令を下し、指揮系統の混乱から、ついには199名の死者を出す。一方、少数...

  • ●「マークスの山」から始まる警部補・合田雄一郎シリーズ

    1993年3月に単行本として刊行された高村薫氏の「マークスの山」。後の2003年1月に文庫本が上下2巻で刊行されまた。警部補である合田雄一郎を主人公とした警察小説で、合田雄一郎シリーズの第1作にあたります。以後、「照柿」「レディ・ジョーカー」「太陽を曳く馬」「冷血」「我らが少女A」と続く警部補合田雄一郎シリーズ。なお、高村薫氏は「マークスの山」で直木賞に輝いています。合田シリーズ第一作 直木賞を受賞しました合...

  • ●引退4車両

    特に撮り鉄や乗り鉄ではない管理人ですが、北海道の鉄道は厳しい自然との闘いや、車社会の影響もあって、厳しい経営状況にあるのは何となく理解しています。最近はあまり行けていませんが、写真の旅に出かける時は極力鉄路を利用するようにしています。今は引退してしまいましたが、過去北海道を縦断していた引退4車両をピックアップしてみました。勿論、過去に撮り貯めしていた蔵出しです。撮影地:札幌市 FURIKO281号FURIKO28...

  • ●メイストーム・デー

    見えにくいでしょうが、中央奥に鎮座しているのが冠雪している羊蹄山(別名蝦夷富士)です。春の湖畔と冠雪の羊蹄山、この時季にしか見ることのできない光景です。さて、2月14日の「バレンタイン・デー」から88日目、「八十八夜の別れ霜」にちなみ、別れ話を切り出すのに最適な日、別れ話を切り出していい日、などとされる今日5月13日はメイストーム・デーだそうです。2月14日の「バレンタイン・デー」、3月14日の「ホワイト・デー...

  • ●ホワイトアウト

    大型連休が終わり、通常の生活に慣れるのに苦労している方も多いのでは?終わってしまうと恋しくなりますね、長い休みが・・・。さて、圧倒的な描写力、緊迫感あふれるストーリー展開で話題をさらった、アクション・サスペンスの最高峰、真保裕一氏の「ホワイトアウト」をオススメの読書本としてご紹介します。日本最大の貯水量を誇るダムが、武装グループに占拠された。職員、麓の住民を人質に、要求は50億円。残された時間は24時...

  • ●主役は椅子?

    来週12日から、「札幌ラーメンショー2025」、14日から「さっぽろライラックまつり」、来月4日から「YOSAKOIソーラン祭り」等、春から初夏にかけ札幌大通公園では行事が目白押し・・・。札幌ラーメンショーは今年で8回目、さっぽろライラックまつりは67回目、YOSAKOIソーラン祭りは34回目でそれぞれ、春から初夏にかけての札幌を北海道を代表するイベントに成長しました。食、自然、そして、雪から解放された道民のパワーあふれる熱...

  • ●新緑が目立つように・・・

    長いようで短かった大型連休が終わりました。11連休の方も、カレンダーの通り休みの方も、また、休みがなく仕事だった方も、それぞれの過ごし方があったかと・・・。さぁ、いよいよ今日から仕事モードですね。ただ、仕事モードに切り替えるのは時間がかかるかも。(笑)多分、今週は難しいかも知れませんね、仕事モードになるのは・・・。さて、日本中が休みに浮かれている間にも季節は着実に進んでいます。桜前線も北海道を駆け抜...

  • ●こいのぼりと鯉のぼりの歌

    雄大に空を泳ぐ鯉のぼり、最近一般の家庭で殆ど見かけなくなりました・・・。日本の住宅事情が要因のひとつと思いますが寂しい限りですね。♫屋根より高い こいのぼり大きいまごいは お父さん小さいひごいは 子どもたちおもしろそうに およいでる♫♪いらかの波と雲の波重なる波の中空を橘かおる朝風に高く泳ぐや 鯉のぼり♪「屋根より高いこいのぼり~」の歌が有名になり、「いらかの波と雲の波~」はあまり歌われませんが、男の...

  • ●偽医者がいる村

    現役の産科医師藤ノ木優氏が描く、命に向き合う感動の医療小説、「偽医者がいる村」をGWに読むに値する本としてご紹介します。大学病院での医療事故に関わり、世間から「偽医者」とバッシングを受け職場を追われた産科医の阿比留一馬は、逃げるように北へと向かっていた。途中、雪の中で産気づいた妊婦に出会い、小さな産院に同行する。そこは村唯一の分娩施設・竹下診療所だった。院長の相良の言葉で診療所で働き始めた一馬は、限...

  • ●GWなのに雪?

    GWなのに道東の帯広などで雪が降ったようです。満開の桜と雪のコラボレーションが楽しめたでしょうね・・・。とは言え、休み中は読書と決め込んでいた管理人は・・・・・・ウーン見たかった。後半は天気に恵まれてほしいです。撮影地:千歳市...

  • ●「羊肉の日」

    暑くも寒くもない大型連休前半の札幌、今日は昭和の日です。平成、令和と続く日本では一般的に国民の祝日でお休みになりますね。また、大型連休の入り口ということで、春の気候と相まってウキウキする休みになります。さて、北海道を代表する郷土料理と言えば「ジンギスカン」。札幌に事務局を置くジンギスカン食普及拡大促進協議会が、2004年に今日4月29日を「羊肉の日」と制定したとの事。「よ(4)うに(2)く(9)」(羊肉)と...

  • ●最悪の相棒

    桜が満開に近い札幌。しかし、GW中あまり天気に恵まれないようなので、読書に没頭することを決め込んだ管理人。撮影地:札幌市 蔵出しですさて、今回ご紹介する読書本は、過去に、「北緯43度のコールドケース」、「数学の女王」のミステリー作品を発表している北海道生まれ・在住、伏尾美紀氏の「最悪の相棒」です。少年時代に姉がストーカーに殺された男、潮崎。被害者家族によりそいすぎたため、心身を壊し、若くして亡くなって...

