高校入試、大学入試、春季講習、新年度募集。神経を擦り減らしながら駆け抜けてきた、怒涛の春に一区切りがついた。そんな僕に今要るのは、やはり静かな時間だ。 魂を物理的に削るような日々を過ごし続けると、脳が錯覚を起こし、それを日常に変えようとしてくる。鬱病の入り口として、”あるある”の現象だ。 それを食い止めるにはどうすればいいか。徹底して自分を「目先の社会」から切り離し、本当に休めるところで心身を癒すことで、主体的に整えればいいのだ。 今の自分を取り巻く環境がコップの中の嵐に過ぎないことを認識するには、それを自動的に俯瞰できる場所へ身を置き、異なる時間感覚に浸ればいい。 なんてうだうだ言ってきたが…