もう一つのツール・ド・フランス前哨戦、ツール・ド・スイス、ポルトガル人のジョアン・アルメイダが山岳タイムトライアルで勝利、総合でも大逆転で総合優勝!ポテンシャルのある選手だと思っていたが、今年は当たり年かな。もうすぐ始まるツール・ド・フランスでも活躍が期待される。
マイルス・デイビスの最後のジャズ作品?~Tout de suite
この曲も、マイルスの1968年のアルバム「キリマンジャロの娘」から。 先日、NHK-FMでやっていた特集番組「ジャズハービー」でもかかっていたが、マイルスとしても、ハービーハンコックとしても重要な曲だと思う。 アメリカの著名な音楽評論家スタンリー・クラウチは、このアルバムを、マイ...
これが入っているアルバム「Miles in the Sky」、それからその次の「キリマンジャロの娘」で印象的なのはトニー・ウィリアムスの圧倒的な表現力。 若くしてマイルスコンボに参加し、リーダーのマイルスに「もっと練習しろ」とプレッシャーをかけたという天才ドラマーの、一つの完成形...
渦流の効果、空力の面白さ~ホンダアクセスのシビックタイプR純正リアスポイラー
シェブロンノズルという、航空機で使われる空力効果を応用した、シビックタイプRの純正アクセサリーのリアスポイラーが興味深い。 ウィング下面で渦を発生させることで気流がウイング面から剥離するのを防ぐ効果があり、面白いことにコーナリング時に斜めに気流が当たった際にも、その剥離を防ぐ...
レムコ2連覇、来年はダブルツール?~【ハイライト】UCI世界選手権大会 男子エリート個人タイムトライアル|Cycle*2024 #cycle #oneday_cycle
スタート直前にチェーンが外れるというトラブルに見舞われたのにもかかわらず、レムコ・エヴェネプールが世界選手権個人タイムトライアル2連覇。しかも、フィリポ・ガンナを2年連続で2位に退けての結果だ。 レムコ・エヴェネプールの進歩はとどまるところを知らない。来年は、ジロとツールのダブル...
フリーっぽいマイルス~Miles Davis - If I Were A Bell (Live Tokyo '64)
昨日の夜からNHK-FMでやっている「ジャズマイルスⅥ」、まずは黄金期の60年代クインテットからはじまった今回の特集、2日目の今夜はどういう展開になるのだろうか? 黄金期のクインテットだが、ウェイン・ショーター加入前に、サム・リバースが参加して初来日したときのライブアルバム「Mi...
土臭いのに新鮮~G. Love & Special Sauce - The Things That I Used To Do (Official Audio)
最初に聴いた瞬間から、何だろうこれは?という感じ。 乾いたスネア、生っぽいドラム、ギターも古臭いというか、土臭いサウンド、そこにラップとも歌ともつかないヴォーカル。古そうなのに新鮮な、不思議な魅力のユニットだ。
未発表音源~Gil Evans Orchestra w/Jaco Pastorius - Live in NYC Jan 9th 1984 (Includi...
今日は天才ベーシスト、ジャコ・パストリアスの命日だが、ジャコの未発表音源がyoutubeにアップされていた。 ギル・エヴァンス・オーケストラの中での演奏。1984年の演奏らしいが、音は良くない。それでもジャコのベースの音がクリアに聴こえるのはありがたい。 ウェザー・リポートを脱退...
生命と共生していることを忘れかけている私たちが生きる地上の世界は荒涼としている。それにくらべて、海の中は生命力に満ちている。 ストロマトライト 地球上ではじめて光合成によって酸素の放出を行ったシアノバクテリアの塊。 先カンブリア時代には世界各地に存在し、地球に大量の酸素を提供し...
山口が一時は全国2位に?~【1500~2045】【都市圏】日本の都市人口ランキング 上位20都市の推移 室町時代〜令和
戦国時代の1500年から2045年までの日本の主要都市の人口推移が面白い。 1560年代の山口は、一時は大阪を抜いて全国2位にまでなっている。応仁の乱で荒れ果てた京から逃れてきた文化人を山口は受け入れ、「西の京」として栄えたということだろう。 また、大阪は、浄土真宗中興の祖といわ...
