津村記久子「ポースケ」人生は一喜一憂。一つ一つ通過して傷ついて片づけていくしかない。でも楽しい事も癒しも仲間もきっとある。
ポースケ (中公文庫) 内容(「BOOK」データベースより) 奈良のカフェ「ハタナカ」でゆるやかに交差する七人の女性の日常。職場の人間関係や、睡眠障害、元彼のストーカー、娘の就活、子供がいない…人生にはままならないことが多いけれど、思わぬところで小さな僥倖に出逢うこともある―。芥川賞受賞作『ポトスライムの舟』五年後の物語。 *★*――――――――――*★**★*――――――――――*★* 津村さんは、よく働く事について書く。働くとは何か。人生において仕事とは。 を、分かり易い事例をもって、等身大で易しい文章で教えてくれます。 (全部の小説が働くが主題では?) 十喜子の章が、やはり一番親身になる…
2020/05/28 07:25