chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
tnlabo’s blog   「付加価値」概念を
フォロー
住所
未設定
出身
未設定
ブログ村参加

2014/12/25

arrow_drop_down
  • 10月27日総選挙? さて、投票率は?

    今朝のニュースによれば、総選挙が10月の27日になりそうだという事です。立憲民主党の野田代表は、選挙の前に、国会で十分政策論争をして、有権者が選挙する際の判断材料を提供しなければならないのだから、国会で議論してからにすべきだという意見のようです。一方、自民党内では、早く選挙をして決着をつけたい。議論の時間など必要ないという意見が多いようです。石破さんも、結局10月1日召集の臨時総会で、衆院解散・総選挙に踏み切るという選択に踏み切ったようです。今度の総選挙は、従来の惰性の中での総選挙とは違って、自民党がいかなる政党だったのかが、白日の下に晒され、日本経済・社会のじり貧の原因が有権者に見え見えになった後の総選挙です。当然、「政権交代」の可能性もありうるような客観情勢でもあります。そうした中で、自民党は、裏金問...10月27日総選挙?さて、投票率は?

  • 地球は表面に水がある、なぜ?

    宇宙に行った人が皆さん一様に「地球は青かった」と言っています。空が青いのと同じ原理でそう見えるのか、それとも海が青いので青かったのか、そのあたりは、ははっきり聞いたことがありません。地球に似ているので生物がいるかもしれないと思われていた火星は、赤い星です、さそり座のアルファ星のアンタレスは恒星ですが、赤い一等星として有名です。ギリシャの昔からそうだったのでしょう「アンタレス」というのは「火星(アーレス)に対抗する(アンティ)」という意味だと、戦後夜空がキレイだったころ聞きました。昔はよく星も見えたので、子供は星に興味を持っていました。太陽系では地球と火星は隣同士ですから、火星人の話も想像図もいっぱいあります。しかし今ではいろいろ解って来て、火星には水が無いから生物はいないことや、表面は砂や土や岩石だけだか...地球は表面に水がある、なぜ?

  • 政治を変え、政策を変えるために(続)

    戦後の復興期から高度成長期にかけて、日本の目標は「経済復興から経済大国へ」でした。国民も、政府、官僚もまさに一体でした。目標が明確であれば、ベクトルの方向は一致します、アカデミアも種々の経済成長理論を編み出し理論的、知的な応援をしました。もともと日本人はエネルギーレベルが高いようです。政府もその気、官僚組織は生き生きと自律的に動き、経営者は企業の発展を越えて日本経済の発展迄考え、労働組合は、経済発展に見合う生活の向上を目指して日本経済のバランスの需要面を支えました。こういう体制が整えば、日本経済は、まさに力強い発展を見せます。アメリカとの経済摩擦も日米繊維交渉以降、自動車半導体まで続きましたが、良いものを安くという日本製品の伸長は世界で進みました。そして驚く勿れ、アメリカの人口3分の1、国土面積25分の1...政治を変え、政策を変えるために(続)

  • 政治を変え、政策を変えるために

    立憲民主党のリーダーは決まりました。野田さんです。立候補した4人は、選挙期間中は、4人で手を握り合い、団結の意思表示を示して、政権交代への強い意欲を示していると感じさせるものがありました。所がリーダーに野田さんが決まって、政権構想の人員配置のニュースが流れた途端、党内に不協和音が聞かれるというニュースが流れてきました。こうしたニュースが、どの程度の深刻さのものかはわれわれには解りません。しかし、自民党の長期支配とその腐敗状況に失望し、政権交代を待ち望んでいる人たちにとってみれば、立憲民主党で党内にリーダー選の直後に不満感は心配です。野党結束で自民党過半数割れから、政権交代へという今後に向けての、懸念の材料になりかねません。大事をなすには人心の糾合こそが核心です。立憲民主党にとっては十分な、留意、注意、配慮...政治を変え、政策を変えるために

