モントガリバ。茶色の翅にピンクの紋があるトガリバガ。類似種がいくつかありますが、斑紋で区別がつきます。分類:チョウ目カギバガ上科カギバガ科トガリバガ亜科翅を広げた長さ:♂31~35mm♀33~38mm前翅の長さ:17~18mm分布:北海道、本州、四国、九州平地~山地成虫の見られる時期:5~10月(年2~3化?、南西諸島では通年発生?)蛹で冬越しエサ:成虫・・・ヤナギなどの樹液、腐果など幼虫・・・エビガライチゴ、モミジイチゴ、クロイチゴ、カジイチゴなどキイチゴ類の葉その他:茶色の前翅にピンクがかった斑紋がある。前翅の斑紋・色彩は安定しているが、南下するにつれて色彩は濃厚となる。前胸の毛は盛り上がる。触角は♂♀ともに葉片状で♂では長毛が生じる。普通種で個体数も多い。広葉樹を中心とする樹林と林縁、公園、社寺林な...モントガリバ230525
ルリクチブトカメムシ。紺色の光沢があるカメムシ。口吻は太くて、ハムシの幼虫、蛾の幼虫などを捕食します。RDB:千葉県:絶滅危惧Ⅱ類京都府:要注目種分類:カメムシ目カメムシ亜目カメムシ下目カメムシ上科カメムシ科クチブトカメムシ亜科体長:6~8mm分布:北海道、本州、四国、九州平地~低山成虫の見られる時期:4~10月成虫で冬越しエサ:ハスモンヨトウ、シロイチモンジヨトウ、ヨトウガ、モンシロチョウなどのチョウ目の幼虫や、チョウジタデトビハムシ、ヒメカミナリハムシ、イチゴハムシ、ニレハムシなどのハムシの幼虫を捕食するその他:口吻は太い。全身が金属光沢のある青藍色。灌木のある湿った草原、畑地、雑草地の地表や植物の根元などで見られる。特にイチゴ類やヤナギ類につくカミナリハムシ類の幼虫を好んで捕食する。イチゴカミナリハ...ルリクチブトカメムシ230525
アオバアリガタハネカクシ。田んぼなどの湿った場所の落ち葉下、石の下などで見られます。オレンジ色の体に、緑色の鞘翅。これは警戒色なのでしょう。体液には毒(ペデリン)があり、皮膚に付着すると、火傷に似た水ぶくれなどの炎症を起こします。人呼んで「やけど虫」。キャンプの灯りにも飛来するので、注意が必要。手で叩いたり潰したりするのは厳禁です!人体に付着した場合は、息で吹き飛ばすようにしましょう。ハネカクシの仲間でも、これだけ強力な毒を持ち、線状皮膚炎の原因となるものは他にいないようです。毒物質ペデリンは、本種から同定されたため、本種の学名に因むのだとか。一方で、アブラムシやウンカなどの幼虫を食べてくれる益虫でもあります。また、ハネカクシの後翅を細かく畳む仕組み(左右非対称)を、宇宙空間での太陽電池パネルに応用する研...アオバアリガタハネカクシ230525
ムネグロメバエ。ちょっと見た目ハチに似ていますが、ハエの仲間です。前翅の下に、黄色い平均棍がハッキリ写っていて、ハエ目であることを主張しています。お得意の前脚シャカシャカも、ハエですねぇ。もっとも、上から写真を撮らせてくれなかったので、ハチに似た感じが出ませんけどね( ̄▽ ̄;)上から見ると、ウエストが細く括れていて、腹も明暗の縞模様で、ハチっぽいんですよ。色彩てきには、キボシアシナガバチ似ですかねぇ。やたらと細い口吻の先に、花粉が付いているようです。人間だと、食事後にケチャップとかマヨネーズとか、口の周りにベッタベタって感じ(笑)触角は根元がくっ付いていて、Y字のような、独特の形。触角が長めなのも、ハチ感を醸し出します。♀は腹の先が独特の作りになっているんですけど。それもこの写真では分かりませんねぇ。残念...ムネグロメバエ230524