これは重要な指摘!~【9/13速報 丸山知事】世間と真逆の認識に島根県知事が喝!本当に理解しているのか!#自民党総裁選 #小泉進次郎 #島根県知事
ライドシェアの問題、さらに重要な雇用の問題、地方の実情を踏まえての視点(というか想像力を働かせれば当たり前の視点なのかも)からのご指摘。しっかり認識しておくべきだ。
壇ノ浦の戦いで入水した安徳天皇を祭神として祀る赤間神宮は、江戸期までは阿弥陀寺という寺だったという。明治時代の神仏分離によって神社となった。 また、幕末には一時奇兵隊の屯所となり、維新後神社になって初代の宮司は、奇兵隊の経済面を一手に担った白石正一郎だったというふうに、数多くの歴...
イギリス艇はダウンウィンドが速い~Louis Vuitton Cup Semi-Finals Race 2 Recap - INEOS Britannia vs. Alinghi...
アメリカスカップの挑戦艇を決めるルイヴィトンカップもセミファイナルまで来た。 ラウンドロビンの始めのころは安定性を欠いていたイギリス艇がここにきて安定した速さを見せるようになってきた。特にダウンウィンドが速い!
この四角いハンドルを2026年から全車種に??~Présentation - Peugeot Inception : tout savoir sur cette berline électri...
これは今年のはじめにラスベガスで発表されたプジョーの超未来的なコンセプトカー。 この車の超未来的な四角いハンドル、ハイパースクエアとよばれるハンドルを、2026年以降に販売するすべての車種で採用するらしい。 ハンドルと車のステアリング機構が機械的につながらず、デジタル信号で伝達す...
コルトレーンのスローバラードとしてはベストでは?~John Coltrane - I Want To Talk About You
コルトレーンのバラードというと、有名な「バラード」というアルバムがあるが、そちらでは、コルトレーンの代名詞ともいえるシーツ・オブ・サウンド、細分化した音で埋め尽くすようなプレイが封印されている。それはそれで美しい演奏なのだけれど、コルトレーンらしいインパクトは薄いのではないかと感...
新山口駅南北自由通路マルチモニタ映像【パトリックブランの世界】
新山口駅の垂直の庭をつくったのは、パトリック・ブランというフランス人の植物学者だ。 ”どういう養分で生きているのかよく分からないような、引っかかっている(ぶら下がっている)植物たち” に興味を持っていたのだという。 世界中で200あまりの垂直の庭を制作しているというが、この新山口...
先週、台風10号がノロノロと日本列島を通り過ぎた翌日の、ギラギラした日差しの下、濃い緑が映える。 以前からずっと気になっていた、新山口駅の垂直の庭だ。 山口の名所を紹介する写真ボードとのマッチングも良い。 非常用の消火栓やAEDのデザインも悪くない。
60年代マイルスの名曲を天才少女が演奏~Footprints字幕解説動画 - 11歳のジャズピアニスト Ai Furusato
11歳のジャズピアニストAi Furusatoのセッション動画、これはマイルス・デイヴィスのアルバム Miles Smiles に入っている、Footprints の演奏だ。ダイナミックなスケール感をもった名曲、60年代マイルスコンボの作品の中でも、最高峰の一つだと思う曲だ。 ソ...
Passion Dance字幕解説動画 - 10歳のジャズピアニストAi Furusato
10歳の日本人ピアニスト、凄すぎる! ハーモニー感覚も、ポリリズムのセンスも、即興の瞬発力も、凄いの一言。 おまけに、本人のコメントが、見てて勉強になる。
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もう一つのツール・ド・フランス前哨戦、ツール・ド・スイス、ポルトガル人のジョアン・アルメイダが山岳タイムトライアルで勝利、総合でも大逆転で総合優勝!ポテンシャルのある選手だと思っていたが、今年は当たり年かな。もうすぐ始まるツール・ド・フランスでも活躍が期待される。
ツール・ド・フランス前哨戦、クリテリウム・デュ・ドーフィネ最終ステージ。 ロマン・バルデの最終ラン、選手全員の祝福を受けて、ステージがスタート。 そして序盤はマチュー・ファンデルプールの単独逃げ。序盤で飛び出すのはあまり見たことがない印象だ。 タディ・ポガチャルが優勝、しかしヨナ...
