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2014/10/22

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  • ポルトガルの哀調漂う大衆民謡ファドの歌声。

    「夕暮れに人通りもまばらな、そんな坂道を歩いていると、どこからともなくポルトガル民謡のファドの音が流れてきて、私は思わず足を止めて、自分がまぎれもなく異邦人であることを思い知らされたものです」〜「吉永小百合街ものがたり」(講談社)のなかの、小百合さんが訪れたポルトガルの首都リスボンの一節です。ファドといえば、アマリア・ロドリゲスの「暗いはしけ」が有名ですが、19世紀からギターとともに歌われている哀調漂う大衆民謡のようです。遠い昔、ファド居酒屋でポルトガルワインを飲みながら、心揺さぶられる歌声に酔いしれた記憶がよみがえりました。CDは93年のホンダアコードのCM「海と旋律」のマドレデウス(ポルトガルの風景を音楽にするグループ)と、お気に入りの美貌の歌姫カティア・ゲレイロの「至上のファド」です。ポルトガルの哀調漂う大衆民謡ファドの歌声。

  • 吉永小百合さんの外国の街歩きエッセイ集。

    あまり嬉しくありませんが、今日からゴールデンウィークがスタート。しばらく前のこの時期なら、連休明けから梅雨時を避けてあちこち旅立ちましたが、それもかなわず思い出の写真を眺めつつ、ため息ばかりの毎日。そんな時に出てきた本がこの20年ほど前の「吉永小百合街ものがたり」(講談社)。若き日の小百合さんが仕事やプライベートで訪れた世界の街々から35ヶ所を紹介。数々のエピソードとプライベートフォトが素顔の小百合さんを浮き彫りにしています。これらの街のなかで自分で実際に訪ねてみた街は9ヶ所。改めて再度拾い読みしてみましたが、街の印象はほぼ変わっていないようでした。少しストレス解消になったかも〜。写真はトルコでイスラム風のスカーフを巻く小百合さん。吉永小百合さんの外国の街歩きエッセイ集。

  • 爽やかな新緑の舞岡公園で清々しい森林浴。

    久しぶりの新緑の舞岡公園で、思い切り清々しい森林浴をしてきました。地下鉄舞岡駅から徒歩20分ほど。昔ながらの田園風景が残された広大な公園です。高齢者や犬の散歩の人たちが三々五々楽しんでいましたが、平日なので家族連れは見当たりません。コロナウイルス感染拡大防止のため、ゴールデンウィークの野鳥観察会や茶摘み体験、こども谷戸まつりなどのイベントも、残念ながら軒並み中止となったようです。因みに「谷戸」というのは、丘の上の雑木林の麓に入り組んだ水田や畑が広がる風景のことを呼ぶそうですが、神奈川から東京、埼玉辺りの呼称だそうです(舞岡公園HPより)。爽やかな新緑の舞岡公園で清々しい森林浴。

  • 開港時の横浜弁天通りに咲いた純愛物語。

    大手書店の有隣堂が出版する"有隣新書"は、横浜をはじめとする神奈川県全般の歴史的事象や人間と自然との関わりをテーマにしたシリーズですが、最も興味深く読んだのはこの「おはなさんの恋〜横浜弁天通り1875年」(M.デューバール著/村岡正明訳)。横浜開港間もない明治8年(1975年)、弁天通りを訪れたフランス海軍の青年士官マルセルは、そこで出会った古美術商の娘で"弁天の花"と呼ばれるおはなさんと恋に落ちます。本書はマルセルの親友であるデューバールがその経緯を記した実話です。著者のデューバールもおはなさんの家族と親交を深めるなか、日本の風習や娯楽などのあれこれが綴られています。一方、おはなさんとの恋も実を結ばなかったマルセルは、"海軍の学問界のホープ"と将来を嘱望されていましたが、帰国後、37歳の若さで亡くなったしまっ...開港時の横浜弁天通りに咲いた純愛物語。