イシダアワフキ。頭部~前胸背にかけての正中線に、明瞭な黄色い線が走ります。ヨモギの茎の股のところにいて、驚くと、ピョ~ン、と跳んで逃げます。そしてまた、ヨモギの茎の股にいるという(笑)幼虫の食草がヨモギということから、間違いないだろうと思います。アワフキムシの幼虫は、自分の排泄物を泡立てて、中に潜み、植物の汁を吸います。地方によってはこの泡を、「蛇の唾」「蛙の唾」とか呼ぶそうです。分類:カメムシ目ヨコバイ亜目アワフキムシ上科アワフキムシ科翅端までの長さ:♂9~10.5mm♀10~11.5mm分布:北海道、本州、四国、九州垂直分布?成虫の見られる時期:5~10月(年1化)卵で冬越しエサ:成虫・・・グミ属(グミ科)、ヤナギ属(ヤナギ科)、カツラ属(カツラ科)幼虫・・・ヨモギ属(キク科)、ヤブジラミ(セリ科)、...イシダアワフキ230524
走行距離545.2㎞÷給油26.84ℓ≒20.3㎞/ℓ強前回から約1.2㎞/ℓ弱のアップ。前々回と比較して約0.6㎞/ℓ弱アップ。今年に入って初の20㎞/ℓ台です。まだ時々、寒い日があります。皆さん、くれぐれも体調に気を付けて下さいね。これまでの燃費2016/12/1018.6㎞/ℓ弱2016/12/2818.7㎞/ℓ弱2017/01/1617.1㎞/ℓ弱2017/02/0816.7㎞/ℓ強一回不明2017/03/1617.7㎞/ℓ弱2017/04/0617.7㎞/ℓ弱2017/04/2520.9㎞/ℓ強2017/05/2220.4㎞/ℓ弱2017/06/1621.5㎞/ℓ強2017/07/1321.1㎞/ℓ弱2017/08/1121.0㎞/ℓ弱2017/09/0320.1㎞/ℓ強2017/09/3020...ソリオの燃費230525
ヒメカツオブシムシ。一般的には、ヒメマルカツオブシムシが有名ですが。これも同じく、衣類の害虫とされます。普段はこんな風に、頭を腹側に入れていて、丸っこく見えるんですが。逃げる時はこんな風に頭を出して走るので、ちょっと細長く見えますね。①体色・体型:全体に黒く、楕円形②前胸背板周辺・上翅基部:黄金色毛③触角・脚:赤褐色分類:コウチュウ目ナガシンクイムシ上科カツオブシムシ科ヒメカツオブシムシ亜科体長:3.2~4.8mm分布:北海道、本州、四国、九州垂直分布?成虫の見られる時期:4~7月(1~2年1化)幼虫で冬越しエサ:成虫・・・デイジーやマーガレット、タンポポ、ノースポール、ヒナギクなどキク科の花蜜、花粉幼虫・・・絹織物、羽毛、皮革などの衣料繊維、汗や食品で汚染された綿・化学繊維、蚕繭、剥製、標本、乾物、ペッ...ヒメカツオブシムシ230514・20
ホソトガリバ。鏡の端に掴まっていたので、横からしか撮れませんでした。環状紋が大きいです。類似種のオオバトガリバは環状紋が小さい。名前がややこしい。ホソトガリバオオバトガリバ以前はホソバトガリバだったそうだが、改称されたのだそう。何でそんなややこしいことを(笑)誰か知ってる人、いたら教えて下さい。①前翅横線:濃色で屈曲が強い②環状紋:大きく丸い③腎状紋:細長いⓐ底部をうめる黒斑が強い④②③は離れることが多い⑤亜外縁線:前翅頂から伸びる⑥三角形の白紋分類:チョウ目カギバガ科トガリバガ亜科翅を広げた長さ:36~42mm♂44~48mm♀47~50mm前翅の長さ:20~24mm分布:北海道、本州、四国、九州平地~山地成虫の見られる時期:5~6月、7~8月(年2化)幼虫で冬越しエサ:成虫・・・クヌギ、コナラ、ヤナギ...ホソトガリバ230516
