ソアーヴェクラッシコ“カルヴァリーノ”(SoaveClassico“Calvarino”)2009を抜栓しました。前回までの反省から内玄関(15℃)に三日置いてからの抜栓です。酸はしっかりしていますし、ミネラル感も何とか面目を保たれていましたが。オリジナルを何処かに忘れてしまったような状態でした。スムーズではありませんでしたが、不味くはありませんでした。カルヴァリーノ
イタリアワインとモカが大好きな料理人が、途方に暮れるほど愉快が溢れるイタリアワインの魅力を伝えていき
ソアーヴェクラッシコ“カルヴァリーノ”(SoaveClassico“Calvarino”)2009を抜栓しました。前回までの反省から内玄関(15℃)に三日置いてからの抜栓です。酸はしっかりしていますし、ミネラル感も何とか面目を保たれていましたが。オリジナルを何処かに忘れてしまったような状態でした。スムーズではありませんでしたが、不味くはありませんでした。カルヴァリーノ
ロマーニャアルバーナセッコ“コドロンキオ”(RomagnaAlbanaSecco“Codronchio”)2010を抜栓しました。このワインは2週間ほど遅摘みをされ一部貴腐化したアルバーナをステンレスタンクと10%の木樽で熟成をされます。ピークは過ぎているのだが、最後の力を振り絞るようにハーブとモモのネクターの香りが鼻の周りをグルグルと回り、後ろ髪を引かれる思いがありました。ヒートショックを受けやすい、早めにドロップアウトするアルバーナにあって、ここまで体面を保っている。アルバーナの見直しをすることにしました。コドロンキオ
フリウリイソンツォフリウラーノ“ドレエ”(FriuliIsonzoTocaiFriulano“Dolée”)2009を抜栓しました。自宅のセラーは冬3℃まで下がります。普段飲みしているワインは30分ほど室内に静置で問題はありませんでした。しかし、古いワインを整理して感じたことは、低温で長く保管すると開くまでに時間が掛かるにではないかと思いました。今回は内玄関で6時間、室内に入れて1時間後に抜栓しました。酸はエッジが鮮やかでしたが、香りと味わいが曖昧ではっきりしませんでした。やはりセラーの低温のせいかな、と思われました。フリウラーノドレエ
リヴィエラリグーレディポネンテ₋Riv.deiFio.₋ピガート“アルビウム”(RivieraLigurediPonenteRivieradeiFioriPigato“Albium”)2007を抜栓しました。放置し過ぎたかな。飲むのが辛い状態ではないが、ピークは完全に過ぎていました。ピガートアルビウム
A.A.ヴァッレイサルコケルナー“プレポージトゥス”(AltoAdigeValleIsarcoKerner“Praepositus”)2010を抜栓しましたオレンジを思わせる柑橘類の残滓に過熟したフルーティーな香りと味わいはドロップアウトの淵にあると思います。しかし、酸はしっかりしていました。リースリングとトロリンガーの交配品種であるケルナーはリースリングの性格が強くあれば、と期待していたのですが。肩透かしにあったようで残念でした。ケルナープレポージトゥス
フリウリイソンツォマルヴァジーアイストリアーナ“ディスクミエリス”(FriuliIsonzoMalvasiaIstriana“DisCumieris”)2006を抜栓しました。ディスクミエリスは熟成感を楽しめるのでは、と考えセラーに4ビンテージ9本保管していたワインです。結果は静置してコンデションを整え5年程度以内がベストかな、と考えています。私の印象ではマルヴァジーアイストリアーナの藤の花の香りは特徴的で、そのほかでは熟成したシャルドネに感じることがあります。そのほかには黄色いリンゴ(金星)の香りを感じるはずでしたが、ピークを過ぎ枯れた香りが残念でした。ディスクミエリス
今回は自家用のコントラット社のアルタランガパドゼミレジマート(AltaLangaPasDoséMillesimato)をセラーに納めました。コントラットの創業は1867年、シャンパーニュの確立から100年ほど後になります。以前はオルトレポパヴェーゼの葡萄を使用していましたが、現オーナーによりアルタランガの原産地呼称の規格に合わせて葡萄畑を調達しました。ピエモンテ南部のランゲ地方には標高の高い優良な畑は土着品種が無理でも、高品質のピノネロやシャルドネには最適な条件を提供してくれます。ブドウはピノネロとシャルドネ90~100%にその他10%まで。イーストコンタクトは最低30ヶ月、ヴィンテージ入りを義務付けられています。シャンパーニューに技術力で遠く及ばない。ならばブレンドの技術や補糖に頼らずに、葡萄本来の個性...アルタランガ
フリウリイソンツォマルヴァジーアイストリアーナ“ディスクミエリス”(FriuliIsonzoMalvasiaIstriana“DisCumieris”)2010を抜栓しました。熟成を期待していたのですが、ちょっと無理かな。セラーは5度で温度が上がり切れないことも理由の一つかもしれない。温度は徐々に上がり後半には舌に絡みつくような果実味はあるものの、豊潤さはあまり感じられない状態でした。優しく飲める状態にしてから、と反省しています。マルヴァージアイストリアーナ
ベルターニ社のAmaronedellaValpolicellaClassico(アマローネデッラヴァルポリチェッラクラッシコ)2013をセラーに納めました。1997年ビンテージからの醸造の変化は年々評価を上げて行きます。一時期新樽のフスト(中樽)に行きつくも、2013年より以前の大樽での熟成になっています。樽熟の期間も96ヶ月に長くなっています。試飲の機会もないので全く飲んでいませんが、ワイン誌での評論を見る限りアルコール度数は高くも軽快感はあり、今飲むより熟成を楽しめるワインと評されています。ベルターニ社のアマローネ
CasaE.diMirafioreのBaroloLazzarito(バローロラッツァリート)2016をセラーに納めました。フォンタナフレッダのラッツァリート2016年を発注したのですが、間に合わずミラフィオーレに変更になりました。このミラフィオーレはかつてフォンタナフレッダの一つのブランドで、人手に渡っていたブランドでしたが。近年に買い戻したブランドになります。エノロゴ(杜氏さん)は別ですが、畑の管理は同一のアグロノーモが行っています。テクカルシートを見てもほぼ同じです。社内事情は分からないが、付き合いの長いカンティーナなので良い方向に向かって欲しいと思っています。フォンタナフレッダはピエモンテ州最大のオーガニックワインのメーカーです。2016年は2021年にリリースされたワインです。21世紀前夜からの改...バローロラッツァリート2016
昨年はセラーのエアコンを取り替えました。以前のエアコンはリモコンが壊れ16℃以下の維持が不安定になり、去年の秋にモデルチェンジしました。西側の壁は断熱材を貼っていたのですが、一部の壁で汗を掻くようになりポリエチレンフィルムを壁一面に貼りました。3畳半ほどの小さな箱ですが、2.2キロワットのエアコンで16度に設定しても14~15℃に保つことが出来ます。エアコンは10年以上使用し、近年は電気代が気になり替えました。セラーのエアコンを取り替え
余市登ピノネロプライベートリザーブ(YoichiNoboriPinotNoirPrivateReserve)2021をセラーに納めました。このワインは余市に設立されたキャメルファームの自社畑のピノネロから醸造されます。先日、キャメルファームの試飲会があり、直近のヴィンテージの天候が良好過ぎで、特に夜に温度が下がらない、と話題になり。自社の2021年プライベートリザーブの出来の良さをアピールされました。確かにアメダス(ネットの中で誰でも見ることが出来ます)の過去のデータを見ても2022年23年の天候は良好過ぎ、気になる部分は夜の温度が下がり切れていない、地下水の記述がない。但し、私は専門家ではありません。カンティーナからのテクニカルデーターから読み解く耳学問です。6ヶ月くらいコンディショニングを済ませてから...ピノネロプライベートリザーブ2021
ブルネッロディモンタルチーノ“サルヴィオーニ”(BrunellodiMontalcino“Salvioni”)2019をセラーに納めました。2019年は天候の変化が激しかったものの、節目節目に恵みの雨となりエクセレントな年になりました。現在は3代目の農学の学位を取得したDavidが畑と醸造を担当しています。祖父や父に見守られながら更なる飛躍を期待しています。ブルネッロサルヴィオーニ
このワインは普段飲みしているチロロザートです。先回のヴィタルバの余韻が残る中で、このロザートはガリオッポから赤ワインを造る段階でモストの15%を抜き取ってからマセラシオン(セニエ)を行ないます。白ブドウを赤ワインのように醸して造るオレンジ色のワインと赤ワインを造る途中のロゼワインの違いはあるが。シュール・リーにスキンコンタクトは低温の理由を理解出来るように思われます。プレーニオ
昨夜のボッチワイン会はロマーニャアルバーナセッコ“ヴィタルバ”(RomangaAlbanaSecco“Vitalba”2016でした。このワインはジョージア産のアンフォラ(クヴェヴリ)で95日間の醸し、発酵にシュールリーを行って造られるワインです。6年経過しているワインですが、残念な状態でした。導入する時に、この長い醸し発酵を期待していたのですが、多少の種由来のタンニンを感じられえるものの、香りと味わいの輪郭はぼやけている。多分このままドロップアウトしていくと思います。ヴィタルバ
