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またもや、藤川ですが、文句あっか?前回までの話は昨日までのこと。浜中から、「結婚する、決まった」と、ラインがきて、俺は発狂寸前だ。「なんで、俺だけがああああ」「男は四十にして惑わずだよ」餅つきに精を出す義兄のけんちゃんに、素っ気なく言われてますます落ち込む。「タイミングだな」餅をこね回す、もう一人の義兄ののぶちゃんにまで言われると、絶望に陥る。「米津玄師って知ってっか?」「あ?なんだ唐突に」おっさんぶりが際立ってきた二人に「Flamingo」を聞かせる。「意味不明だ」「演歌か?いや、お神楽か?」どこをどーきけば演歌に聞こえるんだのぶちゃんよ。「これを聴いて浜中はプロポーズしにいった」「あ?」「なんだ、そりゃ」二人とも、餅をこねる手を止めて不可解な表情になったが、「やっぱり、勢いだな」けんちゃんは、そういって餅を...なんなの?
浜中です。広之から紹介された彼女に二股かけられて、おじさんをバカにするのもたいがいにせえと思ったんだが、どういうわけか「Flamingo」の曲を聴いて何やらピンとくるものがあった。「どーしたの」久保田が、スマホの動画にうつる赤ん坊の写真を俺にみせつけながら、俺の表情をどうとったのか、「若い歌うたいの曲が理解できないくらいで、悩むことないじゃんか」とのたまわってきやがった。「黙れ、この野郎」俺は、あっけにとられる藤川や広之の視線をそのまま返して、「プロポーズしてくる」と、言い捨ててそのまま別宅を後にした。タクシーを拾って、彼女のアパートに駆け込んで、「結婚してくれ」と、ドアがあくなり叫んでいた。「何をいきなり」彼女は大掃除のジャージ姿そのままに、立ちすくんでいたが、「ATMの覚悟できてる?」と、返してきた。「馬鹿...そんなわけで、浜中ですがな
藤川だ。クリスマスから居座る浜中に加えて、嫁にたたき出された広之と久保田もやってきた。「おまえら揃いもそろって何してんだ?」久保田は子供が生まれたばかりで、嫁が里帰りして帰ってこないそうだ。「いやあ、たたき出されたわけじゃなくて、大事な娘に風邪がうつっちゃいけないと思って」「おめえ風邪ひいてんのか?」「ひいてないけど」あーそ。「そういや、あんた二股かけられてたんだって?」久保田は、持参したフライドチキンをかじりながら浜中に話題を向ければ、「俺はATMで、体力は若い方の役割だってさ」「なんじゃいそれ」浜中は、DVDの見過ぎで目を充血させているが、新たにハリーポッターを手に取った。テレビのCMでは、米津玄師の「Flamingo」が流れた。「この曲いいなあ」広之がとイマドキの曲を誉めつつ、浜中をちらみする。「なんだよ...イマドキ、Flamingoは理解しがたいおじさん達
藤川だ。冬休みに入り、法事があったが、副住職のおっさんはケガで欠席してた。なんでケガしたかって?知るかい。で、今年は一人寂しく俺は家でDVDを見ていたが、「まあ、たまったDVD見るのも悪くないんじゃない?」と、なぜか浜中も来ていて、「クリスマスっていえば、これでしょう」ホームアローンをとりだしてみはじめた。「おまえね、こないだできた彼女どーしたの?」「振られたってか、二股かけられてた、俺より若いのと」「おっさんだもんな、仕方ないね」「クリスマス、ふたりぼっち」空しく笑い、フライドチキンならぬ名古屋名物手羽先を酒の肴にしつつ、おっさんふたりでDVDを片っ端から見続ける。「思うんだけど、この強盗、こんなにされてよく死なないな」ホームアローンの間抜けな強盗のたくましさに、なんだかほっとしつつまたも手羽先をぱりっとまわ...クリスマス、男がふたりぼっち