ヤマトシギアブ。黒っぽいシギアブの仲間です。複眼が離れているので、♀ですね。いつもの一晩中灯りが点いているトイレに居ました。分類:ハエ目短角亜目アブ下目アブ上科シギアブ科体長:13mm前後分布:本州、四国、九州山地成虫の見られる時期:5~8月越冬形態?エサ:成虫・・・不明幼虫・・・不明その他:黒っぽい体色のシギアブ。胸部は黒色で、灰黄色の縦筋がある。翅は黒色を帯び、翅脈は黒色。脚は黄褐色。♂は複眼が接するが、♀は離れる。♂はやや小型で黒っぽく、♀は♂より大型で色が淡い。山地で普通に見られる。水辺の樹木で見られることが多いようだ。参考:虫ナビ荒川の自然身近な生き物の記録~昆虫と野鳥と時々その他~虫撮り人田中川の生き物調査隊自然からのたよりご近所の小さな生き物たち昆虫エクスプローラ多摩の虎視岐阜聖徳学園大学教...ヤマトシギアブ♀230516
オオトウアツバ。前翅の前縁に、黒褐色の三角紋が並びます。ところで、和名は「オウトウ」ではなく、「オオトウ」なんですね。最初、「桜桃」かと思って。検索したら、ほとんど引っかからない(笑)同じく「オオトウ」が付く蛾に「オオトウウスグロクチバ」があって、紀伊半島の大塔山が由来(「みん蛾」)だそうなので、本種も同じ由来でしょう。「DigitalMothofJapan」に、「紀伊半島を模式産地とするHyposadaotoensisMarumo,1920,はpetrina(オオトウアツバの学名:KONASUKE注)の異名である(syn.n.)」とあるので。分布について、「かたつむりの自然観撮記」には「関東南部以西」とありますが、「北茨城周辺の生き物」「あおもり昆虫記」にも載っているので、現在は本州全般にいると思ってい...オオトウアツバ230516
拙ブログは、今月で、立ち上げてから10周年になりました!これも見て下さる皆様のおかげです。ありがとうございます!・・・ホントは5/8だったんだけど。すっかり忘れてました。( ̄▽ ̄;)ご挨拶が遅くなり、申し訳ありませんでした。呆れず、これからもよろしくお願いいたします。10周年・ありがとうございます!
ルリオオキノコ。灯火に飛来しました。別名:ルリオオキノコムシ分類:コウチュウ目ヒラタムシ上科オオキノコムシ科オオキノコムシ亜科体長:5.5~8mm分布:北海道、本州、四国、九州丘陵~山地成虫の見られる時期:4~11月(茨城県5~7月)越冬態?エサ:成虫・幼虫・・・カイガラタケ、カワラタケなどのキノコその他:前胸背板前角に孔点がなく、小あご内葉は鋭く隆起する(属の特徴)。体は黒色で、上面は青藍色を帯びた鈍い光沢がある。頭部・前胸背面はまばらに点刻され、上翅には点刻列がある。クロチビオオキノコ(3~4mm)より大きい。クロハバビロオオキノコより上翅の幅が狭い。主に広葉樹林で見られる。枯木に生えたカイガラタケ、カワラタケなどのキノコに集まる。普通種。灯火に飛来することもあるようだ。参考:茨城の昆虫生態図鑑(メイ...ルリオオキノコ230516
マエジロヨコバイ。よく似た名前に「マエジロオオヨコバイ」があります。そっちの方は載ってるサイトが多いのですが。マエジロヨコバイの方は、ほとんど載ってません。何で?まぁ、「虫ナビ」さんには両方載っているし、「日本昆虫目録」(日本昆虫学会/星雲社/2016.3)にも両方載ってるので、単なる記載間違いではないですね。他にもマエジロイチモンジヨコバイ(マエジロヒロヨコバイ)がいて紛らわしい。分類:カメムシ目ヨコバイ亜目ヨコバイ科ヨコバイ亜科体長:約4mm分布:本州、四国垂直分布成虫の見られる時期:4~5月越冬態?エサ:成虫・幼虫・・・植物の汁その他:全体的に汚黄褐色。前翅前縁は白色。雑木林の下草で見つかる。寄主植物は不詳。灯火によく飛来する。生態が良く分かっていないようだ。参考:虫ナビWildlifeResear...マエジロヨコバイ230516