  • ●桜は咲いたが・・・

    ようやく札幌でも桜が咲き始めました。例年より早い開花のようです。もっとも、日本では既に咲き終わった地域が多く、桜の話題はもう過去の事ですね。さて、いよいよGWが始まります。4日間休みを取ると11連休になる方もいるようですが、ある調査によると、GW中は自宅や近場で過ごす方が一番多いとか。ガソリンをはじめの物価高を考えると頷けますね。管理人も読書を中心に自宅で過ごす予定です。(苦笑)皆さんはどうですか?旅行...

  • ●嘘

    まもなく桜前線が津軽海峡を越え、雪深い北国にも春の幸せをもたらすようです。さて、皆さんは人生の中で一度や二度は噓をついたことはありますよね。人間ですもの・・・。でも、「幸せの上に幸せを積み重ねるためにつく嘘。そんな嘘は不幸をもたらす真実よりいい。」と思うことはありませんか?今回、ご紹介するのはそんなことを考えさせられる物語です。北國浩二氏の家族小説、「嘘」をご紹介します。主人公は、かつて幼い息子を...

  • ●録音された誘拐

    新世代の旗手が描く逆転ミステリー。阿津川辰海氏の「録音された誘拐」をご紹介します。大野探偵事務所の所長・大野糺が誘拐された!? 耳が良いのがとりえの助手・山口美々香は様々な手掛かりから、微妙な違和感を聞き逃さず真実に迫るが、その裏には15年前のある事件 の影があった。誘拐犯VS.探偵たちの息詰まる攻防、二転三転する真相の行方は・・・。どんでん返しに次ぐ、どんでん返し!・・・。本当に騙されていたのは誰だ?...

  • ●今夏も気温が高そうですね

    ようやく桜の開花が近くなってきた北海道。ところが、西日本では熱中症の危険が叫ばれるほど気温が高く、今年も命の危険性を感じながら生活をしなければならないようです。米を中心に物価が高く、その上、気温も高い今夏の日本。生活するのも命がけですね。(苦笑)撮影地:真狩村...

  • ●新緑の候です

    淡く新しい緑が地上に顔を出し始めた札幌。雪の下で出番を待っていた生命力は力強いですね。札幌も春です。来週の初めには桜も咲きそうです。撮影地:札幌市...

  • ●ミス・パーフェクトシリーズ

    「その問題、私が解決させていただきます」・・・が口癖の人呼んでミス・パーフェクト。真波莉子は厚生労働省雇用環境・均等局総務課に所属しているキャリア官僚。ある日、総理大臣の隠し子とバレて、霞が関を去ることになるが、次の勤め先はファミレス!? 赤字続きの病院の立て直し!? など、なんでもござれ・・・。横関 大氏の「ミス・パーフェクトが行く!」ミス・パーフェクトシリーズ第一弾スタートです。続いて、真波莉...

  • ●喫茶店の日ですが・・・

    コーヒーが嗜好品の一つである管理人。暖かいコーヒーを口に含みながら灯油ランプの明かりで読書に勤しむ。管理人の至福のひと時です。若い頃は仕事帰りに良く喫茶店にも行ったものです。先日、外出の折り、コーヒーが飲みたくなり喫茶店を探しました。所が、あるのは全国的なチエ―ン店やコンビニのコーヒーばかり。昭和の香りがするような純喫茶は目に付きません。チエ―ン店やコンビニのコーヒーも美味しく便利なのですが・・・昭...

  • ●心に沁みます

    雪の下で耐えていた新芽も、枝だけの老木から弱弱しく芽を出す幼葉も遅い北国の柔らかい陽光を浴び、深呼吸をしているように見える管理人。厳しい寒さに耐え半年ぶりに見る幼葉たちは、自然を大切にする道民に守られ、これから力強く成葉へと変貌するでしょう。いよいよ北海道にも春の営みが見受けられるようになりました。そう言えば札幌の西区でソメイヨシノが一輪咲いたとか・・・。厳しい冬を経験した後だから春の暖かさが心に...

  • ●夏子の冒険

    三島由紀夫氏といえば日本を代表する作家で、荘厳なイメージがあります。ここに紹介する「夏子の冒険」は、軽快なテンポで繰りひろげられ、三島作品を読んでいる感じがしないエンターテイメント性のある作品です。裕福な家で奔放に育った夏子は、自分に群らがる男たちに興味が持てず、神に仕えた方がいい、と函館の修道院入りを決める。無邪気で破天荒な夏子が、函館へ向かう途中、情熱的な瞳の一人の青年と巡り会い、青年と一緒に...

  • ●札幌誕生

    極寒の北の大地に近代都市を作る・・・。幕末から大正にかけて、未知の土地・北海道にわたり、近代都市・札幌を作った、島義勇、内村鑑三、バチラー八重子、有島武郎、岡崎文吉の5人の熱き物語。未知の地で困難に挑んだ人々の信念と情熱を、「銀河鉄道の父」で直木賞を受賞した、門井慶喜氏が描いた感動の傑作歴史小説「札幌誕生」をご紹介します。初代開拓判官・島義勇、新渡戸稲造らと札幌農学校(現・北海道大学)の2期生とし...

  • ●今日は「横丁の日」

    今日4月5日は「横丁の日」だそうです。 「よ(4)こ(5)ちょう」と読む語呂合わせが由来で、横丁を通じて起業家を支援し、地域経済の活性化につなげることが記念日制定の目的だそうです。ここ小樽は道内では数少ない横丁の歴史を感じさせる街です・・・。撮影地:小樽市...

  • ●警察官の心臓

    4月に入り、積雪も残りわずか。より春らしくなってきた札幌です。陽気に誘われたのか、鳥たちも一斉に鳴き始めています。さて、春の陽気と並行して読書に熱が入る管理人。今回は、愛知県警に奉職した父をもち、自身も一度は警察官の道を志す。これは、もしも自分が警察官になっていたとしたら、という著者が歩んでいたかもしれない物語です。構想10年、更に改稿に改稿を重ね7年、この作品は間違いなく著者増田俊也氏の代表作になる...

