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  • 2024年春 放浪の旅(18日目)福井県・石川県

    訪問日令和6年5月31日2024年春放浪の旅(18日目)福井県・石川県道の駅「さかい」(福井県坂井市坂井町蔵垣内34-14-1)前日は暑さで予定していた神社をキャンセルしたため、近くにあった道の駅を選んだ初めての場所かと思っていたが数年前訪れたことがあった道の駅の中央部分に置かれているのだが、今回は大谷選手の姿があった初めて訪れたときに宮城県から来たという男性に声を掛けられた車内を見せてもらったところ男の一人旅とは思えないほど整理整頓されていた輪ゴムを使ってゴミを圧縮していることを教わり、私も実践しているが効果がない1三国神社(福井県坂井市三国町山王6丁目2-80)この周辺を走ったときには、いつも訪問地の候補にあがるのだが、今回が初めてとなる実は昨日最後の訪れる予定だった場所でもある鳥居随身門(福井県指定...2024年春放浪の旅(18日目)福井県・石川県

  • 2024年春 放浪の旅(17日目)福井県

    訪問日令和6年5月30日2024年春放浪の旅(17日目)福井県道の駅「西山公園」(福井県鯖江市桜町3丁目9-950)今回が2回目の利用になる公園の一部が道の駅になったような感じだ旅も後半に入った走行距離1444.7km給油202.42ℓ燃料費33,927円燃費7.1km/ℓ1長林山称念寺(福井県坂井市丸岡町長崎19-17)駐車場横にあったポスター(NHK大河ドラマ「麒麟がくる」)ここは二回目になるが、随分雰囲気が変わった南北朝時代の新田義貞の墓所がある正面に見えるのが本堂堂内の様子新田義貞墓所新田義貞が1338年(延元3年・暦応元年)に越前国藤島の燈明寺畷の戦いで戦死時衆によって遺骸が往生院に運ばれたと『太平記』にあるこの往生院が当寺とされている門前に明智光秀が、越前国の朝倉義景仕官時に住んでいた夫婦愛に...2024年春放浪の旅(17日目)福井県

  • 2024年春 放浪の旅(16日目)福井県

    訪問日令和6年5月29日2024年春放浪の旅(16日目)福井県早朝に雨が降っていたが7時過ぎには上がったいつも北海道に帰る時に利用する舞鶴港、敦賀港も通り過ぎ北上している1大塩八幡宮(福井県越前市国兼町22-2)創建が寛平3年(891年)の古社である拝殿(重要文化財)創建年代は不詳であるが、室町時代末期の建造とされている長床式拝殿として貴重である並びからするとこの建物が本殿だと思うが、さらにその上に本殿らしき建物がある屋根の修理をしている人に尋ねてみるとここが拝殿で上にあるのが本殿とのこと本殿の奥に木曾義仲の名が源平の戦いでこの場所が本陣跡だったという時代は違うが同じ場所に立ち、往時を想像するのも楽しい隣にある寺院の「日本一大きい如意輪観音像」艶めかしい如意輪観音像を想像していたが違った(立像は初めて観た...2024年春放浪の旅(16日目)福井県

  • 2024年春 放浪の旅(15日目)

    訪問日令和6年5月27日2024年春放浪の旅(15日目)昨日まで兵庫県にて観光を楽しんでいたが、翌日は日本中が雨予報であることを確認台風の影響ということなので、天気図で確認すると兵庫県から避難した方が良いと考え日本海側へと移動した昨夜からずっと雨が降り続いていて、今日は完全休養日にした車内の荷物の整理をする時間をやっととることができたそこで車内でどのように過ごしているか発信してみたい車はハイエースを改造したキャンピングカーである購入してから12年になる(春と秋の2回の旅以外は眠っている)座席の後ろに常設のベッドがあり、これが気に入って購入した実際、疲れたら直ぐに横になることができるし満足している朝は5時過ぎには目は覚めているが、道の駅を利用しているため起きるのは6時にしている洗顔等を済ませ、7時過ぎに朝食...2024年春放浪の旅(15日目)

