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  • アトワアオゴミムシ220718

    アトワアオゴミムシ。上翅の紋は後方に伸びて、会合部まで達します。一緒にいるのはツヤエンマコガネだと思います。分類:コウチュウ目肉食亜目オサムシ上科オサムシ科ゴモクムシ亜科体長:12.5~14mm分布:北海道、本州、四国、九州平地~山地成虫の見られる時期:4~10月(年1化)成虫で冬越しエサ:地上性の小動物、その死骸などその他:頭部・胸部は赤銅色の光沢があり、前翅は緑色~赤銅色を帯びる。前胸背板はアトボシアオゴミムシより幅広い。点刻は粗く大きい。翅端にコンマ状の黄褐色紋があり、翅端前の湾入部で側縁に達する。コアトワゴミムシはより小型(11.8~12.5mm)で、前胸の側縁は黄褐色、翅端の黄褐色紋がより広い。よく飛翔する。草地、林縁、荒蕪地、畑、水田、河原などで見られる。夜行性で、灯火に飛来する。日中は土中や...アトワアオゴミムシ220718

  • ヤシャブシキホリマルハキバガ220718

    ヤシャブシキホリマルハキバガ。かなり大きく、一見してキバガの仲間とは思えません。RDB:高知県・情報不足旧名:ホソバキホリマルハキバガ分類:チョウ目キバガ上科マルハキバガ科マルハキバガ亜科翅を広げた長さ:31~38mm分布:本州、九州平地~山地成虫の見られる時期:6~8月エサ:幼虫・・・ヤシャブシ、ヒメヤシャブシなどカバノキ科の枝(枯枝?)に穿孔するようだその他:ホソバキホリマルハキバガと呼ばれていたが、改称された。マルハキバガの仲間としてはかなり大きい。前翅に複数の赤褐色の毛塊が点在する。(チャノキホリマルハキバガでは、前翅前縁中央から翅頂にかけてのみ赤褐色、外縁は幅広く白い。)チャノキホリマルハキバガに比べ、前翅の幅は少し狭い。前翅の黄白色の線が目立つ。前翅に、黄白色線に縁取られたひょうたん型の暗色の...ヤシャブシキホリマルハキバガ220718

  • ニセウンモンクチバ220710

    ニセウンモンクチバ。ウンモンクチバに酷似しますが、本種はやや小型で、後翅外縁近くが橙褐色を帯びることが多いそうです。残念ながら、レンズに水滴がついていたようで、一部画像が不鮮明です。後翅外縁部は橙褐色を帯びることが多い。(水色矢印部分)分類:チョウ目ヤガ科シタバガ亜科翅を広げた長さ:32~40mm前翅の長さ:17~19mm分布:本州、四国、九州垂直分布?成虫の見られる時期:5・6月、7・8月(年2化)蛹で冬越しエサ:成虫・・・不明幼虫・・・ヌスビトハギその他:ウンモンクチバに似るが、やや小型。後翅の色調は一般に明るく、外縁部が橙褐色を帯びることが多い。また、前翅内横線が前縁付近で曲がるともいう。(ウンモンクチバは直線的だという。)正確な同定には、交尾器を見る必要がある。灯火に飛来することもある。参考:Di...ニセウンモンクチバ220710

  • クロハナコヤガ220710

    クロハナコヤガ。小さなヤガの仲間。①下唇鬚:黒褐色②頭部・胸部:白色③前翅内横線:白色で、やや不明瞭④前翅中横線:黒色で、外方に角張る⑤前翅外横線:白色で、やや不明瞭⑥前翅亜外縁線⑦台形の黒褐色紋:前翅前縁と⑤⑥で囲まれる⑧腎状紋:2小黒点からなり、白環で囲まれる⑨前・後翅外縁:点列が並ぶ別名:クロハナアツバ分類:チョウ目ヤガ上科ヤガ科ベニコヤガ亜科翅を広げた長さ:17~18mm前翅の長さ:8~10mm分布:北海道、本州、四国、九州平地~山地成虫の見られる時期:7月(年1化)若齢幼虫で冬越しエサ:成虫・・・不明幼虫・・・樹幹上の地衣類その他:下唇鬚は黒褐色。頭部・胸部は白色。前翅は紫灰色。外横線と亜外縁線に挟まれた前縁部に、台形の明瞭な黒褐色紋を表わす。(まれにオレンジがかる)内横線・外横線は白色でやや不...クロハナコヤガ220710