BrunellodiMontalcino“Ugolaia”(ブルネッロディモンタルチーノ“ウゴライア”)2016をセラーに納めました。古い歴史を持っている家系、流行に捕らわれないクラシックスタイルでブルネッロに取り組んでいます。ウゴライアの畑はセラーの南側にあり。20世紀後半の密植えの流れに組せず、1ヘクタールに3500本のサンジョヴェーゼグロッソが植えられています。ブルネッロウゴライア
BrunellodiMontalcino“Ugolaia”(ブルネッロディモンタルチーノ“ウゴライア”)2016をセラーに納めました。古い歴史を持っている家系、流行に捕らわれないクラシックスタイルでブルネッロに取り組んでいます。ウゴライアの畑はセラーの南側にあり。20世紀後半の密植えの流れに組せず、1ヘクタールに3500本のサンジョヴェーゼグロッソが植えられています。ブルネッロウゴライア
アマローネデッラヴァルポリチェッラクラッシコリゼルヴァ“カピテルモンテオルミ”(AmaronedellaValpolicellaClassicoRiserva“CapitelMonteOlmi”)2016をセラーに納めました。Riservaの表記は4年以上の熟成が義務付けられています。バローロやブルネッロにも言えることであるが、バリックの呪縛から解かれたのではないのかな、と思っています。長い付き合いのあるスラヴォニア産の大樽での時間をかけての香りと味わいの構成は本来の姿に戻って来ているのかな、感じています。それにしても7年から10年後に抜栓できる状態のリゼルヴァは瓶熟を慎重にしなければいけないが、喜ばしい出来事を待つ楽しみもあります。アマローネカピテルモンテオルミ
ボルゲリロッソスペリオーレ“グラッタマッコ”(BolgheriRossoSuperiore“Grattamacco”)2019をセラーに納めました。ボルゲリロッソにして珍しくサンジョヴェーゼが混譲されています。以前のパレオにもサンジョヴェーゼが混譲されていましたが、今はカベルネフラン100%で造られています。グラッタマッコはトスカーナのワインにサンジョヴェーゼは不可避の考えがあり、小高い丘の上に位置する畑はベストではないが、求められている条件は満たしているとのことでした。グラッタマッコはビオロジックでワイン造りをしているボルゲリで2番目に古いワイナリーです。グラッタマッコ
辻静雄著(ブリヤサヴァラン「美味礼讃」を読む)を読み終えました。翻訳本ではなく、「美味礼讃」の時代や社会の背景に人間模様が記されてあり、内容に触れたものではありませんでした。途中で池波正太郎著「男の作法」を引っ張り出し、交互に読みました。この男の作法には店名は出てきませんが、多くのお店は今も営業をしています。ブリヤサヴァラン
アマローネデッラヴァルポリチェッラクラッシコ“ヴィニェティディラヴァッツォル”(AmaronedellaValpolicellaClassico“VignetidiRavazzol”)2016をセラーに納めました。Ca’laBiondaのアマローネはヴァルポリチェッラクラッシコの原産地呼称内にあり、村名と畑名を付けるとすればMarano村のRavazzol畑となります。クラッシコ地区の土壌は石灰質(スカリアビアンカとスカリアロッサが入り混じる)と火山質(玄武岩と凝灰岩)の混合が葡萄に個性を与えていると考えています。このラヴァッツォルは石灰質シルト土壌からの個性であるしなやかで繊細なテイストを披露してくれます。アマローネラヴァッツォル
レピアーネのボーカ(Boca)2016をセラ-に納めました。バローロ、バルバレスコの北部に位置するゲンメの北側でALTOPIEMONTE協会に属する生産者です。馴染みの薄いワインですが、古代ローマの時代から歴史的にブドウ栽培に非常に適した地域にあります。第二次世界大戦後、この地域のブドウ栽培は徐々に放棄されましたが、僅かな生産者による伝統を信じ続けているブドウ栽培のおかげで、小さいながらも権威は存続しています。ブドウの木は、近くのモンテローザから吹き下ろす冷たい風から保護された、丘の上の最も適した区画で栽培されています。栽培するのがかなり難しい品種であり、特に微気候の点で厳しい要求がされます。土壌は、古代の火山噴火の名残であるピンク斑岩の岩石の崩壊によって生成された鉱物質の砂利や石が豊富に含まれています。...ボーカをセラーに納める
アマローネデッラヴァルポリチェッラ“カンポデイジーリ”(AmaronedellaValpolicellaOrientale“CampodeiGigli”)2016をセラーに納めました。発注が大幅に遅れ、納入業者の棚に1本残っていたワインです。心配なのは一夏常温で過ごしたワインで、瓶熟の進行の状態が把握しきれていません。アマローネカンポデイジーリ
バローロフォンタナフレッダ“ラローザ”(BaroloFontanafredda“VignaLaRosa”)2016セラーに納めました。さほどに評価が高い訳ではないが、節目かなと思い取り寄せました。ミレニアを迎え内部機能やワインの方向性を変えてきたと思います。フォンタナフレッダ社のモノポール全体から生産されるProprietainFontanafredda、その中の特別な区画のバローロがVignalaRosaとなります。買い葡萄を含めセッラルンガ地区の畑名のバローロに合致しないネッビオーロはBarolodelComuneSerralungad’Albaに、広く集められたネッビオーロはBaroloEtichettaArgentoとして出荷されます。バローロラローザ
ボルゲリサッシカイア“サッシカイア”(BolgheriSassicaia“Sassicaia”)2020をセラーに納めました。まだイタリアの評価誌の評価は出ていませんが、英米の評価誌では概ね97点を取っています。天候は2月に入り厳しい寒さが到来し、気温は0℃近くまで下がりました。3月は強い海風と雨で始まりましたが、気温は穏やかでした。3月末に北風が吹いて気温が著しく低下し、夜には氷点下になることもあった。4月と5月は穏やかな日が交互に続くも雨の日があり、空気が冷たかった。この少し珍しい春はブドウの木にダメージを与えませんでしたが、細心の注意を払う必要があり、春の間により多くの植生と生産をもたらしました。6月中旬以降、気候は回復し、7月の降水による中断を除いて、晴れて暖かい日が収穫時期まで続きました。ブドウ...ボルゲリサッシカイアをセラーに納める
アマローネデッラヴァルポリチェッラクラッシコ“アッレグリーニ”(AmaroneDellaValpolicellaClassico“ALLEGRINI”)2019をセラーに納めました。アマローネの2019年の天候。降雨量は平均を下回りましたが。一方、4月と5月は非常な雨(約500mm)で植物検疫処理が困難な場合があり。丘陵地帯で継続的な温度変化を引き起こし、蔓の栄養、開花は10日遅れました。6月の最初の日まで続いた天候の不調で収量は減少しました。6月は非常に暑くて乾燥し、ブドウの木は水不足と栄養成長を示しておらず、定期的に継続しています。7月には、局地的な雹を伴う雷雨を伴うが、気温は高いままでした。8月6日から8日の間に、強風と雹の嵐を伴う2つの大きな雷雨がありました。その後、気温は下がり始めました。中央東...アッレグリーニのアマローネをセラーに納める
ブルネッロディモンタルチーノ“サルヴィオーニ”(BrunellodiMontalcino“Salvioni”)2018をセラーに納めました。冬はダイナミックで、雪と雨の両方の豊富な降雨量であり、深刻な水不足を埋めることができました。春は季節平均を上回る気温を記録し、過去30年間で最も雨の多い季節でした。出芽は平年より1週間早く始まりましたが、その後、多くの気温変化のために減速しました。湿度は真菌性疾患の増殖を助長し、特にべと病に悩まされ、メーカーに負担をかけています。ヴェレゾンは1週間遅れて始まりましたが、均質な傾向がありました。8月の後半は高温でいくつかの雷雨や雹の嵐が、地域全体に影響を及ぼしました。しかし、ブドウの熟成とその健康状態に問題はありませんでした。サルヴィオーニ2018をセラーに納める
モカシャキッソG-1ナチュラル生産地エチオピア連邦民主共和国シダモ州グジ区シャキッソ村TadeGG農園(JAS認証農園)等級Q1グレード(ECX認証)、カッピング84点品種古来の原種(ウオリチョ、クルミ)、天日乾燥、未熟・過熟チェリーをハンドピック。日本有機JAS認証-レインフォレストアライアンス認証(RA認証)シャキッソG‐1は以前にも焙煎した豆です。有機栽培され、いずれの過程においても薬剤は一切使用せずに管理されたコーヒー豆です。ハイチフレンチブルーQ生産地ハイチ共和国北県ドンドン地区品種ティピカハイチアン・ブルーマウンテン種。天日乾燥。規格国指定の輸出規格は無し特徴農薬不使用精選方法ウオッシュド2008年にジャマイカより入植され、ティピカ・ハイチアンブルーマウンテン種として、ハイチで登録されています...今回、焙煎する珈琲豆
カデルボスコのスプマンテを1ダース買い置きしました。特価であったことに次回の輸入からは売価の上昇があるのではないか、と思ったからです。カデルボスコに限らず、フランチャコルタは瓶内2次発酵の期間が法定18ヶ月間より長くなる傾向にあります。カデルボスコは28ヶ月間の瓶内二次発酵をされ。味わいの輪郭がはっきり明確に感じられようになった、と思います。保管に際しては立てて収納します。これは横置きにするとコルクがやせるので、その防止策です。泡を落ち着かせるために6ヶ月くらいの静置をします。この静置を済ませる、と泡の角が取れます。フランチャコルタを買い置き