  • 心ほぐされる街角の小さな移動屋珈琲物語。

    ウィスキーとかビールなどをテーマにした番組をよく拝見しますが、これは4月からスタートしたコーヒーをとりまくドラマ「珈琲いかがでしょう」(テレビ東京)。俳優の中村倫也主演で、同名の漫画の実写化です。移動珈琲屋のミステリアスな店主・青山は丁寧に一杯ごとに豆を挽き、訪れた客に合った珈琲を淹れることで人々の心をほぐしていきます。時折り珈琲に関する蘊蓄もあり、珈琲の香りと暖かい湯気に包まれた会話に身を委ねるひととき。街角の小さな移動珈琲屋物語です。因みに珈琲豆は深煎り焙煎系のKALDIの"イタリアンロースト"がお気に入りです。毎週月曜日放送で23時時06分〜23時55分です。心ほぐされる街角の小さな移動屋珈琲物語。

  • 30年代のライブハウスを舞台にした「カンザス・シティ」。

    だいぶ前に映画館で観た「カンザス・シティ」(1996年/アメリカ)の原作本とサウンドトラック盤が出てきました。1930年代のジャズ華やかな時代の伝説のライブハウス"ヘイヘイクラブ"を舞台にした作品。不正はびこる選挙のさなか、黒人マフィアを手玉に取ろうとして失敗した夫を救おうと、大統領夫人のキャロリンを誘拐したブロンディ。身分の違うふたりのドタバタ劇がコミカルです。ストーリーは単調ですが、"ヘイヘイクラブ"でのレスター・ヤングとコールマン・ホーキンスの熱狂のサックスバトルがこの作品を盛り上げ、演奏の合間に人種差別や麻薬などの当時のアメリカの断面が垣間見えます。大恐慌時代のアメリカでも、このカンザス・シティだけは活況を呈していたようです。30年代のライブハウスを舞台にした「カンザス・シティ」。

  • 記者が使いこなしたい三つの英語表現。

    時間は売るほどあるので、新聞もスミからスミまで。2〜3日前の朝日新聞夕刊のコラムに、日頃接するイギリス人の話す英語の中から"記者が使いこなしたい三つの英語表現"の第3位Twominutes。何かをお願いしたい際に「ちょっと待って」の意味合いで返ってくるフレーズ。なぜ2分なのか、英国人に聞いてもはっきりしないそうです。米国では1分や1秒という表現が一般的だが、それよりはいくらか現実味を感じるこの「2分」。短い時間だけにいろいろに解釈できる微妙な表現です。第2位はlovely。レストランで注文すれば店員が「ラブリー・チョイス」(良い選択だ)と言ってくるし、髪型が変われば「ラブリー・ヘアカット」と誉め合っていて、相槌に使えそうです。そして第1位は意外にもBut。話し方の前段と後段のつなぎ役。建前と本音をうまく使い分け...記者が使いこなしたい三つの英語表現。

  • 人を撮るのはコミュニケーションが不可欠。

    このご時世ではあまり写真を撮りに行くことはできませんが、たくさんの作品を見ることはしたいので、カメラ雑誌「フォトコン」(日本写真企画)などで刺激を受けています。5月号の特集は「二度と失敗しない写真術」ですが、"プロの作品から学ぶ実践写真塾"は「人間を撮る」で、スナップ写真の撮影などに参考になりました。苦手を克服する3大要素として①気持ちをストレートに伝える②相手のことを知る③余計な気をつかわせない〜ということで、撮らせてもらう相手とのコミュニケーションが大事ということでしょう。作品例として講演を聴いたことのある国語学者の金田一秀穂先生が微笑んでいました。人を撮るのはコミュニケーションが不可欠。

  • 五木寛之氏の回想と告白の「こころの散歩」。

    若い頃に夢中になって読んだ大河小説「青春の門」の作者・五木寛之氏も、88歳の米寿を迎えたそうです。その五木氏の「こころの散歩」(新潮社)を読みました。"五木人生論"はいろいろ出版されていますが、本書は「週刊新潮」に連載されていた、最近のコロナ禍などの激動の時代の世相と五木氏の回想と告白のエッセイ集。最近は「高齢者の孤独」が話題になっていますが、評論家の西部邁氏の"トゥゲザー・アンド・アローン"の言葉を引用して、「人はつまり、一緒に一人でいるしかない。社交にのめり込みつつも、内心では常にぽつねんとしていること」らしい。"群衆の中の孤独"ということでしょうか。いずれにしても遊び盛りの高齢者にとって、このコロナ禍の時代は好きなこともできず、たいへんな時間の損失なのではないです。五木寛之氏の回想と告白の「こころの散歩」。