  • アカマエヤガ230624

    アカマエヤガ。居たのは、「ビオトープ天神の里」の作業小屋。ある論文によると、この種は夏前に羽化し、盛夏を屋内などで越夏休眠するらしいです。もしかしたら、越夏休眠に入るところを邪魔したかな?通常、前翅の内外横線間を結ぶ黒い縦条が出て、環状紋と腎状紋を結ぶんですが。この個体は、環状紋と腎状紋が黒く縁どられる程度なので、判断に迷いました。でも、前翅基部の黒い縦条とか、環状紋・腎状紋の形と大きさ・位置、内・外横線の形状、亜外縁部の様子など、総合的にみて、アカマエヤガと見ました。外横線は、まるで板目に逆らって彫刻刀で彫った時のようですね。翅脈上は細くて、それ以外は太い。①前翅基部:中央付近に黒色の縦条②前翅内横線:二重でギザギザ③環状紋:小さ目で縦長、黒く縁どられ、前縁寄りに位置する④腎状紋:小さ目、黒く縁どられ、...アカマエヤガ230624

  • ニイニイゼミ初鳴き230625

    今日、近所の公園で、ニイニイゼミが鳴くのを今年初めて確認しました。桜の木の枝で鳴いているらしく、姿は確認できませんでした。_  ̄ ○これまでの初鳴きの記録をさらってみると・・・2014年・・・7/12015年・・・メモなし2016年・・・6/302017年・・・7/32018年・・・6/252019年・・・7/1(先に姿を確認)2020年・・・6/292021年・・・6/142022年・・・6/192023年・・・6/25まぁ概ね6月末~7月頭ってとこでしょうか。ほぼ、例年並み?今後も観察を続けたいと思います。ニイニイゼミ初鳴き230625

  • アカテンクチバ220710

    アカテンクチバ。茶色地に、困り顔のハロウィンのカボチャみたいな模様(笑)「~クチバ」とくれば「シタバガ亜科」と相場が決まっているんですが。前翅の外縁のギザギザした感じとか、茶色っぽい地味な模様とか、いかにも「クチバ」っぽい。実際「クチバ」で検索したしね。ところがギッチョン、「トモエガ亜科」でしたねぇ。( ̄▽ ̄;)以前はシタバガ亜科に分類されていたけど、トモエガ亜科に変わったんだとか。人虫は見かけによらぬもの(笑)①前翅内横線:黒褐色の帯状②前翅頂:黒褐色の半月状紋③前翅内・外横線間:淡色のことが多い分類:チョウ目ヤガ上科ヤガ科トモエガ亜科翅を広げた長さ:35~42mm分布:北海道(南部)、本州、四国、九州平地~山地成虫の見られる時期:4~6月、7~9月(年2化)幼虫で冬越し?エサ:成虫・・・樹液幼虫・・・...アカテンクチバ220710

  • ハラビロトンボ♀・♂・交尾230510・25・0616

    ハラビロトンボの♀。小型で腹の幅が広いトンボ。昨年、♂画像をアップしていますが。♀、交尾も撮れたので再掲。♀は昨年とは異なるポイント、川沿いで5/10撮影。こちらは♂。横から見ると、腹が平べったいのが分かります。遠くにしか止まってくれず、これが精いっぱい。こちらは昨年と同じく、我が家の近くの休耕田で5/25撮影。そして交尾。これも近くの休耕田で6/16撮影。まぁ、これで、KONASUKEの眼が、いかに節穴かが証明されたワケです(笑)こんな近くにいて、10年近く、気付かなかったんだから。RDB:北海道・千葉県…絶滅危惧Ⅰ類東京都…絶滅危惧Ⅱ類青森県・茨城県・埼玉県…準絶滅危惧種神奈川県…その他分類:トンボ目トンボ亜目トンボ上科トンボ科トンボ亜科体長:32~42mm腹長:19~26mm後翅長:23~30mm分...ハラビロトンボ♀・♂・交尾230510・25・0616