さすがの寒さにセラーが0℃以下の経験をしたことがなく、不安になりヒーターを入れました。今日は接触不良のヒーターに変えてセラミックヒーターに変えました。今までセラーの温度は2度以下になったことはなく、トラブルもありませんでした。しかし、2日前より夜はマイナス10度の予報にまさか凍結はしないと思いますが、寝付けなくなりそうでヒーターを入れることにしました。庫内は4から5℃で落ち着いています。セラーにヒーター
ボルゲリロッソスペリオーレ“グラッタマッコ”(BolgheriRossoSuperiore“Grattamacco”)2018をセラーに納めました。2018年のボルゲリは近年にない過酷な冬を過ごし、芽吹きが僅かに遅れました。しかし、4月からの良好な気候により葡萄の成長は促進され開花は早まりました。9月まで好天に恵まれ、バランスの取れた収穫を迎えたようです。グラッタマッコはサンジョヴェーゼ15%をセパージュされています。ボルゲリに在っては珍しいセパージュですが、そのことを担当者に尋ねるとトスカーナのアイデンテティであると返答がありました。しかし、ボルゲリはサンジョヴェーゼの栽培に適合する畑が少なく困難を極めていますが。好適地とは、いい難いが、造り手の求めている条件はクリアしているとのこと。グラッタマッコをセラーに納める
アマローネデッラヴァルポリチェッラクラッシコベルターニ(AmaronedellaValpolicellaClassicoBertani】2012をセラーに納めました。2012年は樽熟が1年延びて84ヶ月間の熟成に変更になりました。樽は600リットルから6000リットルのスラヴォニアオークの大樽へ、以前のスタイルに戻した感があります。会社の運営はFamigliaAngeliniになりガエターノさんのTenutaSantaMariaと2本立てになっています。好きなワインだけに私の理解の範囲を極端に超えないでほしい。ベルターニのアマローネをセラーに納めました
ブルネッロディモンタルチーノ“サルヴィオーニ”(BrunellodiMontalcino“Salvioni”)2017をセラーに納めました。トスカーナの春先は穏やかな気温少ない降雨量でしたが。4月は霜が襲い部分的に生産を危うくしました。5月以降は平均を上回る気温と降雨量の欠如があり、ブドウに負担をかけ。7月には雷雨と共に雹によるストレスを受けます。暑さは8月の第1週に止まり適度な降雨がブドウには肯定的に反応しました。しかし、収穫は30%減少しました。セラーに納めました
アマローネデッラヴァルポリチェッラヴァルパンテーナ“グッラル”(AmaronedellaValpolicellaValpantena“Grral”)2016をセラーに納めました。グッラルは早くから抜栓出来そうなワインですが、10年前後のエイジングで酸の輪郭がくっきりし、滑らかなタンニンを楽しめると予想しています。早い段階で柔らかな仕上がりのワインは、早々に閉じてしまい、何も返答しなくなるワインもあるので要注意です。気難しいワインだとは思っていませんが、エイジング後の抜栓が今から楽しみです。コメントに香りの印象をあれこれ沢山書いていますが、絞り切れなかったが正直な思いです。どのように変化して行くか、これも楽しみな一つです。セラーに納めました。
恒例のセラーの整理をしました。この時期は寒さが落ち着き、可動式の棚のワインを通路に出しながら同じようなワインをまとめます。その中で、TORRIONE2007LEMACCHIOLE2011GREPPICANTE2007の3点を隙間を造るため、飲むことにしました。これらのワインはコンディショニングを整えて飲み頃を迎える、と以後は変化は望めないと思っています。セラーを整理
ボルゲリサッシカイア“サッシカイア”(BolgheriSassicaia“Sassicaia”)2018をセラーに納めました。サッシカイアは言わずと知れたChâteauLafite-Rothschildのブドウ苗を移植した畑から造られます。内外のワインガイドブックの評価は97点以上を付けられ。エチケットを見せられると、水戸光圀公の印籠に対する態度をとってしまうのかな。しかし、いいワインであることは確かです。早い時期から飲める素振りを見せるも、10年前後の瓶熟で違った一面に逢うことが出来ます。サッシカイアをセラーに納める
アマローネデッラヴァルポリチェッラクラッシコ‵アッレグリーニ(AmaronedellaValpolicellaClassico‵Allegrini)2017をセラーに納めました。安定のアッレグリーニのアマローネです。2017年のブドウの出来は、可も無し不可も無しの状況でした。そのような状況でもイタリアのワインガイドブックで高評価を5誌から得ています。今年のワインスペクターのトップ100にイタリアのワインが22本を選出されています。その中に、TedeschiのAmaronedellaValpolicellaMarne180が56番目に着けています。アマローネが選出せれるのは珍しく、クレジットされると目立ちます。アマローネに限ったことではないが、10年前後の瓶熟で鉄壁のミディアムボデイに変化します。私の能力ではリリ...セラーにアマローネを納めました
フランチャコルタリゼルヴァブリュト・ナチュレ“ノアール”(FranciacortaRiservaDosageZéro“Noir”)2011をセラーに納めました。フランチャコルタのDOCG規定によるリゼルヴァはなく。知る限りのリゼルヴァはドサージュゼロになっています。ここではDosageZeroになっていますが、いくつかの表記があり、トレペッシィのリストの表記はブリュット・ナチュレに統一をしています。フランチャコルタでも温暖化の影響で酸のノリが悪くなっているようです。酸の補強は16世紀以前にさかのぼるとされ、細々と生き延びていた土着品種Erbamatの使用を議論されてきたようだ。特性は酸度が高く風味に個性がないニュートラルなブドウだとされている。2017年よりErbamat10%までの使用が認められ、現在は試作の...セラーに納めました。
A.A.ピノネロRis.“サンクトヴァレンティン”(AltoAdigePinotNeroRizerva“SanctValentin”)2018をセラーに納めました。この年のアルトアデジェは4月中旬まで低温が続き発芽の遅れが目立ちましたが、その後の好天に恵まれ順調に収穫を迎えた年でした。但し、8月の夜の気温が下がらなかった、ことが気になる点はあります。5~6年、もしくは10年後に楽しさが訪れるワインだと思っています。ガチャガチャしたスパイシーな香りが落ち着くまで気長に待ちます。セラーに納めました。
今日はセラーを整理しました。暑さが一段落していますが、夏になると冷えた赤ワインバルドリーノを用意します。10℃以下になっても、果実味は潰れてしまいますが、本来は酸が穏やかで前面に出ることはない赤ワイン。軽いボデイが幸いして冷えても爽やかさを失わないワインです。但し、好ましくない渋さを感じます。冷えたバルドリーノ
モンティアーノ(”Montiano”RossoLazioI.G.T)2017をセラーに納めました。2017年のラツィオ州は4月の遅い霜に遭うも、夏の好天に恵まれ、冬季の十分な雪は渇水から免れた年でした。全てにおいて恵まれた年であるといい難いが、手入れに抜かりのなかったワイナリーが評価されるワインを造っているのでは、と思っています。セラーに納めました。
アマローネデッラヴァルポリチェッラクラッシコ“ベルターニ”(AmaronedellaValpolicellaClassico“Bertani”)2011をセラーに納めました。グラッタマッコはヴィンテージを間違えて重複して購入しました。アマローネは新ヴィンテージ、評価は相変わらず高さを維持しています。しかし、ガエターノさんが新しいブランドを立ち上げためか、2012年からのアマローネが心配です。セラーに納めました。
ブルネッロディモンタルチーノ‵チェルバイオーナ(BrunellodiMontalcino‵Cerbaiona)2017、ボーカ‵レピアーネ(Boca‵LePiane)2015をセラーに納めました。セラーに納めました。
ソアーヴェCla.“ラロッカ”(SoaveClassico“LaRocca”)2018とカステッリディイエージヴェルディッキオCla.Ris.“セッラフィオレーゼ”(CastellidiJesiVerdicchioClassicoRiserva“SerraFiorese”)2016をセラーに納めました。2018年のヴェネト州の夏は32~34℃と高め、いくつかの大気の乱れがありました。しかし、大きな損失はありませんでした。ラロッカ2018はガイドブックの評価も高く10年後が楽しみなワインです。セッラフィオレーゼ2016もエクセレントな年でした。セラーに追加
アマローネデッラヴァルポリチェッラ₋Cla.₋“カーサデイベーピ”(AmaronedellaValpolicellaClassico“CasaDeiBepi”)2013とヴァーレダオスタピノネロ“セメルパテル”(Valled’AostaPinotNoir“SemelPater”)2018をセラーに納めました。カサディベーピは16と09の中間的な意味合い、特別な情報は目につきませんでした。セメルパーテルはヴァーレダオスタの高地で造られるピノネロです。緻密な味わいと香りが特徴です。セラーに追加