  • わかりやすく解説された「ジャズ名曲物語」。

    CDでジャズを聴いていると、演奏者のオリジナル・ナンバーよりも、間に挟まれたスタンダード・ナンバーにふっと聴き惚れることがあります。やはり歌い継がれ、長い間、演奏されてきた曲にはそれだけのインパクトがあるというもの。この「ジャズ名曲物語〜チェット・ベイカーの聴こえる部屋で」(吉村浩二著/スイングジャーナル社)には、そんなスタンダード・ソング50曲のエピソードを含めたやさしい解説書。そして、傍にあるCDは本書に合わせた23曲の名演が収録されています。著者の吉村浩二氏はあの寺島靖国氏と並ぶ、ジャズ界で名だたるわかりやすい文体。ジャズを聴く楽しさを、より増幅させてくれるようです。本来のメロディに入る前にパースで語りかけるような「スターダスト」のような曲がオシャレでカッコいいですね。わかりやすく解説された「ジャズ名曲物語」。

  • 地中海の叙情溢れるシチリアのサウンド。

    初夏のようなこのところの爽やかな天候ですが、窓を開けた時に思いおこさせるのは地中海の交差点、イタリアは"シチリアの風"。旅行の楽しかった思い出が覚めやらない頃に、たしか「無印良品」で見付けたこのCD〜眩しい地中海の日差しの中で奏でられる叙情に満ちたサウンドがギッシリ!。現地の一流バンドによるマンドリンやアコーディオンの音色が堪りません。パレルモの歌劇場やアグリジェントの古代遺跡、タオルミーナの古代劇場跡、エトナ山の噴煙など、濃厚なワインとともに忘れることのできない南イタリアの島です。そして、映画「ゴッドファーザー」や「ニューシネマ・パラダイス」、「グランブルー」のロケ地と聞けば、いやが上にも気分が高揚するというもの。シチリア音楽界の至宝、チコ・シモーネの映画主題歌「愛のテーマ」をはじめ、その妹アメリア・シモーネ...地中海の叙情溢れるシチリアのサウンド。

  • 疫病神を払い無病息災を願う「鎮花祭」の日。

    時々、お世話になる「日本の365日を愛おしむ」(本間美加子著/東邦出版)によると、昨日4月18日は「鎮花祭」の日だったようです。古来、疫病をもたらす疫病神(厄病神)の勢いは、桜の花の散る頃に盛んになるとしてきました。風に乗って四散する花びらに、病の流行や蔓延を重ねてきたようです。本書によると「奈良県の大神(おおみわ)神社では毎年、4月18日に奈良時代から続く神事・鎮花祭を行い、人々の無病息災を願う」そうです。また、製薬業者も多く参列するため、"薬まつり"とも呼ばれているとか。ちょうどいま頃は生活の変化や気温の寒暖差もあり、心身ともにバランスが崩れやすい時期。桜の季節は過ぎましたが、たまには路傍の花などを楽しみながらの散歩で、リフレッシュすることを著者はすすめています。疫病神を払い無病息災を願う「鎮花祭」の日。

  • 横浜市のオリンピックホストタウン相手国。

    オリンピック・パラリンピック開催まであと100日を切りましたが、旧横浜市役所の跡地の塀にこんな看板が掲示されていました。パラリンピックの役員をしている知人からの電話で、近々にブルガリアに渡ると言っていたのはこの件なのでしょう。オリンピックのホストタウンとは、選手村に入る前に大会で最高のパフォーマンスが発揮できるよう、時差や気候に順応するための場所。そして、ブルガリアがホストタウンの相手国になった経緯は、2007年の「ソフィア国立歌劇団ガラコンサート」開催の折に、横浜市保土ケ谷区とブルガリアの首都ソフィア市がパートナー都市協定を締結。以来、さまざまな交流を通じ、相互理解の促進を図っているということです。いずれにしても、オリンピック・パラリンピックの開催は、スッキリと早めに結論を出してほしいものです。横浜市のオリンピックホストタウン相手国。