  • 2024年春 放浪の旅(14日目)兵庫県

    訪問日令和6年5月27日道の駅「丹波おばあちゃんの里」(兵庫県丹波市春日町七日市710)道の駅に着いた夕暮れから車を揺らすような突風が吹き、次第に雨も混じりだした予想通り雨の朝を迎えたこの道の駅の周辺は何度も走っていたが何故か「おばあちゃんの里」に立ち寄ることは無かった「お姉さん・熟女・美魔女の里」だったら間違いなく寄っていたと思う(失礼)ここは人気の道の駅だそうだ1柏原八幡宮(兵庫県丹波市柏原町柏原3625)昨日、通過した道路の案内板で見かけた「柏原(かいばら)八幡宮」だが魅力ある建物を見つけた普段は通過した道を戻ることはないのだが……階段を上がるとは予想していなかったが、朝一なのでまだ体力はある本殿及び拝殿(重要文化財)天正7年(1579年)に織田信長の命を受けて丹波国に攻め込んできた明智光秀によって...2024年春放浪の旅(14日目)兵庫県

  • 2024年春 放浪の旅(13日目)兵庫県

    訪問日令和6年5月25日2024年春放浪の旅(13日目)兵庫県道の駅「みき」(兵庫県三木市福井2426番地)関西の方に旅をするといつも利用している、人気の道の駅だ昨日も満車状態であったが、運良く駐めることができた今日は競馬の祭典「日本ダービー」だ(いつも旅先で馬券をネットで購入している)大相撲では母校出身の「大の里」に優勝の期待がかかる1極楽山浄土寺(兵庫県小野市浄谷町2094)ここも何度も訪れている建物と仏像が国宝に指定されているのは兵庫県内では浄土寺だけ浄土堂(国宝)堂内に快慶作の「木造阿弥陀如来及び両脇侍立像」(国宝)が安置されている天皇陛下が皇太子殿下の時の「参拝記念樹」鐘楼堂(兵庫県指定文化財)本堂(重要文化財)開山堂(兵庫県指定文化財)日曜日にもかかわらず参拝者がほとんどいなかった(残念)帰り...2024年春放浪の旅(13日目)兵庫県

  • 2024年春 放浪の旅(12日目)兵庫県

    訪問日令和6年5月24日2024年春放浪の旅(12日目)兵庫県道の駅「しんぐう」(兵庫県たつの市新宮町平野99-2)今回が二度目の利用になる入浴施設が隣接されていてとても便利だ今回初めてマナーの悪い車中泊者に出会った(北海道ナンバー)2年前、この道の駅を出た後に縁石にタイヤを擦り、レッカー車で運ばれたという苦い思い出があるその現場を確認し、安全運転に心がけた1斑鳩寺(兵庫県揖保郡太子町鵤709)三重塔を観たくて何度も訪れている三重塔(重要文化財)日差しが強く場所選びに苦労する講堂(太子町指定文化財)聖徳殿後殿(国登録有形文化財)法隆寺夢殿を参考にした裳階付八角二重円堂2広峯神社(兵庫県姫路市広嶺山52)前回、レッカー車で運ばなければ訪れていた神社だが狭い山道は難易度が高い途中、姫路城を横目で見ながら通過し...2024年春放浪の旅(12日目)兵庫県

  • 2024年春 放浪の旅(11日目)岡山県

    訪問日令和6年5月23日2024年春放浪の旅(11日目)岡山県道の駅「彩菜茶屋」(岡山県美作市明見167)初めて訪れる道の駅でスーパーなどが併設されている暑い夜で初めて持参した扇風機を使用したいつもは孤独な日々を過ごしているのだが、昨日はLINEによる連絡が数件入った嬉しい連絡もあったが、お世話になった人が廃業するという悲しい話もあった1真木山長福寺(岡山県美作市真神414)今日は塔巡りでもしてみようと朝食後に決めた近くに数カ所重要文化財に指定されている塔がある三重塔(重要文化財)ここは二度目になる「いい写真撮れましたか」と地元の男性に声を掛けられたこの塔は夕方が一番きれいに撮れると教えてくれたこの男性の曾祖父が山の上にあったこの塔をこの場所まで荷車で運んだという話を聞かせてくれたいつもは無言でシャッター...2024年春放浪の旅(11日目)岡山県

