大型連休の前半が往って取り敢えず小休止。間もなく後半の4連休が控えている。早い話が今年も3分の1の4月が終わったということ。何かと動きの多かった4月がつごもりを迎えたことで、また一つ時の流れの速さを思い知らされている。桜に続いて、ツツジや牡丹、藤の花などが艶やかに咲き乱れる季節。里山のふもとというか、里山を削って人間様の住むべく住宅地を造成した地方都市の多くはいま、様々な害獣に脅され、人間さまがビクビクする生活を強いられている。児童・生徒を預かる学校現場は、戦々恐々としてこの時季を迎えている。そういえば、熊の目撃情報という一連の騒動で、いま中三で野球を頑張っている孫君が小学4年生のときの面白い話を思い出した。『聞かぬが花』山笑う青葉若葉の素敵な季節に、防災スピーカーから「熊の親子発見要注意!」の予期せぬ警...「卯月つごもり」