  • 国連は能くその役割を果たしうるか

    日本時間の昨夜からニューヨークの国連本部で国連総会が開かれ、一般討論演説は、日本時間の昨夜10時から始まっているとのことです。日本からは上川外相が出席していますが、ウクライナとパレスチナで悲惨な戦闘が行われている中、紛争の当事国どうしの激しい議論が予想されるとニュースは伝えています。恐らく世界人類の中の多くの人が、ロシアのウクライナ侵攻、ハマスのイスラエル急襲、それに対するイスラエルのガザ地区を中心にしたパレスチナに対する徹底しすぎるほどの反撃さら、ヒズボラのイスラエル奇襲、イスラエルの報復行動としてのレバノン空爆といった戦火の広がりに悲痛な感覚と人類何ゆえ戦争に走るのかという痛恨の思いで平和を願っていると感じているところです。恐らくニュースが伝えるように、当事国どうしの激しい論議がなされつつあるとおもい...国連は能くその役割を果たしうるか

  • 今年から来年、日本は変わるか

    今年から来年にかけて、日本は変わるでしょうか。政治的にも経済的にもじり貧が進行するだけで、世界の中で、自らの位置をどんどん落としていくというこの10年に息が詰まってきた日本人が、大きく深呼吸して、さてこれからは前を向いて進もむ日本に生まれ変わるかが試されているような気がします。プラザ合意とリーマンショックによる円高で、コストカットに精も根も尽き果てた日本が息を吹き返すチャンスは10年前に1度あったのです。日銀の異次元金融緩和政策で「円高の桎梏」から脱出、当時の政府日銀の皮算用では2年ほどで日本経済はデフレ経済から2%程度の軽いインフレ経済に転じ、経済成長を取り戻せるはずだったのです。アベノミクスという掛け声に多くの国民はそれを期待しました。しかし期待に反したことは皆さんのご経験の通りです。なぜ失敗したので...今年から来年、日本は変わるか

  • 「秋分の日」と「春分の日」のいろいろ

    今日は「秋分の日」です。春には「春分の日」があります。両方とも国民の祝日ということで多くの人は1日のんびり出来ます。元々は民間では、この両日は「彼岸の中日」で、春と秋の彼岸の中日の前後3日ずつを仏教では、彼岸会と言って先祖の供養をします。その真ん中の日なのです。皇室では春季皇霊祭、秋季皇霊祭と言って天皇家の先祖を祭る日です。民間では仏教の行事ですが、天皇家は神道でしょうから宗教は違っても先祖の祀るのは同じです。神仏習合の結果かどうかは別として、さらにその起こりに遡れば、この日は、春と秋にある「昼と夜の長さが同じ日」ということになるのでしょう。「暑い、寒いも彼岸まで」と言われますが、春はこの日あたりで平均気温が15度を超えるようになり、秋は25度を下回るようになるというのが昔からの気温の変化なので、そんな言...「秋分の日」と「春分の日」のいろいろ

  • 金利の機能する経済に向かって

    日本は長い間のゼロ金利で、貯金するのは減らさないためという意識が一般的になっています。実はインフレ分だけ目減りしているのですが、下手に株や投信に手を出すと大きく減ってしまう可能性が大きいと恐れる人が多いようです。そうした意識の結果は日銀の資金循環表に出ています。マスコミも家計の貯蓄2200兆円と言い。政府は株や投信への投資を推奨しますが、この2200兆円のうち、1100兆円は現金・預金(タンス預金含む)です。証券投資は4.6兆円です。ところで、この1100兆円のやっと利息が付き始めました。日銀の目標は差し当たって短期金利0.25%ですが、金融機関の中では定期預金0.5%、中には0.75%、1%をキャンペーン利息などとするところも出てきました。銀行の場合は元本保証、確定金利です絶対安全です。もう少し利息が高...金利の機能する経済に向かって

  • 8月消費者物価指数、基調は安定へ

    今朝、総務省統計局から2024年8月の消費者物価指数が発表になりました。結論から言うと、現状、日本の消費者物価指数は安定基調で、それを乱しているのが政府の場当たり的な補助金政策と地球温暖化による異常気象だということです。アメリカでは、雇用統計と消費者物価指数がFRBの金融政策を左右する主要な統計ということになっているようですが、それはこの2つの統計が、アメリカの実体経済の現状を反映すると、関係者みんなが理解しているから成り立つのです。アメリカが立派ということではありませんが、経済関係の統計などはなるべく本来の経済の動きを示してくれた方が経済状態を理解するためには好都合でしょう。ということで、発表になりました8月の消費者物価指数を見てみましょう。マスコミは前年比2.8%の上昇としているものが多いようです。こ...8月消費者物価指数、基調は安定へ

