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2014/10/09

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  • 「スーパーブルームーン」

    旧暦7月15日まん丸お月さま(スーパーブルームーン1日目)雲に囲まれて明るさを抑えた十五夜の月(いずれも8月30日)「スーパーブルームーン」っていったい何者??その正体は??と思ってブログアップしようとしたら、これまでにないgooブログの不調に出会ってしまった。昨日のアップ画面や「自分のブログを見る」までは開けるのに、その先の「編集画面ログイン」が1時間以上言うことを聞いてくれなかった。いささか焦った(笑)かれこれ90分近くじらされて、やっとこさアップした昨夜の満月写真を載せることができた。まあ普段随分お世話になっているgooブログさんだから許容範囲ではある。但し、いま世界中の問題となっている某国家による日本へのハッカーや嫌がらせメールによって混乱したのであればこれは話は別で許せない。せっかくの2009年...「スーパーブルームーン」

  • 「錦帯橋の日 制定」

    川面に写る優美な姿は、薄幸な美女を思わせる錦帯橋ライトアップによっては登り龍にも変身して見せる錦帯橋創建350年を迎える我が町のシンボル、国の名勝「錦帯橋」。このたび岩国市議会において10月1日を「錦帯橋の日」と定める決議案が可決された。一市民としては遅きに失した感は否めない。なぜもっと早く、その歴史的な価値、木造建築の技術の高さなど、評価するべき点を吹聴する手立てを講じて来なかったのか。何故もっともっと観光業者に売り込んで来なかったのか。観光行政や地域の歴史感覚の遅れを感じてしまう。今さら何を?同じ穴のムジナじゃないかとのお叱りを甘んじて受けながら、我が町の歴史遺産を改めて売り込みたいという気になっている。今までも非力ではあったが、自分なりのPRを随分やっては来たと思っているが、行政手段に訴えるまでには...「錦帯橋の日制定」

  • 「医師の守備範囲」

    腱板断裂の図(丸の囲み)左肩の不調が気になり始めて間もなく、患者さんが比較的少なくて待ち時間が計算できる某整形外科に行った。確かな病名は告げられないまま「患部に痛み止めの注射」と「痛み止め飲み薬」の治療が約半年続いた。あまり改善の傾向が見られないので看護師現役の娘が推奨する、行列の出来る整形外科医へ変わった。初診ですぐにMRI検査を受診を。その結果今度は広島西医療センターの専門医を紹介された。「左肩腱板断裂」との診断名で修復手術を受けることになった。それが2021年11月15のこと。その後定期的なCT検査・MRI検査を受診。同時進行でリハビリテーションにも通い続けた。あれから1年9ヵ月の歳月が流れた。それでも今なお、手術執刀の担当医の定期検診は続く。今日は2ヵ月ぶりの可動領域確認検診に行って来た。今日の検...「医師の守備範囲」

  • 「納涼の調べ」

    演目桜三題(メドレー)演目越後獅子お盆がとっくに過ぎて、夏休みも終わりが近いというのにまだまだ続くこの暑さ。どうすりゃいいのよといった声が聞こえるこの暑さ。そんな日々の中で思わぬ納涼の調べへのご案内を頂いた。母校の高校と付属中学校の長唄三味線部による「長唄三味線の会」へのお誘いである。公式会場の多目的ホールなので間違いなく冷房完備。海辺でも川のそばでもないが納涼には違いない、いそいそと出かけた。よく考えてみれば自分の普段の生活の中で、あまりにも縁遠い長唄の世界である。ただ三味線には小学時代に強烈な印象を植え付けられた記憶がある。昭和26年夏、当時の国有鉄道が地元に新たな「南岩国駅」を作ってくれた時のこと。地元全体が湧き上がるお祝い行列の中で、私の地区から出されたシャギリから流れる、締め太鼓と三味線の華やか...「納涼の調べ」