  • 蛾類の掲載リスト

    蝶と蛾を分けることは、生物学的にはあまり意味がないのですが、日本では伝統的に蝶と蛾を分けて扱って来ており、一般的にも浸透しているので、ここではそれに従うこととします。ここではおおよそ上科ごとのページにジャンプします。(掲載数の少ないものは、「その他の蛾」にひとまとめにし、増えたら随時、独立させていく予定です。)画像をクリックすると拡大します。文字をクリックするとジャンプします。※最終更新2023年06月23日分までヒロズコガ科ミノガ科ヒラタマルハキバガ科マルハキバガ科ヒゲナガキバガ科ネマルハキバガ科ミツボシキバガ科カザリバガ科キバガ科②セミヤドリガ科イラガ科マダラガ科ハマキガ科メイガ科ツトガ科(止まった時、触角を背中に背負う蛾の仲間)カギバガ科アゲハモドキガ科ツバメガ科シャクガ科オビガ科カイコガ科ヤママユ...蛾類の掲載リスト

  • ホソミイトトンボ再び230505・0617・0621

    ホソミイトトンボ。昨年7/1に、笠間市内で偶然撮影して。茨城県では2019年に初記録された種であることを、拙ブログで紹介しました。果たして、単なる偶然だったのか?定着しているのか?今度は動かぬ証拠を掴もうと。狙ってたんですよ。そして・・・今年5/5、近くのスギ林に潜んでいるのを発見!越冬成虫です。少なくともこの場所では定着しつつあることを確認できました。また、捕獲して「ミュージアムパーク茨城県自然博物館」に送りました。学芸員さんによると、昨年から急に、県内各地から発見報告が相次いでいるとのこと。定着の初期の記録として、貴重であるとのお言葉を頂きました。さらに・・・6/17、同所で越冬成虫♂を追加発見!さらにさらに・・・6/21、市内の別の池でも夏型♂を発見!二つの地点は直線距離で5km以上離れており、市内...ホソミイトトンボ再び230505・0617・0621

  • コウチュウ目(前翅が硬い仲間) 掲載リスト

    コウチュウ目は、カブトムシなど、前翅の硬い仲間です。おおよそ科(family)ごとに掲載リストを作成してあります。画像を参考に、科を選んでみて下さい。写真をクリックすると拡大します。文字をクリックすると、掲載リストに飛びます。最終更新20230427までナガヒラタムシ科ハンミョウ科・オサムシ科・ゲンゴロウ科ガムシ科シデムシ科・ハネカクシ科センチコガネ科・コブスジコガネ科クワガタムシ科コガネムシ科①(コフキコガネ科・スジコガネ科)コガネムシ科②(カブトムシ亜科・ハナムグリ亜科)マルハナノミ科タマムシ科ヒラタドロムシ科・ナガハナノミ科コメツキムシ科ベニボタル科・ホタル科・ジョウカイボン科カツオブシムシ科・ヒョウホンムシ科ジョウカイモドキ科・カッコウムシ科オオキスイムシ科・オオキノコムシ科・ケシキスイ科テントウ...コウチュウ目(前翅が硬い仲間)掲載リスト

  • トガリハチガタハバチ230617

    トガリハチガタハバチ。「ビオトープ天神の里」で撮影。この一枚を撮っただけで、逃げられてしまいました。かなり暗い状況で撮ったので、その時には何者か分からず。プレビュー画面でみた時も、ムモンホソアシナガバチかと思っていました。色味がとても良く似ていたので。しかし、パソコンの画面で見ると、何か違和感。腰が細くない。これはハバチなど太腰亜目の何かではないか?そこで調べ直し、トガリハチガタハバチという結論に至りました。近似種にハチガタハバチがいますが。本種は触角の先が淡色。暗い所で撮ってノイズが強いせいでしょうか?まるでハエ目のメバエやハチモドキハナアブのように、触角の根元が融合して見えますが、実際には離れています。同じハチ目に「蜂型」というのもおかしな話のように思われますが(笑)ハバチ(太腰亜目)なのに細腰亜目の...トガリハチガタハバチ230617

  • ヒメコスカシバ230616

    ヒメコスカシバ(ヒメスカシバ)。乗っている葉っぱはサツキ。小型であることがお分かりいただけると思います。この記事を編集中に、過去に撮影して記事にしていたことが判明。当時は知識が乏しく、コスカシバと誤認しました。本種は腹部背面第2,4、6節の後縁に黄色の細帯がありますが。コスカシバでは4、5節です。①前翅・後翅:透明※羽化直後は前翅に鱗粉があるようだ②腹部:第2、第4、第6節後縁に黄色の細帯別名:ヒメスカシバ分類:チョウ目スカシバガ上科スカシバガ科スカシバガ亜科翅を広げた長さ:♂14~19mm♀16~21mm分布:北海道、本州、四国?、九州垂直分布?成虫の見られる時期:5~6月、7~10月(年2化)幼虫で冬越しエサ:成虫・・・花の蜜幼虫・・・カキノキ、ナシ、ヤナギの一種、クリ、カシワ、アラカシ、クマイチゴ、...ヒメコスカシバ230616