  • 8月消費者物価指数、基調は安定へ

    今朝、総務省統計局から2024年8月の消費者物価指数が発表になりました。結論から言うと、現状、日本の消費者物価指数は安定基調で、それを乱しているのが政府の場当たり的な補助金政策と地球温暖化による異常気象だということです。アメリカでは、雇用統計と消費者物価指数がFRBの金融政策を左右する主要な統計ということになっているようですが、それはこの2つの統計が、アメリカの実体経済の現状を反映すると、関係者みんなが理解しているから成り立つのです。アメリカが立派ということではありませんが、経済関係の統計などはなるべく本来の経済の動きを示してくれた方が経済状態を理解するためには好都合でしょう。ということで、発表になりました8月の消費者物価指数を見てみましょう。マスコミは前年比2.8%の上昇としているものが多いようです。こ...8月消費者物価指数、基調は安定へ

  • 見えて来たアメリカの金利政策の方向

    アメリカの中央銀行FRBの9月の金融政策決定会合(FOMC)が終わり、政策金利の下げ幅は0.5%と決まって、思惑で揺れた金融市場も当面落ち着くことになりそうです。基軸通貨国であるアメリカの政策金利の動向は、世界中の為替レートに影響を与えることになります。特に経済関係が多様に入り組んでいる日本の場合は、いろいろな面で大きな影響を受けることになりますから、目が放せません。勿論、実体経済への影響が大事ですが、アメリカの政策金利が、即座に影響する為替レート、その影響を受けるマネーマーケットなども大変でしょう。その関係者は発表前から、情報を集めシミュレーションし、勝ち筋を狙うのでしょう。今回のFOMCの政策金利の引き下げは0.25%か、0.5%かに絞られていましたが、0.5%に決まったことは、FRBは、アメリカ経済...見えて来たアメリカの金利政策の方向

  • 雇用構造を変えるには:官製「働き方改革」の盲点

    このブログでは国が「働き方改革」を言うなどは「余計なお世話」で、働き方改革は必要に応じて労使が自主的に考えって実行するものという立場をとっています。「賃上げ」の場合も同様ですが「官製春闘」はスローガンだけで、去年、今年、経団連が賃上げを認める姿勢を取り、連合内の主要単産が本気なって、やっと賃金が上がってきています。政府が日本の雇用構造に影響を与えたのは、「プラザ合意」という経済外交の大失敗の結果、大幅円高で企業が賃金水準の維持が出来なくなり、やむを得ず正社員を減らし、非正規社員の著増という雇用構造の悪化をもたらした事ぐらいでしょう。ところで、技術革新が進み、雇用構造がそれに従って変わらなければならないというのは当然で、大変大事なことです。実はそれを極めて上手にやって来ているのが日本企業なのです。これはコダ...雇用構造を変えるには:官製「働き方改革」の盲点

  • 生産性向上は大切、その分配も大切

    昨日は敬老の日でした。折角の国民の祝日でしたが、高齢者を大切にする事と、経済成長や国家予算のやりくりという問題で、世界の先進国は軒並み年金問題で苦しんでいるといった現実を書きました。前々回は、「働き方改革」に関連して、人手が足りないのはエッセンシャルワーカーなどの社会の重要な分野を含む対個人サービスの職務だと書きました。こうした問題はみんな、生産性の向上と生産性向上の成果の分配の問題に関わる事ですということを今回は整理しておきたいと思います。こう書いただけで、もうこのブログが「何を言おうとしているか解ったよ」とおっしゃる方もおられると思います。その場合は「巧く書けているか」採点して下さい。前回、高齢化問題の中で「今の日本社会は、昔のように、絶対的窮乏の社会ではありませんから、GDPの配分を適正化すれば、何...生産性向上は大切、その分配も大切

  • 今日は敬老の日です、老人は何をしたら?