荒波です。あの討ち入り騒動のあと、24日は藤川家の法事だった。その日、朝から藤川家の別邸に派遣されて、法事の後の食事会の準備を阿部さんの指示のもとセッティングに忙しかった。「まったく、おぼっちゃんも早く結婚していただければ、この仕事は若奥様のお仕事になるんですけどね」阿部さんはぶうぶう文句をいっている。「その前に隠し子とかいたりして」白崎が笑えば、マジになった阿部さんは、「冗談でも言わないでくださいよ~。考えるだけで数えちゃうから」と、怒るどころか本気で心配している。「あの藤川先生とやら、どれだけの女性とナニしてきたんだろう」「さあ、数え上げたらきりありません。それと、ここのうちの男どもはみなそうですので、誰が誰の子供やらになりますよ」「は?」「ほれ、須庭寺の先々代は確か、ここの殿様の隠し子というか、そういうお...とんでもない話があったもんだ…番外編
細太郎です。レストランでの大乱闘の後、会議室に場所を移動して阿部さんの料理のもてなし。で、討ち入り研究会は複雑な表情で並べられた食事を眺めている。「また、いもだ」誰ともなしにつぶやきを聞きとがめた阿部さん、「尾張のたかだか足軽組頭風情だった藤川家がここまで生き延びてこられたのは、このいものおかげなのです。戦場をかいくぐって生きながらえたその奇跡の食物こそ、このイモなのです」と、大演説をかました。は?サツマイモが伝わったのは、江戸中期だろ。吉宗が享保の大飢饉で青木昆陽の意見を取り入れたって。が、討ち入り研究会は反応なし。「サツマイモ~」力なくつぶやく大石内蔵助は、「イモくって、乱闘見せられて、なんなんだあ」と、顔を覆った。だから、「物を頼む態度じゃなかったから、おめえ、ご隠居におちょくられたんだよ。ご隠居様の母上...とんでもない話があったもんだ10
細太郎です。仮面ライダーの格好をした副住職さんが、明後日の方角に吹っ飛び、バイクはかろうじて倒れる寸前に俺たちが駆け寄って抱きとめた。「てっめえ、俺の大事なバイクをへこましやがって」転がっているライダーを容赦なく蹴飛ばし、「おめえが一生かかっても返せねえだけの修理代を要求すっからな!いや、てめえの家は取り潰しだ!」と、次の殿様である藤川先生が、菩提寺の副住職でありまたいとこを蹴り飛ばすは、胸倉つかんで引き寄せてタコ殴り。元ゾクの頭である副住職さんは最初に蹴飛ばされた段階で必死の反撃を試みようにも、ライダーのコスプレの重みで戦意喪失状態。「お手打ちだこの野郎」げっ。日本刀を取り出した時にはさすがに止めないと、というわけで後ろから悠樹が羽交い絞めして、「殿、殿中でござる、おとどまり召され、殿中でござる」と、わけわか...とんでもない話があったもんだ9
シャッターがなぜ閉まる~!という絶叫ととともに、シャッターをぶち破ってバイクが突っ込んできた。「きゃあ」「うわあああああ」悲鳴と怒号が炸裂する中、バイクにのった仮面ライダーが変身ポーズを決めていた。「バカか」副住職さんがここまでバカでアホウだとは思わなかった。「心頭滅却すれば、シャッターもまたカーテンに同じ」腰を抜かして口をあぐあぐさせている大星由良之助以下19名は、あまりのことに口がきけないでいる。「因業じじいめ、仏罰を当ててやる~!」「ばあかめ、おまえは仏罰をあてるほど、修行を積んではおらぬ」「黙れ黙れ、この間の遺恨覚えたるか~」「遺恨など、ないわ~」「秘策があるぞ、じじいが丹精こめた麦畑、これからこのサイクロンで踏み荒らしてくれるわ~」立場逆転してるってか、あ~、仮面ライダーはそういえばショッカーの改造人...とんでもない話があったもんだ8
いつまで続ける気だよ、ネタあんのか心配な細太郎だよ。ご隠居は、あのテレビでおなじみの美都田吾作スタイルで登場。「田吾作と水戸の田舎じじいはライバルでな、常に争う中であったそうな」嘘っぱちだろ。「お側御用人柳沢吉保の間者が水戸の田舎じじいに向けられているときでも、将軍家とこの藤川家は中がよくてのお」自慢かい。てか、これパクリ設定じゃね?「で、将軍家に納めておった塩は、実は赤穂と吉良の混ぜ合わせたブレンドじゃ」引きつる討ち入り研究会の面々。「これが双方にバレてのう、あの赤穂の癇癪持ちが間違えて吉良をやっちまったということは、口がさけても言えん秘密じゃからして」と、ここで眼光鋭く連中を見回したご隠居は、「藤川家の秘密を知ったからには、ただで済むとは思わんことじゃ」と語気を荒げて一喝し、ここで悠樹さんがシャッターを降ろ...とんでもない話があったもんだ7