  • タケトラカミキリ230616

    タケトラカミキリ。外へ出ようとしたら、靴ベラに(笑)竹の乾燥材に産卵し、幼虫で越冬、翌年蛹化、羽化・脱出します。なので、竹製品から脱出することが多いのですが。何から羽化した?君は(笑)我が家には竹製品が多すぎて分からん(笑)胸の背面に、人間の首から下みたいな黒紋があります。分類:コウチュウ目ハムシ上科カミキリムシ科カミキリムシ亜科体長:9~15mm分布:本州、四国、九州平地成虫の見られる時期:6~8月(年1化、茨城県6~8月中旬)幼虫で冬越しエサ:成虫・・・マダケ、モウソウチクの若いもの、ハチク、アズマネザサ、新しい竹垣、トウモロコシ、サトウキビ、花にも来る幼虫・・・メダケやマダケなどの乾燥材、アズマネザサの太いものその他:全体的に細長で円筒形、前胸は幅広く、背部に「火」の字形の黒紋がある。黄土色、灰黄色...タケトラカミキリ230616

  • キリウジガガンボ230614

    キリウジガガンボ。最も一般的なガガンボの一つ。これまで何故か掲載する機会に恵まれませんでした。場所はリアルKONASUKEの部屋(笑)分類:ハエ目長角亜目ガガンボ下目ガガンボ上科ガガンボ科ガガンボ亜科体長:14~18mm翅長:20~22mm分布:北海道、本州、四国、九州平地~低山成虫の見られる時期:3~6,9~11月(年2化)幼虫で冬越しエサ:成虫・・・水、花の蜜幼虫・・・土中の腐食物、植物の芽、イネ、ムギなどの若い根その他:比較的大型で個体数も多く、最も身近なガガンボの一つ。翅の前縁に暗褐色部がある。平均棍は淡褐色。胸部は灰褐色で、中胸背面に不明瞭な黒褐色の縦条がある。腹部は淡黄褐色で、背面両側に暗色の縦帯がある。触角の基部3節は黄褐色で、4節以降は暗色。♀は腹部の先が尖る。成虫は春と秋に発生する。灯火...キリウジガガンボ230614

  • キイロツヅリガ♂220710

    キイロツヅリガ。黄色地に、うっすらと、紅色の横線や外縁の縁取りがあります。♂のようです。♀は地色が暗くなる傾向があって、横線ももっとハッキリしていることが多いようです。愛知県豊川市と東三河の蛾類観察キイロツヅリガ♂220710

  • ヒメキホソバ220710

    ヒメキホソバ。黄色い翅にゴマダラ模様。類似種はないので、同定は容易。東北以南は山地性だそうです。分類:チョウ目ヤガ上科ヒトリガ科コケガ亜科翅を広げた長さ:第1化28~30mm第2化22~26mm分布:北海道、本州、四国、九州東北以南では山地性成虫の見られる時期:5月、7~8月、9月越冬態?エサ:成虫・・・花の蜜幼虫・・・地衣類その他:前翅は黄色地に細かい点を散布する。灯火にも飛来する。参考:DigitalMothsofJapanみんなで作る日本産蛾類図鑑虫ナビ北河内昆虫記岐阜聖徳学園大学教育学部川上研究室留萌振興局広島市森林公園こんちゅう館富山県産蛾類博物館あおもり昆虫記東北森林管理局福岡教育大学昆虫綱Insectaフォト蔵私の虫日記四国産蛾類図鑑自然ウォチングヒメキホソバ220710

  • ゼニガサミズメイガ220710・18

    ゼニガサミズメイガ。橙黄褐色地に白い斑紋があります。地色は、冒頭の個体のように明るいものと、この個体のように暗いものがあるようです。①前・後翅外縁部:地色より明るい②前・後翅亜外縁部:白色帯③前翅翅底部の白紋:三角形④後翅亜外縁部:銀白色紋はない⑤後翅中央の白色帯:黒帯で囲まれるRDB:宮城県:準絶滅危惧種分類:チョウ目メイガ上科ツトガ科ミズメイガ亜科翅を広げた長さ:16~20mm前翅の長さ:8~10mm分布:本州(宮城県以南)、四国、九州平地~山地成虫の見られる時期:7~8月越冬態?エサ:成虫・・・?幼虫・・・不明その他:橙黄褐色地に白い斑紋がある。前・後翅の外縁部は地色より明るく、亜外縁に白色の帯がある。後翅亜外縁部に銀白紋はない。(ギンモンミズメイガでは、後翅頂寄りに銀白紋が3つ並ぶ。)前翅翅底部の...ゼニガサミズメイガ220710・18