霧島神宮参拝。梅雨入りして間もない日、雨の中でも参拝者は絶えない。 建物の向こうに見える木は、樹齢どれぐらいなのだろうか。相当古そうだが、霧島神宮の悠久の歴史に比べるとまだ新しいと言えるのだろう。 霧島神宮と大自然の壮大な歴史。
ルマン24時間レース、今年は今週末に行われるが、これは1978年のレアな映像。 この年優勝したアルピーヌルノーA442にしても、ポルシェ936、あるいは"モビー・ディック"と呼ばれたポルシェ935のルマン用スペシャルマシンにしても、異様に長いテールが特徴的だ。 これは、このレース...
フランス人クライマー、ロマン・バルデにとって現役最後のレースとなる今回のクリテリウム・デュ・ドーフィネ、第2ステージの4級山岳にむけてアタック。動画の1分あたりから。 ピュアクライマーとして最後の華を飾るべく、山岳賞獲得、あるいは山岳が続く後半のステージでステージ優勝獲得できるか...
古来、令制国それぞれに、最も社格が高いとされる神社が一宮として定められている。山口県は長門国と周防国になるが、そのうち長門国の一宮は、下関の住吉神社だ。 奥の本殿は大内弘世、手前の拝殿は毛利元就の寄進になるという。 こちらは大阪にある住吉大社についての解説。 この住吉大社にも、下...
ツール・ド・フランス前哨戦のクリテリウム・デュ・ドーフィネ、ステージ1から大変なステージになった。 アップダウンが多いといってもせいぜい4級山岳、最後は登れるスプリンターが勝つと予想されていたようなステージで、ツールの総合勢ツートップのタディ・ポガチャルとヨナス・ヴィンゲゴー、さ...
おそろしく難曲であろうと思われるこの曲を、一分の隙もなく演奏するブランフォード・マルサリスの能力が凄いことは間違いないだろうが、その裏にはピアノのハービー・ハンコックの恐ろしいほどの構築能力がある。バッキングにまわっても圧倒的な存在感があるピアノはハンコックならでは。ピアノソロは...
「水の都」三島はいつ訪れても魅力的だ。 以前書いたように、街のあちこちで湧水が見られる。 コバルトブルーの富士山の恵み~柿田川湧水群 源兵衛川~復活した富士山からの湧水 楽寿園の受付時間も過ぎて、木々がライトアップされている。 そんな時間でも湧水の澄みきった水面と緑に癒される。
サイモン・イェーツの大逆転劇で今年のジロ総合優勝は決まった。大会を通して総合上位にいながら目立った動きをしていなかったサイモン・イェーツが最後の最後で満を持してのアタック。これが21日間のドラマ、グラン・ツールの醍醐味だ。 長めのハイライト動画 動画の1:00あたり、序盤のリラッ...
ジロ最後の山岳2連戦。 イサーク・デルトロ強い!今日もカラパスに対してリードをボーナスタイム分わずかに広げたが、まだ分からないタイム差だ。
熱戦が続くジロ第17ステージ。 自身最後のグランツールとなるロマン・バルデが果敢なアタックで終盤単独で逃げたが、最後はイサーク・デルトロに逆転され、ステージ優勝を逃した。しかし、今回好調のリチャル・カラパスにも追いつかれながら、スプリント力のあるカラパスを再び追い抜いての2位は立...
絶対面白くなりそうな山岳づくし+山頂ゴールのステージ。 序盤はライブで見れなかったんだけど、雨だったんですね。 総合トップの新星イサーク・デルトロに対して、ベテランのクライマー達、サイモン・イェーツ、そして今回好調のリチャル・カラパスがアタック。これで総合争いが分からなくなってき...