副住職だ。隠居に呼ばれてきてみりゃ、なんなんだこのクソ生意気なガキどもは。大学のサークルだと?討ち入り研究会だと?討ち入りって、あれか、下痢腹抱えて仕事をしていたら、上司のパワハラにキレて相手を後ろから斬りつけて切腹になったあげく、さらに部下たちを路頭に迷わせた、ドアホな殿様のことか。で、なんで姉ちゃんまでいるんだ?あ?藤川家と赤穂浅野家と、吉良家のかかわりだと?知るかよ、おれ、これでも昭和なヤンキーだよ、知るかっての。ほれ、見てみろや、あのクソガキどもの胡散臭そうな視線。なるほど、隠居がいじめたくなるのもわかる気がするが…。我が家と赤穂の討ち入りとどう関係が?ほえ?塩の不正取引だと?あ~、わかる気がするな、食い地がはっている我が家のことだ、やりかねん。あなた誰ですか?だと?俺を誰だと思ってるんだ、泣く子も黙る...とんでもない話があったもんだ6
阿部さんよ、お久しぶりね、おほほほほ。てか、初コメだで~。愛知県出身、旧姓は高畠。ピンときた方はエライですわよ~。でも、お松さんとは血縁関係ないんだがや。細太郎君に失敬な言葉遣いをしたという大学のなんとか研究会の連中に、「天誅をくらわす」と、ご隠居様がはしゃいでおられましたので、不肖私阿部愼子も参戦することになりましたでよ。最近、紅はるかというサツマイモの品種が人気のようで、今までのほっこり系よりねちゃっとした触感のサツマイモが売れているそうです。藤川農園も負けてはおらじと、この紅はるかを大量に作りまして、あの無礼な討ち入り研究会の連中に取らせて、焼かせて、食わせたとのこと。拷問のような甘さとあごの発達が阻害されそうな柔らかさのため、1個どころか3つは軽くいけちゃうよね、というために連中はうまいうまいを連発。食...とんでもない話があったもんだ5
細太郎だよ。ものすご~く寒い日だったその日は、俺らは売店と並んでいる休憩中のレストランで焼き芋をほおばっていた。。連中は外で芋ほりをさせられたあげく、焼き芋作りだ。「あんな態度をとるからだよ」と、途中からやってきた(仮)亀梨軍団の悠樹さんが隣にどっかりと座った。「荒波くんがさ、中継してくれたやつ、みんなで見てたわけ、そしたらご隠居が面白がってねえ」この人も、すっかり藤川家に染まってしまった。それにおっさん臭くなっている。まだ、20代だよな。「で、あるんですか?赤穂の討ち入り話にかかわった話」「あるわけなかろうが、あるとしたら吉良の塩と赤穂の塩と両方からうまい具合に取引しとって、赤穂からは半値でかいとるずる賢さだわ」そんなこったろうと思ったよ、と声のした方を振り返ったら、お久しぶりな棒斐城寺の尼さんこと、藤川都さ...とんでもない話があったもんだ4
実孝だ。暇じゃねえけど、バカなヲタク厨に付き合ってやることにした。総勢20人近くの無礼者を迎えた俺は、まず、「話をききたきゃ、藤川家のしきたりをやってもらう」と殿様を気取ってみる。連中からごくりと唾を飲み込む音が聞こえたような気がした。といっても、こういう役割は所詮は下っ端の仕事。それゆえ、人を見る目が養われていないとできない。かといって、殿様に会えるためのしきたりなんぞ、この藤川家にあるはずもない。そこで、いもをとらせて洗わせ、木っ端切れを集めさせ焼き芋を作らせることにした。それで文句をたれたら、追い返すだけだ。案の定、不満げな顔つきをしやがった。「僕たちはお話を伺いにきただけです」「おまえら、貴重な藤川家の内部事情をタダできけるとでも思っていたのか」「あ、いや、それは」昔ならお手うちもんだ、と言いたいがやめ...とんでもない話があったもんだ4