マエキリンガ。①頭部は白色②前翅後縁:褐色斑③前翅外横線:茶褐色の帯状別名:マエキイラガ分類:チョウ目コブガ科リンガ亜科翅を広げた長さ:25~28mm分布:本州、四国、九州平地~山地成虫の見られる時期:5~6月、7~8月(年2化?)蛹で冬越しエサ:成虫・・・幼虫・・・イヌシデ、クマシデその他:頭は白色。前翅は一様に黄褐色。第1化では、やや濃色な茶褐色の外横線が目立つ。第2化では、後縁上の褐色斑とその内側の淡色影のみを表わす。翅を立てて止まる。広葉樹を中心とする樹林と林縁、公園、社寺林などで見られる。夜行性で、灯火に飛来することも多い。普通種で個体数も多い。繭は樹上ではなく石面などに作られる。ボート型で構造は粗く、表面は土粒や地衣などで覆われる。参考:ポケット図鑑日本の昆虫1400①(文一総合出版)Digi...マエキリンガ230516
コガタヒメサビキコリ。小型のサビキコリです。似た種にヒメサビキコリがおり、同定間違いの可能性があります。RDB:絶滅危惧Ⅱ類:徳島県要注目種:京都府分類:コウチュウ目コメツキムシ科体長:6~9mm分布:本州(関東以西、北限は新潟県~栃木県付近)、四国、九州平地~山地成虫の見られる時期:3~10月成虫で冬越しエサ:成虫・・・捕食性だが詳細不明幼虫・・・?その他:体は扁平で幅広。体色は黒褐色で、褐色淡鱗毛を生やすが目立たない。地域によって体形や体色に変化が見られる。関東地方の低地や海浜近くのものは暗褐色を呈し、伊豆大島は栗色。「京都府レッドデータ2015」には、「触角・前胸背後角・肢部は多少とも赤褐色が普通で、稀に全身が赤褐色の個体もある。一般にヒメサビキコリ(8.0~11.0mm)より小型で赤褐色部が多く、...コガタヒメサビキコリ230516
タラフタオアブラムシ。タラノキに付くアブラムシと言えば本種なので、まぁ、見た目から言っても間違いないかと。タラノキの新葉の裏面に付くとされますが、この時は枝にコロニーを形成していましたね。タラノキは二次寄主で、他にウドもあるため、別名ウドフタオアブラムシとも言うようです。一次寄主はヤナギ類とされます。(アブラムシの多くは、季節によって寄主が変わります。)尾端に二重に尾状突起があるように見えることから「二尾」。上は腹部第8節背面の指状突起体、下が真の尾片。もっと解像度の良いカメラが欲しいね。別名:ウドフタオアブラムシ分類:カメムシ目ヨコバイ亜目アブラムシ上科アブラムシ科アブラムシ亜科体長:分布:成虫の見られる時期:5月~8月中旬卵で冬越し?エサ:一次寄主:ヤナギ類二次寄主:タラノキ、ウド、カミヤツデその他:...タラフタオアブラムシ(ウドフタオアブラムシ)220602
カバイロシマコヤガ。ビオトープ天神の里にて、日中に撮影。葉の裏に隠れていた。①翅頂:尖る②縁毛:濃い紫赤色③内横線④外横線※③④は薄い⑤前翅前縁の白色紋:明瞭、前縁に向かって幅広にならない⑥頭頂(触角間):白色分類:ヤガ科ベニコヤガ亜科翅を広げた長さ:17~21mm分布:本州、四国、九州平地~山地成虫の見られる時期:7~9月(年1化)幼虫で冬越しエサ:成虫・・・詳細不明幼虫・・・地衣類その他:前・後翅とも光沢がある茶褐色~橙赤褐色で、モモイロシマコヤガほど赤味を帯びない。翅頂は尖る。縁毛は濃い紫赤色。外横線に接する白色紋は鮮明だが、前縁に向かって幅広にならない。(モモイロシマコヤガでは大きな三角形になる。)内外横線は薄め。(モモイロシマコヤガでは暗色に縁取られる。)頭頂(触角間)は白色。広葉樹を中心とする...カバイロシマコヤガ220701
