雑多に読んで感想&批評、そして勝手に星をつけて評価してます!五つ星本を探して本の海を彷徨い中。
小説を雑多に読んで感想&批評、そして勝手に星をつけて評価してます!五つ星本を探して本の海を彷徨い中。たくさんみつかるといいな〜♪おすすめの漫画や映画もちょこっと。
永遠者 (文春文庫) 新品価格¥799から(2019/7/9 19:10時点) 「愛とは、いずれ来る別れを惜しんで生きる中に宿るもの」←主題? 人類をはめるさせようと目論むカミーユをコウヤは、(娘のミワコが見つけた)第二の心臓に食いを打って殺そうとする。 大震災が起こったので、カミーユどこかで悪だくみして生きているのだろうな・・・ 100年物のコニャックをふたりで飲むシーンはよかった。 戦前のフランスのあたりは、つまらなくてどうしようかと思ったが、なんとか読めた。 作者、南果歩と中山美穂と結婚してる。私どっちにも似てると言われたことある。 どこにでもいる顔なのかも・・・どーでもいいことでしたね…
かなたの子 (文春文庫) 新品価格¥518から(2019/7/9 19:19時点) なにげない日常の隙間に口を開けている闇。それを偶然、覗いてしまった人々のとまどいと恐怖。夢とうつつの狭間を描く傑作短篇集。生れるより先に死んでしまった子に名前などつけてはいけない。過去からの声があなたを異界へといざなう八つの物語。 *★*――――――――――*★**★*――――――――――*★* 私と同い年。でも早稲田出で優秀なのね。早稲田らしき大学がよく舞台になってます。そんな今までの青年~中年群像が印象的だった今までの作風(「対岸の彼女」「ロック母」とか)とは、違ってきたこの頃。 「おみてゆき」地下でミイラ…
鍵のない夢を見る (文春文庫) 救いを求めて、やっと扉へたどり着くも、鍵がなくて開けられない。その先へ進むことができない、詰んでる女性の5人の短編集。 2話の、気持ち悪いおやじしかもう寄って来ない自分36歳。・・・・そうよね、私が36歳の頃はもう小4の娘がいた。22,3歳から早くも慌てだして(周りのほうがもっとうるさく結婚をせっつくが)早く手を打っておいてよかったわ・・・(苦笑) 3話。共犯の逃亡者と思っていたら!思い込みの激しい危険な男のなんと多いことか。ニュースでもストーカー殺人はなくならい。うちの近所でも(汗)男にx染色体を移植すれば、世の凶悪殺人事件も90%はなくなる筈。 5話。あるあ…
桜庭一樹「傷痕」マイケルジャクソンをモデルにした、日本舞台のお話。
傷痕 (文春文庫) 新品価格¥853から(2019/7/9 19:19時点) 内容(「BOOK」データベースより) この国が20世紀に産み落とした偉大なるポップスターがとつぜん死んだ夜、報道が世界中を黒い光のように飛びまわった。彼は51歳で、娘らしき、11歳の子どもが一人残された。彼女がどうやって、誰から生を受けたのか、誰も知らなかった。凄腕のイエロー・ジャーナリズムさえも、決定的な真実を捕まえることができないままだった。娘の名前は、傷痕。多くの人が彼について語り、その真相に迫ろうとする。偉大すぎるスターの真の姿とは?そして彼が世界に遺したものとは?―。 *★*――――――――――*★**★*…
なごり歌 (新潮文庫) 中古価格¥1,112から(2019/7/9 19:18時点) 直木賞「赤まんま」を読んで以来、いつも楽しみにしている作家のひとりです。 私と同世代の作者なので、ノスタルジー感たっぷりな昭和の少年時代は、そっくり私の少女時代に当てはまるので、いつも同調してあの頃へタイムスリップしてしまいます。 団地があちこちにあって、その庭や公園で遊んだ遥か遠い日。。。。 虹ヶ本団地を舞台にした7つの短編。お互い繋がっているところもあり、長編のようでもあります。 「この道を歩きとおせばきっとまた会える」~「今は寂しい道」 ★★★☆☆ // ぽちっと応援お願いします! にほんブログ村 人気…
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