  • 「晩夏の憂い」

    子どもたちの夏休みが終わりに近づくころになると、なんとか無事に二学期を迎えて欲しい、元気に登校を始めて欲しいと願う気持ちが強くなる。私自身の5人の孫のうち4人が新学期を迎えるという身内事情もあるが、地元の小学校では夏休みには竹細工教室も行い他人様の児童と触れ合って来た。つい先日は二学期に備えて、二つの小学校で環境整備作業と言う樹木の剪定や草刈りなどに地域活動として住民がこぞって汗を流してもきた。そんな事情もあって、うちの子よその子関係なしに「元気な笑顔の二学期を」期待する。そんな中で二学期を目前に児童の痛ましい事故が起きた。夏休み終盤のお楽しみイベントのはずであった夏休み体験教室ウオータースライダーによる児童同士の衝突事故で、尊い命が奪われた。運営した自治体の監督責任が厳しく問われている。一緒に参加したは...「晩夏の憂い」

  • 「記憶と記録と」

    5人いる孫たちそれぞれの成長を記憶として遺しておきたいがそれには限度がある。じきに忘れてしまうリスクが大きい。ならば記憶と同時に記録も残してやりたいということで始めたのが「孫ニュース」と言う名の写真集である。もちろん、その時々の印象や彼と彼女たちの努力の跡などを、ジジババ目線で書き留めて一応ニュースの形に仕上げて渡す。孫はともかく、娘も嫁も親の方が大喜びで、大事にファイリングしてくれている。制作者のジジは可能な限りカメラを抱えて現場に赴き、メモを取りながら取材してしっかりネタを蓄える。かつて新聞社のタウンリポーターとしてあちこち走り回って写真と記事を書きあげた経験にも助けられている。カメラの腕は芸術祭などに出展する芸術写真は撮れないが、動きの中から一瞬を切り取る報道写真には少しのウンチクも持っているつもり...「記憶と記録と」

  • 「OSO18」

    恐怖のヒグマOSO18ネット拝借ここ4年ばかりの間に、北海道の標茶町や厚岸町で牛66頭が集中的に襲われ、北海道庁が特別対策班を設置するほど世間を騒がせた最凶ヒグマ「OSO18」がついにその生涯を閉じた。凶悪と言われるほど住人や飼育動物の敵となったのだから、最終的には駆除という形の殺処分であった。そもそもOSO18とは、最初に目撃されたのが標茶町の町内「オソツベツ」という地名と、前足の幅が「18センチ」だったことから名づけられたコードネームである。これまで雄ヒグマが滅多に狙わなかった乳牛を獲物にしていることや朝夕待ち伏せるハンターの目をかいくぐる用心深さから、脅威の存在とされていた。そんな「OSO18」を捕獲したのは猟友会のハンターではなく、釧路役場の有害鳥獣駆除対応を担当する部署に所属する男性中堅職員で、...「OSO18」

  • 「107年振りの」

    その瞬間、ホームベース前で歓喜の雄たけびを上げる慶応高校ナインあぁ栄冠は慶応に輝く昨年の覇者連覇ならず準優勝仙台育英高校連日の猛暑にもめげず、甲子園球場を舞台に熱い戦いを繰り広げた「第105回全国高等学校野球大会」。昨年の優勝校宮城県代表仙台育英高校と神奈川県代表慶応高校が優勝旗をかけて戦った。結果はご承知の通り、なんと107年ぶりという途方もない長き年数を経て、慶応高校が悲願の優勝旗を神奈川県にもたらした。日本全国の高校野球チームは3500校近くに及ぶ。中には、一校だけではチームが成立せずに二校・三校合同のチームもある。そうして地方予選を勝ち抜いた49チームが甲子園に集う。まさに小中高で野球に親しんだ者の聖地であり、当面の目標の地である。いつもの通り、最初は白かったはずのユニフォームがグレーから真っ黒に...「107年振りの」

  • 「4年振りのお誘い」

    会社OB会の年間行事の一つである団体一泊旅行が4年振りに開催される案内が来た。他にも秋半ばに開催される懐かしい友との再会を企画した案内など相次いで届いている。どれもみな、コロナ以前はほぼ毎年行われていた楽しみな年間恒例行事であったし、我が辞書には「断る」という字がないくらいに小まめなお付き合いをしてきた。案内状には「4年ぶりの開催、旧交を温めましょう・・・」といった文字が並ぶ。有難いことにまだ覚えていてもらっていたと喜ぶ半面、丸3年のブランクは長かったね~という、どうかすると後ろ向きな思いが結構強くなっている。自分でも驚く感情ではある。出席か欠席か、花占いでもしてみようか。ま、締め切りはしばらく先なので、取り敢えず様子を見ることに。ただ自分でも不思議な感情なのは、こういった案内を頂いた場合特別な事情がない...「4年振りのお誘い」

