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2014/10/06

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  • 柿喰う客『八百長デスマッチ』

    2023/10/27言動が完全にシンクロしている小学生男子二人が、ケンカに恋に張り合う話。二人の声が完全に一致して聞こえてくる。説明するだけなら簡単だが、その完全一致を実行できる演者がすごい。すごすぎて怖い。信頼関係あってこそとは言え、地獄のようなことを求めてくる脚本だった。小学生の幼い友情とか、二人で一つになったものの欠落感とか、いろいろポイントになりそうなところはあったけど、なかなか別のことに意識が向かない。まさかずっとこのまま30分やるのかと心配していると、即興(のように見える)の掛け合いが始まって安心する。タイトル的に、こういう何が起きるのかわからない即興風のパートがメインになるんだろうけど、それまでのシンクロ部分の緊張感が強すぎて、見ていると逆に息抜き感覚になる不思議な作品だった。※柿喰う客チャ...柿喰う客『八百長デスマッチ』

  • 北大総合博物館 北大ヒグマ研究グループ「金曜ナイトミュージアム あなたの知らないヒグマのヒミツ」

    2023/10/20北大ヒグマ研究会による、フィールドワークをもとにしたヒグマの紹介。登別のクマ牧場に行ったばかりだったので、知識をより深めるべく参加。基本参加無料で、併設するカフェでワンドリンク注文が条件。ハスカップジュースを飲みながら聴講。北大ヒグマ研究会は50年もの歴史があり、学部生だけでも20人くらいいるとのこと。会場にも青い会員シャツを着たメンバーがたくさんいる。見るからに一大勢力。ヒグマの秘密をいくつか聞いて、質問コーナー。最近、ヒグマが札幌の街中に降りてきているのは、なんとなく開発による環境悪化が原因だと思っていたけど、もっと単純に個体数の増加が大きいではないかという話。この手の発表会には珍しく質問コーナーに入ってから面白かった。フィールドワークの際に、クマ研に伝わる掛け声でクマに出会わない...北大総合博物館北大ヒグマ研究グループ「金曜ナイトミュージアムあなたの知らないヒグマのヒミツ」

  • リチャード・バック『かもめのジョナサン』

    かもめのジョナサンリチャード・バック新潮社2023/10/14カモメのジョナサンが飛行速度を追求していくうちに、時空を超越した存在になる話。名作古典という先入観もあり、ツバメ=愛人みたいなニュアンスで、ジョナサンのことを人間だと思っていた。速さを追求する彼は、群れを追放されてからも、どんどん成長していく。やがてチャンという師匠に出会って、最終的には瞬間移動まで身に着ける。なんだこれ。師匠の名前からして(欧米人が想像する)東洋思想のようなものの影響が入っているような気がする。やがて彼は弟子をとるようになり、ただのスピード狂から師匠的な役割を担うようになる。『トップガンマーベリック』みたいな話だった。そして、かつてチャン師匠がそうしたように、彼は光とともに消滅していく。正直、変な話だと思った。巻末に訳者の五木...リチャード・バック『かもめのジョナサン』

  • 「登別旅行(クマ牧場以外)」

    2023/10/14・クマ牧場に行った後は、天然足湯、大湯沼、石水亭、地獄谷、登別マリンパーク二クスと贅沢で盛り沢山な旅行だった。・盛り沢山すぎて頭のキャパをオーバーしたのか、旅行中ずっと偏頭痛に苦しむ。・とにかく外国人観光客が多い。・登別駅から登別温泉に向かうバスの中はぎゅうぎゅう。みんなスーツケースを持っているのでなおさら。・ただ、おかげで地方の観光地特有のひなびた感じはあまりなく、活気を感じた。・コロナ自粛期は大変だったんだろうな。・石水亭は、自分にとってかなり贅沢な有名ホテル。・部屋は年期を感じたが、夕食も朝食も気合が入ったビュッフェスタイルで、がっつりいただいた。・頭痛で注意散漫だったこともあるが、洗面所のドアが完全に壁になじんでいて、翌朝まで気付かなかった。・地獄谷の遊歩道は体調不良のピークだ...「登別旅行(クマ牧場以外)」

  • 「のぼりべつクマ牧場」

    2023/10/14・最近、クマのニュースをよく目にするし、北海道道民として、もう少しクマのことが知りたくなったので、のぼりべつクマ牧場に行く。・かなり前に行ったことはあるはずだが、まったく内容を覚えていない。・入場はロープウェイを使う。というより、ロープウェイしかない。入園中に機材トラブルなどで降りられなくなったらどうなるんだろうといらぬ心配をしてしまう。・到着すると、柵の内側でコグマたちが遊んでいる。あどけない風に遊んでいるが、体重もありそうだし、爪もしっかりしているのでまともにやりあったら負ける。・クッタラ湖が見える展望台。エスカレーターで上がっていくと、左手はるか下方に湖が見えてくる。高いところが苦手なので、たかがエレベーターでゾクゾクしてしまう。・あまりにも丸い湖の右側半分と、登別港ごしに水平線...「のぼりべつクマ牧場」

  • 第73回北海道高等学校文化連盟石狩支部 高校演劇発表大会 札幌大谷高校『食卓全景』

    2023/10/4並んでトイレ昼食をとることが習慣の女子三人(実は異母姉妹)が、知り合って、仲良くなって、それぞれ自立していく話、だと思う。テレビドラマ『パパはニュースキャスター』を思い出した四十代は、自分だけではないはず。最初は偶然が過ぎるのとトイレ食事が共感できなかったので入り込みにくかったけど、三人が仲良くなって、漫談を始めるあたりから、尻上がりに面白くなっていく。お互いに依存したり、暴走したり、仲良しだからこそ気になる価値観の違いに悩みながら、長い時間をかけていろいろな経験を重ねていく。結構いろいろなことが起きている作品ではあるけど、一つの劇的なきっかけよりも、日々の積み重ねのなかでいつの間にか成長しているという話なんだと思う。個人的にはそういう成長の仕方のほうが現実に即していると感じる。そんな日...第73回北海道高等学校文化連盟石狩支部高校演劇発表大会札幌大谷高校『食卓全景』

  • 第73回北海道高等学校文化連盟石狩支部 高校演劇発表大会 北星学園女子高校演劇部『あたしたちがいくつになっても』

    2023/10/4吹奏楽部で挫折中の女性生徒が周囲の人たちや後輩の励ましで元気を取り戻す話。女子寮の食堂兼談話室みたいなところ。まず装置がすごい。パネルをしっかり並べて、窓にはガラス(的なもの)がはめられており、屋外も効果的に使っていた。キッチンは直接見えないが、配膳口から中の様子がわかる構造。この前、上演した自分の脚本の装置に少し似ている。階段は絶対必要という感じではなかったが、それでも作る謎のこだわりぶりが素敵。お笑いに対するキモの据わり方が出色と言っていいと思う。特に文科系の部員は全身タイツを来ているという謎ルールがとてもバカバカしくて好き。自意識を飼いならすのが難しいはずの高校生なのに、振り切っておどけている。強い。時事ネタも効果的に入れている。除草剤の話も笑った。テニスのサーブがとてもきれいなフ...第73回北海道高等学校文化連盟石狩支部高校演劇発表大会北星学園女子高校演劇部『あたしたちがいくつになっても』

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