インディ500マイル決勝。気温が低いことでグリップを失うドライバーが続出、序盤はトラブルが頻発する波乱の展開となった。 最後はアレックス・パロウが優勝。日本のスーパーフォーミュラでも活躍したアレックス・パロウ。インディカーシリーズでは何度もドライバーズタイトルを獲得しているが、オ...
ランド・ノリスのポールラップは圧巻。コースレコード更新の凄い走りだ。モナコGPは予選が最高に面白い。決勝は?今年はピットストップ2回義務付けになったようだから、少しは動きのあるレースになるかな?
クロアチアの観光地スクラディンで行われるヒルクライムレース。 美しい景色の峠道をいろんな種類のマシンで登っていくこのヒルクライムレースは、実はモータースポーツの中でも最も歴史のある競技で、今でもFIAが主催する選手権となっている。 過激な改造車から単座のレーシングカーまで様々な種...
東京オリンピックのロードで金メダルをとったリチャル・カラパスの見事なアタック。 完全な山頂ゴールでなく、ゴール直前にちょっと下りがあるようなレイアウトだったが、クライマーながらスプリント力もけっこうあるカラパスに、他のクライマー勢は追いつくことができなかった。
雑誌「driver」7月号の特集記事は、「エンジン終了」だなんて誰が言った! ガソリンエンジンの圧縮着火というマツダの画期的な技術 だったスカイアクティブXが生産中止になったというニュースが以前流れ、本当にがっかりしていたのだが、この中の記事によると、スカイアクティブXの圧縮着...
アメリカのモータースポーツの最高峰、インディ500マイルの予選で、佐藤琢磨が2位に入った。3度目の制覇に期待がかかる。 予選1位はルーキーのロバート・シュワルツマン。これも快挙だ。
白壁のレトロな駅舎が美しい萩駅の駅舎。現存する数少ない鉄道開通時の駅舎だという。 現状は、山陰本線の列車の本数も少ないからか、人影はまばら。 中は展示室になっている。 駅の正面には、 長州ファイブ の一人、「鉄道の父」とよばれた井上勝の像。
世界三大レースの一つに数えられるF-1モナコGPは、現代のF-1マシンには小さすぎるサーキットで事実上これレースになってるの?と思わざるを得ないような展開になることも多いが、この1962年の美しい映像を見ると優雅だ。 この時代のように、エンジンは1500cc自然吸気、ハイブリッド...
高杉晋作は理念よりも行動の人だった。この下関市長府の功山寺で挙兵するに至るまでの彼の行動は目まぐるしい。藩に罰せられたり、一転してイギリス、フランス、アメリカ、オランダの4か国と交渉にあたる藩の全権大使に任じられたり、こんな働きができたのは、一つには彼の家が元々長州藩内での家柄...
山陽小野田市の江汐公園、あじさいが八分咲き。昨日はあじさい祭りをやっていたようです。
さて、京都への捨て身の進発を行った来嶋又兵衛ら長州軍は大敗北を喫し、さらに同時期に、英、米、仏、蘭の4カ国が攻めてくるという長州藩にとっては未曾有の危機に瀕した。藩の実権は保守派であるいわゆる「俗論派」が掌握し、尊王攘夷を旨とするいわゆる「正義派」は弾圧され、奇兵隊をはじめ諸隊も...
幕末期にあって尊王攘夷の先駆となり攘夷の実行、急進派の公家を通じて朝廷にも影響力を行使していた長州藩だが、公武合体派である会津藩と薩摩藩らの主導による八月十八日の政変によって突如、朝廷から排除されてしまった。それに対して武力を背景に長州の無実を訴えるため、京都に進発した中心人物...
ツール・ド・フランスの前哨戦の一つ、ツール・ド・スイスは第4ステージに入った。アルプスの難所として知られるゴッタルド峠を登る山岳ステージ。 この ゴッタルド峠 は、立花隆氏の「臨死体験(上)」 で紹介された実例の一つの舞台であることを思い出した。 アルプスをイタリアに抜けるゴッタ...