  • 「追悼の日々」

    土砂災害の傷跡資料広島市で77人の犠牲者が出た「広島土砂災害」から9年が過ぎた。遺族の皆さんが災害発生地を中心に追悼行事を営んだというニュースに触れた。思い起こせば、中学時代の古希同窓会を行って、まだその熱気が幾分か残っているタイミングでの大惨事発生であった。すぐ手の届くところに置いてある同窓会名簿から、該当地区に住んでいる5・6人に電話して安否を確かめたのを今もはっきり覚えている。不幸中の幸いで、電話した相手からは「事務所はつぶれたが自宅は無事だったよ」とか、土石流が少し離れていたから命拾いしたよ、など生々しい声を聞かされたが犠牲になった同級生はいなかったことに、少しの安堵を覚えたのを思い出している。あのときから9年と言う歳月が。何年過ぎようが、身近な大切な命を突然の災害で奪われた心の傷が癒えることはな...「追悼の日々」

  • 「あせ・アセ・汗」

    生い茂る夾竹桃の剪定急斜面の草刈り小学校の夏休みの終わりが近づくころに、私たち地域活動の大きな出番の一つがやってくる。暑い盛りの活動であるが、長年にわたる学校と地域社会の結びつきの中で定着してきた「学校環境整備作業」という、校庭やその周辺の樹木の剪定や草刈りをして、子供たちの学びの環境を整備する事業である。かつては我が子二人がともにお世話になった小学校でもあり、PTAという地域活動の出発点を体験させてもらった場所でもある。子供は世界の宝物、地域の宝物、だから地域を挙げて大切に育てましょうと大声で呼ばわる立場としては、当然の汗を流す作業の一つである。運動場のオアシス、藤棚剪定前スッキリ剪定後日はさんさんと降り注ぐが陰がないのが校庭の特徴でもある。そんな校庭の一角に藤棚がこしらえてあり、長椅子が並べられている...「あせ・アセ・汗」

  • 「故郷の味が」

    また一つ故郷の味が消えるニュースを伝える中国新聞また一つ、ふる里の味・ふる里ブランドが消えることになった。町中から約20分もクルマで走った山間の集落。鉄分を多く含む赤土から採れるダイコンは、地元の人たちの手でたくあんに加工された。試行錯誤を繰り返すうちに、独特の酸味を帯びた「阿品たくあん」の味として、地元だけではなく全国ネットのブランド商品として売り出されるに至った。山林に囲まれ耕作面積の狭い集落で生まれたブランド商品は、地区住民の大きな副収入となって生活を潤した歴史もある。しかし、高齢化社会とはこういった地域社会の仕組みにも大きなダメージを与える。加えて人口流出による地元住民の減少は、地域の持つ宝物さえ輝きを失わせるという罪作りな結果を招く。幸いなことに今回の阿品たくあんは、過去の実績や味わいを知るファ...「故郷の味が」

  • 「おじサロン」

    待っても待っても大地を潤し、地表温度を下げる雨が降ってくれない。送り火を焚く頃になると、そぞろ吹く風にも幾分かの涼しさを感じ始める、と言われてもいるのに全くそんな気配を感じさせない夏。この暑さいったいいつまで続くのだろう。そんな暑さ対策と高校野球の魅力に惹かれて、エアコンとテレビのおこもり生活があまり苦にならなくなった。但しこれも、すぐ目の前に秋が近づいている、高校野球も佳境に入って優勝争いが見え始めた、そんな魅力があるから我慢できる。今日の紙面に「おじサロン」という編集委員コラムが載っていた。「余計なお世話だ、ほっといてくれ。一人で生きて何が悪い・・・」という中高年の男性たちからの予想外の強い反応にびっくりした。という現代社会の現実を目にした感想から始まる記事であった。頷ける部分もあるし、もうちょっと人...「おじサロン」