  • 原田マハさんの画家モネの足跡を辿る書。

    「睡蓮」といえば「モネ」〜幻冬舎文庫の新刊「モネのあしあと」は印象派画家モネの波乱に満ちた人生を辿る、作家・原田マハさんの解説書です。といっても、肩肘張らずに読める"モネ入門書"といったところ。原田さんがモネの「睡蓮」に出会った衝撃のエピソードから、モネの生きた新しい時代背景、睡蓮の咲くジベルニーの家と庭園訪問記、モネゆかりのあしあと案内などが読みやすく綴られています。本書の中でマハさんは「私にとって絵を見ることは、アーティストと会話すること」とか、「美術作品は時間と記憶がすべてパッケージされたアーティストからのメッセージ」と言っていますが、まさにバツイチ〜いやバッチリ!。パリのオランジェリー美術館を10年くらい前に訪ねた時に、あの睡蓮の部屋で果たしてモネとどんな会話をしたのか。圧倒されるばかりで、今となっては...原田マハさんの画家モネの足跡を辿る書。

  • 町立湯河原美術館で平松礼二氏の「睡蓮交響曲」。

    不勉強ながら、日本画家の平松礼二氏のお名前を知ったのは、たしか3〜4年前にプレゼントされた"ふるさと振興券"か何かで湯河原温泉に宿泊した時のこと。「ゆがわら水の香里」のすぐ近くに町立湯河原美術館があり、平松礼二展で、すばらしい日本画を鑑賞したのがきっかけ。今朝の朝日新聞によると、その平松礼二氏がクロード・モネによる「睡蓮」の本質を探求した連作の屏風絵「睡蓮交響曲」を完成。町立湯河原美術館で展示されているそうです(6月28日まで=途中、展示替えあり)。平松氏はこの屏風絵の制作のため、モネが作ったフランスのジベルニー村の庭園にたびたび訪れ、スケッチを重ねたとのこと。湯河原には日帰りで行けるので、この大作をこの目で確かめてみたいと楽しみにしています。因みに平松礼二氏は本年3月に、フランスの芸術文化賞を受賞しています。町立湯河原美術館で平松礼二氏の「睡蓮交響曲」。

  • 53年の時を経てスタッフとキャストが再結集。

    鬱陶しい雨の日は映画の日。という訳でWOWOWで放送されていた「男と女人生最良の日」(2019年/フランス)を拝見。フランシス・レイの♪ダバダバダ、ダバダバダ♪というテーマ音楽もヒットした、クロード・ルルーシュ監督の「男と女」(1966年)のその後を描いた作品です。1作目のシーンを織り交ぜながら、新たなストーリーが展開されていきます。海辺の施設で余生をおくる元カーレーサーのジャン・ルイのもとに、かつての恋人アンヌが訪ねますが、ルイの記憶が曖昧で、それを思い出させるアンヌとの長い会話。カーレースさながらにパリの街をドライブするふたりと、突然登場した"イタリアの宝石"といわれるモニカ・ベルッチが見どころ(?)。前作から53年、同じスタッフとキャストが再結集した奇跡の映画です。53年の時を経てスタッフとキャストが再結集。

  • NHK「美の壷」は全国のユニークな日本の教会。

    街を歩いていると、荘厳な教会やパイプオルガンの音が聴こえると、ふと足を止めてしまいます。11日のNHK総合テレビ「美の壷」はfile.467"日本の教会"。全国のユニークな教会が紹介されていました。[美の壷1.聖なる空間を生み出す光の空間]はたっぷりと自然の光のシャワーが差し込むカトリック鈴鹿教会(昭和27年建築)。また、[美の壷2.和と洋の出会い]では、祭壇の左右になんと床の間のあるカトリック片瀬教会。そして、[美の壷3.祈りを込めた響き]は、千住明氏推奨の東京カテドラル聖マリア大聖堂(昭和39年)と、わが国最大級のパイプオルガンの音色が「トッカータニ短調」を響かせていました。JR御茶ノ水駅のすぐ下のニコライ堂(日本ハリストス正教会教団東京復活大聖堂教会)のすばらしい内部も紹介されていましたが、通勤で毎日この...NHK「美の壷」は全国のユニークな日本の教会。