今回、抜栓したイタリアワインはアマローネデッラヴァルポリチェッラクラッシコ“カピテルデロアリ”(AmaronedellaValpolicellaClassico“Capitelde’Roari”)2008です。ルイジリゲッティのアマローネは3000円台のワインとして、最安値の部類に入ります。このカピテルデロアリは自社と契約農家のブドウの中から、良質なブドウを選び造られます。このワインの価格は20年くらい変化がありません。アマローネに限らずマーケットの変化や醸造技術の進歩により、ワインのラインナップが変化しています。取り敢えずコンディショニングをして抜栓できる状態に持っていけるワイン、長いエイジングでドロップアウトする様子を含めて楽しめるワイン。ヴァルポリチェッラに関してはスペリオーレ、リパッソ、それぞれの楽しみ...カピテルデロアリ
カルメネール(“Carmenère”RossoVignetiDelleDolomitiI.G.P.)2015を新たにリストに加えました。カルメネール100%で造られます。カルメネールはカベルネフランとグロカベルネの自然交配種でカベルネ・ソーヴィニョンとメルローとは親違いの兄弟の関係になります。ボルドーのメドック原産ではありますが、フィロキセラ禍の蔓延以降は、ほぼ見られなくなった品種です。この品種はカベルネフランとしてサンレオナルドに導入されていましたが、途中でDNA鑑定の結果、カベルネフランからカルメネールに品種名が変更されました。カルメネール100%で造られたカルメネールの初出荷は2007年、その時は、ガンベロロッソでトレビッキエーリに輝きました。しかし、今まで日本では未発売が続き。2015年が初のリストアッ...カメルネール
アマローネデッラヴァルポリチェッラCla“Vig.モンテサントゥルバーノ”(AmaronedellaValpolicellaClassico“VignetoMonteSant’Urbano”)2015をセラーに納めました。2015年は前年のダメージが少なからず影響した感があり。そして、ヴェネト州の一部で雹や竜巻の被害が出ていた模様です。しかし、それ以外は良好な年だったようです。このサントゥルバーノは相変わらずガイドブックで高評価のワインです。セラーに追加
昨夜、抜栓したイタリアワインはグリニョリーノMカザレーゼ“ブリッコデルボスコ”(GrignolinoMonferratoCasalese“BriccodelBosco”)2019です。腐葉土、グースベリー、ザクロの香り。輪郭のない柔らかな酸とタンニン、酸がコンディショニング不足で少々攻撃的で果実味が四隅に追いやられている感じがしました。もう少し長めのコンディショニングを施し、酸が落ち着くとタンニンとのバランスがよくなる思われます。香りも酸に色々な要素が隠されているような気がします。兎に角押しの強いワインでした。個性的な野菜とマッチングすると思います。以外とマトンのジンギスカンとベストマッチングするような気がします。もう一つアッコルネーロには、長いマセラシオンと樽熟のヴィーニェヴェッキエがあり、取り留めのなく湧い...ブリッコデルボスコ
フォンタナフレッダのバローロエチケッタアルジェント(BaroloEtichettaArgentoFontanafredda)2016とスピネッタのバルバレスコVig.ガッリーナ(BarbarescoVignetoGallinaLaSpinetta)2010をセラーに納めました。このクラスのバローロはコンディショニングを済ませ、飲み頃を迎えドロップアウトするまで大きく変化しないワインが多いですが。酸とタンニンが落ち着くまでも楽しめ、10年後も変化を楽しめるバローロであると考えています。秀逸な2016年を手元に置きたく購入しました。ガッリーナは営業マンにリップサービス。セラーに追加
今回用意したコーヒー生豆はトラジャーとモカコチャレG-1ナチュラルです。トラジャーは初めて焙煎します。コチャレは5年くらい前に焙煎した記憶があり、モカの中で好印象の珈琲で、品種は在来種のエアルームです。今回のコーヒー生豆
アマローネデッラヴァルポリチェッラCla.アッレグリーニ(AmaronedellaValpolicellaClassicoAllegrini)2016をセラーに納めました。2016年はイタリア全土が良好な年(カンパーニアとアブルッツォは並かな)。相変わらずアッレグリーニのアマローネは高評価を続けています。試飲はしていませんが、10年後くらいから本領を発揮するワインだと思っています。セラーに追加
パレオロッソ(“PaleoRosso”ToscanaI.G.P.)2016をセラーに納めました。2016年の春の間、あられを伴った雷雨に見舞われるも、出芽は穏やかに過ごし。平均を上回る気温と少雨は冬季の雨に助けられ収穫を迎えました。収穫量は2015年より5%減少しましたが、品質は非常に興味深い年だと言えそうです。醸造はコンクリートタンクでの浸漬にアルコール発酵へ、熟成は新樽100%に変化しています。価格も上昇し、品質のさらなるスキルアップにつながっているいると思われます。しかし、このワインは試飲をしていませんが、去年の暮れからの評価を観ていると結構高いコメントでした。それに、エクセレントな2016年は一部の区画に特別なワインがあるらしいようです。セラーに追加
グリニョリーノデルモンフェッラートカザレーゼ“ブリッコデルボスコVig.ヴェッキエ”(GrignolinodelMonferratoCasalese“BriccodelBoscoVigneVecchie”)2016をセラーに納めました。グリニョリーノは最近、輸入が増えてきたワインです。僕のような古い世代は野菜料理にはグリニョリーノ、フレイザーをマッチングさせます。今ならば、ドルチェットかな?しかし、この品種はガチで取り組むとアンコントラブルになる気難しいワインで、さらっと表面を撫でるような扱いをされてきました。そのような中に遭って60日間の浸漬は無謀にも思えますが、出し切り長い瓶熟でバランスを生み出す手法は画期的だと思います。恐らく6年後、もしくは12年後に個性的な唯一無比なワインに巡り合えると期待をしています...セラーに追加
バルベーラデルモンフェラートSup.“ブリッコバッティスタ”(BarberadelMonferratoSuperiore“BriccoBattista”)2015をセラーに追加しました。ネッビオーロは確かに偉大なワインではあるが、バルベーラにはアヒルの子の中に育つと白鳥になる。今飲んでもいいが、10年後にお楽しみが待っているワインです。多分。セラーに追加
ボルゲリサッシカイア“サッシカイア”(BolgheriSassicaia“Sassicaia”)2017をセラーに追加しました。サッシカイアは昨年に続き値上げをされています。マクロ経済から考えると緩やかなインフレの状態がいいと言われているので、社会的に受け入れ対応しなければと思っています。セラーに追加
アマローネデッラヴァルポリチェッラクラッシコ“カピテルデロアリ”(AmaronedellaValpolicellaClassico“Capitelde’Roari”)2015をセラーに追加しました。アマローネに遭って破格なプライスが付いているワインです。エイジングを楽しめるアマローネかどうかが解らないワインですが、2008を近日中に抜栓したいと考えています。セラーに追加
今回、抜栓したイタリアワインはF.O.C.ピノグリージョ“ラマート”(FriuliCollioOrientaliPinotGrigio“Ramato”)2018です。このワインは低温で一晩マセレーションされます。そこで果皮と種子の影響を受けます。色調はほんのりピンク色を帯び、タンニンは強く感じます。タンニンと果実味が固く閉じていて、開けるには時期尚早だと思いました。わずかに、酸がスダチに成ったり、レモン、そしてグレープフルーツに感じるなど楽しまさせてくれました。タンニンの硬さは、12ヶ月以上のコンディショニングを整えなければと思われます。Ramato
カレーマRis.‵プロドゥットーリネッビオーロディカレーマ(CaremaRiserva‵CantinaDeiProduttoriNebbioloDiCarema)2015、ヴァルテッリーナSup.₋サッセッラ₋“イルグリチーネ”(ValtellinaSuperiore₋Sassella₋“IlGlicine”)2016と“スコダヴァッカ”レフォスコダルペドゥンコロロッソ(“Scodovacca”-RefoscoDalPeduncoloRosso-VeneziaGiulia(Aquileia)I.G.P.)2012をセラーに追加しました。カレーマはドンナスを2015年を購入してあったので、対比の意味を含めて購入しました。グリチーネはレテンセからの変更です。スコダヴァッカは生産者に対するリスペックトからです。セラーに追加
マグナムのウイスブランシス“ドドン”(UisBlancis“Dodon”VeneziaGiuliaI.G.P.)2016をセラーに追加しました。今は固く複雑なワインですが、重層感が半端ない香りを感じます。これも10年以後に楽しみなワインです。セラーに追加
ランゲビアンコリースリング“ペトラシーネ”(LangheBiancoRiesling“Petracine”)2018と“カメン”ヴィトフスカ(“Kamen”VitovskaVeneziaGiuliaI.G.P.)2016をセラーに追加しました。“ペトラシーネ”はアルザスのマルセルダイスのリースリングを数種類譲り受け、更にリースリングレナノを植樹したブドウから造られます。長い瓶熟でペトロール香がたぶん付かないんではないか、と期待しています。“カメン”はセラーの地下の石灰岩を掘り起こしくり抜いて,発酵槽に使用しています。どちらもとても複雑な香りと味わいがあります。しかし、数年で落ち着き、味わいに深さが増すごとに解りやすくなると思われます。特にカメンは10年後からが楽しみなワインです。セラーに追加