  • ●今日は許される?他愛のない嘘

    ・人を傷つけたり心配させるのはNG・物理的・身体的損害もNG・ネタバラシはその日のうちに・嘘をついて良いのは午前中だけ(主に英語圏)常日頃から嘘に慣れている(嘘をついている・苦笑)管理人としては、「この日ぐらいは正直に生きろ」と言われそうですが、今日、4月1日はエイプリルフールです。エイプリルフールにつく嘘は、騙されたときに笑って済ませることができるのが鉄則。あくまでも、他愛のない嘘、笑って過ごせる嘘が...

  • ●残雪の山並み

    北国に訪れた遅い春の気候に心わくわくの管理人・・・。今月最後の更新です。撮影地:共和町 過去の蔵出しです過去の蔵出しです...

  • ●雪融けが進む北海道ですが・・・

    年度末で何かと忙しい毎日を送っている管理人です。皆さんもそうではないでしょうか・・・。時間を見つけて読書はしているのですが、撮影には行けません。雪融けが進む北海道、早く漫遊がしたい・・・。撮影地:標茶町 年度末で忙しく撮影にいけません よって過去の蔵出し写真でお茶を濁しています(苦笑)撮影地:弟子屈町 過去の蔵出しです...

  • ●北国にも

    ニュースによると、気温が25℃を超えたとか、ソメイヨシノが各地で開花したとか、温かい話題に溢れています・・・。札幌もまだ積雪があるものの温かいです。ようやく春ですね・・・。撮影地:小樽市...

  • ●片腕の刑事

    広島県福山市の知名度アップ策として創設した、「ばらのまち福山ミステリー文学新人賞」の受賞作として選ばれた竹中篤通(たけなかあつみち)氏の「片腕の刑事」をご紹介します。雪の降りそうな十二月。通報を受けて現場に向かった刑事の紀平と倉城は何者かに襲われた。紀平が意識を取り戻すとそこには、腕を切断された瀕死の倉城が・・・。通り魔、怨恨など様々な線を辿りながら、紀平は過去への旅を始める。竹中氏は三重県出身で...

  • ●札幌にも春の息吹が・・・

    雪融けが進む札幌の小川を流れる水の音が耳に届くようになりました。雪の隙間から北国の春を思わせる新芽が力強く顔を覗かせています。北国札幌にも春の息吹が感じられるようになりました。撮影地:函館市...

  • ●暑さ寒さも彼岸まで

    今日は「春分の日」です。冬の寒さは春分の頃(3月20日前後)まで、夏の暑さは秋分の頃(9月20日前後)までには和らぎ、凌ぎやすくなると言いますね。ところが、近年は9月になっても、記録的な暑さは続きます。そして、3月の下旬になろうとする昨日、関東地方で雪が降りました。「暑さ寒さも彼岸まで」は今や時代を反映していない死語なのか・・・。撮影地:北斗市...

  • ●えッ、オープンカー

    歩道の雪も溶け、絶好のコンディションのなか、ウォーキングに勤しむ休日の管理人。車道にも雪がなく早朝の国道を結構なスピードで気持ちよさそうに走っている。と、一台のオープンカーが目に留まる。ん、オープンカー。この時季に・・・。運転者は頭にニット帽、首にマフラー。ダウンを着用し、勿論、手には手袋をしている。そこまでして春とは言えない早朝の風を感じたいのか。と、身震いしながら唖然として眺める管理人。春が近...

  • ●春の兆し

    凛とした冬の空気から、柔らかい春を感じさせる空気が心地よい北海道。いよいよ春の兆しが見えてきた北海道です。撮影地:千歳市...

  • ●流氷の果て

    「十年に一人の逸材」と言われる女性判事と、悲しい偽証で真実を隠し通した元死刑囚の悲劇を描きベストセラーとなった「二人の嘘」の著者、一雫 ライオン(ひとしずくらいおん)氏のミステリー大作「流氷の果て」をご紹介します。1985年、バブルに沸く日本。大晦日に札幌駅を出発して知床半島ウトロへと向かう「北斗流星号バスツアー」に参加していた少年と少女は、バスの転落事故ですべてを失ってしまった。そして1999年。成長し...

  • ●自作のブックカバー

    管理人の知り合い(男性)が最近、ミシンにハマっているようでお手製の文庫本用ブックカバーをいただきました。自分で作ったそうです.・・・。それにしても、自分で作ったとは、しかもミシンを使って・・・。尊敬します。...

  • ●機械仕掛けの太陽

    未知のウイルスとの戦いに巻き込まれ、〝戦場〟に身を投じた3人の物語,知念実希人氏の「機械仕掛けの太陽」をご紹介します。あの時のあれは、まぎれもない戦争でした・・・。大学病院の勤務医で、呼吸器内科を専門とする椎名梓。彼女はシングルマザーとして、幼児を育てながら、高齢の母と同居していた。彼女がコロナ病棟の担当者として、最前線に立つことになる。同じ病院の救急部に勤務する20代の女性看護師・硲瑠璃子は、結婚目...

  • ●更なる降雪

    順調に雪融けが進んでいた札幌。ところが、ここ2,3日の降雪で以前より雪が多くなっようです。まあ、毎年の事です、春の訪れには時間がかかる北国ですから・・・。撮影地:千歳市...

  • ●天狗の館

    小樽天狗山の名称の由来は、3つの説が有力だそうです。*山中に天狗火(火や煙など)が見え、天狗が棲んでいると言われた。*山や岩の形が天狗に似ていた。*東北地方の日本海側から移住してきた人々が、故郷の天狗山を想って名づけた。しかし、有力な説とは言え実ははっきりしてないようです。小樽天狗山は、標高532m程で展望台から望む夜景やスキー場として、市民や観光客に親しまれています。夏は山頂のスライダー、シマリス公...