  • 2024年春 放浪の旅(10日目)島根県・岡山県

    訪問日令和6年5月22日2024年春放浪の旅(10日目)島根県・岡山県道の駅「あらエッサ」(島根県安来市中海町118)人気の道の駅で早朝から車の出入りが激しい安来といえば「どじょうすくい踊り」で有名だが、道の駅でどじょう料理も食べることができる今回の旅では「砂の美術館と神魂神社」の二つは必ず行くという目標を立てていた昨日で早くも目標を達成してしまい、何処に行くか悩み岡山県に向かうことにした約100kmの道のりを走っていると、途中にある道の駅でガンダムの姿が目に入った鉄人28号、鉄腕アトムの世代ではあるが、やはりロボットには夢がある1津山城(岡山県津山市山下135)数年前になるがこの近くを走っていたときに城の姿を見かけ、気になって調べてみると津山城ではないかと思われた森忠政が慶長9年(1604年)に築城にか...2024年春放浪の旅(10日目)島根県・岡山県

  • 2024年春 放浪の旅(9日目)島根県

    訪問日令和6年5月21日2024年春放浪の旅(9日目)島根県道の駅「本庄」(島根県松江市野原町401-8)弁慶生誕の地にある道の駅コロナ前に一度訪れたことがあるが、あまりの暑さにダウンした記憶がある今日は朝から日差しが強く、6時過ぎからサブバッテリーに蓄電している音が聞こえている朝に気づいたのだが隣に若い女性の車中泊が駐まっていた(最近時々見かける)旅先でアルバイトをしながら車中泊の旅行をしているという20代の女性も過去にいた1松江城(島根県松江市殿町1-5)昨年、駐車場に入れず断念、今回は8時30分に到着したこともあり余裕で駐めることができた石垣に詳しい大学の大先輩のために必ず撮るようにしている普段、目にしている美しい石垣は、危険を伴う地道な作業によって保たれているこのような現場を初めて見た(衝撃的)松...2024年春放浪の旅(9日目)島根県

  • 2024年春 放浪の旅(8日目)鳥取県・島根県

    訪問日令和6年5月20日2024年春放浪の旅(8日目)鳥取県・島根県道の駅「ポート赤碕」(鳥取県東伯郡琴浦町別所255)国道9号線沿いに道の駅が点在しているが交通量が多く、静かな道の駅を選択したかなり前に一度利用しているが、その時の記憶と随分違っている(単なるボケか)朝から曇天で寒い疲れてはいないがやる気が起こらず車内でしばらく待機していたスタートして間もなくコインランドリーがあったので洗濯をすることに5kmほど先に温泉があったので入浴、気軽な旅だ(元気が出てきた)1名和神社(鳥取県西伯郡大山町名和556)この神社も走っていて案内板を見てハンドルを切った一度訪れたことがあり、この後、予定している寺院とも関係があるのでちょうど良かった隠岐の島に流されていた後醍醐天皇を助け、鎌倉幕府を倒した「名和一族」を祀る...2024年春放浪の旅(8日目)鳥取県・島根県

  • 2024年春 放浪の旅(7日目)兵庫県・鳥取県

    訪問日令和6年5月20日2024年春放浪の旅(7日目)兵庫県・鳥取県道の駅「山陰ジオパーク浜坂の郷」(兵庫県美方郡新温泉町栃谷57)この道の駅も毎年のように利用している静かな場所に加え、近くに温泉もあり車中泊には便利な場所だ1砂の美術館(鳥取県鳥取市福部町湯山2083-17)今回の旅で唯一行く場所を決めていたのが、鳥取砂丘にある「砂の美術館」開館30分前から車を駐め、一番乗りで会場に向かった今年のテーマは、砂で世界旅行「フランス編」だオリンピック開催国ということでテーマが設定された世界の一流砂像彫刻家が約3ヶ月を要して作品を制作4月19日~翌年1月5日まで展示され、その後、作品を崩し元の砂に戻される「一期一会のアート」といえる鳥取砂丘の砂と水だけで固められている全作品の中でも印象に残っている作品「フランス...2024年春放浪の旅(7日目)兵庫県・鳥取県