さっきのつづきの細太郎です。俺たちは軽トラキャンピングカーの中で、ゲーラゲラ笑った。護送車と北別府さんの恭しい態度のギャップにも戸惑う連中を眺めつつ、「赤穂浪士の討ち入りにかかわった話なんて聞いたことないぞ」と、俺は食い物と女にしか興味がない藤川家に、そんな硬派な話なんかあるわけない、と思い返した。思い返したんだが、「あ」と、数年前のある出来事を思い出した。「思い当たることあるんですか?」キャンピングカーの中の会話は、マイクを通して運転席にも聞こえる。スピーカーから荒波の声が聞こえた。「あるもないも、いまだに続く、藤川家武道派と事務方の争い」「なんだそれ」「孟宗学園ってさ、藤川家の藩校だったんだよね、江戸の昔は。で、団部が藤川家の武道派のつながりなんだ」「近藤家は?」「事務方」「あ、な~るほど」俺のあのくそ親父...とんでもない話があったもんだ3
そんなわけで、前回からの続き、細太郎です。で、ご隠居様の都合を電話で確認、ことの次第を告げれば悪ノリする気配が受話器の向こうからヒシヒシと伝わってくる。「おまえらにも語ってきかせるからこい」と有無を言わさず殿様っぷりを発揮。何が「語って」だよ、「騙って」が正解じゃねえのか。「君、まだガラケーなんだw」語尾に「w」がついているのも憎たらしいこの「討ち入り研究会」。なんなんだ、このネーミングの意味不明さは。「ガラケーの何が悪い。タブレット持っているから必要ない。あ、それと、ご隠居さまが車を回してくれるらしいから、それ乗って行って。俺たちは先に行っているから」「へ~、さすが大名家は違うね」キチローだってこんなにひどくはない。キチローはある程度のわきまえはある。「お迎えって、この人数ご隠居のあの車で迎えにくるんですか?...とんでもない話があったもんだ2
お久しぶりです、へちま細太郎です。つくばった大学も、そろそろ冬休みを迎えようか、というクリスマスな街角な今日この頃です。大学のカフェテラスでコーヒーなどを荒波たちと飲んでいたら、そこへ文学部の連中がやってきた。日ごろ顔を合わせることもなく、会話もほとんどない。なのに、「君が、近藤しょう君?」と、くそ生意気な口調で名乗りもせずに聞いてきた上に、名前間違っていたからシカトしてやった。「近藤君、君ね、シカト?」「近藤だけど、しょうじゃねえし、だいたい、おまえら誰だよ」と、藤川先生仕込みのヤンキー口調で返答してやった。一瞬ムッとした表情になったそいつは、俺のテーブルの開いている席に勝手に座って、「お願いがあるんだけど」と、分厚い本を投げ出してきた。「藤川家のさ、当時の殿様が、どう赤穂浪士とかかわったか、ききたいんだよね...とんでもない話があったもんだ
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日頃よりたまにしか書かないブログをご覧いただきありがとうございます以下、へちま細太郎は引っ越しをいたしました。今後もよろしくお願いいたします。higashi-arashi-syo’sdiaryお引越し
もし、ドアラにも同じようなことがおこったら、もうこの世に未練はないな、と思うくらい残念な出来事だったかなしいつば九郎は永遠だよ
テンプレートが表示されんのだが…。そりゃ、書かないとそうなるんじゃね?いや、前はちゃんと表示された…そうだっけか?う~ん作者の脳内の会話でしたテンプレート
こんにちは、へちま細太郎です。今まで何してたって?論文書いてたんだよ。ぷんぷん。でもって、となりの部屋の住人のたかのりが、「選挙いくべ」と言ってきた。こいつ、国家試験受ける前に大学院進学してさらに研究に余念がない。国家試験の勉強と論文でキャパ越えしているのか、「気分転換だ」という。選挙が気分転換とはどんだけ今の政治をアテにしていないかよくわかる。「だいたいだよ、こんな状態で衆議院解散して議席失うにきまってんだろう」「まあ、国民の信を問う、といってるんだから思いっきり落選してもらいましょう」たかひろも一緒になって今の政権に文句たらたらだ。「最高裁判所の裁判官もあるな。新聞読んでねえし裁判もみたことねえから×のつけようがないな」「外国人を不起訴にしている検事とか、裁判で罪を問わなかった裁判官もペケにしてえなあ...選挙