    敬老の日が国民の祝日になったのは1966年からで、老人福祉法の制定に伴ってということになっています。それまでも敬老会というのは全国各地にあって、日本では「敬老」という意識が定着していたように思うのですが、戦後21年たって、日本経済も高度成長のおかげで少しは余裕ができ、まだまだ年金制度などは不十分でしたが、日本人の持つ「敬老」という美徳を国として明確にしようという所まで到達したのでしょう。世界でも敬老を国民の祝日にしている国は、僅か数か国というのがネットの情報ですが、子の祝日は、いかにも日本らしいという感じがします。そんな事を言っている私も昨年卒寿を越えた老人です。大事にしてもらえるのは有難いですが、個人的には、敬ってもらうだけでは何か気が引けるような感じもします。昔から日本には、自分たちを生み育ててくれた...今日は敬老の日です、老人は何をしたら?

  • 「高生産性部門への雇用の移動で経済成長」という理解は誤解です

    働き方改革が言われて以来、表記のような言葉をよく聞くようになりました。この主張をされる方は異口同音に、日本の生産性が低いのは、低生産性部門に大勢の人が働いているから生産性が低いのは当然で、そういう人たちが高生産性部門に移動していくことが大変重要だと言います。聞いていれば確かにその通りですから、積極的に労働移動を促進して、雇用構造を変え、高生産性部門中心の日本経済にしていかなければならない、そのためには、再訓練をしたりして新しい専門分野の仕事に雇用が移るように官民あげて努力することが大事だなどと考えたりします。働き方改革を推進している自民党の政治家も、マスコミで「専門家は・・」ということで紹介される方も、同じように言われる方も多いのですが、そのたびに感じるのは理屈はそうかもしれませんが、アベノミクス以来10...「高生産性部門への雇用の移動で経済成長」という理解は誤解です

  • 国民の経済活動、日米の違いを考察すれば

    アメリカのインフレが収まってきてアメリカの消費者物価指数の観測をやめていましたが、久しぶりに昨日のブログでアメリカの消費者物価指数の動きを見ました。日本の消費者物価指数の動きは、ずっと追い続けています。アメリカの消費者物価指数の動きを久しぶりで見たのは、FRBが雇用の統計と消費者物価指数の統計に極めて敏感で、それによって政策金利の下げ幅を決めようとしているからです。雇用の増加が大きければ、求人難から賃金上昇の可能性が高い、賃金が上昇すれば、それは物価を押し上げる圧力になり、賃金・物価のスパイラルの可能性が出てくる。賃金インフレの激化は絶対に避けなければならないということで、金利引き上げを続けて来て、やっとインフレが収まって来たと見ているのに、ここでまたインフレでは困るというのはFRBにとっては当然でしょう...国民の経済活動、日米の違いを考察すれば

  • アメリカの消費者物価と日本の株価

    アメリカの消費者物価指数と日本の株価に直接の関係があるわけではありませんが、間接的には大変な関係があることもあります。今日の日本の株式市場は大変堅調で、日経平均は一時1200円を超える上昇です。このところずっとアメリカの中央銀行であるFRBが来週には政策金利を引き下げることが確定的とみられていて、そうなると日本株は下がらざるを得ないということで、元気だった日本の株式市場も、下げ続ける状況になっています。ところが昨日アメリカの8月分の消費者物価指数が発表になったことをきっかけに、今日の日経平均は大幅の上昇になったわけです。先日は、アメリカの雇用の増減が日本の株価に影響するという点にも触れましたが、今度はアメリカの消費者物価指数です。ことほどさように、アメリカ経済の一挙手一投足が日本の株式市場に影響するという...アメリカの消費者物価と日本の株価

  • 政権は国民に対し責任を取る必要はないのか?