  • 2024年春 放浪の旅(6日目)京都府

    訪問日令和6年5月19日2024年春放浪の旅(6日目)京都府道の駅「てんきてんき丹後」(京都府京丹後市丹後町竹野313-1)道の駅の名の通り到着したときは「てんきてんき」で猛烈な暑さだった翌朝は曇天で半袖では肌寒い感じだここは二度目の利用になるが施設が新しく快適であった明け方に左足がつり、その痛みで目が覚めた何と戦っていたのか、首にも痛みがあり、運転していて左右の確認に苦労したこの地域は古墳などが発掘されているようだ1発信貴山縁城寺(京都府京丹後市橋木873)道路地図に載っていた寺で立ち寄ってみた宝篋印塔(重要文化財)堂内外陣には仁王像が安置いつもは苦労して撮るのだが、これはこれで難しいものだ内陣の様子本尊の千手観音菩薩なら重要文化財になる(確信なし)本堂裏にある願かけ不動2霊鴫山本願寺(京都府京丹後市久...2024年春放浪の旅(6日目)京都府

  • 2024年春 放浪の旅(5日目)福井県・京都府

    訪問日令和6年5月18日2024年春放浪の旅(5日目)福井県・京都府道の駅「シーサイド高浜」(福井県大飯郡高浜町下車持46-10)入浴施設が併設しているため一番利用している道の駅である昨年同時期にも利用し、頭から浴槽に突っ込んでいったという苦く痛い思い出もある昨夜は現職の時の仲間の飲み会が札幌市内の中華料理店で開催入浴後、LINEでの参加になったが便利な時代になったものだ1舞鶴赤れんがパーク(京都府舞鶴市北吸1039-2)この周辺は何度も通っているのだが、立ち寄ったのは今回が初めてだ日本遺産にも認定された歴史的価値のある赤れんが倉庫群倉庫内では、蚤の市が開催されていたが、一番気になったのが東郷平八郎の人形舞鶴港はフェリーでよく利用するが、かつては軍港であった現在も海上自衛隊の艦船が数隻配置されている赤れん...2024年春放浪の旅(5日目)福井県・京都府

  • 2024年春 放浪の旅(4日目)滋賀県・福井県

    訪問日令和6年5月17日2024年春放浪の旅(4日目)滋賀県・福井県道の駅「塩津海道あぢかまの里」(滋賀県長浜市西浅井町塩津浜1765)昨夜の激しい雨から気温が下がり、朝は寒さで目が覚めた一日の寒暖差で体が「ワォ~」と悲鳴をあげている風は強いが天気は良さそうだこの道の駅は初めてだが、この地域は何度も訪れているため行く場所が思いつかない琵琶湖の水運「丸子船」が展示されていた琵琶湖特有の木造船とのこと1棡山明通寺(福井県小浜市門前5-22)私にとって、居酒屋で「とりあえずビール」的な存在なのが明通寺になる行く場所に困ったら(失礼な話で申し訳ないが)明通寺を訪ねることが多い手水鉢の花(このような寺社が多くなった)本堂(国宝)堂内の仏像も必見日本に4体しかない重要文化財の木造深沙大将立像がある三重塔(国宝)福井県...2024年春放浪の旅(4日目)滋賀県・福井県

  • 2024年春 放浪の旅(3日目)岐阜県・滋賀県

    2024年春放浪の旅(3日目)岐阜県・滋賀県道の駅「パレットピアおおの」(岐阜県揖斐郡大野町下磯313-2)岐阜県最大級の道の駅で駐車台数も250台以上つい買い物をしたくなるような雰囲気の店が並ぶ昨日の夕方から小雨が降り、朝も雨音で目が覚めた予報を見ると午前中は70%の範囲で雨、午後からは晴れるようなのでゆっくり本日の訪問地を考えることにしたこの地域がバラの産地とは知らなかった旅で新しい知識を得た(すぐ忘れるのだが)旅先でいろいろなものを食べることが出来ていいねとよく言われる道の駅で30~50%offで購入したものが、食事となる(現実は厳しい)これは朝食だがいつもより豪華な内容だ(笑)1伊富岐神社(岐阜県不破郡垂井町岩手字伊吹1484-1)尾張国二宮ということで訪れた口コミによるとかなり道が狭いという私の...2024年春放浪の旅(3日目)岐阜県・滋賀県