  • ジャズの帝王らしいマイルスのエピソード。

    STAYHOMEの毎日、好きな音楽を聴いたり、読んでいなかった本を引っ張り出したり。ということで、ジャズの話題をもうひとつ。先日のNHK-BSPの「帝王への扉を開けたサウンド」で、マイルス・デイヴィスのミュートについて話していたトランペッターのエディ・ヘンダーソンのマイルスにまつわるトリビュートCD「SOWHAT」。このCDのライナーノーツ(都並清史)にも記され、テレビでも漏らしていた話〜。マイルス本人の前で、エディがマイルスそっくりに録音したフレーズを聴かせたところ、『なかなかやるじゃないかエディ。でも、今お前さんが吹いたのは俺の音楽で、お前さんの音楽じゃないんだぜ』」とマイルスに言われ、エディ・ヘンダーソンは大ショックを受けたとか。さすがジャズの帝王らしいエピソードです。ジャズの帝王らしいマイルスのエピソード。

  • 証言者に「マイルス・デイヴィス自叙伝」の著者も。

    NHK-BSPのマイルス・デイヴィスの「帝王への扉を開けたサウンド」の証言者としてはジャズ評論家のアイラ・ギトラーをはじめ、サヴォイレコードプロデューサーのテディ・レイグ、ジャズ研究家ステファニー・クリーズなどがエピソードを披露してくれましたが、主な証言は「マイルス・デイヴィス自叙伝」(JICC出版局)の著者クインシー・トループが担当。この方はコロンビア大学とニューヨーク市大学教授でジャーナリスト。この著書にもあるように、マイルスから直接訊いたといういろいろな話が、番組を盛り上げていました。本書は1990年の発行ですから、もう30年前に夢中で読んだ懐かしいジャズ本です。訳者のジャズ評論家・中山康樹ももう故人となってしまいました。証言者に「マイルス・デイヴィス自叙伝」の著者も。

  • マイルス・ディヴィスの「帝王への扉を開けたサウンド」。

    一昨日9日のNHK-BSPで、2011年に放送されたジャズトランペッターのマイルス・デイヴィスのドキュメンタリーが再放送されていました。タイトルは「帝王への扉を開けたサウンド」。マイルスは17歳の頃から音楽教育を受けたエリート演奏者でしたが、チャーリー・パーカーとディジー・ガレスビーの演奏を聴いて衝撃を受けます。そこで、二人に会いたいとニューヨークの街を徘徊し、なんとかチャーリー・パーカーに会えて指導を〜。また、ディジー・ガレスビーのように高音が吹けなければ、"自分なりの独特なサウンドを身に付けることだ"とミュート(弱音器)を使用。後に言われる"卵の殻の上を歩くような繊細な音"が誕生。以来、このミュート・サウンドはマイルスの代名詞となりました。同じジャズトランペッターのエディ・ヘンダーソンがミュートを踏んだり蹴...マイルスの「帝王への扉を開けたサウンド」。

  • カフェの店名はヨットの航行速度「3.8ノット」。

    コロナ禍でこのところあまり散歩をしていない鎌倉雪の下方面へ。コーヒーブレイクに寄ったのは住宅地の中ほどのカフェ。雰囲気のありそうな佇まいと店名に惹かれてお邪魔してみました。おしとやかな女性オーナーが淹れてくれた味わい深い珈琲でひと息。落ち着いて店内を見まわすと、ほとんどが女性ものの衣服とバッグや小物などの売りものでいっぱい!。好きな人が見たら堪らないような品なのでしょう。周辺の神社仏閣の情報を仕入れて散歩の開始。ところで、店名の「3.8ノット」ですが、ヨットのスピードだそうで、あまり早くない速度。マイペースでゆっくりいきましょうということかもしれません。周辺を回ってからトイレがないのに気が付いて、先程のカフェに再度戻り帰途につきました。ありがとうございました。カフェの店名はヨットの航行速度「3.8ノット」。