はるみよ。実孝の奥さんと一緒に「ベルサイユのばら」を見てきた。といっても、ライブビューイングだけど。。。奥さんいわく「ライブの方が顔のアップがあっていいのよ」あ、そ。第一幕はもうあれよ、細川たかしが出てくるのかと思うっちゃうくらい「昭和」なのよ。「昔はねえ、『ランバール公のおっくさま』というセリフがあって、爆笑だったわよ~」と、楽しそうに話すけど、あんた初期のころみたんかい。さしずめ榛名由梨がオスカルの時代だったろう、とチャチャいれたくなった。もうね、令和の時代に「ごらんなさ~い♪」でもなかろうと思うんだけど、第二幕になったらもう食い入るように魅入っちゃって見終えた時には、「咲さま~、あ~さサマ~」とウルウルしていた。なんてことよ、何たることよ~。で、パンフをひらひらみていたら、「あ、天海祐希って、オスカ...ベルサイユのばら
なかなか書けない間、こいつら(登場人物)たちは、どう生活していたんだろうな。。。昔からの現在世見直し中。。。再開はもうしばらくお待ちください作者のぼやき
アレなアレだし今、俺、言うたやろ、アレアレ!!!!ARE!!!36年ぶりやて、道頓堀に飛び込んだら、アレやで、じゃなくてダメやで。。。おーん
久しぶりだぜ、カウンセリング研究所の片山だ。。。そんなわけで、AREが達成したおかげで、保健室は球団旗がはためき、トラッキーが宙を舞い、六甲おろしが響き渡っている状況だ。なんで、そこまで大騒ぎする、と思う人もいるようだ。考えてもみたまえ、①アンパンマンよりトラッキー②君が代や校歌より先に六甲おろし(阪神タイガースの歌)を覚え、③なんなら国歌斉唱といえば六甲おろし④新聞はデイリースポーツ、讀賣や報知はとんでもない⑤おばちゃんたちの井戸端会議は、前日の試合の采配の話題等々、枚挙にいとまがない。そらそーよ、前回はいつだったんだ?秋になれば失速する毎度の出来事、死のロードといえば神宮球場の試合後の罵声に次ぐ罵声たまに勝ったりすれば、何が起きたんだと騒ぎ始め、わが山田に連続ホームランが出れば、一緒になって応援歌を歌...そらそうよ
暑中お見舞い申し上げます。はるみだよ~。毎日暑いよね、熱中症アラートだって。細太郎君は、論文を書くからっていって、大学院の研究室にこもっているよ。たまに外に出て、大学構内の池のガサガサしてるみたい。何でも、侵入者をとっ捕まえて以来、大学側から、「たまに、池をきれいにさらってくれるとありがたい」と要請がきて、嫌じゃないからやってはいるけど、「絶対、孝太郎先輩の差し金に違いない」と怒っていた。まあ、暑いのにお疲れ様なことですわ。で、バカ殿の弟の実孝さんの奥さんから連絡がきて、「べるばらみましょうよ」というので、出かけて行った。「110周年記念でベルばらやるみたいなのよねえ」奥様浮かれ切っている。宝塚を希望する理由の主なものが「べるばら」なんだそうよ。まあ、そうよねえ。。。ご当主の奥方様も「ベルばらは私たち世代...ベルサイユのばら
お久しぶりです、へちま細太郎です。現在、ネットで生中継の某国の国王の戴冠式をみんなで酒の肴にしているところ。場所は、須庭寺の本堂。でかい画面の向こうに須弥壇にご本尊が鎮座ましましている。日本の天皇陛下なら正座してみるもんね、とまではいかないけど、正直お祝いするっていう気にはならない。「だってさあ、ここ、ダイアナの葬式もやったんだよねえ」「どんな気持ちなんだろうねえ」と、はるみとことみさんがぶつぶつ言っている。「まあまあ」みんなで宥めるも、女性陣にはW不倫は受け止めがたいものがあるらしい。「神の御心ですわ。国王は今までの罪を国民に奉仕することによって償いを行うのですわ」ああ、そうか百合絵さんはカトリックの尼さんだったんだ。「ところで、バカ殿はこういうのやらないの?」たかのりがするめをしゃぶりながら、藤川家の...戴冠式ならぬ大名の跡目相続は…