  • 2024年春 放浪の旅(2日目)岐阜県

    訪問日令和6年5月15日2024年春放浪の旅(2日目)岐阜県道の駅「クレール平田」岐阜県海津市平田町野寺2357-2この旅では車中泊初日となる比較的交通量も多く隣に大型トラックと騒音で寝不足が心配されたが、熟睡し快適な朝を迎えた何処に行こうか車内で考えていると、大阪に住む大学時代の友人から電話があった私の旅行ブログを見てくれていて、いつも「いいね」を押してくれる(感謝)数年前、大阪の道の駅に滞在していたときに突然訪ねてくれたこともあった1千代保稲荷神社(岐阜県海津市平田町三郷1980)道の駅近くに年間200万人の参拝者があるという、人気の稲荷神社の存在を知った1日平均5,500人になる商売繁盛の稲荷神社だけに活気溢れる雰囲気がある拝殿神社の規模は驚くほど小さい賽銭箱の前に油揚げの置き場が用意されている(初...2024年春放浪の旅(2日目)岐阜県

  • 2024年春 放浪の旅(1日目)愛知県

    訪問日令和6年5月14日2024年春放浪の旅(1日目)愛知県令和6年5月12日午前11時車に荷物を積み込み出発苫小牧市に住む友人より好物の行者ニンニクをいただく同日19時苫小牧港を出港乗船前に波が3.5mあるとの事で同意書を提出予想通りの揺れであったが、経由先の仙台港に定刻で着岸名古屋港に近づくにつれ波も収まり快晴の天気に1徳興山建中寺(愛知県名古屋市東区筒井1丁目7-57)尾張徳川家代々の菩提寺である建中寺を旅のスタートとした大都市名古屋の街中にある寺院だけに駐車場が心配であったが境内に無料駐車場があった総門(名古屋市指定文化財)キャンピングカーもカメラも昨年の10月から久し振りの操作になる数枚写真を撮ったあと画像を確認すると画像が真っ白でパニックになった操作をすっかり忘れてしまい、ネットで調べて何とか...2024年春放浪の旅(1日目)愛知県

  • 2023年放浪の旅 思い出の情景 その15<最終回>

    2023年放浪の旅思い出の情景その15<最終回>71土門拳記念館(山形県酒田市飯森山二丁目13)訪問日令和5年10月18日昭和49年(1974年)酒田市名誉市民第1号となった土門拳は、自分の全作品を郷里酒田市に贈りたいと語った酒田市はそれに応え、昭和58年(1983年)写真専門の美術館「土門拳記念館」を開館した記念館には、土門拳の写真を約13万5千点を収蔵しているライフワークであった「古寺巡礼」をはじめ、「室生寺」「ヒロシマ」「筑豊のこどもたち」「文楽」「風貌」などの作品を順次公開している記念館で観た写真に感動し訪れた寺院の写真展示している作品を撮っているのだが、立体感が凄い実物の前に立つと動けなくなるほど美しく感動する思わずカメラを向けて注意された十一面観音像毎年のように訪れている、一番美しいといわれて...2023年放浪の旅思い出の情景その15<最終回>

  • 2023年放浪の旅 思い出の情景 その14

    2023年放浪の旅思い出の情景その1466瑠璃光山医王寺(福島県福島市飯坂町平野字寺前45)訪問日令和5年10月16日「おくのほそ道」で芭蕉が感涙をおさえきれなかったという寺である佐藤継信の妻「若桜」奥州藤原氏の一門であり信夫(しのぶ:現在の福島)の地をおさめていた佐藤基治公の息子継信、忠信兄弟は源義経に付き従った継信、忠信兄弟は義経の身代わりとなり壮絶な最後を遂げた佐藤忠信の妻「楓」二人の息子を失い悲しみにくれる老母「乙和」の姿を見ていた継信の妻「若桜」と忠信の妻「楓」は、乙和の悲しみを慰めようと夫の武者姿に扮したという悲しくも美しい物語であるこの美しい人形はこの物語をより感動的にさせる芭蕉句碑芭蕉が医王寺を訪れたのは、元禄2年(1689年)5月「おくのほそ道」の途中である佐藤兄弟を偲び「笈も太刀もさつ...2023年放浪の旅思い出の情景その14

