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Riche Amateur https://nina313.hatenablog.com/

海外文学(とくにフランス文学)を中心とした読書ブログです。英文書や仏文書の記事も掲載しています。

nina313
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清瀬市
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2014/12/12

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  • 春原さんのリコーダー

    今日はボルヘスではなく、短歌。読み終えているのに記事にしていないボルヘス関連書はまだたくさんあるのだが、今日はどうしても短歌が読みたい気分だったのだ。休日であるのをいいことに、この本を片手に喫茶店に入ったら、あまりの楽しさに瞬く間に時間が過ぎて、気づけば読み終えてしまっていた。以前友人に薦められ、邑書林の「セレクション歌人」の一冊、『東直子集』として触れたこともある、でもそのときには記事にしなかった、東直子の第一歌集。 春原さんのリコーダー―歌集 作者: 東直子 出版社/メーカー: 本阿弥書店 発売日: 1996/12 メディア: 単行本 クリック: 1回 この商品を含むブログ (3件) を見…

  • 汚辱の世界史

    またしてもボルヘス。『伝奇集』と『不死の人』に続いて手にとったのは、1935年刊行の、ボルヘス最初の短篇集だった。かつて『悪党列伝』という邦題で刊行されていた本の文庫版で、旧題のほうが内容を正確に言い表していると思いながらも、この新題が持つ詩情には、ちょっと抗いがたい。その名も、『汚辱の世界史』。 汚辱の世界史 (岩波文庫) 作者: J.L.ボルヘス,中村健二 出版社/メーカー: 岩波書店 発売日: 2012/04/18 メディア: 文庫 クリック: 3回 この商品を含むブログ (9件) を見る ホルヘ・ルイス・ボルヘス(中村健二訳)『汚辱の世界史』岩波文庫、2012年。

  • 不死の人

    わたしはいま、空前のボルヘスブームの最中にいる。火付け役が英書の『Jorge Luis Borges: The Last Interview』であったことは先日書いたとおりだが、これまで『伝奇集』や『創造者』くらいしか読んだことのなかったわたしにとって、この本は未知のボルヘスとの出会い、その第一歩であった。『エル・アレフ』という原題どおりの翻訳もある、『伝奇集』の五年後に刊行された短篇集。 不死の人 (白水Uブックス―海外小説の誘惑) 作者: ホルヘ・ルイスボルヘス 出版社/メーカー: 白水社 発売日: 1996/08 メディア: 新書 購入: 4人 クリック: 46回 この商品を含むブログ …

  • Jorge Luis Borges: The Last Interview

    先日『伝奇集』について書いた折、「記事にできるまで数週間かかるかも……」なんて言っていたボルヘスの対談集。まさか本当にこれほど時間がかかるとは思っていなかったのだが、いまわたしに起こっている空前のボルヘスブームは、じつはこの本が火付け役だったのだ。メルヴィル・ハウスの「Last Interview」シリーズ、ボルヘス編。 Jorge Luis Borges: The Last Interview: and Other Conversations (The Last Interview Series) 作者: Jorge Luis Borges,Kit Maude 出版社/メーカー: Melvi…

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