アルトアディジェゲヴュルツトラミネール“クレインステイン”(AltoAdigeGewürztraminer“Kleinstein”)2018とブルネッロディモンタルチーノ“サルヴィオーニ”(BrunellodiMontalcino“Salvioni”)2015をセラーに追加しました。クレイステインは在庫が無くなり、経過を観察するために3本ですが購入しました。セラーに追加
今回、抜栓したイタリアワインはロマーニャアルバーナセッコ“ヴィタルバ”(RomagnaAlbanaSecco“Vitalba”)2017です。このワインはアンフォラで95日間の醸し発酵を行なうため、オレンジ色の色調を確認できると思います。フルーティーな香りはフレッシュな感じに変化していました。味わいも輪郭がしっかり描かれて安心感があります。但し、トウガラシのような辛さを感じることが気に係りました。アルバーナヴィタルバ
今回、抜栓したイタリアワインはソアーヴェベルターニヴィンテージエディション(”SoaveBertani”VintageEdition)2015です。このソアーヴェは60%を、1ヶ月間収穫を遅らせ果皮と共に発酵し、ブレンドされセメントタンクで熟成されるワインです。果皮と共に発酵されてはいるが、オレンジワインの分類までには至らない造りになっています。しかし、4年ほど経過しているので黄金色の反射を見ることが出来ると思います。スモーキーでミネラリーな香りにネクタリン、オレガノ、ミネオラオレンジ。酸とほろ苦さは滑らかにかじられます。輪郭のくっきりした味わいは、旬の時シラズとのマッチングはいいのでは、と思いますソアーヴェにもCruの概念が漸く取り入られました。SoaveConsorzioTutelaにアクセスし、CRUMA...ソアーヴェベルターニ
ボルゲーリロッソスペリオーレ“グラッタマッコ”(BolgheriRossoSuperiore“Grattamacco”)2016、アマローネデッラヴァルポリチェッラクラッシコベルターニ(AmaronedellaValpolicellaClassico‵Bertani)2010とチロロッソクラッシコスペリオーレリゼルヴァ“デューカサンフェリーチェ”(CiroRossoClassicoSuperioreRiserva“DucaSanfelice”)2017をセラーに追加しました。グラッタマッコとアマローネは10年後以降に楽しみなワイン。デューカサンフェリーチェは微妙なのですが、5年後10年後を期待して追跡したいと思います。もう一箱はレヴィーニェディザモのピノグリージオ“ラマート”。ご存じのとおりピノグリージオは果皮...セラーに追加
フランツハーツ社のマンナ(“Manna”VignetidelleDolomiti)2017とカパンナ社のブルネッロディモンタルチーノリゼルヴァ(BrunellodiMontalcinoRis.‵Capanna)2013をセラーに追加しました。カパンナのブルネッロの区画は北部に位置しています。私なりのブルネッロの大雑把な捉え方は、繊細な北、優雅な南、洗練の真ん中です。明確な根拠がある訳ではないのですが、標高差がワインに個性を与えているように思えます。何より以前、バンフィの講習会がありました。そこで醸造の責任者に域内のブルネッロの表現の違いについて、どのように捉えたら良いか聞いてみました。要約すると、地理的な条件は二つの川に近い標高の低い場所と600m以上の標高はブルネッロには不向き。そして、日当たりが不十分な斜面...セラーに追加
フランツハーツ、ピノネロ“シュバイツァ”(AltoAdigePinotNero“Schweizer”)2016とブッソーラ、アマローネTB(AmaronedellaValpolicellaClassico“TB”)2010をセラーに追加しました。シュバイツァはアルトアディジェ川にイサルコ川が合流した左岸に位置しています。アルトアディジェのピノネロはサンミケーレから始まり、心の琴線に触れてくるワインです。構成を見直し、長い瓶熟に堪えられるワインへの変換中です。アマローネTBはネグラールの中のSanVitodiNegrarに畑があります。Cruの概念はアマローネにはまだ持ち込まれてはいません。ネグラールの一般論、クリューの特徴を説明できるように勉強中ですが。浸漬、熟成の工程の変革。樽の産地、大きさ等々見直しの最中ら...セラーに追加
ニッツァリゼルヴァ“ラコルテ”(NizzaRiserva“LaCourt”)2015とロマーニャサンジョヴェーゼスペリオーレリゼルヴァ“アヴィ”(RomagnaSangioveseSuperioreRiserva“Avi”)2016をセラーに追加しました。ピエモンテでネッビオーロの地位は揺るがないところではあるが、バルベーラは秘めた力を感じるワインだ、と思っています。ラコルテはバルベーラダスティの下部地区ニッツァが独立した地区です。かつての下部地区のティネーラ、アスティアーニの特徴の違いは、把握は出来ていませんが。モンフェラートを含めて特徴を調べている最中です。D.O.C.G.ニッツァは2014年に申請しているも認定が宙ぶらりんの状態で、否認されることはほぼあり得ないと思われ、イタリア農林省の許可を得た暫定ラベ...セラーに追加
ネッビオーロダルバ“マルネブルーネ”(Nebbiolod’Alba“marneBrune”)はこれを最後に補充をしないことにしました。チロロッソリゼルヴァ“ドゥーカサンフェリーチェ”(CiroRossoRiserva“DucaSanfelice”)の2005はこれ以上の熟成の意味を見出せずに終売にしました。2007は味わいに広がりがあるような、無いような微妙な印象を感じました。しかし、次の発注リストに2017を加えました。思えば気になることがあり、1999を経年経過を見るためにケースで購入しました。経過は好印象で、2003,2005,2007を追加で手元に置くことにしました。どれも10年が過ぎてドロップアウトをすることはありませんでした。新しいは発見を見つけ出すことはありませんでしたが、コンデションを整えるだけ...セラーの整理
セラーの整理も終盤に差し掛かっています。これらの四本もリリースされた当時は、バランスが良い状態とは必ずしも言い難いと思っています。コンディショニングはそれぞれ掛かる時間は違いますが、カンポアルマーレは酸が柔らかくなるまで5年ほど待たされました。しかし、コンデションが整ってからは、深化することなく静かにそのままの状態を保たれたような感じがしました。プライスを逸脱したワインはなく、それなりの香りと味わいは落胆させる要素はありません。酔い心地もよく、美味しいワインでした。セラーを整理
お店を閉じて3年が過ぎました。自宅の小さなセラーは当初すし詰め状態、状態を見決めながら消化を進めました。6列に並んだ稼働の棚は一列ずつ手前に移動しながら体を入れてワインにたどり着けます。液体が動くのは仕方のないことだ、と諦めています。100円ショップのA4のバスケットは6本入りますが、積み上げることが出来ません。そこで色々探して、ホーマックで見つけたのが「重なるコンテナ(小)」698円です。ワインは9本入ります。但し、肩の張っている瓶は8本になります。漸く、整理整頓が付きました。若干二か所に納められているワインもありますが、ヴィンテージは揃えることは出来ました。当初は自宅の一階でエノテカとしての開業を簡単に考えていたのですが、前にことが進んでいません。今は気長に構えることにしています。セラーを整理整頓
ロエーロリゼルヴァ“プリンティ”(RoeroRiserva“Printi”)2015をセラーに追加しました。重要なビンテージがありながら、10年程追加を怠っていました。ロエーロは粗砂質の泥灰土が特徴の地区で、バローロ、バルバレスコとは趣が異なります。このワインも7~8年過ぎたくらいから違った雰囲気を醸し出してくれます。セラーに追加
ロエーロリゼルヴァ“プリンティ”(RoeroRiserva“Printi”)2015をセラーに追加しました。重要なビンテージがありながら、10年程追加を怠っていました。ロエーロは粗砂質の泥灰土が特徴の地区で、バローロ、バルバレスコとは趣が異なります。このワインも7~8年過ぎたくらいから違った雰囲気を醸し出してくれます。セラーに追加
今回、抜栓したイタリアワインはパレタイオ(”Paretaio”ToscanaI.G.T)2006です。パレタイオはコンディショニングを済ませ楽しめるワインで、深化することはないのではないか、と考えています。しかし、美味しく、気持ちく酔わせてくれるワインでした。パレタイオ
今回はワインではなく生ハム(Craterro)です。今回のクラテッロは店を閉めた直前に仕込みました。食べる時期を延び延びになり、緑色の斑点が広がり、その後に白い斑点が広がってきました。白い斑点は塩が浮いてきたと考えられます。緑色の斑点はドライエイジングの際に表面に広がります。黴臭くはなく、ナッティーな香りがします。今日のお昼に食べましたが、今のところ、健康被害はありません。クラテッロ
アマローネデッラヴァルポリチェッラ“カンポデイジーリ”(AmaronedellaValpolicella“CampodeiGigli”)2015とヴァルポリチェッラスペリオーレ“ラバンディーナ”(ValpolicellaSuperiore“LaBandina”)2016をセラーに追加しました。ワインガイドブックでそれなりの評価と10年後が楽しみなワインです。ラバンディーナは経年変化を精査しなくてはいけませんが、2016年はとても天候に恵まれた年です。セラーに追加