  • ●人生劇場

    北海道で生まれ育った直木賞作家、桜木紫乃氏が、北の大地で生きる家族の光と闇を描いた「人生劇場」を単行本化しました。ご紹介します。夢に生き、夢に死ね・・・昭和の北海道。己の城を求め、男は見果てぬ夢を追う。何もかもが赤く染まった鉄鉱の町・室蘭。四人兄弟の次男に生まれた猛夫は、兄にいじめられ、母には冷たくあしらわれながら日々を過ごしていた。心のよりどころは食堂と旅館を営む伯母のカツ。やがて猛夫はカツのも...

  • ●小樽天狗山スキー資料館

    暖かい春はもうすでに目の前まで来 ているはずです。辛い時期を耐え抜けば、必ず春(幸せな時期)が来るというたとえ、困難な時期もやがて過ぎ去り、必ず明るい未来が訪れるといった希望、「冬来りなば春遠からじ」。春が待ち遠しい管理人です。撮影地:小樽市小樽天狗山の山頂にあるスキー資料館、歴代スキー選手の使用したスキー板・ウェア、国体やオリンピック関係資料・メダル・カップなどを展示しています。...

  • ●逃亡者は北へ向かう

    「孤狼の血」、「盤上の向日葵」、「教誨」など代表作多数の人気作家・柚月裕子氏が構想14年、辛い日々を乗り越えてついに書き上げた震災クライムサスペンス、「逃亡者は北へ向かう」が昨27日発売となりましたので、ご紹介します。管理人は昨夕方購入しましたのでまだ読了していませんが・・・。(苦笑)震災さえなければ、この人生は違ったのだろうか? 震災の混乱のなか、ふたつの殺人事件が起きた。逃亡する容疑者と追う刑事。...

  • ●三寒四温

    三寒四温、もともとは中国北部、朝鮮半島などの気候の変化を指すそうです。日本では早春になると低気圧と高気圧が交互にやってきて、寒くなった後、今度は暖かくなり、周期的な気温の変化を繰り返すことが多くなります。このため、日本においての三寒四温は、本来使われる冬ではなく、寒暖の変化がはっきりと現れる2月の終わり頃から3月初めの春先に用いられるようになりました。まさに今です。寒い日が続いていてなかなか暖かい日...

  • ●潮音 第二巻

    幕末・維新の動乱を描く大河歴史小説、宮本輝氏の「潮音 第二巻」。全四巻刊行の第二巻、いよいよ舞台は動乱の京都へ。時代は江戸幕府最末期の安政から元治年間。薬売りとして一本立ちした川上弥一は、京に拠点を移す。寺田屋事件、池田屋事件と血なまぐさい騒動が続く京で、弥一は旧知の薩摩藩士・園田矢之助らと呼応しながら、人の命を救うために戦乱の町を奔走する。...

  • ●乱心タウン

    今日から三連休ですが、全国的に(特に日本海側)大雪のピークを迎えそうです。心配ですね。不要不急の外出はなるべく控えたいです。そんな時には読書が一番・・・。そこで、本日ご紹介するのはこの一冊。閉鎖的な空間で暮らす人々の視野が歪に変貌していく様を鋭く描いた痛快エンターテインメント小説、山田宗樹氏の「乱心タウン」。紀ノ川康樹は超高級住宅街の警備員。資産はあるがクセもある住人達を相手に、薄給にもめげず、万...

  • ●人情に厚い小樽

    坂の街、海が見える街、運河の街、そして、人情を感じる街、そう、小樽の人は人情に厚いのです。♫~小樽は寒かろ 東京もこんなにしばれる 星空だから語り明かした 吹雪の夜をああ 思い出してる 僕だからかならずいくよ 待ってておくれ待ってておくれ ~♫人情に厚い街、人情に厚い人の多い小樽が大好きな管理人です・・・。撮影地:小樽市...

  • ●名実ともに春を

    「さっぽろ雪まつり」も盛況のうちに終わり、道南の江差ではニシンによる「群来」の現象のニュースが流れ、そして、道東のオホーツク海沿岸の紋別や網走では「流氷接岸」のニュースが流れました。網走は過去4番目の遅さらしいです。さっぽろ雪まつり、群来、流氷、これらが終わるといよいよ北海道にも春が訪れます。ただ、17日夜から強烈な寒波の影響が長引くため、全国的に大雪の恐れがあり心配されます。これも春への誘い、一里...

  • ●目には目を

    2月の中旬。日差しに少しずつ柔らかさを感じるのは、管理人の勘違いか、或いは気のせいか・・・。今年の春は例年より早く、そして、暖かいと予報されているのが、管理人の心に深く浸透しているためか・・・。考えてみれば一年で一番寒いのが札幌の1月から2月。まだ寒中の最中、完全に勘違いですね。(笑)さて、例年より暖かく、そして、少雪の気候に浮かれている訳ではないのですが、今日も読書本をご紹介します。生きづらさを抱...

  • ●今日はふんどしの日

    1(ひぃ)2(ふぅ)3(みぃ)・・・10(とぉう)4(しぃ)・・・。と語呂合わせで読めることから、2(ふん)月14(どし)日は「ふんどしの日」だそうです。一般的には、2月14日は「バレンタインデー」として認識されていますが、日本ふんどし協会では女性から男性へ「ふんどし」を贈ることを提案しているそうです。(笑)今の時代、それは新しいこととして受け入れられるのか、はたまた拒絶されるのか、う~ん難しい問題です・・・...

  • ●群来(くき)

    「例年になく雪が少ない」と思っていた札幌。ところが、ここ2、3日で例年に近い降雪量になりました。やはり、ある程度の雪が降らなければ春は来ないようです。そんな中、一足早く春を感じるニュースが・・・。道南の江差町でニシンの大群が押し寄せ、海面が乳白色に染まり、今年初の「群来」が確認されたようです・・・。今年もニシンの豊漁が期待されますね。群来(くき)とは、大群で押し寄せたニシンが放出する白子によって海が...