完全なウェットコンディションでスタートし、雨が上がってサーキットが部分的に乾いていく難しいコンディション。しかも、レッドブルの絶対的優位が怪しくなりつつある中で、面白いレースになった。 こういうレースをみると、レッドブルのマシンが速かったのは事実としても、フェルスタッペンのドライ...
雑誌「ジャズ批評」5月号は、ジャズの音を確立したとも言われるレコーディング・エンジニアのルディ・ヴァン・ゲルダー生誕100周年の特集。 誌面を開いてみると、彼が手掛けた膨大な数のアルバムのジャケット写真がならぶ。確かに自分も学生時代から聴きなじんだジャズ音源の大半が含まれている...
少し前に車を運転しながら聴いていたクロスFMでかかっていて、印象に残った。 長崎の民謡なんだけど、新しさを感じる。いろんな音楽が聴こえてきて、特に後半は大きく世界が広がる感じ。
この人のつくる音楽と歌声は、不思議な安らぎと自由さを感じる。魅力的な音楽だ。
シャーデーの音楽の中ではこの曲がいちばん心に響いた。 静かなサウンド、歌詞も味わい深い。無駄な音も、無駄なことばも一つもない。とてもシンプルで洗練された一曲だ。
ザッケローニ監督が日本代表の監督を務めていたのは2010年から2014年までの4年間。もう10年前のことだから、一昔前と言ってもいいのかも知れない。しかし、その一昔の間に、彼が感じていた「日本人の良さ」は急速に色あせて来ているように思えてしまう。
「CG NEO CLASSIC Designed by ベルトーネ」が楽天マガジンで読める。 表紙のフォトがランチア・ストラトスのセンターピラー部分。ラリーで勝つことだけを至上命題として設計されたマシンの機能美がこういったディテールにまで感じられる。 ベルトーネは、カロッツェリア...
Sean Rickmanだが、マルチミュージシャンのミシェル・ンデゲオチェロとも共演していた。 ミディアムテンポでのグルーヴ感はンデゲオチェロのベースとの相性も良く、スローテンポでの表現力も最高!
こちらは、ハービー・ハンコック、マーカス・ミラー、ウェイン・ショーターとの演奏。 みんなリラックスして、楽しそうな演奏だ。
ジャズ以外にも即興性に重きをおいた音楽はあるんだろうけれど、ジャズほど直接的に感性に響く即興芸術は他にないんじゃないかと思う。それはどこから来ているかというと、リズムだろう。1960年代のマイルスコンボにはトニー・ウィリアムズがいたが、スティーブ・コールマン・ファイブ・エレメンツ...
カリフォルニア・バークレー出身のピアニスト、ロドニー・フランクリン。 ジャズ、フュージョンからAOR等、幅広いジャンルで活躍しているピアニストのようだが、これはジャズテイストの強いナンバーだ。
奇兵隊をはじめとする長州諸隊は、高杉晋作にひきずられるように保守的な藩政府軍との戦いに突入した。両者の本格的な戦いは、大田・絵堂戦役から始まった。 藩政府軍の撰鋒隊は40余名の戦死者を出した。戦の後、諸隊は敵の戦死者の「合葬之墓」を建てたという記録がある。しかし、維新後にまとめ...
高杉晋作がつくった奇兵隊をはじめとする長州藩の諸隊は、藩内の政争に勝って討幕への動きの大きな起点となったが、そこには武士以外の庶民階級も多数参加している。長州藩の尊王攘夷活動には民衆ぐるみの高揚感があったということはいえるのだろう。その一方で民衆の側、上士の側双方に多大な犠牲も...
サックス奏者のデビッド・サンボーンが5月12日に亡くなったという。私がデビッド・サンボーンを初めて聴いたのは、マイルス・デイビスのバンドで活躍したギタリスト、マイク・スターンの初リーダーアルバム「ファット・タイム」だった。このアルバム、実はかなりレアな作品になっていると知って驚い...