  • ヨツスジヒメシンクイ220710

    ヨツスジヒメシンクイ。小さい蛾です。画面の左下にチラリと写っているのが、ノコギリカミキリの脚。これだけでも、どれだけ小さいか、お分かりいただけるのでは?ヤブマメヒメシンクイ(食草:ヤブマメ)という類似種がいるそうで、同定間違いの可能性もあります。ところで、この蛾の最大の特徴である4本の縞模様ですが。複数のサイトで、「外縁の中央付近にある」旨の記述が見られます。しかし、どう見ても縞模様があるのは「後縁」です。どこかで写し間違いがあったものと思います。情報を拾った時は、発信する前に、必ず自分の頭で考えることが必要だなと。自戒を込めて思う次第です。KONASUKEの過去の記事にも相当な間違いがあり、気付いた時にボチボチと直しています。( ̄▽ ̄;)その際、全てを削除せずに、ダブルバーを引いて直したり、赤字で修正部...ヨツスジヒメシンクイ220710

  • モンキアシナガヤセバエ220630

    モンキアシナガヤセバエ。樹液に集まる、体の細長いハエの仲間です。似た仲間にホシアシナガヤセバエがいますが、本種は複眼が赤く、翅に黒紋がありません。①複眼:赤色②胸部背板:模様は単純な縦筋のみ③翅:黒斑はない④脚:橙黄色の輪環がある分類:ハエ目短角亜目ヤセバエ上科ナガズヤセバエ科体長:10mm分布:本州、四国平地~丘陵成虫の見られる時期:5~8月越冬態?エサ:成虫・・・クヌギ、アベマキ、コナラなどの樹液幼虫・・・?その他:日本産ナガズヤセバエ科は本種とホシアシナガヤセバエのみが知られる。複眼は赤い。翅に黒紋はない。胸部背面の模様は縦線のみ。(ホシアシナガヤセバエは、複眼が暗褐色、翅に暗色の小斑紋が複数あり、胸部背面の模様は比較的複雑。)脚に橙黄色の輪環がある。♀は樹液の出る樹木の幹に産卵する。森林で見られる...モンキアシナガヤセバエ220630

  • クロマダラシロヒメハマキ220629

    クロマダラシロヒメハマキ。よく見られる種のようですが、資料は少ない感じです。①前翅前縁の中ほどに大きなカギ状の黒紋がある②外縁に近い方に、ヒメハマキガ亜科特有の斑紋がある別名:ゴマダラシロヒメハマキ、クロマダラシロハマキ分類:チョウ目ハマキガ上科ハマキガ科ヒメハマキガ亜科翅を広げた長さ:16~19mm分布:北海道、本州、四国、九州垂直分布?成虫の見られる時期:6月~8月(暖地では5月~)越冬態?エサ:成虫・・・不明幼虫・・・ミヤマザクラ、ナナカマド、アズキナシ、エドヒガン、ソメイヨシノ、ズミ、ミチノクナシなどバラ科植物の葉その他:前翅前縁の中ほどに、大きなカギ状の黒い斑紋がある。(ニセモンシロスソモンヒメハマキにはない。)斑紋には濃淡等、多少の変化があるが、ほぼ安定している。よく灯火に飛来する。幼虫は食草...クロマダラシロヒメハマキ220629

  • アカグロマダラメイガ220629

    アカグロマダラメイガ。資料が少ないです。分類:チョウ目メイガ上科メイガ科マダラメイガ亜科翅を広げた長さ:?分布:北海道?、本州、四国?、九州山地成虫の見られる時期:夏越冬態?エサ:成虫・・・?幼虫・・・不明その他:前翅は淡褐色~赤褐色。内横線は波状をなし、その内側は赤味が強い。外横線は中央部で外側に突出する。全体に青みがかる。灯火に飛来することもある。個体数は少ないと思われる。参考:みんなで作る日本産蛾類図鑑昆虫綱Insecta四国産蛾類図鑑東京昆虫館愛知県豊川市と東三河の蛾類観察こんちゅう探偵団アカグロマダラメイガ220629