    岸田総理は、次期総裁選に出ないことになりました。これに対して、多くの人は岸田内閣の評判が悪く、これで立候補しても格好がつかないからと理解しているようです。中には、政治資金問題もけじめがつかず総理総裁として責任が取れないからだろうとか、3年の在位のうち、25か月も連続で実質賃金が下がったのだから責任を取るのが当然だ、などという意見もあるようです。しかし総じて見ますと「責任を取った」というのではなく「出ても格好がつかない」からとか、「どうせ出てもだめだろうし」といった見方が多いようです。そういえば、今度の裏金事件でも、賃金は下がるし、経済も少しも良くならないという問題でも、政権、政府の責任という言葉は、あまり聞いたことがありません。責任という言葉は、日本人の感覚からすれば「強すぎて」そこまで言われては立つ瀬が...政権は国民に対し責任を取る必要はないのか?

  • エネルギー循環を人間の手で:頑張る日本

    これからは水素の時代だといわれています。人類社会の発展には、ますます多くのエネルギーが必要のようです。例えば、AIの普及に従って膨大なエネルギー需要が発生するといわれています。その一方で、環境問題が言われSDGsが重視されます。その中で、日本は、石炭火力を使うということで2年連続ですか、不名誉な「化石賞」の受賞をしています。この辺りは政治のレベルの問題で、日本の科学技術の現場はクリーンエネルギー開発で大いに気を吐いているようです。クリーンエネルギーのチャンピオンは「水素」のようで、「これからは水素社会」などと言われます。水素はよく燃えますが、燃えた結果は「水」ですから環境への悪影響はありません。それだけではありません。これまで使ってきた燃料、藁や木材から石炭・石油などは炭素が燃えてCO₂になるから問題です...エネルギー循環を人間の手で:頑張る日本

  • <月曜随想>日本は日本の得意な道を生かそう

    世界の国々には、それぞれのお国柄があります。日本にも、日本のお国柄があり、いろいろと注目されるようになったようでインバウンドが増えています。そういうと、「そんなの自惚れだよ。インバウンドが増えているのは円安のせいだよ。」という人もいます。多分本当のところはその両方でしょう。日本は島国で、高度な文化は殆んど海外から入って来ましたから舶来崇拝は、知識人、文化人の伝統のようにもなっていた面もないではありません。しかし人の国際移動の一般化し、更にはネットの普及で、舶来崇拝は、一部、ボジョレヌーボーの輸入は日本が世界一という事などを残して消えて来たようです。今後重要になってくるのは、自分のことなので気がつかなかったといった日本の得意な面を、客観的な視点から意識的に発掘し、それを使って世界に貢献するようなことを大いに...<月曜随想>日本は日本の得意な道を生かそう

  • アメリカ経済は落ち着いてきたようですが

    アメリカでも日本でも投機筋などが特に注目をしていた8月の非農業雇用者数の増加が6日(日本の昨夜)発表になりました。数字そのものは14.2万人増と結構な数字ですが、マスコミの報道では数字などは書かずに「市場の予想より低かった」とだけ書いているところもありますように、市場の予想に比べて高いか低いかが問題だったようです。市場の予想はたいていが投機筋の調査機関などによるものです。投機筋は、FRBが9月に利下げをすることを望んでいて、それもパウエル議長が以前言っていた0.25%ではなくて0.5%の方が景気刺激、株価上昇の環境としてはいいわけですから、多少高めの予想をしたくなるでしょう。失業率の方は4.3%まで行ったのが4.2%に下がってきて、アメリカの雇用情勢が悪化とはいえないようですが、これで一応9月の政策金利の...アメリカ経済は落ち着いてきたようですが

  • 平均消費性向にも慣性の法則が?

    昨日は厚労省から毎月勤労統計が発表になり、25か月続いた実質賃金の対前年対価が止まりそうな気配ということを報告しましたが、今日は総務省統計局から家計調査の「家計収支編」の7月分が発表になり、賃金と消費、さらにその延長線上にある景気回復への検討資料が集まってきました。マスコミでは家計の実質消費支出は3か月ぶりの増だが僅か0.1%といった消費不振を指摘していますが、確かに賃上げ率も高く、ボーナスも多かったにも関わらず消費はあまり伸びていないようです。7月の二人以上の全世帯の実質消費支出は名目値で3.3%増、実質値では0.1%増ということで昨年は殆んど毎月前年比実質減、今年1月が最悪で実質6.3%の減少から4月は0.5%増加になりましたが、5月、6月は減少で、7月ようやく0.1%の増加という低迷状態です。毎月追...平均消費性向にも慣性の法則が?