ミヤマヒラタハムシ(5/5)。羽化殻が傍にあり、羽化後間もないと思われます。実際、カメラを向けるまでは、もっとそばにいましたし。5/2に撮影した蛹。テントウムシの蛹と同じように、腹の先が葉に固定され、上半身は浮き気味です。触ると、ピクピクと動きました。何の蛹だろう?と思い、一応、撮影しておいたのですが。ミヤマヒラタハムシでしたね。クルミハムシと近縁だそうで。そう言えば、すぐそばでカメノコハムシの幼虫を見つけましたよ!何でこんなヤナギもクルミもないとこに居るのかと思ったら!もしかして、近縁なミヤマヒラタハムシの卵を食べるのかも!ぜひ、現場を押さえたいものです。分類:コウチュウ目ハムシ上科ハムシ科ハムシ亜科体長:6.2~7.7mm分布:北海道、本州、四国平地~低山成虫の見られる時期:4~9月(北海道は年1化)...ミヤマヒラタハムシ蛹・羽化後230502・05
フタモンアシナガバチ。第2腹節の背板には、二つの黄色斑があります。(和名の由来。)近縁種との区別ですが。トガリフタモンアシナガバチは、北海道に生息し、本州では秋田県のみで記録があるとのことで、茨城県には居ませんね。♀の大アゴが全体に黒く、前胸背後縁の黄条が前方で途切れず、前胸背板前縁の黄条とつながるそうです。又、♂の頭楯前縁は鋭く尖るそうです。これらの特徴について、大アゴの色が逆に書いてあったり、画像が逆になっていたり、果ては同じフタモンアシナガバチを別種として解説しているサイトもあり、かなりのカオスです。KONASUKEもかなり混乱したので、北海道のサイトに限って画像を確認し、どうやらトガリフタモンアシナガバチ♀の大アゴの色は黒色であるという結論に至りました。キイロフタモンアシナガバチというのもいるらし...フタモンアシナガバチ女王バチ230510
オナガキバチの♀。体はほとんど黒色で、♀は太く長い産卵管が目立ちます。これでスギやヒノキなど多くの樹木の、主に衰弱木、枯死木、伐採木の幹に産卵します。♀の脚は基部を除いて橙黄色。♂は当然ですが産卵科が無く、脚はほとんど黒色です。ちょっと気になったのが、ネット上で「産卵管の基半は黄色」とあること。この画像では翅に隠れて見えないからかと思ったんですが。ネット上の画像でも、そのような特徴を確認できませんでした。腹側から見た話なのかなぁ?①a:産卵管本体?①b:産卵管の鞘?②触角先端部:橙黄色③後頭両側:橙黄色の楕円紋④前胸背両側:橙黄色⑤脚:基部を除き橙黄色(♂はほぼ黒色)分類:ハチ目キバチ科体長:♂10~25mm♀13~30mm(産卵管を除く)分布:北海道、本州、四国、九州丘陵~山地成虫の見られる時期:4月下...オナガキバチ♀230505
PCがついにお釈迦になった模様。まぁ、2014年から使っているから、9年になるのか。そろそろ寿命だわな。ろくにメンテナンスもしない飼い主?のもとで、よくぞここまでもったものだ(笑)一昨日からずっとビジーのままで、ウイルスバスターの更新が2日たっても止まらない始末( ̄▽ ̄;)ここらが潮時。買い換えようと思います。デジタルに弱く、チキンなKONASUKEのこと。更新再開に時間がかかるかも(笑)呆れずに見守って頂けると幸いです。PCお陀仏
ウマノオバチの♀。産卵管は実に体長の6倍もあります。シロスジカミキリの幼虫に寄生するとされ、そのシロスジカミキリをめっきり見なくなった昨今、ウマノオバチも滅多にお目にかかれません。もっとも、シロスジカミキリの幼虫に寄生するのではなく、ミヤマカミキリの蛹に寄生するのだとの指摘もあるようです。それなら、日本一の栗の産地である旧岩間地区で、もっと広範に見られても良い気がするのですが?ミヤマカミキリの蛹に寄生することは、クリの樹から得られたサンプルにより確かめられているようです。ただ、従来言われてきた、シロスジカミキリ幼虫寄生説が、完全に否定されたとは言えないのではないか、とも思えます。もう少し、色んな資料を読んでみたいですね。RDB:絶滅危惧Ⅰ類:群馬県、和歌山県、福岡県絶滅危惧Ⅱ類:青森県、山形県、千葉県、神...ウマノオバチ230505