  • 横須賀はジャズマンの彫像と"ブラジャー"の街。

    先日は友だちに相談事の所用があり、京浜急行で横須賀中央駅へ。小一時間ほどの話し合いの後、久しぶりに周辺を散歩してきました。横須賀も横浜に劣らないジャズの街。あちこちのベンチに疲れたジャズマンたち彫像がベンチでグッタリ!。ネオンが灯るにはまだ早い時間。飲み屋横丁といえば、横須賀ではなんといっても若松町。明るいうちから2〜3軒は営業していましたが、盛り上がるのはこれから。最近ではブランデーをジンジャーエールで割る"ブラジャー"が、ハイボールに替わる横須賀の名物だそうです。小泉進次郎氏も飲んでいるのでしょうか。さ横須賀はジャズマンの彫像と"ブラジャー"の街。

  • シーサイドラインで金沢区の埋め立て地区散歩。

    小用のため、無料の福祉チケットで税務署のあるシーサイドライン幸浦駅へ。この辺りは緑も多く道路やマンションなどもキチンと整備されています。調べてみると、横浜市の土地再開発計画の一環として、昭和52年(1977年)から始まった埋め立て地区。地名の「並木」は埋め立て前のこの辺りの漁場の名前だそうです。子どもたちも新緑の中を、伸び伸びと歓声をあげて遊んでいました。せっかくなので、シーサイドラインを新杉田方面へ戻って鳥浜駅へ。ここには明るいヨットハーバーと、リニューアルされた三井アウトレットパークが人気の地区。"ブランド好き"な若い人には堪らないショッピングスポット。久しぶりに広々とした海を眺めてスッキリしました。シーサイドラインで金沢区の埋め立て地区散歩。

  • すばらしかった信州上田城や高田城址公園の桜。

    世は"城ブーム"ということで、各種メディアで現存12天守閣などの特集が組まれていますが、昨日4月6日は語呂合わせで「城の日」だったようです。この時期、"天守閣と桜"はインスタ映えする格好の被写体ですが、先般周った信州上田城の桜(写真上)と姫路城の桜、越後高田城址公園の夜桜は"もう心残りはありません"というくらいの見事さでした。また、今朝もNHK-BSPで「山城スペシャル」(再放送)が放送されていましたが、山城で印象に残っているのは4年ほど前に足を運んだ静岡県三島の山中城址公園(写真下)。ロマン溢れる戦国武将の知恵が集結した遺構に、もう一度ゆっくり訪れてみたいすばらしさでした。すばらしかった信州上田城や高田城址公園の桜。

  • みなとみらい地区に残された廃線レールの不思議。

    みなとみらい地区にはかつて活躍していた貨物線などの廃線レールが、網の目のように走っています。JR桜木町駅から赤レンガ倉庫に向かう"汽車道"は、その代表的な遺構ですが、先日見付けたのはこのレール跡。赤レンガ倉庫方面から横浜港に至る場所でプッツリ切れています。真向かいには横浜税関がありますが、このレールはかつてどのような働きをしていたのでしょうか。不思議です。みなとみらい地区に残された廃線レールの不思議。

  • 季刊誌「横濱」春号の特集は"新しい元町の魅力"。

    3日に発売された季刊誌「横濱」春号の特集は"欲しいモノ、おいしい店。元町"。製造・販売をメインとするクラフトマンシップの生きるマチ〜元町の新しい魅力・楽しみを紹介しています。ショッピングにはあまり関心がないので、元町は"山手の丘の入口"という位置付け。たまに帰りにUNIONで珍しいチーズやハムを買って晩酌のツマミと、するくらい。今回、初めて知ったのは"創業以来の洋書販売と横浜関連書籍を大切にする書店"として掲載されていた「高橋書店」です。よく読んでみると、この高橋書店は山手・元町ならではの110年の歴史と伝統に裏付けられた書店ということ。気が付かなかったのは2丁目のECCOの脇から上がって2階にあるため。今度、上を向いて歩いて、珍しい横浜に関する書籍を発掘してみるつもりです。季刊誌「横濱」春号の特集は"新しい元町の魅力"。