ビアンコスピーノ(BiancospinoToscanaI.G.T.)とカドモ(CadmoToscanaI.G.T.)を購入しました。ビアンコスピーノはトレビアーノトスカーノ種85%で造られます。生産者が同行した試飲会の折に、「どうぞ」、とばかりに進められたワインです。興味の薄いトレッビアーノ、と思いつつ注がれるままにしていました。しかし、このワインはミネラリーの塊。すぐに担当者に率直な感想と低い評価をしていたトレビアーノトスカーノの再評価を伝えました。四隅の切れの良い爽やかな香りに味わいにはとても好感が持てました。今まで、何の変哲もない、と思っていたキアンティモンテスペリトリがトレビアーノにとって最適な土地なのかもしれません。もう一つのカドモはサンジョヴェーゼに5%のトレビアーノが混醸されて造られます。しかし、...ビアンコスピーノ&カドモ
昨夜、抜栓したイタリアワインはヴィーノノービレディモンテプルチアーノデルチェッロ(VinoNobiledelMontepulcianodelCerro)2004です。兎に角、安定している。静かな印象だけが目立つワインだ、と思います。キアンティでもないし、モンタルチーノでもない、丸っとした酸に伸びやかなタンニン。スミレの香りにミネラリーな香り。主張をし過ぎないおっとりした香りと味わいを感じました。今日はシアターキノで「トスカーナの幸せなレシピ」を観てきました。アスペルガー症候群の子と料理を通してシェフとの物語です。エンドロールにBanfiとdelCerro記載を見つけました。多分ロケ地に使われた、と思われますが。支持をしているワイナリーなので、嬉しくなりました。モンテプルチアーノ
昨夜、抜栓したイタリアワインはエルバルーチェディカルーゾ“ラルスティア”(ErbalucediCaluso“LaRustia”)2008です。熟成感を期待出来る、と思い抜栓したのですが、まるでレモン飲料。期待に反してフレッシュ感できゃぴきゃぴした香りと味わいに戸惑いを覚えました。エルバルーチェはレモンバームやレモングラスに似たグラスとレモンを合わせたような香りが特徴です。以前数年エージングしたエルバルーチェの印象はパルミジャーノ、サイレージに似たような香りがしました。サイレージはサイロで保存した牧草です。今はお目に係れませんが、10代の頃、搾りたての牛乳を飲みたさに牧場の手伝いをしたことがあります。牧草の発酵臭は最初、チーズや牛乳のような香りでした。しかし、簡易サイロで牧草を取り出し作業は、最初は良かったのです...ラルスティア
今回、抜栓したイタリアワインはキアンティクラッシコリゼルヴァ“ラセルヴァネッラ”(ChiatiClassicoRiserva“LaSelvanella”)2006です。最初に飛び込んでくる、苺のリキュールを思わせる香りと味わいは少々複雑な思いがあります。スミレの香りは拾うことは出来ずに、ジャーマンアイリス、桑の実、ココアの香り。リリースされてから10年が過ぎミネラリーな香りが明確に浮き上がって来たのかな、と思います。畑はラッダインキアンティにあります。思いとしては四隅がしっかりと明確な香りと味わいを期待していたのですが、今回のラセルヴァネッラは柔らかさが目立ち、むしろ甘さのような印象がりました。心境は複雑、思い描いていた姿には及ばず、見当はずれのワインでした。残念。しかし、美味しい個性的なワインです。これからも...キアンティラセルヴァネッラ
昨夜、抜栓したイタリアワインはヴィーノノービレディモンテプルチアーノ“アジノーネ”(VinoNobilediMontepulciano“Asinone”)1997です。香りと味わいは今なおフレッシュな感があります。それでも、タンニンは果敢にアタックを仕掛けてきます。リリースされて20年、酸とタンニンが滑らかに親和性を増して行くだけと考えていましたが。力業ではない、力量を試すように攻めきます。香りは、オレンジピール、桑の実、アイリス、チョコレートを練りわせたような心地よいカオスを感じます。味わいも同じような感があります。それでも、テクスチャーは鮮やかで奥行きの深さを感じました。モンテプルチアーノアジノーネ
今回、抜栓したイタリアワインはコーネロリゼルヴァ“クマロ”(ConeroRiserva“Cumaro”)2007です。クマロはこの2007がワインガイドブック、ガンベロロッソで初めてトレビッキエーリを取得したワインです。とは言え、以後の補充を怠っているワインでもあります。モンテプルチアーノ100%で造られます。お隣の県でも同じ品種で造られるワインがあります。違いは、と言えばねっとり感とミネラル感の味わいにあると考えています。しかし、同じ品種、特徴も似たようなミネラル感を感じました。エイジングをすることで同じようなミネラル感を期待できことが腑に落ちた感があります。それでも、ねっとりした食感はコーネロの特徴であると思います。コーネロクマロ
今回、抜栓したイタリアワインはオルトレポパヴェーゼピノネロ“ヴィーニャロサーラ”(OltrepoPavesePinotNero“VignaRosara”)2011です。クランベリー、黒砂糖の甘い香りに誘引されるように灌木のような、マッシュルームのような、特定出来ない香り。この特定出来ない香りに気が引かれ、すっかり散漫になり、ただ酔いが進むだけになりました。ドライブ感がいいと云えばそれまで、あれこれ考えるのがどうでもよくなるワインでした。23年後にもう一度エイジングを楽しめるワインか否か見たいと思います。オルトレポパヴェーゼピノネロ
今回、抜栓したイタリアワインはトッリオーネ(“Torrione”ToscanaI.G.P.)2006です。このヴィンテージはサンジョヴェーゼ100%で造られます。ミネラリーでカカオ、オレンジピール、クランベリー、アイリスの香りを感じることが出来ましたが、スミレの香りを拾うことは出来ませんでした。滑らかなタンニンの存在感にさらりと柔らかな酸、構成のしっかりした果実味を感じました。微妙なことは、ここまで熟成が必要か否かです。私見では必要はないかな、と思われます。取り敢えず、2003と2006は飲み終えようと思っています。トリオーネ
今回、焙煎するコーヒーはケニアカラティーナAAとグァテマラSHBアンティグアサンミゲルウリアス農園です。以前はアフリカと中南米は明確に違うと思い込みがありました。しかし、Qグレード、特に90点に達するような豆を焙煎していると、カッピングテストのチャートはほぼ丸を描いています。欠点のない、突出した部分がなければ、地の利と気候に起因する違いが及ぼす結果しかないのかな、と思います。豆の品種の違いは、ケニアはブルボン100%、グァテマラはカトゥーラ主体でブルボン種が混ざる違いはありますが。意識しないで飲んでいると味のバランスの良い苦い飲みもではない、と感じます。これから焙煎するコーヒー豆
ボルゲリサッシカイア“サッシカイア”(BolgheriSassicaia“Sassicaia”)2016をセラーに追加しました。2016は前年より15%ほど価格が上がりました。去年のワインスペクターのトップ100で2015が1位に擁立、相変わらずワイン誌の評価も90点後半を長年保っています。ボルゲリを世界的なブランドにした功績は評価に値する、と思っています。セラーに追加
今回、抜栓したイタリアワインはカステルデルモンテアリアニコリゼルヴァ“カッペッラッチョ”(CasteldelMonteAglianicoRiserva“Cappellaccio”)2005です。このワインは現行のヴィンテージは2012年、2,000円なかばの価格の割には長い瓶熟の後にリリースされます。そして、更に瓶熟をすると変化したワインを楽しめます。当初は感じなかったコーヒーやカカオの香りはタンニンを芳ばしいほろ苦さへと好ましい印象に導いているように感じました。酸も甘さを感じるような滑らかさがあります。果実味はスリムに、ミネラリーな香りが加わり価格以上の美味しさがある、と思っています。アリアニコ全般を難しいワインとは思はないが、スタイルをどんどんを変えていくスピードに平常心が問われるような気がします。カッペッラッチョ
ピネロ(“Pinéro”RossoSebinoPinotNeroI.G.P.)2013をセラーに追加しました。カデルボスコのワインです。水はけのよい氷堆石土壌のフランチャコルタの域内のピノネロ100%から造られます。ブドウは完熟するのが当たり前のフランチャコルタ、泡とスティル何をしてくるのか見たくなりました。セラーに追加
アルトアディジェシャルドネ“サンクトヴァレンティン”(AltoAdigeChardonnay“SanctValentin”)2017マグナムをセラーに追加しました。アルトアディジェは高低差、ライム、火山性、堆積等と、多様性があります。サンミケーレアッピアーノは広くライムの性格をワインに感じさせてくれます。今回は長くエイジングが可能なマグナムが出展されたので、思わず買ってしまいました。シャルドネ
アッレグリーニのアマローネ(AmaronedellaValpolicellaClassicoAllegrini)2015をセラーに追加しました。先回のモンティアーノに通じ、今飲んでもいいのだけれど。5年前後のエイジングの済ませた後のおぼろげな姿を観てみたいと思います。セラーに追加しました。
ストラッセルホフのA.A.ヴァッレイサルコケルナー(AltoAdigeValleIsarcoKerner‵Strasserhof)2017、A.A.ヴァッレイサルコシルヴァーネル(AltoAdigeValleIsarcoSylvaner‵Strasserhof)2017とアマローネデッラヴァルポリチェッラクラッシコ“カンポロンゴディトルべ”(AmaronedellaValpolicellaClassico“CampolongodiTorbe”)2011をセラーに追加しました。シルヴァネールとケルナーのマグナムは熟成感を楽しめるか否かは、ちょっと疑問があるが、マグナムを用意した心意気を感じて購入しました。アマローネは高評価でした。セラーに追加