ナラメリンゴフシ(楢芽林檎五倍子)。ナラメリンゴタマバチの虫こぶです。本来、コナラの葉が出る所に、リンゴ状の虫こぶが出来ます。まぁ、美味しそうではない(笑)何と言うか、冷蔵庫の隅っこで乾燥した、スッカスカのヤツな(笑)分類:ハチ目タマバチ上科タマバチ科体長:両性世代2mm程度、単性世代4mm程度?分布:北海道、本州、四国、九州垂直分布?成虫の見られる時期:両性世代5~6月単性世代12~1月エサ:成虫・・・?幼虫・・・コナラ、ミズナラ、カシワなどの虫こぶの内部その他:両性世代と単性世代が1回ずつ交互に出現する。世代によって成虫の形態、虫こぶの部位、形態が異なる。単性世代の♀は、真冬に若いコナラ等の新芽に産卵する。これが直径4㎝程の、リンゴのような形の虫こぶとなる。(ナラメリンゴフシ:楢芽林檎五倍子)黄白色~...ナラメリンゴタマバチ虫こぶ230505
ハエヤドリアシブトコバチ。葉裏でじっとしています。最初、いつものキアシブトコバチかとも思ったんだけど。何となく違和感。帰宅後、拡大してみると?もっと脚が黄色くなかったか?キアシブトコバチは、前・中脚脛節の上面、後脛節の上面が黄色いと思われるので、ハエヤドリアシブトコバチとしました。コマユバチアシブトコバチとは、小楯板の形状が違うように思われます。ただ、ハエヤドリアシブトコバチは、「小楯板の先端は顕著な2突起に終わる」そうで、それらしい特徴を見出せません。同定間違いの可能性もあります。その際はご容赦を。①後脚腿節:太い②後脚脛節の上面:基部近くのみ黄色③翅の基部:黄色④前脚・中脚の腿節~脛節間の関節:黄色⑤ふ節:黄色分類:ハチ目ハチ亜目コバチ上科アシブトコバチ科キアシブトコバチ亜科体長:4~7mm分布:本州...ハエヤドリアシブトコバチ230502
キヒゲアシブトハナアブ。環境の良い池沼や湿地周辺で見られるとのことですが、資料が少ないです。問題はこっちの画像。直前にはなかった何かが、腹の先から出ています。何だコレ?産卵管?①触角:黄色②後脚腿節:太い③胸部背面:3本の黒い縦筋④腹部第1~3節ⓐ黄色紋ⓑ白色の横帯⑤後脚脛節:大きく湾曲し、黄色と黒色の縞模様RDB:千葉県・絶滅危惧Ⅰ類分類:ハエ目短角亜目ハナアブ科ハナアブ亜科体長:15mm内外?分布:本州、他不明※ネット上では本州以外の生息地を確認できなかった垂直分布?成虫の見られる時期:5~6月※ネット上の情報を総合した結果成虫で冬越し?エサ:成虫・・・花粉、花の蜜幼虫・・・水中の腐植質?その他:後脚腿節は太く、触角は黄色い。体色は全体にオレンジ色。胸部背に3本の黒い縦筋がある。腹部には第1節から第3...キヒゲアシブトハナアブ230502
チャイロオオイシアブ(セアカオオイシアブ)。撮れたのはこの角度だけ。直後に逃げられました。_  ̄ ○横から見ると、腹が細長く見えるのに、真上から見ると太く見えるようです。手持ちの図鑑に載っていたのに、全く気づきませんでした。( ̄▽ ̄;)要は、潰れた饅頭みたいに平たくって、しかも曲がっているってこと。上からも撮りたかったなぁ。オオイシアブと比べて、茶色い毛が多く、特に腹部が全体的に茶色の毛に覆われます。参考までにオオイシアブ♀。茶色い毛は腹部の後半だけで、あとは黒い。ただ、オオイシアブの中にもチャイロオオイシアブと紛らわしい個体もいるらしいので、その可能性も否定できません。RDB:東京都・地域個体群分類:ハエ目短角亜目ムシヒキアブ下目ムシヒキアブ上科ムシヒキアブ科イシアブ亜科体長:15~28mm※23~とす...チャイロオオイシアブ(セアカオオイシアブ)230502