  • モンシロクロノメイガ220629

    モンシロクロノメイガ。前回はモンシロルリノメイガ。何ともまぁ、紛らわしい名前。他にも・オオモンシロルリノメイガ・モンキクロノメイガ・コガタシロモンノメイガなどがいて、印象もちょっと似ているものだから、ややこしい。特にモンキクロノメイガは似ています。ネット上にも誤同定がちらほら。食草については、「飼育下におけるモンシロクロノメイガSylleptesegnalis(Leech)の幼生期及び寄主植物」という論文がありますが。有料のサイトでなければ閲覧できず、手続きも面倒そう。問い合わせ・見積→申し込み→利用IDの発行→利用開始しかも法人とかじゃないと利用できないっぽい?なので、今回はパス。( ̄▽ ̄;)①前翅外横線a)白紋は細長く、前縁から少し離れるb)ほとんど消えることが多い②四角形に近い紋③後翅中央:淡黄色の...モンシロクロノメイガ220629

  • モンシロルリノメイガ2206029

    モンシロルリノメイガ。黒褐色地に黄白色紋があります。前翅の大きな黄白色紋は、外縁側が凹んでいて、(コ)ヨツメノメイガの黄白色紋に形が似ていますね。後翅に柄杓型の紋があるノメイガはいくつかいますが。本種では柄杓の底がしっかりと角張っていますね。そして、前縁側に出っ張りがあります。よく似ている種にオオモンシロルリノメイガがいますが。斑紋は丸味を帯びて互いに繋がりやすく、後翅の基部にも黄白色紋があるようです。①前翅・黄白色紋a)中小2つが横に並ぶb)大きい紋は外縁側が凹む、前縁から離れる②後翅・黄白色紋:大きいc)後縁に向かって帯が伸びるd)しっかり角張るe)前縁側に出張る③後翅基部:黄白色紋はない分類:チョウ目メイガ上科ツトガ科ノメイガ亜科翅を広げた長さ:22~25mm分布:本州、四国、九州垂直分布?成虫の見...モンシロルリノメイガ2206029

  • オオキバラノメイガ220626

    オオキバラノメイガ。大型のノメイガで、黄色地に黒褐色の横線があります。翅はしばしば紫っぽい光沢があるようです。①前翅内横線:S字状にカーブし、後縁で外側に流れる②前翅前縁中央寄り:大小2つの黒褐色紋a)横線とつながってしまうことがある③前翅外横線:「く」の字に外側に曲がるb)繋がることがある④しばしば紫色の光沢がある別名:トチノメイガ分類:チョウ目メイガ上科ツトガ科ノメイガ亜科翅を広げた長さ:35~42mm分布:北海道、本州、四国?、九州平地~山地成虫の見られる時期:7~8月(年1化)幼虫で冬越し?エサ:成虫・・・不明幼虫・・・エンコウカエデ、イタヤカエデ、トチノキその他:翅は全体的に黄褐色で、しばしば紫がかった光沢がある。♀は♂より翅幅が広く、はるかに明るい色彩。♂には暗化した個体もしばしば見られる。前...オオキバラノメイガ220626

  • セウスイロハマキ220626

    セウスイロハマキ。茶色でテカテカしてて、点々と黒点・・・。何と言うか・・・美味しそう!(笑)だって、何か、大学芋っぽいんだもの(笑)前翅中央の黒色鱗の隆起がまた、黒ゴマっぽくてgood!①前翅前縁:弧を描くa)茶褐色、特に前方が濃い②前翅後縁寄り:淡黄色③鉛色の光沢のある不明瞭な横帯;見る角度によって見えたり見えなかったりする④前翅中央:黒色鱗の瘤起が並ぶ分類:チョウ目ハマキガ上科ハマキガ科ハマキガ亜科翅を広げた長さ:11~17mm分布:北海道、本州、四国、九州平地~低山地成虫の見られる時期:4~11月(年3化程度、関東5~10月)越冬態?エサ:成虫・・・不明幼虫・・・キイチゴ、クマイチゴ、ニガイチゴ、モミジイチゴ、クサイチゴ、リュウキュウバライチゴなどイチゴ類、ハギの葉その他:前翅前縁は弧を描く。前翅前...セウスイロハマキ220626