  • 2023年放浪の旅 思い出の情景 その13

    2023年放浪の旅思い出の情景その1361石都々古和気神社(福島県石川郡石川町下泉269)訪問日令和5年10月13日狛犬(石川町指定文化財)「飛翔獅子」と呼ばれる構図の作品で「高遠石工」の技術を受け継いだ作品高遠石工とは、高遠藩領内(現在の長野県伊那市)出身の石材加工の職人集団古くから山岳信仰の場として山そのもの、点在する磐境(巨石)が信仰の対象として、土着の人々に崇敬されていたという石門(鳥居)勾玉岩全国的にも数少ない祭祀遺跡の跡地として、考古学的にも大変重要な遺跡といわれている多くの「磐境(いわさか)」が山々に点在しているが、更には三種の神器と言われる「剣、玉(勾玉)、鏡」もある拝殿社殿は八幡山の頂上にある創建の年代は不詳であるが、八幡山には磐境が多数あり、古代から祭祀の地とされていた本殿近寄って観る...2023年放浪の旅思い出の情景その13

  • 2023年放浪の旅 思い出の情景 その12

    2023年放浪の旅思い出の情景その1256守國山吉祥院(山形県山形市大字千手堂509)訪問日令和5年10月11日重要文化財の「木造千手観世音菩薩立像」を拝観したいと思い訪れた石柱には「國寶千手観世音菩薩」とあるカメラを縦にして少し離れてやっと高い木が画角に収まった観音堂(山形市指定文化財)奈良時代の天平9年(737年)出羽国にひどい悪病が流行蔓延し万民塗炭の苦しみに喘いでいた聖武天皇は「行基」を遣わしてその悪役の消除と庶民の救済にあたらせた折、開山したと伝えられている堂内に入ると外観の様子とは一変するこのような額は初めて観た(拡大)明治時代で宮川鐵太郎の銘があるこれまで、たくさんの奉納額を観てきたが、感性も理解力も乏しい私にも、この絵は理解できる(ような気がする)本堂の天井を飾る巨大な画若い頃は何も感じな...2023年放浪の旅思い出の情景その12

  • 2023年放浪の旅 思い出の情景 その11

    2023年放浪の旅思い出の情景その1151丹内山神社(岩手県花巻市東和町谷内2-303)訪問日令和5年10月6日地元の方に勧められ訪れた神社である観音堂丹内山神社は、かつて「大聖寺」と呼ばれていたが、明治維新のときに神社となり現在の名に改めたこの建物はその名残をとどめている感じがする本殿(岩手県指定文化財)丹内山神社の草創は今から1200年前この地を開拓した神である多邇知比古神(たにちひこのかみ)を祀ったと伝えられている地元の方から「美しい社殿」と聞いて訪れたのだが、その言葉通りだった外壁は和・漢の故事、物語を主題とした彫刻で飾られているアラハバキ大神の巨石(胎内石)古事記や日本書紀に登場しない謎の神アラハバキ神が祀られているところには必ず磐座があるというこの巨石は1300年前から御神体として祀られてきた...2023年放浪の旅思い出の情景その11

  • 2023年放浪の旅 思い出の情景 その10

    2023年放浪の旅思い出の情景その1046尻屋埼灯台と寒立馬(青森県下北郡東通村尻屋字尻屋崎1-1)訪問日令和5年10月2日尻屋埼灯台(重要文化財)尻屋埼灯台は、工事期間3年4ヶ月を費やし明治9年(1876年)10月20日に点灯開始した「日本の灯台の父」と称されるブラントンによって設計された、二重のレンガ壁による複層構造の灯台となっている高さ30mを誇る日本一高いレンガ灯台であるのぼれる灯台16のうちの一つで、日本の灯台50選に選ばれている参観期間は、令和6年4月6日(土)~令和6年11月10日(日)参観寄付金300円(中学生以上)文化庁の資料によると重要文化財に指定されている灯台は13基①尻屋崎②犬吠埼③清水④御前崎⑤菅島⑥経ヶ岬⑦江崎⑧美保関⑨出雲日御碕⑩角島⑪六連島⑫鍋島⑬部崎*釣島灯台(答申中)寒...2023年放浪の旅思い出の情景その10