クロスジギンヤンマ。ここ数年、出会ってみたい虫に挙げていたので嬉しいです!\(^_^)/特徴は、胸に黒い筋があること。和名の由来です。普通のギンヤンマは盛夏以降に多いですが、クロスジギンヤンマは春から初夏に多いです。今回は産卵中の♀でした。次は、♂を見てみたいですね。場所はビオトープ天神の里のトンボ池。是非、ここで育って、来年も姿を見せて欲しい!①胸部:緑色②黒い筋がある③翅:概ね透明④額:T字紋がある⑤第1腹節・第2腹節基部:♀は黄色の強い黄緑色⑥第3腹節~背面:♀は黒褐色⑦銀色部はない⑧腹部各節の側面:♀は黄緑色の斑紋がある⑨顔面:やや褐色を帯びた黄緑色⑩脚:全体が黒い分類:トンボ目不均翅亜目ヤンマ科ヤンマ亜科大きさ:体長:♂68~87mm、♀64~81mm腹長:44~59mm、43~57mm後翅長:...クロスジギンヤンマ230502
キシタホソバ。これまで当ブログに掲載した種では、ムジホソバ、ヤネホソバ、キマエホソバ、ニセキマエホソバに似ています。自分自身のためにも、ちょっと違いを整理してみましょう。ムジホソバ、ヤネホソバは、胸部背面が、前翅前縁の縁取りの色と同色です。キマエホソバ、ニセキマエホソバは本種より小型です。①胸背面・前翅:灰色②頭部:黄色③前翅前縁:黄色い縁取りは細い別名:キベリホソバ翅を広げた長さ:春型32~36mm夏型27~32mm分類:チョウ目ヒトリガ科コケガ亜科分布:北海道、本州、四国、九州平地~山地成虫の見られる時期:5~6月、7月~8月(暖地では9月に第3化が出る)幼虫で冬越しエサ:成虫・・・口吻は退化しているという記述と、花の蜜などを食べるという記述がある幼虫・・・地衣類その他:以前は旧北区に広域に分布する種...キシタホソバ230427
ヨモギハエボシフシ(蓬葉烏帽子五倍子)。ヨモギエボシタマバエの虫えい(虫こぶ)です。ヨモギの葉に、赤っぽい烏帽子のような、先の尖った虫こぶができます。これはまだ、比較的小さい方ですね。さらに先が尖って、烏帽子っぽい形になります。中にハエの幼虫がおり、蛹化、羽化して、成虫が出てきます。まだ幼虫や成虫の姿は確認していないので、今後の課題ですね。分類:ハエ目カ亜目ケバエ下目Sciaroidea上科タマバエ科Cecidomyiinae亜科体長:?分布:北海道、本州、四国、九州垂直分布?成虫の見られる時期:?越冬形態?エサ:成虫・・・?幼虫・・・ヨモギの主に葉その他:ヨモギに寄生する。幼虫が寄生した部分(葉脈上)に、円錐形の虫えいが形成され、ヨモギハエボ(ウ)シフシ(蓬葉烏帽子五倍子)、ヨモギハツボフシ(蓬葉壷五倍...ヨモギエボシタマバエ虫こぶ220601
クヌギハナキホソガ。かなり小型の蛾です。頭側を持ち上げて止まります。触角は体にピッタリ付けていますね。中脚の腿節・脛節は、毛で覆われて太くなっているようです。①胸部背面:黄色②前縁:逆三角形紋ⓐ翅頂近くまで伸びる③後縁基部:黄色斑④中脚腿節・脛節:長い鱗毛が密生別名:クヌギホソガ分類:チョウ目ホソガ上科ホソガ科ホソガ亜科翅を広げた長さ:11~15mm前翅の長さ:5mm前後分布:北海道、本州、四国、九州垂直分布?成虫の見られる時期:4月、7~8月(岩手4月下旬~6月中旬、7月初旬~9月中旬)越冬形態?エサ:成虫・・・不明幼虫・・・クヌギ、コナラ、カシワ、ミズナラ、クリその他:胸部背面は黄色。前翅の地色は黄褐色を帯び、弱い紫色の光沢がある。前縁の黄色い逆三角形紋の外側辺は屈曲しながら翅頂近くまで伸びる。一般に...クヌギハマキホソガ230427
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