へちま細太郎です。藤川家のご隠居様のお母上が大往生を遂げた。最期は眠るように、安らかなお顔をされていたとのこと。やんごとなき方々の末端に連なる大おばあ様は藤川家にとっては、もう菩薩様のようなお方だった。こういうご時世だからお会いすることはできなかったけれど、あの柔和な笑顔は忘れることができない。菩提寺である須庭寺では、ひ孫である副住職のおっさんも帰ってきて、泣きじゃくっていた。荒唐無稽な姉の都さんも目の周りを真っ黒にして泣くわ泣くわ。。。ご隠居さまは、がっくり肩を落として100歳越えのじじいのようだった。いや、いつもの元気どこへ消えた。出棺の時、生前から大のタカラヅカファンだった大おばあ様のために、これまた大ファンの実孝さんの奥さんが、一族の子供たちと「さよなら皆様」を大合唱して見送った。藤川先生、泣かな...さよなら皆様
これによると、お松と寧々との交流はあったが、千代との交流はなかったようだな。というわけで、修正しときます。。。お寧とお松と千代2006-10-1522:42:46 へちま細太郎藤川だよ。俺のご先祖さまは、信長の家臣だった。ある時、何が面白くなかったのか大酒をくらいしたたかに酔っぱい、自分の女房に殴る蹴るの暴行を加え、あげくたたき出してしまった。とんでもねえ、野郎だ。朝、枕を蹴飛ばされ飛び起きると、鬼のような顔をした2人の女がたっていた。秀吉の女房のねね…お寧(おね)と利家の女房のお松だった。どうやら、女房は2人のもとに駆け込んだらしい。ご先祖さまは、2人に説教され、頭を下げて女房に戻ってもらったとか。城下の姉御的存在だったと、ご先祖さまは日記に書き下ろしている。一豊の妻の千代については、記載がないところを...女性問題についての、過去…戦国時代の記事?
ということを藤川先生に聞いたら、「んなもんあるわけえべ。女性を大切にする、これは戦国時代からの家訓だ。しかも、高台院と見性院の花押のついた家訓の書まである」「なにそれ」「高台院は秀吉の妻ねね、見性院は山内一豊の妻の千代のことだ。昔、千代やねね、お松たちとママ友?だった俺のご先祖様は、彼女たちの力をかりて、旦那を成敗したことがある。この時から、女房殿は大切に、という家訓ができた」(このくだらないエピソードは、過去に書いたことがあるが、いつごろだったか忘れてしもうた)「んじゃあ、太ももにかみついたり、おえおうさせたり、××確定したりしないんだ」「変態趣味はない」きっぱりと言い切った藤川先生は、「妊娠させるようなへまするか、ばあか」と某Gの某に、ケ〇に亀の子だわしつこんでやる、と吐き捨てるように付け加えた。う~...藤川家に女性問題はあるか?
どーも、はるみです。。。つまんないことで細太郎くんと喧嘩して、半年経っちゃいました。その間、実孝のバカにくどかれて迷惑していたので、奥さんに言いつけてやったわよ。そしたら、大喧嘩して叩き出されたらしい。ザマアミロだ。で、遊びにいらっしゃいと奥さんに言われたので、訪ねていくと、宝塚づけになった。朝から晩まで宝塚のDVDを見せられ、すっかりハマってしまった。「エリザベート、いいでしょう?宝塚以外でも、同じ東宝系のミュージカルでやっているけど、やっぱり初演よねえ。一路もいいけど、タータン最高よ〜」タータンとは、香寿たつきさんのことで、本来ならどこかの組のトップを長くつとめられるほどの実力の持ち主だったらしい。観客が減ってきたことでの改革で煽りをくった数名の実力者の一人だらしい。らしい、らしいばかりで申し訳ないけ...初演に勝るものは、ない
へちま細太郎です。。。藤川家ではGWのときに、アメリカザリガニをたくさんとってきて、茹でたり素揚げして食べたりしたのに味をしめたらしい。アメリカザリガニが思ったよりたくさんとれて、そこへ阿部さんがいろいろと研究してうまいアメリカザリガニ料理を考案した。実孝さんは特定外来生物について徹底的に調べ直し、「ザリガニはその場でしめなくていいじゃん」と、怒られた。そうなんだよね、違う枠での指定になるらしい。でも、それだってまだまだ未知数の話だ。「ミドリガメ…えーと、ミシシッピーアカミミガメ?っての、それも飼えないわけじゃないんだよね?」とかきいてきて、何をするんだ?と思ったら、亀の水槽を設置して来園する子どもたちに餌あげさせたりするんだと。「噛まれたりしたらアウトですからね、気をつけてくださいよ」実孝さんに釘をさし...アメリカザリガニ事件その6