  • ●プリンセス・トヨトミ

    会計検査院の調査官3人と大阪下町育ちの少年少女。彼らがたどり着いた、大阪の歴史に眠る秘密とは?直木賞作家、万城目学氏の「プリンセス・トヨトミ」をご紹介します。五月末日の木曜日、午後四時のことである。大阪が全停止した。長く閉ざされた扉を開ける“鍵”となったのは、東京から来た会計検査院の三人の調査官と、大阪の商店街に生まれ育った二人の少年少女だった。このことは誰も知らない・・・。女子になりたい中学生・大...

  • ●2月7日は北方領土の日でした

    昨、2月7日は「北方領土の日」でした。北方領土返還要求運動の全国的な盛り上がりを図るために設定されたのですが、あまりニュースにならず、いまいち全国的に盛り上がりに欠けているようです。北方四島の個々の名前は勿論、北方領土がどこにあるのか、などは知る由もないでしょうね。道外の方には・・・。ロシアによるウクライナ侵攻と、それにより日本がロシアに制裁を科していることを考えると今後の展望は絶望的になります。北...

  • ●北国の冬まつり

    例年あまり雪が多くない道東で、(特に帯広、芽室)一晩に1m以上の積雪。止めてある車が雪にすっぽり埋まっていたり、車道と歩道の区別がつかないのは勿論、腰まで埋まったり、除雪に悪戦苦闘する市民の姿がテレビニュースに流れるたびに「少しずつ降ればいいものを」と道東の方々に同情する管理人です。そんな大雪に見舞われたなか、雪と氷の祭典、さっぽろ雪まつりが4日開幕しました。大小の雪像・氷像、北海道の食、ステージイ...

  • ●潮音 第一巻

    管理人は歴史小説或いは時代小説はあまり手にしません。また、今回紹介する作家、宮本輝氏についても「田園発 港行き自転車」を読了した程度で、あまり読むチャンスのない作家の1人でした。そんな作家、宮本輝氏をなぜ紹介するのか・・・。しかも、歴史小説にあまり興味を持たなかった管理人が・・・。なぜ、今後四か月連続刊行する、命のつらなりを描く、富山の薬売りたちの秘史に興味がわいたのか、ひょっとして、管理人の先祖...

  • ●喜びもひとしお

    先日、「あけましておめでとうございます」と新年を祝ったのに、もう今日は節分。寒さ厳しい北海道もあと一か月すれば、春への誘いがそこかしこに・・・。厳しい季節を乗り越えた分、喜びもひとしおなんです。♪はーるよこい はーやくこい あーるきはじめたみいちゃんが・・・♪の心境ですね。道民は。撮影地:豊頃町...

  • ●腰が重い管理人です

    今年の札幌は例年より暖かく雪も少ないので楽をしていた管理人。しかしというか、やっぱりというか、そんなに甘くはない北国札幌。29日から30日にかけて20㎝は降ったか。雪が。やはりひと冬の降雪量に達しないと春は訪れないようです。湿った重い雪との格闘で腰が重い管理人です。撮影地:豊頃町...

  • ●人口調査記念日

    1872年(明治5年)のこの日、明治政府による日本初の全国戸籍調査が行われたそうです。当時の人口は男性1679万6158人、女性1631万4667人で合計3311万825人。2015年(平成27年)の国勢調査による日本の総人口は、1億2709万4745人で、9000万人以上増えたことになります。しかし、近年は人口減が続いていて少子化傾向。気になりますね・・・。今日は、人口調査記念日です。撮影地:豊頃町...

  • ●雲海

    今回アップした写真は過去の蔵出しのためコメントなしです。(苦笑)撮影地:占冠村 過去の蔵出しです過去の蔵出しです...

  • ●熱風団地

    さっぽろ雪まつり、層雲峡温泉氷瀑まつり、千歳・支笏湖氷濤まつり、あばしりオホーツク流氷まつり、小樽雪あかりの路、陸別しばれフェスティバル、しかりべつ湖コタン、おとふけ十勝川白鳥まつり「彩凛華」定番のお祭りや白銀の世界を彩るイルミネーション、寒い中で食べるからこそ美味しさが引き立つあったかグルメなど、冬の北海道には魅力的なイベントが目白押し。これぞ北海道!ですね・・・。ところが、今年は少し様子がおか...

  • ●遥かな夏に

    1月23日、今日は花粉対策の日だそうです。東京では既に花粉に悩まされる方もいるとか。今年の花粉飛散は早いですね。因みに管理人は悩まされたことはありませんが、花粉症の方は屋外でのマスク等の対策が必要ですね。お察しします。さて、今日も読書本をご紹介します。目の前の女性は訊いた、あなたは、わたしの祖父ですか?過去と現在が交錯する人生探しのミステリー、佐々木譲氏の「遥かな夏に」。祖父を探していると女性は言っ...

  • ●冬の太平洋

    一年で一番寒い日のはずなのに、札幌はまさかのプラス気温。歩道はツルツルで、管理人は転倒した人を何人も見ました。20日だけで、札幌で37人が救急搬送されたそうです。地元の人でも歩くのに苦労するのに、救急搬送された人の中には観光客も多くいたのでは・・・。大きな怪我でなければいいのだが・・・。撮影地:豊頃町...

  • ●予報が外れました

    例年の半分以下の積雪量の札幌。ところが、16日から17日にかけて、北海道(特に札幌周辺)は大雪に見舞われると予報されていました。公共交通機関にも多大な影響があるととのことです。しかし、現実は16日の朝に5㎝程の雪が降っただけで、16日から17日にかけては全く雪が降らず晴天続き。見事に予報が外れた天気でした。覚悟を持って除雪に当たろうと待ち構えていた管理人は、見事に裏切られ拍子抜けの体です。嬉しい誤算でしたが...