  • ミツノゴミムシダマシ♂230621

    ミツノゴミムシダマシ。♂の頭部に3本のツノがあるゴミムシダマシ。真ん中の角は平たくてY字状。両側の角は、キリンの角みたいね。まぁアレは厳密には5本だけど。灯火に来ました。①♂は頭部に3本の突起があるa)中央の突起:Y字型で直立・扁平、頭楯前縁から出るb)複眼内側の角状突起:金茶色の長捲毛を密生②前頭側縁:複眼上に張り出すが、複眼を上下に分断しない(♂♀とも)③触角先端4節:平たく潰れる④上翅:点刻列からなる浅い条溝⑤脚:赤褐色分類:コウチュウ目ゴミムシダマシ上科ゴミムシダマシ科ゴミムシダマシ亜科体長:13~18mm分布:北海道、本州、四国、九州平地~山地成虫の見られる時期:4~10月(年1化)成虫で冬越しエサ:成虫・・・枯木、カワラタケ等のキノコ幼虫・・・キノコその他:♂は、頭部に3本の角状突起があり、♀...ミツノゴミムシダマシ♂230621

  • シラオビゴマフケシカミキリ220621

    シラオビゴマフケシカミキリ。極小のカミキリムシです。灯火に飛来しました。分類:コウチュウ目ハムシ上科カミキリムシ科フトカミキリ亜科体長;5~8mm分布:北海道、本州、四国、九州平地~山地成虫の見られる時期:5~9月越冬態?エサ:フジ、ニセアカシア、ネムノキ、ミズナラ、コナラ、カエデ、クワ、ヤマグワ、イチジク、サワグルミ、オニグルミ、コバノヤマハンノキ、オヒョウ、エゾエノキ、イヌビワ、タブノキ、アカメガシワなど広葉樹の枯枝、伐採枝(特にフジ類)その他:黒褐色で、暗赤褐色の微毛を生じる。上翅には白色微毛による小紋を散らし、中央には白色微毛による斜めの横帯がある。上翅の白紋は若干変異があり、白紋を欠く個体もいる。胸部は左右に大きく張り出し、先は尖る。灯火にも飛来する。温~暖帯林帯の森林・林縁で見られる。個体数は...シラオビゴマフケシカミキリ220621

  • マダラニジュウシトリバ220621

    マダラニジュウシトリバ(旧名:ニジュウシトリバ)。前々から見てみたかった蛾です。前後翅が、それぞれ6本の枝に分かれており、羽毛状になっています。4枚の翅が6本ずつに分かれるので、4×6=24「二十四鳥羽」ってことですね。何とも傾(かぶ)いていて、カッケ~!連想するのは天狗の羽団扇か、諸葛亮孔明か?ジュディ・オングのあの歌が脳内に流れてしまうのは、KONASUKEだけ?(笑)いや、他にもいた(笑)こういう羽毛状の翅というのは小蛾類に見られる構造ですが。空気を捕まえて飛ぶことができるようです。それも小さいからならではでしょうけど。分類:チョウ目ニジュウシトリバガ上科ニジュウシトリバガ科翅を広げた長さ:13mm分布:北海道、本州、四国、九州平地~山地成虫の見られる時期:3~10月(年2~3化)成虫で冬越しエサ:...マダラニジュウシトリバ220621

  • ウツギヒメハナバチ230528

    ウツギヒメハナバチ。動き回る上に、撮影時は強風が吹いていて、ブレブレ写真です。_  ̄ ○ウツギの花も終わりだし、来年への宿題かなぁ?①後脚:花粉を付けているのは♀②♀の頭部:角張る③第2~4腹節後縁:明瞭な白色毛の横帯分類:ハチ目細腰亜目ハナバチ上科ヒメハナバチ科体長:♂10~11mm♀12~13mm分布:本州、四国、九州垂直分布?成虫の見られる時期:5~6月蛹で冬越しエサ:成虫・・・もっぱらウツギ、ヒメウツギの蜜、花粉(特にウツギ)幼虫・・・花粉団子その他:黒色でツヤがあり、♀の頭はやや角張る。(頬(複眼の後ろ)の幅が複眼の幅の1.5倍ほど)♂は一回り小さく、頭楯に黄緑色の斑紋がある。♀が花粉や蜜を集めるため、後肢に花粉を付けているのは♀。第2~4腹節後縁に明瞭な白色毛の横帯があり、第2・3節の帯は中央...ウツギヒメハナバチ230528