今回、抜栓したイタリアワインはソアーヴェクラッシコ“レビーネデコスティオーラ”(SoaveClassico“LeBinedeCostiola”)2006です。ハネデューメロンにオレンジが絡まっているような香りと味わいは。リリースされた当時のカリカリした尖った印象からは想像が出来ないほど、優美な装いと深遠な味わいを感じました。食材や料理が思い浮かぶことはなく、眺めているだけで楽しくなるワインでした。ソアーヴェ
今回、抜栓したイタリアワインはモンティアーノ(”Montiano”LazioRossoI.G.T.)2015です。今、飲んでもいいのだけれど、やはり56年か8年くらいのエイジングが必要なワインだ、と思われます。モンティアーノ
昨夜抜栓したコロンバプラティーノ(”ColombaPlatino”vinoInsoliaTerreSicilianeI.G.T.)2017です。パステルカラーの果実味は、意識の内側に張り付けられるキラキラの酸。斜め読みをする卑屈な自分をたしなめるように、正面から何気に素直に映る味わいがあります。トスカーナのアンソニカ、シチリアのインソリア、それぞれ背景が違うのだから、姿形も違うのは当然だと思いました。コロンバプラティーノ
今回、抜栓したイタリアワインはモンテクッコサンジョヴェーゼリゼルヴァ“ポッジョレオーネ”(MontecuccoSangioveseRiserva“PoggioLeone”)2006です。価格はデルチェッロ社のモンテプルチアーノほぼ同じレンジに入ります。エイジングによる変化は期待出来ないのでは、と思っていたのですが。スパイシー感が半端ない、クローブ、ターメリック、ナツメグの香りに腐葉土、レーザーのニュアンスにちょこっとラズベリーの香りが顔を覗かせます。香りと味わいの展開に心が鷲掴みされる思いがしました。モンテクッコのサンジョヴェーゼ100%の特徴を掴み切れずにいます。ぐいぐい押してくるスパイシーな香りにミネラル感は2010年に感じることは出来なかっただけに、残念な気持ちです。残りは2本、資料用にセラーにそのままに...モンテクッコ
今回、抜栓したイタリアワインはヴァルポリチェッラ“イルヴァルポ”(Valpolicella“IlValpo”)2017です。エチケットを見てのとおりValpolicella、Valpantenaはなく、ビオであることも、何処にも表記はありません。独自な視線でヴァルポリチェッラに取り組んでいるのか、と思い調べてみました。しかし、出てくることに真新しいものは一切なく。只々、ありきたりな文言ばかりでした。確認はしていませんが、初インポートだと思います。試飲用に6本買った6本目のワインです。今までの印象は酸がとても綺麗なワインだ、と思ったことです。僅かなタンニンに爽やかな果実味は酸を引き立てている様に感じました。そこで毎回思ったことは、鮨に最適かな、と思いながら味わっていました。今ならば、戻りのカツオ、名残のメバチマグ...イルヴァルポ
新しいアスロのソムリエナイフを買いました。最初に買ったソムリエナイフはスパイラルはイタリア製であるとの触れ込みに釣られて買いました。しかし、イタリア製の鋼は世界的な評価があるにも関わらず、ナイフに関しては知られたメーカーが見当たりません。最初のソムリエナイフはよく考えもせずに栓抜き付きをポッチとしたのですが、リーチが長くキャップシールが切りづらい。そこで新たに刃紋の美しいダマスカス鋼ナイフ付きを購入をしました。国産なので修理は製造メーカーに直接出来ます。そして、イタリアワインのコルクは固いことが多く、スパイラルに強度を要求されます。私の好きなアマローネはコルクが長く、力任せの抜栓をせずに済みそうです。国産のソムリエナイフ
今回、抜栓したイタリアワインはヴァルテッリーナスペリオーレリゼルヴァ“ニーノネグリ”(ValtellinaSuperioreRiserva“NinoNegri”)2011です。香りはクランベリー、タバコ、フンギ、甘いスパイス。タンニンにイライラすることはなく、酸も刺々しさもなく、バランスの良い果実味と相まって美味しく感じられるワインです。このワインも、コンディショニングの済ませた後は、あまり変わり映えのしないタイプであると思われます。2006年があり、近日中に抜栓したいと思っています。ヴァルテッリーナ
今回、抜栓したいたりワインは“ゼンサ”ネロディトロイア(”Zensa”NerodiTroiaPugliaI.G.T.)2017です。6本買った6本目のワインです。派手なエチケットにはビオ、ナチュラの文字が見て取れ、有機栽培に自然派を意識したワインをアピールしています。ネロディトロイアのワインを繊細さを求めるのではなく、果実味を伸び伸びと盛りに盛った目鼻立ちのくっきりした造りをしています。しかし。鮮やかな酸に爽やかなタンニンは派手な果実味のフィニシュを繊細に変えています。カラメルなどの焦げた香りは拾うことが出来ませんでした。ひな皮、ボンボチ、手羽先揚げ、ケンタッキーのホット何とか等にマッチングするかな、と思っています。ゼンサ
モンティアーノ(“Montiano”RossoLazioI.G.P.)2015をセラーに納めました。2016のリリースを待っていたのですが、激安の条件で売りに出ていたので思わず買ってしまいました。後日レポートを書きます。モンティアーノ
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ソアーヴェクラッシコ“カルヴァリーノ”(SoaveClassico“Calvarino”)2009を抜栓しました。前回までの反省から内玄関(15℃)に三日置いてからの抜栓です。酸はしっかりしていますし、ミネラル感も何とか面目を保たれていましたが。オリジナルを何処かに忘れてしまったような状態でした。スムーズではありませんでしたが、不味くはありませんでした。カルヴァリーノ
ロマーニャアルバーナセッコ“コドロンキオ”(RomagnaAlbanaSecco“Codronchio”)2010を抜栓しました。このワインは2週間ほど遅摘みをされ一部貴腐化したアルバーナをステンレスタンクと10%の木樽で熟成をされます。ピークは過ぎているのだが、最後の力を振り絞るようにハーブとモモのネクターの香りが鼻の周りをグルグルと回り、後ろ髪を引かれる思いがありました。ヒートショックを受けやすい、早めにドロップアウトするアルバーナにあって、ここまで体面を保っている。アルバーナの見直しをすることにしました。コドロンキオ
フリウリイソンツォフリウラーノ“ドレエ”(FriuliIsonzoTocaiFriulano“Dolée”)2009を抜栓しました。自宅のセラーは冬3℃まで下がります。普段飲みしているワインは30分ほど室内に静置で問題はありませんでした。しかし、古いワインを整理して感じたことは、低温で長く保管すると開くまでに時間が掛かるにではないかと思いました。今回は内玄関で6時間、室内に入れて1時間後に抜栓しました。酸はエッジが鮮やかでしたが、香りと味わいが曖昧ではっきりしませんでした。やはりセラーの低温のせいかな、と思われました。フリウラーノドレエ
リヴィエラリグーレディポネンテ₋Riv.deiFio.₋ピガート“アルビウム”(RivieraLigurediPonenteRivieradeiFioriPigato“Albium”)2007を抜栓しました。放置し過ぎたかな。飲むのが辛い状態ではないが、ピークは完全に過ぎていました。ピガートアルビウム
A.A.ヴァッレイサルコケルナー“プレポージトゥス”(AltoAdigeValleIsarcoKerner“Praepositus”)2010を抜栓しましたオレンジを思わせる柑橘類の残滓に過熟したフルーティーな香りと味わいはドロップアウトの淵にあると思います。しかし、酸はしっかりしていました。リースリングとトロリンガーの交配品種であるケルナーはリースリングの性格が強くあれば、と期待していたのですが。肩透かしにあったようで残念でした。ケルナープレポージトゥス
フリウリイソンツォマルヴァジーアイストリアーナ“ディスクミエリス”(FriuliIsonzoMalvasiaIstriana“DisCumieris”)2006を抜栓しました。ディスクミエリスは熟成感を楽しめるのでは、と考えセラーに4ビンテージ9本保管していたワインです。結果は静置してコンデションを整え5年程度以内がベストかな、と考えています。私の印象ではマルヴァジーアイストリアーナの藤の花の香りは特徴的で、そのほかでは熟成したシャルドネに感じることがあります。そのほかには黄色いリンゴ(金星)の香りを感じるはずでしたが、ピークを過ぎ枯れた香りが残念でした。ディスクミエリス
今回は自家用のコントラット社のアルタランガパドゼミレジマート(AltaLangaPasDoséMillesimato)をセラーに納めました。コントラットの創業は1867年、シャンパーニュの確立から100年ほど後になります。以前はオルトレポパヴェーゼの葡萄を使用していましたが、現オーナーによりアルタランガの原産地呼称の規格に合わせて葡萄畑を調達しました。ピエモンテ南部のランゲ地方には標高の高い優良な畑は土着品種が無理でも、高品質のピノネロやシャルドネには最適な条件を提供してくれます。ブドウはピノネロとシャルドネ90~100%にその他10%まで。イーストコンタクトは最低30ヶ月、ヴィンテージ入りを義務付けられています。シャンパーニューに技術力で遠く及ばない。ならばブレンドの技術や補糖に頼らずに、葡萄本来の個性...アルタランガ