  • ●恋とか愛とかやさしさなら

    自分だったらどうするだろう?答えの出ない問いかけを、何度も何度も繰り返して書き上げた一穂ミチ氏の「恋とか愛とかやさしさなら」。第171回直木賞受賞(ツミデミック)後、第一作です。カメラマンの新夏は啓久と交際5年。プロポーズの翌日、啓久が通勤中に女子高生を盗撮したことで、ふたりの関係は一変する。「二度としない」と誓う啓久と、やり直せるか葛藤する新夏。啓久が〝出来心〟で犯した罪は、周囲の人々を巻き込み、...

  • ●PRIZE―プライズー

    月に数回、心に残った読書本を紹介している当ブログの管理人。本を読まない人からすると、見る、或いは読むにも値しないブログでしょうが、管理人はそれでもめげずに紹介します。読書本を紹介する管理人のコンセプトは、自分の感想は記事にしない事、自己満足のための拙い私の感想でその本の価値を下げたくないからです。あくまでもあなた自身で本を読んでもらい、どう感じるかそれが大切と思うからです。読書離れが叫ばれて久しい...

  • ●成人の日

    三連休の最終日、今日は成人の日ですね。多くの地域で新成人を祝うための成人式が開催されます。ただ、前日の12日に多くの振袖姿の新成人を目にしました。私の居住している区で、或いは隣町で12日に式典を行い、流れてきたのか。管理人は3年前に成人の日を迎えました。(笑・嘘で~す、数十年と三年前です)撮影地:根室市 過去の蔵出しです過去の蔵出しです...

  • ●将来は徘徊老人?

    ウォーキングが楽しみの一つで、休日や時間がある時に街並みを横目に足腰の強化にと一万歩以上を目安に歩いている管理人。ところが、今年の札幌は雪が少なく、しかし、気温は例年並みに低いため歩道はツルツル路面。油断していると足元をすくわれ、転倒・骨折になりかねません。家族からは、「そんなに足を鍛えてどうするの」と冷たい視線が・・・。どうやら、この先、呆け老人になっても、足腰が丈夫なだけに、徘徊老人になるので...

  • ●カトリック小樽教会 富岡聖堂

    札幌の冬のイベント、「さっぽろ雪まつり」の大雪像制作に向けての雪輸送が7日、スタートしました。雪まつりは来月4日から始まりますが、札幌は今のところ雪が少なく、岩見沢など雪の多い近郊からの輸送になるのでしょうね。さて、JR小樽駅から歩いて約10分程度。小樽商科大学に向かう通称「地獄坂」から少し奥まったところに、地元の人からは「富岡教会」と呼ばれる絵本のような美しい教会があります。現在の正式名称は「カトリッ...

  • ●翳りゆく午後

    「人を轢いたかもしれない」厳格な父親からの一本の電話。それが悪夢の始まりだった・・・。どの家族にもいつか訪れる翳りの日々。高齢者ドライバー問題のリアル、家族崩壊の戦慄。今回は、社会の最小単位である家族を描いて胸に染み入る、伊岡 瞬氏の「翳りゆく午後」をご紹介します。80歳目前の武は、教職退任後、市民講座で教える地元の名士。武は、市内の実家で一人暮らしをしているのだが、いまだ運転免許証を返納せず車を乗...

  • ●まもなく発表、芥川賞・直木賞

    長いようで短かったお正月休みも今日で終わり、また、通常の生活が始まりますね。さて、第172回下半期の芥川賞、直木賞が今月の15日に選考会が行われ発表されます。芥川賞の候補作に選ばれているのは、・安堂ホセ氏の「DTOPIA」・鈴木結生氏の「ゲーテはすべてを言った」・竹中優子氏の「ダンス」・永方佑樹氏の「字滑り」・乗代雄介氏の「二十四五」の5作品で、安堂氏は3回目、乗代氏は5回目の候補です。一方、直木賞の候補作には...

  • ●静かなお正月です

    札幌は例年より雪が少なく静かなお正月です。この後、大雪にならなければいいが・・・。お正月休みも残り僅か、休みは早く過ぎますね。撮影地:池田町 過去の蔵出しです過去の蔵出しです...

  • ●あけましておめでとうございます

    厳かな除夜の鐘とともに新しい年を迎えた2025年の札幌。皆さま新年明けましておめでとうございます。昨年は新年早々大きな災害に見舞われましたが、今年はどのような年になるのでしょうね・・・。災害のない明るい、幸多い年になればと願う管理人です。今年もどうぞよろしくお願いいたします。...

  • ●一年間ありがとうございました

    ようやく年賀状を書き終え投函しました。さて、今年一年間多くの方々にご訪問いただきありがとうございました。来る年もどうぞよろしくお願いいたします。そして、多くの方々の多幸を願い、今年最後のブログ更新といたします。どちら様もよいお年をお迎えください。...

  • ●年末・年始は9連休?

    昨27日で仕事納め、そして、年末・年始9連休という方が多いのではないでしょうか!!9連休はどのように過ごしますか?旅行、近場でレジャー、帰省、それとも寝正月?9連休を寝正月で過ごすのはチョット苦痛かも。いや、それはかなりの贅沢ですね。(笑)インフルエンザが大流行しています。移動される方は気を付けて、良いお正月をお迎えください撮影地:小樽市...

  • ●早いもので

    クリスマスが終わり、後一週間弱でお正月。今年は能登半島の地震で一年がスタートしました。早いものであれから一年。しかし完全な復興までは程遠く、倒壊した家屋の撤去・復旧は勿論、未だに水道が通っていない地域があるようで、悪戯に時間だけが過ぎていく現実と、勿論、それなりに理由はあるのでしょうが、遅々として進まない復旧に憤っているのは管理人だけだろうか・・・。?撮影地:東川町...

  • ●今日はクリスマス・イヴ

    日本いや世界中で宗教に関係なく、冬の行事のひとつとして祝われている、イエス・キリストの誕生を祝う前夜祭。今日12月24日は「クリスマス・イヴ」です。きっと日本中の家庭ではクリスマスツリーを飾ったり、クリスマスプレゼントを用意したりしているんでしょうね。因みに管理人はキリスト教徒ではありません・・・。が、多くの日本人と同じことをしています(笑)。撮影地:札幌市...