  • 「精霊流し」

    お盆の締めくくりと言える「送り火」を焚く日。現世にお環りになったご先祖の霊をお浄土へ送り届ける道を照らすともいわれる送り火。近くの自治会が主催する毎年の恒例行事「精霊流し」。地域を上げた送り火の行事でもある。地域活動の広報担当して写真撮影もあり、海辺に置かれた精霊船の点火や灯篭の灯をカメラに納めた。今ひとつ今年の場合は個人的な精霊流し、イヤな思いを燃え上がる炎とともに海に流したいという願いもあった。というのも、どういうわけか鬼の霍乱ならぬ暑さの霍乱にやられたのか、迎え火が焚かれる13日の日曜日は朝から夕方までご供養参りに精を出した。その日の夕方から突然首筋の調子がおかしくなった。その痛みは尋常ではなく、自分の力で頭を支えるのが辛いほどの鈍痛。まるで強烈なむち打ち症に襲われたような痛み。この痛みには実体験が...「精霊流し」

  • 「お盆の入り」

    親・兄弟の霊に手を合わせて今日はお盆の入り、迎え火を焚いてご先祖の霊を迎える日とされている。この地方では迎え火を焚き送り火を焚く習慣がない。その代わりというのもおかしいが、個人的に出来る精一杯の供養をする一日となった。最初は、昨年4月に亡くなった姉の集団法要勤行に参列し焼香をしてきた。その足で近くに住む甥っ子の家に出向き、七回忌を済ませた姉の仏壇にお参りした。お弔いの一日と決めていた今日の締めくくりは、先日きれいに磨き上げたお墓にお花を供えお線香をくゆらせた。暑い陽射しに熱くなった墓石に手を当てると、「よ~来てくれたね~」という母の声が聞こえたような気がした。この年になるまで感じたことのない不思議な感情である。良くも悪くも、この身もやがてそば近くに行くことになる現実を予感させたのであろうか。いつか必ずそば...「お盆の入り」

  • 「他愛ない一日」

    昨日から本格的にセガレ家族が里帰りするという。植木などに巣をかける蜘蛛を悲鳴を上げて怖がる姫孫のために、竹ぼうきを振るって蜘蛛の巣を完全に取り除いて、帰ってくるのを待つ。そこで、取るに足らない川柳がふと頭をよぎる。❝孫嫌う蜘蛛の巣払い帰省待つ❞帰ってきたら一目散に冷蔵庫から冷えたスイカを取り出し「あまい!」と歓声を上げながらぱくつく。一夜明けたら「じいちゃんスイカ割がしたい」という。5kgも6kgもある大玉を使われてはたまったもんじゃない。畑に残しておいた裏なりの発育不全をもぎ取って、形ばかりのスイカ割り。4年生の姉は姉なりに勘を働かせて、ちっちゃなスイカを細い棒で探り当てる。年長さんはスイカが本当に割れてはいけないのでヘッピリ腰。目隠しを取って気持ちよく割らせると、それはそれで大喜び。都会のマンション住...「他愛ない一日」

  • 「山の日」

    8月11日、今日は「山の日」。四面を海に囲まれて、海からの資源に助けられてきた歴史から考えても「海の日」は必要だと、早くから国民の祝日に制定された。ならば、山の恩恵は豊かな海を創り出すことに始まって、資源の恩恵という意味では海に勝るとも劣ってはいない。それゆえに国民の祝日に制定される前から、国内の幾つかの県や自治体で「山の日」は制定されてきた経緯があるという。山高きゆえに尊からずとはこの頃よく耳にするが、高かろうと低かろうと山が山であることに何の間違いもないことから、海の日に少し遅れて山の日が制定されて以来今日で8回目の山の日を迎えたことになる。高い険しい山は信仰の対象になったり、低くても近隣の地形に特色があれば、地方豪族や戦国時代の武将の居城地として重宝された身近な歴史は今もはっきりと残されている。故郷...「山の日」

  • 「暑さ異変か」

    キューリに珍しい真っ白い花がナスの木にはスイカがぶら下がっている心配された台風6号は、予想よりも有難い方向に進路がずれた加減で大きな影響もなく通り過ぎた。線状降水帯などという集中豪雨はごめん蒙りたいが、正直なところ雨は欲しかった。連日の猛暑でカラッカラに渇ききった大地を潤して欲しかった。台風影響の雨に潤いを求めるのもおかしな話だが、目下そこまで渇きに渇いた地表温度を少し下げたい。大雨で難儀をされている地方の人には叱られるが、長い間雨らしい雨に恵まれない渇きっぱなしも災害に近いものがある。小さな家庭菜園では、キューリもナスも熱射病でフ~ラフラ。キューリなどは4本も植えたのに、熱射病に水不足、肥やしのやりすぎなど作りての無責任もあって枯らせてしまった。仕方なしに秋採りキューリを2本植え替えた。そのうちの1本に...「暑さ異変か」