  • 2023年放浪の旅 思い出の情景 その9

    2023年放浪の旅思い出の情景その941吉備津彦神社(岡山県岡山市北区一宮1043)訪問日令和5年6月4日平成2年に車で岡山県を走っていたときに国宝の社殿を有する「吉備津神社」を優先し、当社を通過してしまった今回は「備前国一宮」ということで訪れた別称:朝日の宮立派な社殿で歴史ある神社なのに文化財に指定されていないことに疑問を持っていたが……昭和5年(1930年)12月、失火により本殿と随神門以外の社殿・回廊を焼失現在の社殿は昭和11年(1936年)に完成したものだという祭文殿(さいもんでん)横に移動すると社殿の並びに新たな疑問が湧いてきた一般的には「拝殿・幣殿・本殿」という並びだが、当社は「拝殿・祭文殿・渡殿・本殿」になっている夏至の日に正面鳥居から日が差し込んで「祭文殿の鏡」に当たる造りになっている渡殿...2023年放浪の旅思い出の情景その9

  • 2023年放浪の旅 思い出の情景 その8

    2023年放浪の旅思い出の情景その836清涼山月輪寺(山口県山口市徳地上村字蔵場572番地)訪問日令和5年5月31日瑠璃光寺・洞春寺を巡り走っていると、入浴料がなんと100円という温泉の案内看板を発見九州で200円という温泉も経験し、これが最安値と思っていただけに驚き、立ち寄った「宮野温泉山口ふれあい館」で駐車場も80台旅行中、昼風呂の経験はないが、これが最高に気持ちがいいことも知った湯上がりのルンルン気分で初めて訪れる「月輪寺(がちりんじ)」へ薬師堂(重要文化財)周防国佐波郡德地庄の串村に、聖徳太子作の観音を本尊とした「清涼寺」という寺があったが朽ち果てた寺にあった観音菩薩像と十二神将像のみ上徳地の上村に移されたが、それもまた朽ちていた焼失した東大寺の再建用材の調達のために当地を訪れた重源がこれを聞きつ...2023年放浪の旅思い出の情景その8

  • 2023年放浪の旅 思い出の情景 その7

    2023年放浪の旅思い出の情景その731霧島神宮(鹿児島県霧島市霧島田口2608番地5号)予備知識もなく地図上で鹿児島神宮の近くにあるということで訪れた坂本龍馬・おりょう新婚旅行記念坂本龍馬が日本最初といわれる新婚旅行で霧島連峰を訪れた龍馬が妻のお龍と高千穂峰を訪れた際、何を思ったか「天逆鉾」を引き抜いて見せたというこのことは龍馬自身が手紙で姉に伝えており、手紙も桂浜の龍馬記念館に現存している参道は木々に覆われ薄暗く、その先に社殿が明るく見える(幻想的)その先に人が多く集まっている近寄ってみると参拝の順番を待っている人だった人気に驚きスマホで検索してみると何と社殿が国宝に指定されていた寺社の国宝建築物は資料を作成して持参しているが漏れていたようである拝殿(国宝)登廊下(重要文化財)の先には拝殿令和4年に本...2023年放浪の旅思い出の情景その7

  • 2023年放浪の旅 思い出の情景 その6

    2023年放浪の旅思い出の情景その626島原城(長崎県島原市城内1丁目1183-1)訪問日令和5年5月26日島原城は元和4年(1618年)から、松倉豊後守重政が約7年の歳月をかけて築いた五層天守閣を中核に、大小の櫓を要所に配置した、安土桃山期の築城様式を取り入れた壮麗な城だった寛永14年~15年(1637年~1638年)初代松倉重政、2代勝家の圧政により島原の乱が起こる初めて訪れる城で、周辺を歩きながら撮る彫刻家北村西望作品長崎市の平和公園にそびえる「平和祈念像」の作者でもある昭和39年(1964年)に天守が復元され、キリシタン資料・藩政時代の資料を展示する歴史資料館になっている入館料:550円写真撮影ができることを確認し入館するキリスト教が島原へ伝わるフランシスコ・ザビエルによって日本にもたらされたキリ...2023年放浪の旅思い出の情景その6

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