  • 実質賃金前年比低下からの脱出達成か?

    今朝、厚労省から2024年7月分の「毎月勤労統計」が発表になりました。賃金動向に関心の深い皆様は、先月から、さて7月はどうなると心待ちにしていた結果が出ました。ご承知のように毎月勤労統計で明らかになる平均賃金水準の指数の推移と、消費者物価指数で明らかになる物価動向で、両方の対前年同月変化率(通常は伸び率)を比較して、消費者物価指数の上昇率の方が高ければ、実質賃金は前年同月より下がっているといいう事になります。経済が成長していれば、賃金指数も、物価指数も上がっていて、賃金指数の上り幅の方が大きいから、その分生活が良くなっているというのが結果ですが、日本の場合は、2022年の4月から2024年の5月まで、25か月連続で実質賃金が前年より下がるという異常状態が続いてきました。それが今年の6月は企業の収益が順調で...実質賃金前年比低下からの脱出達成か?

  • 今日は秋の気配をお届けします

    今年の夏もまた格別に暑かったですね。台風一過なのにまだまだ暑いような予報です。台風10号は列島各地に大きな爪痕を残しました。下水道などの設計は、降雨量1時間50㎜が基準になっているなどと聞きますが、ニュースを聞いていますと100㎜などというケースがいくらでも出てきているように思われます。日本列島に住んでいる限り地震と台風とは共存する覚悟で生活することが必須だということは解っていますが、台風と集中豪雨は近年ますます強烈になってきて、巨大地震の懸念もあるというのですから、国土強靭化の方も格段に進めていく必要があるようです。ところで、今日は朝から快晴で、日差しは強いですが、風は何となく涼しく、やっぱり秋の気配だなと思わせるような朝でした。我が家の狭い庭でもススキが先日から穂を出し始め、ちょっと強めの風に、数本の...今日は秋の気配をお届けします

  • 日鉄のUSスティール買収:「祈!成功」だが

    日本製鉄がUSスティールを買収するというニュースを聞いて驚いたのはこの春ですが、多くの障害にもかかわらず、話はどんどん進んでいるようで、9月に結論は12月に伸びましたが日本製鉄の意志は固く、あくまで買収の成立を目指しているようです。この話を聞いてまず気になったのはUSスティールの労働組合USWが反対しているということでした。しかしその後話が進んでくると、大統領選の期間でもあり、バイデン大統領も必ずしも賛成ではないようで、今日は、ハリス候補が反対を表明したというニュースが入ってきました。アメリカでは、会社は株主のものですから、組合が反対しようが、誰が何と言おうが株主がOKならば、ということかもしれませんが、トランプさんは「そんな事はさせない」といっているようです。日本製鉄にしてみれば、アメリカの株主の意向が...日鉄のUSスティール買収:「祈!成功」だが

  • <月曜随想>結果かプロセスか?

    大谷翔平選手の活躍は凄いですね。昨年は投手と打者の2刀流、今、年は、投手役はお休みですが今度は打者と盗塁、やる事何でも記録を作ってしまいます。しかもいつもニコニコで楽しそうです。天賦の運動神経と体力に、優れた人柄、羨ましいと思う人は多いかもしれませんが、あの記録を生み出している最大の原因は、大谷選手自身の努力だと解っている人も多いのではないでしょうか。大谷選手のことはテレビや新聞でしか知りませんが、私もそう思っています。ところで、分野は全く違いますが、経営学で良く出てくるマネジメントの手法に「目標による管理」と「結果による管理」というのがあります。両者の関係から言えば、仕事を達成するのに、先ず「目標」を明確にし、目指す所を明らかにして「よしやろう」という気を起こさせるのでしょう。そのうえで出された「結果」...<月曜随想>結果かプロセスか?

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、tnlabo’s blog   「付加価値」概念をさんをフォローしませんか?

ハンドル名
tnlabo’s blog   「付加価値」概念をさん
ブログタイトル
tnlabo’s blog   「付加価値」概念を
フォロー
tnlabo’s blog   「付加価値」概念を

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用