フリウリイソンツォマルヴァジーアイストリアーナ“ディスクミエリス”(FriuliIsonzoMalvasiaIstriana“DisCumieris”)2010を抜栓しました。熟成を期待していたのですが、ちょっと無理かな。セラーは5度で温度が上がり切れないことも理由の一つかもしれない。温度は徐々に上がり後半には舌に絡みつくような果実味はあるものの、豊潤さはあまり感じられない状態でした。優しく飲める状態にしてから、と反省しています。マルヴァージアイストリアーナ
ベルターニ社のAmaronedellaValpolicellaClassico(アマローネデッラヴァルポリチェッラクラッシコ)2013をセラーに納めました。1997年ビンテージからの醸造の変化は年々評価を上げて行きます。一時期新樽のフスト(中樽)に行きつくも、2013年より以前の大樽での熟成になっています。樽熟の期間も96ヶ月に長くなっています。試飲の機会もないので全く飲んでいませんが、ワイン誌での評論を見る限りアルコール度数は高くも軽快感はあり、今飲むより熟成を楽しめるワインと評されています。ベルターニ社のアマローネ
CasaE.diMirafioreのBaroloLazzarito(バローロラッツァリート)2016をセラーに納めました。フォンタナフレッダのラッツァリート2016年を発注したのですが、間に合わずミラフィオーレに変更になりました。このミラフィオーレはかつてフォンタナフレッダの一つのブランドで、人手に渡っていたブランドでしたが。近年に買い戻したブランドになります。エノロゴ(杜氏さん)は別ですが、畑の管理は同一のアグロノーモが行っています。テクカルシートを見てもほぼ同じです。社内事情は分からないが、付き合いの長いカンティーナなので良い方向に向かって欲しいと思っています。フォンタナフレッダはピエモンテ州最大のオーガニックワインのメーカーです。2016年は2021年にリリースされたワインです。21世紀前夜からの改...バローロラッツァリート2016
昨年はセラーのエアコンを取り替えました。以前のエアコンはリモコンが壊れ16℃以下の維持が不安定になり、去年の秋にモデルチェンジしました。西側の壁は断熱材を貼っていたのですが、一部の壁で汗を掻くようになりポリエチレンフィルムを壁一面に貼りました。3畳半ほどの小さな箱ですが、2.2キロワットのエアコンで16度に設定しても14~15℃に保つことが出来ます。エアコンは10年以上使用し、近年は電気代が気になり替えました。セラーのエアコンを取り替え
余市登ピノネロプライベートリザーブ(YoichiNoboriPinotNoirPrivateReserve)2021をセラーに納めました。このワインは余市に設立されたキャメルファームの自社畑のピノネロから醸造されます。先日、キャメルファームの試飲会があり、直近のヴィンテージの天候が良好過ぎで、特に夜に温度が下がらない、と話題になり。自社の2021年プライベートリザーブの出来の良さをアピールされました。確かにアメダス(ネットの中で誰でも見ることが出来ます)の過去のデータを見ても2022年23年の天候は良好過ぎ、気になる部分は夜の温度が下がり切れていない、地下水の記述がない。但し、私は専門家ではありません。カンティーナからのテクニカルデーターから読み解く耳学問です。6ヶ月くらいコンディショニングを済ませてから...ピノネロプライベートリザーブ2021
ブルネッロディモンタルチーノ“サルヴィオーニ”(BrunellodiMontalcino“Salvioni”)2019をセラーに納めました。2019年は天候の変化が激しかったものの、節目節目に恵みの雨となりエクセレントな年になりました。現在は3代目の農学の学位を取得したDavidが畑と醸造を担当しています。祖父や父に見守られながら更なる飛躍を期待しています。ブルネッロサルヴィオーニ
このワインは普段飲みしているチロロザートです。先回のヴィタルバの余韻が残る中で、このロザートはガリオッポから赤ワインを造る段階でモストの15%を抜き取ってからマセラシオン(セニエ)を行ないます。白ブドウを赤ワインのように醸して造るオレンジ色のワインと赤ワインを造る途中のロゼワインの違いはあるが。シュール・リーにスキンコンタクトは低温の理由を理解出来るように思われます。プレーニオ
昨夜のボッチワイン会はロマーニャアルバーナセッコ“ヴィタルバ”(RomangaAlbanaSecco“Vitalba”2016でした。このワインはジョージア産のアンフォラ(クヴェヴリ)で95日間の醸し、発酵にシュールリーを行って造られるワインです。6年経過しているワインですが、残念な状態でした。導入する時に、この長い醸し発酵を期待していたのですが、多少の種由来のタンニンを感じられえるものの、香りと味わいの輪郭はぼやけている。多分このままドロップアウトしていくと思います。ヴィタルバ
BrunellodiMontalcino“Ugolaia”(ブルネッロディモンタルチーノ“ウゴライア”)2016をセラーに納めました。古い歴史を持っている家系、流行に捕らわれないクラシックスタイルでブルネッロに取り組んでいます。ウゴライアの畑はセラーの南側にあり。20世紀後半の密植えの流れに組せず、1ヘクタールに3500本のサンジョヴェーゼグロッソが植えられています。ブルネッロウゴライア
BrunellodiMontalcino“Ugolaia”(ブルネッロディモンタルチーノ“ウゴライア”)2016をセラーに納めました。古い歴史を持っている家系、流行に捕らわれないクラシックスタイルでブルネッロに取り組んでいます。ウゴライアの畑はセラーの南側にあり。20世紀後半の密植えの流れに組せず、1ヘクタールに3500本のサンジョヴェーゼグロッソが植えられています。ブルネッロウゴライア
アマローネデッラヴァルポリチェッラクラッシコリゼルヴァ“カピテルモンテオルミ”(AmaronedellaValpolicellaClassicoRiserva“CapitelMonteOlmi”)2016をセラーに納めました。Riservaの表記は4年以上の熟成が義務付けられています。バローロやブルネッロにも言えることであるが、バリックの呪縛から解かれたのではないのかな、と思っています。長い付き合いのあるスラヴォニア産の大樽での時間をかけての香りと味わいの構成は本来の姿に戻って来ているのかな、感じています。それにしても7年から10年後に抜栓できる状態のリゼルヴァは瓶熟を慎重にしなければいけないが、喜ばしい出来事を待つ楽しみもあります。アマローネカピテルモンテオルミ
ボルゲリロッソスペリオーレ“グラッタマッコ”(BolgheriRossoSuperiore“Grattamacco”)2019をセラーに納めました。ボルゲリロッソにして珍しくサンジョヴェーゼが混譲されています。以前のパレオにもサンジョヴェーゼが混譲されていましたが、今はカベルネフラン100%で造られています。グラッタマッコはトスカーナのワインにサンジョヴェーゼは不可避の考えがあり、小高い丘の上に位置する畑はベストではないが、求められている条件は満たしているとのことでした。グラッタマッコはビオロジックでワイン造りをしているボルゲリで2番目に古いワイナリーです。グラッタマッコ
辻静雄著(ブリヤサヴァラン「美味礼讃」を読む)を読み終えました。翻訳本ではなく、「美味礼讃」の時代や社会の背景に人間模様が記されてあり、内容に触れたものではありませんでした。途中で池波正太郎著「男の作法」を引っ張り出し、交互に読みました。この男の作法には店名は出てきませんが、多くのお店は今も営業をしています。ブリヤサヴァラン
アマローネデッラヴァルポリチェッラクラッシコリゼルヴァ“カピテルモンテオルミ”(AmaronedellaValpolicellaClassicoRiserva“CapitelMonteOlmi”)2016をセラーに納めました。Riservaの表記は4年以上の熟成が義務付けられています。バローロやブルネッロにも言えることであるが、バリックの呪縛から解かれたのではないのかな、と思っています。長い付き合いのあるスラヴォニア産の大樽での時間をかけての香りと味わいの構成は本来の姿に戻って来ているのかな、感じています。それにしても7年から10年後に抜栓できる状態のリゼルヴァは瓶熟を慎重にしなければいけないが、喜ばしい出来事を待つ楽しみもあります。アマローネカピテルモンテオルミ
ボルゲリロッソスペリオーレ“グラッタマッコ”(BolgheriRossoSuperiore“Grattamacco”)2019をセラーに納めました。ボルゲリロッソにして珍しくサンジョヴェーゼが混譲されています。以前のパレオにもサンジョヴェーゼが混譲されていましたが、今はカベルネフラン100%で造られています。グラッタマッコはトスカーナのワインにサンジョヴェーゼは不可避の考えがあり、小高い丘の上に位置する畑はベストではないが、求められている条件は満たしているとのことでした。グラッタマッコはビオロジックでワイン造りをしているボルゲリで2番目に古いワイナリーです。グラッタマッコ
辻静雄著(ブリヤサヴァラン「美味礼讃」を読む)を読み終えました。翻訳本ではなく、「美味礼讃」の時代や社会の背景に人間模様が記されてあり、内容に触れたものではありませんでした。途中で池波正太郎著「男の作法」を引っ張り出し、交互に読みました。この男の作法には店名は出てきませんが、多くのお店は今も営業をしています。ブリヤサヴァラン