  • ●広い北海道

    22日は、東北から山陰の日本海側で警報級の大雪が予報されています。交通障害に注意が必要ですね。因みに、広い北海道、積雪が1mを超えている所があれば、積雪0㎝のところが20カ所もあります。積雪1m超えベスト5は、①幌加内(ほろかない) 136cm➁朱鞠内(しゅまりない) 127cm ③倶知安(くっちゃん) 115cm ④岩見沢(いわみざわ) 101cm ⑤新篠津(しんしのつ) 99cm 札幌は14㎝です。(12/21現在)撮影地...

  • ●冬至

    明日21日は、1年で1番、太陽の出ている時間が短く、夜が長い日、冬至です。昔から、冬至にはかぼちゃを食べる習慣があり、それは、新鮮な野菜が少なくなるこの時期、これからの冬を乗り切るためにも、冬至という節目の日にかぼちゃを味わって栄養をつけようという先人の知恵らしいですね。今は、一年中新鮮な野菜が出回り、特にかぼちゃを味わって栄養をつけようということはあまりありませんが、先人の知恵は素晴らしいです。冬至...

  • ●正体

    過去に「震える天秤」、「黒い糸」、「鎮魂」、「正義の申し子」を読了し、染井為人氏の実力に感服していた管理人、今回は、「正体」をご紹介します。埼玉県の民家で、住人の夫婦と2歳の息子が殺害される。悲鳴を聞いた隣人が通報し、駆けつけた警察官により、18歳の少年・鏑木慶一が現行犯逮捕される。鏑木は死刑判決を受け神戸拘置所に収監されるが、逮捕から一年半後、19歳で拘置所を脱走する。鏑木は偽名を使い、整形し、逃亡...

  • ●可もなく不可もなく

    早いもので12月も半ば。一年を振り返ると可もなく不可もなくといったところか・・・。来年はどのような年になるのか。少なくとも争いのない平和な年になって欲しい。個人的には、健康で趣味を極めたいですね。撮影地:札幌市...

  • ●320年前の話です

    1702(元禄15)年12月14日、 赤穂浪士47人が吉良邸に討ち入りし、主君の敵、吉良上野介を討ち取った。「忠臣蔵」の名で親しまれる有名な事件で、今から約320年前の今日の話です。元禄年間といえば、生類憐れみの令を出したことで知られる徳川綱吉が将軍だった時代。 この事件は、江戸城内の松の廊下で、赤穂藩主の浅野内匠頭が、高家の吉良上野介に斬りかかったことにはじまる。内匠頭は即日切腹、藩はお取り潰しが決まるが、上野介...

  • ●ペッパーズ・ゴースト

    伊坂幸太郎氏の魅力が詰まった集大成「ペッパーズ・ゴースト」の文庫版が刊行されましたのでご紹介します。中学教師の檀(だん)先生は、猫を愛する妙な二人組の小説原稿を生徒から渡される。さらに他人の未来を観る力を持つことから謎の集団とも関わり始める。檀(だん)先生が、生徒の明日を見た日から、日常は大きく動き出す。果たして、苦い過去を乗り越えて、檀先生は世界を、自分を救えるのか・・・。...

  • ●とうとう根雪か

    ♫雪やこんこ 霰やこんこ降っては降っては ずんずん積る♫なんてのんきに構えていた札幌の雪。ところが、あまりの雪量で、犬は庭駈け回るのを辞めたようです。気温も低いことからこのまま根雪になりそうですね。本格的な冬に突入した札幌です。撮影地:札幌市...

  • ●国道食堂 2nd season

    ♫雪やこんこ 霰やこんこ降っては降っては ずんずん積る山も野原も 綿帽子かぶり枯木残らず 花が咲く雪やこんこ 霰やこんこ降っても降っても まだ降りやまぬ犬は喜び 庭駈け回り猫は火燵で丸くなる♫まさに唱歌「ゆき」の風景のような雪が降る札幌。ドカ雪にならなければと願う管理人です。さて、今月最初の読書本の紹介です。「国道食堂」と呼ばれる田舎町の外れにあるドライブインというより食堂といった雰囲気の店。そこに...

  • ●日中の・・・

    ライトアップされた夜の青い池もいいですが、やはり自然光がいいですね。薄曇りはご愛嬌ということで(笑)・・・。撮影地:美瑛町...

  • ●ライトアップ

    アルミニウムの成分が含まれている湧水が美瑛川に流れ、太陽光に反応し青く見える青い池。今や北海道を代表する観光地となりました。ライトアップされた夜の青い池もまた風情があります。撮影地:美瑛町...

  • ●残り一枚

    月めくりカレンダーも残り一枚、12月、師走となりました。何かと慌ただしい今年最後の月ですね。そんな中、今月もよろしくお願いします。撮影地:恵庭市...

  • ●いよいよ根雪か

    札幌は、12月に入ると連日雪の予報です。冬将軍がようやく目覚め、根雪になりそうな雰囲気にいよいよこの季節本来の札幌の姿に、嬉しいような、悲しいような・・・。撮影地:札幌市...

  • ●残り約一か月

    早いもので間もなく11回目の晦日。そして、12回目の晦日は一年の最後の日「大晦日」です。大晦日と言えば、除夜の鐘の音をイメージする人も多いはず。除夜の鐘の「除」には、古きを捨て新しきを迎えるという意味があるそうで、1年の終わりを告げて新年を迎えることを知らせる鐘なのですね。最近は除夜の鐘がうるさいとの苦情から、鐘を取りやめる寺も多いとか。何とも風情がなく何とも世知辛い世間。もっと広い心を期待するのは無...

  • ●枯葉色グッドバイ

    新装画にて名作復刊、ハードボイルドな内容ながら語り口調と軽妙なテンポが小気味いい、樋口有介氏の「枯葉色グッドバイ」をご紹介します。樋口有介氏、2021年71歳で亡くなっています。実は管理人、新装画とともに手にした初読みです。その内容は・・・。ホームレスで元刑事の椎葉明郎。現住所=代々木公園の西門そば。仕事=リヤカーでの廃品回収。主食=焼酎。煙草=原則として路上で調達。その椎葉明郎が、かつて指導した女性刑...

