如何なる強固で説得が難しい権力者でも怯むことなく当たっていくべし:本稿の趣旨は「石破首相の国難に当たっていく奮起を期待しよう」、いや「促したい」にある。トランプ大統領が強行突破一本槍で推し進めてきたreciprocaltariffs作戦の「交渉を許す」とした期限が日本時間で2日後に迫ってきた。どう見ても成果は捗々しくないようだ。トランプ大統領が35から50%と指定する書簡を送ると言いだして日本が不満だと言う様を「焦り」と報じたメディアもあった。私は危険信号でしかないと見る。我らが赤沢大臣の7回にも及んだ「誠意ある姿勢を見せた」のであろう日本式の交渉の手法も、トランプ大統領の意向の代弁者に過ぎないと私は見ているベセント財務長官には響かなかった模様で、トランプ大統領を苛立たせるだけに終わってしまったとしか見え...トランプ大統領に真正面から当たって説得しよう