  • シロスジヒゲナガハナバチ♂230528

    シロスジヒゲナガハナバチ。アザミで夢中で吸蜜中です。触角が長いので、♂ですね。これまでにも、何度かヒゲナガハナバチ類の撮影に挑戦してきましたが。動き回って上手く撮れません。今回、ようやく、種の特定に必要な翅脈が撮れたので、とりあえずアップ。水色でなぞった翅脈が2個なので、シロスジヒゲナガハナバチ。これが3個なら、ニッポンヒゲナガハナバチ。色彩は個体差があるので、同定には使えません。分類:ハチ目細腰亜目ハナバチ上科ミツバチ科体長:12~15mm分布:本州、四国、九州平地~山地成虫の見られる時期:4~6月越冬形態?エサ:成虫・・・ムラサキツメクサ、カラスノエンドウ、ナヨクサフジ、レンゲソウ、ヒメオドリコソウ、ムラサキケマン、ヒメジョオンなどの花の蜜幼虫・・・親の集めた花の蜜や花粉その他:♂は触角が長く、毛色は...シロスジヒゲナガハナバチ♂230528

  • アオイトトンボ♀230528

    アオイトトンボ。この辺では割と普通に見られますが、まだ掲載していませんでした。腹の先が明らかに膨らんでいて、♀ですね。①翅胸側面の金緑色部の先端:第2側縫部に接する程度②第2側縫線③オオアオイトトンボでは、この辺まで金緑部が延びることが多い④腹端:♀は明らかに膨らむ⑤産卵管a先端部:腹部先端を超えないb側片の下側:成熟すると黒くなるRDB:絶滅危惧Ⅰ類:宮崎県、鹿児島県絶滅危惧Ⅱ類:千葉県、東京都、高知県準絶滅危惧種:長崎県分類:トンボ目均翅亜目アオイトトンボ科アオイトトンボ亜科全長:♂34~48mm♀35~48mm腹の長さ:♂25~37mm♀26~35mm後翅の長さ:♂18~25mm♀20~27mm分布:北海道、本州、四国、九州平地~山地の止水成虫の見られる時期:4~11月(年1化・茨城県7月~10月中...アオイトトンボ♀230528

  • ハラボソムシヒキ230528

    ハラボソムシヒキアブ(ナカノホソムシヒキ)。細身で小型のムシヒキアブ。他のムシヒキアブみたいに毛深くない(笑)ハエ目の何かを捕食中。①複眼:紫色②前脚・中脚:黄褐色③後脚:a腿節:中央付近が広く黒色b脛節以降:黒褐色④腹部第3~5節:黄白色の斑紋分類:ハエ目短角亜目ムシヒキアブ下目ムシヒキアブ上科ムシヒキアブ科アシナガホソムシヒキ亜科体長:9~11mm分布:北海道?、本州、四国、九州平地~山地成虫の見られる時期:5~8月(年1化)幼虫で冬越しエサ:成虫・・・ハエ目、ハチ目、小蛾類、コガネムシ類、ハムシ類などの小昆虫の体液幼虫・・・小昆虫、ミミズ、ワラジムシ、ダンゴムシなど土壌性の小動物から吸汁するその他:見た目はハチに似ている。体色は黒色で、紫色の複眼が特徴的。脚は黄褐色で、後脚の腿節は中央付近が広く黒色...ハラボソムシヒキ230528

  • トホシオサゾウムシ230528

    トホシオサゾウムシ。細長い体型で、茶色に黒い紋があります。でも、どう見ても、10個は星がないんですけど?(笑)分類:コウチュウ目ゾウムシ上科オサゾウムシ科オサゾウムシ亜科体長:5.8~7.9mm分布:本州、四国、九州平地~山地成虫の見られる時期:5~7月、10月?(年1化)幼虫で冬越しエサ:成虫・・・花、クヌギの樹液幼虫・・・ツユクサその他:細長い体型で、赤褐色地に黒い紋がある。前胸背板は中央隆起条に沿って両側が窪む。成虫はクヌギから採集でき、ツユクサにも集まる。草上性で、樹林と林縁、公園、社寺林など、やや湿度の高い環境を好む。昼行性で活動はやや活発、比較的よく飛翔する。驚くと死んだふりをすることもあるようだ。普通種で個体数も多い。交尾後の♀は、ツユクサなどの茎に口吻で穴を開け、中に産卵する。参考:原色日...トホシオサゾウムシ230528

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