  • 「風物詩」

    8月9日、長崎に原爆が投下された日。長崎平和祈念式典が行われ、午前11時02分に1分間の黙とうを捧げた。元々人間が人間を殺戮するために作られた原子爆弾という兵器。富裕で世界の覇権を争う大国は有り余るほど持っている。そんな核兵器の恐怖に怯える弱小国でさえ、核には核を持って対抗するのが一番とばかりに、各種の弾頭発射実験を繰り返す。そんな中で世界から核兵器を無くす運動を展開する唯一の被爆国ニッポン。聞こえていても聞こえないふりをするのか、すぐにでも核兵器使用のボタンを手許に引き寄せている大国。核兵器の平和利用ならともかく、あの忌まわしい殺りく兵器の話になると、矛盾だらけで訳わからなくなる。声高らかに世界を指導できる人格者の出現が待たれる。が、そうなると世界を制覇したような錯覚に囚われて再び勝手気ままな蛮行をしで...「風物詩」

  • 「早くも立秋!」

    暦は立秋を表示している。しかし、雨らしい雨が全くふらない8月は連日連夜、熱中症警戒アラートと熱帯夜に苦しめられている。とても秋の気配を感じる余裕などありはしないが、季節は確実に進んでいるということだ。暑中見舞いも今日から残暑見舞いに変わるように、気持ちを切り替えたいのだが。そんな季節の必須行事が墓掃除である。クルマで15分も走ったところに先祖代々のお墓がある私たち夫婦は、ある意味幸せと言えるのかもしれない。故郷には家もなく住む人もいなくなって墓所だけが残されている話も少なくない。墓掃除やお盆の墓参りにわざわざホテルをとっての里帰りは気の毒である。故郷の墓を引き上げて、都会に住む自宅近くの霊廟に移動するなどの話もあちらこちらから聞こえる。そんな墓じまいや墓所処分などご先祖への思いや葛藤が渦巻く季節を迎えてい...「早くも立秋!」

  • 「8月6日 倖せを祈る」

    8月6日今日も朝から灼けつくような厳しい陽射し。78年前のあの忌まわしい広島原爆投下の8月6日と同じように。100か国を超える世界の参列者を迎え、核兵器の使用を繰り返さない願いを込めて、広島平和公園原爆慰霊碑の前で、しめやかに鎮魂の祈りが捧げられた。核兵器のない世界の実現と、人類の飽くなき倖せを願う儀式の裏では、侵略戦争に抵抗する国家に対して核兵器使用を是とする為政者が存在する。広島・長崎の痛み、日本国の痛みを知り抜いているはずの人間が、自国の主張を通すためならいつでも核使用の用意があるとうそぶく。そんな蛮行を世界中の誰もが止められない、諫めることさえ出来ない世界の現状をどう捉えたらいのだろう。朝からの自治会公園清掃の中で、8時15分のサイレン吹鳴に合わせ、広島に向かって黙とうを捧げながら、ひたすら世の平...「8月6日倖せを祈る」

  • 「あつい、アツイ!!」

    昨日も今日も西の空をあかねに染めて、優しい夕焼けが広がる。使いたくない言葉だが、殺人的な昼間の猛烈な暑さを一瞬忘れさせ、思わずカメラに収めたくなる光景が、いつもの散歩コースにひろがる。この穏やかな空で迎える夜、そして明日の夜明け、そのころには太陽が牙をむいてガンガンの暑さで襲いかかってくる。線状降水帯発生や台風予報に負けないほどの暑さ対策アラートが連日発せられるという生きづらさ。コロナとはひと味違うお家こもりに迫られる。「不要な外出を控え、家の中でエアコンを使いこなしましょう」という声があちこちから聞こえる。この暑さは中学生のクラブ活動も中止に追い込まれた。孫君の中学野球部も他校を呼んで練習試合の予定が組まれていたが、急遽中止となった。暑かろうと何であろうと孫が野球するなら追っかけジジも張り切って出かける...「あつい、アツイ!!」