ども、へちま細太郎です。アメリカザリガニじけんは、さかのぼれば小学校3年生の時におきています。水槽におれとしんいちがとってきたサリガニをいれておいたら、一晩で魚がいなくなっちった!という話。その後、ザリガニを川に捨ててきて、かわりにおたまじゃくしをいれておいたらカエルになってうるさかったぞ~。あの時、女子にさんざん文句を言われたんだった。で、あれから15年ほどたって、大学院で植物の研究をしている俺がなんでガサガサをやっているかというと、水生植物について研究論文を書いていて、そのついでに水生動物も調べていたというわけだ。去年の大学の敷地内の池の掃除なんかもその一環というわけだ。釣れたのは、魚だけじゃなかったけどねwwwさて、水に浸しておいたザリガニを取り出してチェック。寄生虫やらもごもごしていないかどうかを1匹ず...アメリカザリガニじけんその5
へちま細太郎です。ちょいと雨があるGWの前半。田植えを終えて、昼を挟んで小川のガサガサをやってきた。小川にはアメリカザリガニが大量に流れ込んでいた。バケツに大量に入ったアメリカザリガニを、ボールに分け入れて酢を混ぜた水にひたして冷蔵庫にしまった。「泥抜きして明日、唐揚げにしよう」と話しているところにキチローがやってきた。「何してるの?」「明日アメリカザリガニ食わしてやるよ」「え?食えるの?」キチローは、亀を威嚇しているザリガニをピンと弾いた。「たんぼから面白い格好で流れてきているから、動画にとってアップしちゃった」だめだこいつ…。でも、確かに面白いやねえ。。。「で、どーやって食べるの?今夜のおかず?」「明日だよ、ドロ抜いてよく茹でで唐揚げにしてやるよ」「楽しみだああ」キチローは珍しく喜んでいる。こいつ、なんでこ...アメリカザリガニじけんその4
へちま細太郎です。彼女とは正月以来喧嘩中で作者は一向に仲直りさせてくれません。どうやら、別れさせる方向ではるみと話がつきそうだ、と作者のペットのユウメイ君がこっそり教えてくれました。あのな〜。。。と、冗談はさておいて…GWに入り、藤川農園にいった。仕事だ。バイト料はきっちりと払ってもらうけどな。で、この時期なので田植えをやらされるわけだが、まあ、孟宗の後輩たちがきているのでそんなめんどくさいことはない。自分の領分だけやって、終わる。もう何年もやっているのでなれたもんだ。でもって、この田圃のための用水路が田吾作がつくったやつで、農場の林のなかにも流れている。結構きれいな小川になっていて、水質も悪くない。たまにきて水質検査も研究のためにやっている。ガサガサをやって外来種探しをするが、みどりがめ(ミシシッピーアカミミ...アメリカザリガニ事件その3
「ばかだ、おめえは」「どうしてこんなやつがモテるんだろうねえ」「まあ、初めて付き合った相手としよう、で、結婚したい、うん、よくある話だ」「俺なんて、逃げられてばっかりだ」「彼女いない歴、オレ、大学入って野球ばっかりだから、5年か?」「オレは途切れたことねえなあ」「そりゃあ、うらやましいこって」「しかしねえ、あの性悪女とよく結婚しようだなんて思ったよな」「ほんとだよ、多少マシになったとはいえ」さっきから、友人4人が構内の某コーヒーショップで口々に先日の顔面餅はりつけ事件について、語っている。「は?ちげーよ、何ごまかしてんの?餅はりつけじゃなくて、その前にあんた口走ったでしょ」「は?なんのことかな?」焦ってごまかすも、そんなことが通用する小学校からの親友たちじゃない。「いくら勢いでいったとしても、ああいう場ではねえ...ソンナツモリジャナカッタ…ジャアドンナツモリダ、コノヤロウ