  • 試運転中の今月22日開業の都市型ロープウェイ。

    JR桜木町駅と横浜市民ギャラリーを結ぶシャトルバスを降りると、真上に試運転のロープウェイYOKOHAMAAIRCABINが、あまり音もせず静かに往き交っていました。国内初の平地を結ぶ常設都市型ロープウェイで、今月22日(木)の開業を目指しています。最大8人乗りのゴンドラからはみなとみらい地区が見渡せるので、夜間などはまたひと味違った空中散歩が楽しめそうです。また、ゴンドラ自体もライトアップされるそうなので、横浜の夜景に一層の花を添えそうです。試運転中の今月22日開業の都市型ロープウェイ。

  • 男性コーラスグループの歌声と秘話の2時間。

    昨日はBSテレビ東京の「癒しのハーモニー!3大コーラスグループ2時間スペシャル」をたっぶりと楽しみました。司会は武田鉄矢氏と福田典子アナウンサー。ロシア民謡を世に広め、コーラスブームの先駆者となったダークダックス。対してデュークエイセスはある会場で「別のダークダックスが来た」という声に反発して、ロシア民謡に対してアメリカの黒人霊歌を好んで唄っていたようです。なかでも「ドライボーンズ」は格好よかったですね!。またおもしろかったのは、昭和55年(1980年)12月にボニージャックスの仙台公演が終わり、次の熊本のホテルのディナーショーに向かう飛行機が豪雪で欠航。たまたま仙台公演に向かうダークダックスは宇都宮で足留めとなっていました。そこでお互いに連絡を取り合い、ダークダックスが代わりに熊本のディナーショーへ。ボニージ...男性コーラスグループの歌声と秘話の2時間。

  • 誕生日プレゼントは小椋佳のCD「もういいかい」。

    若い頃に酔った勢いてよくカラオケで唄った小椋佳さんのヒット曲の数々。約7年ぶりとなる新譜"最後のオリジナルアルバム"「もういいかい」(ユニヴァーサル・ミュージック)を、誕生日のプレゼントにいただきました。このアルバムには映画「北の桜守」の「花、闌の時」をはじめ、「生きろ」、「ラピスラズリの涙」、「老いの願い」などの映画主題歌と、売り出しの歌手・林部智さんに提供した曲のセルフカバー「僕の憧れ、そして人生」など、ラストアルバムにふさわしい13曲が収録されています。多少、年齢の喜寿を意識したタイトルや歌詞がそこそこに見え隠れ。77歳はまだまだ若いですよ。因みにアルバムタイトルの「もういいかい」は、黒澤明監督の遺作が「まあだだよ」だったから、だそうです。誕生日プレゼントは小椋佳のCD「もういいかい」。

  • 50年代のマイルスと上品なピアノを響かせるピアニスト。

    最近、よく聴いているCDはこの2枚(正確には3枚)。左は「GREATESTMILESDAVIS」(2枚組)。昨年、シネマ"ジャック&ベティ"で観た、マイルス・ディヴィスのドキュメンタリー映画「クールの誕生」の公開に合わせて発売されたもの。Disc.1にはバラード演奏を、Disc.2には定番の初期の名演がぎっしり詰まっています。静かにトランペットを響かせる1950年代のマイルスが大好きです。右の「風と共に去りぬ」は最も好きなオランダのジャズピアニスト〜ルイス・ヴァン・ダイクの"クラシカルな深い味わいと美しさを兼ね備えた、明快で上品な"1枚。クラシック音楽の名旋律をジャズにアレンジして、美しく聴かせてゆくのが大きなポイントですが、タイトルの「風と共に去りぬ」や「ネイチャー・ボーイ」、映画「追想」の「アナスタシア」な...50年代のマイルスと上品なピアノを響かせるピアニスト。

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