  • 「最後の一輪」

    最後の一輪を咲かせた我が家の「墨田の花火」本物の墨田川花火大会、今年は7月29日土曜日にすでに行われている。ホンモノに対抗したわけでもあるまいが、我が家のアジサイ「墨田の花火」は、今シーズン最後となり一輪を見事に花開かせている。本来ならアジサイは6月の1ヵ月間が最盛期で、遅咲きが精一杯頑張っても7月の半ばにはシーズンを終えるはずである。それなのにそれなのに、何故だろう。まるでシーズン真っ最中のような見事な咲きっぷりである。しかも、日本はもとより世界中がヘトヘトになるほどの猛暑・酷暑の中でも、頑丈な茎や葉っぱは青々として今を盛りと思わせる。ある種の狂い咲きなのかもしれないが、わたしたち育ての親にとっては有難いことである。自然の偉大なちから、偉大なエネルギーは今さら評価するまでもないが、あのちっちゃな草花から...「最後の一輪」

  • 「ハーモニカ」

    宮島管弦祭ネット拝借遠い昔の私のアルバムから今と違って、地震・カミナリ・火事という世の中の最も恐いものの筆頭に数えられていたオヤジさん。実際に怖かったし、あまり会話を交わすこともなかったように思う。そんなオヤジさんが何を思ったか「宮島の管弦祭に連れてってやろう」と誘ってくれた。私にとっては前代未聞の珍事である。あれは小学6年生の夏休みであった。ごった返す人混みの中、はぐれないよう父の手をしっかり握って歩いた。これもとっても嬉しい出来事だった。表参道の居並ぶみやげ物店の一角に、金ピカに輝く管楽器を並べた楽器店があった。ガラスの陳列棚には喉から手が出るほど欲しかったハーモニカが鎮座している。「この際ダメで元々、甘えてみよう」。我ながら大胆な一大決心をして「あれが欲しいんよ」と言ってみた。陳列の中でも最も高価な...「ハーモニカ」

  • 「3年目の遭遇」

    3年振りの再会に天然アユ1尾ふるさとの川へ、中2の孫君を伴って3年ぶりのハヤ釣りに出かけた。今日は水曜日で中学校のクラブ活動はお休み。自分ちに家族誰もいないことから「じいちゃん、どこか行こう」「海か山か川かグルメか」「ウ~ン、オレ川がいい」ということで「ヨシッ、久しぶりにハヤ釣りに行くか」。彼のお好みのペットボトル3本を凍らせ、クーラーボックスに好きな食材を詰めて猛暑の中をお出かけ。市街地から約40kmの山間。陽射しこそどこも同じで強くて暑いが、川辺に降りると空気は一変。日傘で陰を作れば出かかった汗がスーっと引っ込む。ゆるやかな流れに釣り糸を投げ入れると間もなく「釣れたよ~」の声変わり直前の少し渇いた声が飛んでくる。2尾3尾と釣り上げるうちにどこからともなく見覚えのあるプロの釣り姿のおじさんが、薄笑いを浮...「3年目の遭遇」

  • 「葉月ついたち」

    暑い暑い今年の夏。❝云うまいと思えど今日の暑さかな❞。そんなギンギラ太陽に照り付けられても、しっかり上を向いて花開くハスの花。今やブランドの仲間入りをした「いわくにレンコン」の産地ここ岩国市では、お盆を前にしたハスの花の出荷に大わらわという。それらの多くは花開く前の大きなつぼみに商品価値があるということで、あちこちの田んぼから集められた大量のつぼみが、出荷の大型トラックに積み込まれている。色とりどりとは行かない純粋な白一色。盛り上がるような黒っぽい緑の中で輝く白さが目に沁みるようだ。見渡す限り一面の深緑、無数に点在する白い花。我が住む地域夏の風物詩でもあるこれでもか!とばかりに照り付ける太陽を、大きな葉っぱをいっぱいに広げて受け止める。その根っこには地中深く幅広く張り巡らした根茎が、秋から冬にかけての野菜...「葉月ついたち」

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