  • ●雪を迎える準備はできています

    樹々を覆っていた色とりどりの葉がすっかり落ち、裸の枝が侘しそうに初冬の風に揺れを任せている。路上に落ちた葉は裸になった枝を見上げ、「また春にね」と言っているようです。次の季節に力強く返り咲くことを誓って・・・。そんな札幌は雪を迎える準備はできています。撮影地:札幌市...

  • ●北海道の難解地名③

    三回目にして最終回になる北海道の難解地名まだ載せきらない地名も多々ありますが、今回はこれで終わりにします。読めますでしょうか?①千走 ➁寿都 ③熱郛 ④真狩 ⑤梨野舞納 ⑥老古美 ⑦堀株 ⑧神恵内 ⑨留久 ➉妹背牛⑪秩父別 ⑫比布 ⑬占冠 ⑭苫鵡 ⑮和寒 ⑯美羽鳥 ⑰音威子府 ⑱咲来 ⑲母子里 ⑳焼尻⑳-1晩生内 ⑳-2雄信内 ⑳-3男能富 ⑳-4振老 ⑳-5敏音知 ⑳-6止別 ⑳-7訓子府 ⑳-8富武士 ⑳-9札久留 ⑳-10貫気別⑳-11染退 ⑳-1...

  • ●北海道の難解地名➁

    さて、今回は北海道の難解地名第二弾を北海道在住の直木賞作家、川﨑秋子氏の「森田繁子と腹八分」とともにご紹介します。まずは難解地名から、あなたは読めるかな・・・。①癸巳 ➁対雁 ③渚滑 ④奔別 ⑤温根沼 ⑥珸瑤瑁 ⑦納沙布 ⑧穂香⑨奥潭 ➉支寒内 ⑪幌美内 ⑫神威 ⑬納内 ⑭稀府 ⑮輪厚 ⑯送毛 ⑰濃昼 ⑱聚富 ⑲発足 ⑳花畔 ⑳-1正利冠 ⑳-2望来 ⑳-3安瀬 ⑳-4弁華別⑳-5軍川 ⑳-6国縫 ⑳-7小砂子 ⑳-8美利河 ⑳-9買取澗 ⑳-...

  • ●北海道の難解地名①

    北海道の市町村名のうち、約8割がアイヌ語に由来していると言われれます。そのほとんどが漢字で書き表されているため、アイヌ語と気付かない人もいますが、北海道に暮らす人たちのほとんどは、自分の住む町や山などの名前がアイヌ語であることを知っているはずです。アイヌ語を漢字表記にしたため北海道の地名には難解なものが多く、住んでいる道民の方でも(勿論管理人も含め)読めないのではないでしょうか。もし、全て読めたと...

  • ●ひまわり

    午前中の氷雨と身に染みる北風が北国の季節を冬へ冬へと誘う札幌。南の方では未だ海水温が高く、台風が発生している信じられない現実に???例年のような晩秋から初冬の季節の歩みを進めている札幌は、信じられる現実です。さて、「元彼の遺言状」、「女の国会」に続く新作、言葉は私の最後の砦、言葉がある限り私たちはつながれる。不屈の魂が輝く、人生応援小説、新川帆立氏の「ひまわり」をご紹介します。ある日事故に遭い、頚...

  • ●紅葉や黄葉はまた来年まで・・・

    初冬の佇まいが日本の先取り季節を感じさせる札幌。紅葉や黄葉の彩りも見納めですね。撮影地:札幌市...

  • ●死命

    先週の積雪で路面に落葉していた枯葉が雪の下となり、役目を終えたかに思っていた、色とりどりの落ち葉。しかし、今週の天気ですっかり雪が融け、また顔を出した落ち葉が太陽の光を受けキラキラと輝いている午後の札幌。まだまだ雪には負けないぞと自己主張しているようです。さて、10年前に単行本化され、また、2019年にテレビドラマ化された薬丸岳氏の「死命」。管理人は読んでいませんでしたので、今回文庫化され発売したのを機...

  • ●北海道では暖房が・・・

    暖房が手放せない北海道、かと思えば、南の鹿児島県与論島では記録的な大雨となり、また、さらに南の方では連続して台風が発生。例年とは違う晩秋から初冬の気候は、地球からのメッセージか・・・。撮影地:札幌市...

  • ●9㎝の積雪

    この時季8年ぶりとのこと。札幌で9㎝の積雪です。が、来週は15℃になる日もあるようです。つまり、まだ根雪(注)にはなりません。(注)降り積もって、そのまま春まで溶けずに冬を越す雪のこと。でも、来ましたね厄介者の雪が・・・。撮影地:札幌市...

  • ●架空犯

    5日、日中の気温が10℃に満たなかった札幌。いよいよ冬の足音が近づいてきました。でも、管理人の読書熱は高まっています。(笑)さて、今回は、2017年東京、1984年愛知を繋ぐ、ある男の告白。その絶望、そして希望・・・。累計100万部突破の既刊「白鳥とコウモリ」の続編、東野圭吾氏の「架空犯」をご紹介します。都内の高級住宅地で起こった火災。焼け跡からは都議会議員と元女優の夫婦の遺体が発見された。当初無理心中と思われ...

  • ●夜刑事

    今年最後の三連休も今日が最終日。皆さんはどのようにお過ごしですか。札幌は木枯らしのような風がふき、寒い日々が雪の到来を感じさせる連休です。そんな寒い日は室内で読書に耽る、それに限りますね。今回は、著者史上最も孤独な刑事を描く新シリーズを発売した、大沢在昌氏の「夜刑事」をご紹介します。警察から憎まれ、犯罪者から狙われた、かつてなく孤独な刑事。暗闇でしか活動できない「夜刑事」の岬田は、絶望と背中合わせ...

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